JPH05135840A - 回転摺動装置 - Google Patents
回転摺動装置Info
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- JPH05135840A JPH05135840A JP32249391A JP32249391A JPH05135840A JP H05135840 A JPH05135840 A JP H05135840A JP 32249391 A JP32249391 A JP 32249391A JP 32249391 A JP32249391 A JP 32249391A JP H05135840 A JPH05135840 A JP H05135840A
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- brush
- slip ring
- slip rings
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Abstract
(57)【要約】
【目的】スリツプリング及び当該スリツプリング上を摺
動するブラシを有し、ブラシ及びスリツプリングを介し
て回転体に所定の電力又は信号を供給する回転摺動装置
において、ブラシ及びスリツプリング間の接触安定性を
向上し得ると共に、スリツプリングの磨耗量を一段と少
なくする。 【構成】1つのスリツプリングに対して独立した複数の
ブラシをそれぞれ異なる摺動軌跡に沿つて摺動するよう
にしたことにより、当該スリツプリング及びブラシを介
して供給される電力及び信号の供給エラーの発生確率を
低減し得ると共にスリツプリングの磨耗量を低減し得
る。またスリツプリングにおけるブラシの摺動部を当該
ブラシの摺動方向に沿つて断面V字形状の溝によつて形
成したことにより、ブラシ及びスリツプリングの接触安
定性を向上し得る。
動するブラシを有し、ブラシ及びスリツプリングを介し
て回転体に所定の電力又は信号を供給する回転摺動装置
において、ブラシ及びスリツプリング間の接触安定性を
向上し得ると共に、スリツプリングの磨耗量を一段と少
なくする。 【構成】1つのスリツプリングに対して独立した複数の
ブラシをそれぞれ異なる摺動軌跡に沿つて摺動するよう
にしたことにより、当該スリツプリング及びブラシを介
して供給される電力及び信号の供給エラーの発生確率を
低減し得ると共にスリツプリングの磨耗量を低減し得
る。またスリツプリングにおけるブラシの摺動部を当該
ブラシの摺動方向に沿つて断面V字形状の溝によつて形
成したことにより、ブラシ及びスリツプリングの接触安
定性を向上し得る。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図7〜図13) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図1〜図6) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は回転摺動装置に関し、例
えばビデオテープレコーダ(VTR)の回転ドラムに電
力又は信号を伝達するための回転摺動装置に適用して好
適なものである。
えばビデオテープレコーダ(VTR)の回転ドラムに電
力又は信号を伝達するための回転摺動装置に適用して好
適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、VTRの回転ドラムに電力又は信
号を伝達する方法として、図7に示すような回転摺動装
置1が用いられている。
号を伝達する方法として、図7に示すような回転摺動装
置1が用いられている。
【0004】すなわち回転摺動装置1はフランジ形状の
保持部材2上に筺体4が固定され、当該筺体4の内部に
は導電性部材でなるブラシ7A〜7Hの一端を片持ち支
持する支持部材5及び、導電性部材でなるブラシ8A〜
8Hの一端を片持ち支持する支持部材6が設けられてい
る。
保持部材2上に筺体4が固定され、当該筺体4の内部に
は導電性部材でなるブラシ7A〜7Hの一端を片持ち支
持する支持部材5及び、導電性部材でなるブラシ8A〜
8Hの一端を片持ち支持する支持部材6が設けられてい
る。
【0005】支持部材5によつて一端を支持されたブラ
シ7A〜7Hはそれぞれほぼ中間部分をダンパ9によつ
てまとめて保持され、さらに上記支持部材5によつて支
持された一端側と反対側の先端部が回転部材12に設け
られた導電性部材でなるスリツプリング13A〜13H
に摺接するようになされている。
シ7A〜7Hはそれぞれほぼ中間部分をダンパ9によつ
てまとめて保持され、さらに上記支持部材5によつて支
持された一端側と反対側の先端部が回転部材12に設け
られた導電性部材でなるスリツプリング13A〜13H
に摺接するようになされている。
【0006】また支持部材6によつて一端を支持された
ブラシ8A〜8Hはそれぞれほぼ中間部分をダンパ10
によつてまとめて保持され、さらに上記支持部材6によ
つて支持された一端側と反対側の先端部が回転部材12
に設けられたスリツプリング13A〜13Hに摺接する
ようになされている。
ブラシ8A〜8Hはそれぞれほぼ中間部分をダンパ10
によつてまとめて保持され、さらに上記支持部材6によ
つて支持された一端側と反対側の先端部が回転部材12
に設けられたスリツプリング13A〜13Hに摺接する
ようになされている。
【0007】回転部材12は、ベアリング14A及び1
4Bを介して保持部材2に回転自在に枢支され、先端部
分に回転ドラム(不図示)が固定されている。回転部材
12の内部には、各スリツプリング13A〜13B及び
回転ドラムを接続する信号ラインが設けられており、図
8の上面図に示すように外部からリード線16を介して
入力された電力及び信号は、支持部材6において各ブラ
シ8A〜8Hに供給されると共に、さらにリード線17
を介して支持部材5において各ブラシ7A〜7Hに供給
される。
4Bを介して保持部材2に回転自在に枢支され、先端部
分に回転ドラム(不図示)が固定されている。回転部材
12の内部には、各スリツプリング13A〜13B及び
回転ドラムを接続する信号ラインが設けられており、図
8の上面図に示すように外部からリード線16を介して
入力された電力及び信号は、支持部材6において各ブラ
シ8A〜8Hに供給されると共に、さらにリード線17
を介して支持部材5において各ブラシ7A〜7Hに供給
される。
【0008】従つて各ブラシ8A〜8H及び7A〜7H
に供給された電力及び信号は、当該ブラシ8A〜8H及
び7A〜7Hと摺接するスリツプリング13A〜13H
を介して回転ドラムに供給されるようになされている。
に供給された電力及び信号は、当該ブラシ8A〜8H及
び7A〜7Hと摺接するスリツプリング13A〜13H
を介して回転ドラムに供給されるようになされている。
【0009】ここで各スリツプリング13A〜13H及
び各ブラシ8A〜8H及び7A〜7Hの摺接状態は、図
9に示すように断面V字状に形成されたスリツプリング
13Aに対して互いに独立したブラシ7A及び8Aがそ
れぞれ対向する位置において接触し、摺動するようにな
されており、当該2つのブラシ7A及び8Aによつて電
力又は信号を供給するようになされている。
び各ブラシ8A〜8H及び7A〜7Hの摺接状態は、図
9に示すように断面V字状に形成されたスリツプリング
13Aに対して互いに独立したブラシ7A及び8Aがそ
れぞれ対向する位置において接触し、摺動するようにな
されており、当該2つのブラシ7A及び8Aによつて電
力又は信号を供給するようになされている。
【0010】また他のスリツプリング13B〜13Hに
ついても同様にして一対のブラシ7B及び8B、7C及
び8C、7D及び8D、7E及び8E、7F及び8F、
7G及び8G、7H及び8Hによつてそれぞれ電力又は
信号を供給するようになされている。
ついても同様にして一対のブラシ7B及び8B、7C及
び8C、7D及び8D、7E及び8E、7F及び8F、
7G及び8G、7H及び8Hによつてそれぞれ電力又は
信号を供給するようになされている。
【0011】このようにそれぞれ互いに独立した2つの
ブラシによつて電力又は信号を供給することにより、例
えば1つのブラシがジヤンプしてスリツプリングから離
れることがあつても、他方のブラシが接触していれば、
確実に電力又は信号を供給することができる。
ブラシによつて電力又は信号を供給することにより、例
えば1つのブラシがジヤンプしてスリツプリングから離
れることがあつても、他方のブラシが接触していれば、
確実に電力又は信号を供給することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
方法によつてブラシ7A〜7H及び8A〜8Hとスリツ
プリング13A〜13Hとを摺接するようにすると、1
つのスリツプリングについて同一摺動軌跡を2つのブラ
シが摺接することにより、例えば5400[rpm] 〜7200[rp
m] 程度で回転する高速回転型の回転摺動装置において
は、スリツプリングの磨耗を早め、当該スリツプリング
の寿命が短くなる問題があつた。
方法によつてブラシ7A〜7H及び8A〜8Hとスリツ
プリング13A〜13Hとを摺接するようにすると、1
つのスリツプリングについて同一摺動軌跡を2つのブラ
シが摺接することにより、例えば5400[rpm] 〜7200[rp
m] 程度で回転する高速回転型の回転摺動装置において
は、スリツプリングの磨耗を早め、当該スリツプリング
の寿命が短くなる問題があつた。
【0013】また9000[rpm] 以上の超高速回転型の回転
摺動装置においては、スリツプリング及びブラシ間で発
生するノイズが大きくなることにより、当該ノイズを低
減するためにスリツプリング及びブラシ間の接触圧を高
める必要があるが、この場合スリツプリングの磨耗が一
段と早まる問題があつた。
摺動装置においては、スリツプリング及びブラシ間で発
生するノイズが大きくなることにより、当該ノイズを低
減するためにスリツプリング及びブラシ間の接触圧を高
める必要があるが、この場合スリツプリングの磨耗が一
段と早まる問題があつた。
【0014】この問題点を解決するための1つの方法と
して、図10及び図12に示す方法が考えられる。すな
わち図10は回転摺動装置20の主要部分を抽出して示
した図であり、支持部材21によつて一端を支持された
ブラシ22A〜22Pはそれぞれほぼ中間部分をダンパ
24によつてまとめて保持され、さらに上記支持部材2
1によつて支持された一端側と反対側の先端部が回転部
材23に設けられた導電性部材でなるスリツプリング2
5A〜25Hに摺接するようになされている。
して、図10及び図12に示す方法が考えられる。すな
わち図10は回転摺動装置20の主要部分を抽出して示
した図であり、支持部材21によつて一端を支持された
ブラシ22A〜22Pはそれぞれほぼ中間部分をダンパ
24によつてまとめて保持され、さらに上記支持部材2
1によつて支持された一端側と反対側の先端部が回転部
材23に設けられた導電性部材でなるスリツプリング2
5A〜25Hに摺接するようになされている。
【0015】このスリツプリング25Aは図11に示す
ように断面コ字状に形成されており、当該コ字状に形成
された溝部の両端部にブラシ22A及び22Bが摺接す
るようになされている。また他のスリツプリング25B
〜25Hについても同様の形状でなり、各スリツプリン
グ25B〜25Hにそれぞれ2つのブラシ22C及び2
2D、22E及び22F、22G及び22H、22I及
び22J、22K及び22L、22M及び22N、22
O及び22Pが摺接するようになされている。
ように断面コ字状に形成されており、当該コ字状に形成
された溝部の両端部にブラシ22A及び22Bが摺接す
るようになされている。また他のスリツプリング25B
〜25Hについても同様の形状でなり、各スリツプリン
グ25B〜25Hにそれぞれ2つのブラシ22C及び2
2D、22E及び22F、22G及び22H、22I及
び22J、22K及び22L、22M及び22N、22
O及び22Pが摺接するようになされている。
【0016】このようにすれば、各スリツプリング25
A〜25Hにそれぞれ摺接する一対のブラシは、それぞ
れ異なる摺動軌跡に沿つて摺動することにより、各スリ
ツプリング25A〜25Hの磨耗を少なくすることがで
きる。
A〜25Hにそれぞれ摺接する一対のブラシは、それぞ
れ異なる摺動軌跡に沿つて摺動することにより、各スリ
ツプリング25A〜25Hの磨耗を少なくすることがで
きる。
【0017】ところがこのようなコ字状の溝を用いた場
合、各ブラシはそれぞれ1接点でスリツプリングと摺接
することにより、V字状の溝を用いた場合(2接点)に
比して接触安定性が低下する問題がある。
合、各ブラシはそれぞれ1接点でスリツプリングと摺接
することにより、V字状の溝を用いた場合(2接点)に
比して接触安定性が低下する問題がある。
【0018】また図12は回転摺動装置30の主要部分
を抽出して示した図であり、支持部材31によつて一端
を支持されたブラシ32A〜32Pはそれぞれほぼ中間
部分をダンパ34によつてまとめて保持され、さらに上
記支持部材31によつて支持された一端側と反対側の先
端部が回転部材33に設けられた導電性部材でなるスリ
ツプリング35A〜35Hに摺接するようになされてい
る。
を抽出して示した図であり、支持部材31によつて一端
を支持されたブラシ32A〜32Pはそれぞれほぼ中間
部分をダンパ34によつてまとめて保持され、さらに上
記支持部材31によつて支持された一端側と反対側の先
端部が回転部材33に設けられた導電性部材でなるスリ
ツプリング35A〜35Hに摺接するようになされてい
る。
【0019】このスリツプリング35Aは図13に示す
ように断面V字状に形成された2つの溝が平行に設けら
れており、それぞれの溝にブラシ32A及び32Bが摺
接するようになされている。また他のスリツプリング3
5B〜35Hについても同様の形状でなり、各スリツプ
リング25B〜25Hにそれぞれ2つのブラシ22C及
び22D、22E及び22F、22G及び22H、22
I及び22J、22K及び22L、22M及び22N、
22O及び22Pが摺接するようになされている。
ように断面V字状に形成された2つの溝が平行に設けら
れており、それぞれの溝にブラシ32A及び32Bが摺
接するようになされている。また他のスリツプリング3
5B〜35Hについても同様の形状でなり、各スリツプ
リング25B〜25Hにそれぞれ2つのブラシ22C及
び22D、22E及び22F、22G及び22H、22
I及び22J、22K及び22L、22M及び22N、
22O及び22Pが摺接するようになされている。
【0020】このようにすれば、各スリツプリング35
A〜35Hにそれぞれ摺接する一対のブラシは、それぞ
れ異なる溝に沿つて摺動することにより、各スリツプリ
ング35A〜35Hの磨耗を少なくすることができると
共に、V字状の溝をブラシが摺動することにより、各ブ
ラシを2点接触で溝と接するようにすることができ、ブ
ラシ及びスリツプリングの接触安定性の低下を回避する
ことができる。
A〜35Hにそれぞれ摺接する一対のブラシは、それぞ
れ異なる溝に沿つて摺動することにより、各スリツプリ
ング35A〜35Hの磨耗を少なくすることができると
共に、V字状の溝をブラシが摺動することにより、各ブ
ラシを2点接触で溝と接するようにすることができ、ブ
ラシ及びスリツプリングの接触安定性の低下を回避する
ことができる。
【0021】ところがこのような方法を用いた場合、各
ブラシ32A〜32Pを1つのダンパ34によつてまと
めて保持していることにより、各ブラシ間においてダン
パ34を介して干渉が生じ、隣接するブラシの動きがそ
れぞれのブラシに伝わつて各ブラシのスリツプリングに
対する追従性が劣化する問題がある。特に図12及び図
13のように構成した場合、1つのスリツプリングに摺
接する一対のブラシはそれぞれ同じダンパ34によつて
保持されており、例えば一方のブラシ32Aがジヤンプ
してスリツプリングから離れた場合、当該ブラシの動き
に追従して他方のブラシ32Bも同様の動きを示すよう
になり、接触安定性が低下する問題がある。
ブラシ32A〜32Pを1つのダンパ34によつてまと
めて保持していることにより、各ブラシ間においてダン
パ34を介して干渉が生じ、隣接するブラシの動きがそ
れぞれのブラシに伝わつて各ブラシのスリツプリングに
対する追従性が劣化する問題がある。特に図12及び図
13のように構成した場合、1つのスリツプリングに摺
接する一対のブラシはそれぞれ同じダンパ34によつて
保持されており、例えば一方のブラシ32Aがジヤンプ
してスリツプリングから離れた場合、当該ブラシの動き
に追従して他方のブラシ32Bも同様の動きを示すよう
になり、接触安定性が低下する問題がある。
【0022】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ブラシ及びスリツプリング間の接触安定性を向上し
得ると共に、スリツプリングの磨耗量を一段と少なくし
得る回転摺動装置を提案しようとするものである。
で、ブラシ及びスリツプリング間の接触安定性を向上し
得ると共に、スリツプリングの磨耗量を一段と少なくし
得る回転摺動装置を提案しようとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、スリツプリング63A〜63
H及び当該スリツプリング63A〜63H上を摺動する
ブラシ57A〜57H、58A〜58Hを有し、ブラシ
57A〜57H、58A〜58H及びスリツプリング6
3A〜63Hを介して回転体に所定の電力又は信号を供
給する回転摺動装置50において、スリツプリング63
A〜63Hに対して独立した複数のブラシ57A〜57
H、58A〜58Hをそれぞれ異なる摺動軌跡に沿つて
摺動するようにする。
め第1の発明においては、スリツプリング63A〜63
H及び当該スリツプリング63A〜63H上を摺動する
ブラシ57A〜57H、58A〜58Hを有し、ブラシ
57A〜57H、58A〜58H及びスリツプリング6
3A〜63Hを介して回転体に所定の電力又は信号を供
給する回転摺動装置50において、スリツプリング63
A〜63Hに対して独立した複数のブラシ57A〜57
H、58A〜58Hをそれぞれ異なる摺動軌跡に沿つて
摺動するようにする。
【0024】また第2の発明においては、スリツプリン
グ63A〜63Hにおけるブラシ57A〜57H、58
A〜58Hの摺動部はブラシの摺動方向に沿つて断面V
字形状の溝でなるようにする。
グ63A〜63Hにおけるブラシ57A〜57H、58
A〜58Hの摺動部はブラシの摺動方向に沿つて断面V
字形状の溝でなるようにする。
【0025】
【作用】1つのスリツプリング63A(〜63H)に対
して独立した複数のブラシ57A(〜57H)及び58
A(〜58H)を摺動させることにより、1つのスリツ
プリング上の1本のブラシがジヤンプしてリングから離
れることがあつても、残りのブラシはジヤンピングの影
響を受けることなくスリツプリングとの接触を保ち続け
る。従つてスリツプリング及びブラシの間の信号伝達が
途切れることを防止することができる。
して独立した複数のブラシ57A(〜57H)及び58
A(〜58H)を摺動させることにより、1つのスリツ
プリング上の1本のブラシがジヤンプしてリングから離
れることがあつても、残りのブラシはジヤンピングの影
響を受けることなくスリツプリングとの接触を保ち続け
る。従つてスリツプリング及びブラシの間の信号伝達が
途切れることを防止することができる。
【0026】また断面V字形状の溝に1本のブラシのみ
を摺接させることにより、スリツプリングの磨耗量を低
減し得ると共に、スリツプリング及びブラシの摺接状態
を1対1で決定することができ、これにより最適な磨耗
状態を得ることができる。
を摺接させることにより、スリツプリングの磨耗量を低
減し得ると共に、スリツプリング及びブラシの摺接状態
を1対1で決定することができ、これにより最適な磨耗
状態を得ることができる。
【0027】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0028】図1において50は全体として回転摺動装
置を示し、保持部材52上に筺体54が固定され、当該
筺体54の内部には導電性部材でなり断面が略円形形状
のブラシ57A〜57Hの一端を片持ち支持する支持部
材55及び、導電性部材でなるブラシ58A〜58Hの
一端を片持ち支持する支持部材56が設けられている。
置を示し、保持部材52上に筺体54が固定され、当該
筺体54の内部には導電性部材でなり断面が略円形形状
のブラシ57A〜57Hの一端を片持ち支持する支持部
材55及び、導電性部材でなるブラシ58A〜58Hの
一端を片持ち支持する支持部材56が設けられている。
【0029】支持部材55によつて一端を支持されたブ
ラシ57A〜57Hはそれぞれほぼ中間部分をダンパ5
9によつてまとめて保持され、さらに上記支持部材55
によつて支持された一端側と反対側の先端部が回転部材
62に設けられた導電性部材でなるスリツプリング63
A〜63Hに摺接するようになされている。
ラシ57A〜57Hはそれぞれほぼ中間部分をダンパ5
9によつてまとめて保持され、さらに上記支持部材55
によつて支持された一端側と反対側の先端部が回転部材
62に設けられた導電性部材でなるスリツプリング63
A〜63Hに摺接するようになされている。
【0030】また支持部材56によつて一端を支持され
たブラシ58A〜58Hはそれぞれほぼ中間部分をダン
パ60によつてまとめて保持され、さらに上記支持部材
56によつて支持された一端側と反対側の先端部が回転
部材62に設けられたスリツプリング63A〜63Hに
摺接するようになされている。
たブラシ58A〜58Hはそれぞれほぼ中間部分をダン
パ60によつてまとめて保持され、さらに上記支持部材
56によつて支持された一端側と反対側の先端部が回転
部材62に設けられたスリツプリング63A〜63Hに
摺接するようになされている。
【0031】回転部材62は、ベアリング64A及び6
4Bを介して保持部材52に回転自在に枢支され、これ
により回転摺動装置50が全体として一体に構成されて
いる。
4Bを介して保持部材52に回転自在に枢支され、これ
により回転摺動装置50が全体として一体に構成されて
いる。
【0032】また回転部材62の先端部分には回転ドラ
ム(不図示)を接触式に固定するようになされ、当該回
転部材62の内部には各スリツプリング63A〜63B
及び回転ドラムを接続する信号ラインが設けられてお
り、図2の上面図に示すように外部からリード線66を
介して入力された電力又は信号は、支持部材55におい
て各ブラシ57A〜57Hに供給されると共に、さらに
リード線57を介して支持部材56において各ブラシ5
8A〜58Hに供給される。
ム(不図示)を接触式に固定するようになされ、当該回
転部材62の内部には各スリツプリング63A〜63B
及び回転ドラムを接続する信号ラインが設けられてお
り、図2の上面図に示すように外部からリード線66を
介して入力された電力又は信号は、支持部材55におい
て各ブラシ57A〜57Hに供給されると共に、さらに
リード線57を介して支持部材56において各ブラシ5
8A〜58Hに供給される。
【0033】従つて各ブラシ57A〜57H及び58A
〜58Hに供給された電力又は信号は、当該ブラシ57
A〜57H及び58A〜58Hと摺接するスリツプリン
グ63A〜63Hを介して回転ドラムに供給されるよう
になされている。
〜58Hに供給された電力又は信号は、当該ブラシ57
A〜57H及び58A〜58Hと摺接するスリツプリン
グ63A〜63Hを介して回転ドラムに供給されるよう
になされている。
【0034】ここで各スリツプリング63Aは図3に示
すように、それぞれ2つのV字状に形成された溝から成
り、第1の溝にブラシ57Aが摺接するようになされ、
さらに第2の溝には第1のブラシとは独立した(すなわ
ち互いに同一のダンパによつて拘束されておらず、一方
のブラシの動きが他方のブラシの動きに関与しない)ブ
ラシ58Aが摺接するようになされている。この一対の
ブラシ57A及び58Aにはそれぞれ同じ電力又は信号
が供給されるようになされている。
すように、それぞれ2つのV字状に形成された溝から成
り、第1の溝にブラシ57Aが摺接するようになされ、
さらに第2の溝には第1のブラシとは独立した(すなわ
ち互いに同一のダンパによつて拘束されておらず、一方
のブラシの動きが他方のブラシの動きに関与しない)ブ
ラシ58Aが摺接するようになされている。この一対の
ブラシ57A及び58Aにはそれぞれ同じ電力又は信号
が供給されるようになされている。
【0035】また他のスリツプリング63B〜63Hに
ついても同様にして、一対のブラシ57B及び58B、
57C及び58C、57D及び58D、57E及び58
E、57F及び58F、57G及び58G、57H及び
58Hがそれぞれ対応する溝に摺接し、これによりそれ
ぞれ電力又は信号を供給するようになされている。
ついても同様にして、一対のブラシ57B及び58B、
57C及び58C、57D及び58D、57E及び58
E、57F及び58F、57G及び58G、57H及び
58Hがそれぞれ対応する溝に摺接し、これによりそれ
ぞれ電力又は信号を供給するようになされている。
【0036】以上の構成において、各スリツプリング6
3A〜63Hにそれぞれ摺接するようになされた一対の
ブラシ57A及び58A、57B及び58B、……57
H及び58Hはそれぞれ互いに異なるダンパ59及び6
0によつて保持されており、一対のブラシのうち一方の
ブラシの動きが他方のブラシの動きに影響を与えること
がないようになされている。
3A〜63Hにそれぞれ摺接するようになされた一対の
ブラシ57A及び58A、57B及び58B、……57
H及び58Hはそれぞれ互いに異なるダンパ59及び6
0によつて保持されており、一対のブラシのうち一方の
ブラシの動きが他方のブラシの動きに影響を与えること
がないようになされている。
【0037】従つて例えばスリツプリング63Aに摺接
する一対のブラシ57A及び58Aにおいて一方のブラ
シ57Aがジヤンプしてスリツプリング63Aから離れ
ることがあつても、当該ブラシ57Aとは独立したブラ
シ58Aがスリツプリング63Aに摺接していることに
より、当該スリツプリング63Aに対する電力又は信号
の供給エラーが発生する確率を格段的に低減することが
できる。
する一対のブラシ57A及び58Aにおいて一方のブラ
シ57Aがジヤンプしてスリツプリング63Aから離れ
ることがあつても、当該ブラシ57Aとは独立したブラ
シ58Aがスリツプリング63Aに摺接していることに
より、当該スリツプリング63Aに対する電力又は信号
の供給エラーが発生する確率を格段的に低減することが
できる。
【0038】またスリツプリング63A〜63Hにおい
て一対のブラシ57A及び58A、57B及び58B、
……57H及び58Hのそれぞれについて専用のV字溝
を設けたことによりスリツプリング63A〜63Hの磨
耗量を低減することができ、当該スリツプリング63A
〜63Hの寿命を長くすることができる。
て一対のブラシ57A及び58A、57B及び58B、
……57H及び58Hのそれぞれについて専用のV字溝
を設けたことによりスリツプリング63A〜63Hの磨
耗量を低減することができ、当該スリツプリング63A
〜63Hの寿命を長くすることができる。
【0039】さらにスリツプリング63A〜63Hの摺
接溝をV字形状に形成したことにより、断面円形形状の
ブラシ57A〜57H及び58A〜58Hとスリツプリ
ング63A〜63Hの各接触状態をそれぞれ2点接触と
することができ、ブラシ57A〜57H及び58A〜5
8Hの上下方向(すなわち回転部材62の回転軸に対し
て平行な方向)への不安定な動きを抑制することがで
き、一段と安定して摺動させることができる。
接溝をV字形状に形成したことにより、断面円形形状の
ブラシ57A〜57H及び58A〜58Hとスリツプリ
ング63A〜63Hの各接触状態をそれぞれ2点接触と
することができ、ブラシ57A〜57H及び58A〜5
8Hの上下方向(すなわち回転部材62の回転軸に対し
て平行な方向)への不安定な動きを抑制することがで
き、一段と安定して摺動させることができる。
【0040】かくして以上の構成によれば、回転摺動装
置50のスリツプリング63A〜63Hとブラシ57A
〜57H及び58A〜58Hとの摺動状態を一段と安定
化しつつスリツプリング63A〜63Hを長寿命化する
ことができる。
置50のスリツプリング63A〜63Hとブラシ57A
〜57H及び58A〜58Hとの摺動状態を一段と安定
化しつつスリツプリング63A〜63Hを長寿命化する
ことができる。
【0041】因に回転摺動装置50を一体に構成し、接
触式に回転ドラムに接続するようにしたことにより一段
と製造工程を簡易化し得ると共に、ワンタツチ式に交換
し得ることにより一段と保守性を向上することができ
る。
触式に回転ドラムに接続するようにしたことにより一段
と製造工程を簡易化し得ると共に、ワンタツチ式に交換
し得ることにより一段と保守性を向上することができ
る。
【0042】なお上述の実施例においては、1つのスリ
ツプリングに2本のブラシを摺接させた場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、3本以上のブラシを摺
接させるようにしても良い。
ツプリングに2本のブラシを摺接させた場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、3本以上のブラシを摺
接させるようにしても良い。
【0043】すなわち図4は1つのスリツプリングに3
本のブラシを摺接するようにした回転摺動装置70の主
要部分を抽出した図であり、支持部材71によつて一端
を支持されたブラシ72A〜72Iはそれぞれほぼ中間
部分をダンパ73によつてまとめて保持され、さらに上
記支持部材71によつて支持された一端側と反対側の先
端部が回転部材81に設けられた導電性部材でなるスリ
ツプリング82A〜82Iのそれぞれ第1のV字溝に摺
接するようになされている。
本のブラシを摺接するようにした回転摺動装置70の主
要部分を抽出した図であり、支持部材71によつて一端
を支持されたブラシ72A〜72Iはそれぞれほぼ中間
部分をダンパ73によつてまとめて保持され、さらに上
記支持部材71によつて支持された一端側と反対側の先
端部が回転部材81に設けられた導電性部材でなるスリ
ツプリング82A〜82Iのそれぞれ第1のV字溝に摺
接するようになされている。
【0044】また支持部材75によつて一端を支持され
たブラシ76A〜76Iはそれぞれほぼ中間部分をダン
パ77によつてまとめて保持され、さらに上記支持部材
75によつて支持された一端側と反対側の先端部が回転
部材81に設けられた導電性部材でなるスリツプリング
82A〜82Iのそれぞれ第2のV字溝に摺接するよう
になされている。
たブラシ76A〜76Iはそれぞれほぼ中間部分をダン
パ77によつてまとめて保持され、さらに上記支持部材
75によつて支持された一端側と反対側の先端部が回転
部材81に設けられた導電性部材でなるスリツプリング
82A〜82Iのそれぞれ第2のV字溝に摺接するよう
になされている。
【0045】また図5に示すように支持部材78によつ
て一端を支持されたブラシ79A〜79Iはそれぞれほ
ぼ中間部分をダンパ80によつてまとめて保持され、さ
らに上記支持部材78によつて支持された一端側と反対
側の先端部が回転部材81に設けられた導電性部材でな
るスリツプリング82A〜82Iのそれぞれ第3のV字
溝に摺接するようになされている。
て一端を支持されたブラシ79A〜79Iはそれぞれほ
ぼ中間部分をダンパ80によつてまとめて保持され、さ
らに上記支持部材78によつて支持された一端側と反対
側の先端部が回転部材81に設けられた導電性部材でな
るスリツプリング82A〜82Iのそれぞれ第3のV字
溝に摺接するようになされている。
【0046】ここで図6に示すように、平行な3つのV
字溝を有するスリツプリング82Aに摺接する3本のブ
ラシ72A、76A及び79Aはそれぞれ異なるダンパ
73、77及び80によつて保持されていることによ
り、これら3本のブラシ72A、76A及び79Aはそ
れぞれ独立して動くことができるようになされている。
字溝を有するスリツプリング82Aに摺接する3本のブ
ラシ72A、76A及び79Aはそれぞれ異なるダンパ
73、77及び80によつて保持されていることによ
り、これら3本のブラシ72A、76A及び79Aはそ
れぞれ独立して動くことができるようになされている。
【0047】また他のスリツプリング82B〜82Iに
ついても同様にしてそれぞれのスリツプリングに摺接す
る3本のブラシはそれぞれ異なるダンパ73、77及び
80によつて保持されていることにより独立して動くこ
とができるようになされている。
ついても同様にしてそれぞれのスリツプリングに摺接す
る3本のブラシはそれぞれ異なるダンパ73、77及び
80によつて保持されていることにより独立して動くこ
とができるようになされている。
【0048】従つて各スリツプリング82A〜82Iに
おいて2本のブラシがジヤンプしてスリツプリングから
離れた場合でも、他の1本のブラシが摺接している限り
電力又は信号を供給することができ、電力及び信号の供
給エラーの発生確率をさらに低減することができる。ま
た他のスリツプリング82B〜82Iについても同様に
してそれぞれ3本のブラシが摺接するようになされてい
る。
おいて2本のブラシがジヤンプしてスリツプリングから
離れた場合でも、他の1本のブラシが摺接している限り
電力又は信号を供給することができ、電力及び信号の供
給エラーの発生確率をさらに低減することができる。ま
た他のスリツプリング82B〜82Iについても同様に
してそれぞれ3本のブラシが摺接するようになされてい
る。
【0049】また上述の実施例においては、スリツプリ
ング及びブラシを構成する回転摺動装置を1つの構成部
品として一体化した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、スリツプリング及びブラシを分離構成とし
ても良い。
ング及びブラシを構成する回転摺動装置を1つの構成部
品として一体化した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、スリツプリング及びブラシを分離構成とし
ても良い。
【0050】また上述の実施例においては、スリツプリ
ングの段数として8段のものを用いた場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、種々の段数をものを用い
ても良い。
ングの段数として8段のものを用いた場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、種々の段数をものを用い
ても良い。
【0051】また上述の実施例においては、スリツプリ
ングにV字状の溝を設けた場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、溝の底部に曲面を持つたU字状の溝
を用いる等、種々の溝の形状を用いるようにしても良
い。
ングにV字状の溝を設けた場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、溝の底部に曲面を持つたU字状の溝
を用いる等、種々の溝の形状を用いるようにしても良
い。
【0052】さらに上述の実施例においては、本発明を
VTRの回転ドラムに電力及び信号を供給するようにな
された回転摺動装置に適用した場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、他の種々の機器の回転摺動装置
に広く適用することができる。
VTRの回転ドラムに電力及び信号を供給するようにな
された回転摺動装置に適用した場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、他の種々の機器の回転摺動装置
に広く適用することができる。
【0053】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、1つのス
リツプリングに対して独立した複数のブラシをそれぞれ
異なる摺動軌跡に沿つて摺動するようにしたことによ
り、当該スリツプリング及びブラシを介して供給される
電力又は信号の供給エラーの発生確率を低減し得ると共
にスリツプリングの磨耗量を低減し得る回転摺動装置を
実現できる。
リツプリングに対して独立した複数のブラシをそれぞれ
異なる摺動軌跡に沿つて摺動するようにしたことによ
り、当該スリツプリング及びブラシを介して供給される
電力又は信号の供給エラーの発生確率を低減し得ると共
にスリツプリングの磨耗量を低減し得る回転摺動装置を
実現できる。
【0054】またスリツプリングにおけるブラシの摺動
部を当該ブラシの摺動方向に沿つて断面V字形状の溝に
よつて形成したことにより、ブラシ及びスリツプリング
の接触安定性を向上し得る。
部を当該ブラシの摺動方向に沿つて断面V字形状の溝に
よつて形成したことにより、ブラシ及びスリツプリング
の接触安定性を向上し得る。
【図1】本発明による回転摺動装置の一実施例を示す略
線的断面図である。
線的断面図である。
【図2】本発明による回転摺動装置の略線的上面図であ
る。
る。
【図3】本発明による回転摺動装置のスリツプリング及
びブラシの摺接状態を示す部分的拡大図である。
びブラシの摺接状態を示す部分的拡大図である。
【図4】本発明による回転摺動装置の他の実施例を示す
部分的側面図である。
部分的側面図である。
【図5】他の実施例による部分的上面図である。
【図6】他の実施例によるスリツプリング及びブラシの
摺接状態を示す部分的拡大図である。
摺接状態を示す部分的拡大図である。
【図7】従来の回転摺動装置を示す略線的断面図であ
る。
る。
【図8】従来の回転摺動装置を示す略線的上面図であ
る。
る。
【図9】従来の回転摺動装置におけるスリツプリング及
びブラシの摺接状態を示す部分的拡大図である。
びブラシの摺接状態を示す部分的拡大図である。
【図10】従来の回転摺動装置を示す部分的側面図であ
る。
る。
【図11】従来の回転摺動装置におけるスリツプリング
及びブラシの摺接状態を示す部分的拡大図である。
及びブラシの摺接状態を示す部分的拡大図である。
【図12】従来の回転摺動装置を示す部分的側面図であ
る。
る。
【図13】従来の回転摺動装置におけるスリツプリング
及びブラシの摺接状態を示す部分的拡大図である。
及びブラシの摺接状態を示す部分的拡大図である。
1、20、30、50、70……回転摺動装置、7A〜
7H、8A〜8H、22A〜22P、32A〜32P、
57A〜57H、58A〜58H、72A〜72I、7
6A〜76I、79A〜79I……ブラシ、13A〜1
3H、25A〜25H、35A〜35H、63A〜63
H、82A〜82I……スリツプリング、9、10、2
4、34、59、60、73、77、78……ダンパ。
7H、8A〜8H、22A〜22P、32A〜32P、
57A〜57H、58A〜58H、72A〜72I、7
6A〜76I、79A〜79I……ブラシ、13A〜1
3H、25A〜25H、35A〜35H、63A〜63
H、82A〜82I……スリツプリング、9、10、2
4、34、59、60、73、77、78……ダンパ。
Claims (2)
- 【請求項1】スリツプリング及び当該スリツプリング上
を摺動するブラシを有し、上記ブラシ及びスリツプリン
グを介して回転体に所定の電力又は信号を供給する回転
摺動装置において、 上記スリツプリングに対して独立した複数のブラシをそ
れぞれ異なる摺動軌跡に沿つて摺動するようにしたこと
を特徴とする回転摺動装置。 - 【請求項2】上記スリツプリングにおける上記ブラシの
摺動部は上記ブラシの摺動方向に沿つて断面V字形状の
溝でなることを特徴とする請求項1の回転摺動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32249391A JPH05135840A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 回転摺動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32249391A JPH05135840A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 回転摺動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05135840A true JPH05135840A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=18144262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32249391A Pending JPH05135840A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 回転摺動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05135840A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101944698A (zh) * | 2010-09-09 | 2011-01-12 | 江苏无锡建华机床附件集团有限公司 | 圆形吸盘回转配电系统 |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP32249391A patent/JPH05135840A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101944698A (zh) * | 2010-09-09 | 2011-01-12 | 江苏无锡建华机床附件集团有限公司 | 圆形吸盘回转配电系统 |
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