JPH05137275A - 車両用電源装置 - Google Patents

車両用電源装置

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JPH05137275A
JPH05137275A JP3294260A JP29426091A JPH05137275A JP H05137275 A JPH05137275 A JP H05137275A JP 3294260 A JP3294260 A JP 3294260A JP 29426091 A JP29426091 A JP 29426091A JP H05137275 A JPH05137275 A JP H05137275A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バッテリの過充電を招くことなく制動エネルギ
の回生及び燃費向上が可能な車両用発電装置を提供す
る。 【構成】初期充電量が所定レベル(例えば、スタ−タを
再始動させるに充分な容量)以上である場合以後におい
て放電量が所定しきい値レベル(例えば、早急にバッテ
リを充電したほうが良いと判断されるレベル)まで低下
する期間内で、しかも車両減速状態中である条件を判別
し(402)、この条件下において発電機の発電目標電
圧値を第1の所定電圧(例えば、15V)に設定する
(410)。また、上記条件下でただ車両減速状態中で
ない条件を判別し(404)、この条件下において発電
機の発電目標電圧値を第1の所定電圧より低い第2の所
定電圧(例えば、13V)に設定する(408)。すな
わち、上記減速状態以外では発電量を減少させてバッテ
リの充電を通常より抑制し、上記減速状態では発電量を
増加させてバッテリ充電を通常より増強する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用電源の制御装置に
関し、特に発電機の発電電圧を適正に変更して発電に要
する車両の燃費を改善できる車両用電源の制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用電源の制御装置では、発電
機による発電電圧を一定の電圧に制御するのが一般的で
あり、その電圧はバッテリへの充電を速やかになすため
にバッテリ開放端子電圧(例えば12.8V)よりも高
く、またバッテリが満充電の状態では極度の過充電を起
こさない程度の電圧(例えば14.5V)に決定されて
いた。
【0003】実公昭55ー52779号公報は、車両減
速時にレギュレ−タの発電目標電圧値を増大させること
により、制動エネルギの回生、燃費向上を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した車両減速時に
発電目標電圧値を増大させる場合に当たって、もしもバ
ッテリが満充電であれば当然のことながら、バッテリへ
の大電流充電ができないので制動エネルギの回生は困難
となり、却って過充電を引き起こしてバッテリに悪影響
を与える可能性がある。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みなされたもの
で、バッテリの過充電を招くことなく制動エネルギの回
生及び燃費向上が可能な車両用発電装置を提供すること
を、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用発電装置
は、エンジンにより駆動され所定の電気負荷への電力供
給及びバッテリの充電を行う発電機と、車両の減速状態
を検出する減速状態検出手段と、エンジン駆動用のスタ
−タを始動する際のバッテリ始動特性に基づいて前記バ
ッテリの初期充電量を検出するバッテリ初期状態検出手
段と、前記スタ−タ始動後における前記バッテリの放電
量を検出するバッテリ容量変化検出手段と、前記初期充
電量が所定レベル以上であった場合からの前記放電量が
所定しきい値レベルに達するまで前記減速状態検出中に
前記発電機の発電目標電圧値を第1の所定電圧に設定す
るとともに、前記減速状態を検出しない場合に前記発電
目標電圧値を前記第1の所定電圧より低い第2の所定電
圧に設定する発電電圧設定手段とを備えることを特徴と
している。
【0007】好適な一態様において、前記発電電圧設定
手段は、前記初期充電量が所定レベル以上であった場合
からの前記放電量が所定しきい値レベルに達するまで前
記減速状態を検出しない場合に前記発電機の発電目標電
圧値を前記第2の所定電圧に設定するとともに、前記初
期充電量が所定レベル以上でない場合、及び、前記初期
充電量が所定レベル以上でしかも前記放電量が所定しき
い値レベルに達した場合に、前記発電目標電圧値を前記
第2の所定電圧より高く、前記第1の所定電圧より低い
第3の所定電圧に設定する。
【0008】上記したバッテリの初期充電量及び放電量
は、容量として直接検出してもよく、またはこれら初期
充電量及び放電量に相関を有する他のパラメ−タに基づ
いて推定してもよい。発電電圧設定手段は、前記初期充
電量が所定レベル以上である場合に前記放電量が所定し
きい値レベルに達するまでの間における減速状態検出期
間の内の少なくとも一部の期間において、前記発電目標
電圧値を前記第1の所定電圧に設定するものであればよ
く、また、上記減速状態を検出しない期間の内の少なく
とも一部の期間において、前記発電目標電圧値を前記第
1の所定電圧より低い第2の所定電圧に設定するもので
あればよい。
【0009】好適な態様において、初期充電量が所定レ
ベルに達していない場合、及び、初期充電量が所定レベ
ルに達してたとしてもその後の放電量が所定レベル以上
となった場合には、バッテリの過放電防止のために、発
電電圧は従来の発電電圧(例えば、14.5V)に相当
する第3の発電目標電圧値に設定される。好適な態様に
おいて、第2の所定電圧はバッテリが満充電時の電解液
比重より計算される端子開放電圧以上とされる。
【0010】好適な態様において、バッテリ初期状態検
出手段は、少なくともスタ−タ始動時のバッテリ電圧値
及びバッテリ放電電流値に基づいて、上記初期充電量を
求めている。好適な態様において、バッテリ初期状態検
出手段は、少なくともスタ−タ始動中のエンジン回転数
に基づいて、上記初期充電量を求めている。
【0011】好適な態様において、バッテリ容量変化検
出手段は、少なくともエンジン始動後のバッテリ電流の
充放電電流量に基づいて、バッテリの放電量を求めてい
る。好適な態様において、バッテリ容量変化検出手段
は、前記発電機の励磁電流を制御する半導体スイッチの
導通率が所定値以上となっている累積時間より求めてい
る。
【0012】
【作用】バッテリ初期状態検出手段はスタ−タを始動す
る際のバッテリ始動特性に基づいてバッテリの初期充電
量を検出し、減速状態検出手段は車両の減速状態を検出
し、バッテリ容量変化検出手段はスタ−タ始動後におけ
るバッテリの放電量を検出する。
【0013】発電電圧設定手段は、初期充電量が所定レ
ベル(例えば、スタ−タを再始動させるに充分な容量)
以上である場合に放電量が所定しきい値レベル(例え
ば、早急にバッテリを充電したほうが良いと判断される
レベル)まで低下するまで減速状態検出に際して発電機
の発電目標電圧値を第1の所定電圧(例えば、15V)
に設定するとともに、上記した減速状態を検出しない場
合に発電目標電圧値を第1の所定電圧より低い第2の所
定電圧(例えば、13V)に設定する。
【0014】すなわち、上記減速状態以外では発電量を
減少させてバッテリの充電を抑制し、上記減速状態では
発電量を増加させてバッテリ充電を増強する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両用発電
装置は、初期充電量が所定レベル以上である場合に放電
量が所定しきい値レベルに達するまで減速状態検出に際
して発電機の発電目標電圧値を第1の所定電圧に設定す
るとともに、減速状態を検出しない場合に発電目標電圧
値を第1の所定電圧より低い第2の所定電圧に設定する
発電電圧設定手段を備えているので、減速時の制動エネ
ルギ−を回収して燃費を改善するとともに過充電も防止
することができ、バッテリの過充電を招くことなく制動
エネルギの回生及び燃費向上が可能な車両用発電装置を
実現することができる。
【0016】更に、上記減速時にバッテリが満充電近く
になった状態では、減速直後の発電電圧低下期間におい
てバッテリ内部の分極作用によりバッテリから放電が行
なわれるので、この減速直後の発電電圧低下期間におけ
る必要発電量を軽減して、燃費改善効果を一層向上する
こともできる。
【0017】
【実施例】本発明の車両用発電装置の一実施例を図1の
ブロック図に示す。この装置は、エンジンにより駆動さ
れ所定の電気負荷への電力供給及びバッテリの充電を行
う発電機2と、発電機2の発電目標電圧を指定するコン
トロ−ラ7とを備えている。
【0018】更に詳細に説明すると、三相交流発電機で
ある発電機2は三相電機子巻線21と、三相電機子巻線
21の各発電電圧を整流する三相全波整流器23と、一
端が三相全波整流器23の高位端に接続された界磁コイ
ル22と、レギュレ−タ24とを有し、通常、オルタネ
−タと呼ばれている。三相全波整流器23の高位端はバ
ッテリ充放電電流を検出する電流センサ6を通じてバッ
テリ1の高位端に接続され、三相全波整流器23の低位
端及びバッテリ1の低位端は接地されている。
【0019】レギュレ−タ24は、パワ−トランジスタ
24aと、このパワ−トランジスタ24aのベ−ス電圧
を制御するコンパレ−タ24bとからなり、界磁コイル
22の他端はエミッタ接地されたパワ−トランジスタ2
4aのコレクタに接続されている。コンパレ−タ24b
の−入力端にはバッテリ1の端子電圧が分圧されて入力
され、その+入力端にはコントロ−ラ7から発電目標電
圧値が入力される。
【0020】コンパレ−タ24bは後述するD/Aコン
バ−タ72からの発電目標電圧値Vpとバッテリ1の分
圧VFを比較して、パワ−トランジスタ24aをスイッ
チング制御して発電電圧を制御しており、その結果、発
電電圧は発電目標電圧値Vpに追従させる。コントロー
ラ7は、マイコン装置70と、A/Dコンバ−タ71
と、D/Aコンバ−タ72とからなり、本発明でいうバ
ッテリ初期状態検出手段、減速状態検出手段、バッテリ
容量変化検出手段及び発電電圧設定手段を構成してい
る。
【0021】マイコン装置70は、I/Oポ−ト73、
CPU74、RAM75、ROM76を備えている。更
に説明すると、A/Dコンバ−タ71はバッテリ端子電
圧及び電流センサ6が検出したバッテリ充放電電流をそ
れぞれA/D変換してI/Oポ−ト73に入力し、D/
Aコンバ−タ72は、コントロ−ラから出力される発電
目標電圧値をD/A変換して、コンパレ−タ32の+電
圧入力端に入力している。
【0022】その他、5は車両の電気負荷であってバッ
テリ1からスイッチ50を通じて給電されている。3は
エンジンであって、スタ−タ4により始動され、発電機
2を駆動している。スタ−タ4は電流センサ6を通じて
バッテリ1から給電されている。バッテリ1は、硫酸を
電解液とした鉛バッテリであり、定格12Vのバッテリ
の満充電状態で且つ安定状態での端子開放電圧は約1
2.8Vである。この端子開放電圧は、充放電を行わず
放置させたような安定状態では電解液比重すなわちバッ
テリの充電状態に比例し、図2に示す特性となる。また
上記端子開放電圧は充放電直後にはバッテリの分極作用
によって図2の特性よりも充電直後では高く、放電直後
では低くなる特性を有している。
【0023】以下、コントロ−ラ7により実行される各
種動作について以下、フロ−チャ−トを参照して説明す
る。 (減速状態検出サブル−チン)以下、本発明でいう減速
状態検出手段を構成する減速状態検出サブル−チンを図
3を参照して説明する。
【0024】まず、スロットルレバ−に同軸に設けられ
たスロットル開度センサ(図示せず)からのスロットル
信号によりスロットル開度を読み取り、車軸に連結され
た車速センサ(図示せず)により車速を読み取り(20
0)、スロットル開度が全閉かどうかを調べ(20
2)、全閉でなければステップ208に進んで非減速状
態と判定し、全閉でなら車速が5km以上かどうかを調
べ(204)、5km以上でなければステップ204に
進んで非減速状態と判定し、5km以上であればステッ
プ206に進んで減速状態と判定する。
【0025】すなわち、スロットルが全閉でかつ車速が
5km以上の場合は減速状態と考えてフラグRを1と
し、そうでなければ非減速状態と判定しフラグRを0と
し、ル−チンを終了する。 (バッテリ初期状態検出サブル−チン)以下、本発明で
いうバッテリ初期状態検出手段を構成するバッテリ初期
状態検出サブル−チンを図4を参照して説明する。
【0026】このサブル−チンはスタ−タ4の始動すな
わちキ−スイッチ(図示せず)のタ−ンオンにより開始
され、まず電流センサ6の電流IB を読み込んで(10
0)、電流IB が100A以上になるまで待機し(10
2)、100A以上となったらスタ−タ始動開始として
3秒にセットしたタイマをスタ−トして(104)、電
流IB 及びバッテリ電圧VBを読み込む(106)。
【0027】次に、上記タイマが3秒経過を示したかど
うかを調べ(110)、3秒経過したならステップ11
8に進み、経過していなければ電流IB が150Aかど
うかを調べ(112)、150Aでなければステップ1
16にて電流IB が60A以下に低下したかどうか調べ
て低下していなければステップ106にリターンする。
また、150Aであればステップ106で読み込んだバ
ッテリ電圧VB をメモリに格納して(114)、ステッ
プ106にリタ−ンする。
【0028】これにより、電流IB が100Aになった
後、3秒経過するか又は60Aまで低下するまでの期間
において、電流IB が150Aの時点の最新の10個の
バッテリ電圧VB がメモリに格納される。次に、これら
10個のバッテリ電圧VB の平均値を算出し(11
8)、算出した平均バッテリ電圧VB mが所定のしきい
値電圧(本発明でいう所定レベル)Aより大きいかどう
かを調べ(120)、大きければ充分にスタ−タ再始動
可能であるのでバッテリ初期状態良好すなわち初期充電
量充分と判定してフラグSを1とし、そうでなければバ
ッテリ初期状態不良すなわち初期充電量不足と判定して
フラグSを0とし、ル−チンを終了する。 (バッテリ容量変化検出サブル−チン)以下、本発明で
いうバッテリ容量変化検出手段を構成するバッテリ容量
変化検出サブル−チンを図5を参照して説明する。
【0029】このサブル−チンもスタ−タ4の始動すな
わちキ−スイッチ(図示せず)のタ−ンオンにより開始
され、まず、ステップ302で内蔵のアキュムレ−タ
(図示せず)に積算していた電流IB の積算値ΣIB
リセットした後、電流IB を読み込み(304)、今回
読み込んだIB を積算値ΣIB (今回は0)に加算し
(306)、積算値ΣIB が、すなわち全放電電流が所
定しきい値レベルB以上となったかどうかを調べ(30
8)、所定しきい値レベルB以上であれば前記放電量が
所定しきい値レベルに達したものとしてフラグΔSを0
にセットし(310)、所定しきい値レベルBに達して
いなければまだ本実施例の主眼である減速時大充電、非
減速時小充電モ−ドの実施は可能であるものとしてフラ
グΔSを1にセットし(310)。ステップ304にリ
タ−ンして積算値ΣIB が所定しきい値レベルB以上と
なるまでこのサブル−チンを繰り返す。 (発電電圧設定サブル−チン)以下、本発明でいう発電
電圧設定手段を構成する発電電圧設定サブル−チンを図
6を参照して説明する。
【0030】このサブル−チンもスタ−タ4の始動すな
わちキ−スイッチ(図示せず)のタ−ンオンにより開始
され、まず、ステップ400で上記各フラグR、S、Δ
Sを読み込むとともに、バッテリ電圧変動が好ましくな
い特定の電気負荷(例えばヘッドライト、室内ブロア
等)の動作状態を読み取り、特定の電気負荷がオンの場
合にフラグEを1とし、オフの場合フラグEを0とする
(400)。
【0031】次に、フラグSが1、フラグΔSが1、フ
ラグRが1、フラグEが0かどうかを調べ(402)、
Yesであれば初期充電量が所定レベル以上であり、放
電量(累積放電量)が所定しきい値レベルに達しておら
ず、減速状態検出中であり、バッテリ電圧変動を嫌う電
気負荷はオンされていないものとして、発電目標電圧値
Vpを15V(本発明でいう第1の所定電圧)に上げて
(410)、次に発電目標電圧値VpをD/Aコンバ−
タ72に出力して(412)、バッテリ充電電流を増加
させ回生制動を行う。
【0032】ステップ402の判断結果がNoであれ
ば、フラグSが1、フラグΔSが1、フラグRが0、フ
ラグEが0かどうかを調べ(404)、Yesの場合に
は初期充電量が所定レベル以上であり、放電量(累積放
電量)が所定しきい値レベルに達しておらず、減速状態
検出中ではなく、バッテリ電圧変動を嫌う電気負荷はオ
ンされていないものとして、発電目標電圧値Vpを13
V(本発明でいう第2の所定電圧)に下げて(40
8)、次に発電目標電圧値VpをD/Aコンバ−タ72
に出力して(412)、バッテリ充電電流を減少させバ
ッテリ1を大充電可能状態に保つ。
【0033】ステップ404の判断結果がNoであれ
ば、発電目標電圧値Vpを通常の14.5V(本発明で
いう第3の所定電圧)に設定して(406)、上記燃費
向上運転を実施するのを差し控える。このようにすれ
ば、減速状態終了時に発電電圧を13Vに下げているの
で、減速中にバッテリ1を充電させて生じさせたバッテ
リ内部の分極作用による起電圧を放電に利用することが
でき、燃費を改善することができる。
【0034】また、バッテリ電圧変動を嫌う電気負荷の
オンが検出された場合は、発電目標電圧値Vpを通常電
圧としているので、発電電圧の変化による電気負荷(ヘ
ッドライト、室内ブロア等)への悪影響を回避すること
ができる。また、初期充電量をスタ−タ始動時に検出し
ているので正確にバッテリ充電量を検出することがで
き、更に放電量(累積放電量)が所定しきい値レベルに
達した場合には発電目標電圧値Vpを通常電圧としてい
るので、スタ−タ再始動への悪影響を回避することがで
きる。
【0035】なお、バッテリ初期状態検出手段はスタ−
タを再度始動させるパワーが充分あるか否かが判断出来
る方法であれば良く、スタ−タ始動中のエンジン回転数
から判断することも可能である。また、バッテリ容量変
化検出手段はバッテリ1の放電量を検出できれば良く、
スイッチングトランジスタ24aの動作状態から判断す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示すブロック図、
【図2】バッテリの電解液比重と端子開放電圧の関係を
示すグラフ、
【図3】減速状態検出サブル−チンを示すフロ−チャ−
ト、
【図4】バッテリ初期状態検出サブル−チンを示すフロ
−チャ−ト、
【図5】バッテリ容量変化検出サブル−チンを示すフロ
−チャ−ト、
【図6】発電電圧設定サブル−チンを示すフロ−チャ−
ト、
【図7】クレ−ム対応図、
【符号の説明】
1はバッテリ、2は発電機、7はコントロ−ラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンにより駆動され所定の電気負荷へ
    の電力供給及びバッテリの充電を行う発電機と、 車両の減速状態を検出する減速状態検出手段と、 エンジン駆動用のスタ−タを始動する際のバッテリ始動
    特性に基づいて前記バッテリの初期充電量を検出するバ
    ッテリ初期状態検出手段と、 前記スタ−タ始動後における前記バッテリの放電量を検
    出するバッテリ容量変化検出手段と、 前記初期充電量が所定レベル以上であった場合からの前
    記放電量が所定しきい値レベルに達するまで前記減速状
    態検出中に前記発電機の発電目標電圧値を第1の所定電
    圧に設定するとともに、前記減速状態を検出しない場合
    に前記発電目標電圧値を前記第1の所定電圧より低い第
    2の所定電圧に設定する発電電圧設定手段とを備えるこ
    とを特徴とする車両用発電装置。
  2. 【請求項2】前記発電電圧設定手段は、前記初期充電量
    が所定レベル以上であった場合からの前記放電量が所定
    しきい値レベルに達するまで前記減速状態を検出しない
    場合に前記発電機の発電目標電圧値を前記第2の所定電
    圧に設定するとともに、前記初期充電量が所定レベル以
    上でない場合、及び、前記初期充電量が所定レベル以上
    でしかも前記放電量が所定しきい値レベルに達した場合
    に、前記発電目標電圧値を前記第2の所定電圧より高
    く、前記第1の所定電圧より低い第3の所定電圧に設定
    するものである請求項1記載の車両用発電装置。
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