JPH0513181A - 平面蛍光管の駆動装置 - Google Patents

平面蛍光管の駆動装置

Info

Publication number
JPH0513181A
JPH0513181A JP15028191A JP15028191A JPH0513181A JP H0513181 A JPH0513181 A JP H0513181A JP 15028191 A JP15028191 A JP 15028191A JP 15028191 A JP15028191 A JP 15028191A JP H0513181 A JPH0513181 A JP H0513181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescent tube
flat fluorescent
generated
electrodes
electrons
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15028191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Fukumoto
孔紀 福本
Kaoru Someya
薫 染谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP15028191A priority Critical patent/JPH0513181A/ja
Publication of JPH0513181A publication Critical patent/JPH0513181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は平面蛍光管に安定した均一の明るさを
得られるようにしたことを特徴としている。 【構成】一対の電極112、113を有する平面蛍光管
11の平面上に沿って偏向コイル13を配置し、一対の
電極112、113の間に発生する電子eの移動方向に
対して垂直方向の磁界Hを発生させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイのバ
ックライトなどに使用される平面蛍光管の駆動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯用の小型テレビとして液晶デ
ィスプレイを用いた液晶テレビが広く普及している。
【0003】ところで、このような液晶テレビでは、室
内などの周囲の暗い場所でも画面をはっきりと表示させ
るため、液晶ディスプレイに対して平面蛍光管をバック
ライトとして組み込んだものが研究されている。
【0004】ここで、平面蛍光管は、蛍光体を塗布した
一対の平面板を僅かな間隔をもって配置するとともに、
これら平面板の間に一対の電極を設けるように構成さ
れ、これら電極間で放電を発生させることにより、この
放電による紫外放射により蛍光の主要部が励起され光を
発生し、平面全体に一様な明るさを得られるようにして
いる。
【0005】しかして、従来、この種の平面蛍光管の駆
動装置として、図2に示すように構成したものがある。
図において、1は1次巻線1aおよび2次巻線1bを有
するトランスで、このトランス1の1次巻線1aには、
トランジスタ2のコレクタ、エミッタを介して直流電源
3を接続している。また、1次巻線1aに並列にコンデ
ンサ4を接続し、さらに1次巻線1aとコンデンサ4の
接続点とトランジスタ2のベースの間に抵抗5を接続
し、トランジスタ2のベースに矩形パルス発生装置を接
続している。一方、トランス1の2次巻線1bには、平
面蛍光管6を接続している。なお、8は直流電源3に並
列に接続されたコンデンサである。
【0006】ところで、このように構成された駆動回路
により点灯される平面蛍光管6は、その発光状態を均一
で安定させるのに所定周期で断続される電圧を供給する
ことが望ましいとされており、このため従来では、トラ
ンジスタ2のベースに接続した矩形パルス発生装置7よ
り図中aに示のような所定デュティ比の方形波の入力信
号を供給し、トランス1の2次巻線1bに図中bに示す
ような波形出力を発生し、これを駆動電圧とて平面蛍光
管6の図示しない電極に与えるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の駆動
装置にあっては、平面蛍光管6の電極間に直接駆動電圧
を印加しているので、例えば電圧の大きさ、デュティ比
および波形に変化が生じると、両電極間に均一に保たれ
ていた放電状態が維持できなくなって放電箇所が一部に
片寄る、いわゆる局部放電が生じることがあり、平面蛍
光管6に安定した均一の明るさが得られなくなるおそれ
があった。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、平面蛍光管全体に安定した均一の明るさを得られる
平面蛍光管の駆動装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の平面蛍光管の駆
動装置は、一対の電極を有する平面蛍光管の平面上に沿
って偏向コイルを配置し、一対の電極の間に発生する電
子の移動方向に対して垂直方向の磁界を発生させるよう
に構成している。
【0009】
【作用】この結果、本発明によれば一対の電極の間に発
生する電子の移動方向に対し垂直方向に磁界を発生さ
せ、電子の移動経路を左右に振ることにより、電極間に
満遍なく放電を発生させることができ、平面蛍光管全体
に安定した均一の明るさを得られるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
【0011】図1は同実施例の概略構成を示すものであ
る。図において11は平面蛍光管で、この平面蛍光管1
1は、僅かな間隔をもって配置され且つ相対抗する面に
蛍光体を塗布した一対の平面板からなる平面管111と
この平面管111中に対峙して配置される一対の平行電
極112、113から構成されている。
【0012】そして、平面蛍光管11の一対の電極11
2、113の間には、インバータ回路12を接続してい
る。この場合、インバータ回路12には、ロイヤー型の
ものが用いられ、ここでは300KHz 程度の正弦波出力
を発生するようにしている。
【0013】また、平面蛍光管11の平面上に沿って偏
向コイル13を配置し、この偏向コイル13に交流電源
14を接続し、平面蛍光管11の一対の電極112、1
13間の電子eの移動方向に対して垂直方向に変化する
交流磁界Hを発生させるようにしている。この場合、偏
向コイル13には、所定の巻回数のものが用いられる。
次に、以上のように構成した実施例の動作を説明する。
いま、インバータ回路12が付勢され正弦波出力が発生
すると、この正弦波出力は、平面蛍光管11の電極11
2、113間に与えられる。
【0014】この状態で、電極112より図示矢印方向
に移動する電子eが発生する。一方、偏向コイル13に
より電子eの移動方向に対して垂直方向に変化する交流
磁界Hが発生している。
【0015】すると、電極112より発生する電子eに
は、フレミングの左手の法則により図示矢印方向の電磁
力Fが作用し、電子eの移動経路は左右に振られるよう
になる。これにより、平面蛍光管11の電極112、1
13の放電は、これら電極112、113間全体で満遍
なく発生するようにでき、平面蛍光管11全体で均一の
発光が得られることになる。
【0016】従って、このようにすれば電極112、1
13で発生する電子eの移動経路を偏向コイル13より
発生する交流磁界Hにより左右に振らせるようにするこ
とで、電極112、113間全体で満遍なく放電を発生
させるようにできるので、従来、電極間に均一に保たれ
ていた放電状態が維持できなくなって放電箇所が一部に
片寄る局部放電が生じ易いものと比べ、平面蛍光管11
全体で均一の発光が得られ、安定した均一の明るさを確
保することができる。これは、特に大型の発光面を有す
るものに対しては極めて有効である。また、インバータ
回路12の出力を正弦波波形のものにしているので、高
調波成分を減らしてノイズの原因を除去することもでき
る。
【0017】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば、上述の実施例では平面蛍光管11の電源として
インバータ回路12を用いたが、これ以外の交流電源を
使用することもできる。また、上述の実施例では、偏向
コイル13を平面蛍光管11の平面上全体にかかるよう
に配置したが、電子eが発生する部分のみに配置するよ
うにしてもよく、偏向コイルの形状は限定されるもので
ない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、平面蛍光管全体に安定
した均一の明るさを得ることができ、特に大型の発光面
を有する平面蛍光管には、極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示す図である。
【図2】従来の平面蛍光管の駆動装置の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
11…平面蛍光管、111…平面管、112、113…
平行電極、12…インバータ回路、13…偏向コイル、
14…交流電源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一対の電極を有する平面蛍光管と、 上記平面蛍光管の一対の電極に交流出力を供給する電源
    手段と、 前記平面蛍光管の平面上に沿って配置され前記一対の電
    極の間に発生する電子の移動方向に対して垂直方向の磁
    界を発生させる偏向コイルとを具備したことを特徴とす
    る平面蛍光管の駆動装置。
JP15028191A 1991-06-21 1991-06-21 平面蛍光管の駆動装置 Pending JPH0513181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15028191A JPH0513181A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 平面蛍光管の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15028191A JPH0513181A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 平面蛍光管の駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0513181A true JPH0513181A (ja) 1993-01-22

Family

ID=15493547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15028191A Pending JPH0513181A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 平面蛍光管の駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0513181A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084658A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Dialight Japan Co Ltd フィールドエミッションランプおよびこれの駆動方式
WO2014097955A1 (ja) 2012-12-20 2014-06-26 日本精機株式会社 蛍光表示管の駆動装置及び駆動方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084658A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Dialight Japan Co Ltd フィールドエミッションランプおよびこれの駆動方式
WO2014097955A1 (ja) 2012-12-20 2014-06-26 日本精機株式会社 蛍光表示管の駆動装置及び駆動方法
EP2937854A4 (en) * 2012-12-20 2016-07-13 Nippon Seiki Co Ltd CONTROL DEVICE AND CONTROL METHOD FOR A VACUUM FLUORESCENCE INDICATOR
US9576521B2 (en) 2012-12-20 2017-02-21 Nippon Seiki Co., Ltd. Drive device and drive method for vacuum fluorescent display

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4744064B2 (ja) 管外電極蛍光ランプ用バックライトアセンブリ及びその駆動方法並びに液晶表示装置
JP4904905B2 (ja) 冷陰極蛍光灯、冷陰極蛍光灯駆動装置、冷陰極蛍光灯装置、液晶表示装置、冷陰極蛍光灯の制御方法、液晶表示装置の制御方法
KR20050060233A (ko) 액정표시장치의 램프 구동장치
JP2007157668A (ja) インバータ回路、バックライト装置及びそれを用いた液晶表示装置
US7271546B2 (en) Lighting device for dielectric barrier discharge lamp
KR100541299B1 (ko) 조명 장치
EP0511304B1 (en) Integrated radio-frequency light source for large scale display
KR100951912B1 (ko) 백라이트 어셈블리와 이를 갖는 액정 표시 장치
US6982526B2 (en) Dielectric barrier discharge lamp and method and circuit for igniting and operating said lamp
US5828180A (en) Driving method of discharge apparatus
JP2005338847A (ja) 液晶表示装置の駆動装置および駆動方法
JPH0513181A (ja) 平面蛍光管の駆動装置
JPH08122776A (ja) 液晶テレビ用バックライト
JPH0513180A (ja) 平面蛍光管の駆動装置
JPH04345793A (ja) 平面蛍光管の駆動回路
KR101007692B1 (ko) 액정표시장치의 램프구동장치 및 방법
KR20050111008A (ko) 액정표시장치의 램프 구동장치
JP4685457B2 (ja) 冷陰極蛍光ランプの駆動方法およびその駆動電源
KR100235346B1 (ko) 피디피(pdp)의 전기장 확장 장치
KR100749788B1 (ko) 냉음극선관 램프 내부의 전자 흐름 제어 방법, 이를이용한 냉음극선관 방식 조명장치의 구동 방법, 이를구현하기 위한 냉음극선관 방식 조명장치 및 이를 적용한액정표시장치
KR101139520B1 (ko) 액정표시장치의 램프 구동장치
JP3784620B2 (ja) 蛍光ランプ用の同期スイッチング装置及び平面蛍光ランプ
JP2002100495A (ja) 無電極放電灯点灯装置
JPH04288523A (ja) 平面型蛍光ランプ調光法
JPH0822894A (ja) 放電灯点灯用装置