JPH0512842A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0512842A
JPH0512842A JP3185525A JP18552591A JPH0512842A JP H0512842 A JPH0512842 A JP H0512842A JP 3185525 A JP3185525 A JP 3185525A JP 18552591 A JP18552591 A JP 18552591A JP H0512842 A JPH0512842 A JP H0512842A
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JP
Japan
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data
time
tape
control signal
signal
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Application number
JP3185525A
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English (en)
Inventor
Junji Soga
順二 曽我
Kenichi Suehiro
憲一 末廣
Akira Yoshikawa
昭 吉川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープの未記録部を走行中でも、磁気記
録再生装置のテープカウンタを動作させる。 【構成】 コントロールヘッド4から再生される磁気テ
ープ1のコントロール信号を計数するカウンタ24と、
供給リール5側に取付けた周波数発電機7の信号の時間
周期を夫々計測する時間計測部9,周期検出部22を設
ける。磁気テープ1の記録部の走行時にはカウンタ24
の出力をCTL信号/時間変換部25で変換し、未記録
部の走行時には時間計測部9の出力を周期/時間変換部
23で変換し、夫々再生モード相当のテープ走行時間を
得る。磁気テープ1の走行状態に応じてデータ選択部2
6でデータを切換え、磁気記録再生装置のデータ表示部
28にテープカウントデータを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープの未記録部
の記録時間を計数するカウンタ機能を有する磁気記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダ(以下、V
TRという)は広く普及しており、誰にでも使える操作
性と分かりやすい表示が特に要求されてきている。従来
のVTRでは磁気テープの使用時間は、磁気テープのコ
ントロールトラックに記録されたコントロール信号を検
出して、使用時間を計算し表示している。このためテー
プカセットをVTRに装填して磁気テープを走行させる
と、磁気テープの未記録部となれば、VTRの表示部に
設けたテープのタイムカウンタの表示が停止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるにVTRの動作
中に磁気テープのタイムカウンタが停止すると、VTR
が停止したか、又はテープカセットの磁気テープの走行
が完了したと誤認されることがある。特にVTRの機構
に関する詳しい知識を特に持たない人にとっては、VT
Rの表示内容だけが動作認識の手掛かりとなっている。
このためVTRの動作中にタイムカウンタが停止する
と、VTRの故障や磁気テープの不良と判断することも
あり、VTRの動作状態を正確に把握できないという問
題点を有していた。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、磁気テープの走行部分が未記録
部になってもテープのタイムカウンタを動作させること
ができる磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、コントロールヘッドを含み、磁気テープに記録さ
れたコントロール信号を検出するコントロール信号検出
手段と、磁気テープの供給リール又は巻取リールの回転
に応じた信号の周期を検出する周期検出手段と、周期検
出手段の出力を再生モードにおけるテープ走行時間デー
タに変換する周期/時間変換部と、コントロール信号検
出手段より得られるコントロール信号を計数するカウン
タと、カウンタの出力を再生モードにおけるテープ走行
時間データに変換するコントロール信号/時間変換部
と、コントロール信号検出手段の出力に基づいて、周期
/時間変換部の時間データ及びコントロール信号/時間
変換部の時間データの一方を選択するデータ選択部と、
データ選択部から送出されたデータを表示するデータ表
示部と、を具備することを特徴とするものである。
【0006】又本願の請求項2記載の発明は、コントロ
ールヘッドを含み、磁気テープに記録されたコントロー
ル信号を検出するコントロール信号検出手段と、磁気テ
ープの供給リール及び巻取リールの回転に応じた信号の
周期から、供給リールに回巻されたテープ量を検出する
テープ量検出部と、テープ量検出部より得られるテープ
量信号から再生モードにおけるテープ走行時間データに
変換するデータ変換部と、コントロール信号検出手段よ
り得られるコントロール信号を計数するカウンタと、カ
ウンタの出力を再生モードにおけるテープ走行時間デー
タに変換するコントロール信号/時間変換部と、コント
ロール信号検出手段の出力に基づいて、テータ変換部の
時間データ及びコントロール信号/時間変換部の時間デ
ータの一方を選択するデータ選択部と、データ選択部か
ら送出されたデータを表示するデータ表示部と、を具備
することを特徴とするものである。
【0007】更に本願の請求項3記載の発明は、コント
ロールヘッドを含み、磁気テープに記録されたコントロ
ール信号を検出するコントロール信号検出手段と、コン
トロール信号検出手段によりコントロール信号が検出さ
れない間の時間を計測するタイマと、タイマの出力を再
生モードにおけるテープ走行時間データに変換する時間
変換部と、コントロール信号検出手段より得られるコン
トロール信号を計数するカウンタと、コントロール信号
検出手段の出力に基づいて、時間変換部の時間データ及
びコントロール信号/時間変換部の時間データの一方を
選択するデータ選択部と、データ選択部から送出された
データを表示するデータ表示部と、を具備することを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、一旦記録された磁気テープを走行させるとき
には、コントロールトラックに記録されたコントロール
信号を再生し、この信号の数をカウンタで計数する。そ
してコントロール信号/時間変換部によって、テープカ
ウンタ値に変換し、再生モードにおけるテープ走行量を
VTRのデータ表示部に時間単位で表示する。又、未記
録部分を含む磁気テープを走行させると、磁気テープに
コントロール信号が記録されていないので、周期検出手
段によりリールFG信号の周期を検出し、周期/時間変
換部によってテープ走行時間に変換する。そしてテープ
走行量を時間単位で表示するようにしている。
【0009】又、本願の請求項2の発明によれば、供給
リール又は巻取リールに回巻されているテープ量を検出
するテープ量検出部を設けている。未記録部分を含む磁
気テープを走行させる場合には、このテープ量検出部か
らテープ走行量と初期テープ量の算出を行い、データ変
換部により再生モードにおけるテープ走行量を時間単位
で出力するようにしている。そして一旦記録された磁気
テープを走行させるときには、請求項1記載の発明の動
作と同様の作用により、VTRの表示部に累計テープ走
行量を時間単位で表示するようにしている。
【0010】更に本願の請求項3の発明によれば、磁気
テープにコントロール信号が検出されない時点から経過
時間を計るタイマを設けている。未記録部分を含む磁気
テープを走行させる場合には、このタイマでテープ走行
時間の計数を行い、時間変換部により再生モードにおけ
るテープ走行量を時間単位で出力するようにしている。
そして一旦記録された磁気テープを走行させるときに
は、請求項1記載の発明の動作と同様の作用により、V
TRの表示部に累計テープ走行量を時間単位で表示する
ようにしている。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施例にお
ける磁気記録再生装置(VTR)のテープカウンタ部分
の回路構成を示すブロック図である。本図において磁気
テープ1は、回転ドラム2に回巻されてピンチローラ3
で圧接駆動され、回転ドラム2及びピンチローラ3間に
設けたコントロールヘッド4の位置を通って、供給リー
ル5及び巻取リール6間で走行するよう構成されてい
る。コントロールヘッド4は磁気テープ1の縁部に設け
たコントロールトラックのコントロール信号を再生する
ヘッドである。また供給リール5の回転軸に周波数発電
機7が取付けられている。周波数発電機7は供給リール
5の回転周波数信号(以下リールFG信号という)を発
生するもので、その出力は増幅回路8に与えられる。増
幅回路8は周波数発電機7のリールFG信号を増幅する
ものであり、その出力は時間計測部9に与えられる。時
間計測部9はリールFG信号の出力タイミングの時刻を
計測するものである。コントロールヘッド4の出力は増
幅回路10に与えられ、磁気テープ1の記録時に記録さ
れたコントロール信号が増幅される。
【0012】時間計測部9及び増幅回路10の出力はマ
イクロコンピュータ20に与えられる。マイクロコンピ
ュータ20はCPU及び後述するテープカウントの機能
を実行するためのプログラムメモリを有しており、更に
リールFG信号又はコントロール信号を再生モードにお
けるテープ走行時間に変換するための演算部、及びVT
Rの表示部にテープ走行時間を出力するためのインター
フェース等を有している。
【0013】マイクロコンピュータ20は、コントロー
ル信号検出部(CTL信号検出部)21,周期検出部2
2,周期/時間変間部23,カウンタ24,CTL信号
/時間変換部25,データ選択部26,データ送出部2
7により構成されており、各部のデータを格納するメモ
リの領域M1〜M6を有している。メモリM1はリール
FG信号等の新しい到来時刻データを保持し、メモリM
2は今までの到来時刻データを保持し、メモリM3はリ
ールFG信号の周期データを保持するものである。また
メモリM4〜M6はデータ選択部26へ与える時間デー
タを保持するものである。さて、マイクロコンピュータ
20の出力はデータ表示部28に与えられる。データ表
示部28はVTRの表示部にテープ走行時間を表示する
ものである。ここでコントロールヘッド4,増幅回路1
0及びCTL信号検出部21はコントロール信号検出手
段を構成し、又周波数発電機7,増幅器8,時間計測部
9,周期検出部22は周期検出手段を構成している。
【0014】図2は時間計測部9の一例を示すブロック
図である。本図において例えば1MHzのクロック発生器
101の出力がタイムベースカウンタ102に与えられ
る。タイムベースカウンタ102はクロック発生器10
1のクロックにより経過時間をカウントするタイムカウ
ンタであり、その出力はラッチ103に与えられる。ラ
ッチ103はタイムベースカウンタ102の信号を一旦
保持し、マイクロコンピュータ20のデータバス104
にその値を出力するものである。一方、端子105から
のリールFG信号はフリップフロップ(FF)106の
セット端子及びアンドゲート107に与えられる。FF
106はデータバス104からのリセット信号によりリ
セットされ、端子105からのリールFG信号によりセ
ットされる。FF106の出力はマイクロコンピュータ
20及びアンドゲート107に与えられ、タイムベース
カウンタ102のデータがデータバス104に取り込ま
れる。
【0015】このように構成された本発明の第1実施例
の磁気記録再生装置について、その動作を図1〜図5を
用いて説明する。VTRで部分的に記録されたテープカ
セットの磁気テープ1を再生すると、記録部分ではコン
トロールヘッド4によりVTRのコントロール信号が再
生される。この信号は増幅回路10で増幅されマイクロ
コンピュータ20のCTL信号検出部21及びカウンタ
24に与えられる。カウンタ24は磁気テープ1の記録
トラックのブロック単位(映像の1フレームに相当す
る)でコントロール信号の数をカウントするものであ
る。
【0016】図3はCTL信号検出部21の動作を示す
フローチャートである。動作を開始するとブランチ20
0で増幅回路10の出力にコントロール信号(CTL信
号)が含まれているか否かを判別する。コントロール信
号が含まれない場合にはステップ201に進みカウンタ
をインクリメントする。そして次のブランチ202で、
この計数値が5以上かどうかを判別する。5未満であれ
ば処理を終え、5以上であればステップ203に進み、
周期検出部22に時間計測部9の出力を取り込むようカ
ウント許可信号を出力する。一方、ブランチ200でコ
ントロール信号が含まれるときにはステップ204に進
み、ステップ201のカウンタをクリアする。そしてス
テップ205に進み、時間計測部9の入力を禁止するよ
うリールFG信号のカウント禁止信号を出力する。
【0017】ここでブランチ202でCTL信号有無の
基準値を5回としたのは、タイムカウンタの誤差をでき
るだけ小さくするためである。又このフローチャートで
示す信号処理はコントロール信号の検出周期と同じ周期
で実行される。さて、ステップ203より出力されるリ
ールFG信号のカウント許可信号及びステップ205の
カウント禁止信号は、マイクロコンピュータ20の周期
検出部22及びデータ選択部26に与えられる。
【0018】さて、記録された磁気テープ1を再生する
と、CTL信号検出部21からリールFG信号のカウン
ト禁止信号が出力される。この場合、磁気テープ1には
コントロール信号が記録されているのでこの信号から時
間データを算出する。カウンタ24はコントロール信号
をカウントし、この計数データをCTL信号/時間変換
部25に与える。CTL信号/時間変換部25はこの計
数データを時間データに変換してデータ選択部26に与
える。データ選択部26はCTL信号検出部21からの
信号によって出力を切り換え、この時間データをデータ
送出部27を介してデータ表示部28に送出する。デー
タ表示部28では、記録済部分のテープカウントを再生
モード時の時間で表示する。
【0019】次に、未記録部分を有する磁気テープ1を
再生する場合の動作を図2,図4を用いて説明する。未
記録部分を再生するとコントロール信号が検出されない
ので、CTL信号検出部21より、リールFG信号のカ
ウント許可信号が周期検出部22に与えられる。図4は
周期検出部22の動作を示すフローチャートである。動
作を開始すると、ブランチ210ではCTL信号検出部
21からカウント許可信号が到来しているか否かが判別
され、この信号が到来しないときにはブランチ211に
進み、リールFG信号のリーディングエッジが到来した
かどうかをチェックする。リールFG信号が得られれば
FF106がセットされ、ステップ212に進み、タイ
ムベースカウンタ102の時刻データをラッチ103を
介してメモリM1に格納する。このステップ212とア
ンドゲート107によって、リールFG信号の新到来時
刻データをメモリM1に取込む働きをしている。ステッ
プ213では、既に前回到来したときメモリM2に格納
されたリールFG信号の時刻データをメモリM1のデー
タから減算して、各到来時刻の差を計算し、その結果を
メモリM3に格納してリールFG信号の周期データを得
る。次にステップ214に進み、メモリM1の到来時刻
データをメモリM2に移して、到来時刻データを更新す
るようにしている。一方、データバス104からカウン
ト許可信号が検出されると、ブランチ210よりステッ
プ215に進んで、リールFG信号の到来時刻データを
保持するメモリM2、M3のデータをクリアする。
【0020】図5は周期/時間変換部23の動作を示す
フローチャートである。周期検出部22の処理を終わる
と動作を開始し、ステップ220でメモリM2,M3の
データが零か否かのチェックをし、零でなければステッ
プ221に進む。メモリM4は前回までの時間データ、
即ち既に再生された磁気テープ1の累積テープ走行時間
データを保持するものである。ここではメモリM3及び
M4のデータを加算し、その結果をメモリM5に格納す
る。そしてステップ222に進み、メモリM5のデータ
をメモリM4に移し変えて、現在までの累積時間データ
を更新する。次にステップ223に進み、メモリM5に
格納された時間データに定数nを掛けることにより、実
際の再生モードにおけるテープ走行時間に変換する。又
メモリM5に再登録された時間データを60進に変換
し、例えば秒,分,時間単位のデータに変換する。更に
ステップ224に進み、メモリM5の時間データをVT
Rのテープカウンタの表示データに加算し、この値をメ
モリM6に格納する。即ちメモリM6の時間データは、
供給リール5又は巻取リール6から他方のリールへ磁気
テープ1が移送されるときの累積時間データを示すもの
となる。
【0021】一方、ブランチ220でメモリM2及び3
のデータが零であれば、ステップ225に進み、メモリ
M4,M5をクリアして処理を終える。このように処理
された周期/時間変換部23の出力データは、データ選
択部26に与えられる。CTL信号検出部21からリー
ルFG信号のカウント許可信号が出力されている場合、
データ選択部26は周期/時間変換部23からの時間デ
ータを受け入れ、データ送出部27を介してデータ表示
部28に与える。そして記録済の部分と未記録部分を加
算したテープカウントを再生モード時の時間で表示す
る。
【0022】このように磁気テープ1の走行時にコント
ロール信号が検出される場合、CTL信号/時間変換部
25の値をデータ選択部26がテープ走行時間のデータ
として選択する。又コントロール信号が検出されない場
合、CTL信号検出部21からリールFG信号のカウン
ト許可信号が出力され、データ選択部26は周期/時間
変換部23からの時間データを受入れ、実際の再生モー
ドにおける磁気テープの走行時間を出力するようにして
いる。データ表示部28ではVTRの表示部に、実際に
VTRにテープカセットが装着されて走行したテープ1
の走行時間が表示される。
【0023】以上のように第1実施例によれば、リール
FG信号の周期を検出することにより磁気テープの記録
していない部分を走行するときにも、テープカウンタを
停止させずに動作させ続けることができる。
【0024】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図6は本発明の第
2実施例を示す磁気記録再生装置のテープカウンタ部分
の回路構成を示すブロック図である。本図において磁気
テープ1,回転ドラム2,ピンチローラ3,コントロー
ルヘッド4,供給リール5,巻取リール6は夫々図1に
示すものと同一であるため、同一の符号を付けて詳細な
説明は省略する。さて供給リール5の回転軸に周波数発
電機7,及び巻取リール6の回転軸に周波数発電機11
が取付けられている。周波数発電機7は、供給リールの
回転周波数信号(供給リールFG信号)を発生するもの
であり、その出力は増幅回路8に与えられる。周波数発
電機11は、巻取リールの回転周波数信号(巻取リール
FG信号)を発生するものであり、その出力は増幅回路
12に与えられる。増幅回路12は巻取リールFG信号
を増幅するものである。増幅回路8,10,12の各出
力はマイクロコンピュータ30に与えられる。又マイク
ロコンピュータ30は、CTL信号検出部21,カウン
タ24,CTL信号/時間変換部25,データ選択部2
6,データ送出部27を夫々含むことは第1実施例と同
様であるが、テープ量検出部31及び後述するデータ変
換部32を設けた点で異なる。テープ量検出部31は供
給リールFG信号及び巻取リールFG信号の周期データ
を演算して、供給リール5内のテープ残量又は巻取リー
ル6に移送されたテープ量を計算するものである。ここ
でコントロールヘッド4,増幅回路10及びCTL信号
検出部21はコントロール信号検出手段を構成してい
る。
【0025】マイクロコンピュータ30は、CPU及び
後述するテープカウント機能を実行するためのプログラ
ムメモリ、供給リールFG信号及び巻取リールFG信号
を再生モードにおけるテープ走行時間データに変換する
ための演算部、及び磁気テープ1の走行量データを保持
するメモリM7,M8,M9を夫々有している。又マイ
クロコンピュータ30はVTRの表示部にテープ走行時
間を出力するためのインターフェースを有している。メ
モリM7は磁気テープ1の残量データを保持し、メモリ
M8は磁気テープ1の送り量データを保持するものであ
り、メモリM9はテープカセット内の累計テープ送り量
データを保持するものである。
【0026】このように構成された磁気記録再生装置に
ついて図6,図7を用いてその動作を説明する。記録さ
れた磁気テープ1を再生すると、コントロールヘッド4
から増幅回路10を介してコントロール信号が検出され
る。マイクロコンピュータ30のCTL信号検出部21
では、図3で示すフローチャートと同一の信号処理手順
がなされ、リールFG信号のカウント禁止信号が出力さ
れる。又コントロール信号はカウンタ24に与えられ、
磁気テープ1のコントロール信号の計数が行われる。カ
ウンタ24の出力がCTL信号/時間変換部25に与え
られると、再生モードにおける磁気テープ1の時間デー
タに変換され、その結果をデータ選択部26に与える。
データ選択部26はCTL信号検出部21よりのリール
FG信号のカウント禁止信号により切換られて、磁気テ
ープ1の時間データをデータ送出部27を介しデータ表
示部28に与える。
【0027】次に、磁気テープ1の未記録部分がコント
ロールヘッド4を通過すると、増幅回路10からコント
ロール信号が検出されなくなる。CTL信号検出部21
では図3と同様の信号処理手順が実行され、リールFG
信号のカウント許可信号がデータ変換部32に与えられ
る。図7はデータ変換部32の動作を示すフローチャー
トである。本図において動作を開始すると、ブランチ2
30でCTL信号検出部21からのコントロール信号の
未記録部検出信号のエッヂの有無がチェックされる。コ
ントロール信号の未記録部検出信号のエッジを検出する
とステップ231に進み、テープ量検出部31のテープ
残量データをメモリM7に格納し、ステップ232に進
みメモリM8のデータをクリアしておく。一方ブランチ
230でコントロール信号の未記録部検出信号のエッジ
を検出しなければステップ233に進み、メモリM7に
保持されたこれまでのテープ残量データと、現在の残量
データの差をメモリM8に格納する。即ちメモリM8に
はテープの送り量の増加データを一旦格納している。そ
してステップ234に進み現在のテープの送り量データ
を時間データに変換し、CTL信号/時間変換部25か
ら出力される時間データとの加算を行い、現在までの累
計テープカウントデータをメモリM9に保持させてこの
結果を出力する。
【0028】データ変換部32の出力はデータ選択部2
6に与えられ、データ送出部27を介しデータ表示部2
8に送られる。データ表示部28では、記録済及び未記
録部分の累計テープカウントを再生モード時の時間で表
示する。このように磁気テープ1の走行時にコントロー
ル信号が再生されない場合、テープ残量データから時間
データに変換し、データ選択部26で時間データを選択
して、更にその時間データをデータ送出部27を介しデ
ータ表示部28に送出し、VTRのテープカウンタに表
示するようにしている。
【0029】以上のように第2実施例によれば、供給リ
ールFG信号及び巻取リールFG信号の周期を検出して
テープ残量データを検出している。そしてテープ残量デ
ータから再生モード時の時間データを算出することによ
り、磁気テープ1の未記録部分の走行時におけるテープ
カウンタを停止させずに表示することができる。
【0030】(実施例3)本発明の第3実施例について
図8及び図9を参照しながら説明する。図8は本発明の
第3実施例の磁気記録再生装置におけるテープカウント
部分の回路構成を示すブロック図である。尚、第1実施
例と同一部分は同一の符号を付けて説明を省略する。供
給リール5又は巻取リール6の回転周波数を検出する周
波数発電機が設けられていないことが第1及び第2実施
例と異なる。図8においてコントロールヘッド4の出力
は増幅回路10に与えられ、その出力はマイクロコンピ
ュータ40に与えられる。マイクロコンピュータ40の
CTL信号検出部21,カウンタ24,CTL信号/時
間変換部25,データ選択部26,データ送出部27は
第1及び第2実施例に示すものと同一である。又マイク
ロコンピュータ40はタイマ41及び時間変換部42を
有しており、更に各部の動作手順を実行するためのプロ
グラムメモリ及びデータ選択部26に与える時間データ
を保持するためのメモリM10,M11を有している。
ここでコントロールヘッド4,増幅回路10及びCTL
信号検出部21はコントロール信号検出手段を構成して
いる。CTL信号検出部21の出力はタイマ41及びデ
ータ選択部26に与えられ、又CTL信号/時間変換部
25の出力は、時間変換部42及びデータ選択部26に
与えられる。タイマ41はCTL信号検出部21から出
力される未記録部検出信号のエッジを検出してからの経
過時間を計測するものである。時間変換部42は後述す
るようにタイマ41で計測した時間データをテープカウ
ンタの時間データに変換するものである。
【0031】さて、記録された磁気テープ1がコントロ
ールヘッド4を通過すると、コントロール信号が増幅回
路10を介しCTL信号検出部21に与えられる。CT
L信号検出部21では、図3で示すフローチャートと同
一の信号処理手順がなされ、リールFG信号のカウント
禁止信号が出力される。又コントロール信号はカウンタ
24に与えられ、第1実施例で詳述したと同様の信号処
理がなされ、データ表示部28のテープカウンタにデー
タが表示される。
【0032】次に、磁気テープ1の未記録部分がコント
ロールヘッド4を通過すると、増幅回路10からコント
ロール信号が得られず、CTL信号検出部21はコント
ロール信号の未到来を示す信号をタイマ41及びデータ
選択部26に与える。タイマ41はコントロール信号の
未到来を示す信号が与えられると、この信号のエッジか
ら経過時間を測定する。図9は時間変換部42の動作を
示すフローチャートである。動作を開始すると、ブラン
チ240で許可信号のエッジの有無を判別する。データ
作成の許可信号のエッジを検出すると、ステップ246
に進み、カウンタ24の出力をCTL信号/時間変換部
25を介してデータ選択部26に与え、処理を終了す
る。もしデータ作成の許可信号のエッジが検出されなけ
ればブランチ242に進み、データ作成の禁止信号のエ
ッジの有無を判別する。データ作成の禁止信号のエッヂ
を検出すると、ステップ243に進み、カウンタ24に
よるカウントを禁止して処理を終了する。こうすれば許
可信号が与えられている間にタイマ41を動作させるこ
とができる。
【0033】この禁止信号のエッジが検出されなければ
ブランチ244に進み、カウント許可かどうかをチェッ
クする。カウント許可でなければ処理を終了し、カウン
ト許可であれぱステップ243に進み、タイマ41の時
間データをメモリM10に格納する。更にステップ24
6に進み、磁気テープの再生時の時間に変換するためメ
モリM10の時間データをn倍にする。nは標準記録の
再生速度を基準にしたときの磁気テープ1の走行速度の
倍率である。更にステップ247に進み、メモリM10
のデータと現在の表示データとの加算を行ない、この結
果をメモリM11に格納すると共にメモリM11のデー
タを60進データに変換する。
【0034】次に時間変換部42の出力はデータ選択部
26に与えられ、CTL信号検出部21からの信号によ
り切換えられ、磁気テープ1の走行する時間データをデ
ータ送出部27を介しデータ表示部28に与える。この
ように磁気テープの走行時にコントロール信号が検出さ
れない場合、タイマ41の出力をテープの時間データに
変換し、このデータをデータ選択部26で選択し、デー
タ表示部28に送出してテープカウンタに表示するよう
にしている。
【0035】以上のように本実施例によれば、タイマ4
1で磁気テープ1の未記録部分の時間を計測することに
より、再生モードにおける磁気テープの走行時間を推測
し、VTRの表示部に設けたテープカウンタを停止させ
ずに累積テープ走行時間を表示することができる。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本願の請求
項1の発明によれば、一旦記録された磁気テープを走行
させるときには、コントロールトラックに記録されたコ
ントロール信号を計数することによりVTRのデータ表
示部にテープカウンタのデータを表示する。又、未記録
部分を含む磁気テープを走行させるときには、供給リー
ルのリールFG信号を計数して再生モード時のテープ走
行時間に変換している。従って、磁気テープが未記録部
分を含むときにもテープカウンタの動作表示を行なうこ
とができる。即ちテープカセットをVTRに装填して部
分的に記録動作を行ったとき、磁気テープ全体の記録及
び再生の管理がし易くなる。このため記録データの編集
や、早送りによる頭出し等の操作が容易にできる優れた
磁気記録再生装置を実現できるという効果が得られる。
【0037】又、本願の請求項2の発明によれば、未記
録部分を含む磁気テープを走行させるときには、供給リ
ール又は巻取リールに回巻されているテープ量を検出
し、このデータから再生モード時のテープ走行時間に変
換している。このためテープの移送速度が正確に検出さ
れ、このテープ速度を移送時間で積分すると実際のテー
プ移送量が計算される。従って磁気テープが未記録部に
部分を含むときにも高精度にテープカウンタの動作表示
を行なうことができる。
【0038】更に、本願の請求項3の発明によれば、未
記録部分を含む磁気テープを走行させるときには、コン
トロール信号が検出されなくなる時点からの経過時間を
計測し、このデータから再生モード時のテープ走行時間
に変換している。従って、磁気テープが未記録部を含む
ときにもリールFG信号を使用することなく、比較的簡
単な構成でテープの搬送量を算出して表示することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における磁気記録再生装置
のテープカウンタ部分の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例における時間計測部のブロ
ック図である。
【図3】本発明の第1実施例におけるCTL信号検出部
の動作手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施例における周期検出部の動作
手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施例における周期/時間変換部
の動作手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例における磁気記録再生装置
のテープカウンタ部分の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例におけるデータ変換部の動
作手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3実施例における磁気記録再生装置
のテープカウンタ部分の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の第3実施例における時間変換部の動作
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 磁気テープ 4 コントロールヘッド 5 供給リール 6 巻取リール 7,11 周波数発電機 10 時間計測部 20,30,40 マイクロコンピュータ 21 CTL信号検出部 22 周期検出部 23 周期/時間変換部 24 カウンタ 25 CTL信号/時間変換部 26 データ選択部 27 データ送出部 28 データ表示部 31 テープ量検出部 32 データ変換部 41 タイマ 42 時間変換部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントロールヘッドを含み、磁気テープ
    に記録されたコントロール信号を検出するコントロール
    信号検出手段と、 前記磁気テープの供給リール又は巻取リールの回転に応
    じた信号の周期を検出する周期検出手段と、 前記周期検出手段の出力を再生モードにおけるテープ走
    行時間データに変換する周期/時間変換部と、 前記コントロール信号検出手段より得られるコントロー
    ル信号を計数するカウンタと、 前記カウンタの出力を再生モードにおけるテープ走行時
    間データに変換するコントロール信号/時間変換部と、 前記コントロール信号検出手段の出力に基づいて、前記
    周期/時間変換部の時間データ及び前記コントロール信
    号/時間変換部の時間データの一方を選択するデータ選
    択部と、 前記データ選択部から送出されたデータを表示するデー
    タ表示部と、を具備することを特徴とする磁気記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 コントロールヘッドを含み、磁気テープ
    に記録されたコントロール信号を検出するコントロール
    信号検出手段と、 前記磁気テープの供給リール及び巻取リールの回転に応
    じた信号の周期から、前記供給リールに回巻されたテー
    プ量を検出するテープ量検出部と、 前記テープ量検出部より得られるテープ量信号から再生
    モードにおけるテープ走行時間データに変換するデータ
    変換部と、 前記コントロール信号検出手段より得られるコントロー
    ル信号を計数するカウンタと、 前記カウンタの出力を再生モードにおけるテープ走行時
    間データに変換するコントロール信号/時間変換部と、 前記コントロール信号検出手段の出力に基づいて、前記
    テータ変換部の時間データ及び前記コントロール信号/
    時間変換部の時間データの一方を選択するデータ選択部
    と、 前記データ選択部から送出されたデータを表示するデー
    タ表示部と、を具備することを特徴とする磁気記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】 コントロールヘッドを含み、磁気テー
    プに記録されたコントロール信号を検出するコントロー
    ル信号検出手段と、 前記コントロール信号検出手段によりコントロール信号
    が検出されない間の時間を計測するタイマと、 前記タイマの出力を再生モードにおけるテープ走行時間
    データに変換する時間変換部と、 前記コントロール信号検出手段より得られるコントロー
    ル信号を計数するカウンタと、 前記コントロール信号検出手段の出力に基づいて、前記
    時間変換部の時間データ及び前記コントロール信号/時
    間変換部の時間データの一方を選択するデータ選択部
    と、 前記データ選択部から送出されたデータを表示するデー
    タ表示部と、を具備することを特徴とする磁気記録再生
    装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60171686A (ja) * 1984-02-15 1985-09-05 Toshiba Corp カウンタ装置
JPS61214193A (ja) * 1985-03-19 1986-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プ移送量検出装置
JPS62232742A (ja) * 1986-04-02 1987-10-13 Sony Corp 磁気記録再生装置

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