JPH0512324Y2 - - Google Patents

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JPH0512324Y2
JPH0512324Y2 JP1987082498U JP8249887U JPH0512324Y2 JP H0512324 Y2 JPH0512324 Y2 JP H0512324Y2 JP 1987082498 U JP1987082498 U JP 1987082498U JP 8249887 U JP8249887 U JP 8249887U JP H0512324 Y2 JPH0512324 Y2 JP H0512324Y2
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liquid
pipe
pressure
pump
feeding pipe
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は転圧機械の転圧輪等に液体を噴射する
噴霧装置、特に噴霧開始時及び噴霧停止時に液体
の垂れを防止し得る噴霧装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
転圧機械を用いてアスフアルト舗設面の転圧を
行う場合、高温で溶融されたアスフアルト混合物
が走行する転圧輪に付着して転圧効果を損なうた
め、通常液体噴霧装置を用いて液体を転圧輪に吹
き付けることにより転圧輪へのアスフアルトの付
着を防止している。
前記の噴霧装置は、従来第3図に示すようにポ
ンプaからノズルbに至る送液管cの途中にポン
プaの運転時に送液管cを開状態にし、ポンプ停
止時に送液管cを閉状態にする2位置2方向切換
弁dを設け、スイツチeをオンにすると、モータ
fによりポンプaが起動すると共に切換弁dは開
状態になり、タンクg内の液体はフイルターhを
介して送られ、ノズルbから転圧輪Tに噴射され
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の噴霧装置によるとポンプaから
ノズルbに至る送液管cの距離が長いため、噴霧
開始時には送液管c内の圧力が低く、そのため液
体がノズルbより路面に先垂れしたり、一方噴霧
停止時にも送液管c内に残圧があるため液体がノ
ズルbより路面に後垂れして、液体ロスの発生に
加えて路面の変色や傷みの原因になるという問題
点があつた。
本考案は前記問題点に鑑み、噴霧開始時の先垂
れ及び噴霧停止時の後垂れを防止し得る転圧機械
の噴霧装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するための具体的手段とし
て、本考案は、ポンプの吐出側に送液管を接続
し、この送液管の端部に転圧輪に液体を噴霧する
ノズルを取付けた噴霧装置において、前記ノズル
の近傍に配置され、前記送液管内の圧力が所定の
圧力に上昇したときにこの送液管を導通させる逆
止弁と、前記送液管から分岐した圧抜き管に設け
られ、前記ポンプ運転時には遮断しており、ポン
プ停止時に導通して前記送液管内の圧力を急速に
低下させる切換弁とを備えることを特徴とする転
圧機械の噴霧装置を提案するものである。
〔作用〕
本考案によれば、送液管の途中に逆止弁を設け
てあるので、噴霧開始時においては送液管内の圧
力が一定になるまでノズルから液体が噴射され
ず、一定圧を超えると、その圧力によつてノズル
から液体が勢いよく噴射することになり、噴霧開
始時に液体が先垂れすることがない。
一方噴霧停止時においては、ポンプが停止する
と共に切換弁が作動し、送液管内の圧力が圧抜き
され送液管内の圧力が急速に低下するので、噴霧
停止時に液体が後垂れすることもなくなる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
もので、図中、1はタンク,2はタンク1内の液
体(軽油又は水等)を送出するポンプ,3はポン
プ2を駆動するモータ,4はポンプ2の吐出側に
接続した送液管,5はノズル,Tは転圧機械の転
圧輪,6はフイルター,7は電源,8はスイツチ
である。ノズル5の入口側即ち近傍には圧力型の
逆止弁つまり送液管4内の油圧が一定圧(約0.3
Kg/cm2)を超えると導通状態になる逆止弁9が配
置されている。なおフイルター6はポンプ2の吸
入側に配置してもよい。
又、送液管4の途中に圧抜き管10が分岐して
おり、この圧抜き管10に2位置2方向切換弁1
1が設けてある。この切換弁11はポンプ発停用
のスイツチ8を介して通電されるソレノイド12
によつて操作され、ポンプ2の運転時に圧抜き管
10を閉状態にし、又ポンプ2の停止時に圧抜き
管10を開状態にするように切換弁11の通液孔
が切り換わる。なお13は通電用の電線、14は
圧抜き管10の排出側に設けた圧抜き用タンクで
ある。
次に、本装置の作動を説明する。いまスイツチ
8を「オン」にすると、ポンプ2が起動し、タン
ク1内の液体が送液管に圧送され、送液管4内に
圧液が充満する。しかしノズル5の入口側に圧力
型の逆止弁9が設けてあり、又切換弁11は閉状
態にあるので、送液管4の内圧が一定圧(0.3
Kg/cm2程度)になるまで逆止弁9は閉じており、
ノズル5から液体が噴出することはない。そして
送液管4の内圧が一定を超えると、逆止弁9が開
き、ノズル5から液体が勢いよく噴射する。従つ
て噴霧開始時の先垂れを防止できる。
一方、スイツチ8を「オフ」にするとポンプ2
が停止し、切換弁11は第2図に示すように圧抜
き管10を開状態にするので、送液管4内の液体
は圧抜き管10を通つて圧抜き用タンク14に排
出される。従つて送液管4内の圧力が急速に低下
し、液体の後垂れを防止できる。
なお、本考案は前記の実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば圧抜きタンクを設ける代わ
りに圧抜き管をタンクに接続するようにしてもよ
く、また、圧力型の逆止弁をノズル吸入側に連結
する代りに、送液管のノズルに近い部分に配置し
てもよいことなど本考案の要旨を逸脱しない範囲
内で種々の変更を加え得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、本考案の転圧機械の噴霧
装置は次の優れた効果を発揮する。
送液管に、この送液管内の圧力が所定の圧力
に上昇したときにこれを導通させる逆止弁を設
けたので、噴霧開始時におけるノズルからの液
体の先垂れを防止することができる。
送液管に分岐させて圧抜き管を設け、この圧
抜き管に、ポンプ運転時には遮断しており、ポ
ンプ停止時に導通して前記送液管内の圧力を急
速に低下させる切換弁を設けたので、噴霧停止
時におけるノズルからの液体の後垂れを防止す
ることができる。
上述及びの結果、アスフアルト舗装作業
中に路面を変色させたり、傷めたりすることが
なく、また、液体の消費量を節減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例を示し、
第1図は噴霧装置の系統図、第2図は第1図にお
ける切替弁近傍の配管及び配線の部分を示し、特
にポンプ停止中の切替弁の作動状態を示す説明
図、第3図は従来の噴霧装置の系統図である。 1……タンク、2……ポンプ、4……送液管、
5……ノズル、9……逆止弁、10圧抜き管、1
1……2位置2方向切換弁、12……ソレノイ
ド、14……圧抜き用タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプの吐出側に送液管を接続し、この送液管
    の端部に転圧輪に液体を噴霧するノズルを取付け
    た噴霧装置において、前記ノズルの近傍に配置さ
    れ、前記送液管内の圧力が所定の圧力に上昇した
    ときにこの送液管を導通させる逆止弁と、前記送
    液管から分岐した圧抜き管に設けられ、前記ポン
    プ運転時には遮断しており、ポンプ停止時に導通
    して前記送液管内の圧力を急速に低下させる切換
    弁とを備えることを特徴とする転圧機械の噴霧装
    置。
JP1987082498U 1987-05-29 1987-05-29 Expired - Lifetime JPH0512324Y2 (ja)

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JPS63194910U JPS63194910U (ja) 1988-12-15
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4961328B2 (ja) * 2007-11-06 2012-06-27 日工株式会社 アスファルトプラント設備における付着防止剤の噴射装置

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JPS6193820A (ja) * 1984-10-15 1986-05-12 Sumitomo Chem Co Ltd スクリユ−ミキサ−の洗浄装置

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JPH0242790Y2 (ja) * 1984-10-12 1990-11-14
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