JP2001178541A

JP2001178541A - ブラシ

Info

Publication number: JP2001178541A
Application number: JP37709299A
Authority: JP
Inventors: Kazumasa Suzuki; 一正鈴木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-12-24
Filing date: 1999-12-24
Publication date: 2001-07-03

Abstract

(57)【要約】歯ブラシ、ヘヤーブラシ等ブラシに関わるもの。【目的】磁界を持つブラシとし、磁石効果を持たせ
る。【構成】ブラシ成型素材に酸化鉄等の磁性物質粒粉
を混練配合した素材により成型する。ブラシ本体に磁石を嵌装させる。磁石表面に極細毛を植毛する。

Description

【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野】

【０００１】永久磁石（以下磁石と表現）の効用は、理
論的には解明されてない部分が多く残されていながら、
効果実証が先行する形で、装置産業的な大規模のものか
ら、血行をよくする効果が大きいと言われる治療の貼り
薬、指輪、ネックレス等の小さなもの迄各分野で広く活
用され始めている。

【０００２】磁石の効用とは、磁石の形成する磁場に物
質が触れる、又は通過すると、その物質が変化する、即
ち磁性化するからと言われている。例えば「血行をよく
する」とされているのは磁気の影響をうけると血液中の
イオンが増加、活発化し、血行が良くなるといはれ、磁
気治療器は「血行をよくする」治療効果を表示しても良
い、と国から認められている。又「水」の磁気処理装置
の目的に、植物、生物の育成等々もあるが、配管内の水
垢、錆の除去、付着防止にも顕著な効果があり、と建物
の給水配管や、発電所の配水管にも多く使用され始めて
いる。これは「水」が磁気処理される、即ち「水」を磁
場に触れさせ、又は磁界に通過させる事を一般的には磁
気処理をした水、又は磁化水と呼ばれているが、磁化水
は「水」の分子集団が細かくなり、活性化する事によ
り、水垢、錆の除去、付着防止効果が得られる、とされ
ている。

【本発明の課題】

【０００３】本発明は、歯ブラシ、ヘヤーブラシ等ブラ
シに磁石を嵌着する事により、「血行をよくする」及び
「水垢、錆の除去、付着防止」等の効用を、ブラシに保
有せしめる、及びより磁力を高め、効果的に活用する事
を目的とするものである。

【課題達成の手段】

【０００４】ブラシ本体の、合成樹脂素材、又は金属
系素材よりなる細毛を植着する植着部の近接部位に磁石
を嵌着する事によりブラシに磁力効果を保有せしめる構
成は、本出願人が別に出願のものであるが、本発明は図
１に示す如くブラシの成形素材に、酸化鉄等の磁性物質
粒粉を混練配合した素材によりブラシを成形し、細毛を
植着する植着部の近接部位に磁石を嵌着するものであ
る。図１は細毛植着の近接部位として、ブラシ本体の上
面に磁石を嵌着した例を示す側面断面図である。磁石の
嵌着はブラシ本体に嵌着する磁石の近似外形の凹部を設
け、この凹部に磁石を嵌着する。又はブラシ成形型に、
予め磁石を装着し成形すれば、成形時に磁石の嵌着がで
きる。磁石の嵌着部位、形状は、ブラシ本体の下面、ブ
ラシ本体内等に、板状磁石、丸型、円筒、丸棒等使用目
的、ブラシ本体形状等により、磁力をより効果的に発揮
出来るものとすれば良い。（ア）図２はブラシ本体と、細毛植着部位を別々に成
型し（以下ブラシ基台と表現）、成型後ブラシ基台をブ
ラシ本体に嵌装する構成を示すものであり、（イ）ブラ
ン基台の成型素材に、酸化鉄等の磁性物質粒粉を混練配
合した素材により、ブラシ基台を成形し、（ウ）ブラシ
基台近接部位に磁石を嵌着したブラシ本体にブラシ基台
を嵌装した構成を示すものである。図３は、把手に連がるにシャフトを円筒内に装着、回
転自在に連結した円筒磁石の表面に、合成樹脂素材、又
は金属系素材よりなる極細毛を植毛した構成の円筒ブラ
シを示すものである。尚植着の細毛の素材は、一般的な
素材で十分であるが、極細な金属を混合させる、又は全
部を金属材とする、又は外周を樹脂材等で被覆した、芯
を極細の金属芯としたものとすれば磁界生成により効果
的となる。

【作用、実施例】

【０００５】このように、ブラシ成型素材に、酸化鉄等
の磁性物質粒粉を混練配合した素材により、成形すれ
ば、ブラシ本体が磁性体となりこの部位に磁石を嵌着す
れば、磁力維持がより強力となる。及びブラシ基台その
ものを磁気処理したものとすれば、別に磁石を嵌着しな
くても、磁力を保有するブラシとなり、これに加えて磁
石を嵌着すれば、強力な磁力を持つブラシとなる。図４
に示す円筒表面に、合成樹脂素材、又は金属系素材より
なる極細毛を植毛したものとすれば、回転する円筒磁石
となる。

【効果】

【０００６】磁性体に磁石を嵌着すれば、磁力が減刹
される事なく磁力維持が出来る。磁気処理したたブラシ基台を嵌着すれば、それだけで
磁力を保有するブラシとなる。これに加えてブラシ基台近接部位に磁石を嵌着すれ
ば、より強い磁力維持が可能となる。ブラシ基台成型の素材に、酸化鉄等の磁性物質粒粉を
混練配合した素材により成型のブラシ基台は、形状の問
題もあり、強度的にやや不安あるも、ブラシ本体凹部に
嵌装する、即ちブラシ基台を本体が覆う形の構成のた
め、強度不安は解消される。図２に示すようにブラシ基台をブラシ本体に嵌装する
構成とは、ブラシ基台のみの取替えが可能である事であ
り、ブラシ基台の交換機能が保有される。歯ブラシとして使用すれば磁界を持つ歯ブラシとな
り、前項

【０００２】に述べた、磁界に触れると「血行が良くな
る」磁石効果の歯茎えの好効果が期待出来る。同様に「水垢、錆の除去、付着防止」効果が歯垢の除
去、付着防止も期待できる。ヘヤーブラシとして使用すれば「血行が良くなる」磁
石効果は、頭皮、毛根の好影響も期待できる。（ア）図４に示す回転するブラシは、歯茎用ブラシと
すれば既存の円筒状の軟質材の表面をもって指圧、刺激
する事によって歯茎の健康を促す歯茎用ブラシと比較
し、表面に極細毛が植毛され、磁場を持つ本発明は、指
圧、刺激によっての効果のみでなく、歯茎のソフトな触
りと共に、血行を良くする磁石効果が加わり、治療目的
はより有効発揮される。（イ）丸棒型の、磁場を持つ円筒を、肌に当て回転する
事による美容効果を目的とするり回転する円筒磁石に対
して、円筒表面に極細毛を植毛したことにより、肌触り
と共に、滑り止め効果、即ち平滑な表面の円筒と比較
し、空滑りがなく、効果的な回転による効果が得られ
る。 ▲１０▼その他掃除用ブラシ等も、汚れの除去効果等が
期待される

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明品ブラシの側面断面図一部省略図。

【図２】本発明品ブラシの側面断面図、一部省略図。Ａ
〜Ａ_１図は、図２のＡ〜Ａ_１断面図。

【図３】本発明品の円筒ブラシの側面図，部分断面図。

【図４】本発明品の円筒ブラシの側面図、部分断面図。

【符号の説明】

１ブラシ基台。５ブラシ本体部。２磁
石。６凹部。２〜_１磁石。
７〜_１柄。３円筒磁石。７〜_２
アーム。４植毛の細毛。８シャフト。
４〜_１植毛の極細毛。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】合成樹脂等の成形素材に、酸化鉄等の磁
性物質粒粉を混練配合した素材により、合成樹脂、又は
金属素材よりなる細毛を植着のブラシ植着部を持ち、ブ
ラシ植着部に近接の上面又は下面に磁石を装着したブラ
シ。
【請求項２】（ア）合成樹脂等の成形素材に、酸化鉄等
の磁性物質粒粉を混練配合した素材により、合成樹脂素
材、又は金属系素材よりなる細毛を植着のブラシ基台を
成形し、（イ）ブラシ本体部に、ブラシ基台の外形状近
似の凹部を設け，（ウ）ブラシ基台に近接のブラシ本体
部の上面又は下面に磁石を装着し，（エ）ブラシ本体部
の凹部にブラシ基台を嵌装した構成のブラシ。
【請求項３】前請求項ＩＩの構成のブラシのブラシ基台
に磁気処理を施し，ブラシ本体部の凹部にブラシ基台を
嵌装した構成のブラシ。
【請求項４】円筒内に装着の、把手と連結するシャフト
を設け，自在に回転する磁力を保有する円筒磁石の表面
に合成樹脂素材、又は金属系素材よりなる細毛を植着し
た構成のブラシ。