JPH051317U - 歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯磨きをする度に、血行促進など「生体への
磁気効果」が歯茎の活性化を行い、なおかつ安全な歯ブ
ラシを提供する。 【構成】 ヘッド部（２）とハンドル部（３）はプラス
チック成形されており、実施例ではヘッド部には永久磁
石（４）が完全密閉で埋め込んである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はヘッド部から磁力線を発生させ、歯磨きにあたり歯茎に有効な刺激 を与えようとする歯ブラシに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

歯磨の効果は歯に付着した汚れや細菌などを除去して虫歯を予防するとともに 歯茎へ刺激を与えて活性化し、歯槽膿漏などを予防することだと言われる。 後者について言うならば従来は歯ブラシのハンドル部の形状や毛の材質と加工 等に関する工夫や改善により歯茎へのマッサージ効果を有効に引き出そうするも のがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、これらの改善の多くは、歯磨きのより直接的な効果である歯の汚れ 除去の能率を高める工夫をする過程での発想であり、次のような問題がある。 （イ）歯ブラシの操作に慣れるために練習が必要。 （ロ）歯を磨く事と歯茎をマッサージする事とは同時には出来ない。 本考案はこれらを解決するためになされたものである。。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

マッサージ効果に依存することなく歯茎に有効な刺激を与えるために歯ブラシ のヘッド部に磁石を配置した。十分に解明されているわけではないが、磁力線は 「磁気治療器」などの拠り所である、「生体への磁気効果」が広く知られていて 、健康器具、絆創膏、ネックレスなどに磁石が組み込まれて利用されている

【０００５】

【作用】

歯磨きをする時、歯ブラシのヘッド部から出る磁力線が歯茎を刺激 して、血行促進などの「生体への磁気効果」が発揮され、歯茎を活性化させる 。

【０００６】

【実施例】

図１に本考案の実施例の構造を示した。斜線は断面である。 （１）は歯ブラシの毛であり、この毛を植え込んであるあたり（２）をヘッド 部、手で持つところ（３）をハンドル部と呼ぶ。（２）（３）はプラスチックで 、 ヘッド部には断面で示してあるように永久磁石（４）が埋め込まれている。 永久磁石の埋め込みはプラスチックの成形時に行い完全な密閉構造とするので 、原材料や錆などは外部へは溶け出すこともなくて安全である。 （５）は永久磁石から出ている磁力線をイメージ的に描いたものである。

【０００７】 本案は以上のような構造であり、この歯ブラシで歯磨きをすれば、磁力線が歯 茎に刺激を与え「生体への磁気効果」が発揮される。 ここに説明した実施例のほかに、永久磁石に代えて電磁石とし、更に電磁石を任 意に制御するための回路を付加するなどの工夫や、永久磁石を埋め込みとせず、 ヘッド部のプラスチックに磁性体を混練して成形した後に着磁させる製造方法も 本案の発展形である。

【０００８】

【考案の効果】

この歯ブラシで歯磨きをすればヘッド部から発生する磁力線が「生体への磁気 効果」をもたらし、歯茎の活性化に役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案実施例の斜視図で、斜線部は断面であ
る。

【符号の説明】

（１） 毛 （２） ヘッド部 （３） ハンドル部 （４） 永久磁石 （５） 磁力線

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 ヘッド部から磁力線を発生する歯ブラ
   シ。