JPH05126722A - 分光光度計の試料室 - Google Patents

分光光度計の試料室

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JPH05126722A
JPH05126722A JP31532491A JP31532491A JPH05126722A JP H05126722 A JPH05126722 A JP H05126722A JP 31532491 A JP31532491 A JP 31532491A JP 31532491 A JP31532491 A JP 31532491A JP H05126722 A JPH05126722 A JP H05126722A
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base
sample chamber
spectrophotometer
cell holder
scanning
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JP31532491A
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Atsushi Ueda
篤 上田
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分光光度計の試料室を小型にし、分光光度計
本体と連動させ、種々の試料を測定できるようにする。 【構成】 試料室本体2のシャーシ3上にベース4が移
動可能に支持され、シャーシ3の下側にはベース4の移
動を駆動するためのステッピングモータ8が取りつけら
れている。ベース4上には各種試料に対応したセルホル
ダ12が着脱可能に取りつけられている。ベース4の原
点位置を検出するためにシャーシ3にはフォトセンサ2
2が固定されている。セルホルダ12の種類を判別する
ために、セルホルダ12には識別手段24が設けられ、
その識別手段24の情報を読みとるセンサ部26がベー
ス4に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分光光度計の付属品とし
ての試料室に関し、例えばゲルスキャナなども含む試料
室に関するものである。
【0002】
【従来の技術】分光光度計の試料室の一例としてゲルス
キャナがある。従来のゲルスキャナは、試料であるゲル
を測定光束を横切る方向に駆動する駆動モータを試料室
の外部に設け、ゲルを保持しているホルダを走査するた
めの走査スイッチを別に設けている。試料のゲルを走査
するには、分光光度計本体のスタートキーを押すと同時
にゲルスキャナの走査スイッチをオンにして、レコーダ
で走査のプロファイルを記録させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】駆動用モータを試料室
の外部に設けると装置が大型化する。ゲルスキャナと分
光光度計本体とが制御系で連動していないため、ゲルス
キャナの走査開始とレコーダの記録開始とを連動させる
ことができない。ゲルスキャナのホルダでゲル以外の試
料を測定するために、例えば角セルホルダやフィルムホ
ルダなど、他のホルダを使用することができない。仮り
にホルダを交換して他の試料を測定しようとしても、そ
れらの取り替えたホルダに対する走査条件が設定されて
いないので、セルの位置精度が悪くなる。本発明はこれ
らの問題を解決した試料室を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の試料室は、分光
光度計の測定光束を横切る方向に移動可能に支持された
ベースと、試料室の底部に設けられたモータによりベー
スの移動を駆動する駆動機構と、各種試料に対応してベ
ースに着脱可能に取りつけられ、種類を示す識別手段を
備えた試料ホルダと、ベースの原点位置を検出する原点
検出手段と、試料ホルダがベースに取りつけられた状態
で識別手段の情報を読みとる判別手段と、判別手段から
の信号を取り込んで走査条件を決定し、分光光度計本体
と連動してベースの駆動機構を制御する連動制御装置と
を備えている。
【0005】
【実施例】図1は一実施例を表わす。(A)は平面図、
(B)は(A)のX−Y線位置での断面図である。試料
室本体2のシャーシ3上にはベース4が一対のガイドレ
ール5,5に沿って測定光束18を横切る方向(図では
横方向)に移動可能に支持されている。シャーシ3の下
側にはベース4の移動を駆動するためのステッピングモ
ータ8が取りつけられている。ステッピングモータ8の
回転軸にはピニオン10が取りつけられ、これがベース
4の裏面に取りつけられたラック6と噛み合っている。
ステッピングモータ8の回転がピニオン10からラック
6を介してベース4に伝達され、ベース4が図で横方向
に移動する。
【0006】ベース4上には各種試料に対応したセルホ
ルダ12がネジ14によって着脱可能に取りつけられて
いる。図では例としてゲル用セル16を保持するセルホ
ルダ12が取りつけられている。セル16に分光光度計
からの測定光束を照射するために、測定光束18を絞る
マスク20がシャーシ3に固定されている。ベース4が
移動することによりセル16内のゲルが測定光束18で
走査される。ベース4の原点位置を検出するためにシャ
ーシ3にはフォトセンサ22が固定されている。ベース
4が移動してその先端がフォトセンサ22の光を遮る位
置がベース4の原点として検出される。セルホルダ12
がベース4に固定されているため、測定光束18に対す
るセルホルダ12の位置関係はベース4の原点から容易
に求めることができる。
【0007】セルホルダ12の種類を判別するために、
セルホルダ12の一端には識別手段24が設けられてお
り、セルホルダ12がベース4に取りつけられた状態で
その識別手段24の情報を読みとる判別手段としてセン
サ部26がベース4に固定されている。図には表われて
いないが、判別手段26からの信号を取り込んで走査条
件を決定し、分光光度計本体と連動してステッピングモ
ータ8の動作を制御する連動制御装置が設けられてい
る。
【0008】図2に識別手段24とセンサ部26の一例
を示す。識別手段24は複数個(例えば3個)の穴を有
し、センサ部26は識別手段24の穴に対応して発光素
子30−1〜30−3と受光素子32−1〜32−3の
組を複数組(この場合3組)並列に並べたものである。
識別手段24には種類の異なるセルホルダごとに異なっ
たパターンになるようにインデックス穴を開けておくこ
とにより、センサ部26を介して分光光度計本体から直
接判別することができる。
【0009】セルホルダの種類を識別する例を図3に示
す。例えば、図3のような6種類のセルホルダが用意さ
れているとした場合、それぞれのセルホルダの識別手段
24のインデックス穴のパターンとして図3のような6
種類のパターンを設定しておく。セルホルダの種類が更
に増えた場合にはインデックス穴の数とセンサの数を増
せばよい。
【0010】連動制御装置は分光光度計本体のものと兼
用することかできる。その連動制御装置には各セルホル
ダに対応した走査条件が予め設定されており、識別手段
24の情報を取り込んで各セルホルダに対応した走査条
件を決定する。走査条件は、例えばゲルやフィルムの場
合には走査区間を連続してデータを採取するように条件
を設定しておき、連装セルホルダや単装セルホルダの場
合には各セルの位置で測定光束が停止するように走査を
不連続に行なうように条件設定し、またフィルムの場合
にはその長さによって走査距離が100mm、50m
m、30mmというように設定する。
【0011】図4は連動制御装置の制御手順を表わした
ものである。ベースの原点が検出されるとセルホルダの
種類が判別され、走査条件が決定される。その後ステッ
ピングモータが駆動されて決定された走査条件に従った
走査が行なわれて測定がなされる。測定する試料の種類
を変えるときは、セルホルダ12をベース4から取り外
し、新しい種類のセルホルダに交換する。
【0012】
【発明の効果】本発明の試料室では駆動用のモータを試
料室の底部に設けたので、装置外部へのモータの出っ張
りがなくなり、コンパクトな形状に仕上げることができ
る。セルホルダをベースから着脱可能にしたので、ゲル
のセルホルダ以外に単装セルホルダ、連装セルホルダ、
走査距離の異なる各種フィルムホルダなどが使用できる
ようになり、汎用性の高い走査装置が構成できる。各種
セルホルダに識別手段を設け、連動制御装置はその識別
情報を読みとって最適な走査条件を決定することができ
るようにしたので、測定光束に対する位置精度が向上す
る。試料室の走査とレコーダとの連動が容易になり、ま
た走査動作の細かな対応も可能となる。これにより一連
の制御手段が可能となり、誤動作や走査ミスの減少にも
つながり、操作性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を表わす図であり、(A)は平面図、
(B)は(A)のX−Y線位置での断面図である。
【図2】同実施例における識別手段とセンサ部を示す概
略構成図である。
【図3】各種セルホルダとそれぞれの識別情報を示す図
である。
【図4】連動制御装置の制御手順を示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
2 試料室本体 3 シャーシ 4 ベース 5 ガイドレール 6 ラック 8 ステッピングモータ 10 ピニオン 12 セルホルダ 18 測定光束 20 マスク 22 ベースの原点検出用フォトセンサ 24 ホルダの識別手段 26 識別情報判定用センサ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料室で分光光度計の測定光束を横切る
    方向に移動可能に支持されたベースと、試料室の底部に
    設けられたモータにより前記ベースの移動を駆動する駆
    動機構と、各種試料に対応して前記ベースに着脱可能に
    取りつけられ、種類を示す識別手段を備えた試料ホルダ
    と、前記ベースの原点位置を検出する原点検出手段と、
    試料ホルダがベースに取りつけられた状態で前記識別手
    段の情報を読みとる判別手段と、前記判別手段からの信
    号を取り込んで走査条件を決定し、分光光度計本体と連
    動して前記駆動機構を制御する連動制御装置とを備えた
    試料室。
JP3315324A 1991-10-31 1991-10-31 分光光度計の試料室 Expired - Lifetime JP2526454B2 (ja)

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JPH05126722A true JPH05126722A (ja) 1993-05-21
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005043137A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
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JP2526454B2 (ja) 1996-08-21

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