JPH051293U - 電波漏洩防止シート - Google Patents

電波漏洩防止シート

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JPH051293U
JPH051293U JP5579591U JP5579591U JPH051293U JP H051293 U JPH051293 U JP H051293U JP 5579591 U JP5579591 U JP 5579591U JP 5579591 U JP5579591 U JP 5579591U JP H051293 U JPH051293 U JP H051293U
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sheet
separation guide
radio wave
electromagnetic wave
guide groove
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博香 山崎
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Kaneka Corp
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Kaneka Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1枚で複数の機種に対応することができる電波
漏洩防止シートを提供せんとするものである。 【構成】フェライト粉、カーボン粉又は金属粉のうちか
ら選んだ1種又は2種以上を合成樹脂系バインダー又は
ゴム系バインダーに分散配合した材料をシート状に成形
してなる電波吸収シートの裏面に粘着剤層並びに離型シ
ートを積層して構成した漏洩電波防止シートにおいて、
電波吸収シート表面に、シート形状を維持するのに充分
な厚みを残して浅溝の分離案内溝が間隔をあけて複数条
刻設され、且つ各分離案内溝の形成位置が、所定の分離
案内溝で切離したときに得られるシート片の大きさが電
子製品の各機種に用いる電波吸収用シート片のサイズに
合致するように設計されていることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子レンジや衛星放送受信用の周波数変換器等、電波漏洩の可能性の ある電子機器に取り付けて当該機器からの電波漏洩を防止する為の電波漏洩防止 シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子レンジは2.45GHzのマイクロ波により食品を加熱するものであるが 、当該電子レンジからは2.45GHzの基本波を始め高調波が漏洩して人体の 健康に悪影響を及ぼしたり、テレビやラジオ等の受信器に雑音を与えたりするこ とは良く知られており、この為従来より電子レンジ本体開口部と扉周枠との間に 電波吸収シートを取り付けて電波漏洩を抑止することが行われている。又、近年 、衛星放送受信機が急速に普及しているが、衛星放送受信機のアンテナ近傍に取 り付けられる周波数変換器が新たな漏洩電波発生源として問題視されてつつあり 、この周波数変換器に対しても電波漏洩防止策を施すことが要求され出している 。周波数変換器から漏洩する電波は12GHz前後の基本波と高調波があるがこ のいずれの周波数の電波も他の受信機に対する妨害電波発生源となり、特に第2 高調波である24GHz前後はレーダー等に障害を与えることから、その漏洩は 厳しく規制する必要がある。このような理由から周波数変換器の内部適所に電波 吸収シートを取り付けることが提案されている。
【0003】 従来より、このような用途に用いられる電波漏洩防止シートとしては、例えば 図17(イ)(ロ)(ハ)及び図18に示すものが知られている。この電波漏洩 防止シートAは、フェライト粉等を合成樹脂系バインダーに混合分散した材料を シート状に形成した大判の電波吸収シート1の裏面に粘着剤層2並びに離型シー ト3を順次積層した構成である。そして電波吸収シート1の長さLは、電子機器 の取付け箇所の寸法に合致させ、他方、電波吸収シート1の幅方向には、電波吸 収シート1を所定幅Dの短冊状のシート片4に完全に切離する深溝の破断溝5を 離型シート3を残した状態で平行に形成し、電波吸収シート1を複数の短冊状の シート片4,4……に分離している。そしてこのような電波漏洩防止シートAの 使用は、剥がしたシート片4を電子レンジの開口部や扉内面、衛星放送受信機の 周波数変換器の外装ケース内面に背面の粘着剤層により貼着したり、嵌合溝等に 嵌め込んだりすることにより用いている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、シート片4の大きさは長さL及び幅D共に電子機器の取付け箇所の 寸法に厳しく合致させる必要がある。これは、当該シート片4が吸収対象として いる周波数帯域が極めて高いことから、僅かの間隙からでも電波漏洩が発生する 為である。したがって従来の電波漏洩防止シートAは各電子機器における取付け 箇所に緊密な状態で取付けることができるように、シート片4の長さL及び幅D は取付け箇所の寸法に正確に一致させられており、電子機器の機種に応じて専用 の電波漏洩防止シートを作製している。 しかしながら、例えば電子レンジだけについて考えてみても、電子レンジの機 種は多数あることから、その取付け箇所の寸法の種類は無数であるうえに、機種 によってその製造台数にもばらつきがあり、例えば月産数十万台のものがある一 方で月産数十台のものもあり、これら全てのものについて専用金型を製作して、 各製品専用の電波漏洩防止シートを作製することは、煩雑で、経済性にも劣るう えに在庫負担も大きい問題があった。又、電子レンジに関しては使用7年後にお いて電波漏洩量を一定以下に抑制することが電波関連法規により規定されており 、この為メーカーは、メンテナンス用に電波漏洩防止シートを常備しておくこと が必要となるが、既に製造停止となった機種専用の電波漏洩防止シートを常備し ておくことは困難であり、又、常備した電波漏洩防止シートを必ずしも使うとも 限らず、電波漏洩防止シートを常備しておくこと自体が非効率的であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案は、フェライト粉、カーボン粉又は金属粉のうち から選んだ1種又は2種以上を合成樹脂系バインダー又はゴム系バインダーに分 散配合した材料をシート状に成形してなる電波吸収シートの裏面に粘着剤層並び に離型シートを積層して構成した電波漏洩防止シートにおいて、電波吸収シート の表面に、シート形状を維持するのに充分な厚みを残して浅溝の分離案内溝が間 隔をあけて複数条刻設され、且つ各分離案内溝の形成位置が所定の分離案内溝で 切離したときに得られるシート片の大きさが電子製品の各機種に用いる電波吸収 用シート片のサイズに合致するように設計されていることを特徴としている。 分離案内溝の溝幅は1mm以下に設定することが好ましく、又このような分離 案内溝はトムソン刃を用いて形成することができる。
【0006】
【作用】
このような電波漏洩防止シートは、電子機器の取付け箇所の寸法に応じて電波 吸収シート表面に形成された浅溝の分離案内溝のうちから所定のものを選択し、 該分離案内溝で電波吸収シートを折り曲げてノッチ効果により電波吸収シートを 切断したうえ、離型シートからシート片を剥離して取付け箇所の寸法に合致した シート片を得る。電波吸収シートのバインダーは合成樹脂やゴムを用いているも のの該バインダーにはフェライト粉等が多数混入していることから、電波吸収シ ートは引っ張り応力に対して比較的脆く、一定の引っ張り力内では復原力を示す ものの、分離案内溝を境にして比較的強い折り曲げ力が作用すると、電波吸収シ ートはノッチ効果により分離案内溝から亀裂が入り簡単に切り離される。得られ たシート片には、他の分離案内溝が多数存在するものの、これら分離案内溝は極 めて浅いので、当該電波吸収シートの形状の維持には何ら問題なく、又、分離案 内溝の溝幅は極めて狭いから該間隙から電波が漏洩する心配もない。
【0007】 特に、分離案内溝の溝幅を1mm以下に設定したときには、該溝幅は24GH zの電波の波長に対しても充分小さいので電波漏洩のおそれはほとんどない。そ して、このような狭い分離案内溝はトムソン刃を用い、刃先の降下を電波吸収シ ートの厚み途中で止めて行う型抜き加工によって簡単に行うことができる。
【0008】
【実施例】 次に本考案の詳細を図示した実施例に基づき説明する。図1(イ)(ロ)(ハ )、図2は本考案の第1実施例を示し、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ )は側面図であり、図2は要部拡大斜視図である。本考案の電波漏洩防止シート Aは従来の電波漏洩防止シートと同様、大判の電波吸収シート1の裏面に粘着剤 層2を介在させて離型シート3を積層した構成を有している。電波吸収シート1 はフェライト粉、カーボン粉又は金属粉のうちから選んだ1種又は2種以上を合 成樹脂系バインダー又はゴム系バインダーに分散配合した材料を射出成形法やロ ール成形法によってシート状に成形したものであり、例えばフェライト粉として はマンガンジンクフェライトやニッケルジンクフェライト等が採用可能である。 又、金属粉は反射材としての機能を有し、該金属粉間を反射往復する電波をバイ ンダーの誘電損によって減衰させることができるが、金属粉表面に錆が発生した ときには反射効果が低下する為、金属粉単独で使用することは好ましくない。
【0009】 又、バインダーとしては合成樹脂系又はゴム系のものが使用可能であり、例え ば合成樹脂系バインダーとしては、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、塩化 ビニル、ポリフェニレンサルファイド、ナイロン等が使用可能である。
【0010】 又、粘着剤としては粘着力の強い本止め用粘着剤や再剥離可能な粘着力の仮止 め用粘着剤を目的に応じて使用できる。例えば、電子レンジの開口部や扉周枠に 形成された嵌合溝に密嵌する場合などは仮止め用粘着剤の方が適している。 離型シート3としては紙は勿論のことポリエステルシート等も使用可能である 。
【0011】 図中5は電波吸収シート1を離型シート3を残した状態で所定幅Dの短冊状の シート片4に完全に切離する為の破断溝5である。
【0012】 本考案はこのような構成の電波漏洩防止シートにおいて、電波吸収シート1の 表面に浅溝の分離案内溝6を特定の間隔をあけて複数条刻設し、且つ各分離案内 溝6の形成位置を、所定の分離案内溝で切離したときに得られるシート片の大き さを電子製品の各機種に用いる電波吸収用シート片のサイズに合致するように設 計したことを特徴としている。浅溝の分離案内溝6は図3に示すようにシート形 状を維持するのに充分な肉厚分hを残して形成され、その溝幅dは最大部分で1 mm以下に設定される。分離案内溝6の下層には充分な肉厚分hを残しているこ とから、分離案内溝6の溝幅が1mm以上であっても漏洩電波量が増えるおそれ はほとんどないが、溝幅dを1mm以下とすることで電波漏洩の可能性をより少 なくすることができる。即ち、溝幅dが1mm以下であれば、例えば24GHz のマイクロ波を対象とした場合でも、溝幅dはマイクロ波の波長より遙かに小さ いので当該溝が電波漏洩の原因となることはない。このような分離案内溝6はト ムソン刃を用いた型抜き加工により容易に形成することが可能で、具体的にはト ムソン刃の打ち込み深さを電波吸収シートの厚み方向途中までとすることによっ て形成することができる。
【0013】 このような構成の電波漏洩防止シートAは分離案内溝6の両側を把持して分離 案内溝6を境にして折り曲げれば図4に示す如く、分離案内溝6のノッチ効果に より電波吸収シート1に亀裂が入り、電波吸収シート1が切離される。したがっ て電波漏洩を防止しようとする箇所の寸法に合致するように分離案内溝6を適宜 選択して、電波吸収シート1を折り曲げれば、図5(イ),(ロ)に示すような取 付け箇所の寸法に合致した所定サイズのシート片4を得ることができる。
【0014】 電波吸収シート1には電波吸収シート1の幅方向に所定間隔をおいて形成した 破断溝5に加えて、図6(イ)(ロ)に示すように電波吸収シート1の長手方向 中間等に破断溝5を形成を形成することや、又、図7(イ)(ロ)(ハ)に示す 如く電波吸収シート1から破断溝をなくして電波吸収シート1表面に分離案内溝 6を格子状に形成することも可能である。電波吸収シート1表面から破断溝5を なくした場合は、図8(イ),(ロ)に示す如く、長さ及び幅を自由に変更するこ とができ、例えば、電波吸収シート1全体を大判の1枚のシート片4として取り 扱うこともできる。又、分離案内溝6に沿って鍵状に切離することによって部分 的に切り欠きを有するシート片を得ることもできる。
【0015】 図9は電波吸収シート1の長手方向中央部には分離案内溝6を設けず、長手方 向両側近傍に細かいピッチで分離案内溝6を集中的に形成した場合である。本実 施例は電子レンジ等に使用する電波吸収用のシート片はいかに機種が相違すると いえども、最低限必要なサイズがあることに留意し、電波吸収シート1の長手方 向中央部に最低限必要の寸法を確保し、両側に連設形成された小シート片7,7 ……によって図10(イ)(ロ)(ハ)に示す如くサイズ調整をせんとするもの である。
【0016】 図11は図9で示された思想を更に拡張したものであり、サイズ調整用の微小 ピッチの分離案内溝6を電波吸収シート1の幅方向にも設けた場合であり、この 場合、図12(イ),(ロ)に示す如く、シート片は長手方向並びに幅方向のいず れの方向においてもサイズ調整が可能となる。
【0017】 図13はシート片4の一部に切り欠き部形成用の分離案内溝6を形成した場合 である。この場合、本シート片は図14(イ)に示すように長方形状のものとし て使用できる他、各分離案内溝6に沿ってシート片4の一部を切り抜くことによ り、図14(ロ),(ハ)に示すように複雑な形状のものにも対応できる。
【0018】 図15は電波吸収シート1の一部に、特殊形状の補助シート片8,8……を形 成した場合である。この電波吸収シート1は複数種の機種に取り付けるシート片 を供給できるとともに、補助シート片8を用いることにより更にその応用範囲を 広げることができる。例えば、電波漏洩を防止しようとする機種において、電波 が通常予測される箇所以外の場所から漏洩している場合などでも、適宜補助シー ト片8を利用することにより電波漏洩を臨機応変に防止することができる。した がって、このような電波漏洩防止シートAは製品保守を担当するサービスマン等 が所持することとすれば、多数の機種、更にはメーカーの異なる機種に対しても メンテナンスを行うことができるので極めて重宝である。
【0019】 以上、図示したものは、電波吸収シート1の表面が平坦であったが、電波吸収 シート1の表面は図16(ハ)に示すように傾斜しているものであってもよい。 又、図示しないが、電波吸収シート1の表面には各機種に対応するサイズを印刷 等により表示しておくことも好ましく、例えば各分離案内溝の側部に機種名等を 表示しておき、使用に際しては該当機種の表示された分離案内溝を折り曲げるだ けで所定のシート片が得られるようにすることも好ましい。
【0020】
【考案の効果】
本考案の電波漏洩防止シートは、電波吸収シートの表面に、シート形状を維持 するのに充分な厚みを残して浅溝の分離案内溝を間隔をあけて複数条刻設し、且 つ各分離案内溝の形成位置を、所定の分離案内溝で切離したときに得られるシー ト片の大きさが各種電子製品に用いる電波吸収用シート片のサイズに合致するよ うに設計したので、1枚で多数の機種に対応できる電波吸収シートを得ることが できる。したがって、少ない製造台数の機種向けの電波吸収用のシート片を特別 に作る必要はなくなる。又、従来は製造台数の大小にかかわらず将来のメンテナ ンスを配慮して各機種専用の電波吸収シートを常備していたが、本電波漏洩防止 シートを用いればこの必要もなくなり、合理的である。
【0021】 又、本電波漏洩防止シートはバインダーにフェライト粉、カーボン、金属粉等 が配合することによって生じるバインダーの弾性復原力低下を逆に利用すること により、所定の分離案内溝で折り曲げるだけで所望サイズのシート片を得ること としたので電波吸収材料として特別のものを使用することなく従来周知の電波吸 収材料を用いることができる。
【0022】 又、分離案内溝は浅く、分離案内溝の下層には肉厚の電波吸収材層が存在する から、分離案内溝を設けたことにより電波漏洩が増すおそれはほとんどないうえ に、分離案内溝の溝幅自体が極めて狭いから溝による電波漏洩の増加は無視でき ると判断される。特に溝幅を1mm以下としたときには、この溝幅は吸収しよう とする電波の波長に比べて遙かに小さいから全く無視できる。又、このような分 離案内溝はトムソン刃による型抜き加工等により簡単に形成することができるの で製造コストも安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示し、(イ)は平面図、
(ロ)は正面図、(ハ)は側面図
【図2】図1で示した第1実施例の要部拡大斜視図
【図3】分離案内溝の溝幅及び深さを示す断面説明図
【図4】分離案内溝で折り曲げた状態を示す断面説明図
【図5】(イ)及び(ロ)は図1で示した第1実施例の
電波漏洩防止シートによって得られるシート片の形状を
示す説明図
【図6】本考案の第2実施例を示し、(イ)は平面図、
(ロ)は正面図
【図7】本考案の第3実施例を示し、(イ)は平面図、
(ロ)は正面図、(ハ)は側面図
【図8】(イ)及び(ロ)は図7で示した第3実施例の
電波漏洩防止シートによって得られるシート片の形状を
示す説明図
【図9】本考案の第4実施例を示し、(イ)は平面図、
(ロ)は正面図
【図10】(イ),(ロ)及び(ハ)は図9で示した第4
実施例の電波漏洩防止シートによって得られるシート片
の形状を示す説明図
【図11】本考案の第5実施例の平面図
【図12】(イ)及び(ロ)は図11で示した第5実施
例の電波漏洩防止シートによって得られるシート片の形
状を示す説明図
【図13】本考案の第6実施例の平面図
【図14】(イ),(ロ)及び(ハ)は図13で示した第
6実施例の電波漏洩防止シートによって得られるシート
片の形状を示す説明図
【図15】本考案の第7実施例の平面図
【図16】本考案の第8実施例を示し、(イ)は平面
図、(ロ)は正面図、(ハ)は側面図
【図17】従来の電波漏洩防止シートを示し、(イ)は
平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は側面図
【図18】従来の電波漏洩防止シートの要部拡大斜視図
【符号の説明】
A 電波漏洩防止シート 1 電波吸収シート 2 粘着剤層 3 離型シート 4 シート片 5 破断溝 6 分離案内溝 7 小シート片 8 補助シート片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライト粉、カーボン粉又は金属粉の
    うちから選んだ1種又は2種以上を合成樹脂系バインダ
    ー又はゴム系バインダーに分散配合した材料をシート状
    に成形してなる電波吸収シートの裏面に粘着剤層並びに
    離型シートを積層して構成した電波漏洩防止シートにお
    いて、電波吸収シートの表面に、シート形状を維持する
    のに充分な厚みを残して浅溝の分離案内溝が間隔をあけ
    て複数条刻設され、且つ各分離案内溝の形成位置が、所
    定の分離案内溝で切離したときに得られるシート片の大
    きさが電子製品の各機種に用いる電波吸収用シート片の
    サイズに合致するように設計されていることを特徴とす
    る電波漏洩防止シート。
  2. 【請求項2】 分離案内溝の溝幅を1mm以下に設定し
    てなる請求項1記載の電波漏洩防止シート。
  3. 【請求項3】 分離案内溝はトムソン刃を用いて形成し
    てなる請求項1又は2記載の電波漏洩防止シート。
JP5579591U 1991-06-20 1991-06-20 電波漏洩防止シート Pending JPH051293U (ja)

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