JPH05137890A - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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Publication number
JPH05137890A
JPH05137890A JP3309151A JP30915191A JPH05137890A JP H05137890 A JPH05137890 A JP H05137890A JP 3309151 A JP3309151 A JP 3309151A JP 30915191 A JP30915191 A JP 30915191A JP H05137890 A JPH05137890 A JP H05137890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
washing
shaft
water
water passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP3309151A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Matsumoto
充洋 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3309151A priority Critical patent/JPH05137890A/ja
Publication of JPH05137890A publication Critical patent/JPH05137890A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯兼脱水槽と水槽との間に通水室を設けた
脱水兼用洗濯機において、通水室の形成空間を出来るだ
け小さくし、かつ脱水軸周辺に用いる部品の加工を容易
に、安価にし、組立を簡単にすることを目的とする。 【構成】 脱水軸18の先端に鍔18aを設け、該鍔1
8aに複数個の通水口31と脱水軸の貫通穴を有した断
面U形状のシールケース32を装着し、該シールケース
32の外周にシールパッキン22を介して通水室34を
形成する通水室カバー33を密着させ、該通水室カバー
33を洗濯兼脱水槽4の外枠を形成している水槽2の底
部に結合し、前記洗濯兼脱水槽4底部に、中央に脱水軸
18を貫通する穴と、該穴の外周に前記シールケース3
2の通水口31と対向した通水口39を有した板金のフ
ランジ36をシールパッキン37を介して結合するとと
もに、シールケース32の通水口31とフランジ36の
通水口39とを対向させて、前記脱水軸18の鍔18a
に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱水兼用洗濯機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の脱水兼用洗濯機は、図3のものが
知られている。外枠1内に設けられた水槽2内に底部に
パルセータ3を有する洗濯兼脱水槽4が回転自在に設け
られている。該洗濯兼脱水槽4およびパルセータ3を選
択的に切替えて回転駆動させる機構部5には、モータ6
の回転力がモータプーリ7,Vベルト8,センタープー
リ9を介して伝達される構成となっている。
【0003】10は水槽2を外枠1に支持するロッドで
ある。11は洗濯兼脱水槽4の上部外周に設けられたバ
ランサー、12は洗濯兼脱水槽4の上部にのみ設けられ
た複数個の脱水孔、13は水槽2の底部と排水ホース1
4とを連結した途中に設けられた排水弁、15は洗濯兼
脱水槽4よりオーバーフローした洗濯水を機外へ排水す
る排水パイプで前記排水ホース14と連結されている。
【0004】上記構成の洗濯機の排水経路を図4ないし
図5に示す。洗濯兼脱水槽4の中央底部には、アルミダ
イカスト製のフランジ16が設けられている。該フラン
ジ16は、中央に、パルセータ3を回転させる洗濯軸1
7を内軸した洗濯兼脱水槽4を回転させる脱水軸18を
圧入するボス19が形成され、ボス19の周囲に洗濯兼
脱水槽4内の洗濯水を機外へ排水する通水口20が複数
個設けられている。該通水口20は、前記フランジ16
の下部に設けられたリング21にシールリング22を介
して設けられた通水室カバー23と水槽2とで形成され
た通水室24に連結されており、該通水室24は排水弁
13を介して排水ホース14と連結されている。
【0005】また、水槽2の底部中央は、前記脱水軸1
8を貫通する穴25が設けられ、該穴25と脱水軸18
はオイルシール26によって水密に保持され通水室24
の洗濯水が駆動部5に侵入するのを防止している。
【0006】また、フランジ16の下部には、フランジ
16の強度を確保するため、リブ16aが放射状に形成
されている。またボス19の長さは、脱水槽18によっ
てフランジ16を介して水槽2を軸支するため、強度を
確保するため長くしたある。さらに、シールケース23
にフランジ16を回転自在にシールパッキン22を介し
て取り付けるために、フランジ16の材質であるアルミ
ダイカストより強度の強いステンレス製のリング21を
フランジ16に圧入して取付けているが、圧入法は、強
度を確保するために必要以上に確保してある。
【0007】上記構成の洗濯機において、給水された水
は、洗濯兼脱水槽4から排水口20を経て排水経路24
に入り、排水弁13にて止水され順次溜られていく。
【0008】また、洗濯中、洗濯兼脱水槽4をオーバー
フローした洗濯水や、脱水時、洗濯兼脱水槽4の回転に
よる遠心力によって洗濯物より振り切られた洗濯水は水
槽2の底部に設けられた排水パイプ15を通って排水ホ
ース14より機外へ排水される。洗濯やすすぎ工程が終
了すると、排水弁13が開となって洗濯水は排水口20
を経て通水室24を通り排水ホース14より機外へ排水
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】アルミダイカスト製の
フランジ16は、脱水軸18を中央のボス19で軸支
し、水槽2を支持するため、強度が要求される。そのた
め前記ボス19は垂直方向に長くする必要があり、また
フランジ16そのものの強度を確保するために、補強リ
ブ16aを垂直方向に設ける必要があった。また、フラ
ンジ16にシールホルダー23をシールパッキン22を
介して取り付けるためのステンレス製のリング21を前
記フランジ16に圧入しているが、フランジ16の圧入
しろの加工には、精度が要求される。
【0010】以上のように、従来の構成のものにおいて
は、フランジ16の下部に大きなスペースが必要となる
ため、洗濯機全体の高さが高くなる要因となるととも
に、フランジ16の加工における精度とリング21の圧
入工程等によるコストアップの要因にもなっていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、洗濯兼脱水槽を回転させる脱水軸とこの
脱水軸を貫通して前記洗濯兼脱水槽内のパルセータを回
転させる洗濯軸とを有し、洗濯兼脱水槽の下部で脱水軸
の外周に通水室を形成したものにおいて、前記脱水軸の
先端部に鍔を設け、該鍔に複数個の通水口と脱水軸の通
水穴を有した断面U形状のシールケースを装着し、該シ
ールケースの外周にシールリングを介して前記通水室を
形成するカバーを密着させ、該カバーを前記洗濯兼脱水
槽の外枠を形成してなる水槽の底部に結合し、前記洗濯
兼脱水槽底部に、中央に脱水軸の貫通穴と、該穴の外周
に前記シールケースの通水口と対向した通水口を有した
フランジをシールパッキンを介して結合させるととも
に、前記シールケースの通水口とフランジの通水口とを
対向させ、前記フランジとシールケースと脱水軸の鍔と
を結合するものである。
【0012】なお、前記フランジは板金で形成するもの
とする。
【0013】
【作用】上記のように構成すると、フランジは、加工が
容易で、安価にでき、脱水軸周りの組立が簡単である。
また洗濯兼脱水槽下部の空間は小さくでき、洗濯機全体
の高さを低くすることができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明する。本発明の脱水兼用洗濯機の全体構成は、従来例
で説明した図3と同じであるので詳細な説明は省略す
る。図1は、本発明の脱水兼用洗濯機の脱水軸周りの要
部断面図で、図2は脱水軸周りをより詳細に説明する拡
大図である。なお、従来例と同じ箇所には同符号を付す
ことにする。
【0015】水槽2底部に取付けられた機構部5より突
出した内側に洗濯軸17を貫通させた脱水軸18は、先
端部に鍔18aを有し、該鍔18aに、中央に脱水軸1
8の貫通穴と該穴の周囲に通水口31を複数個設けた断
面U形状のシールケース32を装着し、該シールケース
32の外周にはシールパッキン22を介して、通水室カ
バー33が装着され、該通水室カバー33は、水槽2の
底部に結合されている。
【0016】前記通水室カバー33と水槽2とで形成さ
れた通水室34は水槽2の底部端に設けられた第1排水
口35と連通し、該第1排水口35は排水弁13を介し
て排水ホース14と連通している。
【0017】前記脱水槽4の底部には、板金で加工され
たフランジ36がシールパッキン37を介して螺子38
で結合されている。前記フランジ36は、中央に脱水軸
18が貫通する穴と該穴の周囲に、前記シールケース3
2の通水口31と対向した通水口39が設けられてい
る。
【0018】そして、前記フランジ36とシールケース
32と脱水軸18の鍔18aとが螺子40で結合されて
いる。以上の構成によって、水槽2の底部中央には駆動
部5が固着され、脱水軸18の周囲に通水室34が形成
され、脱水軸18と脱水槽4が固着され、脱水槽18の
回転によって脱水槽4が回転する。また脱水軸18を貫
通して設けられた洗濯軸17に螺着されたパルセータ3
は洗濯軸17の回転によって回転される。
【0019】また水槽2の底部に設けた第2排水口36
は、脱水槽4と水槽2との隙間37と連通しており、前
記第2排水口36は排水ホース14と連通し、隙間36
に流出した洗濯水は直接排水ホース14を通して機外へ
排出される。
【0020】次に本発明の脱水兼用洗濯機の動作につい
て特に洗濯機の排水について説明する。脱水槽4内に給
水された水は、通水口39,31を通過し、通水室34
に入って、排水弁13にて止水される。水位が設定水位
に達すると洗濯軸17の回転によるパルセータ3の回転
によって洗濯が行われる。
【0021】洗濯が終了すると排水弁13が開となり洗
濯水は、通水室34を通り、排水ホース14によって機
外へ排水される。
【0022】また洗濯中に脱水槽4の脱水孔12から
の、または、脱水槽4からのオーバフローによる洗濯水
は第2排水口35を通り、排水ホース14により機外へ
排出される。
【0023】
【発明の効果】フランジを板金で形成することにより加
工が容易で安価にできる。また脱水軸に鍔を設け、該鍔
にフランジ及び通水室を形成するシールケースを螺着す
ることによって組立が簡単に行える。
【0024】さらに、脱水槽と水槽との隙間を小さくで
きるため、洗濯機全体の高さを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の洗濯機の要部断面図である。
【図2】図2は同じく図1の要部拡大図である。
【図3】図3は脱水兼用洗濯機の全体構成を示す縦要部
断面図である。
【図4】図4は従来の洗濯機の要部断面図である。
【図5】図5は同じく図4の要部拡大図である。
【符号の説明】
2 水槽 3 パルセータ 4 洗濯兼用脱水槽 17 洗濯軸 18 脱水軸 18a 鍔 31,39 通水口 32 シールケース 33 通水室カバー 34 通水室 36 フランジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽を回転させる脱水軸とこの
    脱水軸を貫通して前記洗濯兼脱水槽内のパルセータを回
    転させる洗濯軸とを有し、前記洗濯兼脱水槽の下部で脱
    水軸の外周に通水室を形成したものにおいて、前記脱水
    軸の先端部に鍔を設け、該鍔に複数個の通水口と脱水軸
    の貫通穴を有して断面逆U形状のシールケースを装着
    し、該シールケースの外周にシールリングを介して前記
    通水室を形成するカバーを密着させ、該カバーを前記洗
    濯兼脱水槽の外枠を形成してなる水槽の底部に結合し、
    前記洗濯兼脱水槽底部に、中央に脱水軸を貫通する穴
    と、該穴の外周に前記シールケースの通水口と対向した
    通水口を有したフランジを、シールパッキンを介して結
    合するとともに、前記フランジは、板金で形成し、前記
    シールケースの通水口と前記フランジの通水口とを対向
    させ、前記フランジとシールケースと脱水軸の鍔とを螺
    着したことを特徴とする脱水兼用洗濯機。
JP3309151A 1991-11-25 1991-11-25 脱水兼用洗濯機 Pending JPH05137890A (ja)

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JP3309151A Pending JPH05137890A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 脱水兼用洗濯機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106736840A (zh) * 2016-12-30 2017-05-31 苏州康喜医疗净化设备有限公司 切削液回用装置

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