JPH05130293A - フアクシミリアダプタおよび一斉同報フアクシミリ通信システム - Google Patents

フアクシミリアダプタおよび一斉同報フアクシミリ通信システム

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JPH05130293A
JPH05130293A JP3290058A JP29005891A JPH05130293A JP H05130293 A JPH05130293 A JP H05130293A JP 3290058 A JP3290058 A JP 3290058A JP 29005891 A JP29005891 A JP 29005891A JP H05130293 A JPH05130293 A JP H05130293A
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JP
Japan
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facsimile
facsimile communication
protocol
communication system
broadcast
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Application number
JP3290058A
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English (en)
Inventor
Ayanori Kishino
文徳 岸野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1対多数でのファクシミリ通信を行うシステム
に、1対1でファクシミリ通信を行う一般的なファクシ
ミリ装置を接続可能とし、これにより経済的にシステム
を構築可能とする。 【構成】衛星系プロトコル処理部2で、1対多数で同時
にファクシミリ通信を行うための一斉同報ファクシミリ
通信システムのプロトコルを終端する。またG3系プロ
トコル処理部1で、1対1でファクシミリ通信を行うた
めのG3ファクシミリ装置のプロトコルを終端する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星回線などを使用し
てのファクシミリの一斉同報を行う一斉同報ファクシミ
リ通信システムおよび、当該システムにグループ3(G
3)機などの一般的なファクシミリ装置を取り込むこと
を可能とするファクシミリアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】G3機などの一般的なファクシミリ装置
では、1対1の通信しか行えない。このため、同報通信
を行う必要がある場合には順次同報を行うものとなって
いる。すなわち、順次個別の通信を行い、各呼が完了し
た後に次の呼を設定して同一原稿の伝送を行う。このた
め、同報とはいっても同時性の乏しいものとなってしま
う。
【0003】そこで、衛星回線を使用することによって
同時に多数の端末にファクシミリ送信を行うことができ
る衛星一斉同報ファクシミリ通信システムが考えられて
いる。
【0004】しかしながらこの衛星一斉同報ファクシミ
リ通信システムは通信プロトコルがG3機などの一般的
なファクシミリ装置とは異なっており、このためG3機
などの一般的なファクシミリ装置とは別の専用の端末を
必要とする。つまり、G3機は現在広く普及している
が、このG3機を流用して衛星一斉同報ファクシミリ通
信を行うことはできない。このため不経済である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は、
衛星一斉同報ファクシミリ通信システムのような1対多
数でのファクシミリ通信を行うシステムにおいてG3機
などのような1対1でファクシミリ通信を行う一般的な
ファクシミリ装置を使用することができず、不経済であ
るという不具合があった。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、1対多数での
ファクシミリ通信を行うシステムに、1対1でファクシ
ミリ通信を行う一般的なファクシミリ装置を接続可能と
し、これにより経済的にシステムを構築可能とすること
ができるファクシミリアダプタおよび経済的な衛星一斉
同報ファクシミリ通信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、1対多数
で同時にファクシミリ通信を行うための一斉同報ファク
シミリ通信システムのプロトコルと1対1でファクシミ
リ通信を行うためのファクシミリ装置のプロトコルとを
それぞれ終端するようにした。
【0008】第2の発明は、複数の受信局宛に1度のフ
ァクシミリ送信を行う一斉指令局と、この一斉指令局か
ら指定された場合に、前記一斉指令局から送信されたフ
ァクシミリデータを受信する複数の受信局と、少なくと
も前記一斉指令局および前記複数の受信局のいずれかに
接続されるとともに1対1でファクシミリ通信を行うた
めのファクシミリ装置が接続され、前記一斉指令局と前
記受信局との間のプロトコルを終端するとともに、前記
ファクシミリ装置のプロトコルを終端するファクシミリ
アダプタとを具備した。
【0009】
【作用】このような手段を講じたことにより、1対多数
で同時にファクシミリ通信を行うための一斉同報ファク
シミリ通信システムと1対1でファクシミリ通信を行う
ためのファクシミリ装置とがインタフェースされる。従
って、両者が接続可能となり、衛星一斉同報ファクシミ
リ通信システムに1対1でファクシミリ通信を行うため
のファクシミリ装置が取り込まれる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例に付
き説明する。図1は本実施例に係るファクシミリアダプ
タ(以下、アダプタと称する)の構成を示す機能ブロッ
ク図である。図中、1は CCITT勧告 T.30 に準拠したG
3系のプロトコルを終端するG3系プロトコル処理部で
ある。2は衛星一斉同報ファクシミリ通信システムでの
プロトコルを終端する衛星系プロトコル処理部である。
3はG3系プロトコル処理部1でのプロトコル処理と衛
星系プロトコル処理部2でのプロトコル処理とを同期的
に行わせるとともに、G3のファクシミリ装置(G3F
AX)と地球局とを必要に応じて直結するためのスイッ
チ4の切換え制御を行うプロトコル同期制御部である。
【0011】図2は前述のアダプタを適用して構成され
た衛星一斉同報ファクシミリ通信システムの概略構成を
示すブロック図である。図中、10は送信側の地球局で
ある。この地球局10は、通常の衛星通信システムにお
ける機器のほかに、一斉指令台10aと一斉指令装置1
0bとを有している。11は周知の一般的な構成のファ
クシミリ装置(G3)である。地球局10とファクシミ
リ装置11とはアダプタ12を介して接続されている。
【0012】13は受信側の地球局である。この地球局
13は、通常の衛星通信システムにおける機器のほか
に、一斉受令装置13aを有している。14は周知の一
般的な構成のファクシミリ装置(G3)である。地球局
13とファクシミリ装置14とはアダプタ15を介して
接続されている。なお、図示はしないが以上の構成の受
信側設備は複数設置されている。16は地球局10と地
球局13との間に衛星回線を設定する通信衛星である。
【0013】次に以上のように構成されたシステムの動
作を、図3に示すシーケンス図を参照しながら説明す
る。まず扱者は、一斉対象となる地球局の選択、端末種
別(ファクシミリ)、受令確認要求の手続きを一斉指令
台10aにて行ったのち、回線接続起動をかける。
【0014】このように回線接続起動がなされると、地
球局10では一斉指令装置10bが回線接続起動信号を
衛星回線へと送出する。この回線接続起動信号は指定さ
れた全ての地球局(指定局)に到達し、これに応じて指
定局は衛星回線の捕捉を行うとともに、ファクシミリ装
置14の接続を行う。このファクシミリ装置14の接続
は、ファクシミリ装置14に対して呼出し信号(CN
G)を与えることにより行う。ファクシミリ装置14は
CNGを受けると回線(アダプタ15との接続ライン)
を捕捉し、被呼局識別信号(CED)およびディジタル
識別信号(DIS)を返送する。アダプタ15はCED
を受けると、接続確認/応答確認信号を地球局13を介
して地球局10へと送信する。なお接続確認/応答確認
信号の伝送は時分割多元接続(TDMA)で行われる。
またDIS信号は受けとるのみで何等対処はしない。地
球局10では接続確認/応答確認信号を受けると、一斉
指令台10aにて応答局表示を行う。
【0015】さて扱者は、一斉指令台10aでなされた
応答局表示を確認し、指定局の全ての応答が揃ったこと
をもってファクシミリ装置11に対してスタート指示を
与える。ファクシミリ装置11はスタート指示がなされ
ると、CNGを出力する。アダプタ12はこのCNGを
受けると、一斉通報中信号を地球局10を介して地球局
13に送信するとともに、CEDを発生してファクシミ
リ装置11に与える。ここでCEDは本来は受信端末で
あるファクシミリ装置14から与えられるものである
が、ファクシミリ装置14からのCEDは接続確認/応
答確認のために使用されており、到来しないので、アダ
プタ12が生成・出力する。アダプタ12はCEDをフ
ァクシミリ装置11に与えたのち、DISを与える。な
ぜならば、ファクシミリ装置14から出力されたDIS
はアダプタ15で終端されているためである。
【0016】アダプタ12,15は、それぞれDISを
ファクシミリ装置11,14に出力したのちに、スイッ
チ4をONとしてファクシミリ装置11,14を直結す
る。この状態でファクシミリ装置11は、DISの検出
後にディジタル命令信号(DCS)、トレーニングデー
タ、トレーニングチェック(TCF)、FAXメッセー
ジ、マルチページ信号(MPS)、FAXメッセージ、
手順終了信号(EOP)、回線切断命令(DCN)を順
次出力する。これらの信号は、アダプタ12、地球局1
0、衛星回線、地球局13およびアダプタ15を介して
ファクシミリ装置14に到達する。
【0017】ファクシミリ装置14は以上のような各種
の信号を受けるが、TCF検出時に受信準備信号(CF
R)、MPS検出時およびEOP検出時にメッセージ確
認信号(MCF)をそれぞれ出力する。アダプタ14は
これらの信号を受けとるのみで、何等対処しない。この
ようにCFRおよびMCFがアダプタ15で終端される
ため、アダプタ12ではTCFの検出時にCFRを、ま
たMPSおよびEOPの検出時にMCFをそれぞれファ
クシミリ装置11に与える。かくして、ファクシミリ情
報の一斉送信がなされ、指定局に接続されたファクシミ
リ装置14でそれぞれ受信される。
【0018】地球局13の一斉受令装置13aは、DC
N信号を検出した場合に受確指示を出す。アダプタ15
は受確指示を受けると、受令確認信号を返送する。ただ
し、ここまでに受けるべき各信号に欠落がある場合には
受令確認信号の返送は行わない。そして受令確認信号は
地球局10の一斉指令台10aへと伝送される。
【0019】なお以上の動作をするとき、アダプタ1
2,15において、ファクシミリ装置11,14からの
信号の検出およびファクシミリ装置11,14へ与える
信号の生成・出力はG3系プロトコル処理部1が行う。
また、地球局10,13からの信号の検出および地球局
10,13に与える信号の生成・出力は衛星系プロトコ
ル処理部2が行う。そしてG3系プロトコル処理部1お
よび衛星系プロトコル処理部2での信号生成・出力は、
プロトコル同期制御部3の制御のもとに、G3系プロト
コル処理部1および衛星系プロトコル処理部2での信号
検出に同期して行われる。
【0020】以上のように本実施例によれば、アダプタ
12,15が衛星系のプロトコルとG3ファクシミリ系
のプロトコルとの双方を同期的に終端させるので、この
アダプタ12,15を介して地球局10,13にファク
シミリ装置11,14を接続使用することができる。こ
のため、1台のG3ファクシミリを公衆電話網での通常
のファクシミリ通信と衛星回線を介しての一斉同報通信
とで共通的に使用することが可能となり、経済的であ
る。
【0021】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば上記実施例では、1対多数の通信を行
うシステムとして衛星一斉同報ファクシミリ通信システ
ムを例示しているが、例えば地上系の無線システムのよ
うな他のシステムであっても良い。また上記実施例では
1対1で通信を行うファクシミリ装置としてG3ファク
シミリを例示しているが、G1,G2,G4や独自規格
などの他のファクシミリ装置でも良い。
【0022】また上記実施例では、アダプタ12,15
は単独で構成されたものとしているが、地球局10,1
3またはファクシミリ装置11,14に一体的に設ける
ようにしても良い。このほか、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形実施が可能である。
【0023】
【発明の効果】第1の発明は、1対多数で同時にファク
シミリ通信を行うための一斉同報ファクシミリ通信シス
テムのプロトコルと1対1でファクシミリ通信を行うた
めのファクシミリ装置のプロトコルとをそれぞれ終端す
るようにした。
【0024】第2の発明は、複数の受信局宛に1度のフ
ァクシミリ送信を行う一斉指令局と、この一斉指令局か
ら指定された場合に、前記一斉指令局から送信されたフ
ァクシミリデータを受信する複数の受信局と、少なくと
も前記一斉指令局および前記複数の受信局のいずれかに
接続されるとともに1対1でファクシミリ通信を行うた
めのファクシミリ装置が接続され、前記一斉指令局と前
記受信局との間のプロトコルを終端するとともに、前記
ファクシミリ装置のプロトコルを終端するファクシミリ
アダプタとを具備した。
【0025】これらにより、1対多数でのファクシミリ
通信を行うシステムに、1対1でファクシミリ通信を行
う一般的なファクシミリ装置を接続可能とし、これによ
り経済的にシステムを構築可能とすることができるファ
クシミリアダプタおよび経済的な一斉同報ファクシミリ
通信システムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るファクシミリアダプ
タの構成を示す機能ブロック図。
【図2】 図1に示したファクシミリアダプタを適用し
て構成された衛星一斉同報ファクシミリ通信システムの
概略構成を示すブロック図。
【図3】 図2に示した衛星一斉同報ファクシミリ通信
システムでのシーケンスを示すシーケンス図。
【符号の説明】
1…G3系プロトコル処理部、2…衛星系プロトコル処
理部、3…プロトコル同期制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対多数で同時にファクシミリ通信を行
    うための一斉同報ファクシミリ通信システムのプロトコ
    ルと1対1でファクシミリ通信を行うためのファクシミ
    リ装置のプロトコルとをそれぞれ終端することを特徴と
    するファクシミリアダプタ。
  2. 【請求項2】 複数の受信局宛に1度のファクシミリ送
    信を行う一斉指令局と、 この一斉指令局から指定された場合に、前記一斉指令局
    から送信されたファクシミリデータを受信する複数の受
    信局と、 少なくとも前記一斉指令局および前記複数の受信局のい
    ずれかに接続されるとともに1対1でファクシミリ通信
    を行うためのファクシミリ装置が接続され、前記一斉指
    令局と前記受信局との間のプロトコルを終端するととも
    に、前記ファクシミリ装置のプロトコルを終端するファ
    クシミリアダプタとを具備したことを特徴とする一斉同
    報ファクシミリ通信システム
JP3290058A 1991-11-06 1991-11-06 フアクシミリアダプタおよび一斉同報フアクシミリ通信システム Pending JPH05130293A (ja)

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