JPH05135470A - デイスクドライブ - Google Patents

デイスクドライブ

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JPH05135470A
JPH05135470A JP3295310A JP29531091A JPH05135470A JP H05135470 A JPH05135470 A JP H05135470A JP 3295310 A JP3295310 A JP 3295310A JP 29531091 A JP29531091 A JP 29531091A JP H05135470 A JPH05135470 A JP H05135470A
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cam
cartridge
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lever
driving
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Toshio Nakamura
利夫 中村
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Sony Group Corp
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Aiwa Co Ltd
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転カム板を往復回転させて、カートリッジ
ローディングとカートリッジアンローディングを行うよ
うにしたディスクドライブにおいて、ハブロック解除と
ハブロックのタイミングをズラし、カートリッジアンロ
ーディングの際に、ディスクカートリッジがスピンドル
装着位置からイジェクト可能位置に向けて所定量移動し
たときにハブロックを行うことができるようにすると共
に、カートリッジアンローディングの際にのみ、ロック
レバー駆動用のカムでロックレバーをロック解除方向に
操作することができるようにした。 【構成】 モータ3により回転カム板4を正、逆回転さ
せることによりカートリッジホルダ5の上、下動つまり
カートリッジローディングとカートリッジアンローディ
ングを行うと共に、上記ローディングの途中でリリース
ピン7によりディスクカートリッジ16のハブロック解
除を、また上記アンローディングの途中でハブロック及
びシャッタ開閉アームロックレバー9によるシャッタ開
閉アーム11のロック解除を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータにより回転カム板
を正、逆回転させることによりカートリッジホルダの
上、下動、つまりカートリッジローディングとカートリ
ッジアンローディングを行うと共に、上記ローディング
の途中でリリースピンによりディスクカートリッジのハ
ブロック解除を、また上記アンローディングの途中でハ
ブロック及びシャッタ開閉アームロックレバーによるシ
ャッタ開閉アームのロック解除を行うことができるよう
にしたディスクドライブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクドライブとして、モータにより
回転カム板を回転させ、該回転カム板に設けたカートリ
ッジホルダ駆動用のカムにより、カートリッジホルダを
上、下動、つまりカートリッジローディング、カートリ
ッジアンローディングさせ、前記回転カム板に設けたリ
リースピン駆動用のカムにより、リリースピンを往復動
させて、上記カートリッジローディング時に、ディスク
カートリッジのハブロックを解除し、上記カートリッジ
アンローディング時に、ハブのロックを行い、また前記
回転カム板に設けたロックレバー駆動用のカムで上記カ
ートリッジアンローディング時に、シャッタ開閉アーム
ロックレバーを操作して、該レバーによるシャッタ開閉
アームのロックを解除し、該シャッタ開閉アームの復帰
力を利用して、ディスクカートリッジをカートリッジホ
ルダから自動的に押出するようにしたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな回転カム板に、カートリッジホルダ駆動用のカム、
リリースピン駆動用のカム、ロックレバー駆動用のカム
を設け、これらカムによりカートリッジローディングや
アンローディング、ハブロックやハブロック解除、或は
シャッタ開閉アームのロック解除を行う従来のディスク
ドライブにあっては、回転カム板を往復(正逆)回転さ
せて、カートリッジローディングとカートリッジアンロ
ーディングを行う方法は採られていなかった。
【0004】何故ならば、回転カム板を一方向に回転さ
せて、カートリッジローディングを行い、他方向に戻り
回動させて、カートリッジアンローディングを行う場合
には図10に示したように、カートリッジローディング
の際のハブロック解除と、ディスクアンローディングの
際におけるハブロックのタイミングが同じになり、つま
り、カートリッジローディングの際にディスクカートリ
ッジがスピンドル装着位置に下降したのちに、ハブロッ
ク解除が行われ、カートリッジアンローディングの際に
はディスクカートリッジがスピンドル装着位置にあると
きにハブロックが行われるために、ハブロックを行う際
に回転カム板及びこれを回転させるモータに大きな負荷
が掛るからであり、また、回転カム板を往復回転させる
とロックレバー駆動用のカムにより、カートリッジアン
ローディングの際のみならず、カートリッジローディン
グの際にもロックレバーが操作されて、該ロックレバー
によるシャッタ開閉アームのロックが解除されてしまう
虞があるからである。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決し、回転
カム板を往復回転させて、カートリッジローディングと
カートリッジアンローディングを行うようにしたディス
クドライブにおいて、ハブロック解除とハブロックのタ
イミングをズラし、カートリッジアンローディングの際
に、ディスクカートリッジがスピンドル装着位置からイ
ジェクト可能位置に向けて所定量移動したときにハブロ
ックを行うことができるようにすると共に、カートリッ
ジアンローディングの際にのみ、ロックレバー駆動用の
カムでシャッタ開閉アームロックレバーをロック解除方
向に操作することができるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)駆動用のモータと、該モータにより回転される回
転カム板と、該回転カム板に設けられたカートリッジホ
ルダ駆動用のカムにより上、下動するカートリッジホル
ダと、前記回転カム板に設けられたリリースピン駆動用
のカムにより往復動するリリースピンとを備えたディス
クドライブにおいて、前記リリースピン駆動用のカム
に、前記回転カム板を一方向に回転させ、前記カートリ
ッジホルダ駆動用のカムにより、ディスクカートリッジ
がスピンドル装着位置まで下動してきたときに、前記リ
リースピンをハブロック解除方向に移動させる第1カム
部と、該第1カム部に連設されていて、リリースピンを
ハブロック解除状態に保持する第2カム部と、該第2カ
ム部に連設されていて、回転カム板を他方向に回転させ
て、該回転カム板に設けたカートリッジホルダ駆動用の
カムによりディスクカートリッジがスピンドル装着位置
から所定量、上動したときに、前記リリースピンをハブ
ロック方向に移動させる第3カム部と、該第3カム部に
連設されていて、リリースピンをハブロック状態に保持
する第4カム部とを設けた。
【0007】(2)駆動用のモータと、該モータにより
回転される回転カム板と、該回転カム板に設けられたカ
ートリッジホルダ駆動用のカムにより上、下動するカー
トリッジホルダと、前記回転カム板に設けられたロック
レバー駆動用のカムにより往復動するシャッタ開閉アー
ムロックレバーとを備えたディスクドライブにおいて、
前記シャッタ開閉アームロックレバーを、前記回転カム
板をカートリッジアンローディン方向に回転させたとき
に前記ロックレバー駆動用のカムにより押圧されて一方
向に回動する第1レバー部材と、該第1レバー部材が一
方向に回動したときにのみ、該第1レバー部材により押
圧されて、一方向に回動して、シャッタ開閉アームのロ
ックを解除する第2レバー部材とで構成した。
【0008】
【作用】
(1)カートリッジローディングを行うべく、回転カム
板を一方向に回転させるとカートリッジホルダ駆動用の
カムにより、カートリッジホルダは下動し、該カートリ
ッジホルダに挿入されているディスクカートリッジはス
ピンドル装着位置まで下動して、スピンドルに装着され
ると共に、ディスクカートリッジ内にリリースピンが侵
入する。しかるのち、リリースピン駆動用のカムの第1
カム部により、リリースピンはハブロック解除方向に移
動し、ディスクカートリッジ内のハブロック部材をハブ
ロック解除方向に移動させて、ハブロック部材によるハ
ブロックを解除する。
【0009】また、カートリッジアンローディングを行
うべく、回転カム板を他方向に戻り回動させると、カー
トリッジホルダ駆動用のカムにより、カートリッジホル
ダは上動し、ディスクカートリッジをスピンドル装着位
置からイジェクト可能位置側に向けて持ち上げる。
【0010】ディスクカートリッジがスピンドル装着位
置から所定量、持ち上げられ、ハブロック部材がハブロ
ック方向に移動しやすい状態になると、リリースピン駆
動用のカムの第3カム部により、リリースピンはハブロ
ック方向に移動して、ディスクカートリッジ内のハブロ
ック部材をハブロック方向に移動させて、ハブロックを
行う。
【0011】(2)カートリッジローディングを行うべ
く、回転カム板を一方向に回転させると、ロックレバー
駆動用のカムにより押圧されて第1レバー部材は一方向
に回動するが、シャッタ開閉アームをロックしている第
2レバー部材は第1レバー部材により押圧操作されず、
従って、該第2レバー部材によりシャッタ開閉アームは
ロックされた状態に保たれる。
【0012】そして、カートリッジアンローディングを
行うべく、回転カム板を他方向に戻り回転させると、第
1レバー部材は前記カートリッジローディング時と逆方
向に回動し、第2レバー部材と係合して、これをロック
解除方向に回動させて、第2レバー部材によるシャッタ
開閉アームのロックを解除する。
【0013】
【実施例】次に本発明のディスクドライブの実施例を図
1〜図9を参照して説明する。
【0014】なお実施例ではディスクカートリッジ及び
ディスクをカートリッジホルダ内に差し込む動作を挿入
といい、挿入したディスクカートリッジ及びディスクの
シャーシ上のスピンドルへの装着のための下降をカート
リッジローディングといい、シャーシ上のスピンドルか
らのディスクカートリッジ及びディスクの離脱のための
上昇をカートリッジアンローディングといい、ディスク
カートリッジ及びディスクをカートリッジホルダから引
き出す動作をイジェクトという。
【0015】図1において、1はディスクドライブであ
り、該ディスクドライブ1は駆動用のモータ2と、該モ
ータ2により回転される回転カム板3と、該回転カム板
3の上面に設けられたカートリッジホルダ駆動用のカム
4により上、下動するカートリッジホルダ5と、前記回
転カム板3の下面に設けられたリリースピン駆動用のカ
ム6により往復動するリリースピン7と、前記回転カム
4の下面に設けたロックレバー駆動用のカム8により、
往復動するシャッタ開閉アームロックレバー9とを備え
ている。
【0016】前記カートリッジホルダ5の上面板にはシ
ャッタ開閉アーム11が軸12で回動可能に枢支されて
いて、該シャッタ開閉アーム11の他端側(自由端側)
の下面にはシャッタピン13が、また上面側にはロック
ピン14が設けられている。
【0017】そして、前記カートリッジホルダ5のカー
トリッジ出入口15からディスクカートリッジ16を挿
入すると、該ディスクカートリッジ16にスライド可能
に取付けられているシャッタ17のシャッタピン嵌合部
18に前記シャッタ開閉アーム11のシャッタピン13
が嵌合し、ディスクカートリッジ16を更に挿入する
と、シャッタ開閉アーム11はアーム復帰スプリング1
9のばね力に抗して図1の時計方向に回動し、シャッタ
開閉レバー9の回動につれてシャッタピン13はカート
リッジホルダ5の側方に向けて変位していって、シャッ
タ17を開くようになっている。
【0018】そして、ディスクカートリッジ16が所定
の位置まで挿入されると、該ディスクカートリッジ16
の前端面でトリガーレバー21を押圧して、図1の時計
方向に回動させ、該トリガーレバー21と前記シャッタ
開閉アームロックレバー9との係合部22,22の係合
を解除して、シャッタ開閉アームロックレバー9を時計
方向に回動させ、該シャッタ開閉アームロックレバー9
の一側部に設けたロックピン係合用の段部23がロック
ピン14に係合して、シャッタ開閉アーム11の戻り回
動を阻止し、シャッタ17を開いた状態に維持すると共
に、前記シャッタ開閉アームロックレバー9の回動によ
り、前記駆動用のモータ2のスイッチが入り、該モータ
2は一方向に回転するようになっている。
【0019】そして、前記モータ2が一方向に回転する
と、該モータ2の回転はプーリ25、ベルト26、ギヤ
27等からなる回転伝達機構28を介して、前記回転カ
ム板3を一方向に略360°回転させ、該回転カム板3
の上面に設けたカートリッジホルダ駆動用のカム4でカ
ートリッジホルダ5及びディスクカートリッジ16を下
降させて、該ディスクカートリッジ16内のディスク3
1のハブ32をシャーシ33のスピンドル34に載置さ
せて、カートリッジローディングを終了したのちに、前
記リリースピン駆動用のカム6でリリースピン7を駆動
させて、ディスクカートリッジ16内のハブロックを解
除するようになっている。
【0020】そして、記録再生終了後にイジェクト釦を
押すと、前記駆動用のモータ2及び回転カム板3は前記
ローディング時と逆方向に回転し始め、カートリッジホ
ルダ駆動用のカム4で、カートリッジホルダ5を上昇さ
せ、ディスク31のハブ32がスピンドル34上からイ
ジェクト可能位置に向かって所定量上昇すると、前記リ
リースピン駆動用のカム6により、リリースピン7がハ
ブロック方向に移動してハブをロックする。更に、回転
カム板2が回転し、カートリッジホルダ5及びディスク
カートリッジ16がイジェクト可能位置まで上昇してく
ると、前記回転カム板3の上面に設けたロックレバー駆
動用のカム8により、シャッタ開閉アームロックレバー
9を操作し、該レバー9によるシャッタ開閉アーム11
のロックを解除し、シャッタ開閉アームロックレバー9
によるロックを解除されたシャッタ開閉アーム11はア
ーム復帰スプリング19のばね力で戻り回動し、シャッ
タ17を閉じながら、ディスクカートリッジ16をカー
トリッジホルダ4から押出すようになっている。
【0021】次に回転カム板3に設けたカートリッジホ
ルダ駆動用のカム4、リリースピン駆動用のカム6、ロ
ックレバー駆動用のカム8及びシャッタ開閉アームロッ
クレバー9の構成について述べる。
【0022】前記カートリッジホルダ駆動用のカム4は
図5に示したように、回転中心軸35の至近位置に、略
70°の範囲で該回転中心軸35と同心円の円弧状に形
成された第1溝部4aと、該第1溝部4aの一端部に連
設されていて、略70°の範囲で急激に拡径方向に伸び
る弧状の第2溝部4bと、該第2溝部4bの一端部に連
設されていて、略120°の範囲で緩やかに拡径方向に
伸びる弧状の第3溝部4cと、該第3溝部4cの一端部
に連設されていて、略60°の範囲で回転中心軸35と
同心円の円弧状に形成された第4溝部4dと、該第4溝
部4dの一端部に連設されていて、略30°の範囲で緩
やかに拡径方向に伸びる弧状の第5溝部4eと、該第5
溝部4eの一端部に連設されていて、略35°の範囲で
回転中心軸35と同心円の円弧状に形成された第6溝部
4fとからなっている。
【0023】そして、前記第1〜第6溝部4a〜4fか
らなる溝状のカートリッジホルダ駆動用のカム4内には
図3に示すように、ローディングプレート操作用レバー
34の中央部の下面に設けたカム係合ピン42が挿入さ
れている。
【0024】前記ローディングプレート操作用レバー4
1の一端部は軸43によりシャーシ33側に回動可能に
取付けられていると共に、他端部にはローディングプレ
ート係合ピン44が設けられていて、該ローディングプ
レート係合ピン44はローディングプレート45に設け
たローディングプレート係合ピン受孔46に挿入されて
いる。
【0025】そして、前記カム係合ピン42の位置に前
記第1溝部4aが位置しているときには、ローディング
プレート操作レバー32は軸43を中心にして、図1の
時計方向に最も回動した状態になっていて、前記ローデ
ィングプレート係合ピン44でローディングプレート4
5を図1の矢印A方向に最もスライドさせ、該ローディ
ングプレート45の四隅部に設けたホルダ昇降用の脚片
47…47の上部に、前記カートリッジホルダ5の左右
両側面の前後端部に設けた脚係合ピン48…48が乗り
上げて、カートリッジホルダ5は図8に示すイジェクト
可能位置P1に保持されている。
【0026】この状態から、回転カム板3を図1の反時
計方向に所定の角度回転させると、カム係合ピン42の
位置に第2溝部4bが来て、該第2溝部4bにより、ロ
ーディングプレート45は反矢印A方向に高速でスライ
ドして、前記脚片47…47の傾斜面49…49に沿っ
て、脚係合ピン48…48が下降し、カートリッジホル
ダ5は図8に示す第1下降位置P2まで高速で下降す
る。
【0027】更に、回転カム板3を反時計方向に所定の
角度回転させると、カム係合ピン42の位置に第3溝部
4cが来て、該第3溝部4cにより、ローディングプレ
ート45は更に反矢印A方向に低速でスライドして、前
記脚片47…47の傾斜面49…49に沿って、脚係合
ピン48…48が下降し、カートリッジホルダ5は図7
に示す第2下降位置P3まで低速で下降する。
【0028】更に、回転カム板3を反時計方向に所定の
角度回転させると、カム係合ピン42の位置に第4溝部
4dが来て、該第4溝部4dにより、ローディングプレ
ート45のスライドは停止し、カートリッジホルダ5の
下降も停止して、該カートリッジホルダ5は図8に示す
第2下降位置P3に保持される。
【0029】更に回転カム板3を反時計方向に所定の角
度回転させると、カム係合ピン42の位置に第5溝部4
eが来て、該第5溝部4eにより、ローディングプレー
ト45は更に図1の反矢印A方向にスライドして、前記
脚片47…47の傾斜面49…49から脚係合ピン48
…48が完全に滑り下りて、カートリッジホルダ5は図
8に示すカートリッジ装着位置P4まで下降し、ディス
ク31のハブ32をスピンドル34上に載置する。
【0030】更に、回転カム板3を反時計方向に回転さ
せると、カム係合ピン42の位置に第6溝部4fが来
て、カートリッジホルダ5は図8に示すカートリッジ装
着位置P4に保持され、この間に次に述べるリリースピ
ン駆動用のカム6でリリースピン7を駆動して、該リリ
ースピン7でディスクカートリッジ16内のハブロック
部材(図示省略)を駆動し、該ハブロック部材によるハ
ブのロックを解除するようになっている。
【0031】次に、リリースピン駆動用のカム6につい
て述べる。
【0032】リリースピン駆動用のカム6は図6に示し
たような形状に形成されていて、前記回転カム板3を図
1の反時計方向(図6においては時計方向)に回転さ
せ、前記カートリッジホルダ駆動用のカム4の第2〜第
5溝部4b〜4eにより、カートリッジホルダ5を図8
のスピンドル装着位置P4まで下降させたときに、前記
リリースピン7をハブロック解除方向に移動させる第1
カム部6aと、該第1カム部6aに連設されていて、リ
リースピン7をハブロック解除状態に保持する第2カム
部6bと、該第2カム部6bに連設されていて、該回転
カム板3を図1の反時計方向(図6の時計方向)に回転
させて、該回転カム板3に設けたカートリッジホルダ駆
動用のカム4の第5溝部5eによりカートリッジホルダ
5が図8の第2下降位置P3まで上昇したときに、前記
リリースピン7をハブロック方向に移動させる第3カム
部6cと、該第3カム部6cに連設されていて、リリー
スピン7をハブロック状態に保持する第4カム部6dと
を備えている。
【0033】前記リリースピン駆動用のカム6は、前記
カートリッジホルダ駆動用のカム4と同様に溝状に形成
されていて、溝の内周面が第1カム部6a〜第4カム部
6dになっている。
【0034】そして前記溝状のリリースピン駆動用のカ
ム6内には図4に示したようにリリースピン操作用回動
レバー51の中央部に設けたカム係合ピン52が挿入さ
れていて、該カム係合ピン52はリリースピン駆動用の
カム6の内周面に接触するようになっている。
【0035】前記リリースピン操作用回動レバー51の
一端部は軸53でシャーシ33に回動可能に取付けられ
ていると共に、他端部には係合用舌片54が設けられて
いて、該舌片54がリリースピンプレート55の一端部
に設けた係合用舌片56と接触するようになっている。
【0036】前記リリースピンプレート55は金属板に
より矩形状に形成されていて、一端部にリリースピン7
が立設されていると共に、長さ方向の両端部には長孔状
の第1,第2スライドガイド溝57,58が形成されて
いる。
【0037】そして、前記第1,第2スライドガイド溝
57,58にシャーシ33に立設した第1,第2スライ
ドガイドピン59,60(第1スライドガイドピン59
には前記ローディング操作レバー32の軸43が兼用さ
れている。)を挿入することにより、リリースピンプレ
ート55はシャーシ44上にハブロック方向及びハブロ
ック解除方向にスライド可能に取付けられていると共
に、前記第2スライドガイドピン60の一端側を係止
し、リリースピン7に他端側を係止したリリース用のコ
イルスプリング61のばね力により、リリースピンプレ
ート55はハブロック方向にスライドして、リリースピ
ン7をハブロック位置にセットし、かつ前記リリースピ
ン操作用回動レバー51に図4の時計方向の回動力を付
与し、該回動レバー51の一端部に設けたカム係合ピン
52を溝状のリリースピン駆動用のカム4の内周面に軽
く圧着させている。
【0038】前記カートリッジホルダ駆動用のカム4の
第1溝部4aにローディングプレート操作用レバー41
に設けたカム係合ピン42が位置し、カートリッジホル
ダ5が図8に示すイジェクト可能位置P1にあるとき
は、前記リリースピン駆動用のカム6の第4カム部6d
の中間位置に、前記リリースピン駆動用回動レバー51
に設けたカム係合ピン52が接触するようになってい
る。
【0039】そして、前記回転カム板3を図1の時計方
向に回転させ、カートリッジホルダ5が図8のスピンド
ル装着位置P4まで下降するとカートリッジホルダ5内
に収容されているディスクカートリッジ16内にリリー
スピン7が侵入して、ハブロック部材に係合する。
【0040】前記回転カム板3が更に回転し、リリース
ピン駆動用のカム6の第1カム部6aがカム係合ピン5
2の位置に来ると、前記第1カム部6aでカム係合ピン
52が押圧されて、リリースピンプレート55はコイル
スプリング61のばね力に抗してハブロック解除方向に
スライドし、リリースピン7でディスクカートリッジ1
6内のハブロック部材をロック解除方向に移動させ、該
ハブロック部材によるハブのロックを解除したのち、第
2カム部6bがカム係合ピン52の位置に来て、リリー
スピン7をハブロック位置に保持し、この状態で記録再
生が行われる。
【0041】記録再生終了後に回転カム板3を図1の反
時計方向に逆回転させ、カートリッジホルダ5が図8の
第2下降位置P3まで上昇し、ディスクカートリッジ1
6がスピンドル34から浮き上がった状態になると、リ
リースピン駆動用のカム6の第3カム部6cによりカム
係合ピン52の押圧が徐々に解除され、リリースピンプ
レート55はリリース用のコイルスプリング61のばね
力によりハブロック方向にスライドし、ハブロック部材
をロック方向に移動させ、ハブをロックしたのち、第4
カム部6dがカム係合ピン52の位置に来て、リリース
ピン7をハブロック位置に保持するのである。
【0042】次にロックレバー駆動用のカム8及びシャ
ッタ開閉アームロックレバー9の構成について述べる。
【0043】ロックレバー駆動用のカム8は回転カム板
3の上面に略三角形状の突起を設けることにより形成さ
れていて、カートリッジホルダ5が図8のイジェクト可
能位置P1に上昇したときに、シャッタ開閉アームロッ
クレバー9を回動させて、該ロックレバー9によるシャ
ッタ開閉アーム11のロックを解除するようになってい
る。
【0044】前記シャッタ開閉アームロックレバー9
は、図3に示すように、前記回転カム板3を時計方向、
反時計方向に回転させたときに、前記ロックレバー駆動
用のカム8に係合して、中央部の軸71を中心にして時
計方向、反時計方向に回動する第1レバー部材72と、
該第1レバー部材72が時計方向又は反時計方向のいず
れか一方に回動したときに中間部材73を介して、前記
第1レバー部材72に係合して、ロック解除方向に回動
する第2レバー部材74とからなっている。
【0045】前記第1レバー部材72はコイルスプリン
グ75によって図3の時計方向の回動力を付与されてい
て、一端部が前記回転カム板3上に位置して、該一端部
に設けたカム係合ピン76が前記ロックレバー駆動用の
カム8に周面を接触するようになっている。
【0046】そして、カートリッジホルダ5をアンロー
ディング状態に保持している状態から回転カム板3がロ
ーディング方向(図1の時計方向)に回転すると、前記
三角形状のロックレバー駆動用のカム8の第1辺8aが
カム係合ピン76に係合して、該辺8aでカム係合ピン
76を押圧して、第1レバー72部材を図3の反時計方
向に回動させるので、中間部材73及び第2レバー部材
79は回動せず、従ってシャッタ開閉アーム11のロッ
クを解除することなく、ローディングが行われる。
【0047】一方、カートリッジローディング状態から
回転カム板3がアンローディング方向に回転して、カー
トリッジホルダ5がイジェクト可能位置の近傍まで上昇
すると、前記三角形状のロックレバー駆動用のカム8の
第2辺8b及び第3辺8cがカム係合ピン76に係合し
て、これら第2辺8b、第3辺8cでカム係合ピン76
を押圧して、第1レバー部材72を図3の時計方向に回
動させるので、該第1レバー部材73により押圧されて
中間部材73は中央部の軸77を中心にして時計方向に
回動する。
【0048】前記中間部材73が時計方向に回動する
と、該中間部材73の一端部で押圧された第2レバー部
材78を中心にして、反時計方向に回動して、シャッタ
開閉アン11のロックを解除するのである。
【0049】第2レバー部材74が反時計方向に回動し
てシャッタ開閉アーム11のロックを解除した状態にな
ると、前記第2レバー部材74と前記トリガーレバー7
9の先端を連結している連結コイルスプリング79のば
ね力で、これら第2レバー部材74とトリガーレバー2
1の係合部22,22が係合して、第2レバー部材74
はロック解除状態に保たれるようになっている。
【0050】なお、図2において、81はヘッド、82
はヘッドキャリッジである。
【0051】次に実施例のディスクドライブの一連の作
用について述べる。
【0052】イジェクト可能位置にあるカートリッジホ
ルダ5にディスクカートリッジ16を挿入すると、シャ
ッタ開閉アーム11によって、ディスクカートリッジ1
6のシャッタ17が開かれ、ディスクカートリッジ16
が所定の位置まで挿入されると、該ディスクカートリッ
ジ16の前端面でトリガーレバー21が押され、該トリ
ガーレバー21との係合を解除されたシャッタ開閉アー
ムロックレバー9の第2レバー部材74がロック方向に
回動して、シャッタ開閉アーム11をロックする。
【0053】前記第2レバー部材74が回動すると駆動
モータ2のスイッチが入り、回転カム板3はローディン
グ方向に回転し、カートリッジホルダ駆動用のカム4に
よりカートリッジホルダ5はスピンドル装着位置まで下
降し、ディスク31のハブ32がスピンドル34上に載
置されると共に、ディスクカートリッジ16内にリリー
スピン7が侵入する。
【0054】回転カム板3が更に回転すると、リリース
ピン駆動用のカム6の第1カム部6aでリリースピン7
をハブロック解除方向に移動させてハブのロック解除を
行ったのち、第2カム部6bでリリースピン7をハブロ
ック解除位置に保持する。
【0055】そして、前記ヘッド81が下降し、ディス
ク31に接触し、該ヘッド81はヘッドキャリッジ82
でディスク31の半径方向に移動しながら記録再生を行
う。
【0056】また、記録再生終了後、回転カム板3を逆
転させ、カートリッジホルダ駆動用のカム4の第5溝部
4dによりカートリッジホルダ5が図8の第2下降位置
3の近傍まで上昇すると、リリースピン駆動用のカム
6の第3カム部6c及びリリース用のコイルスプリング
61のばね力により、リリースピン7はハブロック方向
に移動してハブのロックを行う。
【0057】回転カム板3が更に回転するとカートリッ
ジホルダ駆動用のカム4によりディスクホルダ5はイジ
ェクト可能位置まで上昇する一方、ロックレバー駆動用
のカム8により、シャッタ開閉アームロックレバー9が
ロック解除方向に回動して、シャッタ開閉アーム11の
ロックを解除するので、該シャッタ開閉アーム11はア
ーム復帰スプリング19のばね力で戻り回動し、シャッ
タ17を閉じながらディスクカートリッジ16をカート
リッジホルダ5から押出すのである。
【0058】
【発明の効果】本発明のディスクドライブは以上、説明
したような構成であるから次に述べるような効果があ
る。
【0059】(1)回転カム板を一方向に回転させて、
カートリッジローディングを行い、他方向に回転させて
カートリッジアンローディングを行うようにしたディス
クドライブにおいて、カートリッジローディング時にお
けるハブロック解除のタイミングと、カートリッジアン
ローディング時におけるハブロックのタイミングをズラ
し、カートリッジローディング時にはカートリッジロー
ディングが終了し、ディスクのハブがスピンドル上に完
全に載置されてからハブロック解除を行い、カートリッ
ジアンローディング時には、ディスクのハブがスピンド
ル上から浮き上がって、ハブロックを行いやすい状態の
下でリリースピンをハブロック方向に移動させて、ハブ
ロックを行うので、ハブロックのためのメカ負荷を軽減
し、容易かつ確実にハブロックを行うことができる。
【0060】(2)回転カム板を一方向に回転させて、
カートリッジローディングを行い、他方向に回転させて
カートリッジアンローディングを行うディスクドライブ
において、カートリッジローディング時には、シャッタ
開閉アームロックレバーによるシャッタ開閉アームのロ
ックを解除することなく、カートリッジアンローディン
グ時にのみ、シャッタ開閉アームロックレバーによるシ
ャッタ開閉アームのロックを解除して、該シャッタ開閉
アームによりディスクカートリッジをカートリッジホル
ダから押出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクドライブの分解斜視図。
【図2】要部の拡大図。
【図3】要部の分解斜視図。
【図4】要部の平面図。
【図5】回転カム板の平面図。
【図6】回転カム板の底面図。
【図7】図5のA−A線断面図。
【図8】回転カム板の回転とカートリッジローディング
の関係を示すグラフ図。
【図9】回転カム板の回転とリリースピンの移動の関係
を示すグラフ図。
【図10】従来の回転カム板とカートリッジローディン
グ及びリリースピンの移動の関係を示すグラフ図。
【符号の説明】
1…ディスクドライブ、2…駆動用のモータ、3…回転
カム板、4…カートリッジホルダ駆動用のカム、5…カ
ートリッジホルダ、6…リリースピン駆動用のカム、6
a…第1カム部、6b…第2カム部、6c…第3カム
部、6d…第4カム部、7…リリースピン、8…ロック
レバー駆動用のカム、9…シャッタ開閉アームロックレ
バー、11…シャッタ開閉アーム、72…第1レバー部
材、74…第2レバー部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用のモータと、該モータにより回転
    される回転カム板と、該回転カム板に設けられたカート
    リッジホルダ駆動用のカムにより上、下動するカートリ
    ッジホルダと、前記回転カム板に設けられたリリースピ
    ン駆動用のカムにより往復動するリリースピンとを備え
    ていて、 前記リリースピン駆動用のカムは、前記回転カム板を一
    方向に回転させ、前記カートリッジホルダ駆動用のカム
    により、ディスクカートリッジがスピンドル装着位置ま
    で下動してきたときに、前記リリースピンをハブロック
    解除方向に移動させる第1カム部と、該第1カム部に連
    設されていて、リリースピンをハブロック解除状態に保
    持する第2カム部と、該第2カム部に連設されていて、
    回転カム板を他方向に回転させて、該回転カム板に設け
    たカートリッジホルダ駆動用のカムによりディスクカー
    トリッジがスピンドル装着位置から所定量上動したとき
    に、前記リリースピンをハブロック方向に移動させる第
    3カム部と、該第3カム部に連設されていて、リリース
    ピンをハブロック状態に保持する第4カム部とを備えて
    いることを特徴とするディスクドライブ。
  2. 【請求項2】 駆動用のモータと、該モータにより回転
    される回転カム板と、該回転カム板に設けられたカート
    リッジホルダ駆動用のカムにより上、下動するカートリ
    ッジホルダと、前記回転カム板に設けられたロックレバ
    ー駆動用のカムにより往復動するシャッタ開閉アームロ
    ックレバーとを備えていて、 前記シャッタ開閉アームロックレバーは、前記回転カム
    板をカートリッジホルダ上昇方向に回転させたときに前
    記ロックレバー駆動用のカムにより押圧されて一方向に
    回動する第1レバー部材と、該第1レバー部材が一方向
    に回動したときにのみ、該第1レバー部材と直接、或は
    中間部材を介して係合して一方向に回動して、シャッタ
    開閉アームのロックを解除する第2レバー部材とを備え
    ていることを特徴とするディスクドライブ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6880161B2 (en) * 2001-02-16 2005-04-12 Tokyo Pigeon Co., Ltd. Cam structure and disk exchange system using the same

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