JPH05138210A - マンドレルミル - Google Patents

マンドレルミル

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Publication number
JPH05138210A
JPH05138210A JP30779291A JP30779291A JPH05138210A JP H05138210 A JPH05138210 A JP H05138210A JP 30779291 A JP30779291 A JP 30779291A JP 30779291 A JP30779291 A JP 30779291A JP H05138210 A JPH05138210 A JP H05138210A
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JP
Japan
Prior art keywords
rolling
roll
horizontal
mandrel mill
rolling rolls
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30779291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Tsuda
耕三 津田
Minoru Morisono
稔 森園
Hain Manfuretsudo
ハイン マンフレツド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05138210A publication Critical patent/JPH05138210A/ja
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  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結して設置される圧延ロールの設置空間を
短縮する。 【構成】 前フレーム22と後フレーム23との間に挾
まれると共に補強柱26,27間に挾まれて、水平圧延
ロール11a、垂直圧延ロール12及び水平圧延ロール
11bが、連続して設置されている。これらロール11
a,11b,12は、ユニバーサルジョイント、接手、
ギヤボックス等から構成される駆動装置19a,19b
などにより駆動回転される。以上のような構成のマンド
レルミルにより、図上、上下方向に送られるパイプが成
形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプの流れ方向にお
ける多段の圧延ロールの設置空間を短縮し得るマンドレ
ルミルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パイプ等の管状材を製造する
マンドレルミルには種々の構造のものが知られている。
図5から図9にこのような従来技術の具体的構造例を示
し、これらの図に基づき従来技術を説明する。
【0003】図5から図7は、圧延ロール軸が水平方向
に伸びる位置関係にある一対の水平圧延ロール11を支
持するロールスタンド13と、圧延ロール軸が垂直方向
に伸びる位置関係にある一対の垂直圧延ロール12を支
持するロールスタンド14とが、交互に4台一列に配設
されている従来例を示す。各ロールスタンド13には、
水平圧延ロール11と水平圧延ロールチョック15とを
それぞれ図5上、上下方向である垂直方向に移動させて
パイプ1に押圧を加える電動あるいは油圧式の圧下装置
17、及び水平圧延ロール11を駆動する図示しない駆
動装置が設けられている。また、各ロールスタンド14
には、垂直圧延ロール12と垂直圧延ロールチョック1
6とをそれぞれ図5上、紙下に直交する方向である水平
方向に移動させてパイプ1に押圧を加える電動あるいは
油圧式の圧下装置18、及び垂直圧延ロール12を駆動
する駆動装置20が設けられている。
【0004】そして、このような配列のロールスタンド
13,14でのパイプ1の流れ方向における設置間隔は
図5に示すものが最短とされている。
【0005】一方、図8及び図9に示す実開昭62−1
51003号公報記載のマンドレルミルのように、一対
の圧延ロール6を支持するロールスタンド2a〜2g
(複数組)を一体構造の単一ハウジング3に組込んだも
のも知られている。この構造の場合、ロールスタンド2
a〜2gは垂直線に対して交互に45°の角度で左及び
右に傾斜している。尚、図中1はパイプ、5は駆動装置
に連結されたスピンドル、7は穴、8は圧下装置、9は
マンドレルバーを示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5から図9に示すそ
れぞれの従来技術では、以下のような課題を生じること
になる。
【0007】すなわち、一対の圧延ロールを支持する複
数組のロールスタンド間には、補強を兼ねた少くとも、
ロールスタンドの一つの側壁が存在しているのでロール
スタンドの中心間距離が長くなり、多段の圧延ロールに
より構成されるマンドレルミルでは、側壁によって中心
間距離の長くなった分の総和が、無視出来ない。この距
離が長くなった結果として、圧延の始めと終りが中間部
の圧延に比較して非定常部となり、圧延されたパイプの
肉厚不良を引きおこすことになる。
【0008】従って、成形されるパイプの歩留向上を図
るためには、圧延ロールの配列ピッチを最短にして、非
定常部の長さを最小にする必要が生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるマンドレル
ミルは、マンドレルバーが内周側に挿入されたパイプの
外周側を隣合った圧延ロールの軸方向が相互に異なる複
数の該圧延ロールでそれぞれ圧下して該パイプの成形を
するマンドレルミルにおいて、外枠を形成するフレーム
間に前記複数の圧延ロールが連続して配置されて支持さ
れるロールスタンドを有することを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】マンドレルミルの複数の圧延ロールがそれぞれ
マンドレルバーとの間で連続して圧下を行い、パイプの
成形をする。また、これら圧延ロールをロールスタンド
のフレーム間において支持している為、従来各圧延ロー
ルごとに設けられていたロールスタンドの側壁がなく、
連続して圧延ロールが位置する。従って、圧延ロールの
中心間距離が短縮される。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例に係わるマンドレルミルの
ロールスタンドを図1から図4に示し、これらの図に基
づき本実施例を説明する。尚、従来の技術で説明した部
材と同一の部材には同一符号を付すこととする。
【0012】ここで、図1は本実施例に係わるマンドレ
ルミルのロールスタンドの側面図、図2は同じくロール
スタンドの平面図、図3は図1のZ−Z矢視断面図、図
4は図3のX−X矢視断面であってロールスタンドの圧
延ロール引出し側に位置する補強柱の断面を表す図であ
る。
【0013】図2、図3で示すようなそれぞれ一対の前
フレーム22及び後フレーム23、図1で示すようなこ
の前後フレーム22,23を連結してつなぐトップビー
ムである横梁24、ボトムビームである台盤25、横梁
24と台盤25との間を前後方向の中央部分で連結する
補強柱26,27等で、ロールスタンド21の外枠が一
体的に形成されている。
【0014】一方、このロールスタンド21の外枠内に
は、図2の矢印Aで示すパイプ1の進行方向に沿って順
次隣接して、一対の水平圧延ロール11a、一対の垂直
圧延ロール12、及び一対の水平圧延ロール11bが設
置されている。また、水平圧延ロール11a,11b
は、水平圧延ロールチョック15a,15bを介して外
枠に支持されており、図3上、外枠の上下に位置する圧
下装置17a,17bで水平圧延ロール11a,11b
を押圧すると共に、図2上に示す駆動装置19a,19
bで水平圧延ロール11a,11bを駆動回転する。
【0015】さらに、垂直圧延ロール12は、垂直圧延
ロールチョック16a,16bを介して外枠に支持され
ており、図2に示される圧下装置18a,18bで垂直
圧延ロール12を押圧すると共に、図1上に示す駆動装
置20で垂直圧延ロール12を駆動回転する。
【0016】従って、前述の外枠、圧延ロール11a,
11b,12、圧延ロールチョック15a,15b,1
6a,16b、圧下装置17a,17b,18a,18
b、及び駆動装置19a,19b,20等でロールスタ
ンド21が構成されることになる。
【0017】すなわち、補強柱26,27には、垂直圧
延ロール12の圧下装置18のねじブロック18sが嵌
入されており、図4に示すように、補強柱26より突出
した上部段付面26aは、横梁24の段付部24uの上
面に乗っている。また、補強柱26の下部台形溝26l
には、台盤25に設けられた楔33が挿入され下方に引
き下げられるので横梁24と台盤25に強固に固定され
ることになる。よって、圧延ロール11a,11b,1
2をセットで取出す時は、楔33を台形溝26lより抜
き取ったのち補強柱26を上方に引上げて、矢印Aで示
すパイプの走行方向と直交方向に取出すことになる。さ
らに、補強柱27は、図1に示すように、横梁24と台
盤25に図示しないボルトにて固定される。
【0018】一方、図3で示す上下の水平圧延ロールの
圧下装置17a,17bは、それぞれ横梁24及び台盤
25に取付けられており、水平圧延ロールチョック15
a,15bを垂直方向に移動させ、内周側にマンドレル
バー9が挿入されるパイプ1を外周側から押圧する。ま
た、図1及び図2に示す左右の垂直圧延ロール12に対
応する圧下装置18a,18bは、台盤25に取付けら
れており、垂直圧延ロールチョック16a,16bを水
平方向に移動させ、パイプ1を外周側から押圧する。
【0019】他方、図2に示される水平圧延ロール11
a,11bの駆動装置19a,19bは、駆動モータ2
8h、ユニバーサルジョイント31h、及び接手32h
等より構成され、図1に示される垂直圧延ロール12の
駆動装置20は、駆動モータ28v、ユニバーサルジョ
イント29、ギヤボックス30、ユニバーサルジョイン
ト31vおよび接手32v等より構成されている。ま
た、接手32h,32vは、それぞれ水平圧延ロール1
1a,11b及び垂直圧延ロール12の四角断面の軸端
部に嵌入されていて、軸端部に対して回転方向には係合
し、軸方向には摺動し得るようになっている。従って、
圧延ロール11a,11b,12をセットで、パイプ1
の走行方向とは直交方向に取出す時は、ギヤボックス3
0を図1上の一点鎖線で示す位置に吊上げ、接手32v
を垂直圧延ロール12の軸端部より取外すことができ
る。
【0020】上述のようにロールスタンド21には、水
平成形ロール11a,11bと垂直圧延ロール12とが
互に隣接して組込まれ、それぞれのロール11a,11
b,12に対応してロールチョック15a,15b,1
6a,16b、圧下装置17a,17b,18a,18
b及び駆動装置19a,19b,20が設置されている
ので、パイプ1の進行方向のロールスタンド21の長さ
を一段と短かくすることができる。更に、補強柱26,
27によりロールスタンド21は、ロールスタンド21
を構成するフレーム22,23、横梁24、台盤25が
一体化されて、十分な剛性等の強度を有することにな
る。
【0021】また、補強柱26を上方に引き上げること
により、圧延ロール11a,11b,12を図1上、左
右方向である水平方向に移動して、ロールスタンド21
から出し入れ出来るので、ロール交換の自動化が容易に
実現可能となる。すなわち、従来技術では、垂直圧延ロ
ールを上方に取出していたので過大な労力を要していた
が、本実施例では垂直圧延ロール12も水平方向に引き
出せることとなり、労力が省けることとなった。
【0022】尚、本実施例において、3対の圧延ロール
11a,11b,12をロールスタンド21内に組込ん
だが、ロールスタンドに組込まれる圧延ロールの数はこ
れに限定されるものではない。
【0023】
【発明の効果】本発明のマンドレルミルによれば、軸方
向の相互に異なる水平圧延ロールと垂直圧延ロールとを
交互に複数組ロールスタンドに組込んだので、パイプの
進行方向におけるロールスタンドの長さが短くなり、多
段の圧延ロールを必要とするマンドレルミルの全長を短
くすることが可能となる。また、これら複数組の圧延ロ
ールを支えるロールスタンドは、前後フレーム、横梁、
台盤及び補強柱にて一体化されている為、十分な剛性等
の強度を有することになる。
【0024】さらに、本発明のマンドレルミルによれば
以下のような効果が派生する。 (1)非定常部の圧延長さが最短となり、製品となるパ
イプの歩留りが向上する。 (2)マンドレルミル全長が短くなって小型化された
為、マンドレルミルの据付面積が小さくなり、小さな据
付スペースでよいこととなる。これに伴って、設備の据
付工期の短縮化及び設備の軽量化が図られることによ
り、基礎工事費用の低減をも図ることが出来る。 (3)マンドレルの全長が短縮されたことから、圧延の
芯棒となるマンドレルバーの長さを短縮でき、マンドレ
ルバーの長さの短縮による消耗品コストの低減が可能と
なる。 (4)一方、マンドレルバーの全長を短縮しないとする
と、マンドレルミルの全長が短縮された事により、マン
ドレルバーの長さに余裕が生れるので、余裕長を有効に
活用してマンドレルバーの拘束走行速度を通常より若干
速めることが出来る。これにより、マンドレルバーの摩
耗進行を遅らせる効果及びパイプの内面側の傷が少なく
なる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるマンドレルミルのロ
ールスタンドの側面図である。
【図2】本発明の一実施例に係わるマンドレルミルのロ
ールスタンドの側面図である。
【図3】図1のZ−Z矢視断面図である。
【図4】図3のX−X矢視断面であってロールスタンド
の圧延ロール引出し側に位置する補強柱の断面を表す図
である。
【図5】従来技術に係わるマンドレルミルのロールスタ
ンドの正面図である。
【図6】図5のP−P矢視断面であって垂直ロールスタ
ンドの平面を表す図である。
【図7】図5のQ−Q矢視断面であって水平ロールスタ
ンドの側面を表す図である。
【図8】別の従来技術に係わるマンドレルミルであって
ロールスタンドを一体構造の単一ハウジングに組込んだ
ものの斜視図である。
【図9】図8のマンドレルミルの横断面図である。
【符号の説明】
1 パイプ 9 マンドレル 11a,11b 水平圧延ロール 12 垂直圧延ロール 21 ロールスタンド 22,23 フレーム 24 横梁 25 台盤 26,27 補強柱
フロントページの続き (72)発明者 マンフレツド ハイン ドイツ連邦共和国 D−4050 モンケング ラツドバツハ1 オーレルキールウエツグ 66 マンネスマン デマグ−ヒユテンテク ニツク ゲゼルシヤフトシユグルツペ メ イヤー ロールテクニツク内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンドレルバーが内周側に挿入されたパ
    イプの外周側を隣合った圧延ロールの軸方向が相互に異
    なる複数の該圧延ロールでそれぞれ圧下して該パイプの
    成形をするマンドレルミルにおいて、外枠を形成するフ
    レーム間に前記複数の圧延ロールが連続して配置されて
    支持されるロールスタンドを有することを特徴とするマ
    ンドレルミル。
JP30779291A 1991-11-22 1991-11-22 マンドレルミル Withdrawn JPH05138210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30779291A JPH05138210A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 マンドレルミル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30779291A JPH05138210A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 マンドレルミル

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Publication Number Publication Date
JPH05138210A true JPH05138210A (ja) 1993-06-01

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ID=17973302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30779291A Withdrawn JPH05138210A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 マンドレルミル

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JP (1) JPH05138210A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5771733A (en) * 1995-12-22 1998-06-30 Daniele & C. Officine Meccaniche S.P.A. Compact rolling block
CN108367322A (zh) * 2015-10-23 2018-08-03 丹尼尔和科菲森梅克尼齐有限公司 用于杆状主体的包括三个机动辊机架的多机架轧机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5771733A (en) * 1995-12-22 1998-06-30 Daniele & C. Officine Meccaniche S.P.A. Compact rolling block
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EP3365119B1 (en) 2015-10-23 2020-01-01 Danieli & C. Officine Meccaniche S.p.A. Multi-stand rolling mill for rod-shaped bodies comprising three motorized-rollers stands

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204