JPH05135712A - 陰極線管 - Google Patents
陰極線管Info
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- JPH05135712A JPH05135712A JP4117880A JP11788092A JPH05135712A JP H05135712 A JPH05135712 A JP H05135712A JP 4117880 A JP4117880 A JP 4117880A JP 11788092 A JP11788092 A JP 11788092A JP H05135712 A JPH05135712 A JP H05135712A
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- Japan
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- band
- panel
- protection band
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- protective band
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/86—Vessels; Containers; Vacuum locks
- H01J29/87—Arrangements for preventing or limiting effects of implosion of vessels or containers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2231/00—Cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2231/12—CRTs having luminescent screens
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 陰極線管10は、ファンネル16に連結され
たフェースプレート・パネル14を含む排気された外囲
器12から成る。少なくとも1個の金属条帯で作られた
焼ばめ内破保護バンド18は、連結部20で固定され、
保護バンド18を取り付ける前の冷えている時の寸法が
パネルの周囲よりも少し小さいループを形成する。保護
バンド18は一定の断面積を有し、少なくとも1つの開
口24がそこを貫いて形成される。保護バンド18はパ
ネルの周囲に取り付けられ、保護バンド18の張力の結
果として、パネルに圧縮力を加える。少なくとも1個の
スロット34が保護バンド内に且つ開口と連絡して設け
られる。 【効果】 保護バンドの断面積が減少され、保護バンド
の張力が保護バンドの連結部の最小設計限度以下に下げ
られる。
たフェースプレート・パネル14を含む排気された外囲
器12から成る。少なくとも1個の金属条帯で作られた
焼ばめ内破保護バンド18は、連結部20で固定され、
保護バンド18を取り付ける前の冷えている時の寸法が
パネルの周囲よりも少し小さいループを形成する。保護
バンド18は一定の断面積を有し、少なくとも1つの開
口24がそこを貫いて形成される。保護バンド18はパ
ネルの周囲に取り付けられ、保護バンド18の張力の結
果として、パネルに圧縮力を加える。少なくとも1個の
スロット34が保護バンド内に且つ開口と連絡して設け
られる。 【効果】 保護バンドの断面積が減少され、保護バンド
の張力が保護バンドの連結部の最小設計限度以下に下げ
られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に言えば、内破
保護バンドを有する陰極線管(CRT)に関し、特に、
内部に張力制限手段の形成されている焼ばめ内破保護バ
ンドを有する陰極線管に関する。
保護バンドを有する陰極線管(CRT)に関し、特に、
内部に張力制限手段の形成されている焼ばめ内破保護バ
ンドを有する陰極線管に関する。
【0002】
【発明の背景】陰極線管は排気されて内部の圧力が非常
に低くなっているので、陰極線管の表面全体に作用する
大気圧により生じる応力に起因して内破する可能性があ
る。当技術分野では、陰極線管に内破保護バンドを設け
ることによりこの問題に対処している。このような保護
バンドは、陰極線管のフェースプレート・パネル側壁に
圧縮力を加えて応力を再分配するために用いられてい
る。応力を再分配すると、パネルの角における張力が最
小となり、内破の可能性が少なくなる。内破保護バンド
は陰極線管の耐衝撃性を高めるのでこの点でも有益であ
る。圧縮力を受けているガラスは張力を受けているガラ
スよりも強靭であり、保護バンドは、保護バンドがなけ
れば張力を受けるであろうパネル領域に圧縮力を生じ
る。その上、内破が生じた場合、再分配された応力によ
り、内破したガラスは管が取り付けられているキャビネ
ットの後方へ向かうので、内破した管の付近にいる人が
負傷する可能性はかなり少なくなる。
に低くなっているので、陰極線管の表面全体に作用する
大気圧により生じる応力に起因して内破する可能性があ
る。当技術分野では、陰極線管に内破保護バンドを設け
ることによりこの問題に対処している。このような保護
バンドは、陰極線管のフェースプレート・パネル側壁に
圧縮力を加えて応力を再分配するために用いられてい
る。応力を再分配すると、パネルの角における張力が最
小となり、内破の可能性が少なくなる。内破保護バンド
は陰極線管の耐衝撃性を高めるのでこの点でも有益であ
る。圧縮力を受けているガラスは張力を受けているガラ
スよりも強靭であり、保護バンドは、保護バンドがなけ
れば張力を受けるであろうパネル領域に圧縮力を生じ
る。その上、内破が生じた場合、再分配された応力によ
り、内破したガラスは管が取り付けられているキャビネ
ットの後方へ向かうので、内破した管の付近にいる人が
負傷する可能性はかなり少なくなる。
【0003】焼ばめ型の内破保護バンドを製作する典型
的な方法は、鋼の条帯を保護しようとするフェースプレ
ート・パネルと同じ形状のループ状に形成し、ループに
した鋼条帯の両端を互いに連結する。保護バンドを作る
時、2個の同じような鋼条帯を連結してループを形成す
ることもある。この2つの型式の保護バンドの場合、ル
ープの周囲はフェースプレート・パネルの周囲よりも少
し小さい。ループを加熱して約300°C〜500℃に
すると、材料の膨脹係数によりループの寸法が伸長し、
ループをフェースプレート・パネルの回りに嵌め込むこ
とができる。保護バンドは冷えるにつれて収縮し、パネ
ルの周囲を締め付けるので、必要な内破保護圧縮力がフ
ェースプレート・パネルに加わる。この圧縮力は、保護
バンドの金属の降伏点を超えることにより正確に制御す
ることができる。
的な方法は、鋼の条帯を保護しようとするフェースプレ
ート・パネルと同じ形状のループ状に形成し、ループに
した鋼条帯の両端を互いに連結する。保護バンドを作る
時、2個の同じような鋼条帯を連結してループを形成す
ることもある。この2つの型式の保護バンドの場合、ル
ープの周囲はフェースプレート・パネルの周囲よりも少
し小さい。ループを加熱して約300°C〜500℃に
すると、材料の膨脹係数によりループの寸法が伸長し、
ループをフェースプレート・パネルの回りに嵌め込むこ
とができる。保護バンドは冷えるにつれて収縮し、パネ
ルの周囲を締め付けるので、必要な内破保護圧縮力がフ
ェースプレート・パネルに加わる。この圧縮力は、保護
バンドの金属の降伏点を超えることにより正確に制御す
ることができる。
【0004】鋼条帯の両端は溶接か圧着(crimpi
ng)により永久的に連結される。何れにしても、鋼条
帯は管の側壁に相当の圧力を加えるために用いられるの
で、両端を結合する場合に形成される連結部は、保護バ
ンドにより加えられる張力に十分耐えられる強さである
ことが必要である。典型的には、この連結部は最小張力
5000ポンド(2268kg)に耐えられるように設
計されている。保護バンドの張力は材料の降伏強さと断
面積に正比例するので、保護バンド材料の降伏強さが最
大限度を超えると、連結部にかかる張力が最小設計限度
を超えるので、連結部は破損することもある。
ng)により永久的に連結される。何れにしても、鋼条
帯は管の側壁に相当の圧力を加えるために用いられるの
で、両端を結合する場合に形成される連結部は、保護バ
ンドにより加えられる張力に十分耐えられる強さである
ことが必要である。典型的には、この連結部は最小張力
5000ポンド(2268kg)に耐えられるように設
計されている。保護バンドの張力は材料の降伏強さと断
面積に正比例するので、保護バンド材料の降伏強さが最
大限度を超えると、連結部にかかる張力が最小設計限度
を超えるので、連結部は破損することもある。
【0005】
【発明の概要】本発明による陰極線管は、ファンネルに
連結されたフェースプレート・パネルを含む排気された
外囲器から成る。向かい合っている端部を有する、少な
くとも1個の金属の条帯で作られた焼ばめ内破保護バン
ドが連結部で固定され、取り付けられる前の冷えている
時の寸法がパネルの周囲よりも少し小さいループを形成
する。保護バンドは所定の断面積を有し、それを貫いて
少なくとも1つの開口が形成される。保護バンドはパネ
ルの周囲に取り付けられ、保護バンドの張力の結果とし
て、パネルに圧縮力が加えられる。保護バンドは、保護
バンドの張力を連結部の最小設計限度以下に下げるため
の手段を保護バンドの内部に且つ開口と連絡して設ける
ことにより改良されている。
連結されたフェースプレート・パネルを含む排気された
外囲器から成る。向かい合っている端部を有する、少な
くとも1個の金属の条帯で作られた焼ばめ内破保護バン
ドが連結部で固定され、取り付けられる前の冷えている
時の寸法がパネルの周囲よりも少し小さいループを形成
する。保護バンドは所定の断面積を有し、それを貫いて
少なくとも1つの開口が形成される。保護バンドはパネ
ルの周囲に取り付けられ、保護バンドの張力の結果とし
て、パネルに圧縮力が加えられる。保護バンドは、保護
バンドの張力を連結部の最小設計限度以下に下げるため
の手段を保護バンドの内部に且つ開口と連絡して設ける
ことにより改良されている。
【0006】
【実施例】図1と図2に関連して、CRT10は、フリ
ットシール(図示せず)によりファンネル16に連結さ
れたフェースプレート・パネル14を有する、排気され
た外囲器12から成る。電子銃(図示せず)がファンネ
ルの反対側の端を閉じている。
ットシール(図示せず)によりファンネル16に連結さ
れたフェースプレート・パネル14を有する、排気され
た外囲器12から成る。電子銃(図示せず)がファンネ
ルの反対側の端を閉じている。
【0007】焼ばめ内破保護バンド18は、冷えている
時の寸法がパネル14の周囲よりも僅かに小さいループ
の形をしており、パネルの周囲に取り付けるには、バン
ドを300°C〜500℃の範囲内で加熱してバンドを
膨張させてから冷却する。冷却されたバンドの張力によ
り、パネルに圧縮力が加えられる。バンド18を形成す
るには、少なくとも1個の鋼条帯の両端を連結し、連結
部20を形成する。本実施例では、鋼条帯を広げたとき
の幅は約3.0インチ(76.2mm)で、厚さは0.
042〜0.045インチ(1.07〜1.14mm)
の範囲内にある。鋼条帯の一方のへり22を1インチ
(25.4mm)折り重ねて、フェースプレート側のバ
ンドの厚さを2倍にし、約2インチ(50.8mm)の
使用可能幅Wを有するバンドとする。例えば、バンド1
8の反対側の折り重ねてないへり26に複数の開口24
を形成する。各開口24はへり26から約0.375イ
ンチ(9.5mm)の間隔Dを置いて基部28を有す
る。バンド材料の幅の狭い条帯で開口24をつなぐ。こ
の条帯はバンド18の面から形成され、クリップを受け
取る保持器30を定める。典型的には、保持器30は約
0.184インチ(4.67mm)の幅W1と、基部2
8の長さよりも少し短かい約0.78インチ(19.8
1mm)の有効長Lを有する。取り付けラグ32は各々
の角でバンド18に取り付けられる。これ迄述べたバン
ド18は従来のものである。
時の寸法がパネル14の周囲よりも僅かに小さいループ
の形をしており、パネルの周囲に取り付けるには、バン
ドを300°C〜500℃の範囲内で加熱してバンドを
膨張させてから冷却する。冷却されたバンドの張力によ
り、パネルに圧縮力が加えられる。バンド18を形成す
るには、少なくとも1個の鋼条帯の両端を連結し、連結
部20を形成する。本実施例では、鋼条帯を広げたとき
の幅は約3.0インチ(76.2mm)で、厚さは0.
042〜0.045インチ(1.07〜1.14mm)
の範囲内にある。鋼条帯の一方のへり22を1インチ
(25.4mm)折り重ねて、フェースプレート側のバ
ンドの厚さを2倍にし、約2インチ(50.8mm)の
使用可能幅Wを有するバンドとする。例えば、バンド1
8の反対側の折り重ねてないへり26に複数の開口24
を形成する。各開口24はへり26から約0.375イ
ンチ(9.5mm)の間隔Dを置いて基部28を有す
る。バンド材料の幅の狭い条帯で開口24をつなぐ。こ
の条帯はバンド18の面から形成され、クリップを受け
取る保持器30を定める。典型的には、保持器30は約
0.184インチ(4.67mm)の幅W1と、基部2
8の長さよりも少し短かい約0.78インチ(19.8
1mm)の有効長Lを有する。取り付けラグ32は各々
の角でバンド18に取り付けられる。これ迄述べたバン
ド18は従来のものである。
【0008】従来のバンド18に関わる問題点は、材料
の降伏強さもしくは厚さが、最大許容値を超えて変動す
ると、連結部20に掛かる張力が最小設計限度の500
0ポンドを超えて、連結部が破損する。この最小設計限
度とは、連結部20が破損する時の最小張力である。こ
の鋼のバンド材料は、37,000〜42,000ps
i(26.0〜29.5kg/mm2)の範囲の指定さ
れた降伏強さを有する。材料の最大厚さtは0.045
インチ(1.14mm)である。バンドの有効幅W′
は、全体の幅3.00インチ(76.2mm)から開口
24の深さ0.375インチ(9.5mm)を引いた
値、すなわち2.625インチ(66.7mm)と定め
られる。降伏強さ42,000psi(29.5kg/
mm2)を有する材料の場合、連結部に掛かる最大張力
は: Tmax =Y×W′×t Tmax =42,000psi×2.625インチ×
0.045インチ(29.5kg/mm2×66.7m
m×1.14mm) Tmax =4,961.25ポンド(2243kg) 連結部20に掛かる張力は最小設計限度以下であるの
で、連結部は持ちこたえられる。しかしながら、検査に
よれば、成形および鍛錬の後、鋼条帯の降伏強さは4
7,000psi(33.0kg/mm2)まで高めら
れることが分っている。その結果、この材料の連結部2
0に生じる張力は: T1=47,000psi×2.625インチ×0.0
45インチ(33.0kg/mm2×66.7mm×
1.14mm) T1=5551.88ポンド(2509kg) この張力の値では、連結部20は破損するかも知れな
い。
の降伏強さもしくは厚さが、最大許容値を超えて変動す
ると、連結部20に掛かる張力が最小設計限度の500
0ポンドを超えて、連結部が破損する。この最小設計限
度とは、連結部20が破損する時の最小張力である。こ
の鋼のバンド材料は、37,000〜42,000ps
i(26.0〜29.5kg/mm2)の範囲の指定さ
れた降伏強さを有する。材料の最大厚さtは0.045
インチ(1.14mm)である。バンドの有効幅W′
は、全体の幅3.00インチ(76.2mm)から開口
24の深さ0.375インチ(9.5mm)を引いた
値、すなわち2.625インチ(66.7mm)と定め
られる。降伏強さ42,000psi(29.5kg/
mm2)を有する材料の場合、連結部に掛かる最大張力
は: Tmax =Y×W′×t Tmax =42,000psi×2.625インチ×
0.045インチ(29.5kg/mm2×66.7m
m×1.14mm) Tmax =4,961.25ポンド(2243kg) 連結部20に掛かる張力は最小設計限度以下であるの
で、連結部は持ちこたえられる。しかしながら、検査に
よれば、成形および鍛錬の後、鋼条帯の降伏強さは4
7,000psi(33.0kg/mm2)まで高めら
れることが分っている。その結果、この材料の連結部2
0に生じる張力は: T1=47,000psi×2.625インチ×0.0
45インチ(33.0kg/mm2×66.7mm×
1.14mm) T1=5551.88ポンド(2509kg) この張力の値では、連結部20は破損するかも知れな
い。
【0009】パネル18に十分な圧縮力を与え、且つ連
結部20の破損を防止するために、バンド18の角にお
ける各ラグ32に隣接する2個の開口24は開口24と
連絡するスロット34を含むように変更される。各スロ
ット34はスロット基部36を備え、約0.25インチ
(6.35mm)の長さ1と約0.30インチ(7.6
2mm)の深さdを有する。スロット34の深さdは、
開口24の深さDと組み合わされ、全有効深さは約0.
675インチ(17.145mm)に増加するので、折
り重ねられたバンドの有効幅は2.325インチ(5
9.1mm)に減少する。従って、厚さ0.45インチ
(1.14mm)、最大降伏強さ47,000psi
(33.0kg/mm2)を有する鋼条帯の場合、連結
部に生じる力は: T2=47,000psi×2.325インチ×0.0
45インチ(33.0kg/mm2×59.1mm×
1.14mm) T2=4917.38ポンド(2223kg) 従って、材料の最大厚さ0.045インチ(1.14m
m)、また降伏強さ47,000psi(33.0kg
/mm2)という最悪の場合でも、連結部20に掛かる
張力は最小設計限度5,000ポンド(2268kg)
を超えない。
結部20の破損を防止するために、バンド18の角にお
ける各ラグ32に隣接する2個の開口24は開口24と
連絡するスロット34を含むように変更される。各スロ
ット34はスロット基部36を備え、約0.25インチ
(6.35mm)の長さ1と約0.30インチ(7.6
2mm)の深さdを有する。スロット34の深さdは、
開口24の深さDと組み合わされ、全有効深さは約0.
675インチ(17.145mm)に増加するので、折
り重ねられたバンドの有効幅は2.325インチ(5
9.1mm)に減少する。従って、厚さ0.45インチ
(1.14mm)、最大降伏強さ47,000psi
(33.0kg/mm2)を有する鋼条帯の場合、連結
部に生じる力は: T2=47,000psi×2.325インチ×0.0
45インチ(33.0kg/mm2×59.1mm×
1.14mm) T2=4917.38ポンド(2223kg) 従って、材料の最大厚さ0.045インチ(1.14m
m)、また降伏強さ47,000psi(33.0kg
/mm2)という最悪の場合でも、連結部20に掛かる
張力は最小設計限度5,000ポンド(2268kg)
を超えない。
【0010】バンド18を管10に取り付ける前に、バ
ンドをその金属の弾性限度を少し超える程度に伸ばして
バンドを降伏させ、既知の予測可能な張力を管に加え
る。これは図3より明白であり、張力は約5%の伸びの
後ほぼ一定のままである。バンド18を伸ばす方法は、
平成2年11月26日に出願された特願平2−3251
18号に述べられている。
ンドをその金属の弾性限度を少し超える程度に伸ばして
バンドを降伏させ、既知の予測可能な張力を管に加え
る。これは図3より明白であり、張力は約5%の伸びの
後ほぼ一定のままである。バンド18を伸ばす方法は、
平成2年11月26日に出願された特願平2−3251
18号に述べられている。
【0011】新規なバンド18の一部分を図4に示す。
クリップ38はバンド18における開口24の中に配置
される。クリップ38はクリップ受け保持器30と契合
し、管(図示せず)に対して消磁コイル40を正確に設
置する。スロット34はクリップ38の設置や保持を妨
害しない。角に隣接する8ケ所にそれぞれスロット34
と開口24を設け、一工程で開口とスロットの両方を形
成することにより経済性が得られる。また、バンド18
に掛かる張力は他の場所よりも角に近い場所の方が大き
いので、連結部20に最大限の保護を得るためには、角
に隣接する8個の開口24内にスロット34を設けて、
張力がバンドの四つの角の各々にほぼ一様に分配される
ようにする。
クリップ38はバンド18における開口24の中に配置
される。クリップ38はクリップ受け保持器30と契合
し、管(図示せず)に対して消磁コイル40を正確に設
置する。スロット34はクリップ38の設置や保持を妨
害しない。角に隣接する8ケ所にそれぞれスロット34
と開口24を設け、一工程で開口とスロットの両方を形
成することにより経済性が得られる。また、バンド18
に掛かる張力は他の場所よりも角に近い場所の方が大き
いので、連結部20に最大限の保護を得るためには、角
に隣接する8個の開口24内にスロット34を設けて、
張力がバンドの四つの角の各々にほぼ一様に分配される
ようにする。
【図1】本発明による新規な焼ばめ内破保護バンドを備
えたCRT(陰極線管)の斜視図である。
えたCRT(陰極線管)の斜視図である。
【図2】陰極線管と保護バンドの正面図である。
【図3】保護バンドを作ることのできる材料についての
典型的な伸び曲線である。
典型的な伸び曲線である。
【図4】新規な保護バンドの一部分の拡大図であり、開
口とスロットを示し、開口の中に消磁コイル保持クリッ
プが配置されている。
口とスロットを示し、開口の中に消磁コイル保持クリッ
プが配置されている。
10 CRT(陰極線管) 12 排気された外囲器 14 フェースプレート・パネル 16 ファンネル 18 焼ばめ内破保護バンド 20 連結部 22 鋼条帯の一方のへり 24 開口 26 反対側の折り重ねられないへり 28 開口24の基部 30 クリップ受け保持器 32 取り付けラグ 34 スロット 36 スロット34の基部 38 クリップ 40 消磁コイル
Claims (1)
- 【請求項1】 ファンネルに連結されたフェースプレー
ト・パネルを有する排気された外囲器および向かい合う
両端が連結部で固定される少なくとも1個の金属条帯で
作られた焼ばめ内破保護バンドから成る陰極線管であっ
て、前記保護バンドは取り付ける前の冷えている時の寸
法が前記パネルの周囲よりも少し小さいループ状に形成
され、前記保護バンドは所定の断面積を有し、またその
中に少なくとも1つの開口が形成され、前記保護バンド
は前記パネルの周囲に取り付けられ前記保護バンドの張
力の結果としてパネルに圧縮力を加え、特徴として前記
保護バンド内に且つ前記開口と連絡して、前記保護バン
ドの張力を前記連結部の最小設計限度以下に下げるため
の手段を含んでいる、前記陰極線管。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/677,178 US5181123A (en) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | Cathode-ray tube having a shrinkfit implosion protection band with tension limiting means |
US677178 | 1991-03-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05135712A true JPH05135712A (ja) | 1993-06-01 |
JP2596870B2 JP2596870B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=24717639
Family Applications (1)
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