JPH05127539A - 画像形成装置の現像装置 - Google Patents

画像形成装置の現像装置

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JPH05127539A
JPH05127539A JP31324791A JP31324791A JPH05127539A JP H05127539 A JPH05127539 A JP H05127539A JP 31324791 A JP31324791 A JP 31324791A JP 31324791 A JP31324791 A JP 31324791A JP H05127539 A JPH05127539 A JP H05127539A
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JP
Japan
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toner
developer
magnetic
developer container
magnet roller
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Pending
Application number
JP31324791A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Kadota
拓也 門田
Shigeo Yabe
成男 矢部
Tatsuo Imafuku
達夫 今福
Shinji Kikuta
慎司 菊田
Kazuhisa Edahiro
和久 枝廣
Toyotsune Inoue
豊常 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像形成装置の現像装置において、簡単な構成
により精度良くトナー濃度を一定に制御すると共に、装
置のコンパクト化を図る。 【構成】現像剤24を収容する現像剤容器18の上部に、ト
ナー粒子が通過可能なメッシュ19を介して補給トナー収
容ホッパー20を連設する。NS一対の磁極が周方向に交
互に並ぶように周面に均等配置させたマグネットローラ
17を、メッシュ19に近接させて現像剤容器18内の補給ト
ナー収容ホッパー20下部に配置し回転駆動させる。これ
により、マグネットローラ17の周面に形成される磁気ブ
ラシで補給トナー収容ホッパー20内のトナーaを現像剤
容器18側に掻き取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電写真複写機などの
画像形成装置における現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置である静電写真複写機に用
いられる現像剤として、磁性を有するトナーのみからな
る一成分系のものと、非磁性トナーと磁性キャリアとを
混合した二成分系のものとがある。二成分系現像剤の場
合、摩擦帯電により磁性キャリアに非磁性トナーが静電
吸着した状態で現像剤容器内に収容される。
【0003】例えば、上記二成分系現像剤を用いた現像
装置で静電写真複写機の感光体にポジ画像を現像する場
合、その現像剤の一成分を構成する非磁性トナーとし
て、感光体の帯電とは逆極性に帯電するトナーが用いら
れ、このトナーが感光体の静電荷残留部分に静電吸着さ
れる。現像剤容器内に収容された磁性キャリアと非磁性
トナーとは攪拌器によって攪拌され、非磁性トナーだけ
が消費量分だけ順次現像剤容器内に補給される。
【0004】このような従来の現像装置において、現像
剤のトナー濃度を一定にコントロールする方式として、
次に挙げるようなものが採用されている。 透磁率センサーを用いて、現像剤の透磁率を測定
し、その測定値からトナー濃度を割り出し、トナー濃度
が一定となるように非磁性トナーの補給を行うもの。 レベルセンサーを用いて、現像剤容器内での現像剤
の収容レベルを測定し、その測定レベルからトナーの濃
度を割り出し、トナー濃度つまり現像剤の収容レベルが
一定となるように非磁性トナーの補給を行うもの。 CCDカメラやフォトカメラなどのフォトセンサー
を用いて、感光体上の規定電位上に現像された画像濃度
を測定し、その測定値が一定になるように非磁性トナー
の補給を行うもの。 現像剤の抵抗値を測定し、その測定値が一定になる
ように非磁性トナーの補給を行うもの。 感光体上に形成した規定幅の潜像を現像し、その線
幅を細線幅測定センサーで測定し、その測定値が一定に
なるように非磁性トナーの補給を行うもの。 トナータンク開口部の内側に設けたマグネットロー
ラ外周に定量の磁性キャリアによるブラシを形成し、こ
のマグネットローラの回転によりトナー収容タンクから
トナーを摩擦により磁性キャリア側へ静電吸着させ、別
のローラで該マグネットローラ外周面のトナーと磁性キ
ャリアの両方を掻き取り感光体側へと定量供給するよう
にしたもの(特開昭50−149352号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の現像装置の場合、以下に挙げるような問題点がある。
の透磁率センサーを用いてトナー濃度を一定に制御す
る方式の場合、長期の使用により磁性キャリアが劣化す
るなどに起因して、同じ透磁率でも時の経過につれてト
ナー濃度が上昇するという現象が生じるため、トナーの
帯電量が低下しトナーの飛散やかぶりなどが発生しやす
いという問題がある。のレベルセンサーによる現像剤
の収容レベル測定値に基づき、現像剤容器内の現像剤量
を一定に保つ方式は、現像剤の全体量変化をチェックす
るものであるため、トナー濃度を高精度に制御できない
という問題点がある。のフォトセンサーにより感光体
上に現像された画像の濃度を測定する方式では、飛散す
るトナーなどによってフォトセンサーの表面が汚れやす
く、保守を確実にしないと精度良くトナー濃度を一定に
制御できないという問題点がある。の現像剤の抵抗値
を測定する方式では、長期の使用による磁性キャリアの
劣化により、同じトナー濃度でも時の経過につれて現像
剤の抵抗値が変化してしまい、やはり精度よくトナー濃
度を一定に制御できないという問題点がある。の方式
も、の方式と同様に飛散するトナーなどによってセン
サーの表面が汚れて、トナー濃度を精度良く一定に制御
できないという問題点がある。のマグネットローラと
他のローラとを組み合わせて現像剤を定量供給する方式
では、多くのローラを使用するため、機構が複雑になり
現像装置が大型化してしまう。また、必要以上のトナー
が補給され、トナー帯電量の低下や、かぶり、飛散が起
こる可能性がある。
【0006】上記の従来欠点に鑑み、本発明は、簡単な
構成により精度良く現像剤のトナー濃度を定量制御で
き、装置のコンパクト化を図ることのできる画像形成装
置の現像装置を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、現像剤を収容する現像剤容器の上部
に、トナー粒子が通過可能なメッシュを介して補給トナ
ー収容ホッパーを連設すると共に、NS一対の磁極が周
方向に交互に並ぶように周面に均等配置させたマグネッ
トローラを、前記メッシュに近接させて前記現像剤容器
内の前記補給トナー収容ホッパー下部に配置し回転駆動
させるようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】現像剤が二成分系の場合、現像剤容器内のトナ
ーが減少すると、現像剤容器内で回転駆動されるマグネ
ットローラの一部が現像剤の上に露出し、その露出した
マグネットローラの周面に磁性キャリアの磁気吸着によ
って磁気ブラシが形成され、その磁気ブラシの穂により
メッシュを介して補給トナー収容ホッパー側の非磁性ト
ナーが掻き取られて現像剤容器内へ取り込まれトナーが
補給される。補給によって、マグネットローラが現像剤
で隠れると、磁気ブラシが無くなりトナーの補給が停止
する。この動作の繰り返しにより、トナー濃度が一定に
保たれる。また、マグネットローラの回転によって現像
剤容器内の現像剤が十分攪拌され、トナーに電荷を与え
るとともに現像剤の固化が防止される。
【0009】現像剤が磁性一成分トナーの場合、現像剤
容器内のトナーが減少してマグネットローラの一部が現
像剤の上に露出すると、その露出したマグネットローラ
の周面に磁性トナーの磁気吸着によって磁気ブラシが形
成され、その磁気ブラシの穂の掻き取り動作とマグネッ
トローラの磁気吸引力とで、同様に補給トナー収容ホッ
パー側のトナーが現像剤容器側に取り込まれる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は静電写真複写機における現像部付近の構成
を示す断面図であり、図2はその静電写真複写機の概要
を示す断面図である。
【0011】この実施例の静電写真複写機では、外周面
に感光層1を有する感光体2が複写機本体3に横架され
ると共に、前記感光体2の周囲に、帯電装置4、光学系
移動式の露光装置5、現像装置6、チャージャ式の転写
装置7、複写紙分離装置8、およびクリーニング装置9
が、前記感光体2の回動方向(矢印Rで示す)にこの順
に配置されている。また、給紙部10から前記転写装置7
にわたって給紙搬送手段11が、前記複写紙分離装置8か
ら定着装置12にわたって排紙搬送手段13がそれぞれ配置
されると共に、排紙ローラ対14と排紙トレイ15とが設け
られている。
【0012】前記現像装置6は、図1に示すように現像
スリーブ16とマグネットローラ17とを現像剤容器18内に
配置して構成される。現像剤容器18の上部にはメッシュ
19を介してトナーホッパー20が連設されている。
【0013】前記現像スリーブ16は、N極とS極が周方
向に交互に並ぶように複数の磁石21を周面に均等配置し
た固定ローラ22の外周側に回転自在に嵌挿させて構成さ
れ、現像剤容器18の開口18aから対向する感光体2に近
接させて臨ませてあり、図示しない駆動手段によって静
電写真複写機の複写動作時に感光体2とは逆方向に回転
駆動される。
【0014】前記マグネットローラ17は、フェライトな
どからなる回転ローラ23の周面上に、前記固定ローラ22
と同様にN極とS極が周方向に交互に並ぶように均等配
置させたものであり、その周面の一部が前記メッシュ19
に近接するようにトナーホッパー20の下部に配置され、
静電写真複写機の複写動作時に前記現像スリーブ16と同
じ方向に図示しない駆動手段によって回転駆動される。
また、メッシュ19は、二成分系現像剤24の一成分である
非磁性トナーaの通過が可能で、二成分系現像剤24の他
の一成分である磁性キャリアbを通過させない目の粗さ
に設定されている。
【0015】次に、上記現像装置の動作を図3および図
4を参照して説明する。現像剤容器18に収容された現像
剤24は、例えば正電荷の帯電した磁性キャリアbに負電
荷の帯電した非磁性トナーaが静電吸着した状態にあ
り、その磁性キャリアbが現像スリーブ16の周面に磁気
吸着される。すなわち、現像剤24が現像スリーブ16の周
面に磁気ブラシとなって吸着される。この現像スリーブ
16の回転により、周面に磁気ブラシとなっている現像剤
24が感光体2の表面に接近する。接近する現像剤24のう
ち、感光体2の潜像をなす正の帯電電荷と逆極性、つま
り負の電荷の帯電した非磁性トナーaが感光体2の潜像
を構成する正の帯電領域に付着する。磁性キャリアbは
感光体2表面に付着することなく、現像スリーブ16に吸
着したまま現像剤容器18内に回収される。
【0016】現像剤容器18内の現像剤24が消費されて図
3(A)の満杯状態から減少してくると、つまり現像剤
24のトナー濃度が低下してくると、図3(B)に示すよ
うにマグネットローラ17の周面の一部が現像剤24の上に
露出する。その結果、その露出周面に、現像剤24の磁気
吸着によって図4に示されるように形成される磁気ブラ
シ25が立ち、マグネットローラ17の回転に伴い磁気ブラ
シ25の穂がメッシュ19を擦過する。すなわち、該磁気ブ
ラシ25の穂による掻き取り効果によってトナーホッパー
20側に収容されている未帯電の非磁性トナーaがメッシ
ュ19を介して現像剤容器18内に取り込まれ、図3(C)
に示すようにトナーが補給される。このとき、磁気ブラ
シ25を形成する磁性キャリアbとトナーホッパー20側に
収容されている非磁性トナーaとの摩擦帯電も行われ
て、未帯電の非磁性トナーaは負電荷に帯電され、正電
荷に帯電している磁性キャリアbへの静電吸着力による
効果も加わり、トナーホッパー20側の磁性トナーが現像
剤容器18側に吸引される。トナーの補給により、マグネ
ットローラ17が現像剤24に完全に覆われ磁気ブラシ25が
消えると、トナー補給が停止する。このような動作を繰
り返すことにより、トナー濃度が常に一定に保たれる。
【0017】現像剤容器18内では、静電写真複写機の作
動中にマグネットローラ17が回転しているので、この回
転によって現像剤容器18内の現像剤24が攪拌される。そ
の結果、現像剤容器18内の現像剤24を固化させないよう
に維持できると共に、非磁性トナーaと磁性キャリアb
との摩擦帯電も促進される。
【0018】なお、上記実施例では二成分系の現像剤24
を用いる場合について説明したが、磁性トナーのみから
なる一成分系の現像剤を用いる場合にも、ほぼ同様にし
てトナー濃度を一定に保つことができる。
【0019】すなわち、この場合、現像剤容器18内のマ
グネットローラ17には、現像剤の減少に伴い露出する周
面部分に磁性トナーの磁気吸着によって磁気ブラシが形
成され、その磁気ブラシによるメッシュ19の擦過によっ
てトナーホッパー20側の磁性トナーが掻き取り効果によ
って現像剤容器18内に取り込まれる。このとき、マグネ
ットローラ17の磁気吸引力によっても、トナーホッパー
20側の磁性トナーが現像剤容器18側に吸引される。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述した構成より成り、現像
剤を収容する現像剤容器の上部に、トナー粒子が通過可
能なメッシュを介して補給トナー収容ホッパーを連設す
ると共に、NS一対の磁極が周方向に交互に並ぶように
周面に均等配置させたマグネットローラを、前記メッシ
ュに近接させて前記現像容器内の前記補給トナー収容ホ
ッパー下部に配置し回転駆動させるようにしているの
で、各種のセンサーを用いることなく簡単な構成により
高精度にトナー濃度を定量制御でき、現像剤の固化も防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置が組み込まれた静電写真複写
機の現像部を示す断面図である。
【図2】その静電写真複写機の概要を示す断面図であ
る。
【図3】その現像装置の動作を示す説明図である。
【図4】その現像装置のマグネットローラ周面に形成さ
れる磁気ブラシを示す模式図である。
【符号の説明】
17…マグネットローラ、18…現像剤容器、19…メッシ
ュ、20…補給トナー収容ホッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊田 慎司 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 枝廣 和久 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 井上 豊常 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像剤容器の上部に、
    トナー粒子が通過可能なメッシュを介して補給トナー収
    容ホッパーを連設すると共に、NS一対の磁極が周方向
    に交互に並ぶように周面に均等配置させたマグネットロ
    ーラを、前記メッシュに近接させて前記現像剤容器内の
    前記補給トナー収容ホッパー下部に配置し回転駆動させ
    るようにしたことを特徴とする画像形成装置の現像装
    置。
JP31324791A 1991-10-31 1991-10-31 画像形成装置の現像装置 Pending JPH05127539A (ja)

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JP31324791A JPH05127539A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 画像形成装置の現像装置

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JP31324791A JPH05127539A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 画像形成装置の現像装置

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