JPH05126442A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH05126442A
JPH05126442A JP28839391A JP28839391A JPH05126442A JP H05126442 A JPH05126442 A JP H05126442A JP 28839391 A JP28839391 A JP 28839391A JP 28839391 A JP28839391 A JP 28839391A JP H05126442 A JPH05126442 A JP H05126442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve opening
microcomputer
control signal
opening control
expansion valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP28839391A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yugawa
徹 湯川
Mario Hamaguchi
真理雄 浜口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータが暴走し、膨張弁の弁
開度制御信号が異常になっても空調運転を停止すること
なく、継続し得、空調運転の停止による空調効果の低下
を防止する。 【構成】 マイクロコンピュータ10が暴走し、膨張弁3
の弁開度制御信号が異常になると、これを検出し、上記
マイクロコンピュータ10をリセットするようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は膨張弁の弁開度をマイ
クロコンピュータにより空調負荷に応じて制御する空気
調和装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開昭63−163748号公報に
示された従来の空気調和装置の構成図である。図におい
て、1は電源周波数の制御による回転数の変化により容
量制御される容量可変圧縮機、2は凝縮器、3は弁を駆
動するステップモータ(図示せず)の回転角度に応じて
弁開度が制御される膨張弁、4は蒸発器であり、これら
を冷媒配管5で接続することにより冷凍サイクル6が構
成されている。10は容量可変圧縮機1の容量を空調負荷
に応じて制御すると共に膨張弁3の弁開度を制御するマ
イクロコンピュータである。
【0003】次に動作について説明する。通常時、冷媒
は容量可変圧縮機1で圧縮され高温高圧のガス冷媒とな
り、凝縮器2に入り、ここで外気等の冷却流体に熱を放
出し、凝縮され高圧液冷媒となる。そして膨張弁3で除
々に減圧され、低温低圧気液混合液冷媒となり蒸発器4
へ送られ室内空気等の熱源流体より熱を吸収して蒸発
し、低温低圧ガス冷媒となり容量可変圧縮機1へ戻る。
このような冷凍サイクル6において、容量可変圧縮機1
はマイクロコンピュータ10からの空調負荷に応じた容量
制御信号により容量制御が行なわれると共に、膨張弁3
に上記容量制御による冷媒循環量に応じた図4に示され
る弁開度制御信号がマイクロコンピュータ10から出力さ
れる。この弁開度制御信号により、膨張弁3の弁を駆動
するステップモータ(図示せず)の4相のコイルを切換
え、常に4相のコイルのうち2相のコイルに電源装置7
から電流が供給され上記ステップモータが所定回転角度
だけ回転制御される。これにより膨張弁3の弁開度が制
御され空調負荷に応じた冷媒量が蒸発器4に供給され、
所定の空調運転が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和装置は
以上のように構成されているので、マイクロコンピュー
タの暴走により、弁開度制御信号が図5に示されるよう
に、4相中3相が、または4相全てが同時にオンにな
り、膨張弁3の4相のコイル中3相に、または4相全て
に同時に電源回路7から電流が供給されると膨張弁に電
源回路7から過電流が流れ、電源回路等が破壊されるの
で運転を停止しなければならない等の問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためなされたもので、マイクロコンピュータが暴走し、
弁開度制御信号が異常になっても、空調運転を停止する
ことなく継続し得る空調装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
装置は膨張弁の弁開度を制御する弁開度制御信号を監視
装置により検出し、その正・異常を判定し、異常時にマ
イクロコンピュータをリセットし、弁開度制御信号を正
常に戻す。また、弁開度制御信号の異常時に膨張弁に流
れる過電流を過電流検出装置で検出し、マイクロコンピ
ュータをリセットし弁開度制御信号を正常に戻すように
したものである。
【0007】
【作用】この発明における空気調和装置はマイクロコン
ピュータが暴走し、膨張弁の弁開度制御信号が異常にな
ると、リセット信号が発せられる。このリセット信号に
より上記マイクロコンピュータがリセットされ弁開度制
御信号が正常に戻り、停止することなく運転が続行され
る。
【0008】
【実施例】
実施例1.以下、第1図に示されるこの発明の一実施例
による空気調和装置の構成図について説明する。図1に
おいて、図3と同一符号は相当部分を示すので、その説
明を省略する。11はマイクロコンピュータ10の弁開度制
御信号を検出し、この検出した弁開度制御信号の相1〜
相4の4相中3相が、または4相全てが図4に示される
ように同時にオンであるとき出力がハイレベルとなる監
視回路で、弁開度制御信号の相1、相3、相4の論理積
をとるANDゲート11aと、相1、相3、相4の論理積
をとるANDゲート11bと、相1、相2、相4の論理積
をとるANDゲート11cと、相1、相2、相3の論理積
をとるANDゲート11dとで構成されている。12はリセ
ット信号発生回路でトランジスタ13とこのトランジスタ
13のベースに接続された電流を制限する抵抗器14とで構
成されている。15は監視回路11とリセット信号発生回路
12とで構成された監視装置である。
【0009】次に動作について説明する。以上の構成に
よる空気調和装置において、容量可変圧縮機1はマイク
ロコンピュータ10の容量制御信号により空調負荷に応じ
た容量制御運転が行なわれると共に、膨張弁3へマイク
ロコンピュータ10から上記容量制御による冷媒循環量に
応じた図4に示される弁開度制御信号が出力される。こ
の弁開度制御信号の相1〜相4の4相中、常に2相が同
時にオンしているので、監視回路11の出力はローレベル
となりトランジスタ13のベースに電流が流れずリセット
信号発生回路12からリセット信号が出力されない。よっ
てマイクロコンピュータ10からは引続き図4に示される
弁開度制御信号が出力され膨張弁3の弁開度がその弁開
度制御信号により前述の従来のものと同様に制御され、
空調負荷に応じた冷媒量が蒸発器4に供給され所定の空
調運転が行なわれる。
【0010】ここで、マイクロコンピュータ10が暴走
し、膨張弁3の弁開度制御信号が図5に示されるように
4相中3相が、または4相全てが同時にオンとなる異常
の弁開度制御信号がマイクロコンピュータ10から出力さ
れると、電源装置7から膨張弁3へ過電流が流れるが、
同時に監視回路11が弁開度制御信号の異常を検出する。
すなわち、図5に示されるように弁開度制御信号の4相
が同時にオンとなった場合はANDゲート11a、11b、
11c、11dの全ての出力がハイレベルとなり、また相
1、相2、相3が同時にオンとなるとANDゲート11d
の出力がハイレベルとなり、何れの場合も監視回路11の
出力はハイレベルとなり、抵抗器14を通してトランジス
タ12のベースに電流が流れトランジスタ12がオンする。
これにより監視装置15からマイクロコンピュータ10のリ
セット入力端子10aにリセット信号が出力され、また、
図5に示されるように弁開度制御信号の相1、相2、相
4が同時にオンとなった場合ANDゲート11cの出力が
ハイレベルとなり監視装置15からリセット信号が出力さ
れマイクロコンピュータ10がリセットされ、弁開度制御
信号が正常に戻り上記過電流状態が解消され、停止する
ことなく運転が継続される。
【0011】実施例2.なお、以上の実施例において
は、ANDゲートを使用して弁開度制御信号の監視回路
を構成しているが、マイクロコンピュータで監視回路を
構成し、その入力ポートに弁開度制御信号を入力し異常
を検出するようにしても良い。またリセット回路にトラ
ンジスタを使用しているが、これに限らず、例えば入力
端子の電圧が上昇するとリセットパルスが出力されるリ
セット専用のリセットICによりリセット回路を構成し
ても良い。
【0012】実施例3.図2はこの発明の他の実施例に
よる空気調和装置の構成図である。図2において、図1
と同一符号は相当部分を示すのでその説明を省略する。
16は電源装置7から膨張弁3へ弁開度制御時に流れる電
流を検出する抵抗器であり、過電流が流れたときトラン
ジスタ17がオンする電位差を生じるように抵抗値が設定
されている。18は上記抵抗器とトランジスタ17とにより
構成された過電流検出回路、19は過電流検出回路18から
の電流を制限する抵抗器である。21は抵抗器19と、この
抵抗器19がベースに接続されたトランジスタ20とにより
構成されたリセット信号発生回路、22は過電流検出回路
18と、リセット信号発生回路21とにより構成された過電
流検出装置である。
【0013】次に動作について説明する。通常の運転時
は前述の従来のものと同様故、その説明を省略する。容
量制御運転時、容量可変圧縮機1はマイクロコンピュー
タ10の容量制御信号により容量制御され、空調負荷に応
じた容量制御運転が行なわれると共に、膨張弁3へマイ
クロコンピュータ10から上記容量制御による冷媒循環量
に応じた弁開度が得られる図4に示される弁開度制御信
号が出力される。この弁開度制御信号により、膨張弁3
の弁開度が前述の如く従来のものと同様に制御される。
このとき電源装置7から膨張弁3へ抵抗器16を介し、電
流が流れるが、弁を駆動するに要する所定の電流しか流
れないので、抵抗器16にはトランジスタ17をオンするの
に要する電位差が発生せず過電流検出回路18からリセッ
ト信号発生回路21への信号の出力がなく、リセット信号
発生回路21のトランジスタ21がオンせず過電流検出回路
22からマイクロコンピュータ10へのリセット信号は出力
されない。しかして、マイクロコンピュータ10からは図
4に示される弁開度制御信号が引続き出力され膨張弁10
の弁開度が制御され、空調負荷に応じて容量制御された
空調運転がなされる。
【0014】このような容量制御運転時において、マイ
クロコンピュータ10が暴走し、弁開度制御信号が図5に
示されるように4相中3相が、または4相全てがオンと
なる異常の弁開度制御信号が出力されると、電源装置7
から抵抗器16を介し膨張弁3に過電流が流れる。この過
電流によって、抵抗器16にトランジスタ17をオンするに
要する電位差が発生し、この電位差によりトランジスタ
17がオンすることにより、過電流検出回路18から出力電
流が、リセット信号発生回路21のトランジスタ20のベー
スに抵抗器16を通じて供給され、トランジスタ20がオン
する。トランジスタ20がオンすることにより過電流検出
装置22からマイクロコンピュータ10のリセット入力端子
にリセット信号が出力される。このリセット信号により
マイクロコンピュータ10はリセットされ弁開度制御信号
が正常に戻り、上記過電流状態が解消され、空調運転を
停止することなく続行される。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、膨張弁
の弁開度を制御する弁開度制御信号が、マイクロコンピ
ュータの暴走により異常になるとこれを検出または異常
時に膨張弁に流れる過電流を検出し、上記マイクロコン
ピュータをリセットし正常に戻すように構成したので、
異常時の過電流による電源装置等の破壊が防止され、か
つ空調運転を停止することなく継続し得、空調運転の停
止による空調効果の低下が防止される等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による空気調和装置を示す
構成図である。
【図2】この発明の他の実施例による空気調和装置を示
す構成図である。
【図3】従来の空気調和装置を示す構成図である。
【図4】マイクロコンピュータが正常時の膨張弁の弁開
度制御信号を示す信号波形図である。
【図5】マイクロコンピュータが暴走時の膨張弁の弁開
度制御信号を示す信号波形図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 膨張弁 4 蒸発器 6 冷凍サイクル 7 電源装置 10 マイクロコンピュータ 15 監視装置 22 過電流検出装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器
    とを順次接続してなる冷凍サイクルと、上記膨張弁の弁
    開度を制御する弁開度制御信号を発生するマイクロコン
    ピュータとを備えたものにおいて、上記弁開度制御信号
    を検出し、その正・異常を判定し、異常時に上記マイク
    ロコンピュータをリセットするリセット信号を発生する
    監視装置を設けたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器
    とを順次接続してなる冷凍サイクルと、上記膨張弁の弁
    開度を制御する弁開度制御信号を発生するマイクロコン
    ピュータとを備えたものにおいて、上記弁開度制御信号
    による弁開度制御時に、上記膨張弁へ流れる電流を検出
    し、この検出電流の値が所定値以上のとき、上記マイク
    ロコンピュータをリセットするリセット信号を発生する
    過電流検出装置を設けたことを特徴とする空気調和装
    置。
JP28839391A 1991-11-05 1991-11-05 空気調和装置 Pending JPH05126442A (ja)

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