JPH05136753A - データレート変換装置 - Google Patents

データレート変換装置

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JPH05136753A
JPH05136753A JP3296833A JP29683391A JPH05136753A JP H05136753 A JPH05136753 A JP H05136753A JP 3296833 A JP3296833 A JP 3296833A JP 29683391 A JP29683391 A JP 29683391A JP H05136753 A JPH05136753 A JP H05136753A
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憲司 谷口
Kojiro Matsumoto
光二郎 松本
Yasuyuki Okumura
康行 奥村
Ryozo Kishimoto
了造 岸本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル信号の周波数を変換するデータレ
ート変換装置において、出力されてくる複数のデータ信
号間の位相を一致させる。 【構成】 VCフレーマ(1)のPOH多重化器13よ
り出力されてくるフレームパルスとVCフレーマ
(N)、(N−1)のPOH多重化器14、15より出
力されてくるフレームパルスの位相を位相比較器8、9
で比較する。そこでもし位相のずれが検出されたら、制
御器11、12を通じてバッファメモリ5、6の書き込
みまたは読みだしの操作を行い、バッファメモリ5、6
より読み出されるデータの位相を調整し、VCフレーマ
N、(N−1)より出力されるデータの位相をVCフレ
ーマ(1)のデータに一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のデータ信号間の位
相関係を保存しつつ、データレートの変換を行う、デー
タレート変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気通信網においてはディジタル
化と運用性の向上を目指してネットワークの再構築が行
われている。このような中、ネットワーク内のインター
フェースとして同期ディジタルハイアラーキ(以下SD
Hと記す。)が標準化された(例えばCCITT勧告
G.707〜G.709参照)。SDHのインターフェ
ースの中にコンテナ(以下Cと記す)、仮想コンテナ
(以下VCと記す)、と同期伝送モジュールレベル(以
下STMと記す)という多重化単位があり、CとVCと
STMではそれぞれ異なったビットレートを有してい
る。そのためCからVC、VCからSTMへの多重化ま
たはSTMからVC、VCからCへの多重分離において
はなんらかの方法によりビットレートの変換が必要とな
ってくる。
【0003】SDHにおいては伝送しようとするデータ
の情報量が大きい場合にはデータは何層かに分けられて
多重化され、多重分離される。前記の様に一つデータを
何層かに分けた状態を以下データの連結状態と呼ぶ。逆
にそれぞれの層のデータが各々何らの関係もなく独立し
た状態を以下デ−タの独立状態と呼ぶ。
【0004】以下従来のCデータよりVCデータへの多
重化を行う、VCフレーマについて図面を用いて説明す
る。
【0005】図4はN個の従来のVCフレーマを示すブ
ロック図であり、図5はその動作を示す信号波形図であ
る。図4において、49、50、51の点線で囲まれた
部分が従来のVCフレーマであり、いまN個(Nは2以
上の整数)のVCフレーマが縦にならんでいる。49が
VCフレーマ(1)、50がVCフレーマ(N−1)、
51がVCフレーマ(N)、52、53、54がCデー
タを一時保存するバッファメモリ、55、56、57が
パスオーバーヘッド(以下POHと記す)をVCのビッ
トレートに多重化されたCデータに多重化するPOH多
重化装置、58、59、60が連結時と独立時のクロッ
クの切り替えを行うクロック切替器、61、62、63
がCデータ入力端子、64、65、66がバッファへの
Cデータの書き込みタイミング信号の入口である書き込
みクロック入力端子、67、68、69は独立時の読み
だし時のタイミング信号の入口である独立時読みだしク
ロック入力端子、70、71、72は連結時のバッファ
メモリよりデータの読みだしタイミング信号の入口であ
る連結時読みだしクロック入力端子である。いま、VC
フレーマ(1)以外のVCフレーマは連結設定になって
いるので、N個のVCフレーマで同じクロックで信号の
読みだしを行っている。73、74、75はVCデータ
出力端子である。76、77、78は連結時と独立時の
クロック切り替えを制御する連結信号入力端子である。
【0006】以上のように構成されたVCフレーマにつ
いて以下図面を用いて説明する。バッファメモリ52、
53、54にそれぞれCデータ入力端子61、62、6
3より図5で示す信号a、信号b、信号cが入力され
る。入力のタイミングはそれぞれ、書き込みクロック入
力端子64、65、66より入力される書き込みクロッ
クにより決定され、送られてくるデータのビットレート
に一致している。バッファメモリ52,53,54に書
き込まれたデータを独立時読みだしクロック入力端子6
7、68、69、および連結時読みだしクロック入力端
子70、71、72から入力されるそれぞれの読みだし
クロックにより次段のPOH多重化器55〜57へ出力
される。今、連結状態に設定するとN個のバッファメモ
リ52〜54から出力されるデータはすべて1つのクロ
ックのタイミングに依存しているので、バッファメモリ
52〜54から出力されるN個のデータはすべて同じタ
イミングで出力される。バッファメモリ52、53、5
4から出力されるデータはそれぞれ図5の信号d、e、
fのようになり、VCのビットレートに変換され、PO
Hが多重される部分はデータの二度読みだしが実行され
る。ここで、図4のPOH多重化装置55、56、57
においてPOHデータが多重化され出力されるVCデー
タは、それぞれ図5の信号g、信号h、信号iのように
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】いま、多重化しようと
するデータの情報量が大きいとき、データはいくつかの
Cデータに分けられて多重化される。ここで、多重化さ
れるデータが何等かの原因で位相がずれて入力された場
合の信号波形図を図6に示す。バッファメモリ52,5
3,54に入力される信号はそれぞれ信号j、k、lの
ようになる。信号kは信号jにくらべて1データ分位相
が進んでおり信号lは信号jにくらべて1データ分位相
が遅れている。
【0008】今バッファメモリ52,53,54の遅延
量がすべて同じ分だけの遅延量をもっているとする。
【0009】これらの信号を入力した結果、VCフレー
マ49、50、51から出力されてくる信号は信号m、
n、o(図6)のようになり、信号nは信号mにくらべ
て1データ分進んでおり、信号oは信号mに比べて1デ
ータ分遅れている。これらのデータ信号にPOH信号を
多重化するとPOH多重化装置55,56,57から出
力される信号はそれぞれ信号p、q、r(図6)のよう
になる、信号qはやはり信号pに比べて1データ信号が
進んでしまい、信号rは信号pに比べて1データ信号が
遅れてしまう。この1つだけ位相のずれたVCのデータ
群をこの後STMのフレームに多重化し、伝送した後V
C、C、と多重分離してもやはり信号は位相がずれたま
まである。
【0010】また入力されるデータの位相が揃っていて
も、おのおのバッファメモリの遅延量はバッファメモリ
内の書き込みと読みだしのアドレス差に依存していてま
ちまちとなってしまう。したがって読み出されるデータ
の位相もばらばらになる可能性がある。ところがN個の
信号はもともと1つの信号であり前記のようにデータ間
の位相がずれるとそれだけで全体として誤った信号にな
ってしまう。
【0011】バッファメモリにおいては書き込みアドレ
スと読みだしアドレスは周期的に変化している。もし書
き込みのアドレスと読みだしのアドレスが重なってしま
うと、読み出されるデータは誤ったデータが読み出され
てしまう。
【0012】書き込みのアドレスは書き込みのクロック
の周波数で変化している。同様に読みだしのアドレスは
読みだしのクロックの周波数で変化している。VCフレ
ーマにおいて書き込みのクロックと読みだしクロックの
周波数が正常な状態にあるとしたら読みだしアドレスと
書き込みアドレスの差は1フレームにおいて1バイトし
か変化しないはずである。したがってアドレスの初期設
定において書き込みと読みだしのアドレスを十分はなし
て設定しておけばアドレスが重なってしまうことはない
はずである。
【0013】ところが何等かの原因でクロックの周波数
が変化したり、ノイズの影響によってアドレスがジャン
プしアドレスが重なってしまうと読み出されるデータは
誤ったものになってしまう。さらにその時点より動作が
正常な状態に近くなると、書き込みと読みだしのアドレ
ス差はあまり変化しなくなり、長い範囲に渡って誤った
データが読み出されてしまう。
【0014】本発明は、前記課題に鑑み、連結状態にお
いてはビットレート変換後の出力データ信号間の位相関
係を一定に保ち、かつ独立状態においてはバッファメモ
リの読みだしアドレスと書き込みアドレスが重なる場合
にはアドレスのリセットが可能なデータレート変換装置
を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、本発明のデータレート変換装置は入力され
てくるN層の信号を一時保存するバッファメモリと、自
層のバッファメモリから出力されてくるフレームパルス
と他のバッファメモリから出力されてくるフレームパル
スの位相関係を比較する位相比較器と、位相比較器の結
果により信号のバッファメモリへの書き込みとバッファ
からの信号の読みだしを制御する制御器を備え、出力さ
れる信号の位相関係を一定に保つものである。
【0016】
【作用】本発明は上記した構成によってビットレート変
換後のN層のデータ信号が異なった位相で出力されてく
る場合、自層のバッファメモリから出力されてくるフレ
ームパルスと基準となる層のバッファメモリから出力さ
れてくる基準となるデータ信号の位相に同期したフレー
ムパルスの位相を比較し、位相の進みと遅れを検出し検
出した結果に応じてバッファメモリへの書き込みとバッ
ファメモリからの読みだしを制御してバッファにおける
遅延量を操作して複数のバッファより出力されてくる複
数の信号の位相を一致させることができるものである。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例のデータレート変換装
置について図面を参照ながら説明する。図1は本発明の
一実施例のデータレート変換装置を包含したVCフレー
マの構成を示すものである。図2、図3は前記VCフレ
ーマの動作を示す信号波形図である。
【0018】図1において、1、2、3の点線で囲まれ
た部分はVCフレーマで、いまN個(Nは2以上の整
数)のVCフレーマが存在しており、1はVCフレーマ
(1)、2はVCフレーマ(N−1)、3はVCフレー
マ(N)である。4、5、6は送られてきたCデータを
一時保存するバッファメモリ、7、8、9は基準となる
フレームパルスと自己のバッファから出力されてくるフ
レームパルスの位相を比較する位相比較器、10、1
1、12は位相比較器7,8,9の結果と後述するアド
レス検査器19,20,21の結果によりバッファメモ
リ4,5,6へのデータの書き込みとバッファメモリ
4,5,6よりデータの読みだしを制御する制御器、1
3、14、15は読み出されたデータにPOHデータを
多重化するPOHデータ多重化器、16、17、18は
連結状態、独立状態の読みだしクロックの切り替えを行
うクロック切替器、19、20、21はバッファメモリ
4,5,6の書き込みアドレスと読みだしアドレスを比
較するアドレス検査器、22、23、24はCデータが
入力されるCデータ入力端子、25、26、27は入力
されてくるCデータに同期したフレームパルスが入力さ
れるフレームパルス入力端子、28、29、30はCデ
ータのバッファメモリ4,5,6への書き込みのタイミ
ングを決定する書き込みクロックが入力される書き込み
クロック入力端子、31、32、33は連結状態のバッ
ファメモリからのデータの読みだしのタイミングを決定
するクロックが入力される連結時読みだしクロック入力
端子、34、35、36は独立時のバッファメモリから
のデータの読みだしのタイミングを定義するクロックが
入力される独立時読みだしクロック入力端子、37、3
8、39は各VCフレーマが連結状態か独立状態かを決
定する連結信号を入力する連結信号入力端子、40、4
1、42はVCデータを出力するVCデータ出力端子、
43、44、45はVCデータに同期したフレームパル
スを出力するフレームパルス出力端子、46、47、4
8は基準となるフレームパルスを入力する基準フレーム
パルス入力端子である。
【0019】図2において、信号Aは図1に示すバッフ
ァメモリ4に入力されるCデータ、信号Bはバッファメ
モリ4に入力される信号Aに同期したフレームパルス、
信号Cはバッファメモリ5に入力されるCデータ、信号
Dはバッファメモリ5に入力される信号Cに同期したフ
レームパルス、信号Eはバッファメモリ6に入力される
Cデータ、信号Fはバッファメモリ6に入力される信号
Eに同期したフレームパルス、信号Gはバッファメモリ
4の出力信号で周波数変換されたCデータ、信号Hはバ
ッファメモリ4の出力信号で信号Gに同期したフレーム
パルス、信号Iはバッファメモリ5の出力信号で周波数
変換されたCデータ、信号Jはバッファメモリ5の出力
信号で信号Iに同期したフレームパルス、信号Kはバッ
ファメモリ6から出力される周波数変換されたCデー
タ、信号Lはバッファメモリ6から出力されるフレーム
パルスで信号Kに同期したもの、信号MはVCフレーマ
(1)から出力されるVCデータ、信号NはVCフレー
マ(1)から出力されるフレームパルスで信号Mに同期
したもの、信号OはVCフレーマ(N−1)から出力さ
れるVCデータ、信号PはVCフレーマ(N−1)から
出力されるフレームパルスで信号Oに同期したもの、信
号QはVCフレーマ(N)から出力されるVCデータ、
信号RはVCフレーマ(N)から出力されるフレームパ
ルスで信号Qに同期したものである。
【0020】図3において、信号Sは独立時のVCフレ
ーマ(N)のバッファメモリ6への書き込みアドレス、
信号Tは独立時のVCフレーマ(N)のバッファメモリ
6よりの読みだしアドレス、信号Uはアドレス検査器2
1から出力されるアドレス異常検出信号、信号Vは制御
器12より出力されるアドレスリセットの信号、信号W
はバッファメモリ6より出力されるデータ信号である。
【0021】VCフレーマ(1)には連結信号入力端子
37より独立の信号が入力され、VCフレーマ(N−
1)、(N)には連結信号入力端子38、39より連結
の信号が入力されている。Cデータ入力端子22から入
力されるCデータは信号Aのようになっている、データ
はA1 からAn までのn個のデータの繰り返しとなって
おり、n×9個のデータで1フレームが構成されてい
る。信号Bのフレームパルスは1フレームにつき1個だ
けフレームパルス入力端子25から入力され、信号Aの
1フレームの最後のデータに同期して入力される。信号
C、信号Eも同じくそれぞれVCフレーマ(N)、(N
−1)にCデータ入力端子23、24から入力されるC
データである。また、信号D、信号Fはそれぞれ信号
C、Eに同期した、フレームパルス入力端子26、27
から入力されるフレームパルスで、信号C,Dは信号
A,Bにくらべて位相が1データ分だけ進んでいる。信
号E,Fは信号A,Bにくらべて位相が1データ分だけ
遅れている。
【0022】信号A,Bは書き込みクロック入力端子2
8から入力されてくるクロック信号のタイミングでバッ
ファメモリ4に入力され、信号C,Dも同じように書き
込みクロック入力端子29より入力されたクロックのタ
イミングでバッファメモリ5に、また信号E,Fも同じ
ように書き込みクロック入力端子30から入力されるク
ロックでバッファメモリ6に入力される。VCフレーマ
(1)には連結信号入力端子37より独立の信号が入力
されているので位相比較器7と制御器10は動作を行わ
ない。また独立時読みだしクロック入力端子34から入
力されてくるクロック信号のタイミングによって、デー
タレート変換後のデータとフレームパルスは読み出され
る。通常VCフレーマにおいては書き込みクロックと読
みだしクロックの周波数比はn:n+1になっており、
バッファメモリにn個のデータを書き込む時間にバッフ
ァメモリよりn+1のデータを読み出すことができる。
【0023】バッファメモリ4から出力されてくる信号
は、信号Gのようになる。図のようにnデータにつき1
データだけデータを2度読み出すようになっている。こ
のことによって1フレーム周期でバッファメモリ4の遅
延量は変化し、遅延量の1フレーム時間あたりの平均値
は一定になる。信号GのデータではA1 のデータを2度
読み出すようになっている。フレームパルスもCデータ
と同じ動作で読み出され、信号Hのようになる。
【0024】VCフレーマ(N−1)においては、出力
される信号OのVCデータの位相を信号Mの位相にあわ
せようとする動作が行われる。信号Nのフレームパルス
と信号Pのフレームパルスはともに位相比較器8に入力
され、区間T1 においては信号Oの方が位相が進んでい
ると判定される。その後、読みだし位相の制御が行わ
れ、信号Iのように同じフレーム内の区間T2 において
同じデータX1 が3回読み出され位相が遅らされる。そ
のことによってバッファメモリ5から出力されるVCデ
ータとフレームパルスは信号I、信号Jのように区間T
3 の時点においては信号A,Bと同じ位相になってる。
その後POH多重化器14においてPOHが多重化され
出力されるVCデータとフレームパルスは信号O,Pの
ようになる。
【0025】VCフレーマ(N)においても出力される
信号QのVCデータの出力信号を信号Mの位相に合わせ
ようとする動作が行われる。信号Nのフレームパルスと
信号Rのフレームパルスはともに位相比較器9に入力さ
れる。位相比較器9において区間T1 において信号Qの
方が位相が進んでいると判定される。その後読みだし信
号の制御が行われ、信号Kのように同じフレーム内のT
2 の区間において、通常では2回読み出されるデータY
1 を1回しか読み出さないことにより、位相が1つだけ
進む、このことによりバッファメモリ6から出力される
データ信号とフレームパルスは信号K,LのようにT3
の時点においては位相が信号A,Bと一致する、その後
POH多重化器15によってPOHが多重化され、出力
される信号は信号Q、信号Rのようになる。
【0026】図3は独立状態におけるVCフレーマ
(N)の動作を示す信号波形図である。いま、バッファ
メモリ6のアドレスが0から9までの10バイト存在し
たとすると、信号書き込みのアドレス値信号Sと読みだ
しのアドレス値信号Tの初期設定はアドレス差が一番大
きくとれるような値0と4が設定される。
【0027】区間T3 のように、何等かの外因によって
前記アドレスが接近した状態になってしまうと、バッフ
ァメモリ6より出力される信号Wは誤ったものになる。
信号Sと信号Tの値が接近すると信号Uのようなアドレ
ス異常の信号がアドレス検査器21より制御器12に伝
達される。制御器12からバッファメモリ6にアドレス
のリセット信号が信号Vのような形で出力される。バッ
ファメモリ6にアドレスのリセット信号が入力される
と、書き込みアドレスが0、読みだしアドレスが4にリ
セットされる。その後4データ後にはバッファ6より出
力される信号は正常なものとなり、VCフレーマへの入
力が正常であり続けるかぎり、出力される信号は正常な
ものが出力される。
【0028】なお、VCフレーマ(1)、(N−1)に
おいても独立状態においてアドレスの異常はアドレス検
査器19、20において検出され、前記のような操作が
行われる。また連結時には、前記のようなアドレス値の
操作を個々のVCフレーマで行うと、データ信号間の位
相関係を一定に保つことができないため行わない。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明のデータレート変
換装置は、バッファメモリより出力される複数のフレー
ムパルスの位相関係を比較し、その結果によりバッファ
メモリからの読みだし信号を制御することによりより複
数のデータ信号間の位相関係を一定に保存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のデータレート変換装置を包
含したVCフレーマの構成を示すブロック図
【図2】(a)同装置を包含したVCフレーマの動作を
示す信号波形図 (b)同信号波形図
【図3】本実施例のデータレート変換装置を包含したV
Cフレーマの動作を示す信号波形図
【図4】従来のVCフレーマの構成を示すブロック図
【図5】従来のVCフレーマの動作を示す信号波形図
【図6】従来のVCフレーマの動作を示す信号波形図
【符号の説明】
1 VCフレーマ(1) 2 VCフレーマ(N−1) 3 VCフレーマ(N) 4 バッファメモリ 5 バッファメモリ 6 バッファメモリ 7 位相比較器 8 位相比較器 9 位相比較器 10 制御器 11 制御器 12 制御器 13 POH多重化器 14 POH多重化器 15 POH多重化器 16 クロック切替器 17 クロック切替器 18 クロック切替器 19 アドレス検査器 20 アドレス検査器 21 アドレス検査器 22 Cデータ入力端子 23 Cデータ入力端子 24 Cデータ入力端子 25 フレームパルス入力端子 26 フレームパルス入力端子 27 フレームパルス入力端子 28 書き込みクロック入力端子 29 書き込みクロック入力端子 30 書き込みクロック入力端子 31 連結時読みだしクロック入力端子 32 連結時読みだしクロック入力端子 33 連結時読みだしクロック入力端子 34 独立時読みだしクロック入力端子 35 独立時読みだしクロック入力端子 36 独立時読みだしクロック入力端子 37 連結信号入力端子 38 連結信号入力端子 39 連結信号入力端子 40 VCデータ出力端子 41 VCデータ出力端子 42 VCデータ出力端子 43 フレームパルス出力端子 44 フレームパルス出力端子 45 フレームパルス出力端子 46 基準フレームパルス入力端子 47 基準フレームパルス入力端子 48 基準フレームパルス入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 康行 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 岸本 了造 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号がN層(Nは2以上の整数)から
    なり、この入力信号を一時保存するN個のバッファメモ
    リと、自層のバッファメモリから出力されてくるフレー
    ムパルスと他層のバッファメモリから出力されてくるフ
    レームパルスの位相関係を比較するN個の位相比較器
    と、信号のバッファメモリへの書き込みとバッファメモ
    リからの信号の読みだしを制御するN個の制御器を具備
    することを特徴とするデータレート変換装置。
  2. 【請求項2】バッファメモリからの読みだしクロックを
    切り替えるクロック切り替え器を具備し、連結信号がク
    ロック切り替え器と制御器に入力されることを特徴とす
    る請求項1記載のデータレート変換装置。
  3. 【請求項3】バッファメモリの書き込みと読みだしのア
    ドレス値を比較するアドレス検査器を具備し、アドレス
    検査器の出力が制御器に入力されることを特徴とする請
    求項2記載のデータレート変換装置。
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