JPH05131162A - 噴霧装置 - Google Patents

噴霧装置

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JPH05131162A
JPH05131162A JP4121473A JP12147392A JPH05131162A JP H05131162 A JPH05131162 A JP H05131162A JP 4121473 A JP4121473 A JP 4121473A JP 12147392 A JP12147392 A JP 12147392A JP H05131162 A JPH05131162 A JP H05131162A
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air
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orifice
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプレーガンの前方部分に取替え可能な減圧
器を用いることにより、安価なスプレーガンを提供す
る。 【構成】 取替え容易な減圧器は特定の空気／流体ノズ
ルの組立体と共に用いられ１０psig以下の出口空気圧力
を保持する。空気／流体ノズル組立体の取替え時には、
新しい組立体に合致した減圧器が同時に例えばスクリュ
ードライバーを用いて取付けられる。ノズル空気を供給
する同じ圧縮空気から駆動される“扇形に広がる”又は
形を作る圧縮空気が、ブリード通路の設けられた他の減
圧弁を通って供給されその圧力をノズル空気より低い圧
力に減少させる。 【効果】 空気／流体ノズル組立体と減圧器とを調和し
たセットとして構成することにより、ＨＶＬＰ装置が作
動するための必要条件に常に安価に適合できるようにな
る。減圧器１９０の出力側の噴霧空気圧力の感度はファ
ン空気制御弁組立体５２を通るブリード通路２０８を設
けることによって減少される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、手で把持するスプレー
ガンのような、いわゆる高噴霧空気容量−低噴霧空気圧
力又はＨＶＬＰ噴霧装置に関する。ＨＶＬＰ噴霧装置は
出口の空気圧力が１０ポンド／平方インチゲージ（約
６．9 nt/cm2ゲージ）又はそれ以下の噴霧装置として定
義されている。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】ＨＶＬＰ
噴霧装置の望ましいことは、１９９０年１２月６日に
“塗料スプレーガン”の名称のもとに出願されかつ本出
願と同一の譲受人に譲渡された米国特許出願第０７／６
２２，８５３号により詳細に説明されている。本明細書
では、その開示と特にその説明について上記出願を参照
する。
【０００３】前記米国特許出願第０７／６２２，８５３
号より前からＨＶＬＰ噴霧装置は知られている。例えば
これらの噴霧装置は米国特許第４，７６１，２９９号及
び同号に記載されている先行技術、特に米国特許第４，
２３２，８２４号、第４，３４１，３４７号、及び第
３，０９３，３０９号に記載されている。読者の注意は
さらに、例えば農業用化学薬品又はその類似物の噴霧用
の米国特許第４，７６５，５３９号と、ランズバーグ会
社，P.O. Box 88511, インディアナポリス，インディア
ナ， 46208−0511から入手可能なランズバーグ REA（登
録商標）III 噴霧装置に、向けられる。
【０００４】ＨＶＬＰ装置にとって出口圧力を１０psig
（ポンド／平方インチゲージ）に又はそれ以下にするた
め、この装置に空気を供給する２つの方法が用いられ
る。第１の方法は大きなまた高価なタービン型圧縮機を
使用し、この圧縮機が大容量の空気を低圧力で大きな典
型的にはほぼ１インチ（２．５４cm）の直径のホースを
通して分配する。第２の方法は、小さな直径のホースを
通って供給される普通の圧縮された“商業空気”を使用
する。すでに存在する大概の商店は圧縮された商業空気
を利用するので、顧客にとってしたがってまた噴霧装置
提供者の関心において、商業空気を利用するＨＶＬＰ噴
霧装置を提供することは非常に便利なことである。しか
し、商業空気を利用することに関する自明な問題は、高
容量の空気を噴霧装置に小さな直径のホースを通って供
給するためには、供給圧力は高く、すなわち６０psigと
１００psig（約４１．4 nt/cm2と６9 nt/cm2ゲージ）と
の間の圧力でなければならないということである。この
高容量高圧空気が噴霧装置に入った後に、この圧力は１
０psig又はそれ以下に減少させなければならない。この
作用を行うために現在用いられている２つの装置は、ニ
ードル／ベンチュリ減圧器と固定されたオリフィス減圧
器とである。
【０００５】ニードル／ベンチュリ減圧器は困難でしか
も高価な手段であり、供給圧力の変動が許されないもの
である。第２の型の減圧器、固定オリフィスは非常に簡
単な手段である。特定の直径の孔が、ガン本体の空気ノ
ズルと流体ノズルに空気が供給される個所に、孔あけさ
れる。ニードル／ベンチュリ減圧器も固定オリフィス減
圧器も入ってくる高い空気圧力を最高１０psigに降下さ
せる目的を達成するが、この装置のある部分を取り替え
る場合、例えば与えられたサイズの通路の空気ノズルを
より大きな又は小さな通路の空気ノズルに取り替えるよ
うな場合には、ニードル／ベンチュリ減圧器も固定オリ
フィス減圧器も圧力が１０psigを超えることが起こり得
る。ニードル／ベンチュリ減圧器は新しいニードル／ベ
ンチュリを取付けることを要する。固定オリフィス減圧
器は新しいガン本体を必要とする。これらの部品の変更
は共に高価なものとなる。
【０００６】本発明は、スプレーガンの前方で空気ノズ
ルと流体ノズルとの後方に配置される容易に取替え可能
な減圧器を用いることにより上記の問題を解消する。こ
れらの減圧器は特定の空気／流体ノズルの組合わせと共
に用いるよう所定口径とされまた印がつけられ、１０ps
ig以下の空気圧力を保持する。この空気／流体ノズルの
組合わせが変更される場合は、新しい組合わせに合致す
る減圧器が例えばスクリュードライバーを用いて同時に
取付けられる。空気／流体ノズルの組合わせと減圧器と
を調和したセットとして構成することにより、スプレー
ガンは常に、ＨＶＬＰ装置が作動しなければならないい
かなる必要条件にも応じて安価にすることができる。今
日利用できる全ての空気スプレーガンはノズル空気を供
給する同じ圧縮された空気から駆動される“扇形に広が
った”又は一定形状の圧縮空気源を含んでいる。このフ
ァン空気は付加した減圧器弁を通って供給されその圧力
をノズル空気の圧力より低い圧力に減少させるようにす
る。このスプレーガンのファン空気減圧器は制御用外径
を利用するニードル型のものである。
【０００７】空気圧力が空気容量に対するよりも噴霧品
質により大きな影響を有することが実験的に確かめられ
ている。このため、噴霧空気圧力をＨＶＬＰ噴霧にとっ
て価値のある１０psigの数値にできるだけ近く保つこと
が望ましい。このファン空気圧力弁の調節はスプレーの
パターンの幅を増し又は減じる。従来の装置において
は、ＨＶＬＰ噴霧空気圧力にとって価値ある１０psigの
数値はファン空気の流れでなく設定しなければならな
い。そうでなければ噴霧空気圧力はガンの一定作動条件
のもとに、例えばファン空気でない空気流により１０ps
igを超えることがある。ファン空気も噴霧空気も共に同
じ供給源によって供給されるため、噴霧空気圧力の低下
はファン空気が流れる時必然的に生じる。出願人が承知
している従来の全てのＨＶＬＰスプレーガンはこの欠点
を免れない。従来のスプレーガンはファン空気が流れる
時噴霧空気圧力に６psig（約４．1 nt/cm2ゲージ）の大
きさの降下を経験することができる。本発明のＨＶＬＰ
スプレーガンはこの圧力降下の大きさを可能な程度に減
少させる特別に作られたファン空気弁を含んでいる。本
発明はこの圧力降下の大きさを約１〜２psig（約０．7
nt/cm2から約１．4 nt/cm2ゲージ）に減少させる。
【０００８】このファン空気弁は、これが閉じられた時
４psig（約２．8 nt/cm2ゲージ）のブリード（噴霧位置
のスプレーガン引き金で）が経験されるように作られ
る。４psigを超える圧力はスプレーパターンのサイズに
影響を及ぼし始めるので、４psigがブリード圧力として
選択された。この４psigのブリードはより高い容量の空
気をスプレーガンに供給できるようにし、しかもガン入
口に所定のレベルを保持する。これはファン空気弁が開
かれた時少しの圧力降下しか噴霧空気圧力に生じない。
噴霧空気圧力が従来の構造のものよりも可能とされる最
高値１０psigにより近く保持されるので、噴霧品質は大
きく増進され、最終品質は従来の構造で得られる品質よ
りも高くなる。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第１の
流体を噴霧する装置は、第１の流体を供給する第１の通
路と、第２の流体を供給し第１の流体の噴霧を促進する
第２の通路と、第２の流体を供給し噴霧された第１の流
体の雲の形を作るのを促進する第３の通路とを具備して
いる。第２の通路は噴霧装置の噴霧端に第１の横断面積
を有している。第３の通路は噴霧装置の噴霧端に第２の
横断面積を有している。１つのノズルが噴霧装置の噴霧
端に取付けるために設けられる。このノズルは、隣接す
る第１，第２及び第３の開口と、第１の流体が通過する
ための第１の経路と、ノズルからの第１の経路の第１の
開口に近接する第１の室と、第１の開口に近接する第２
の室とを提供する。第２の通路は第１の室への噴霧流体
の流れをもたらす。第１の室は第２の開口に連結され第
１の流体が第１の開口から出るとき第１の流体の噴霧を
促進させる。第３の通路は第２の室への形の作られた流
体の流れをもたらす。第２の室は第３の開口に連結され
噴霧された第１の流体の雲の形を作るのを促進する。本
発明の１つの態様によれば、第１のオリフィス提供部材
が第２の通路と第１の室の一方に選択して挿入するため
に設けられる。この第１のオリフィス提供部材は第１の
横断面積より小さな横断面積を有し第２の開口における
噴霧流体の圧力を減少させる第１のオリフィスを提供す
る。
【００１０】本発明の他の態様によれば、第２のオリフ
ィス提供部材が設けられ第３の通路と第２の室の一方に
選択して挿入されるようにする。この第２のオリフィス
提供部材は第２の横断面積より小さな横断面積を有し第
３の開口における形成流体の圧力を減少させる第２のオ
リフィスを提供する。
【００１１】本発明のさらに他の態様によれば、第２及
び第３の通路を第２の流体の源に連結する手段が第１の
弁部材と第１の弁座とを含んでいる。第１の弁部材と第
１の弁座との相対位置は選択的に調節可能であり第３の
通路を通過する第２の流体の流れを増加しまた減少させ
るようにする。第１の弁座の周りにバイパス通路を提供
する手段が第１の弁部材と第１の弁座との相対位置に関
係なしに第３の通路を通る第２の流体の流れをもたら
す。
【００１２】実例として、第１のオリフィス提供部材
を、第２の通路と第１の室の一方に選択的に螺着するこ
とができる。
【００１３】さらに、実例として、第１のオリフィス提
供部材が第２の通路に選択的に螺着される。
【００１４】さらにまた、実例として、第１のオリフィ
ス提供部材が第１の弁ニードルを具備している。第２の
通路が第１の弁座を提供し、また第１のオリフィスが第
１の弁ニードルと第１の弁座との間に区画形成される。
【００１５】実例を挙げれば、第２のオリフィス提供部
材が第３の通路と第２の室の一方に選択的に螺着され
る。
【００１６】さらに、実例を挙げれば、第２のオリフィ
ス提供部材が第３の通路と第２の室の一方に選択的に螺
着可能である。
【００１７】また実例として、第２のオリフィス提供部
材が第３の通路に選択的に螺着可能である。
【００１８】さらに、実例として、第２のオリフィス提
供部材が流れ減少スリーブを具備し第３の通路の噴霧端
部に螺着するようになっている。
【００１９】さらにまた、実例を挙げれば、第１の弁座
の周りにバイパス通路を提供する手段が、第１の弁本体
を通る前記バイパス通路をもたらす手段を具備してい
る。
【００２０】
【実施例】本発明は以下の詳細な記載と本発明を図示す
る添付図面とを参照することにより最も良く理解される
であろう。本発明によるＨＶＬＰハンドスプレーガン２
０はハンドル部分２２と胴体部分２４とを含んでいる。
ハンドル部分２２にはハンドグリップ２６とハンガーフ
ック２８とが設けられている。引き金３０がハンドル部
分２２の上方部分から枢軸３２により取付けられハンド
グリップ２６の前方に下方に向かって延び、操作員がハ
ンドグリップ２６を握っている時操作員によって容易に
操作できるようにしている。ハンドル部分２２には内部
の圧縮空気通路３６と高電圧接続器通路３８とが設けら
れ、これら通路３６と３８は共にハンドグリップ２６の
下端の接続器４０，４２で、それぞれ終わっている。
【００２１】空気通路３６を通る空気の流れは引き金３
０で制御される空気弁４４によって制御される。制御さ
れる空気通路４６が空気弁４４から上方に延び、前方に
延びる噴霧空気通路４８とハンドル部分２２の頂部の前
方に延びるファン空気通路５０とに交差する。ファン空
気通路５０の後端５４の一定ブリードファン制御弁組立
体５２が後述されるように弁５２から前方へのファン空
気の供給を制御する。
【００２２】適当な低電圧ケーブル５６を通ってもたら
される低電圧が接続器（図示しない）を介してハンガー
フック２８と一体の変圧器ハウジング６０に囲まれた変
圧器に供給される。この変圧器がケーブル５６を介して
供給される低電圧（＜±２４Ｖ）を約５KVにまで変圧す
る。
【００２３】胴体部分２４が胴体２４の保持リング６２
と共働胴体保持ナット６４とによりハンドル部分２２に
取付けられる。ハンドル部分２２と胴体部分２４との間
に配置されたガスケット６６が全ての通路とこれら２つ
の間の接続器とをシールする。胴体部分２４が高電圧カ
スケード６８と、ハウジング６０内の高電圧変圧器の出
力ターミナル（図示しない）に電気的に接続される電気
接続器（図示しない）とを含んでいる。カスケード６８
が出力ターミナルを横切る約５KVの出力電圧の変動を約
−６5 KVにまで整流し増大させガン２０の前端に位置す
る液体塗布材料放出ニードル７４に加える。
【００２４】胴体部分２４はまた通路４８とガスケット
６６で結合する噴霧空気通路７６と、通路５０とガスケ
ット６６で結合するファン空気通路７８とを含んでい
る。通路７６，７８はガスケット６６から胴体部分２４
の前端８０へと前方に向かって延びねじの切られた開口
８２，８４でそれぞれ終わっている。
【００２５】液体塗布材料がガン２０の中に、胴体部分
２４の下側にその長さ方向に沿ってほぼ中程に設けられ
た接続器８６を通って導入される。液体塗布材料は、接
続器８６を通って上方に、またそれから胴体部分２４に
沿って長手方向に延びかつ胴体部分２４の前端８０で終
わっている塗布材料通路８８を通って、前方に流れる。
【００２６】空気弁４４の押圧ロッド１０６が後側の隣
接する引き金３０から後方に向かって空気弁４４の本体
の中に延びている。押圧ロッド１０６上の弁頭１０８と
弁４４の圧縮ばね１１０とが弁４４の内腔に、ねじの切
られた空気弁キャップ１１２により保持される。押圧ロ
ッド１０６を収容する内腔１１４の前方からの空気の浸
出は内腔１１４の前端に螺着された保持ナット１２０に
より所定位置に保持されたテフロン（登録商標）のＯリ
ング１１８によって最小とされる。胴体部分２４は中央
の弁ニードル通路１３０を含んでいる。通路１３０は縮
径された最前端部分１３２と拡径された後方部分１３４
とを含んでいる。部分１３４の後端１３６はねじが切ら
れている。ニードルシャフト組立体１３８は引き金の横
断棒１４２から前方に延びるシャフト１４０と後方に延
びるシャフト１４１とを含んでいる。シャフト１４１の
後端に近接するカラー１４４がこのカラー１４４と弁ば
ねキャップ１５０との間に保持された圧縮ばね１４６の
ストッパを提供し、ばねキャップ１５０はばね１４６と
カラー１４４を含むシャフト１４１の後端とを収容する
戻しばねハウジング１５２の後端に螺着されている。引
き金調節ナット１５４と引き金調節ロックナット１５６
とが以下に理解されるように、空気と液体塗布材料の流
れの開始と終了の相対的タイミングを制御する。
【００２７】シャフト１４０は引き金３０から前方に通
路１３０の中へと、パッキングナット１６０、ベルビル
ばね座金１６２、シール及びばねスペーサ１６４、後部
ニードルシール保持器１６６、パッキング調節チューブ
１６８、雌の山形シールアダプター１７０、山形パッキ
ング１７２、及び胴体部分２４の前端８０に対する雄の
山形シールアダプター１７４を通って、延びている。
【００２８】内側にねじの切られた中央の拡大開口１７
６が胴体部分２４の前端８０の通路１３０の開口の周り
に設けられている。塗布液体ノズル１７８が開口１７６
に螺着される。充填ニードル７４と液体塗布材料流れ制
御弁ニードル１８０とがそれぞれ、ノズル１７８の塗布
材料放出オリフィス１８２から延びまたオリフィス１８
２に着座する。空気ノズル１８４がノズル１７８と胴体
部分２４の前端８０の残りの露出部分との上に置かれ噴
霧空気室１８６と噴霧空気出口開口１８８とを区画形成
する。空気ノズル１８４が胴体部分２４の前端８０上
に、胴体部分２４の前端８０に螺着される保持リング１
８６によって保持されている。
【００２９】本発明によれば、後方に延びるニードル１
９２とねじ１９４が切られ溝１９６の設けられた頭部と
を有する減圧器１９０が、開口８２に螺着され、中央の
流れ制御オリフィス２０２とねじの切られた外面２０４
と溝２０６とを有する減流器２００が、液体ノズル１７
８が開口１７６に螺着される前にねじの切られた開口８
４に螺着される。
【００３０】空気ノズル１８４の形状の変更は、ファン
及び噴霧空気流動力、したがってガン２０のようなガン
の作動ノズル圧力を変えることのできることが知られて
いる。図示の実施態様の形状は、減圧器及び減流器１９
０及び２００を特定の空気ノズル１８４の流れ特性に精
密に合致させこの空気ノズル１８４と共に一まとめにさ
れ操作員に供給されるようにする。操作員が空気ノズル
１８４を取り替える時は、減圧器及び減流器１９０，２
００が同時に、す早くかつ便利に、小さなスクリュード
ライバーの他は何らの工具を用いずに、取り替えられ、
ノズルの作動空気圧力を１０psigＨＶＬＰ最大値に保持
する。
【００３１】減圧器１９０の出力側の噴霧空気圧力の感
度をも減少させるため、ブリード通路２０８がファン空
気制御弁組立体５２を貫通して設けられる。ファン空気
制御弁組立体５２のファン空気調節ノブ２１０はこれを
ねじ込み又は弛めることにより空気ノズル１８４のファ
ン空気開口２１２からのファン空気の流れをそれぞれ減
少又は増大させるよう調節可能である。空気ノズル１８
４に設けられた室２１４内のファン空気圧力がほぼ４ps
igである時ファン空気開口２１２からもたらされる流れ
が、噴霧された塗布材料のパターンに影響を及ぼさない
ことが知られている。室２１４のファン空気圧力が４ps
igを超えた時だけに、噴霧された塗布材料のパターンが
ファン空気の流れにより、“扇形に広がり”始め又はそ
の形状に影響が生じるようになる。このため、ブリード
口２０８がファン制御弁５２に設けられ、ファン空気調
節ノブ２１０がファン制御弁５２を“閉じる”ため終始
調節される時でさえも、このブリード口２０８が室２１
４の圧力をファン空気形成入口の直下で４psigとしまた
空気が常に開口２１２から流れるようにする。この４ps
igのブリードが常に存在しまた減圧器及び減流器１９
０，２００と空気ノズル１８４とがこのほかにこれを考
慮してつくられているため、減圧器１９０の下流側の空
気圧力は、ファン空気調節ノブ２１０を回転することに
より室２１４に供給されるファン空気の量を増加し又は
減少することによって生じる噴霧空気流の速度変化と圧
力変化とに対し防禦作用をする。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明により構成されたＨＶＬＰハンドスプレ
ーガンの側面図である。
【図２】図１のＨＶＬＰハンドスプレーガンの破截縦断
面図である。
【図３】図２の３−３線に沿った図１〜２に示されるＨ
ＶＬＰハンドスプレーガンの前方部分の拡大断面図であ
る。
【図４】図２の４−４線に沿った図１〜２に示されるＨ
ＶＬＰハンドスプレーガンのファン空気弁組立体の拡大
破截断面図である。
【図５】空気及び流体ノズルが取り外されたガン胴体の
前端を示す、図１の５−５線に沿った図１〜２に示され
るＨＶＬＰハンドスプレーガンの破截断面図である。
【図６】図１の６−６線に沿った図１〜２に示されるＨ
ＶＬＰハンドスプレーガンの破截図である。
【図７】図１の７−７線に沿った図１〜２に示されるＨ
ＶＬＰハンドスプレーガンのハンドルの拡大破截縦断面
図である。
【符号の説明】 ２０…ハンドスプレーガン ３６…空気通路 ４４…空気弁 ５０…ファン空気通路 ５２…ブリードファン制御弁組立体 ７６…噴霧空気通路 ７８…ファン空気通路 ８８…塗布材料通路 １０６…押圧ロッド １３０…弁ニードル通路 １４０…シャフト １７８…塗布液体ノズル １８０…制御弁ニードル １８２…塗布材料放出オリフィス １８４…空気ノズル １８６…噴霧空気室 １９０…減圧器 ２００…減流器 ２０８…ブリード通路 ２１４…室

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 第１の流体を供給するための第１の通路
    と、第１の流体の噴霧を促進するため第２の流体を供給
    する第２の通路と、噴霧された第１の流体の雲の形を作
    るのを促進するため第２の流体を供給する第３の通路と
    を具備する、第１の流体を噴霧する装置であって、第２
    の通路が該噴霧装置の噴霧端に第１の横断面積を有し、
    第３の通路が前記噴霧装置の噴霧端に第２の横断面積を
    有し、前記噴霧装置がまた該噴霧装置の噴霧端に取付け
    るためのノズルを具備し、該ノズルが隣接する第１，第
    ２及び第３の開口と第１の流体が通過する第１の経路と
    を提供し、さらに該ノズルからの第１の経路の第１の開
    口に近接する第１の室を具備し、第２の通路が噴霧流体
    の流れを第１の室にもたらし、第１の室が、第１の流体
    が第１の開口から出るとき第１の流体の噴霧を促進する
    よう第２の開口に連結され、またさらに第１の開口に近
    接する第２の室を具備し、第３の通路が形成流体の流れ
    を第２の室にもたらし、第２の室が、噴霧された第１の
    流体の雲の形成を促進するよう第３の開口に連結され、
    また第２の通路と第１の室の一方に選択的に挿入するた
    めの第１のオリフィス提供部材を具備し、該第１のオリ
    フィス提供部材が第２の開口における噴霧流体の圧力を
    減少させるため前記第１の横断面積より小さい横断面積
    を有する第１のオリフィスを提供している噴霧装置。
  2. 【請求項２】 第１のオリフィス提供部材が第２の通路
    と第１の室の一方に選択的に螺着可能である請求項１に
    記載の装置。
  3. 【請求項３】 第１のオリフィス提供部材が第２の通路
    に選択的に螺着可能である請求項２に記載の装置。
  4. 【請求項４】 第１のオリフィス提供部材が第１の弁ニ
    ードルを具備し、第２の通路が第１の弁座を提供し、第
    １のオリフィスが第１の弁ニードルと第１の弁座との間
    に区画形成されている請求項３に記載の装置。
  5. 【請求項５】 第１の流体を噴霧するための装置であっ
    て、第１の流体を供給する第１の通路と、第１の流体の
    噴霧を促進するため第２の流体を供給し前記噴霧装置の
    噴霧端に第１の横断面積の開口を有している第２の通路
    と、噴霧された第１の流体の雲の形成を促進するため第
    ２の流体を供給し前記噴霧装置の噴霧端に第２の横断面
    積の開口を有している第３の通路と、前記噴霧装置の噴
    霧端に取付け第１，第２及び第３の開口と第１の流体が
    通過するための第１の経路とを提供するノズルと、該ノ
    ズルから第１の経路の第１の開口に近接する第１の室で
    あって、第２の通路が第１の室に噴霧流体の流れをもた
    らし、第１の流体が第１の開口から出るとき第１の流体
    の噴霧を促進するため第２の開口に連結されている第１
    の室と、第１の開口に近接する第２の室であって、第３
    の通路が第２の室に形成流体の流れを提供し、噴霧され
    た第１の流体の雲の形成を促進するため第３の開口に連
    結されている第２の室と、第３の通路と第２の室の一方
    に選択的に挿入するための第１のオリフィス提供部材で
    あって、第３の開口における形成流体の圧力を減少させ
    るため第２の横断面積より小さな横断面積を有する第１
    のオリフィスを提供する第１のオリフィス提供部材、と
    を具備している噴霧装置。
  6. 【請求項６】 第１のオリフィス提供部材が第３の通路
    と第２の室の一方に選択的に螺着可能である請求項５に
    記載の装置。
  7. 【請求項７】 第１のオリフィス提供部材が第３の通路
    に選択的に螺着可能である請求項６に記載の装置。
  8. 【請求項８】 第１のオリフィス提供部材が第３の通路
    の噴霧端に螺着するための流れ減少スリーブを具備して
    いる請求項７に記載の装置。
  9. 【請求項９】 第１の流体を噴霧する装置であって、第
    １の流体を供給する第１の通路と、第１の流体の噴霧を
    促進するため第２の流体を供給する第２の通路と、噴霧
    された第１の流体の雲の形成を促進するため第２の流体
    を供給する第３の通路と、第２及び第３の通路を第２の
    流体の源に連結する手段であって、第１の弁部材と第１
    の弁座とを含み、第１の弁部材と第１の弁座の相対位置
    が第３の通路を通る第２の流体の流れを増大させ減少さ
    せるよう選択的に調節可能である連結手段と、第１の弁
    部材と第１の弁座の相対位置に関係なく第３の通路を通
    過する第２の流体の流れをもたらすよう第１の弁座の周
    りにバイパス通路を提供する手段、とを具備している噴
    霧装置。
  10. 【請求項１０】 第１の弁座の周りにバイパス通路を提
    供する手段が、前記バイパス通路を第１の弁本体を通っ
    て提供する手段を具備している請求項９に記載の噴霧装
    置。
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