JPH05133292A - 内燃機関用燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関用燃料供給装置Info
- Publication number
- JPH05133292A JPH05133292A JP2401024A JP40102490A JPH05133292A JP H05133292 A JPH05133292 A JP H05133292A JP 2401024 A JP2401024 A JP 2401024A JP 40102490 A JP40102490 A JP 40102490A JP H05133292 A JPH05133292 A JP H05133292A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- intake
- fuel supply
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/3094—Controlling fuel injection the fuel injection being effected by at least two different injectors, e.g. one in the intake manifold and one in the cylinder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［目的］コストを低減させると共にエンジンの設計に柔
軟性を持たせ、また、高速、高出力時においても燃料と
空気との混合を良好にさせる。 ［構成］吸気集合管２から分岐され複数のシリンダに接
続される吸気分岐管３を有する内燃機関において、吸気
分岐管３のそれぞれに配設される燃料噴射弁５と、吸気
集合管２に配設される超音波霧化装置６と、超音波霧化
装置６に燃料を供給する燃料供給弁７とを有し、燃料噴
射弁５から燃料を常時吸気分岐管３に噴射すると共に、
高速、高負荷時には燃料供給弁７から燃料を超音波霧化
装置６に供給し吸気集合管２内に噴霧する。
軟性を持たせ、また、高速、高出力時においても燃料と
空気との混合を良好にさせる。 ［構成］吸気集合管２から分岐され複数のシリンダに接
続される吸気分岐管３を有する内燃機関において、吸気
分岐管３のそれぞれに配設される燃料噴射弁５と、吸気
集合管２に配設される超音波霧化装置６と、超音波霧化
装置６に燃料を供給する燃料供給弁７とを有し、燃料噴
射弁５から燃料を常時吸気分岐管３に噴射すると共に、
高速、高負荷時には燃料供給弁７から燃料を超音波霧化
装置６に供給し吸気集合管２内に噴霧する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高性能、高出力エンジ
ン用の燃料供給装置に関する。
ン用の燃料供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、Ｆ１レース用エンジン、耐久Ｃカ
ー用エンジン或いは欧州におけるアウトバーンにて使用
されるエンジン等の高性能、高出力エンジンにおいて、
各シリンダの吸気管のそれぞれに燃料噴射弁を設けるマ
ルチ・ポイント・インジェクション・システムを採用す
る方式においては、一つの燃料噴射弁で小量から大量ま
での燃料調整をカバーすることは困難であり、そのた
め、高速、高出力条件下で燃料の増量を行う燃料噴射弁
を各吸気弁近傍に設置する方式が知られている。
ー用エンジン或いは欧州におけるアウトバーンにて使用
されるエンジン等の高性能、高出力エンジンにおいて、
各シリンダの吸気管のそれぞれに燃料噴射弁を設けるマ
ルチ・ポイント・インジェクション・システムを採用す
る方式においては、一つの燃料噴射弁で小量から大量ま
での燃料調整をカバーすることは困難であり、そのた
め、高速、高出力条件下で燃料の増量を行う燃料噴射弁
を各吸気弁近傍に設置する方式が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た燃料の増量を行う燃料噴射弁を各吸気弁近傍に設置す
る方式においては、シリンダの数だけ増量用の燃料噴射
弁を必要とし、また、複雑な構造の吸気弁近傍に燃料噴
射弁を設置することは、大幅な設計変更を伴うという問
題を有している。さらに、吸気弁の近傍で燃料を噴射す
るために、高速、高負荷時においては燃料と空気との混
合が十分にされず、高出力、低燃費等の性能面で劣ると
いう問題を有している。
た燃料の増量を行う燃料噴射弁を各吸気弁近傍に設置す
る方式においては、シリンダの数だけ増量用の燃料噴射
弁を必要とし、また、複雑な構造の吸気弁近傍に燃料噴
射弁を設置することは、大幅な設計変更を伴うという問
題を有している。さらに、吸気弁の近傍で燃料を噴射す
るために、高速、高負荷時においては燃料と空気との混
合が十分にされず、高出力、低燃費等の性能面で劣ると
いう問題を有している。
【０００４】本発明の目的は、上記問題を解決するもの
であって、一つの燃料供給装置で高速、高出力条件下で
燃料の増量を行うことにより、コストを低減させると共
にエンジンの設計に柔軟性を持たせ、また、高速、高出
力時においても燃料と空気との混合を良好にさせること
ができる内燃機関用燃料供給装置を提供することを目的
とする。
であって、一つの燃料供給装置で高速、高出力条件下で
燃料の増量を行うことにより、コストを低減させると共
にエンジンの設計に柔軟性を持たせ、また、高速、高出
力時においても燃料と空気との混合を良好にさせること
ができる内燃機関用燃料供給装置を提供することを目的
とする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そのために本発明の内
燃機関用燃料供給装置は、吸気集合管２から分岐され複
数のシリンダに接続される吸気分岐管３を有する内燃機
関において、吸気分岐管３のそれぞれに配設される燃料
噴射弁５と、吸気集合管２に配設される超音波霧化装置
６と、超音波霧化装置６に燃料を供給する燃料供給弁７
とを有し、燃料噴射弁５から燃料を常時吸気分岐管３に
噴射すると共に、高速、高負荷時には燃料供給弁７から
燃料を超音波霧化装置６に供給し吸気集合管２内に噴霧
することを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号
は図面と対比させるためのものであり、これにより本発
明の構成が何ら限定されるものではない。
燃機関用燃料供給装置は、吸気集合管２から分岐され複
数のシリンダに接続される吸気分岐管３を有する内燃機
関において、吸気分岐管３のそれぞれに配設される燃料
噴射弁５と、吸気集合管２に配設される超音波霧化装置
６と、超音波霧化装置６に燃料を供給する燃料供給弁７
とを有し、燃料噴射弁５から燃料を常時吸気分岐管３に
噴射すると共に、高速、高負荷時には燃料供給弁７から
燃料を超音波霧化装置６に供給し吸気集合管２内に噴霧
することを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号
は図面と対比させるためのものであり、これにより本発
明の構成が何ら限定されるものではない。
【０００６】
【作用】本発明においては、燃料噴射弁５、５、… か
らは、エンジン回転数、スロットル開度に応じて常に燃
料が吸気分岐管３、３、… に噴射され、高速、高負荷
時には、燃料供給弁７から燃料を超音波霧化装置６の霧
化部１０に供給し、霧化部１０において微細液滴に霧化
された燃料を吸気集合管２内に噴霧し、エアとの混合が
促進され、吸気集合管２内に噴霧された燃料は、吸気分
岐管３、３、…を経て各シリンダへ供給され、燃料供給
量を増大させる。
らは、エンジン回転数、スロットル開度に応じて常に燃
料が吸気分岐管３、３、… に噴射され、高速、高負荷
時には、燃料供給弁７から燃料を超音波霧化装置６の霧
化部１０に供給し、霧化部１０において微細液滴に霧化
された燃料を吸気集合管２内に噴霧し、エアとの混合が
促進され、吸気集合管２内に噴霧された燃料は、吸気分
岐管３、３、…を経て各シリンダへ供給され、燃料供給
量を増大させる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。図１は、本発明の内燃機関用燃料供給装置の１実
施例を示す断面図である。本発明に係わる内燃機関は、
複数のシリンダ（図示せず）に設けられる吸気弁１、
１、… と、吸気集合管２と、吸気集合管２から分岐さ
れ各吸気弁１、１、… に接続される吸気分岐管３、
３、… を有し、吸気分岐管３、３、… のそれぞれに
燃料噴射弁５、５、… を配設し、吸気集合管２に超音
波霧化装置６及び該超音波霧化装置６に燃料を供給する
燃料供給弁７を配設している。超音波霧化装置６は、超
音波振動部材９と、超音波振動部材９の先端に形成され
る霧化部１０と、超音波振動部材９に超音波振動を付与
させるための電気音響変換素子１１とからなっている。
さらに、吸気集合管２の上流側と超音波振動部材９の外
周とは、空気供給管１２に接続されている。なお、空気
供給管１２にポンプを設けて強制的にエアを供給するよ
うにしてもよい。また、吸気集合管２には、複数の燃料
供給装置を設けてもよい。
する。図１は、本発明の内燃機関用燃料供給装置の１実
施例を示す断面図である。本発明に係わる内燃機関は、
複数のシリンダ（図示せず）に設けられる吸気弁１、
１、… と、吸気集合管２と、吸気集合管２から分岐さ
れ各吸気弁１、１、… に接続される吸気分岐管３、
３、… を有し、吸気分岐管３、３、… のそれぞれに
燃料噴射弁５、５、… を配設し、吸気集合管２に超音
波霧化装置６及び該超音波霧化装置６に燃料を供給する
燃料供給弁７を配設している。超音波霧化装置６は、超
音波振動部材９と、超音波振動部材９の先端に形成され
る霧化部１０と、超音波振動部材９に超音波振動を付与
させるための電気音響変換素子１１とからなっている。
さらに、吸気集合管２の上流側と超音波振動部材９の外
周とは、空気供給管１２に接続されている。なお、空気
供給管１２にポンプを設けて強制的にエアを供給するよ
うにしてもよい。また、吸気集合管２には、複数の燃料
供給装置を設けてもよい。
【０００８】上記構成からなる本発明の作用について説
明する。燃料噴射弁５、５、… からは、エンジン回転
数、スロットル開度に応じて常に燃料を吸気分岐管３、
３、… に噴射している。高速、高負荷時には、燃料供
給弁７から燃料を超音波霧化装置６の霧化部１０に供給
し、霧化部１０において微細液滴に霧化された燃料を吸
気集合管２内に噴霧する。このとき、霧化された燃料は
空気供給管１２から供給されるエアの旋回搬送流により
エアとの混合が促進される。吸気集合管２内に噴霧され
た燃料は、吸気分岐管３、３、…を経て各シリンダへ供
給され、燃料供給量を増大させる。超音波霧化装置６に
て霧化された燃料は、空気への貫通力（ペネトレーショ
ン）が弱いため、吸気管内壁に衝突することがなく、吸
入空気量に比例して燃料と空気とが良好に混合され、各
シリンダへ燃料を均一に供給することができ、加速性能
と燃料効率の優れたエンジン性能を得ることができる。
明する。燃料噴射弁５、５、… からは、エンジン回転
数、スロットル開度に応じて常に燃料を吸気分岐管３、
３、… に噴射している。高速、高負荷時には、燃料供
給弁７から燃料を超音波霧化装置６の霧化部１０に供給
し、霧化部１０において微細液滴に霧化された燃料を吸
気集合管２内に噴霧する。このとき、霧化された燃料は
空気供給管１２から供給されるエアの旋回搬送流により
エアとの混合が促進される。吸気集合管２内に噴霧され
た燃料は、吸気分岐管３、３、…を経て各シリンダへ供
給され、燃料供給量を増大させる。超音波霧化装置６に
て霧化された燃料は、空気への貫通力（ペネトレーショ
ン）が弱いため、吸気管内壁に衝突することがなく、吸
入空気量に比例して燃料と空気とが良好に混合され、各
シリンダへ燃料を均一に供給することができ、加速性能
と燃料効率の優れたエンジン性能を得ることができる。
【０００９】次に図２により本発明の他の実施例につい
て説明する。図中、図１の実施例と同一の構成について
は同一番号を付けて説明を省略する。本実施例において
は、吸気集合管２の側壁に混合室１３を形成し、混合室
１３に臨むように超音波霧化装置６を取付け、霧化燃料
とエアとの混合をさらに促進させている。この場合にも
霧化燃料が混合室及び吸気管に衝突することがなく、吸
入空気量に比例して燃料と空気とが良好に混合され、各
シリンダへ燃料を均一に供給することができる。
て説明する。図中、図１の実施例と同一の構成について
は同一番号を付けて説明を省略する。本実施例において
は、吸気集合管２の側壁に混合室１３を形成し、混合室
１３に臨むように超音波霧化装置６を取付け、霧化燃料
とエアとの混合をさらに促進させている。この場合にも
霧化燃料が混合室及び吸気管に衝突することがなく、吸
入空気量に比例して燃料と空気とが良好に混合され、各
シリンダへ燃料を均一に供給することができる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波霧化装置と燃料供給弁を吸気集合管に配設すること
により、一つの燃料供給装置を付加するだけで高速、高
出力条件下で燃料の増量を行うことが可能となり、コス
トを低減させると共に、従来のように吸気弁の近傍に増
量用の燃料噴射弁を設ける必要がなくなるため、エンジ
ンの設計に柔軟性を持たせることができ、また、高速、
高出力時においても燃料と空気との混合を良好にさせる
ことができ、加速性能と燃料効率の優れたエンジン性能
を得ることができる。
音波霧化装置と燃料供給弁を吸気集合管に配設すること
により、一つの燃料供給装置を付加するだけで高速、高
出力条件下で燃料の増量を行うことが可能となり、コス
トを低減させると共に、従来のように吸気弁の近傍に増
量用の燃料噴射弁を設ける必要がなくなるため、エンジ
ンの設計に柔軟性を持たせることができ、また、高速、
高出力時においても燃料と空気との混合を良好にさせる
ことができ、加速性能と燃料効率の優れたエンジン性能
を得ることができる。
【図１】本発明の内燃機関用燃料供給装置の１実施例を
示す断面図
示す断面図
【図２】本発明の内燃機関用燃料供給装置の他の実施例
を示す断面図
を示す断面図
１…吸気弁、２…吸気集合管、３…吸気分岐管、５…燃
料噴射弁、６超音波霧化装置、７…燃料供給弁、９…超
音波振動部材、１０…霧化部、１１…電気音響変換素
子、１２…空気供給管、１３…混合室。
料噴射弁、６超音波霧化装置、７…燃料供給弁、９…超
音波振動部材、１０…霧化部、１１…電気音響変換素
子、１２…空気供給管、１３…混合室。
Claims (3)
- 【請求項１】吸気集合管から分岐され複数のシリンダに
接続される吸気分岐管を有する内燃機関において、前記
吸気分岐管のそれぞれに配設される燃料噴射弁と、前記
吸気集合管に配設される超音波霧化装置と、該超音波霧
化装置に燃料を供給する燃料供給弁とを有し、前記燃料
噴射弁から燃料を常時前記吸気分岐管に噴射すると共
に、高速、高負荷時には前記燃料供給弁から燃料を超音
波霧化装置に供給し吸気集合管内に噴霧することを特徴
とする内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項２】前記吸気集合管と超音波霧化装置との間に
混合室を設けることを特徴とする請求項１に記載の内燃
機関用燃料供給装置。 - 【請求項３】前記超音波霧化装置と吸気集合管の上流部
とを空気供給管により接続することを特徴とする請求項
１または請求項２に記載の内燃機関用燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2401024A JPH05133292A (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 内燃機関用燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2401024A JPH05133292A (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 内燃機関用燃料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05133292A true JPH05133292A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=18510885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2401024A Pending JPH05133292A (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 内燃機関用燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05133292A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100840410B1 (ko) * | 2007-06-12 | 2008-06-23 | 한국기계연구원 | 초음파 분사기를 이용한 흡기포트 분사식 디젤엔진용연료공급장치 |
-
1990
- 1990-12-10 JP JP2401024A patent/JPH05133292A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100840410B1 (ko) * | 2007-06-12 | 2008-06-23 | 한국기계연구원 | 초음파 분사기를 이용한 흡기포트 분사식 디젤엔진용연료공급장치 |
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