JPH05124833A - ガラスフイラメント製造用改良装置 - Google Patents

ガラスフイラメント製造用改良装置

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JPH05124833A
JPH05124833A JP4081947A JP8194792A JPH05124833A JP H05124833 A JPH05124833 A JP H05124833A JP 4081947 A JP4081947 A JP 4081947A JP 8194792 A JP8194792 A JP 8194792A JP H05124833 A JPH05124833 A JP H05124833A
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JP
Japan
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bush
glass
tip
temperature
heat exchange
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Application number
JP4081947A
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English (en)
Inventor
Eric J Brosch
ジヨセフ ブロツシユ エリツク
William M Lafayette
マーテイン ラフアイエツト ウイリアム
Randy A Limmer
アレン ライマー ランデイ
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Johns Manville
Original Assignee
Manville Service Corp
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Publication date
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
    • C03B37/0203Cooling non-optical fibres drawn or extruded from bushings, nozzles or orifices
    • C03B37/0209Cooling non-optical fibres drawn or extruded from bushings, nozzles or orifices by means of a solid heat sink, e.g. cooling fins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/08Bushings, e.g. construction, bushing reinforcement means; Spinnerettes; Nozzles; Nozzle plates
    • C03B37/083Nozzles; Bushing nozzle plates

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はガラスフィラメントを製造する装置
に関するものでブッシュチップ状のガラス小球をさらに
均一な温度に維持する熱交換手段が備えられているガラ
スフィラメント製造装置を供給する。 【構成】 ガラスフィラメントを製造するために、プレ
ート内で溶融ガラスが繊維へ生成される複数のチップを
有する前記ブッシュプレートと、これらブッシュチップ
に、近接して配置された前記チップから生成されるガラ
スの均一な冷却を促進する熱交換手段とからなる型の装
置において、前記熱交換手段が成分としてパラジウム及
び少量成分としてのルテニウムとから構成された合金を
形成された部材を包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ガラスフィラメントを製造する
装置および、詳しくは、ブッシュチップ(bushing tip)
に成形されたガラス小球をさらに均一な温度に維持する
熱交換手段が備えられているガラスフィラメント製造装
置に関する。
【0002】本発明は、米国特許出願明細書第3178
54号〔ワルター W.ハリス(Walter W. Harris) に
より、1972年12月22日出願され、現在権利放棄
されている〕に開示されたガラスフィラメント製造装置
に対する改良である。本願明細書に挙げたのは、この先
行出願の開示の部分が本願改良の表示に必要だからであ
る。
【0003】ガラスフィラメントは、ブッシュ(a bush
ing)と呼称される加熱容器の底壁に配置された複数の小
さいチップまたはオリフィスから溶融ガラスの連続糸を
繊細化することにより製造される。溶融ガラスが、チッ
プの排出終端部に小球を形成する。小球からフィラメン
トへ引取られるガラスの繊細化により、これらガラス小
球が倒立コーン状に形成される。この種の成形工程とと
もに、それぞれの小球を形成するガラスの原粘度およ
び、それぞれの小球中の、コーンのベースから先端まで
のガラスの粘度変化が、形成されフィラメントの径およ
びフィラメント形成工程の生産速度に影響する。原粘度
がこれら小球間で均一となり、かつ粘度の変化がこれら
小球間で均一となるに従い、フィラメント径が均一とな
りかつ生産速度が十分となる。
【0004】ガラスの初期粘度および、コーンのベース
から先端までのガラスの粘度変化が直接にガラスの温度
と関連するので、均一な径に関してフィラメントの品質
およびフィラメント成形工程の生産速度が、チップおよ
び、チップに形成された溶融ガラス小球の温度に大きく
依存する。温度および温度変化が均一となるに従い、特
定径のフィラメントに対し、種々のフィラメント径が均
一となり、かつ生産速度が十分となる。
【0005】もしチップにおける倒立ガラスコーンが過
大な温度に曝されたならば、コーンの粘度が、溶融ガラ
スがそれに垂れ下る連続フィラメントをもはや支持する
ことができずかつ破断する程度に低減する。この状態
が、ストリーキング(streaking)またはバーンオフ(bu
rn-off) として呼称される。チップのバーンオフ温度お
よび最高の生産性に必要な作動温度間の偏差が、一般
に、試行錯誤によいブッシュを作動させることにより設
定される評価要因である。バーンオフ温度およびブッシ
ュの実際の作動温度間に、ガラスの均質性の変動、電力
制御レスポンスの微小誤差によるチップ温度の管理外れ
の変動、チップ形状、またはブッシュ温度に影響するこ
とのある他の要因により惹起される粘度変化を保証する
ため十分な余裕がなければならない。
【0006】実際にブッシュは、多数のチップ、例え
ば、400、800、1600、2400を有する。従
って、最高温チップまたは、これらチップの温度に特定
のブッシュ構造のチップ特性群に関連し得られることが
できる最高溶融速度または生産性が、バーンオフ温度を
下廻るように制御されなければならない。これを実施す
るため、同程度に高温でない他のチップ(複数)が、最
適温度とはるかに離れた温度を有するとともに、これら
チップ間の温度差の量が、これら他のチップが作動する
最適温度と離れている程度を確定する。十分に作動する
チップとして、外側の列にある最低温チップの温度が特
定の値を上廻らなければならないか、または低温ビーズ
が生じ、従って連続的引取り作動が中断する。換言すれ
ば、全てのチップにおけるチップ温度は、ガラス粘度が
連続的繊細化に適当に存続するような特定の範囲内に入
らなければならない。もし温度差が過大であるならば、
高温のチップでバーンオフおよび/または最低温のチッ
プでビーズ形成が経験される。さらにもしこれら状態が
生ぜず、もし温度差が相当に大であるならば、ブッシュ
が極めて高能率では作動しない。若干のチップがバーン
オフ温度に対し十分な余裕で作動されることができ、そ
れによりこれらチップの生産量が最適化するが、他のチ
ップはビーズ形成を惹起するのに不十分であるとして
も、これらオリフィスからのガラスの流量が所望の流量
よりも著しく低減する温度差で作動されよう。従って望
ましいのは、種々のチップを均一な温度に維持し、その
結果チップがバーンオフ温度にできるだけ近接して作動
されうることである。
【0007】コーンの温度が、チップにおけるコーンの
ベースおよびコーンの先端間で1インチ(2.54cm)
当り約1350°F(約732℃)低下することがあ
る。外側のチップ列が、相対的に低温の周囲雰囲気に曝
される。さらに、迅速に移動するフィラメント(例え
ば、フィラメント800〜1600本が毎分10000
フィート(約3048m)で移動する)が、周囲空気を
外側チップの面へ引込む空気ポンプとして作用する。反
対に、内側チップが、隣接するチップからの放射熱を受
容し、かつこれらチップから引取られるフィラメントに
より形成される空気流れの熱作用が、周囲空気中で引取
られる外側列のフィラメントにより形成された空気流れ
により惹起されたものと全く異なる。従って、内側およ
び外側のチップ列のガラス小球中の温度低下が100°
F(約38℃)程度変動することがある。
【0008】多数のガラス小球間で均一な温度を維持す
ることを困難にするもう1つの要因が、ブッシュそれ自
体中の種々のレベルにおける溶融ガラスの不良な温度平
衡である。とくにこのことは、ブッシュの底面付近のレ
ベルで確実である。換言すれば、ブッシュ中の等温線が
平らでない。溶融ガラス小球中の大部分の熱が、ブッシ
ュ中の溶融ガラスに由来する。従って、チップ上のブッ
シュ中の不均一なガラス温度とともに、チップ中のガラ
スの温度が均一とならない。実際、ブッシュ開発の主目
的の1つが、ブッシュのより低いレベルにおいて平らな
等温線を得ることである。
【0009】前述から明白であるのは、直接溶融法かま
たはマーブル溶融法のためのブッシュを設計する際の主
目的の1つが、ブッシュのチップ部分を横切る平らな温
度分布を得ることである。換言すれば、温度は、種々の
チップ間でできるだけ均一でなければならない。このこ
とが、最高の生産性または作動効率を得るために必要で
ある。また、最高品質の繊維を得ることが必要である。
それというのも、多数の最終用途で主たる必要条件であ
る繊維径の均等度がそれぞれのチップから同じガラス流
量を得ることに依存し、これが順次に、チップ間に均一
な温度を維持することに大きく依存するからである。
【0010】ガラスフィラメント製造の能率を改善する
ため、必要であったのは、ブッシュチップに近接して配
置された外部冷却装置を備え、内側チップの過熱を阻止
することであった。一般にこのことが、ブッシュチップ
部の外側かつ一般にブッシュの片面に配置された水ヘッ
ダーに接続された水冷管または中実伝熱フィンを使用す
ることにより行なわれている。一般に管またはフィンが
1組のチップ列間に配置されるとともに、それぞれの組
のチップ列が、隣接する組のチップ列との間に距離がお
かれている。
【0011】水冷管および伝熱フィンに対する使用要求
が顕著である。これらは、腐食性の環境においてガラス
繊維製造に伴なう高温に耐えることが可能でなければな
らない。さらにこのような熱交換装置は、必要な機械的
強度を有するが、その有効寿命にわたりブッシュチップ
プレートの面輪郭に相応するため不湾曲性または不変形
性であることができる程度に硬質ではない。実際にこれ
ら管およびフィンは、主に白金族金属から構成された合
金、例えば、白金80重量%−ロジウム20重量%より
成る合金から形成されていた。この種の高価な合金だけ
が、使用要求に応じるのに必要な物理的特性を有するこ
とが公知であった。しかしながら、これら合金の不足お
よび費用がそれらの使用を制限し、本発明が対応する難
点を生じた。他の低価格の金属、例えば、銅、ニッケル
およびインコネルも試みられたが、全てが、冷却管およ
び伝熱フィンの環境における温度および腐食条件により
破損した。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】改良、および本発明の
目的は、前述の使用要求に相応するが、費用がわずかで
ありかつさらに容易に使用可能である合金から形成され
た熱交換手段を得ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】従って本発明は、ブッシ
ュのチップの下方にかつそれに近接して支持された熱交
換手段、例えばフィン付き冷却管を有する、ガラスフィ
ラメントを製造する装置に対する改良からなる。本発明
者等は、パラジウム(Pd) およびルテニウム(Ru) から
構成され、主成分のPdを有する合金が、水冷管および放
熱フィンの加工されることのできる材料として十分に役
立つことを発見した。
【0014】以下に、本発明を図面実施例につき詳説す
る。図1は、本発明のブッシュアセンブリ18および冷
却管アセンブリを、ブッシュからのガラスの流れを引取
りかつこのガラスを、ストランド(strand) に集められ
かつパッケージに形成される微細な連続フィラメントへ
繊細化する装置と組合せて示す。ブッシュアセンブリ1
8のブッシュ20が溶融炉からの熱軟化された精製ガラ
スを収容する前炉床に接続されているか、または、ガラ
ス球またはマーブルが、ブッシュ中で、ガラスがブッシ
ュから引取られる速度と等しい速度で溶融される。ブッ
シュの底壁またはチッププレート22には、壁22から
垂下しかつ一般に、隣接する列組と若干大きい距離によ
り分離された列組中に配列されたチップまたは突起24
の列が備えられている。ブッシュから引取られたガラス
が、これらチップ中のオリフィス26を経て流出しかつ
倒立コーン形の小球28をチップ終端部に形成する。こ
れら小球からガラスが引取られ、かつフィラメント30
へ繊細化される。その後にフィラメント30は、アプリ
ケータ32により施こされたサイジングを有することが
でき、その後にそれらが、ギャザリングパッド(gather
ing pad)34により一緒に集められかつストランド36
に成形され、これが常用の巻取装置40によりパッケー
ジ38へ巻取られる。
【0015】本発明の熱交換アセンブリ42が、ブッシ
ュ壁22の下方にチップ24の列に近接して配置されて
いる。本発明の熱交換アセンブリは、種々のチップ間の
温度差を最低限化するように機能し、それによりチップ
の温度をこれら列にわたりさらに均一となる。明白にこ
のことが、チップ24の終端部に小球28を形成するガ
ラスの初期の温度および粘度がブッシュのチップ部にわ
たりさらに均一であることを保証する。さらに加えて、
本発明の熱交換アセンブリが、ブッシュのチップ部にわ
た小球28中のさらに均一な温度変化を保証する。従っ
て、小球のベースにおける初期温度およびガラス小球の
ベースから先端までの温度の変化がさらに均一であり、
かつ種々のチップから形成されたガラスフィラメント3
0はそれらの径がさらに均一であり、それにより所望の
フィラメント径からの偏差が最低減化する。
【0016】一般にブッシュ20は、幅が約6〜8イン
チ(約15.2〜20.3cm)で長さが18〜24イン
チ(約45.7〜61.0cm)高さが6〜10インチ
(約15.2〜25.4cm)である。ブッシュ20はブ
ッシュフレーム44により支持されているが、このフレ
ームは、ブッシュからフレームへの熱伝達を阻止するた
め、ブッシュ断熱材46によりブッシュと分離されてい
る。一般にブッシュが、フレーム中に、ブッシュのチッ
プ部がフレームの底面と整列するように取付けられてい
る。しかしながら、本発明の熱交換アセンブリ42とと
もに使用されるブッシュは、フレーム中に約1/4イン
チ(約6.4mm)嵌込まれるブッシュチップ部を有す
る。この構造で、フレームの側面にある断熱材が、熱を
外側チップ列48へ反射し、かつフィラメント30によ
り、これらがチップから引取られる際に生じた低温空気
流れから外側チップ列を部分的に遮蔽する。従ってこの
利点が、外側チップ列48および内側チップ列50間の
熱の均等化に寄与する。この理由は、外側チップ列の温
度を内側チップ列の温度に相対的に増大させるのに役立
つからである。
【0017】好適な実施例において、本発明の冷却アセ
ンブリが、フィン付冷却管52およびフィンなし冷却管
54より成る。これら冷却管が、ブッシュに対し長手方
向に延び、かつ両端が、冷却管52および54を通過す
る水または他の冷却液の入口および出口に備えられたマ
ニホールド56に固定されている。それぞれの冷却管
が、チッププレート28の下面に平行にチッププレート
の全長に向けて延びる中央部58を有する。ブッシュの
それぞれの終端で、冷却管の終端部60が、中心部58
から下方へ角度約45°でマニホールド56に延びる。
支持バー62が、ブッシュの両側に配置されたブラケッ
ト64によりブッシュのそれぞれの終端に支持されてい
る。冷却管52および54が、冷却管の下方を通る支持
バー62に、管の中央部58の終端で止まっている。ブ
ラケット64が、フレーム44に溶接または他の方法で
固定された植込ボルト66に取付けられている。ブラケ
ット64の下側と係合する植込ボルト上のナット68を
締めるかまたは緩めることにより、冷却管およびチップ
部間の垂直距離が調整されることができる。
【0018】これら管が、ブッシュの巾に延びかつまた
ブッシュのチッププレートへの支持に役立つ3つの管ガ
イド70により、チップ列48および50に加えチップ
プレートと平行に整列して維持される。管ガイド70
は、それぞれの終端でブッシュ支持フレーム44に溶接
または他の方法で固定され、かつ、管ガイドによりチッ
ププレートから失なわれる熱の伝導を阻止するため耐火
性の不伝導性セメント72によりチッププレートと断熱
されている。1つの管ガイド70がチッププレート22
の下方を通るとともに、他の2つの管ガイドがチッププ
レートの終端部下方を通り、それによりチッププレート
をその中間部および両端部で支持する。管ガイド70
が、その中に、冷却管の外面と輪郭の補足し合うスロッ
ト74を有する。管52および54が、これらスロット
中に収容されかつそれを通って延び、それによりスロッ
トが管をチップ列およびチッププレートとの固有の整列
で維持する。
【0019】本発明の好適な実施例が、図5に示したよ
うな長円形横断面を有する冷却管52を使用するので、
これら管の使用を詳説する。しかしながら、図6〜9に
示したもののような他の冷却管も使用されることができ
ると期待される。代表的な長円形冷却管52は、短軸長
さ5/32または0.156インチ(約3.97mm)お
よび長軸長さ5/16または0.31インチ(約7.9
4mm)を有する。これら管が、それらの長軸で管70の
垂直面に取付けられかつスロット74により案内され
る。これらスロットの深さが、代表的に管ガイドの高さ
の約半分または約0.155インチ(約3.94mm)で
ある。もしスロット74が幾分大きい深さであるなら
ば、スロットは、管ガイドがブッシュのチッププレート
に必要な支持をもはや与えず、その後にチッププレート
が垂れ下り易い程度に管ガイド74を弱める傾向があ
る。
【0020】判明したのは、冷却管およびそれらの付加
されたフィンが、主分量のパラジウムおよび小分量のル
テニウムから、パラジウムが95.5重量%およびルテ
ニウムが4.5重量%の好適な比で構成された合金から
形成されることができることである。ルテニウムの存在
が、相対的に軟質のパラジウムに機械的強度を付加す
る。この合金が選択されたのは、チッププレートの、そ
の高温の使用環境で経験された垂れ下りによりその作動
寿命にわたり進行する凸面性を含め、冷却管およびフィ
ンを、ブッシュチッププレートの面輪郭に釣合うように
加工性であることから防ぐことができるように硬質であ
るためではない。冷却管は公知の押出技術により加工さ
れることができ、かつフィンがスタンピングにより形成
される。フィンが、溶接により管に固定されることがで
きる。
【0021】好適な実施例が、上面から突出するフィン
76を有する長円形または楕円形の管で示されている
が、考慮されるのは、冷却管が、管の下面から(図6)
または図7に示したように管の上下両面から突出するフ
ィン78を有することができることである。フィン78
は、上方に突出するフィン76のように冷却管アセンブ
リの性能を改善しないが、フィン78が管の有効冷却面
をさらに増大させる。図8は、円形の横断面を有するフ
ィン付管80および、この管の上面から突出するフィン
82を示す。図9は、長方形の横断面とともに上面から
突出するフィン86を有するフィン付管84を示す。明
白に、長方形の横断面が正方形であってもよい。図示さ
れていないが、考慮されるのは、円形または長方形の管
も、それらの上面のフィンに付加的にまたはその代りに
下方へ延びるフィンが備えられることができることであ
る。さらに、1つ以上のフィンが冷却管の上または下面
に備えられることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の1実施例の構造を略示する
縦断面図。
【図2】図1のブッシュおよび冷却アセンブリ部分の拡
大縦断面図。
【図3】図2のブッシュチップ部の部分的拡大縦断面
図。
【図4】冷却管の1実施例の構造を示す側面図。
【図5】図2中の冷却管の1実施例の構造を示す横断面
図。
【図6】冷却管のそれぞれ1実施例の構造を示す横断面
図。
【図7】冷却管のそれぞれ1実施例の構造を示す横断面
図。
【図8】冷却管のそれぞれ1実施例の構造を示す横断面
図。
【図9】冷却管のそれぞれ1実施例の構造を示す横断面
図。
【符号の説明】
18 ブッシュアセンブリ 20 ブッシュ 22 ブッシュプレート 24 チップ 30 フィラメント 36 ストランド 40 熱交換アセンブリ 42 熱交換アセンブリ 52 フィン付冷却管 54 フィンなし冷却管 58 冷却管中央部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム マーテイン ラフアイエツト アメリカ合衆国,43613 オハイオ,トレ ド,ウイツクリフ パークウエイ 3710 (72)発明者 ランデイ アレン ライマー アメリカ合衆国,43571 オハイオ,ホワ イトハウス,パイン ヴイスタ 10844

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスフィラメントを製造するために、
    プレート内で溶融ガラスが繊維へ生成される複数のチッ
    プを有するブッシュプレートと、これらブッシュチップ
    に近接して配置された前記チップから生成されるガラス
    の均一な冷却を促進する熱交換手段とから成る型の装置
    において、 前記熱交換手段が、主成分としてパラジウムおよび少量
    成分のルテニウムとから構成された合金から形成される
    部材を包含することを特徴とする、ガラスフィラメント
    製造用改良装置。
  2. 【請求項2】 前記部材が、ブッシュチップに近接して
    配置されかつ、熱エネルギを吸収および搬送する作動液
    体を循環させるのに適合された管を包含する請求項1記
    載の改良装置。
  3. 【請求項3】 管がフィンにより熱エネルギを吸収およ
    び放射するため選択的にフィンが取付けられている請求
    項2記載の改良装置。
  4. 【請求項4】 前記部材が、パラジウムが95重量%お
    よびルテニウムが55重量%から構成された合金から形
    成されている請求項1記載の改良装置。
JP4081947A 1991-04-04 1992-04-03 ガラスフイラメント製造用改良装置 Pending JPH05124833A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US07/680,332 US5244483A (en) 1991-04-04 1991-04-04 Apparatus for producing glass filaments
US680332 1991-04-04

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