JPH05126371A - 空調機の加湿器取付装置 - Google Patents
空調機の加湿器取付装置Info
- Publication number
- JPH05126371A JPH05126371A JP3292840A JP29284091A JPH05126371A JP H05126371 A JPH05126371 A JP H05126371A JP 3292840 A JP3292840 A JP 3292840A JP 29284091 A JP29284091 A JP 29284091A JP H05126371 A JPH05126371 A JP H05126371A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- humidifier
- air conditioner
- air
- mounting
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調機組込みの加湿器より発生する加熱蒸気
や微細な水滴粒が、本体の内側面や吹出しダクトに付着
するのを防止し、確実に飛散、加湿させることを目的と
する。 【構成】 空調機の室内側空気吹出し口近傍の内側面1
05に、加湿器104を固定設置する加湿器取付金具1
を設け、この加湿器取付金具1は固定片2と、据付片3
から形成され、前記据付片3には加湿器104を備え、
前記加湿器104と内側面105の間に風路を形成する
通風口4を設けた構成としたため風路が異なっても、圧
力差を生じなくし、加湿器104より噴霧される加熱蒸
気や微細な水滴粒の付着を防ぎ、確実な加湿が可能とな
る。
や微細な水滴粒が、本体の内側面や吹出しダクトに付着
するのを防止し、確実に飛散、加湿させることを目的と
する。 【構成】 空調機の室内側空気吹出し口近傍の内側面1
05に、加湿器104を固定設置する加湿器取付金具1
を設け、この加湿器取付金具1は固定片2と、据付片3
から形成され、前記据付片3には加湿器104を備え、
前記加湿器104と内側面105の間に風路を形成する
通風口4を設けた構成としたため風路が異なっても、圧
力差を生じなくし、加湿器104より噴霧される加熱蒸
気や微細な水滴粒の付着を防ぎ、確実な加湿が可能とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冬期の暖房時における空
調機で、とくに室内吹出し口をダクトで接続する空調機
組み込みの加湿器の取付装置に関するものである。
調機で、とくに室内吹出し口をダクトで接続する空調機
組み込みの加湿器の取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ヒートポンプ式空調機やファンコ
イルユニットなどは基本的には顕熱のみで暖房され、湿
度に関しては考慮されていないものが多い。したがって
このような室内空気の乾燥を助長する空調機には、加湿
器の併用が一般的になってきている。なかでも意匠性や
利便性より、それらの機器の内部に組み込む加湿器が広
く求められてきつつある。
イルユニットなどは基本的には顕熱のみで暖房され、湿
度に関しては考慮されていないものが多い。したがって
このような室内空気の乾燥を助長する空調機には、加湿
器の併用が一般的になってきている。なかでも意匠性や
利便性より、それらの機器の内部に組み込む加湿器が広
く求められてきつつある。
【0003】従来、この種の空調機組み込みの加湿器
は、図3、図4に示すように、吸込口108に備えた高
性能フィルタ109の上側にファン101と、熱交換器
102を設け、その上方に加湿器104が、本体の内側
面105に取りつけられた加湿器取付金具103によっ
て装着されている。また、上部には埋め込み型の空調機
であるためにペリカウンター110との間に吹出ダクト
106を備えている。なお、前記加湿器取付金具103
は、図3に示すように、加熱蒸気や、微細な水滴粒を、
熱交換器102を通過した空気流で加湿器104内にて
混合し、吹き出させる吹出空気導入口107を備えてい
る。
は、図3、図4に示すように、吸込口108に備えた高
性能フィルタ109の上側にファン101と、熱交換器
102を設け、その上方に加湿器104が、本体の内側
面105に取りつけられた加湿器取付金具103によっ
て装着されている。また、上部には埋め込み型の空調機
であるためにペリカウンター110との間に吹出ダクト
106を備えている。なお、前記加湿器取付金具103
は、図3に示すように、加熱蒸気や、微細な水滴粒を、
熱交換器102を通過した空気流で加湿器104内にて
混合し、吹き出させる吹出空気導入口107を備えてい
る。
【0004】上記構成において、ファン101から吹き
出される空気流は、図中にて破線の矢印で示したよう
に、熱交換器102を通った空気と、加湿器104によ
って作り出す加熱蒸気や、微細な水滴粒により、さらに
湿度を加えられ、吹出ダクトを通過した後、室内に吹き
出されることになる。
出される空気流は、図中にて破線の矢印で示したよう
に、熱交換器102を通った空気と、加湿器104によ
って作り出す加熱蒸気や、微細な水滴粒により、さらに
湿度を加えられ、吹出ダクトを通過した後、室内に吹き
出されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の加湿
器取付装置では、ファン101から吹き出される空気流
の一部が加湿器取付金具103に衝突し、通過する流速
を落とし、本体の内側面105と、加湿器104の間の
圧力が低下するのに対し、主たる空気流は加湿器104
が設置されていない状態より流速が増加し、圧力が高く
なる。その結果、加湿器104より発生した加熱蒸気や
微細な水滴粒は、吹出しダクト106の内側や、本体の
内側面105に衝突し、大きな水滴が形成されて付着
し、本体外への漏水を引き起こしたり、その防止のた
め、念入りなシール工事が要求されるという課題があっ
た。
器取付装置では、ファン101から吹き出される空気流
の一部が加湿器取付金具103に衝突し、通過する流速
を落とし、本体の内側面105と、加湿器104の間の
圧力が低下するのに対し、主たる空気流は加湿器104
が設置されていない状態より流速が増加し、圧力が高く
なる。その結果、加湿器104より発生した加熱蒸気や
微細な水滴粒は、吹出しダクト106の内側や、本体の
内側面105に衝突し、大きな水滴が形成されて付着
し、本体外への漏水を引き起こしたり、その防止のた
め、念入りなシール工事が要求されるという課題があっ
た。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、特別
な付加装置を使用することなく、加湿時に本体や吹出し
ダクトの内面への水滴の付着を防止することのできる加
湿器取付装置を提供することを目的としている。
な付加装置を使用することなく、加湿時に本体や吹出し
ダクトの内面への水滴の付着を防止することのできる加
湿器取付装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、空調機の室内側空気吹出し口近傍の内側面
に固定した加湿器取付金具と、この加湿器取付金具はL
型に形成され、固定片と、加湿器を据付ける据付片とよ
りなり、前記据付片には吹出し空気導入口と、前記内側
面に沿って空気流を形成する通風口を設けた構成とした
ものである。
するために、空調機の室内側空気吹出し口近傍の内側面
に固定した加湿器取付金具と、この加湿器取付金具はL
型に形成され、固定片と、加湿器を据付ける据付片とよ
りなり、前記据付片には吹出し空気導入口と、前記内側
面に沿って空気流を形成する通風口を設けた構成とした
ものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、ファンを運転す
ることによる空気流が加湿器取付金具の通風口を流通す
るようになるため、本体の内側面と加湿器の間の圧力は
低下することなく、主たる空気流との間に圧力差を生じ
ない。したがって加湿器より発生する加熱蒸気や微細な
水滴粒は本体の内側面や吹出しダクトに付着することな
く、空調機の空気流にのって室内に効率良く飛散させる
ことができるものである。
ることによる空気流が加湿器取付金具の通風口を流通す
るようになるため、本体の内側面と加湿器の間の圧力は
低下することなく、主たる空気流との間に圧力差を生じ
ない。したがって加湿器より発生する加熱蒸気や微細な
水滴粒は本体の内側面や吹出しダクトに付着することな
く、空調機の空気流にのって室内に効率良く飛散させる
ことができるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1およ
び図2を参照しながら説明する。なお、従来例に符した
符号と同一符号は同一物を示し、説明は省略する。すな
わち、熱交換器102の風下側と、内側面105の空間
の一部を利用してL型状になった加湿器取付金具1が設
けられている。この加湿器取付金具1は固定片2が内側
面105に固定され、加湿器104が据え付けられる据
付片3とを設けている。前記据付片3には吹出空気導入
口107と、通風口4が長手方向に複数個設けられてい
る。前記通風口4は内側面105側に設けられ、この通
風口4を流通する空気は、主たる空気流とともに、前記
内側面105から吹出ダクト106に沿うように流れ
る。
び図2を参照しながら説明する。なお、従来例に符した
符号と同一符号は同一物を示し、説明は省略する。すな
わち、熱交換器102の風下側と、内側面105の空間
の一部を利用してL型状になった加湿器取付金具1が設
けられている。この加湿器取付金具1は固定片2が内側
面105に固定され、加湿器104が据え付けられる据
付片3とを設けている。前記据付片3には吹出空気導入
口107と、通風口4が長手方向に複数個設けられてい
る。前記通風口4は内側面105側に設けられ、この通
風口4を流通する空気は、主たる空気流とともに、前記
内側面105から吹出ダクト106に沿うように流れ
る。
【0010】上記構成によりファン101から吹き出さ
れる空気流は図2中で破線の矢印で示したように加湿器
取付金具1に設けた通風口4を通過するようになるた
め、本体の内側面105と加湿器104の間の圧力は低
下することなく、主たる空気流との間に圧力差を生じな
い。したがって加湿器104より発生する加熱蒸気や微
細な水滴粒は本体の内側面105や吹出しダクト106
に付着することなく空調機の空気流にのって室内に効率
良く飛散させることができる。
れる空気流は図2中で破線の矢印で示したように加湿器
取付金具1に設けた通風口4を通過するようになるた
め、本体の内側面105と加湿器104の間の圧力は低
下することなく、主たる空気流との間に圧力差を生じな
い。したがって加湿器104より発生する加熱蒸気や微
細な水滴粒は本体の内側面105や吹出しダクト106
に付着することなく空調機の空気流にのって室内に効率
良く飛散させることができる。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、ファンの作り出す空気流が加湿器取付金具
の通風口を流通するようになるため、本体の内側面と加
湿器の間の圧力は低下することなく、したがって加湿器
より発生する加熱蒸気や微細な水滴粒は、本体の内側面
や吹出しダクトに付着することなく空調機の空気流にの
って室内に効率良く飛散し、室内の加湿をおこなうこと
のできる加湿器の取付装置を提供できる。
明によれば、ファンの作り出す空気流が加湿器取付金具
の通風口を流通するようになるため、本体の内側面と加
湿器の間の圧力は低下することなく、したがって加湿器
より発生する加熱蒸気や微細な水滴粒は、本体の内側面
や吹出しダクトに付着することなく空調機の空気流にの
って室内に効率良く飛散し、室内の加湿をおこなうこと
のできる加湿器の取付装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例の加湿器取付装置の加湿器取
付金具の詳細斜視図
付金具の詳細斜視図
【図2】同加湿器取付装置の全体構成を示した断面図
【図3】従来の加湿器取付装置の加湿器取付金具の斜視
図
図
【図4】従来の加湿器取付装置の全体構成を示した断面
図
図
1 加湿器取付金具 2 固定片 3 据付片 4 通風口 104 加湿器 105 内側面 107 吹出空気導入口
Claims (1)
- 【請求項1】空調機の室内側空気吹出し口近傍の内側面
に固定した加湿器取付金具と、この加湿器取付金具はL
型に形成され、固定片と、加湿器を据付ける据付片とよ
りなり、前記据付片には吹出し空気導入口と、前記内側
面に沿って空気流を形成する通風口を設けてなる空調機
の加湿器取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292840A JPH05126371A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 空調機の加湿器取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292840A JPH05126371A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 空調機の加湿器取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05126371A true JPH05126371A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17787045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3292840A Pending JPH05126371A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 空調機の加湿器取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05126371A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011007424A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Toshiba Home Technology Corp | 空気調和機 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3292840A patent/JPH05126371A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011007424A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Toshiba Home Technology Corp | 空気調和機 |
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