JPH05126455A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JPH05126455A
JPH05126455A JP28882691A JP28882691A JPH05126455A JP H05126455 A JPH05126455 A JP H05126455A JP 28882691 A JP28882691 A JP 28882691A JP 28882691 A JP28882691 A JP 28882691A JP H05126455 A JPH05126455 A JP H05126455A
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insulating material
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Toyosaku Hamada
豊作 濱田
Hiroshige Hayashi
林  広茂
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒液溜めによる外箱の結露を確実に防止し
た冷却貯蔵庫を提供する。 【構成】 内箱2の断熱材側に冷却パイプ15を蛇行状
に配設する。アキュムレータ3の取付具5を内箱2角部
2Aの冷却パイプ15、15間において冷却パイプ15
と平行に内箱2に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱箱体の断熱材中に
冷凍サイクルの冷媒液溜めを配設して成る冷却貯蔵庫に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種冷却貯蔵庫は、内箱と外箱間
に発泡ポリウレタン等の断熱材を充填して断熱箱体を構
成しており、この時冷凍サイクルの冷却パイプの未蒸発
液冷媒を貯溜する冷媒液溜めとしてのアキュムレータは
低温となるため、前記断熱材中に埋設される。図7に係
る従来の冷却貯蔵庫の内箱102のアキュムレータ10
1部分の斜視図、図8にアキュムレータ101部分の冷
却貯蔵庫の平断面図をそれぞれ示す。
【0003】鋼板製の内箱102と外箱103間には発
泡ポリウレタンから成る断熱材104が充填されてお
り、この内箱102の断熱材104側の面には水平方向
に直線部が位置するように冷凍サイクルの冷却パイプ1
05が蛇行状に固定されている。前述の如くアキュムレ
ータ101は低温となるため、外箱103に近接すると
外箱103表面に結露が発生する危険性があり、外箱1
03から離間するよう、従来一般的には発泡スチロール
等から成形して成る断熱材ブロック106に形成された
透孔107にアキュムレータ101を挿入係合し、この
断熱材ブロック106と供に断熱材104内に埋設して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】係る構造によるとアキ
ュムレータ101を保持する断熱材ブロック106は断
熱材104よりも断熱性能が劣るため、アキュムレータ
101部分の断熱材104の断熱性能が悪化し、外箱1
03に結露が生じる問題がある。また、これを防止する
ために断熱材ブロック106の厚みを薄くすると、今度
は断熱材104の充填時の発泡圧力によって断熱材ブロ
ック106が変形し、正規の形状を維持できなくなり、
それによってアキュムレータ101が正規の位置から移
動し、外箱103側に近づいて外箱103への結露を助
長する結果となる。
【0005】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、冷媒液溜めによる外箱の結
露を確実に防止した冷却貯蔵庫を提供することを目的と
する。
【0006】本発明のもう一つの目的は、冷媒液溜めの
取り付け作業を容易にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の冷却貯
蔵庫1は、内箱2と、外箱7と内外両箱2、7間に発泡
充填された断熱材8とから断熱箱体9を構成し、内箱2
の断熱材8側に冷凍サイクル4の冷却パイプ15を蛇行
状に配設して成るものであって、冷凍サイクル4に含ま
れる冷媒液溜め(アキュムレータ3)と、内箱2角部2
Aの冷却パイプ15、15間において冷却パイプ15と
平行に内箱2に取り付けられた冷媒液溜めの取付具5と
を具備しているものである。
【0008】請求項2の発明の冷却貯蔵庫1は、内箱2
と、外箱7と内外両箱2、7間に発泡充填された断熱材
8とから断熱箱体9を構成し、内箱2の断熱材8側に取
付具5により冷凍サイクル4に含まれる冷媒液溜め(ア
キュムレータ3)を配設して成るものであって、取付具
5は内箱2の断熱材8側に固定された固定部31、31
と、係合部(挿通孔34、34)と、係合部に挿入係合
され、且つ冷媒液溜め(アキュムレータ3)周囲に縛り
付けられた可撓性を有するバンド部材38とから構成し
たものである。
【0009】
【作用】請求項1の冷却貯蔵庫1によれば、取付具5は
内箱2に取り付けられているので、断熱材8の発泡圧力
によっても冷媒液溜め(アキュムレータ3)は動かな
い。また、取付具5は内箱2の冷却パイプ15、15間
において冷却パイプ15と平行に内箱2に取り付けられ
ているため冷却パイプ15を損傷することもない。更
に、冷媒液溜め(アキュムレータ3)は内箱2角部2A
の断熱材8の厚みが最も厚くなる位置に固定される。
【0010】請求項2の冷却貯蔵庫1によれば、内箱2
に固定された取付具5の係合部(挿通孔34)にバンド
部材38を係合し、更にこのバンド部材38を冷媒液溜
め(アキュムレータ3)の周囲に縛り付けることによっ
て冷媒液溜め(アキュムレータ3)は取付具5に固定さ
れる。バンド部材38は可撓性を有するため、冷媒液溜
め(アキュムレータ3)周辺が配管で混雑していても容
易に変形できる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づき詳述す
る。図1は冷却貯蔵庫1の内箱2のアキュムレータ3部
分の斜視図、図2は冷却貯蔵庫1の斜視図、図3は冷却
貯蔵庫1の縦断面図、図4は冷凍サイクル4の冷媒回路
図、図5は取付具5の斜視図、図6はアキュムレータ3
部分の冷却貯蔵庫1の平断面図である。
【0012】図2及び図3において、実施例の冷却貯蔵
庫1はアイスクリームを貯蔵販売するための冷凍ショー
ケースであり、上方に開放する金属製の内箱2及び外箱
7間に発泡ポリウレタンから成る断熱材8が充填されて
断熱箱体9が構成されている。断熱箱体9の上方開口は
枠及びガラス板にて構成される上部構造体10にて一部
閉塞され、残りの開口は上方に回動自在に取り付けられ
たガラス扉11によって開閉自在に閉塞されている。内
箱2内には貯蔵室12が構成され、この貯蔵室12内に
アイスクリーム缶13が複数収納される。内箱2の断熱
材8側には後述する冷凍サイクル4に含まれる冷却パイ
プ15が直線部分を水平方向として蛇行状に固定されて
いる。
【0013】断熱箱体7の下方には機械室16が構成さ
れ、この機械室16内に冷凍サイクル4に含まれる圧縮
機17、凝縮器18等が収納設置され、機械室16の後
部開口はユニットカバー19によって閉塞されている。
冷却貯蔵庫1の外箱7後面には、アイスクリームを取り
出すためのディッシャーを収納するディッシャーポット
20が取り付けられている。
【0014】次に、図4の冷媒回路図において、冷凍サ
イクル4は前記圧縮機17、凝縮器18、ドライヤー2
4、キャピラリチューブ22、23、前記冷却パイプ1
5、パイプ25、冷媒液溜めとしてのアキュムレータ
3、逆止弁26、ヘッダー27及びサクションパイプ2
9を順次環状に接続して構成されており、圧縮機17か
ら吐出された高温高圧のガス冷媒は凝縮器18にて凝縮
されて液化し、キャピラリチューブ22、23にて減圧
された後、冷却パイプ15に流入して蒸発し内箱2を冷
却して貯蔵室12内を凍結温度に冷却する。冷却パイプ
15を出た冷媒はアキュムレータ3に入り、ここで未蒸
発の液冷媒とガス冷媒が分離され、ガス冷媒のみが逆止
弁26及びヘッダー27を経てサクションパイプ29よ
り圧縮機17に吸い込まれる循環を行う。
【0015】前記アキュムレータ3には冷却パイプ15
を出た低温冷媒が流入するものであるから極めて低温に
なるため、アキュムレータ3は取付具5、5に取り付け
られて断熱材8内に埋設される。取付具5は図5の如く
短冊状の鋼板にて構成され、その両端に固定部31、3
1が形成されている。取付具5は固定部31、31が互
いに直角を成す如く折曲されており、更に固定部31、
31間の部分は固定部31、31よりも外側に張り出
し、且つ角部を面取りするように折曲され、ここを張出
部33としている。この張出部33には互いに直角とな
る位置に係合部としての挿通孔34、34が2箇所穿設
されている。
【0016】係る構成の取付具5は断熱材8の発泡前に
内箱2の角部2Aの外側において、上下の冷却パイプ1
5、15間に冷却パイプ15と平行に位置せしめ、固定
部31、31を角部2Aを挟む内箱2の側壁外面にリベ
ット36、36止めする。このように、取付具5を冷却
パイプ15と平行とすることによって冷却パイプ15に
損傷を生ずることもなく取付具5を固定できる。
【0017】係る取付具5は所定間隔で上下に2個取り
付け、前記アキュムレータ3は断熱材8の発泡前に配管
25側を上にして立てた状態で両取付具5、5の外側に
配置する。その上で可撓性を有した合成樹脂製のバンド
部材38、38を取付具5、5の挿通孔34、34に通
して係合した後、アキュムレータ3の周囲に渡して縛り
付けてアキュムレータ3を上下の取付具5、5に固定す
る。バンド部材38は実施例では一端の納入部に他端を
挿入して結着するバインドと称される結着具にて構成し
ており、係るバインドによれば取付具5にアキュムレー
タ3を容易に縛り付けられる。尚、バンド部材38は通
常の紐等であっても差し支えない。実施例では図1の如
くアキュムレータ3周囲には逆止弁26やヘッダー27
が配置されて混雑しているが、バンド部材38はどのよ
うにも変形するので係る配管部材を避けて容易にアキュ
ムレータ3を取付具5、5に縛り付けることができる。
また、アキュムレータ3の位置が左右に多少ずれたとし
ても、同様にバンド部材38により容易にアキュムレー
タを取付具5、5に固定することができる。
【0018】このようにしてアキュムレータ3を固定し
た後、内箱2及び外箱7間に発泡ポリウレタン原液を注
入し、断熱材8を発泡充填する。この時、アキュムレー
タ3は外箱7との距離が最も遠くなる内箱2の角部2A
外側に位置しているので、アキュムレータ3と外箱7間
の断熱材8の厚みを充分に確保できる。従って、外箱7
外面の結露を防止することができる。また、アキュムレ
ータ3は取付具5、5によって内箱2に固定されている
ので、断熱材8の発泡圧による移動を確実に防止するこ
とができる。
【0019】尚、実施例ではアイスクリーム用の冷凍シ
ョーケースに本発明を適用したが、それに限らず、通常
の冷蔵庫・冷凍庫或いは低温ショーケースに適用しても
本発明は有効である。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、冷媒液溜めは内箱に固定された取付具に取付られる
ので、断熱材の発泡圧力によっても冷媒液溜めは移動せ
ず、しかも冷媒液溜めは内箱角部の断熱材の厚みが最も
厚くなる位置に固定されるので外箱外面への結露を確実
に防止することができる。また、冷媒液溜めの取付具は
内箱の冷却パイプと平行に内箱に取り付けられるので冷
却パイプを損傷することもない。
【0021】また、請求項2の発明によれば、内箱に固
定された取付具の係合部に可撓性を有するバンド部材を
係合し、更にこのバンド部材を冷媒液溜めの周囲に縛り
付けることによって冷媒液溜めを取付具に固定するの
で、冷媒液溜めの位置ずれ或いは冷媒液溜め周辺が配管
で混雑していても、容易に冷媒液溜めを取付具に固定す
ることができ、冷却貯蔵庫の組み立て作業性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷却貯蔵庫の内箱のアキュムレータ部分の斜視
図である。
【図2】冷却貯蔵庫の斜視図である。
【図3】冷却貯蔵庫の縦断面図である。
【図4】冷凍サイクルの冷媒回路図である。
【図5】取付具の斜視図である。
【図6】アキュムレータ部分の冷却貯蔵庫の平断面図で
ある。
【図7】従来の冷却貯蔵庫の内箱のアキュムレータ部分
の斜視図である。
【図8】従来の冷却貯蔵庫のアキュムレータ部分の平断
面図である。
【符号の説明】
1 冷却貯蔵庫 2 内箱 3 アキュムレータ 4 冷凍サイクル 5 取付具 7 外箱 8 断熱材 9 断熱箱体 15 冷却パイプ 31 固定部 34 挿通孔 38 バンド部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内箱と、外箱と内外両箱間に発泡充填さ
    れた断熱材とから断熱箱体を構成し、前記内箱の前記断
    熱材側に冷凍サイクルの冷却パイプを蛇行状に配設して
    成る冷却貯蔵庫において、前記冷凍サイクルに含まれる
    冷媒液溜めと、前記内箱角部の前記冷却パイプ間におい
    て該冷却パイプと平行に前記内箱に取り付けられた前記
    冷媒液溜めの取付具とを具備して成る冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 内箱と、外箱と内外両箱間に発泡充填さ
    れた断熱材とから断熱箱体を構成し、前記内箱の前記断
    熱材側に取付具により冷凍サイクルに含まれる冷媒液溜
    めを配設して成る冷却貯蔵庫において、前記取付具は前
    記内箱の前記断熱材側に固定された固定部と、係合部
    と、該係合部に挿入係合され、且つ前記冷媒液溜め周囲
    に縛り付けられた可撓性を有するバンド部材とから構成
    されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020041251A (ko) * 2000-11-27 2002-06-01 구자홍 직냉식냉장고

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020041251A (ko) * 2000-11-27 2002-06-01 구자홍 직냉식냉장고

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