JPH05133665A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH05133665A
JPH05133665A JP32637591A JP32637591A JPH05133665A JP H05133665 A JPH05133665 A JP H05133665A JP 32637591 A JP32637591 A JP 32637591A JP 32637591 A JP32637591 A JP 32637591A JP H05133665 A JPH05133665 A JP H05133665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
refrigerator
compartment
main
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP32637591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Katagai
清 片貝
Kyoya Tateno
恭也 舘野
Mamoru Satomi
守 里見
Junichi Kubota
順一 久保田
Takashi Kato
隆 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP32637591A priority Critical patent/JPH05133665A/ja
Publication of JPH05133665A publication Critical patent/JPH05133665A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯蔵空間の拡大により冷蔵室がより大きくな
っても、内部温度の分布をより均一に維持することがで
きる冷蔵庫を提供する。 【構成】 冷蔵室4、及び冷却器10を備え、冷却器1
0からの冷気によって冷蔵室4内の温度を制御する冷蔵
庫である。冷却器10からの冷気を冷蔵室4内に導くた
めの冷蔵室用ダクト19を、冷蔵室4の左右の両奥隅部
に配置したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵室及び冷却器を備
え、冷却器で冷却された空気(以下、冷気という)によ
って、冷蔵室内の温度を制御する大型で多扉型の冷蔵
庫、特に貯蔵空間の拡大により冷蔵室内の温度分布が不
均一になるのを極力防止するようにした冷蔵庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、主冷蔵室の他に氷温室(チルド
室)、野菜室及びボトル室等の副冷蔵室を備えた多扉型
冷蔵庫が普及しつつあり、貯蔵空間を拡大した大型の冷
蔵庫にあっては、特にその主冷蔵室内を均一に冷却する
ことが困難になる傾向がある。
【0003】このため、従来、例えば特開平3−122
479号として、主冷蔵室の中央奥部左右のほぼ全高に
亘り所定の間隔をもって平行に複数の冷気分配通路(ダ
クト)を配置するとともに、この各冷気分配通路の所定
の場所に複数の冷気吹出口を設けたり、特開平3−48
687号として、氷温室(低温室)と主冷蔵室(第1の
冷蔵室)とを互いに隣接して設けるとともに、この氷温
室と主冷蔵室とを仕切る仕切壁内に各冷蔵室(第1乃至
第3の冷蔵室)及び氷温室へ冷気を導くダクトを各々左
右並列して配置したもの等が種々提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
公報に記載の冷蔵庫を含め従来の一般的な冷蔵庫は、そ
のいずれもが主冷蔵室内を冷却する冷気を該主冷蔵室の
奥中央部または一方の奥隅部から該内部に導くように構
成されているため、主冷蔵室が大きくなるに従って、該
内部を上下に仕切る棚や主冷蔵室内に収納した収納物
(食品)が冷気の流れを阻害して、特に両奥隅部まで冷
気が回り難くなってしまい、内部の温度分布を均一に維
持することが困難になるという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、貯蔵空間の拡大により冷
蔵室がより大きくなっても、内部の温度分布をより均一
に維持することができる冷蔵庫を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る冷蔵庫は、冷蔵室及び冷却器を備え、
この冷却器で冷却された空気によって冷蔵室内の温度を
制御する冷蔵庫において、冷却器で冷却された空気を冷
蔵室内に導く冷蔵室用ダクトを、該冷蔵室の左右の両奥
隅部に配置したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、冷却器
からの冷気は、冷気が最も回り難い冷蔵室の左右の両奥
隅部からその内部に導かれ、即ち中央部を挾んだ両奥隅
部から前方及び中央部へと2方向から冷気が流れるの
で、棚や収納物によって冷気の流れが阻害されたとして
も、2方向から流れる冷気が互いに補完し合うので、冷
蔵室の温度をより均一に維持することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図2において、1は冷蔵庫本体であり、こ
の冷蔵庫本体1の内部は、その上部が仕切壁2によって
冷凍室3と主冷蔵室4とに仕切られ、下部が仕切壁5に
よって主冷蔵室4と副冷蔵室とに仕切られ、最下段の副
冷蔵室は仕切壁6によってボトル室7と野菜室8とに仕
切られている。また主冷蔵室4の上部には、カプセル状
の氷温室(チルド室)9が設けられている。更に、冷凍
室3には開閉自在な冷凍室用扉3a,3bが設けられ、
同様に主冷蔵室4には主冷蔵室用扉4a,4bが設けら
れ、ボトル室7にはボトル室用扉7aが、また野菜室8
には野菜室用扉8aが夫々設けられている。
【0010】冷凍室3の奥部には、図1に示すように、
冷却器室11が設けられており、この冷却器室11の内
部には冷凍サイクルを構成するための冷却器10が収納
されている。この冷却器10により冷却される冷気はフ
ァン12によって強制的に循環されており、この冷気
は、その一部が冷凍室3に導かれ、残りが主冷蔵室4に
導かれると共に、ボトル室7、及び野菜室8に導かれて
いる。冷気を循環させるために以下のような構成が備え
られる。
【0011】即ち冷却器10の出口には主ダクト15が
配置され、この主ダクト15の出口は氷温室9の奥部に
位置して、そこには氷温室9の温度に基づいてその開閉
が制御される氷温用ダンパ13と、主冷蔵室4の温度に
基づいてその開閉が制御される冷蔵用ダンパ14とが配
置されている。
【0012】主ダクト15は、上記の氷温用ダンパ13
を介して、氷温室9に連通する氷温室用ダクト17と、
主冷蔵室4の一方(図1左側)の奥隅部に沿って下方に
延びてその下端でボトル室7に連通するボトル室用ダク
ト18とに連通しており、また主ダクト15は、冷蔵用
ダンパ14を介して、主冷蔵室4の左右の両隅部に沿っ
て下方に延び、その高さ方向に沿って所定間隔離間した
位置で開口する、即ち各棚20,20(図2)の間で開
口する冷気吐出口19aを有する主冷蔵室用ダクト19
に連通している。また、主冷蔵室用ダクト19の一方
(図1右側)の下端は、野菜室8まで延びてここに連通
している。
【0013】これによればファン12を介して循環され
る冷気は、主ダクト15、及び氷温用ダンパ13を経
て、左右に分岐された後に、一方(図1右側)は氷温室
用ダクト17を介して氷温室9に吐出されてこの内部を
冷却し、他方(図1左側)はボトル室用ダクト18に導
かれボトル室7の容器側に吐出されてここに収容された
ボトル等をいわゆる直接冷却する。
【0014】冷蔵用ダンパ14を経て左右に分岐された
冷気は、主冷蔵室4の奥隅部左右に設けられた主冷蔵室
用ダクト19に流入し、主冷蔵室4の各棚毎に設けられ
た冷気吐出口19aを通して主冷蔵室4内に吐出され、
ここを左右奥両隅部の2方向から冷却し、更には、一方
(図1右側)の主冷蔵室用ダクト19の下端より野菜室
8に導かれ、野菜室8内の収容容器の外側に形成される
間接冷却用の通路に吐出されて、野菜室8をいわゆる間
接冷却する。
【0015】また本実施例に斯る冷蔵庫では、主冷蔵室
4の一方(図1左側)の奥隅部に2本のダクト18,1
9が通り、他方(同右側)の奥隅部に1本のダクト19
が通る構成になっている。即ち、図3に示すように、他
方(図3右側)のダクト19は、主冷蔵室4の奥隅部に
配置される発泡スチロール製のダクト断熱材22によっ
て構成され、一方(図3左側)の2本のダクト18,1
9は、主冷蔵室4の奥隅部に配置されて途中に仕切部2
3aが設けられたダクト断熱材23によって構成されて
いる。なお、図中で21はダンパカバーである。
【0016】しかして、この実施例によれば、2つのダ
ンパ13,14を制御することによって、4つの温度帯
を持つ主冷蔵室4、ボトル室7、野菜室8及び氷温室9
の温度を最適状態に維持することができる。
【0017】即ち主冷蔵室4内の温度は冷蔵用ダンパ1
4の開閉により制御され、この冷蔵用ダンパ14は、主
冷蔵室4内に設置されたセンサ(図示せず)からの信号
によって開閉され、その温度は例えば約3℃にコントロ
ールされる。氷温室9の温度は氷温用ダンパ13の開閉
により制御され、該氷温用ダンパ13は、氷温室9内に
設置されたセンサ(図示せず)からの信号によって開閉
され、その温度は例えば約−1℃にコントロールされ
る。つまり主冷蔵室4と氷温室9とは、各々のダンパ1
3,14の動作を制御する主制御の室となる。
【0018】従属する室は、冷気の配分量により、主体
となる室に対してある一定の温度差を持つようにバラン
スされて所定の温度が確保される。例えば、野菜室8は
狙いとする温度が6〜7℃であり、主冷蔵室4との間に
は温度差があるので、主冷蔵室4への従属で十分にコン
トロールすることができる。これに対して、ボトル室7
の狙いとする温度は一般に野菜室8よりも低く、例えば
4〜5℃であるので、主冷蔵室4との間にはあまり温度
差がない。
【0019】仮に、温度帯の接近する主冷蔵室4の温度
にボトル室7を従属させると、例えば高外気温であって
主冷蔵室4内に多量の食品負荷が貯蔵されているような
場合、一旦、冷蔵用ダンパ14を閉じると、主冷蔵室4
には多量の貯蔵食品があるので熱貫性が大きく、これに
よりダンパ14の開温度までの時間が延びるので、ボト
ル室7にはなかなか冷気が回らなくなり、ボトル室7の
温度確保が難しくなる。
【0020】このようなことから、温度帯の極めて接近
する主冷蔵室4の温度にボトル室7を従属させることは
好ましくなく、この実施例では、ボトル室7を氷温用ダ
ンパ13を介して氷温室9の温度に従属させている。氷
温室9の温度に従属させた場合には、氷温室9は主冷蔵
室4よりも設定温度が低いので、上記したような条件下
でもダンパ13の開時間が多くとれて、ボトル室7の所
望の温度を容易に確保することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
冷却器からの冷気は、冷気が最も回り難い冷蔵室の左右
の両奥隅部からその高さ方向のほぼ全高に亘ってこの内
部に導かれるため、中央部を挾んだ両奥隅部から前方及
び中央部へと2方向から冷気が流れ、仮に棚や収納物に
よってその流れが阻害されたとしても、2方向から流れ
る冷気が互いに補完し合うので、冷蔵室内の温度をより
均一に維持することができ、これによって貯蔵空間の拡
大により冷蔵室がより大きくなったとしても、内部温度
の分布をより均一に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の冷気の流れの
状態を示す概略図である。
【図2】同じく、外観斜視図である。
【図3】同じく、図1のIII −III 断面図である。
【符号の説明】
4 主冷蔵室 7 ボトル室(副冷蔵室) 8 野菜室(副冷蔵室) 9 氷温室 10 冷却器 13 氷温用ダンパ 14 冷蔵用ダンパ 17 氷温室用ダクト 18 ボトル室用ダクト 19 主冷蔵室用ダクト 19a 冷気吐出口
フロントページの続き (72)発明者 久保田 順一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 加藤 隆 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵室及び冷却器を備え、この冷却器で
    冷却された空気によって冷蔵室内の温度を制御する冷蔵
    庫において、前記冷却器で冷却された空気を前記冷蔵室
    内に導く冷蔵室用ダクトを、該冷蔵室の左右の両奥隅部
    に配置したことを特徴とする冷蔵庫。
JP32637591A 1991-11-14 1991-11-14 冷蔵庫 Pending JPH05133665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32637591A JPH05133665A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32637591A JPH05133665A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05133665A true JPH05133665A (ja) 1993-05-28

Family

ID=18187103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32637591A Pending JPH05133665A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 冷蔵庫

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JP (1) JPH05133665A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06117744A (ja) * 1992-09-30 1994-04-28 Toshiba Corp 冷蔵庫

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06117744A (ja) * 1992-09-30 1994-04-28 Toshiba Corp 冷蔵庫

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