JPH051382U - 絵 馬 - Google Patents

絵 馬

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JPH051382U
JPH051382U JP4988091U JP4988091U JPH051382U JP H051382 U JPH051382 U JP H051382U JP 4988091 U JP4988091 U JP 4988091U JP 4988091 U JP4988091 U JP 4988091U JP H051382 U JPH051382 U JP H051382U
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JP
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JP4988091U
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Inventor
嘉春 岡沢
Original Assignee
嘉春 岡沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寺、神社に奉納するだけでなく、装飾性に優
れ、お守りとしても十分に使用し得るようにした鎌倉彫
の絵馬を提供すること。 【構成】 略家屋投影形をした五角形をした平板1から
なり、その中央部に浮き彫りにより形成された絵表示部
2を設け、この絵表示部2の表面をうるしのような天然
のワニス等を塗布して、見栄えがよくなるように形成さ
れている。絵表示部2は、木製の平板の中央部に、浮き
彫りにより十二支を描き、うるし等で表面処理した、即
ち、鎌倉彫によって形成されたものであってもよい。そ
して、絵表示部2は、別体に作成されて、平板1の中央
部に設けられた凹部3に、嵌合されて固着するようにし
てもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、絵馬に関し、特に、その中央部に鎌倉彫等により十二支を表した絵 馬に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、神社、寺で奉納に用いられる絵馬には、馬を描く代わりに、それ以外の 十二支を描いたものや、奉納者個人が直接絵または文面を書き込んだものがあっ た。
【0003】 また、その用途として、最近では寺社で求めた絵馬を持ち帰り、おまもりとし て自室に飾るだけでなく、積極的に装飾として用いられることも多くなった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、単に寺社に奉納するだけであれば、従来のままの絵馬でも良かったが 絵を描くだけでは、その寺、神社の特徴を出す絵馬としては、不十分であった。 そして、若者を引き付けるものとして、あるいはお守りとして、存在感を与える には十分でなかった。
【0005】 本考案は、従来の上記の点に鑑みてなされたものであり、装飾性に優れ、お守 りとしても十分に使用し得るようにした絵馬を提供することを目的とするもので ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の絵馬は、略家屋投影形の五角形の平板か らなり、その中央部に浮き彫りされた絵表示部を形成し、この絵表示部がその表 面を見栄えよくするように処理されていることを特徴とするものである。
【0007】 この絵馬においては、絵表示部が十二支をそれぞれ単独に浮き彫りによって表 したものであってもよい。
【0008】 この絵馬においては、平板が木製であり、絵表示部に天然ワニスを塗布したも のであってもよい。
【0009】 この絵馬においては、平板の中央部に所定の面および深さを有する凹部を設け 、この凹部に別体に形成された絵表示部を固着したものであってもよい。
【0010】
【作用】
上記のような絵馬においては、平板の中央部を浮き彫りによって絵表示部とし て、その絵表示部の表面が彩色、光沢をもたせるように処理されているので、見 栄えがよく、室内の装飾にも適するような絵馬が得られる。
【0011】 そして、その絵表示部は、十二支のそれぞれを単独に鎌倉彫により形成すれば 、趣のある絵馬が得られ、お守りとして最適なものとなるだけでなく、装飾にも 適したものとなる。 また、絵表示部は、別体のものとし、十二支だけでなく、他の動植物を描いて 、鎌倉彫等によって形成すれば、平板に設けた凹部に固着するだけで、容易に得 ることができる。
【0012】
【実施例】
実施例について図面を参照して以下のごとく説明する。 本考案の一実施例である絵馬を、図1−図12および図13に示すものについ て説明すると、図1から図12は平面図であって、鎌倉彫等の浮き彫りに適した 種類の木製からなる平板1において、その中央部に浮き彫りによって形成された 絵表示部2を有している。
【0013】 この絵表示部2は、図1から図12までに示すように十二支をデザインして浮 き彫りがなされており、それぞれ、鼠、牛、虎、兎、龍、巳、馬、未、猿、酉、 戌、猪をデザインしたものである。その浮き彫りされた中央部は、素地に黒漆を 塗って、さらにその上に赤漆を塗ることによって、表面処理されており、即ち、 平板1上に鎌倉彫が施されている。
【0014】 以上のような構成によって、絵馬は、絵表示部2が浮き彫りにされて、その表 面に各種うるしのような天然ワニスを塗って光沢を持たせているので、見栄えが よくなるだけでなく、品質感を高めることができる。
【0015】 その際、絵表示部2に表される十二支は、製作者等の特有なデザインでもって 浮き彫りにより形成されてもよい。
【0016】 このようにして得られた絵馬は、絵表示部2が鎌倉彫りによって表されている ので、見栄えだけでなく、品質感も高め、お守りとして用いることもでき、室内 の装飾にも利用できる。
【0017】 上記構成の絵馬は、木製の平板1に直接浮き彫りによって絵表示部2を形成す るようにしたが、図13に示すように、絵表示部2だけを別体として鎌倉彫によ って製作し、平板1に所定の深さで、絵表示部2に対応した面積を有した凹部3 を形成して、この凹部3に製作されている絵表示部2を固着するようにしてもよ い。
【0018】 なお、上記絵馬においては、絵表示部2を鎌倉彫で形成するために平板1を木 製のものとしたが、木製に似せた合成樹脂製のものであってもよく、その絵表示 部は、平板と一体成形によって形成し、その後で着色するようにしてもよい。ま た、平板の成形時に、別体として製作されている絵表示部を取り付けるための凹 部を設けておいて、鎌倉彫の絵表示部または平板と同質の材料からなる絵表示部 をその凹部に固着するようにしてもよい。
【0019】 また、上記の絵馬については、その年の干支に合わせた十二支を表すようにし たが、装飾を主目的とするものにおいては、その絵馬を販売する寺、神社に特有 のものを表した絵表示部としてもよいし、丸型だけでなく他の四角形にしてもよ い。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、上記構成の絵馬は、以下のよう な効果を奏する。 (1) 略家屋投影形の五角形の平板からなり、その中央部に浮き彫りにされた絵表 示部を形成し、この絵表示部がその表面を見栄えよくするように処理されている ので平板に描かれた通常の絵馬と異なり、高品質の絵表示部が得られ、趣のある ものとすることができる。 (2) この絵表示部は、浮き彫りによって形成され、さらに、表面処理をして見栄 えがよいので、寺、神社のお守りとするには、その存在感を与えるのに十分な外 観とすることができる。 (3) また、外観がよく、装飾性に優れているので、室内等の装飾に用いることが できる。 (4) さらに装飾のためには、絵表示部が浮き彫りされて、そのデザインを自由に 選択することができ、興味を持たせるようなバラエティに富んだ絵馬にすること ができる。 (5) 以上のような利点を得るように、その実施態様として、絵表示部のみを別体 として作成し、作成された絵表示部を平板に設けた凹部にはめ込んで固着するこ とができ、その製作も容易に行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である、十二支の鼠が表された
絵馬を示す平面図。
【図2】同じく、十二支の牛を表した絵馬を示す平面
図。
【図3】同じく、十二支の虎を表した絵馬を示す平面
図。
【図4】同じく、十二支の兎を表した絵馬を示す平面
図。
【図5】同じく、十二支の辰を表した絵馬を示す平面
図。
【図6】同じく、十二支の巳を表した絵馬を示す平面
図。
【図7】同じく、十二支の馬を表した絵馬を示す平面
図。
【図8】同じく、十二支の未を表した絵馬を示す平面
図。
【図9】同じく、十二支の猿を表した絵馬を示す平面
図。
【図10】同じく、十二支の酉を表した絵馬を示す平面
図。
【図11】同じく、十二支の戌を表した絵馬を示す平面
図。
【図12】同じく、十二支の猪を表した絵馬を示す平面
図。
【図13】図9のXIII−XIII線に沿った矢印方
向の断面図。
【符号の説明】
1 平板 2 絵表示部 3 凹部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略家屋投影形の五角形の平板からなり、
    その中央部に浮き彫りされた絵表示部を形成し、該絵表
    示部がその表面を見栄えよくするように処理されている
    ことを特徴とする絵馬。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の絵馬において、前記絵
    表示部が十二支を単独に浮き彫りにより表したものであ
    ることを特徴とする絵馬。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の絵馬において、前記平
    板が木製であり、前記絵表示部に天然ワニスを塗布した
    ことを特徴とする絵馬。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の絵馬において、前記平
    板の中央部に所定の面および深さを有する凹部を設け、
    該凹部に別体に形成された絵表示部を固着したことを特
    徴とする絵馬。
JP4988091U 1991-06-28 1991-06-28 絵 馬 Pending JPH051382U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4988091U JPH051382U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 絵 馬

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JP4988091U JPH051382U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 絵 馬

Publications (1)

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JPH051382U true JPH051382U (ja) 1993-01-14

Family

ID=12843361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4988091U Pending JPH051382U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 絵 馬

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JP (1) JPH051382U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044960U (ja) * 1973-08-24 1975-05-07
JPS631483B2 (ja) * 1982-07-23 1988-01-13 Ebara Mfg

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044960U (ja) * 1973-08-24 1975-05-07
JPS631483B2 (ja) * 1982-07-23 1988-01-13 Ebara Mfg

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