JPH05123274A - 電気掃除機用床ノズル - Google Patents

電気掃除機用床ノズル

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JPH05123274A
JPH05123274A JP29120491A JP29120491A JPH05123274A JP H05123274 A JPH05123274 A JP H05123274A JP 29120491 A JP29120491 A JP 29120491A JP 29120491 A JP29120491 A JP 29120491A JP H05123274 A JPH05123274 A JP H05123274A
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JP
Japan
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floor nozzle
agitator
main body
clutch
vacuum cleaner
Prior art date
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Pending
Application number
JP29120491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kaji
雅弘 梶
Katsutaka Murata
克孝 村田
Masakuni Soejima
雅邦 副島
Mitsuo Ishii
光男 石井
Hiroyuki Uratani
裕之 浦谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP29120491A priority Critical patent/JPH05123274A/ja
Publication of JPH05123274A publication Critical patent/JPH05123274A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気掃除機用床ノズルにおいて、主にじゅう
たん上で前進運動させるときに、吸込口両端近傍に設け
たローラーA,同Bを駆動させるこで、操作抵抗を軽減
させることを目的とする。 【構成】 クラッチA34,同B38よりなるクラッチ
機構と、床ノズル進行方向検出装置42を用いることに
よって、床ノズル本体11を前進運動させたときのみ、
吸込口17両端近傍に設けたローラーA29,同B30
を回転させるため、従来の床ノズルに比べモーター21
の負担が軽く、ローラーA29,同B30が確実に駆動
力を伝達するよう構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機用床ノズル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種床ノズルは、図7に示す構成
を採っているものがあり、床ノズル1内にアジテーター
2と、前記アジテーター2をベルト3を介し駆動する駆
動源4とを備え、じゅうたん掃除においては、前記アジ
テーター2を回転させてじゅうたん上の塵埃をはき出す
構造のものが一般であったが、電機掃除機本体に接続さ
れ使用されるため、床ノズル1を引くときには、床ノズ
ル1に対して延長管によって床ノズル1を持ち上げる方
向に力が作用し、床ノズル1がじゅうたんから浮くよう
になるため、じゅうたんから受ける操作抵抗が少なくな
り、特に操作上問題はないが、床ノズル1を押すときに
は、延長管によって床ノズル1がじゅうたん上に押しつ
けられ、操作性が重くなる欠点があった。そこで、最近
ではこの欠点を解消すべく図8〜図9に示す構成を採っ
ているものがある。すなわち床ノズル5内にアジテータ
ー6と、前記アジテーター6をベルト7を介し駆動する
駆動源8と、前記駆動源8よりベルト7を介して駆動さ
れる走行駆動ローラー9と、床ノズル5の進行方向を検
知する床ノズル進行方向検出装置10を設け、前記床ノ
ズル進行方向検出装置10により、前記駆動源8の回転
方向を変換させる構造のものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のものでは、走行駆動ローラー9は、床ノズル5の前
後方向の操作力を軽減すべく床ノズル5の走行を補助し
ているため、床ノズル5の前後方向の移動に伴い、走行
駆動ローラー9の回転方向を急に変える必要があり、そ
の為駆動源8に多大なるストレスが加わる為、駆動源8
の容量を大きくしなければならない問題があった。さら
に、じゅうたんのような床ノズル5の吸着により変形す
る被掃除面を掃除するときには、走行駆動ローラー9が
吸込口より離れているため、最も吸着力が加わる吸込口
から離れると、走行駆動ローラー9とじゅうたんとの当
接力が吸込部より弱くなるため、走行駆動ローラー9が
スリップする問題があった。
【0004】又、床ノズル進行方向検出装置10が床ノ
ズル5底面に設けられるため実際に床ノズル15が動い
た後でなければ走行駆動ローラ9が駆動しないこととな
りタイムラグが生じ、始動時の操作性が不自然であっ
た。
【0005】本発明は上記問題点を解決するもので、床
ノズルの操作を軽く行えると共に駆動源に負担がかかり
にくく、かつ始動時の不自然な操作性を解消することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような従来の問題点
を解決すべく本発明の第一の手段は、吸込口を有する床
ノズル本体と、前記吸込口に回転する様設けたアジテー
ターと、その前記アジテーターの駆動源となるモーター
と、前記アジテーターとクラッチを介して連結させたロ
ーラーとを備え、前記アジテーターの回転方向は、床ノ
ズル本体の前進運動に対して順方向になる様に設定し、
さらにクラッチは、床ノズル下部に設けた検出装置によ
り床ノズルが前進時に噛み合い、後退時に切り離す様に
構成し、ローラーをアジテーターの両端に設けたもので
あり、第二の手段においては、床ノズル進行方向検出ス
イッチを、電気掃除機本体と床ノズルを接続するホース
取手上に設けられたものである。
【0007】
【作用】上記本発明の第一の手段において、床ノズル下
部に設けた検出装置により、床ノズルが前進時にクラッ
チが噛み合う様に構成しているため、床ノズルの操作の
重い前進動作において、アジテーターによりローラーが
駆動され、軽い操作で掃除ができるものであり、駆動源
の回転方向を一定にできる為、駆動源に多大なるストレ
スを与える事もなく、駆動源の容量を小さくすることが
できる。さらに、吸込時に最も吸着力が加わる吸込口両
端にローラーを設けた為、ローラーが確実にじゅうたん
上に当接し、床ノズル本体を前方へ駆動できるものであ
る。又第二の手段においては、第一の手段のように、ホ
ース取手上に床ノズル進行方向検出スイッチを設けたた
め、作業者の手の動きに応じて、瞬時にクラッチの切替
をすることができ、作業者の意思がただちに床ノズルの
ローラーの動きに伝わるものである。
【0008】
【実施例】以下、その実施例を添付図面とともに説明す
る。図1〜図4において、11は床ノズル本体で、バン
バー12,後バンバーA13,同B14を介して上部床
ノズル15、下部床ノズル16を結合して得たものであ
り、その前方内部には下方開口を吸込口17とした吸込
室18が形成してある。この吸込室18の中央は、床ノ
ズル本体11の後方で上部床ノズル15,下部床ノズル
16に俯仰自在に狭持された連通管19と、この連通管
19に回転自在に結合された接続管20に連通し、か
つ、この接続管20には、電気掃除機の吸引側にホース
を介して連通した延長管が着脱自在に接続される。連通
管19の左右には、アジテーター駆動用のモーター21
と、これを制御する制御部22が内設してあり、電源コ
ード23で給電される。24は吸込室18内にこれと平
行に設けられたアジテーターで、吸込室18の両側室壁
に配設した軸受A25,同B26で回転自在に保持され
ている。前記アジテーター24は、略円柱状回転子2
7、この外周面長手螺施方向に連続して装着された可撓
性材料でつくられた攪拌体28より構成されている。2
9,30はローラーA,同Bで外径は前記攪拌体28の
最大径とほぼ同一径に構成し、前記アジテーター24の
側近傍に回転可能に配置されている。31,32はアジ
テーター24の回転軸A,同Bであり、略円柱状回転子
27に圧入固定されている。前記回転軸A31はプーリ
ーA33を一体に支持し、さらにクラッチA34、ロー
ラーA29を同軸上に支持している。前記クラッチA3
4は、前記回転軸A31上でスラスト方向に移動可能に
構成されかつ、回転軸A31に設けられたキー35にて
常時係合され駆動される。前記ローラーA29は、前記
クラッチA34の爪A36に係合可能な爪B37を有す
るクラッチB38と一体に構成されている。前記クラッ
チA34とクラッチB38との間にはバネ39を配置
し、このバネ39によりクラッチA34とクラッチB3
8とは離れる方向に常時附勢されている。前記ローラー
A29は、前記回転軸A31と軸受C40で回転可能に
支持され、前記クラッチA34の爪A36と、前記クラ
ッチB38の爪B37とが係合したとき、プーリーA3
3により回転される。41は止め輪で、前記ローラーA
29を前記回転軸A31上に保持する。42は床ノズル
進行方向検出装置で吸込口17前部に位置し、下部床ノ
ズル本体43に植没されたピン44で回転可能に保持さ
れ、矢印A45方向に回転可能に設けられている。前記
床ノズル進行方向検出装置42は、先端部に爪C46を
有し、掃除面に接触可能に設けられている。前記爪C4
6は、床ノズル本体11を前方に移動させたとき、掃除
面により動作され、床ノズル進行方向検出装置42を矢
印A45方向に動作させる。前記床ノズル進行方向検出
装置42が矢印A45方向に動作されると、前記クラッ
チA34を矢印B47方向に動作し、爪A36と爪B3
7が係合するよう構成している。モーター21にはプー
リーB48が設けられており、ベルト49を介してプー
リーA33に駆動力を伝達し、アジテーター24を床ノ
ズル本体11の前進方向に対して順方向に回転するよう
構成している。
【0009】次に、この実施例の構成に於ける動作、作
用を説明する。床ノズル本体11にてじゅうたん上を掃
除する場合において、床ノズル本体11を前進運動させ
た場合、爪C46が掃除面により矢印A45方向に動作
され、床ノズル進行方向検出装置42がアジテータ24
のスラスト方向に移動可能に設けられたクラッチA34
を移動させ、クラッチA34上の爪A36と、クラッチ
B38上の爪B37が係合し、その結果プーリーA33
の駆動力をローラーA29に伝達し,ローラーA29を
床ノズル本体11の前進方向に対して順方向に回転させ
る。このときローラーA29は、床ノズル本体11を前
進させようとする力を補助し、軽い操作力にて操作でき
るものである。床ノズル本体11を後退運動させた場合
においては、爪C46が掃除面により矢印A45と逆方
向に動作され、床ノズル進行方向検出装置42がクラッ
チA34の附勢を解除し、バネ39の反発力によりクラ
ッチA34とクラッチB38の係合を解除させ、ローラ
ーA29が回転軸A31で空転可能となり、じゅうたん
上を回転する。又、吸込口17に最も吸着力がかかり、
アジテーター24両端部にローラーA29,同B30を
配置することによって、ローラーA29,同B30がじ
ゅうたん上で強く当接するため、床ノズル本体11移動
時にはローラーA29,同B30がじゅうたん上で効率
よく走行し、軽い操作力で床ノズル本体11を移動する
ことができるものである。
【0010】次に、第二実施例を図5,図6とともに説
明する。図5において、床ノズル本体11に延長管A5
1,同B52が順次着脱自在に接続されており、延長管
B52に掃除作業者が手に持つ取手53が接続されてお
り、取手53上に床ノズル進行方向検出スイッチ54が
設けられている。また図6において、55は動作板で、
下部床ノズル本体43に植没された回転軸56で回転可
能に支持されている。57はソレノイドで、前記床ノズ
ル進行方向検出スイッチ54が押されたときのみ通電
し、そのときソレノイド57は矢印C58方向に動作
し、そのため前記動作板55を矢印D59方向に回転さ
せるよう構成されている。
【0011】次に、この第二実施例の構成に於ける動
作,作用を説明する。床ノズル本体11を前進移動させ
たとき,床ノズル進行方向検出スイッチ54は作業者の
手によって押され、そのとき前記ソレノイド57が通電
され、そのため動作板55を介して前記クラッチA34
をクラッチB38に押し付ける様作用し、それによりロ
ーラーA29が床ノズル本体11の前進運動に対して順
方向になる様回転し、床ノズル本体11の操作力を補助
し、床ノズル本体11を後退移動させたとき、床ノズル
進行方向検出スイッチ54は作業者の手から解除され、
そのとき前記ソレノイド57は通電を解除され、前記バ
ネ39の反発力により前記クラッチA34を解除させる
様作用し、ローラーA29は空転できる様作用するもの
である。本構成によって、作業者の手の動きに対して、
瞬時にクラッチの切替えができ、それによって瞬時にロ
ーラーA29の回転,空転の切替が出来、タイムラグを
発生させることもなく、素早いタイミングで床ノズル本
体11の運動補助ができるものである。
【0012】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明によればローラーが、吸込時に最も吸着力が加わる
床ノズル吸込口両端に設けられており、そのローラーは
ホース取手上もしくは床ノズル下部に設けた検出装置に
より、床ノズルが前進時に噛み合い、後退時に切り離す
様に構成したクラッチを介して駆動し、床ノズルの操作
を補助することができ、床ノズルの操作を軽く行えると
共に駆動源に負担がかかりにくく、かつ始動時の不自然
な操作を解消した使い勝手のよい電気掃除機の床ノズル
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す床ノズルの上部吸込口を
取り外した状態図
【図2】同床ノズルの断面図
【図3】本発明の要部を示す断面図
【図4】本発明の動作部を示す状態図
【図5】本発明の第二の実施例を示す状態図
【図6】本発明の第二の実施例の要部を示す断面図
【図7】前者の従来の床ノズルの断面図
【図8】後者の従来の床ノズルの断面図
【図9】後者の従来の床ノズルの上部吸込口を取り外し
た状態図
【符号の説明】
11 床ノズル本体 16 下部床ノズル 17 吸込口 21 モーター 24 アジテーター 29 ローラーA 30 ローラーB 34 クラッチA 38 クラッチB 42 床ノズル進行方向検出装置 53 取手 54 床ノズル進行方向検出スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 光男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浦谷 裕之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口を有する床ノズル本体と、前記吸込
    口に回転する様設けたアジテーターと、その前記アジテ
    ーターの駆動源となるモーターと、前記アジテーターと
    クラッチを介して連結させたローラーとを備え、前記ア
    ジテーターの回転方向は、床ノズル本体の前進運動に対
    して順方向になる様に設定し、さらにクラッチは、床ノ
    ズル下部に設けた床ノズル進行方向検出装置により床ノ
    ズル本体が前進時に噛み合い、後退時に切り離す様に構
    成した電気掃除機用床ノズル。
  2. 【請求項2】ローラーをアジテーターの両端に設けた請
    求項1記載の電気掃除機用床ノズル。
  3. 【請求項3】床ノズル進行方向検出スイッチを、電気掃
    除機本体と床ノズル本体を接続するホース取手上に設け
    た請求項1記載の電気掃除機用床ノズル。
JP29120491A 1991-11-07 1991-11-07 電気掃除機用床ノズル Pending JPH05123274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29120491A JPH05123274A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 電気掃除機用床ノズル

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JP29120491A JPH05123274A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 電気掃除機用床ノズル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05123274A true JPH05123274A (ja) 1993-05-21

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ID=17765811

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29120491A Pending JPH05123274A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 電気掃除機用床ノズル

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JP (1) JPH05123274A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7665172B1 (en) * 2004-03-19 2010-02-23 Bissell Homecare, Inc. Sweeper

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7665172B1 (en) * 2004-03-19 2010-02-23 Bissell Homecare, Inc. Sweeper

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