JPH05136859A - 電話機 - Google Patents

電話機

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Publication number
JPH05136859A
JPH05136859A JP3326654A JP32665491A JPH05136859A JP H05136859 A JPH05136859 A JP H05136859A JP 3326654 A JP3326654 A JP 3326654A JP 32665491 A JP32665491 A JP 32665491A JP H05136859 A JPH05136859 A JP H05136859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmitter
center
rotation
gravity
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3326654A
Other languages
English (en)
Inventor
Taro Miura
太郎 三浦
Tadao Fujii
忠雄 藤井
Shinya Nakai
信也 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP3326654A priority Critical patent/JPH05136859A/ja
Publication of JPH05136859A publication Critical patent/JPH05136859A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手首に対する負担を軽減して長時間通話を可
能にする電話機を提供することを目的とする。 【構成】 受話器部と送話器部に分割されており、受話
器部を含む機器本体に送話器部が回転軸を介して取付け
られている。送話器は本体表面上を回転させるようにし
てもよく、受話器と機器の重心を結ぶ直線と回転軸がな
す角度が90度以下で、前記回転軸の機器の上面方向か
らの投影が前記直線に一致するようにして、前記の直線
を中間にして両方向に回転したとき、対称的に回転する
ようにできる。送話器と受話器を結ぶ直線が送話器と機
器の重心及び受話器と前記重心を結ぶ線とに一致せず、
かつ、送話器と重心を結ぶ線及び受話器と重心を結ぶ線
が同一線上になく送話器と受話器を結ぶ直線に対し各々
10度以上となるようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は折り畳み式の携帯用電話
機に関するものであり、受話器部を含む機器本体から送
話器部を適当な角度で繰り出すことにより小型で使いや
すい電話機を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】移動無線式電話機やコードレス電話機の
発達にともなって電話機の携帯化が図られると共に、機
器の大きさは一層小型になっている。これらの電話機に
は送受話器の他に送受信装置を含む電子装置が内蔵され
ていることもあり、通常の送受話器より重くなる。
【0003】従来の携帯用送受話器は、例えば図6のよ
うに機器本体61と送話器部62とがヒンジ機構63に
より結合され、送話器部分62を機器本体面に対して垂
直方向面内で回転させ、開くようにして使用する。機器
本体61には受話器部64が搭載される。このような状
態では、送話器と受話器とが長さ方向に配置されている
ようになり、使用時には送話器と受話器を結ぶ線が使用
者の耳と口を結ぶ線にほぼ一致するように手首を曲げて
送受話器を支持しなければならなかった。携帯用電話機
が従来の送受話器より重いので、実際に手首をこのよう
に曲げて使用すると、長時間使用する際には手首が疲れ
てくる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話機の小型化が
図られ送受話器への内蔵機器の比重が重くなると、手に
持った時の重量感が高まる。実験によれば、このような
重量のある物体でも全体を鉛直方向に支えて保持すれば
手首に対する負担を軽減できることがわかった。
【0005】この発明が解決しようとする課題は、手首
に対する負担を軽減して長時間通話を可能にする電話機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る電話機は、受話器部と送話器部に分割さ
れており、受話器部を含む機器本体に送話器部が機器本
体の長さ方向に対して90度以下の角度をなす回転軸を
介して取付けられている。
【0007】あるいは、受話器部と送話器部に分割され
ており、受話器部を含む機器本体に送話器部が前記機器
本体表面上で回転するように回転軸を介して取付けら
れ、受話器と機器の重心を結ぶ直線と回転軸がなす角度
が90度以下で、前記回転軸の機器の上面方向からの投
影が前記直線に一致させるようにしてもよく、これによ
り、前記の直線を中間にして両方向に回転したとき、対
称的に回転するようにできる。
【0008】さらに、送話器部を機器本体表面上で回転
させた状態で、送話器と受話器を結ぶ直線が送話器と機
器の重心及び受話器と前記重心を結ぶ線とに一致せず、
かつ、送話器と重心を結ぶ線及び受話器と重心を結ぶ線
が同一線上になく送話器と受話器を結ぶ直線に対し各々
10度以上となるようにしてもよい。
【0009】
【作用】送話器部を回転軸を中心にして回転させると、
送話器部が機器本体長さ方向に対して適当な角度になる
ように調整できる。
【0010】受話器部を含む機器本体に送話器部が前記
機器本体表面上で回転するように回転軸を介して取付け
られているときは、送話器部に機器本体表面と平行方向
の力を加えると、送話器部は回転軸を中心にして機器本
体表面上を回転し、送話器部が機器本体長さ方向に対し
て適当な角度になるよに調整できる。このとき、受話器
と機器の重心を結ぶ直線と回転軸がなす角度が90度以
下で、前記回転軸の機器の上面方向からの投影が前記直
線に一致させることにより、送話器部は円錐面を描くよ
うに回転し、機器本体長さ方向を鉛直方向になるように
支持しても送話器は使用者の口元にくるようにできる。
そして、送話器部の回転は前記の直線を中間にして両方
向にでき、対称的に回転するようにできるので、右手又
は左手で支持しても送話器を口元にくるようにすること
ができる。
【0011】さらに、送話器部を機器本体表面上で回転
させた状態で、送話器と受話器を結ぶ直線が送話器と機
器の重心及び受話器と前記重心を結ぶ線とに一致せず、
かつ、送話器と重心を結ぶ線及び受話器と重心を結ぶ線
が同一線上になく送話器と受話器を結ぶ直線に対し各々
10度以上となるようにしても、機器本体長さ方向を鉛
直に支持した状態で送話器が口元にくるようにすること
ができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の概略平面図及び
概略側面図であり、電話機は大別して受話器Rを収容す
る受話器部1、前記受話器Rを内蔵して含む機器本体
2、送話器Mを収容する送話器部3を備える。送話器部
3は機器本体2の機器本体表面に回転軸4を介して取付
けられている。機器本体2の底面は平面に形成され、上
面は送話器部3を収容するための凹部5を形成し、送話
器部3を収容した状態で全体としてほぼ直方体となる。
凹部5は機器本体2の端部側の斜面6と垂直に回転軸4
が形成される。受話器Rと機器重心とを結ぶ線を一点鎖
線7で表わす。そして、回転軸4と一点鎖線7とは所定
の角度αを形成する。この角度は送話器部3を回転させ
た時内側に曲るようにするため90度以下にする。そし
て、回転軸4を機器の上面方向から投影させたときそれ
が一点鎖線7と一致するように、回転軸4および斜面6
を形成する。
【0013】送話器部3を図の下又は上方向から力を加
えると回転軸4を中心にして機器本体2の表面上を回転
し、機器本体2から繰り出される。送話器部3を支持し
ている回転軸4は一点鎖線7と90度以下になっている
ので、送話器部3を繰り出した時、送話器Mと回転中心
を結ぶ線の投影が受話器Rと回転中心を結ぶ線に一致し
ない。回転軸4の角度と回転中心から送話器Mまでの距
離を適当に設定することにより、機器本体2が鉛直線に
一致するように保持されても送話器Mが使用者の口の近
傍にくるようにできている。
【0014】回転軸4の前記投影を一点鎖線7に一致す
るように構成すると、送話器部3の位置がこの線7に対
して対称な位置にくるように回転させることができるの
で、使用者の利き手に合わせて送話器部3の回転方向を
選択すれば、利き手のいかんにかかわらず、機器本体2
の長さ方向を鉛直方向に保持することができる。
【0015】即ち、電話機を手で保持することを考慮す
ると、支持点が機器の重心より上にあり、もし支持点と
重心をつなぐ線が鉛直線にほぼ一致しないで保持する
と、余分な捩れ方が発生して保持するのが不安定にな
る。そこで、上述のように、余分な捩れが発生しないよ
うに、耳と口と手の位置関係を考慮して、電子装置の大
部分を含む機器本体(全体の重量関係からこの中に重心
がくる)と受話器部を直線上に一体化して、送話器を口
に近付けるような構造とした。受話器と機器の重心を結
ぶ線が鉛直線に一致するように機器を保持して通話しよ
うとすると、送話器は上記直線上の点から口の方向に向
かう直線上に配置される。
【0016】このような電話機は、上記したような図1
の実施例により実現され、使用した場合の電話機の基本
構造と顔に対する位置関係は、図2のようになる。ま
た、この電話機の使用時の幾何学的特徴は図3に示すよ
うに、 ア.送話器Mと受話器Rを結ぶ直線が、送話器Mと機器
の重心G及び受話器Rと重心Gを結ぶ線に一致しない。 イ.送話器Mと重心Gを結ぶ線と、受話器Rと重心Gを
結ぶ線が同一線上にない。 以上の2点である。実験によれば、送話器Mと受話器R
を結ぶ直線が、送話器Mと機器の重心G及び受話器Rと
重心Gを結ぶ線となす角度が10度以下の場合には実効
的な効果が無かった。
【0017】図4は、他の実施例の概略平面図及び概略
側面図であり、送話器部41が図1のものより細長に形
成されて受話器部42を含む機器本体43の一側面側に
収容され、図4(a)において下方にのみ回転できるよ
うにしている。この例では、送話器部41の回転中心及
び回転軸44の機器上面方向からの投影が受話器Rと機
器の重心をつなぐ線45の上に無いが、機器本体43の
最も広い平面に対して垂直でないように設定して電話機
の幾何学特徴として説明した送話器M、受話器R及び重
心Gとの位置関係の条件を満足させている。但し、この
方式では使用する手の向きが限定され、右手用に作られ
た機器を左手で使用することは、非常に困難である。
【0018】図5は、さらに他の実施例の概略平面図で
あり、従来の折り畳み式の携帯用電話機の受話器部51
と送話器部52を分割しヒンジ機構(回転軸)53で結
合したものであり、ヒンジ機構53は機器本体54の平
面内で長さ方向に対して90度以下の角度θをなすよう
に設けられ、送話器部52を回転する回転軸となる。送
話器部52を適当角度に回転させることにより、機器本
体54の長さ方向をほぼ鉛直に支持しても、送話器Mを
使用者の口の近傍に位置させることができる。この例で
は、受話器Rと送話器Mの関係が一定の角度に限定され
るので、使用できる手の向きが限定される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
手首に対する負担を軽減して長時間通話を可能にする電
話機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略平面図及び概略側面図
である。
【図2】実施例の電話機を使用した時の位置関係を示す
概念図である。
【図3】実施例の電話機の使用時の幾何学的特徴を示す
概念図である。
【図4】他の実施例の概略平面図及び概略側面図であ
る。
【図5】さらに他の実施例の概略平面図である。
【図6】従来の携帯用送受話器を説明する斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,42,51 受話器部 2,43,54 機器本体 3,41,52 送話器部 4,44,53 回転軸 G 重心 M 送話器 R 受話器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受話器部と送話器部に分割されており、
    受話器部を含む機器本体に送話器部が機器本体の長さ方
    向に対して90度以下の角度をなす回転軸を介して取付
    けられていることを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 受話器部と送話器部に分割されており、
    受話器部を含む機器本体に送話器部が前記機器本体表面
    上で回転するように回転軸を介して取付けられ、受話器
    と機器の重心を結ぶ直線と回転軸がなす角度が90度以
    下で、前記回転軸の機器の上面方向からの投影が前記直
    線に一致していることを特徴とする電話機。
  3. 【請求項3】 送話器部を回転させた状態で、送話器と
    受話器を結ぶ直線が送話器と機器の重心及び受話器と前
    記重心を結ぶ線とに一致せず、かつ、送話器と重心を結
    ぶ線及び受話器と重心を結ぶ線が同一線上になく送話器
    と受話器を結ぶ直線に対し各々10度以上となるように
    したことを特徴とする請求項1記載の電話機。
  4. 【請求項4】 細長の電話機本体の一方の端に受話器部
    を有し、他方の端に折りたたみ可能な送話器部を有する
    電話機において、 送話器部が、電話機本体の長手方向の中心軸に対し90
    度以下で電話機本体の表面をふくむ平面と交叉する回転
    軸のまわりに回転して、電話機本体の表面をふくむ平面
    から外れた平面に位置し、 受話器部を耳に近接させて電話機本体をほぼ鉛直に保持
    したとき、送話器部が口に近接する位置にあることを特
    徴とする電話機。
JP3326654A 1991-11-15 1991-11-15 電話機 Pending JPH05136859A (ja)

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JP3326654A JPH05136859A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 電話機

Applications Claiming Priority (1)

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JP3326654A JPH05136859A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 電話機

Publications (1)

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JPH05136859A true JPH05136859A (ja) 1993-06-01

Family

ID=18190189

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3326654A Pending JPH05136859A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 電話機

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JP (1) JPH05136859A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH098887A (ja) * 1995-06-23 1997-01-10 Nec Corp 携帯電話機
WO2002091715A1 (fr) * 2001-05-07 2002-11-14 Natural Foods And Life Co., Ltd. Telephone cellulaire
WO2003047218A1 (en) * 2001-11-27 2003-06-05 Sony Ericsson Mobile Communications Japan, Inc. Portable terminal
WO2003069875A1 (fr) * 2002-02-15 2003-08-21 Natural Foods And Life Co., Ltd. Telephone cellulaire

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000215