JPH05123915A - 回転工具 - Google Patents
回転工具Info
- Publication number
- JPH05123915A JPH05123915A JP31353091A JP31353091A JPH05123915A JP H05123915 A JPH05123915 A JP H05123915A JP 31353091 A JP31353091 A JP 31353091A JP 31353091 A JP31353091 A JP 31353091A JP H05123915 A JPH05123915 A JP H05123915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- tool
- rotary tool
- drill
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/10—Bits for countersinking
- B23B51/105—Deburring or countersinking of radial holes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中空部材に形成された穴の内面側の面取りま
たはバリ取りを均一に行い、かつ、作業性を向上させ
る。 【構成】 穴の内周に当たって面取り等の加工を行うド
リル先端部２４と、このドリル先端部を回転させる回転
軸８との間に可撓性の素材から成る伝達部材２２を介在
させる。 【効果】 加工時にドリル先端部が穴の形状に沿って動
けるので均一な面取り等を行うことができる。
たはバリ取りを均一に行い、かつ、作業性を向上させ
る。 【構成】 穴の内周に当たって面取り等の加工を行うド
リル先端部２４と、このドリル先端部を回転させる回転
軸８との間に可撓性の素材から成る伝達部材２２を介在
させる。 【効果】 加工時にドリル先端部が穴の形状に沿って動
けるので均一な面取り等を行うことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダ等の中空部材
に形成された穴の内周側開口部の面取りあるいはバリ取
りを行う回転工具に関するものである。
に形成された穴の内周側開口部の面取りあるいはバリ取
りを行う回転工具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の面取りあるいはバリ取り用の回転
工具は、図５に示すように、ホルダ１００内にベアリン
グ１０２，１０４を介して回転自在に支持され図示しな
い駆動源によって回転駆動される駆動軸１０６と、この
駆動軸１０６と直交する方向を向いてベアリング１０
８，１１０に支持され、ベベルギア１１２，１１４を介
して駆動軸１０６に連結された回転軸１１６と、回転軸
１１６の先端に固定された工具部１１７とを備えてい
る。
工具は、図５に示すように、ホルダ１００内にベアリン
グ１０２，１０４を介して回転自在に支持され図示しな
い駆動源によって回転駆動される駆動軸１０６と、この
駆動軸１０６と直交する方向を向いてベアリング１０
８，１１０に支持され、ベベルギア１１２，１１４を介
して駆動軸１０６に連結された回転軸１１６と、回転軸
１１６の先端に固定された工具部１１７とを備えてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記回転工具を用いて
図６に示すようなシリンダ１１８に形成された穴１２
０，１２２の内周側開口部の面取りまたはバリ取りを行
う場合には、面取りが均一に取れないことがあり、ま
た、図７のように開口部が楕円形の場合には、穴１２２
の長手方向に工具を移動させる必要があり作業性が悪い
という問題があった。
図６に示すようなシリンダ１１８に形成された穴１２
０，１２２の内周側開口部の面取りまたはバリ取りを行
う場合には、面取りが均一に取れないことがあり、ま
た、図７のように開口部が楕円形の場合には、穴１２２
の長手方向に工具を移動させる必要があり作業性が悪い
という問題があった。
【０００４】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、均一な面取りが可能で、しかも、作業性の良い回
転工具を提供するものである。
ので、均一な面取りが可能で、しかも、作業性の良い回
転工具を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転工具
は、回転駆動される回転軸と、この軸の先端に取付けら
れる工具部との間に、可撓性の伝達部材を介在させたも
のである。
は、回転駆動される回転軸と、この軸の先端に取付けら
れる工具部との間に、可撓性の伝達部材を介在させたも
のである。
【０００６】
【作用】上記回転工具によれば、工具先端部が加工され
る穴の周面に沿ってフレキシブルに変位するため、均一
な面取りが可能で、また、楕円穴の加工の際にも工具を
移動させる必要がない。
る穴の周面に沿ってフレキシブルに変位するため、均一
な面取りが可能で、また、楕円穴の加工の際にも工具を
移動させる必要がない。
【０００７】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
１において、２は本発明の一実施例に係る面取りまたは
バリ取り用の回転工具であり、Ｌ字状に折曲がったホル
ダ４内に、駆動源（図示せず）に連結されて回転される
駆動軸６と、この駆動軸６に対し直交する方向に配置さ
れた回転軸８とが、それぞれベアリング１０，１２およ
び１４，１６に回転自在に支持されている。これら両軸
６，８はそれぞれの端部に設けられたベベルギア１８，
２０を介して回転が伝達される。
１において、２は本発明の一実施例に係る面取りまたは
バリ取り用の回転工具であり、Ｌ字状に折曲がったホル
ダ４内に、駆動源（図示せず）に連結されて回転される
駆動軸６と、この駆動軸６に対し直交する方向に配置さ
れた回転軸８とが、それぞれベアリング１０，１２およ
び１４，１６に回転自在に支持されている。これら両軸
６，８はそれぞれの端部に設けられたベベルギア１８，
２０を介して回転が伝達される。
【０００８】上記回転軸８の先端には、図２に拡大して
示すように、ゴム等の可撓性材料から成る伝達部材２２
を介してドリル先端部２４が取付けられている。回転軸
８に螺合されるボルト２６と、ドリル先端部２４の基端
側には、それぞれ張出し部２６ａ，２４ａが設けられ上
記伝達部材２２内に埋め込まれて脱落しないように確実
に取付けられている。
示すように、ゴム等の可撓性材料から成る伝達部材２２
を介してドリル先端部２４が取付けられている。回転軸
８に螺合されるボルト２６と、ドリル先端部２４の基端
側には、それぞれ張出し部２６ａ，２４ａが設けられ上
記伝達部材２２内に埋め込まれて脱落しないように確実
に取付けられている。
【０００９】上記構成に係る回転工具２によって面取り
加工あるいはバリ取り加工を行う場合には、貫通穴２８
ａが形成された中空部材２８（図１参照）内に先ず矢印
Ａ方向に挿入した後、矢印Ｂ方向に移動させ、ドリル先
端部２４を穴２８ａの内面に当てて駆動軸６を回転させ
る。ドリル先端部２４と回転軸８との間には可撓性伝達
部材２２が介在しているので、ドリル先端部２４が穴２
８ａの内周にならって動けるため穴２８ａの全周に均一
な面取りを行うことができる。
加工あるいはバリ取り加工を行う場合には、貫通穴２８
ａが形成された中空部材２８（図１参照）内に先ず矢印
Ａ方向に挿入した後、矢印Ｂ方向に移動させ、ドリル先
端部２４を穴２８ａの内面に当てて駆動軸６を回転させ
る。ドリル先端部２４と回転軸８との間には可撓性伝達
部材２２が介在しているので、ドリル先端部２４が穴２
８ａの内周にならって動けるため穴２８ａの全周に均一
な面取りを行うことができる。
【００１０】また、図３に示すように円筒状中空部材３
０の中心からずれた位置に形成された円孔３０ａの開口
部は図４に示すように楕円形になっており、従来の剛体
ドリルの場合には、ドリル中心を孔３０ａの長手方向に
移動する必要があった。これに対し上記回転工具２の場
合には、ドリル先端部２４を孔３０ａの深さ方向に移動
させると、楕円形の長手方向に沿って変位し均一な面取
りを行うことができる。なお、ドリル先端部２４の形
状、駆動軸６および回転軸８の配置等は図示のものに限
定されないことは勿論である。
０の中心からずれた位置に形成された円孔３０ａの開口
部は図４に示すように楕円形になっており、従来の剛体
ドリルの場合には、ドリル中心を孔３０ａの長手方向に
移動する必要があった。これに対し上記回転工具２の場
合には、ドリル先端部２４を孔３０ａの深さ方向に移動
させると、楕円形の長手方向に沿って変位し均一な面取
りを行うことができる。なお、ドリル先端部２４の形
状、駆動軸６および回転軸８の配置等は図示のものに限
定されないことは勿論である。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、回転
軸と加工を行う工具先端部との間に可撓性の伝達部材を
介在させたので、穴の形状に沿って工具先端部がたわむ
ことができるため、均一な面取りが可能であり、しかも
作業性も向上する。
軸と加工を行う工具先端部との間に可撓性の伝達部材を
介在させたので、穴の形状に沿って工具先端部がたわむ
ことができるため、均一な面取りが可能であり、しかも
作業性も向上する。
【図１】本発明の一実施例に係る回転工具による加工状
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図２】工具先端部の拡大図である。
【図３】加工時の一例を示す図である。
【図４】図３の孔の開口部の形状を示す図である。
【図５】従来の回転工具の縦断面図である。
【図６】回転工具によって加工される中空部材の断面図
である。
である。
【図７】図６のＣ方向矢視図である。
２ 回転工具 ８ 回転軸 ２２ 伝達部材 ２４ 工具先端部（ドリル先端部） ２８ａ 穴
Claims (1)
- 【請求項１】 中空部材に形成された穴の内面側の加工
を行う回転工具において、駆動源に連結されて回転する
回転軸と穴の内面に接して加工を行う工具先端部とを可
撓性の伝達部材を介して連結したことを特徴とする回転
工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31353091A JPH05123915A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 回転工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31353091A JPH05123915A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 回転工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05123915A true JPH05123915A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18042427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31353091A Pending JPH05123915A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 回転工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05123915A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012015913A3 (en) * | 2010-07-29 | 2012-04-19 | Nomis Llc | Right angle drive with center support |
| USD764248S1 (en) | 2015-04-22 | 2016-08-23 | Nomis Llc | Right angle drive |
| USD789171S1 (en) | 2016-01-21 | 2017-06-13 | Nomis Llc | Right angle drive |
| USD907456S1 (en) | 2019-05-21 | 2021-01-12 | Nomis Llc | Right angle drill attachment |
| USD907455S1 (en) | 2019-05-21 | 2021-01-12 | Nomis Llc | Right angle drive attachment |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP31353091A patent/JPH05123915A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012015913A3 (en) * | 2010-07-29 | 2012-04-19 | Nomis Llc | Right angle drive with center support |
| CN103079735A (zh) * | 2010-07-29 | 2013-05-01 | 诺米斯有限责任公司 | 具有中心支承件的直角传动装置 |
| US8707816B2 (en) | 2010-07-29 | 2014-04-29 | Nomis Llc | Right angle drive with center support |
| USD764248S1 (en) | 2015-04-22 | 2016-08-23 | Nomis Llc | Right angle drive |
| USD789171S1 (en) | 2016-01-21 | 2017-06-13 | Nomis Llc | Right angle drive |
| USD907456S1 (en) | 2019-05-21 | 2021-01-12 | Nomis Llc | Right angle drill attachment |
| USD907455S1 (en) | 2019-05-21 | 2021-01-12 | Nomis Llc | Right angle drive attachment |
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