JPH0512350A - 学術論文データベースシステム - Google Patents

学術論文データベースシステム

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JPH0512350A
JPH0512350A JP3185576A JP18557691A JPH0512350A JP H0512350 A JPH0512350 A JP H0512350A JP 3185576 A JP3185576 A JP 3185576A JP 18557691 A JP18557691 A JP 18557691A JP H0512350 A JPH0512350 A JP H0512350A
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JP3185576A
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Masa Saito
雅 斎藤
Takahiro Nakajima
孝浩 中島
Michitaka Yazaki
道崇 矢崎
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 論文内容の理解が容易にできるようにして論
文学術データの検索の容易且つ迅速化を図る。 【構成】 テキストデータ、図・表データを学術文デー
タの検索を、表示画面14を参照しながら所望に行う際
の学術論文データベースシステムにおいて、論文データ
の編集条件の指定を、書き換え可能な編集パラメータで
入力部16から行い、前記指定された編集パラメータに
従って中央処理装置18において、論文データの編集を
行い、編集された論文データを表示画面14に表示し、
又は出力プリンタ18から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、学術論文データベース
システムに係り、特に、テキストデータ、図・表データ
を含む学術論文データの検索を、表示画面を参照しなが
ら所望に行うための学術論文データベースシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】学術論文は、科学・技術の最新情報とし
て極めて価値の高いものである。研究者は、このような
学術論文を、現在の科学・技術水準を知る資料として、
あるいは、研究の基礎資料として参照する機会が多い。
【0003】学術論文を参照しようとする場合には、学
術論文の保存、閲覧業務を行う図書館等において学術論
文を検索し、あるいは、当該図書館等から何等かの形で
関連のある科学・技術分野の学術論文のデータを得て検
索する必要がある。この学術論文データの提供方法とし
て、従来、印刷物の形で配布していた。
【0004】今日、学術論文データの検索は対象論文の
タイトルあるいは、要旨を画面に表示して検索するオン
ライン検索が一般的となっているが、このようなオンラ
イン検索ができない場合に、学術論文のデータを取得し
ようとする際には、印刷物による提供方法から、CD
(コンパクトディスク)等の電子情報記録媒体による提
供方法に変りつつある。
【0005】一方、学術論文データは、今日の科学・技
術の進歩・発展に伴い、その数が膨大なものとなってお
り、関連ある科学・技術分野の全ての学術論文を全文を
通して参照するのは手間と時間がかかり極めて困難であ
る。
【0006】従って、従来は、参照しようとする科学・
技術分野において高度な研究をしていると目される大学
や研究機関から発行された学術論文を中心として論文検
索を行っていた。しかしながら、これでは、当該大学等
以外から発表された学術論文については参照されず、良
質な研究成果が埋もれてしまう場合があり、科学・技術
の進歩、向上の面で極めて問題である。
【0007】これに対して、学術論文の検索を迅速且つ
容易化して、広い範囲に亘って対象論文を検索し得るよ
うに、学術論文のデータベース化が進められている。こ
のデータベース化により、学術論文の対象中のキーワー
ドや著者名で検索を行い、検索の容易化が図られてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにキーワード等で検索された学術論文が必要なもので
あるか否かを判断するためには、論文内容の把握をしな
ければならず、やはり当該論文の全文について参照しな
ければならない。従って、更に検索の迅速・容易化する
技術が要請されているが、従来は、このような論文検索
において論文内容全文を順次画面に表示したり、紙面に
論文内容全文をプリントアウトしたりして参照し、論文
内容を把握しており、前記要請に十分答え得る技術がな
いという問題点があった。
【0009】又、論文の画面表示又はプリントアウト、
ディスクセーブ等の出力をするに際して予め固定して定
められた編集条件により編集し、固定された文書形式で
画面表示等がされていた。このため、論文内容の理解が
し難く、結局、論文検索の迅速容易化の障害となるとい
う問題点があった。
【0010】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、論文内容の理解が容易にできるよう
にして、学術論文データの迅速、且つ、容易な検索を可
能とする学術論文データベースシステムを提供すること
を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、テキストデー
タ、図・表データを含む学術論文データの検索を、表示
画面を参照しながら所望に行うための学術論文データベ
ースシステムにおいて、論文データの編集条件を、書き
換え可能な編集パラメータで指定するための手段と、指
定された編集パラメータに従って論文データの編集を行
うための手段と、編集された論文データを表示画面に表
示し、又は出力するための手段とを備えたことにより、
前記課題を解決するものである。
【0012】
【作用】発明者は、学術論文データベースの検索を迅速
・容易にするべく種々の検討を行った。この場合に、検
索しようとする学術論文の内容を早期に把握できれば、
前記検索の迅速・容易化を伸展させることができる。
【0013】検索に際して論文データを画面に表示し、
又はプリントアウト、ディスクセーブ等の出力をする。
この表示された、又は出力された論文データが見易い文
書形式(フォーマット)であれば、検索論文の内容把握
が容易になり、ひいては容易、且つ、迅速な論文検索が
可能となる。
【0014】ここで、論文データを画面表示又は出力す
るに際しては、予め定められた編集条件に従って編集
し、編集後の文書データについて画面表示等を行う。従
って、この編集条件が書き換え可能であれば自由な文書
形式で画面表示等が行える。
【0015】そこで、発明者は編集条件を書き換え可能
な編集パラメータで指定し、指定された編集パラメータ
で論文データを編集することを着想して本発明を創案し
たものである。
【0016】編集パラメータには、例えば後出図5に示
されるファイルフォーマット中のものがある。このフォ
ーマット内の個々の編集パラメータ、例えば出力位置C
OMの書き換えにより編集条件が変わり、所望の文書形
式で画面表示又はプリントアウト等の出力が可能とな
る。
【0017】本発明によれば、検索論文の内容把握が容
易なため、容易且つ迅速な論文検索ができる。このた
め、従来困難であった全国的範囲に亘る大学、研究所等
の学術論文の検索が可能になる。従って、研究者は質の
良い資料を入手し易くなる。又、学術論文の質の良否が
学術論文の参照される回数の多少に強く影響するように
なることから、研究者にとって質の良い研究を行うため
の刺激剤となり得る。よって、本発明は、学科、技術の
進歩発展に多くの貢献ができる。
【0018】又、プリントアウトされた論文は、高品質
なものにし得る。従って、質の高い学術論文を美しい紙
面で提供することができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0020】この実施例は、図1に示すような構成の、
データベース中の複数の学術論文中から所望する学術論
文を検索し(論文検索)、且つ、論文検索された学術論
文について所望の情報を検索する(論文内検索)ための
学術論文データベースシステムである。
【0021】実施例のデータベースシステムは、図・表
一覧表示及び検索機能と、本文編集表示機能と、図表情
報アイコン表示機能とを有する。
【0022】図・表一覧表示及び機能は、論文内検索に
おいて、参照しようとする学術論文が含む図・表一覧を
画面に表示して図・表の選択を可能とし、選択図・表の
イメージデータを画面に表示する機能である。
【0023】又、本文編集表示機能は、論文の本文を自
由に編集して画面に表示する機能である。
【0024】又、図・表情報アイコン表示機能は、表示
している本文中に図・表を指し示す言語が存在する場合
に、その本文を表示する際に自動的に図・表をアイコン
表示し、アイコンの選択により図・表内容を画面にウィ
ンドウ表示する機能である。
【0025】図1に示すように、このデータベースシス
テムには、電子記録情報媒体10と、中央処理装置12
と、表示画面14と、情報入力部16と、出力プリンタ
18と、出力電子情報記録媒体20とが備えらる。
【0026】前記電子情報記録媒体10は、学術論文の
テキスト(文字)データの全てを含む論文テキストファ
イルと、当該学術論文の図・表データの全てを含む画像
ファイルとが、複数の学術論文について格納されるもの
である。当該論文テキストファイル、及び画像ファイル
の詳細な内容は後述する。なお、この電子情報記録媒体
10には、CD−ROM(コンパクトディスク−リード
オンリーメモリ)を用いることができる。
【0027】前記中央処理装置12は、情報入力部16
から入力された論文検索のための情報又は論文内検索の
ための情報に従って、前記電子情報記録媒体10内のテ
キストファイルや図・表のデータの検索、編集、出力を
行うものである。前記論文検索情報、論文内検索情報及
び、図・表のデータの検索、編集、出力の内容の詳細は
後述する。この中央処理装置12には、パーソナルコン
ピュータを用いることができる。
【0028】前記表示画面14は、その画面上に論文検
索、論文内検索に必要な情報を表示すると共に、前記中
央処理装置12から出力された検索結果の各種情報を画
面上に表示するものである。前記表示画面14の表示手
段にはカラーCRT(陰極線管)を用いることができ
る。
【0029】前記情報入力部16は、ユーザが表示画面
14上の表示情報その他に基づき前記論文検索情報又は
論文内検索情報を前記中央処理装置12に入力するため
のものである。前記入力部16には、例えばキーボー
ド、マウスを用いることができる。
【0030】前記出力プリンタ18は、前記表示画面1
4上に表示されている情報又は表示情報に関連する情報
を、所望により紙面上にプリントアウトするものであ
る。
【0031】前記出力電子情報記録媒体20は、前記表
示画面14上に表示さている情報又は表示情報に関連す
る情報を、所望により格納する例えば磁気ディスクから
なる電子情報記録媒体であり、前記テキストデータの編
集条件が示されているレイアウトファイルと検索表示ソ
フトが格納されている。
【0032】ここで、前記電子情報記録媒体10内に格
納されている学術論文のテキストファイル、画像ファイ
ル及び前記出力電子情報記録媒体20内に格納されてい
るレイアウトファイルについて説明する。
【0033】前記論文のテキストファイルは、論文毎に
識別子を有し、又、個々の論文は論文の内容(テキス
ト)と論文の構造(本文、図、表、脚注、段落等)を表
わすタグとから構成される。このようなテキストファイ
ル中のタグとテキストとの例を図2に示す。
【0034】図2において〈TITLE〉〜〈/TIT
LE〉は論文のタイトルを、〈SUBTI〉〜〈/SU
BTI〉はサブタイトルを、〈NAME〉〜〈/NAM
E〉著作者名を、〈YOUTAI〉〜〈/YOUTA
I〉は要旨のタイトルを、〈YOUSI〉〜〈/YOU
SI〉は要旨の内容を、〈SECTI〉〜〈/SECT
I〉は節題を、〈SECTION〉〜〈/SECTIO
N〉は節の内容をそれぞれ示している。なお「〜」の部
分にはテキストの内容が入る。
【0035】又、タグが図・表を示すものの場合、画像
ファイル中の図・表データとのリンクをさせるため、例
えば図3(A)のように、図・表が存在する場所に、予
め、図・表のタグと、図・表番号、画像ファイルへのリ
ンク情報、及び、図・表の題名からなる図・表情報とが
入っている。これにより、図4に示すように論文テキス
トファイルと画像ファイルとは、リンク情報でリンクさ
れる。即ち、「図」については、例えば図番号が「1」
で、リンク情報が「0001」であり、図の題名が「企
業成長パターン」であれば、図3の(B)に示すように
タグと図情報が構成される。又、「表」については、例
えば表番号が「3−2」で、リンク情報は「0011」
であり、表の題名が「経営目標と業績の関係」であれ
ば、同じく図3の(B)に示すようにタグと表情報とが
構成される。
【0036】前記レイアウトファイルは、タグで示され
るテキストデータの編集条件とそれ以外からなるもので
ある。このレイアウトファイルの編集条件に従って、本
文を編集し、表示画面14上に表示する。ここでタグで
示されるデータの編集条件には、出力位置COM(セン
ター寄せCENTER、左寄せLEFT、右寄せRIG
HT、ノーマルNONAL)、文字サイズSIZ(全角
文字サイズ、ドット単位)、書体SYO(書体ナン
バ)、字間長BTC(前文字との間隔、ドット単位)、
行間長BTL(前行との間隔、ドット単位)、トップマ
ージンTOP(前タグデータからの行間長、ドット単
位)、左マージンLFT(ドット単位)、表示領域長B
OX(同行中の最大文字数)、先頭に付加する文字列H
ED、末尾に付加する文字列TAL等のパラメータ(編
集パラメータ)がある。又、前記編集条件以外のもとし
ては、組方(縦組、横組)、タグそのものの表示(表示
タグ;〈図〉、〈表〉等)がある。
【0037】図5は、このように構成されるファイルフ
ォーマットを表示画面14上に表示した一例を示すもの
である。
【0038】図5のファイルフォーマットにおいては、
符号100、101にタグが示され、タグ〈NAME〉
は著作者明、タグ〈YOUTAI〉は要旨のタイトルを
示す。又、103、104はフォーマットの内容であ
る。
【0039】103のフォーマットにおいては、出力位
置COMが右寄せ、字間長BTCが0ドット、行間長B
TLが16ドット、トップマージンTOPが32ドッ
ト、左マージンLFTが16ドット、表示領域長BOX
が608ドット、先頭付加文字列HEDが“××”、末
尾付加文字列TALがなしである。
【0040】又、104のフォーマットにおいては、出
力位置COMがノーマル、字間長BTCが16ドット、
行間長BTLが0ドット、トップマージンTOPが0ド
ット、左マージンLFTが32ドット、表示領域長BO
Xが480ドット、先頭付加文字“〈”、末尾付加文字
“〉”である。
【0041】前記画像ファイルは、論文中の図・表のイ
メージデータを格納するものであり、テキストデータの
図・表のタグに対応するタグ毎にリンク情報が付加され
てイメージデータは格納されている。
【0042】本実施例のデータベースシステムは、中央
処理装置12において、前記の各ファイル内データを用
いた処理を行うことにより、前記図・表一覧表示及び検
索機能と、本文編集機能と、図・表情報アイコン表示機
能とが次のように構成されるものである。
【0043】前記図・表一覧表示及び検索機能は、テキ
ストファイルと画像ファイルが、図3に示すようなリン
ク情報で対応づけられていることから、論文のテスキト
ファイル中に存在する図・表情報から、当該画像ファイ
ル中の図、表データを検索するようになっている。
【0044】即ち、予め論文のテキストファイル中より
図・表情報を抽出し、抽出情報からなる図・表ファイル
を作成しておく。この図・表ファイルは、存在する図・
表タグ毎に図・表のタグ、図・表番号、画像ファイルへ
のリンク情報、図・表の題名からなる。
【0045】例えば図3(A)テキスト内の図・表情報
を抽出して、図3(C)に示すような図・表ファイル情
報が構成される。例えば図・表情報が前記図3(B)に
示すものであれば、例えば図3(D)のように図・表フ
ァイル情報が構成される。
【0046】前記のように構成された図・表ファイルを
編集して図・表一覧画面のデータを作成し、表示画面1
4上に表示する。この表示一覧画面中の図・表の選択に
より、図・表の内容を画面上に表示するようになってい
る。従って、図・表の目次で検索できるため、検査が容
易、且つ迅速化する。
【0047】図6に表示画面の一例を示す。図6では、
図・表目次に論文タイトル、著作名、論文誌各を示し、
各項目に「図」、000等のように図番号、表番号と共
に図・表の説明(図・表の題目名等)からなる目次項目
を表示する。この目次項目の選択により例えば図7のよ
うに選択した図の目次と共に図の内容を表示する。これ
により、図・表の説明から当該図・表の大略の内容を知
ることができ、しかも、自由に図・表の読み出しがで
き、論文の内容を迅速、且つ容易に把握できるようにな
る。
【0048】なお、表示一覧画面の表示と同時に種々の
機能のアイコンを表示することができる。図6におい
て、符号6A、6Bで示すアイコンは、図・表項目を
上、下に選択するもの、6C、6Dのアイコンは選択図
・表の内容のセーブ、プリントするもの、6E、6Fの
アイコンは表示されている画面をセーブ、プリントする
ものである。
【0049】又、図7において符号7A、7Bのアイコ
ンは前番号の図、後番号の図を表示されるもの、7C、
7Dのアイコンは画面内容をセーブ、プリントするも
の、7Eのアイコンは図表一覧画面を再び表示させるも
のである。
【0050】次に本文編集機能の内容について説明す
る。
【0051】前記中央処理装置12は、図8に示すよう
に、テキストファイルデータとレイアウトデータとを読
込んでテキストファイル内データをレイアウトファイル
データに従って編集し、論文編集ファイルを作成する。
この編集はタグ単位に行われ、例えば図9に示すように
表示1行文がレコードとなる編集ファイルを作成する。
表示画面12に表示する場合には、一画面に入るだけの
行数のデータが一単位として表示される。又、プリンタ
出力する場合は1行分データを順次出力する。
【0052】実施例システムは、本文編集機能を実現す
るため、レイアウトファイル中のデータを書換えを可能
とする。具体的にはレイアウトファイル中のタグ毎の編
集条件例えば前記図5に示したファイルフォーマットを
書換え可能とする。前記図2に示したテキストファイル
内データの編集を、ファイルフォーマットが種々書換え
られたレイアウトファイルデータで行った例を図10、
図11に示す。図10、図11では画面レイアウトが大
きく違い、異なった印象を与える。
【0053】次に、図・表情報アイコン表示機能につい
て説明する。
【0054】前記テキストファイル中には、例えば前記
図3(B)のように、図表が存在する場所及び、図表を
指し示す言葉(図・表の題名等)が存在する場所に、予
め図表のタグと図表番号、画像ファイルのリンク情報及
び図表の題名とが入っている。
【0055】そこで、前記アイコン表示機能を実現する
ため、論文テキストファイル、レイアウトファイルから
本文の出力編集を行い論文編集ファイルを作成する(1
行単位に)時点で、その行中に図・表タグが存在する場
合に、論文編集ファイル中に1行単位でタグ情報を付加
する。付加するタグ情報はアイコンに表示する文字列、
画像ファイルのリンク情報とする。
【0056】本文を表示画像14に表示する際に、タグ
情報の付加された行が出力されようとする場合、アイコ
ンを自動的に表示し、そのアイコンが選択された場合
に、前記リンク情報から画像ファイルを検索して、アイ
コンに対応する図・表のイメージデータをウィンドウに
表示する。
【0057】このように本文とアイコンが表示画面14
に表示された例を図12に示す。図12においては、本
文中にアイコン表示すべき「図1」、「脚注」の言葉が
存在し、それを符号12A、12Bで示すアイコン「図
1」、「脚注」と表示している。これら「図1」、「脚
注」のアイコンのうち「図1」を選択した場合、例え
ば、図13で示すように、符号13Aのウィンドウ領域
内に当該「図1」の内容を表示する。なお、図12、1
3において、符号TEは本文表示領域、12C、12D
は本文の前頁、後頁を選択するアイコン、12Eは目次
画面へ戻るためのアイコン、12F、12Gは画面内容
のセーブ、プリントのためのアイコンである。又、13
Bはウィンドウ領域を閉じて本文を表示するためのアイ
コンである。
【0058】次に、実施例の学術論文データベースシス
テムにおける対象論文検索の内容について詳細に説明す
る。
【0059】まず、このシステムの検索においては、書
誌情報検索とキーワード検索とを行うことができる。書
誌情報検索は、書誌情報をキーとして対象論文を検索す
るものであり、キーワード検索はキーワードをキーとし
て対象論文を検索するものである。書誌情報検索キーに
は論文誌名、論文タイトル(副題)、著者名、大学等の
所属機関、発行元(発行者)、出版年等がある。又、キ
ーワード検索キーには論文タイトル(副題)、抄録中キ
ーワードがある。
【0060】前記書誌情報検索及びキーワード検索のい
ずれも、例えば図14に示すようなメニュー画面にキー
を入力することにより検索を行う。
【0061】前記システムにおいて検索するに際して
は、前記書誌情報検索キーを選択するための、例えば図
14に示すようなメニュー画面と、検索により得られた
論文のタイトル一覧が表示されるタイトル一覧画面と、
参照したい論文の書誌情報が表示され書誌情報画面と、
参照したい論文の抄録が表示される抄録画面と、参照し
たい論文の図・表の一覧が表示され例えば図6に示すよ
うな図表一覧画面と、前記図表一覧画面の図表目次で選
択された項目の図・表の画面とを所望に応じて表示す
る。例えば図7に示すような図表表示画面においては、
参照したい論文の目次が表示され、目次画面等を参照し
ながら検索を行うようになっている。これら各画面は、
テキストファイル、画像ファイルのタグで示されるデー
タ内容を編集して表示される。
【0062】図14のメニュー画面において、符号SB
はヘルプ画面である。又、F1〜F6に論文誌名、論文
タイトル、著者名、所属機関(大学、学部、学科等)、
発行元、出版年等の諸雑情報キーの入力項目である。
又、KW1〜KW3にキーワードが入力されるようにな
っている。又、K1は検索論文件数の表示であり、K2
は入力した項目のクリア、K3は全ての入力項目のクリ
ア、K4は後述するヘルプ画面検索、K5は入力項目等
に従った検索実行、K6は検索結果の論文タイトル表示
K7は検索終了の各アイコンである。
【0063】なお、ヘルプ画面SBは、キーとなる情報
例えば著作者氏名等のキー情報を完全にはわからないと
きに、そのキー情報構成部分、例えば氏しか知らなくて
もその氏によりキー情報を得るためのものである。この
ヘルプ画面による検索の詳細は後述する。
【0064】次に実施例の学術論文データべースシステ
ムの作用を説明する。
【0065】本データベースシステムの対象論文の検索
の全体的な流れを図15に示し、この図の流れに従っ
て、検索の内容を詳細に説明する。
【0066】まず、論文検索について説明する。論文検
索を行う際には、図14に示すようなメニュー検索画面
が表示画面14上に表示される(ステップ1)。
【0067】書誌情報で検索する場合は、図14の符号
F1〜F6で示すように6項目を用い、検索者は必要な
項目にのみキーを入力する。又、キーワードで検索を行
う場合には、図14のKW1〜KW3で示すキーワード
項目にキーワードを入力する。これら入力するキーは1
単語で与える。この1単語は和文の場合ひとつながりを
言い、英文の場合1単語を言う。又、書誌情報の各項目
及びキーワードは項目内で複数与えることが可能であ
る。キーワード同士のand 、or、not を取った検索が可
能である。例えば、論文タイトル中に「自然」のキーが
存在し、「AI」のキーが存在しない論文を抽出する場
合、自然 and not AIのキーを入力して検索すること
ができる。
【0068】又、検索者がキーを入力する場合、キー情
報を得るためにヘルプ画面を表示することができる(ス
テップ2)。ヘルプ画面の例は図4のBSで示すように
表示される。
【0069】即ち、前記ヘルプ画面を表示するに際し
て、キー情報を得るためのサブキーを与えて、このサブ
キーで部分一致(前方一致又は後方一致)するキー情報
のみを表示することが可能である。図14の場合、「高
橋」というサブキーを与えて、それと部分一致するキー
情報(この場合、著作者氏名)を表示できる。又、表示
するキー情報の総件数をヘルプ画面上に表示する。な
お、ヘルプ画面で複数のキーを同時に選択した場合、そ
れらのキーはand で接続される。このヘルプ画面の検索
が終了した後、再びメニュー画面に戻って検索開始でき
る。
【0070】論文検索が終了すると、図14の符号K1
で示すように検索画面上に検索された論文の総件数が表
示される。又、検索のために与えたキーが全て画面上に
保存されており、キーの修正、追加等を行った後再び論
検索を行うことができる。
【0071】又、符号K2で示すアイコンの「項目クリ
ア」を選択することにより、関係のある項目のキーを削
除することができ、又、K3で示すアイコンの「全クリ
ア」を選択することにより、メニュー画面上の全てのキ
ーを削除することができる。
【0072】検索が終了した後、K4で示すアイコンの
「タイトル一覧」を選択することにより、検索された全
論文のタイトル一覧が表示画面14上に表示される(ス
テップ3)。
【0073】次いで、検索で得られた論文のタイトル一
覧から参照したい論文のタイトルを選択することによ
り、以後のステップで論文内検索を行うことができる。
又、論文内容が不要であればステップ1に戻ってメニュ
ー画面による論文検索をくり返すことができる。
【0074】論文のタイトルを選択した後に、その論文
の書誌情報、抄録、図表一覧等の内容のどれが見たいか
を選択する。例えば、前記書誌情報が選択された場合、
選択論文の書誌情報が画面上に表示される(ステップ4
A)。又、前記抄録が選択された場合、参照したい論文
の抄録が表示される(ステップ4B)。又、図面一覧が
選択された場合、参照したい論文の図・表の一覧が例え
ば前記図6のように表示される(ステップ4C)。
【0075】この図・表の目次の項目から所望する図・
表のものを選択することにより、その選択図・表のイメ
ージデータ、例えば図7に示されるように表示画面14
上に表示される(ステップ5A)。この場合、7A、7
Bのアイコンで前図・表、次図・表を選択することによ
り、表示されている図表の前後の目次の図・表のイメー
ジデータを表示できる。又、このイメージデータをプリ
ントアウトしたり、セーブしたりできる。
【0076】論文目次画面が選択された場合、その目次
の項目を選択することにより、その目次からの論文内容
を編集した状態で表示画面上14に表示できる(ステッ
プ5B)。なお、この表示に際し本文編集機能により本
文を自由に編集して画面に表示できる。
【0077】論文タイトルを選択すると、論文の最初か
ら表示される。表示される論文内容は、例えば図10、
図11に示すようになる。
【0078】又、図、表等を参照している文が画面に表
示されている場合に、その情報がアイコンとして表示さ
れる。この際、図・表情報アイコン表示機能により検索
できる。即ち、このアイコンの選択により図、表を図1
3に示すように画面のウィンドウ13A上に表示でき
る。
【0079】なお、所望の単語Tとしてサーチを選択す
ることにより、論文内の全ワードを当該サーチ単語でサ
ーチし、当該サーチ単語があった部分の論文内容を画面
上に表示する。
【0080】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、検
索する論文の内容把握が容易になるため、学術論文の検
索を簡易、迅速に行うことができる。これにより、従来
困難であった全国的範囲に亘る大学、研究所等の学術論
文の検索が可能になる。従って、研究者は質の良い資料
を入手し易くなる。又、学術論文は、その質の良否が学
術論文の参照される回数の多少に強く影響するようにな
ることから、研究者にとって質の良い研究を行うための
刺激剤となり得る。よって、科学、技術の進歩発展に多
くの貢献ができる。
【0081】又、検索された論文をプリントアウトする
に際し、高品質な文書形式にできるため、質の高い学術
論文を美しい紙面で提供することが可能になるという優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例に係る学術論文データ
ベースシステムの全体的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図2は、前記システムの、テキストファイル中
のタグとテキスト情報との例を示す線図である。
【図3】図3は、同じく、図・表情報の例を示す線図で
ある。
【図4】図4は、同じく、論文テキストファイルト画像
ファイルがリンク情報で結ばれている例を示す模式図で
ある。
【図5】図5は、同じく、レイアウトファイルの例を示
す線図である。
【図6】図6は、同じく、図・表一覧画面例を示す平面
図である。
【図7】図7は、同じく、図・表表示画面例を示す平面
図である。
【図8】図8は、論文テキストファイルとレイアウトフ
ァイルとから論文編集ファイルを作成する流れを示す模
式図である。
【図9】図9は、論文表示ファイル内データ構造例を示
す模式図である。
【図10】図10は、同じく、編集後の論文表示画面例
を示す平面図である。
【図11】図11は、同じく、編集後の論文表示画面の
他の例を示す平面図である。
【図12】図12は、同じく図・表情報アイコン表示機
能を行う際の論文内容表示画面例を示す平面図である。
【図13】図13は、同じく前記論文画面から図・表が
選択された場合に図・表がウィンドウ表示された例を示
す平面図である。
【図14】図14は、同じく論文検索する場合のメニュ
ー画面の例を示す平面図である。
【図15】図15は、実施例の学術論文データベースシ
ステムの全体的な検索手順の流れを示す流れ図である。
【符号の説明】
10…電子情報記録媒体、 12…中央処理装置、 14…表示画面、 16…情報入力部、 18…出力プリンタ、 20…出力電子情報記録媒体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】テキストデータ、図・表データを含む学術
    論文データの検索を、表示画面を参照しながら所望に行
    うための学術論文データベースシステムにおいて、 論文データの編集条件を、書き換え可能な編集パラメー
    タで指定するための手段と、 指定された編集パラメータに従って論文データの編集を
    行うための手段と、 編集された論文データを表示画面に表示し、又は出力す
    るための手段と、 を備えたことを特徴とする学術論文データベースシステ
    ム。
JP3185576A 1991-06-28 1991-06-28 学術論文データベースシステム Pending JPH0512350A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272884A (ja) * 2006-03-17 2007-10-18 Proquest-Csa Llc 情報発見タスクのために公表文献のキャプション付きオブジェクトに索引付けする方法およびシステム

Cited By (3)

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JP2007272884A (ja) * 2006-03-17 2007-10-18 Proquest-Csa Llc 情報発見タスクのために公表文献のキャプション付きオブジェクトに索引付けする方法およびシステム
US7765199B2 (en) 2006-03-17 2010-07-27 Proquest Llc Method and system to index captioned objects in published literature for information discovery tasks
US8024364B2 (en) 2006-03-17 2011-09-20 Proquest Llc Method and system to search objects in published literature for information discovery tasks

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