JPH05131432A - 耐火物用粉体供給装置 - Google Patents

耐火物用粉体供給装置

Info

Publication number
JPH05131432A
JPH05131432A JP32364391A JP32364391A JPH05131432A JP H05131432 A JPH05131432 A JP H05131432A JP 32364391 A JP32364391 A JP 32364391A JP 32364391 A JP32364391 A JP 32364391A JP H05131432 A JPH05131432 A JP H05131432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
frame
refractory
hopper
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32364391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3040864B2 (ja
Inventor
Shigeru Hanzawa
茂 半澤
Toshiharu Kinoshita
寿治 木下
Isao Okumura
勲 奥村
Minoru Yamamoto
実 山本
Masatada Uematsu
政忠 植松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
NGK Adrec Co Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
NGK Adrec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd, NGK Adrec Co Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP3323643A priority Critical patent/JP3040864B2/ja
Publication of JPH05131432A publication Critical patent/JPH05131432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3040864B2 publication Critical patent/JP3040864B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の耐火物用粉体供給装置は、圧縮成形
装置の成形型に耐火物用粉体を供給するについて、成形
型のキャビティに均一分布状態に且つ量不足を来すこと
がないようにしている。 【構成】 貯留部15内の粉体は投入ホッパ25に案内
され、この投入ホッパ25からその下方の粉体収容枠4
2に収容されるようになっている。粉体収容枠42は、
圧縮成形装置側へ移動されるもので、上下面を開放しそ
の内部が複数の粉体収容部60に仕切られた構成であ
る。そしてその粉体収容部60の高さ寸法が粉体収容部
60の相当直径の0.21〜1.00倍となるように設
定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下面を開放し内部を
複数の粉体収容部に仕切られて構成された粉体収容枠を
備えた耐火物用粉体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、加熱炉に使用される棚板、あ
るいは炉材は耐火物用粉体を成形型に入れて押圧するこ
とにより、所定形状の圧縮成形体として成形される。
今、上記耐火物用粉体は、粒度1000μm以上の粉体
を8%以上、粒度100μm以下の粉体を10%以上含
有し、水分が1.0wt%〜7.0wt%である粉体を
いう。
【0003】耐火物用粉体を圧縮成形するについては、
粉体圧縮成形装置に粉体を自動供給する装置がある。こ
の粉体供給装置の概略構成を図28ないし図32を参照
して述べる。図28に示すように、粉体収容枠1は、上
下面を開放しその内部が複数の粉体収容部1aに仕切ら
れて構成されている。この粉体収容枠1は、図30に示
すように、投入ホッパ2の下方位置の枠摺動基台3に配
置され、駆動機構4によって、この位置と成形型5との
間を摺動し得るようになっている。
【0004】しかして、成形型5は、枠型6と、これの
キャビティ6aに対し下から進退可能な下型7と、上か
ら進退可能な上型8とから構成されている。耐火物用粉
体を成形型5内に搬送する場合、まず、図30に示すよ
うに、下型7を枠型6上面と面一となる状態としてお
く。そして、投入ホッパ2から、下方の粉体収容枠1に
耐火物用粉体を投入し、そして、粉体収容枠1を、枠摺
動基台3上を摺動させて成形型5の枠状型6上まで移動
させる。これにて粉体が枠型6に搬送される。
【0005】この後、下型7を図31に示すように降下
することで粉体をキャビティ6a内に収容し、そして粉
体収容枠1を元位置に戻した上で図32に示すように上
型8をキャビティ6a内に降下させて粉体を圧縮成形す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、粉体収容枠
1の収容部1aの横断面の断面積から求められる相当直
径d(後述する)に対して高さ寸法hが低いといった構
成であると、粉体を粉体収容枠1を用いて搬送し成形型
5内へ収容する場合、キャビティ6a内での粉体の収容
量分布にばらつきが多く、この結果、圧縮成形体の圧縮
密度分布が不均一となるといった問題がある。
【0007】上記相当直径dは、図29に示すように、
上記収容部1aの横断面の断面積をSとし、収容部内面
の周長をLとしたとき、 d=(S×4)/L で与えられる。
【0008】逆に、粉体収容枠1の収容部1aについて
の上記相当直径dに対して高さ寸法hがかなり高いとい
った構成であると、粉体収容枠1に粉体を収容する場合
に、重量密度が高くなり、この粉体収容枠1から成形型
5内へ粉体を自然落下により収容させる折りに、収容部
1a内にいわゆるブリッジ状に残留することがあり、必
要とする量を成形型5へ充填できないおそれもある。
【0009】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、その目的は、耐火物用粉体成形装置の成形型に
耐火物用粉体を供給するについて、成形型のキャビティ
に均一分布状態に且つ量不足を来すことなく供給できる
耐火物用粉体供給装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の耐火物用粉体供
給装置は、耐火物用の粉体を貯留する貯留部と、この貯
留部内の粉体を投入ホッパに案内させる搬送機構と、上
下面を開放し内部が複数の粉体収容部に仕切られて構成
された粉体収容枠とを備え、この粉体収容枠を前記投入
ホッパ下方に位置させてこの粉体収容枠内に粉体を収容
し、この粉体収容枠を、枠摺動基台上を摺動させて耐火
物用粉体成形装置の成形型まで移動させることにより、
この成形型のキャビティ内に粉体を供給するようにした
ものにおいて、前記粉体収容枠を、その粉体収容部の高
さ寸法がこの粉体収容部の横断面の断面積から求められ
る相当直径の0.21〜1.00倍となるように構成し
たところに特徴を有する(請求項1の発明)。
【0011】上記貯留部は、固定ホッパと、下部に開口
を有すると共にこの開口を開閉するダンパ機構を有して
この固定ホッパ上に着脱可能に設置される貯留器とを備
えた構成とされている(請求項2の発明)。
【0012】上記投入ホッパには、その内部の粉体をほ
ぼ水平方向に均す均し機構が設けられている(請求項3
の発明)。
【0013】また、投入ホッパにはその吐出口を開閉す
るシャッタ機構が設けられている(請求項4の発明)。
【0014】枠摺動基台の端部にはこの基台と耐火物用
粉体成形装置側との間に介在するように弾性部材が設け
られている(請求項5の発明)。
【0015】
【作用】上記手段によれば、粉体収容枠を、その粉体収
容部の高さ寸法がこの粉体収容部の横断面の断面積から
求められる相当直径の0.21〜1.00倍となるよう
に構成したことで、粉体が単位面積あたりの重量密度が
適正な状態で搬送されるようになり、収容部内に残るこ
となく型のキャビティ内に均一に充填される。
【0016】この場合、貯留部を、固定ホッパと、下部
に開口を有すると共にこの開口を開閉するダンパ機構を
有してこの固定ホッパに着脱可能に設置される貯留器と
を備えた構成とすれば、原料である粉体を収容した貯留
器を固定ホッパに据え付けることで原料を貯留しておく
ことができ、逐一原料を固定ホッパへ搬入する場合に比
して、原料貯留が容易である。
【0017】また、投入ホッパに、その内部の粉体をほ
ぼ水平方向に均す均し機構を設けておく構成とすれば、
投入ホッパ内での粉体の重量密度分布が均一になり、型
キャビティへの均一充填に一層寄与できる。
【0018】さらにまた、投入ホッパにその吐出口を開
閉するシャッタ機構を設けておく構成とすれば、吐出口
を閉鎖した状態で粉体をこの投入ホッパに投入し、その
後、この投入ホッパ内の静止状態の粉体を粉体収容枠内
に落下収容させるようにすることが可能であり、従っ
て、粉体収容枠への粉体の落下速度を弱め得て重量密度
が過度に高くなることが防止される。
【0019】そして、枠摺動基台の端部に、この基台と
耐火物用粉体成形装置側との間に介在するように弾性部
材を設けておく構成とすれば、圧縮成形装置で発生する
振動がこの供給装置側に伝播されず、従って、貯留部や
投入ホッパ内の粉体が振動によって重量密度が高くなる
といった不具合は発生しない。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
26を参照しながら説明する。図2には耐火物用粉体の
成形システムの全体構成を概略的に示している。この成
形システムは、大別すると、耐火物用粉体供給装置11
と、耐火物用粉体圧縮成形装置12と、圧縮成形体搬出
装置13とから構成されている。ここで、耐火物用粉体
は、粒度1000μm以上の粉体を8%以上、粒度10
0μm以下の粉体を10%以上含有し、水分が1.0w
t%〜7.0wt%の粉体である。
【0021】まず、耐火物用粉体供給装置11について
図1ないし図9を参照しながら説明する。
【0022】図1ないし図3において、フレーム14の
上部には、原料である耐火物用粉体を貯留するための貯
留部15が設けられている。この貯留部15は、図3に
示すように、固定ホッパ16と移載可能な貯留器17と
を有して構成されている。固定ホッパ16は、下部壁1
6a,16aが下降傾斜し、その下端に吐出口16bが
形成されている。この下部壁16a,16aの傾斜角度
αは、図4に示すところの領域Rαの範囲内に設定する
のが好ましい。
【0023】すなわち、この図4から理解できるよう
に、角度αを大きくすると、吐出口6bへの粉体の移動
性が悪くなり、また粉体の水分含有量が多いと粉体自体
の粘性が高くなり、これまた、吐出口16bへの粉体の
移動性が悪くなる。従って、粉体の水分含有量を考慮し
て線RLとRHとの間の領域Rαで傾斜角を設定するよ
うにしている。
【0024】前記貯留器17は、図3に示すように、上
記固定ホッパ16の上部に着脱可能に設置されるように
なっており、これは下部に開口を有しており、その開口
は、ダンパ機構18によって開閉される構成となってい
る。このダンパ機構18は、側壁17a,17a下端に
回動可能に取り付けられたダンパ板19,20と、この
ダンパ板19,20に固着されたストッパロッド21,
21と、このストッパロッド21と貯留器17の脚17
bに設けた係止手段22とを有して構成されている。
【0025】しかして、上記貯留器17は、原料粉体を
収容した状態で移載されて固定ホッパ16上に設置さ
れ、そして、係止手段22を外してダンパ板19,20
を開動作させることにより、内部の原料粉体が固定ホッ
パ16内に落下して貯留されるようになっている。
【0026】固定ホッパ16の直下の部位には、搬送機
構たるベルトコンベア23が配設されており、これは、
ベルト24を矢印A方向(図1参照)へ移動させるよう
になっている。このベルトコンベア23の矢印A方向側
の端部には、投入ホッパ25が配設されており、そし
て、この投入ホッパ25の上方部位には均し機構26が
設けられている。また、投入ホッパ25の側壁には図5
に示すようにレベルセンサ25aが設けられており、こ
のレベルセンサ25aは粉体の収容レベルを検出するも
のである。
【0027】上記均し機構26は次のように構成されて
いる。図5に示すように、機構フレーム27にはレバー
28が矢印Bで示す方向へ回動可能に軸支されており、
このレバー28にロッド29が投入ホッパ25内方へ延
出するように取り付けられている。このロッド29の先
端部には、櫛歯状の均し部材30(図1参照)がほぼ水
平に取り付けられている。そして上記レバー28は、モ
ータ31によって動作するリンク機構32により上記矢
印B方向へ往復回動する構成となっている。
【0028】図1および図5において、投入ホッパ25
の下端の吐出口25bは、シャッタ機構33により開閉
されるようになっており、またこの投入ホッパ25の途
中部は定量用シャッタ機構34によって開閉されるよう
になっている。シャッタ機構33は、静止部位に取り付
けられたシリンダ35と、このシリンダ35のロッドに
連結バー36を介して連結されて上記投入ホッパ25の
吐出口25bを開閉するシャッタ板37とから構成され
ている。
【0029】定量用シャッタ機構34は、静止部位に取
り付けられたシリンダ38と、このシリンダ38のロッ
ドに連結バー39を介して連結されて上記投入ホッパ2
5の途中部を開閉するシャッタ板40とから構成されて
いる。
【0030】図1に示すように、フレーム14に固定さ
れた枠摺動基台41上面には、粉体収容枠42が載置さ
れており、この粉体収容枠42は、枠移送機構43によ
って前記投入ホッパ25の下方位置と、耐火物用粉体圧
縮成形装置12の後述する枠型69および下型70の上
面との間を往復移送されるようになっている。
【0031】この枠移送機構43について述べる。移送
ベース44は、ガイドレール45に矢印C方向およびそ
の反対方向へ移動可能に配設されており、この移動ベー
ス44はシリンダ46によって図6に示すように駆動さ
れるようになっている。この移動ベース44には別のシ
リンダ47が取り付けられており、これのロッドにはレ
バー48を介して移動フレーム49が連結されている。
【0032】この移動フレーム49には、図7にも示す
ように、前記粉体収容枠42を保持する保持部50が設
けられている。また、この移動フレーム49には、油ケ
ース51および油塗布ローラ52が設けられている。油
ケース51の内部には油含浸部材53が設けられてお
り、この油ケース51は、移動フレーム49の後端(図
中左端)に配設されたシリンダ54の動作により連結バ
ー55を介し矢印D方向およびその反対方向へ移動され
るようになっている。油塗布ローラ52は、レバー56
を介して矢印E方向およびその反対方向へ回動し得るよ
うになっており、このレバー56は移動フレーム49の
後端に配設されたシリンダ57の動作により回動するも
のである。
【0033】前記粉体収容枠42は、図8に示すよう
に、上下面を開放した枠本体58の内部が、複数の仕切
板59により仕切られて構成されており、もって、複数
の粉体収容部60が形成されている。この粉体収容枠4
2において、粉体収容部60の横断面の断面積から求め
られる相当直径Sdに対して、高さ寸法Shが0.21
〜1.00倍となるように設定されている。
【0034】上記相当直径Sdは、図9に示すように、
上記収容部60の横断面の断面積をSsとし、収容部内
面の周長をSrとしたとき、 Sd=(Ss×4)/Sr で与えられる。
【0035】このような寸法関係をキープしながら、高
さ寸法Shは15〜100mmの範囲で、幅寸法Sbは
20〜80mmの範囲で設定することが好ましい。
【0036】また、前記枠摺動基台41の端部には、図
10に示すように、この枠摺動基台41と圧縮成形装置
12側のプレート73との間に介在するように弾性部材
例えばゴム61が設けられている。この場合、ゴム61
は枠摺動基台41と面一をなしている。
【0037】次に耐火物用粉体圧縮成形装置12につい
て説明する。
【0038】まず、図2に示すように、フレーム62に
は装置全体を包み込むように防音カバー62aが設けら
れており、但し、耐火物用粉体供給装置11の粉体収容
枠42側の部分と、圧縮成形体搬出装置13の吸着機構
108側の部分は開口している。粉体収容枠42側の開
口62bは、シリンダ63によって上下動されるシャッ
タ板64により開閉されるようになっている。
【0039】また、圧縮成形体搬出装置13の吸着機構
108側の開口62cは、シリンダ65によって上下動
されるシャッタ板66により開閉されるようになってい
る。また、カバー62aの上部には空気抜ダクト67が
設けられており、この空気抜ダクト67は屋外に連通し
ている。
【0040】図11において、成形型68は、枠型69
と下型70と上型71とから構成されており、これら
は、耐摩耗性材料例えば合金工具鋼のうちSKD11に
より形成されている。まず、枠型69の取付構成および
下型70の昇降機構について述べる。
【0041】枠型69は、下部に取付板72を有すると
共に、上面に枠摺動用のプレート73を有する。そし
て、この枠型69は、取付板72をフレーム62の取付
ブラケット74の取付ころ74a上に配置して油圧クラ
ンプ75により固定することにより、フレーム62に取
り付けられている。なお、上記プレート73が前記枠摺
動基台41の端部と前記ゴム61を介して連接してい
る。この枠型69には取付板72に設けられたガイドプ
レート76およびこれを貫通するロッド70bにより上
下動がガイドされるようにして前記下型70が設けられ
ており、この下型70は昇降機構77により昇降制御さ
れるようになっている。
【0042】この昇降機構77について述べる。すなわ
ち、フレーム62の下部ベース78には、第1の下可動
ベース79がロッド80および軸受80aを介して上下
動可能に設けられており、この第1の下可動ベース79
はシリンダ81の動作により上下動するようになってい
る。そして、この第1の下可動ベース79の下限位置
は、この可動ベース79の下面を受けている複数個のジ
ャッキ82の上端位置により決定されるようになってお
り、このジャッキ82は高さ調節可能である。なお、こ
の第1の下可動ベース79の下限位置の調節の趣旨は、
下型70の下限位置を調節して圧縮成形体の厚みを調節
することにある。
【0043】また、この第1の下可動ベース79の上限
位置は、固定ロッド83の上端に取付けられたストッパ
ナット84により決定されるようになっている。従っ
て、この第1の下可動ベース79はストロークSLの範
囲で昇降する構成である。
【0044】第1の下可動ベース79には、第2の下可
動ベース85が連結ロッド86および振動調整部材87
を介して連結されており、この第2の下可動ベース85
は第1の下可動ベースと一体に昇降するようになってい
る。振動調整部材87の連結構成は、図13に示されて
いる。この図13に示すように、振動調整部材87の上
下面には端板87aおよび87bが固着されており、端
板87bに固着されたボルト88は連結ロッド86にね
じ締めされ、端板87aに固着されたボルト89はホル
ダ90にナット締めされ、このホルダ90は第2の下可
動ベース85に固着されている。しかして、上記振動調
整部材87のばね定数は500〜25000kg/cm
の範囲内で設定されている。
【0045】第2の下可動ベース85の下面には複数個
例えば6個の振動発生機91が取付けられている。この
振動発生機91は圧縮空気を受けて振動を発生するよう
になている。但し、この振動発生機としては、油圧によ
りあるいは電動により振動を発生するようにしたもので
も良い。なお、この振動発生機91等の配置形態例を図
12に示している。そして第1の下可動ベース79にあ
って上記各振動発生機91の直下部位には、その下端部
を受け支持する形態で空気ばね92が配設されている。
そして、この第2の下可動ベース85の上面に前記下型
70が下型保持ベース70aおよびロッド70bを介し
て取付けられている。
【0046】次に図14を参照して上型71の昇降機構
93について述べる。
【0047】フレーム62の上部ベース94には、昇降
シリンダ95が取付けられており、この昇降シリンダ9
5のロッドにブラケット95aを介して第1の上可動ベ
ース96が取付けられている。この第1の上可動ベース
96には、エアシリンダからなる加圧シリンダ97が例
えば4個取付けられている。その配置形態例を図15に
示す。この加圧シリンダ97のロッドには第2の上可動
ベース98が固定されている。
【0048】この第2の上可動ベース98には、前記上
部ベース94および第1の上可動ベース96を貫通する
ガイドバー99が連結されている。また、この第2の上
可動ベース98には連結ロッド100および振動調整部
材101を介して上型取付ベース102が連結されてい
る。なお、振動調整部材101の連結構成は前述の図1
3に示したと同様の構成であり、そして、この振動調整
部材101のばね定数も500〜25000kg/cm
の範囲内で設定されている。
【0049】上型取付ベース102の上面には振動発生
機103が例えば6個取付けられており(図16参
照)、この振動発生機103も、前記振動発生機91と
同様に圧縮空気の供給を受けて振動を発生するようにな
っており、この場合、油圧あるいは電動式の振動発生機
でも良い。
【0050】次に、圧縮成形体搬出装置13について説
明する。
【0051】図2において、フレーム104には、ロー
ラコンベア105が設けられ、その上方部には矢印F方
向およびその反対方向へ移動可能なブラケット106が
設けられている。このブラケット106には、支持枠1
07が上下方向(矢印G方向およびその反対方向)へ移
動可能に取付けられており、この支持枠107は軸心P
を中心として矢印H方向へ傾斜回動可能な構成となって
いる。
【0052】支持枠107には、吸着機構108が設け
られている。すなわち、図17に示すように、支持枠1
07のフレーム107aには中空偏平箱状の吸着チャン
バー109が図示しない取付具を介して取付けられてお
り、この吸着チャンバー109の下部板部109aには
多数の吸気孔110が形成されている。この吸気孔11
0は、径寸法を2〜10mmの範囲とすることが好まし
く、そして形成位置ピッチは孔寸法との関係もあるが1
0〜15mmに設定することが好ましい。なお、吸着チ
ャンバー109内は図示しない吸気ポンプにより吸気さ
れるようになっている。
【0053】この吸着チャンバー109の下面には通気
性があって且つ柔軟な弾力性がある例えばスポンジから
なるクッション部材111が装着されており、このクッ
ション部材111の周囲面はシート112が装着されて
いて、その周囲面からの吸気を阻止するようになってい
る。
【0054】また、フレーム107aには持上げ機構た
るエアシリンダ113が所要個数配設されており、この
エアシリンダ113のロッドの先端には枠型69上面す
なわちプレート73上面に当接する押圧部材114が取
付けられている。なお、支持枠107の上下駆動は図2
に示すシリンダ115によってなされるようになってい
る。
【0055】前記ローラコンベア105には、成形体が
搬出される都度その成形体を載せるための搬送プレート
116が適時配置されて前記矢印I方向へ移動されるよ
うになっており、その移動方向には、重量測定装置11
7および厚み測定装置118が設けられている。さらに
上記矢印I方向の終端側には、成形体段積み装置119
が設けられている。前記重量測定装置117は成形体の
重量を測定し、厚み測定装置118は接触形変位計ある
いはレーザー形変位計から構成されて成形体の厚みを測
定する。また、上記成形体段積み装置119は搬送プレ
ート116ごと持上げて搬出するようになっている。
【0056】さて、上述のように構成した本実施例の作
用について述べる。
【0057】ベルトコンベア23が駆動されると、粉体
が投入ホッパ25内に投入される。この場合、図5に示
すように、投入ホッパ25においてシャッタ機構33は
シャッタ板37を閉鎖状態とさせており、定量用シャッ
タ機構34はシャッタ板40を開放状態とさせている。
粉体投入に伴い、レベルセンサ25aが検出動作する
と、つまり粉体の収容レベルが基準レベルに達するとベ
ルトコンベア23は停止される。この結果、粉体は所定
量が投入ホッパ25に投入される。この投入時、粉体の
うち粗い粒子は外側に偏ることから、粉体は同図に二点
鎖線で示すようにやや山状になる。
【0058】しかして、原料が投入ホッパ25に供給さ
れている際には、均し機構26のモータ31が駆動さ
れ、もってロッド29が往復回動される。これによって
投入ホッパ25内の粉体が均される。そして、定量用シ
ャッタ機構34のシリンダ38が駆動されることによ
り、そのシャッタ板40が閉鎖方向へ移動されて、投入
ホッパ25の途中部が閉鎖される。このシャッタ板40
と下方のシャッタ板37とでほぼ1回の成形体製造に要
する粉体量が定められる。
【0059】次にシャッタ機構33のシリンダ35が駆
動されることにより、そのシャッタ板37が開方向へ移
動し、もって投入ホッパ25の吐出口25bが開放され
る。これによって、粉体が、吐出口25b直下に位置す
る粉体収容枠42内にその吐出口25bの開口領域に応
じて落下収容される。なお、この状態では、油ケース5
1は図1に二点鎖線で示す位置にあり、また油塗布ロー
ラ52は二点鎖線で示すところの下方に回動した位置に
ある。
【0060】この後、粉体収容枠42は枠移送機構43
のシリンダ46が駆動されて移動ベース44、移動フレ
ーム49が一体的に圧縮成形装置12側へ移動される。
この移動時に粉体収容枠42は枠摺動基台41、プレー
ト73および下型70上を摺動する。この折り、粉体収
容枠42内に順次投入ホッパ25内の粉体が落下収容さ
れる。また、この移動時、油塗布ローラ52が粉体収容
枠42に先行して枠摺動基台41上面およびプレート7
3上面並びに下型70上面に油を塗布してゆき、もって
各部の摺動抵抗を小さくすると共に、粉体の付着を阻止
し、粉体の搬送性を良好にしている。
【0061】上記移動によって粉体収容枠42が枠型6
9のプレート73上にいたる。この状態を図6および図
18に示している。この状態から、シリンダ47のロッ
ドが複数回出し入れされるように駆動されることによ
り、移動フレーム49が図18の矢印J方向へ往復動さ
れ、もって粉体収容枠42が往復動される。これによ
り、粉体収容枠42の各粉体収容部60内の粉体に動き
が与えられその重量密度分布が均一となる。
【0062】粉体収容枠42が往復移動すると同時に、
この後、図18の状態から下型70がシリンダ81の下
降動作により図19に示す位置まで降下され、また、油
塗布ローラ52がシリンダ57の動作に基づいて図19
に二点鎖線で示すように上方へ回動される。そして、移
動フレーム49が元の位置へ戻される。この戻り時に油
塗布ローラ52が上型71の下面を摺動することによ
り、この上型71の下面に油を塗布する。移動フレーム
49が元位置に戻ると、油塗布ローラ52と油ケース5
1とは図1の実線で示す状態となるように制御される。
また、シャッタ板64,66は閉じられる。
【0063】このとき、圧縮成形装置12は、図20に
示す状態にある。そして、この状態で振動発生機91を
駆動して下型70に一定時間振動を与える。これにて、
枠型69のキャビティ69a内に収容された粉体が均一
に分布しその密度が一様に高くなる。
【0064】この後、昇降シリンダ95の下降動作に基
づいて上型71がキャビティ69a内に進入し、粉体を
押圧する。この場合、加圧シリンダ97が動作して粉体
にほぼ0.1〜50.0kg/cmの拘束圧をかける
(図21参照)。
【0065】この後、下部の振動発生機91および上部
の振動発生機103が圧縮空気の供給を受けて振動を発
生し、下型70および上型71に振動を与える。
【0066】ここで、エアシリンダからなる加圧シリン
ダ97により上型71が加圧されていることから、下型
70および上型71が適度に加圧された状態で振動が許
容され、その振動より、粉体が圧縮成形される。つま
り、仮に加圧シリンダ97がなくて、上型71を油圧シ
リンダからなる昇降シリンダ95によって上型71を押
圧すると、振動が抑え込まれる不具合が発生する可能性
があるが、本実施例では、そのような不具合は発生せ
ず、振動が粉体に良好に作用する。
【0067】このとき、下型70に対する支持が振動調
整部材87を介してなされ、上型71に対する支持(吊
持)も振動調整部材101を介してなされているから、
各振動発生機91,103による振動が下型70および
上型71に伝達される。この場合、それらのばね定数を
500〜25000kg/cmの範囲に定めていること
で、上記振動が適正に下型70および上型71に伝達さ
れる。
【0068】このような振動発生時においては、振動音
による騒音が発生するが、防音カバー62aおよびシャ
ッタ板64,66により圧縮成形装置12全体が包囲さ
れていることから、騒音の外部漏出を極力抑え得る。な
お、この場合、圧縮成形装置12では振動発生機91,
103に多量の圧縮空気が供給されるが、この空気は空
気抜きダクト67から屋外に排出される。
【0069】この圧縮成形が終了すると、図22に示す
ように、上型71が元位置まで上昇すると共に、下型7
0が同図に示す位置まで上昇して圧縮成形体Mを枠型6
9からノックアウトする。このノックアウト後、シャッ
タ64,66が上昇され、圧縮成形体搬出装置13の吸
着機構108が図22の二点鎖線で示すように成形体M
上方に進入する。そしてこの吸着機構108が降下する
が、吸着チャンバー109は支持枠107に受け支持さ
れているだけであるから、図23に示すように、吸着チ
ャンバー109は圧縮成形体M上に乗った状態となり、
支持枠107のシリンダ113がプレート73上面に当
接して停止する。この結果、圧縮成形体Mには吸着チャ
ンバー109および吸着部材111の重量がかかるのみ
で、支持フレーム107を含めた吸着機構108の全重
量がかかることはない。従って、圧縮成形体Mが欠損す
るようなことはない。
【0070】この後、吸気動作がなされて圧縮成形体M
が吸着され、この状態で、シリンダ113がそのロッド
を下向きに突出させる(図24参照)。これによって枠
フレーム107aがシリンダ113の動作ストローク分
上昇し、これにて吸着チャンバー109に吸着状態にあ
る圧縮成形体Mが下型70から離型される。この離型
後、支持枠107が上昇し、そして、ローラコンベア1
05方向へ移動されることになる。
【0071】この支持枠107がローラコンベア105
上にいたると、図25に示すように、支持枠107が軸
心Pを中心として矢印H方向へ傾動される。これにて、
圧縮成形体Mの裏面が作業者側に面するようになって、
作業者は、該裏面側の成形状態の良否を判断する。この
判断のための傾動動作が一定時間行われると、支持枠1
07が元の水平状態に戻され、そして降下され、搬送プ
レート116上に圧縮成形体Mを載置して、吸気動作を
停止する。
【0072】この後、搬送プレート116はローラコン
ベア105の駆動によって矢印I方向へ移動されて、重
量測定装置117により圧縮成形体Mの重量が計測され
ると共に、厚み測定装置118によりこの圧縮成形体M
の厚みが測定される。これらの測定データは製造管理用
データとして保存される。その後、この圧縮成形体Mは
成形体段積み装置119下方へ案内され、成形体段積み
装置119により圧縮成形体Mが搬送プレート116ご
と持ち上げられ、段積み箇所に搬送され、段積みされ
る。
【0073】このような本実施例によれば、次の効果を
得ることができる。
【0074】粉体収容枠42を、図8および図9に示し
たように、その粉体収容部60の高さShがこの粉体収
容部60の相当直径Sdの0.21〜1.00倍となる
ように構成したことで、粉体が単位面積あたりの重量密
度が適正な状態で圧縮成形装置12側へ搬送されるよう
になり、また粉体が収容部60内に残ることなく、つま
り量不足を来すことなく成形型68のキャビティ69a
内に均一に充填することができる。
【0075】表1には、各種大きさの圧縮成形体につい
ての実験データを示している。
【0076】
【表1】 この実験においては、圧縮成形体を例えば1400℃で
所定時間焼成して、この表1に示す大きさの焼成体を作
成し、この焼成体Tを図26に示すように、例えば9分
割し(16分割でも可)、これらをテストピースPとし
て使用した。
【0077】表中、「Sa」および「Sb」は粉体収容
部の長さ寸法および幅寸法、「Sh」は高さ寸法、「比
(γ)」は相当直径SdとShとの比(γ=Sh/S
d)を示している。また、「ばらつき」は密度のばらつ
きを示している。すなわち、各テストピースTpの最大
密度から最小密度を差し引いたものである。そして「評
価」の「○」は上記密度のばらつきが0.1以下である
ことをもって良好と評価し、「×」は上記密度のばらつ
きが0.1より大きいことをもって不良と評価してい
る。
【0078】この表1から分かるように、粉体収容部6
0の相当直径Sdに対して高さShが0.21〜1.0
0倍の範囲にあれば、上記密度のばらつきが小さい。換
言すれば、粉体を、量不足を来すことなく成形型68の
キャビティ69a内に均一に充填することができること
が分かる。この表2中「Sa」は図27に示すように粉
体収容部の一辺寸法を示す。
【0079】特に本実施例によれば、貯留部15を、固
定ホッパ16と、下部に開口を有すると共にこの開口を
開閉するダンパ機構18を有してこの固定ホッパ16に
着脱可能に設置される貯留器17とを備えた構成とした
から、原料である粉体を収容した貯留器17を固定ホッ
パ16に据え付けることで原料を貯留しておくことがで
き、逐一原料を固定ホッパ16へ搬入する場合に比し
て、原料貯留が容易となる。
【0080】また、投入ホッパ25に、その内部の粉体
をほぼ水平方向に均す均し機構26を設けたから、粉体
の粒度分布を均一化でき、投入ホッパ25内での粉体の
重量密度分布が均一になり、成形型68のキャビティ6
9aへの均一充填に一層寄与できる。
【0081】さらにまた、投入ホッパ25にその吐出口
25bを開閉するシャッタ機構33を設けた構成とした
から、吐出口25aを閉鎖した状態で粉体をこの投入ホ
ッパ25に投入し、その後、この投入ホッパ25内の静
止状態の粉体を粉体収容枠42内に落下させるようにす
ることが可能であり、従って、粉体収容枠42への粉体
の落下速度を弱め得て重量密度が過度に高くなることを
防止できる。この結果、粉体収容枠42内の粉体をキャ
ビティ69a内に落下収容する場合に、粉体が粉体収容
枠42内にいわゆるブリッジ状に残ってしまうことがな
い。
【0082】そして、枠摺動基台41の端部に、この基
台41と耐火物用粉体圧縮成形装置12側との間に介在
するように弾性部材たるゴム61を設けた構成としたか
ら、圧縮成形装置12で発生する振動がこの供給装置1
1側に伝播されず、従って、貯留部15や投入ホッパ2
5内の粉体が振動によって重量密度が高くなる、つまり
堅くなるといった不具合の発生はない。
【0083】上記実施例では、粉体収容枠の粉体収容部
の形状として矩形状をなす粉体収容枠42を例示した
が、本発明の他の実施例として示す図27のように、粉
体収容部120がハニカム状をなす構成の粉体収容枠1
21であっても良い。この場合も、粉体収容部120の
相当直径Sdに対して高さ寸法Shをそれの0.21〜
1.00倍となるように構成すれば良い。
【0084】このハニカム形状の粉体収容枠121を用
いた場合の実験データを表2に示している。
【0085】
【表2】 この表2から分かるように、粉体収容部120の相当直
径Sdに対して高さShが0.21〜1.00倍の範囲
にあれば、密度のばらつきが小さい。換言すれば、前述
した実施例の場合と同様、粉体を、量不足を来すことな
く成形型のキャビティ内に均一に充填することができる
ことが分かる。
【0086】その他、本発明は上記各実施例に限定され
るものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施できる。
【0087】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を奏する。
【0088】請求項1の発明によれば、粉体収容枠を、
その粉体収容部の高さ寸法がこの粉体収容部の相当直径
の0.21〜1.00倍の範囲となるように構成したこ
とで、粉体が単位面積あたりの重量密度が適正な状態で
圧縮成形装置側へ搬送されるようになり、この結果、粉
体を粉体収容枠に残すことなく成形型のキャビティ内に
均一に充填することができる。
【0089】請求項2の発明によれば、貯留部を、固定
ホッパと、下部に開口を有すると共にこの開口を開閉す
るダンパ機構を有してこの固定ホッパに着脱可能に設置
される貯留器とを備えた構成としたから、逐一原料を固
定ホッパへ搬入する場合に比して、原料貯留が容易とな
る。
【0090】請求項3の発明によれば、投入ホッパに、
その内部の粉体をほぼ水平方向に均す均し機構を設けた
から、粉体の粒度分布を均一化でき、投入ホッパ内での
粉体の重量密度分布の均一化を図り得、成形型のキャビ
ティへの均一充填に一層寄与できる。
【0091】請求項4の発明によれば、投入ホッパにそ
の吐出口を開閉するシャッタ機構を設けた構成としたか
ら、粉体収容枠内への粉体の収容に際して重量密度が過
度に高くなることを防止でき、粉体収容枠から成形型キ
ャビティ内への粉体収容時に該粉体収容枠に残ってしま
うことがない。
【0092】請求項5の発明によれば、枠摺動基台の端
部に、この基台と耐火物用粉体の圧縮成形装置側との間
に介在するように弾性部材を設けた構成としたから、圧
縮成形装置で発生する振動がこの供給装置側に伝播され
ることを少なくでき、従って、貯留部や投入ホッパ内の
粉体が振動によって重量密度が高くなるつまり堅くなる
といった不具合の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の縦断正面図
【図2】成形システムの全体構成を示す一部破断の正面
【図3】貯留部部分の縦断側面図
【図4】粉体の水分含有量に対するホッパ角度の好まし
い傾斜角度領域を示す図
【図5】投入ホッパ部分の縦断側面図
【図6】動作説明のための図1相当図
【図7】油ケースおよび油塗布ローラの駆動構成部分の
縦断正面図
【図8】粉体収容枠の斜視図
【図9】相当直径を説明するための粉体収容部部分の平
面図
【図10】枠摺動基台の端部部分を示す縦断正面図
【図11】主として下型昇降機構部分を示す縦断正面図
【図12】図11のT−T線に沿う横断平面図
【図13】振動調整部材部分の縦断面図
【図14】主として上型昇降機構部分を示す縦断正面図
【図15】図14のU−U線に沿う横断平面図
【図16】図14のV−V線に沿う横断平面図
【図17】吸着機構部分の縦断正面図
【図18】動作説明のための成形型部分の縦断正面図
【図19】同縦断正面図
【図20】同縦断正面図
【図21】同縦断正面図
【図22】同縦断正面図
【図23】同縦断正面図
【図24】同縦断正面図
【図25】動作説明のための吸着機構部分の正面図
【図26】実験に使用した焼成体の斜視図
【図27】本発明の他の実施例を示す粉体収容枠の斜視
【図28】従来例を示す粉体収容枠の斜視図
【図29】相当直径を説明するための粉体収容部部分の
平面図
【図30】概略構成を示す縦断正面図
【図31】同縦断正面図
【図32】同縦断正面図
【符号の説明】
11は耐火物用粉体供給装置、12は耐火物用粉体圧縮
成形装置、13は圧縮成形体搬出装置、15は貯留部、
16は固定ホッパ、17は貯留器、18はダンパ機構、
23はベルトコンベア(搬送装置)、25は投入ホッ
パ、25bは吐出口、26は均し機構、33はシャッタ
機構、34は定量用シャッタ機構、41は枠摺動基台、
42は粉体収容枠、43は枠移送機構、60は収容部、
61はゴム(弾性部材)、68は成形型、69は枠型、
69aはキャビティ、70は上型、71は下型を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 勲 岐阜県可児郡御嵩町西洞5943番地の3 (72)発明者 山本 実 岐阜県可児郡御嵩町前沢4671番地 (72)発明者 植松 政忠 岐阜県可児郡御嵩町上之郷7112番地の9

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐火物用の粉体を貯留する貯留部と、こ
    の貯留部内の粉体を投入ホッパに案内させる搬送機構
    と、上下面を開放し内部が複数の粉体収容部に仕切られ
    て構成された粉体収容枠とを備え、この粉体収容枠を前
    記投入ホッパ下方に位置させてこの粉体収容枠内に粉体
    を収容し、この粉体収容枠を、枠摺動基台上を摺動させ
    て耐火物用粉体成形装置の成形型まで移動させることに
    より、この成形型のキャビティ内に粉体を供給するよう
    にしたものにおいて、前記粉体収容枠を、その粉体収容
    部の高さ寸法がこの粉体収容部の横断面の断面積から求
    められる相当直径の0.21〜1.00倍となるように
    構成したことを特徴とする耐火物用粉体供給装置。
  2. 【請求項2】 貯留部は、固定ホッパと、下部に開口を
    有すると共にこの開口を開閉するダンパ機構を有してこ
    の固定ホッパ上に着脱可能に設置される貯留器とを備え
    た構成となっていることを特徴とする請求項1記載の耐
    火物用粉体供給装置。
  3. 【請求項3】 投入ホッパには、その内部の粉体をほぼ
    水平方向に均す均し機構が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の耐火物用粉体供給装置。
  4. 【請求項4】 投入ホッパの吐出口を開閉するシャッタ
    機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の耐火物用
    粉体供給装置。
  5. 【請求項5】 枠摺動基台の端部にはこの基台と耐火物
    用粉体圧縮成形装置側との間に介在するように弾性部材
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の耐火
    物用粉体供給装置。
JP3323643A 1991-11-11 1991-11-11 耐火物用粉体供給装置 Expired - Fee Related JP3040864B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3323643A JP3040864B2 (ja) 1991-11-11 1991-11-11 耐火物用粉体供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3323643A JP3040864B2 (ja) 1991-11-11 1991-11-11 耐火物用粉体供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05131432A true JPH05131432A (ja) 1993-05-28
JP3040864B2 JP3040864B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=18157015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3323643A Expired - Fee Related JP3040864B2 (ja) 1991-11-11 1991-11-11 耐火物用粉体供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3040864B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1803666A1 (en) * 2005-12-27 2007-07-04 Ibiden Co., Ltd. Transporting apparatus and method for manufacturing honeycomb structured body
EP1847366A2 (en) 2006-04-20 2007-10-24 Ibiden Co., Ltd. Conveyer apparatus and method for manufacturing a honeycomb structure
CN106965306A (zh) * 2017-03-30 2017-07-21 福建群峰机械有限公司 一种高效砌块成型机
CN114654581A (zh) * 2022-04-27 2022-06-24 张克银 一种保温砂浆及其制备系统与制备方法
CN116810971A (zh) * 2023-07-11 2023-09-29 山东东来市政园林工程有限公司 花岗岩板材的制造装置及制造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1803666A1 (en) * 2005-12-27 2007-07-04 Ibiden Co., Ltd. Transporting apparatus and method for manufacturing honeycomb structured body
EP1847366A2 (en) 2006-04-20 2007-10-24 Ibiden Co., Ltd. Conveyer apparatus and method for manufacturing a honeycomb structure
CN106965306A (zh) * 2017-03-30 2017-07-21 福建群峰机械有限公司 一种高效砌块成型机
CN106965306B (zh) * 2017-03-30 2022-08-09 福建群峰机械有限公司 一种高效砌块成型机
CN114654581A (zh) * 2022-04-27 2022-06-24 张克银 一种保温砂浆及其制备系统与制备方法
CN114654581B (zh) * 2022-04-27 2024-03-05 浙江东诺节能科技有限公司 一种保温砂浆及其制备系统与制备方法
CN116810971A (zh) * 2023-07-11 2023-09-29 山东东来市政园林工程有限公司 花岗岩板材的制造装置及制造方法
CN116810971B (zh) * 2023-07-11 2024-04-16 山东东来市政园林工程有限公司 花岗岩板材的制造装置及制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3040864B2 (ja) 2000-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5897282A (en) Catalytic reactor charging system and method for operation thereof
US20010041117A1 (en) Catalytic reactor charging system and method for operation thereof
CN109049283B (zh) 一种耐火砖生产设备
JPS62285980A (ja) コ−クス炉における装入炭の装入方法及びその装置
CN109664544A (zh) 一种粉末物料的自动压制装置
US3555599A (en) Apparatus for shaping of granular substances
JPH05131432A (ja) 耐火物用粉体供給装置
GB2043507A (en) Moulding apparatus
CN207329331U (zh) 一种带有自动震打装置的定量给料机
US20110147972A1 (en) Hopper for discharging concrete into a mold
CN108377584A (zh) 一种用于生产加热片的系统
CN114025944B (zh) 构建材料装载
JPH05131418A (ja) 耐火物用粉体圧縮成形装置
CN219044422U (zh) 一种用于小口容器的粉末装填机
JPH05131433A (ja) 圧縮成形体搬出装置
WO1998014392A1 (en) Catalytic reactor charging system and method
JPS62259018A (ja) 見掛比重測定用計重装置
CN216783924U (zh) 一种粉料称量翻转组件及装料机
EP0900606A1 (en) Apparatus for making mold
CN208001381U (zh) 一种用于生产加热片的系统
CN216785071U (zh) 一种粉料夯实机构及装料机
US2605096A (en) Weigh table or hopper for cupola or furnace charging
RU2296053C2 (ru) Роторная таблеточная машина
US4408440A (en) Apparatus for packing and compressing fresh spinach, or the like
CN106742292A (zh) 多晶硅块状散料称重装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees