JPH051229B2 - - Google Patents

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JPH051229B2
JPH051229B2 JP61287258A JP28725886A JPH051229B2 JP H051229 B2 JPH051229 B2 JP H051229B2 JP 61287258 A JP61287258 A JP 61287258A JP 28725886 A JP28725886 A JP 28725886A JP H051229 B2 JPH051229 B2 JP H051229B2
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JP
Japan
Prior art keywords
polypropylene
parts
glass fiber
magnesium hydroxide
treated
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61287258A
Other languages
Japanese (ja)
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JPS63144177A (en
Inventor
Kazuo Tsucha
Hiroshi Kojima
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP28725886A priority Critical patent/JPS63144177A/en
Publication of JPS63144177A publication Critical patent/JPS63144177A/en
Publication of JPH051229B2 publication Critical patent/JPH051229B2/ja
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  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

[産業上の利用分野] 本発明は、機械型打ちプレスで型打ち(スタン
ピング成形の一種)するのに適したガラス繊維強
化複合体に関するもので、特に気密性と難燃性が
要求される分野の用途に用いられるガラス繊維強
化複合体に関するものである。 [従来の技術] 従来、機械型打ちプレスで型打ちするのに適合
するガラス繊維強化複合体に供される樹脂として
は、優れた機械的諸物性、成形加工性及び安価で
あることから、結晶性ポリプロピレンが使用され
ている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、結晶性ポリプロピレンをベース
ポリマーにして複合したガラス繊維強化複合体
は、機械型打ちプレスで型打ち加工すると、特に
複雑な形状の部分(例えば、リブ部、コーナー
部)の気密性が悪く、かつ可燃であるという大き
な欠点を有している。 [問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上述の点に鑑み、型打ち加工す
ることにより、特に複雑な形状部での気密性が良
好であるガラス繊維強化複合体、さらに気密性が
良好で難燃性の付与されたガラス繊維強化複合体
を提供すべく鋭意研究した結果、本発明を完成し
た。 すなわち、本発明は、マツト状のガラス繊維
に、変性ポリプロピレン及びアミン系化合物にて
表面処理された水酸化マグネシウムからなる難燃
剤を含むポリプロピレン樹脂を含浸せしめてなる
ガラス繊維強化複合体を提供するものである。 本発明において使用されるマツト状のガラス繊
維としては、ガラス長繊維(ストランド)が均一
に分散したストランドからなるマツトが使用さ
れ、均一なストランド分布を維持するためにマツ
トに充分な一体性あるいは保形性を付与したもの
が望ましい。この目的のためには、バーブ付針に
よつてマツトをニードルパンチングするに際し
て、バーブ付針はただマツトを貫通してマツト中
の繊維を交絡させ、且つマツトをゆるく結合さ
せ、決して強く結合させることはない。このため
機械型打ちプレスで型打ちする間に、マツトのス
トランドは樹脂の流れとともに自由に移動する。 本発明においては、変性ポリプロピレン及びア
ミン系化合物にて表面処理された水酸化マグネシ
ウムからなる難燃剤を含むポリプロピレン樹脂が
使用される。 前記ポリプロピレン樹脂(結晶性ポリプロピレ
ン)とは、ポリプロピレンホモポリマー、結晶性
エチレン−プロピレンランダムコポリマー、結晶
性エチレン−プロピレンブロツクコポリマー、結
晶性エチレン−プロピレンランダム重合ポストエ
チレン−プロピレンブロツクコポリマー、及び結
晶性プロピレン−ブテンコポリマーの総称であ
り、本発明の結晶性ポリプロピレンとしては、エ
チレン含有量が0.1〜10重量%の結晶性エチレン
−プロピレンランダムコポリマー、およびトータ
ールエチレン含有量が1〜20重量%の結晶性エチ
レン−プロピレンランダム重合ポストエチレン−
プロピレンブロツクコポリマーが、物性および成
形性の点から好ましい。前記の結晶性ポリプロピ
レンは、メルトフローレイトインデツクス
(MFR)が0.5〜100g/10分であるものが好まし
い。 本発明における変性ポリプロレンとは、上記の
結晶性ポリプロピレンを有機過酸化物等の触媒の
存在下に有機シラン化合物あるいは不飽和カルボ
ン酸類などの変性剤によつて熱処理して得られる
ものの総称であり、特に有機シラン化合物で変性
したものが好ましい。前記の変性ポリプロピレン
は、変性剤のグラフト率が0.01〜10重量%、特に
0.1〜5重量%で、MFRが1〜150g/10分であ
るものが好ましい。 前記の変性剤としては、ビニルトリエトキシシ
ラン、メタアクリロイルオキシトリメトキシシラ
ン、γ−メタアクリロイルオキシプロピルトリメ
トキシシラン、メタアクリロイルオキシシクロヘ
キシルトリメトキシシラン、γ−メタアクリロイ
ルオキシプロピルトリアセチルオキシシラン、メ
タアクリロイルオキシトリエトキシシラン、γ−
メタアクリロイルオキシプロピルトリエトキシシ
ランなどの有機シラン化合物、アクリル酸、無水
マレイン酸、無水イタコン酸、エンド−ビシクロ
−〔2,2,1〕−5−ヘプテン−2,3−無水ジ
カルボン酸などの不飽和カルボン酸および酸無水
物、アクリルグリシジルエーテル、2−メチル−
アリルグリシジルエーテル、アクリル酸ナトリウ
ム、メタアクリル酸ナトリウム、アクリル酸カル
シウム、メタアクリル酸カルシウム、アクリル酸
マグネシウム、メタアクリル酸マグネシウム、ア
クリル酸亜鉛、メタアクリル酸亜鉛、アクリル酸
アルミニウム、メタアクリル酸アルミニウム、ア
クリル酸鉄()、メタアクリル酸鉄()など
の(メタ)アクリル酸の金属塩化合物、トリアリ
ルシアヌレート、トリ(2−メチルアリル)シア
ヌレート、1,3,5−トリアクリロイルヘキサ
ヒジロ−s−トリアジン、1,3,5−トリアク
リロイルヘキサヒドロ−s−トリアジン、1,
3,5−トリメタアクリロイルヘキサヒドロ−s
−トリアジン、4−アクリロイルオキシフエノー
ル、4−(アクリロイルオキシメチル)フエノー
ル、4−アクリロイルオキシベンジルアルコー
ル、4−メタアクリロイルオキシフエノール、4
−メタアクリロイルオキシベンジルアルコール、
4−(メタアクリロイルオキシメチル)ベンジル
アルコールなどが挙げられる。これらの内でも、
有機シラン化合物が好ましい。前記の変性剤は、
1種のみ使用してもよく2種以上を混合して使用
してもよい。 さらに前記の有機過酸化物としては、1分半減
期温度が約160〜260℃の温度となるようなものが
好ましく、そのようなものとしては、例えば第三
ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、ジ
第三ブチルジパーオキシフタレート、第三ブチル
パーオキシアセテート、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(第三ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(第三ブチルパーオキ
シ)ヘキシン−3、第三ブチルパーオキシラウレ
ート、第三ブチルパーオキシマレイツクアシツ
ド、第三ブチルパーオキシベンゾエート、メチル
エチルケトンパーオキシサイド、ジクミルパーオ
キシサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、
第三ブチルクミルパーオキサイド、2,5−ジメ
チルヘキサン2,5−ジハイドロパーオキサイド
などが挙げられる。これらの有機過酸化物は、1
種のみ使用してもよく2種以上を混合して使用し
てもよい。 前記のポリプロピレン樹脂と変性剤と有機過酸
化物との配合割合は、希望する変性ポリプロピレ
ンのMFRなどによつて変化するが、一般的には、
ポリプロピレン樹脂100重量部に対して、変性剤
が0.01〜10重量部、特に0.1〜5重量部、有機過
酸化物が0.01〜5重量部、特に0.1〜2重量部の
範囲が好ましい。 また、変性剤と有機過酸化物との配合割合は、
変性剤100重量部に対し、有機過酸化物が5〜80
重量部の範囲が好ましい。 この発明で用いる変性ポリプロピレンは、例え
ばポリプロピレン樹脂と変性剤と有機過酸化物と
からそれ自体公知の方法によつて、好適には、有
機過酸化物が分解しない条件下で公知の適当な混
合方法を適用してポリプロピレン樹脂と変性剤と
有機過酸化物とを混合し、得られた混合物をポリ
プロピレン樹脂が溶融するが、分解しない温度、
好ましくは、約180〜260℃、特に220〜250℃の温
度に加熱反応させることによつて得られる。最も
簡便な加熱処理操作は、前記混合物を前記温度で
2〜5分間程度押出機内で溶融加熱することであ
る。 以上のようにして得られた変性ポリプロピレン
は、MFRが1〜150g/10分、特に10〜150g/
10分のものが好ましい。 変性ポリプロピレンは前記ポリピロピレン樹脂
と混合するが、ポリプロピレン樹脂中の変性ポリ
プロピレンの割合は5重量%以上、特に10〜70重
量%が好ましい。 また、本発明において使用するポリプロピレン
樹脂には、変性ポリプロピレンのほか、更に難燃
剤を配合することが必要であり、その難燃剤はア
ミン系化合物にて表面処理された水酸化マグネシ
ウムからなるものであることが必要である。即
ち、難熱剤としては、水酸化マグネシウムが知ら
れているが、表面処理の種類によりその効果が大
きく異なるのである。従来、一般的に使用されて
いる高級脂肪酸処理品では、十分な効果が得られ
ず、アミン系化合物、例えば、アミノシラン化合
物、アミノ酸の誘導体で表面処理した水酸化マグ
ネシウムが好適に使用される。 ここで、表面処理は水酸化マグネシウムに所定
量の表面処理剤を配合し、タンブラー式、V型ブ
レンダー、ヘンシエルミキサー等を用いてドライ
ブレンドする方法、又はアルコール、水等の溶媒
に希釈し、水酸化マグネシウムを浸漬する方法を
用いて通常に行う。また、上記表面処理は、通常
0.3〜10%、好ましくは0.5〜5%の割合でなされ
る。 表面処理に用いるアミノシラン化合物として
は、具体的にはγ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、N−β−(アミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン等が挙げられ、また、アミノ酸の誘導体とし
ては、具体的には、アミノ酸と脂肪酸の縮合物
(ラウロイル、サルコシン)が挙げられる。 以上のようなアミン系化合物にて表面処理され
る水酸化マグネシウムとしては、従来公知のもの
が使用され、その平均粒径は0.3〜10μ、比表面積
(BET)は2〜20m2/gのものが通常用いられ
る。 前記難燃剤の配合量は、ポリプロピレン100部
に対し、アミン系化合物にて表面処理した水酸化
マグネシウム25〜400部、特に50〜200部が好まし
い。 本発明において、前記のマツト状のガラス繊維
とポリプロピレン樹脂との割合は、ガラス繊維10
〜60重量%、特に20〜50重量%とポリプロピレン
樹脂90〜40重量%、特に80〜50重量%が好まし
い。 本発明のガラス繊維強化複合体は、前記のガラ
ス長繊維(ストランド)からなるマツト構造体
に、前記の変性ポリプロピレン及びアミン系化合
物にて表面処理された水酸化マグネシウムからな
る難熱剤を含むポリプロピレン樹脂を浸みこま
せ、その後必要であれば、この構造体の圧縮し、
冷却固化してシート状樹脂含浸物として得られ
る。そのためにはマツトと樹脂の層とを重ね合せ
て積層し、熱と圧力を加えた後冷却する。マツト
および樹脂の層を複数とし、これを適宜に組合わ
せてもよく、また溶融した樹脂層を用い、上記操
作を連続的に行うこともできる。このようにして
得られるシート状樹脂含浸物であるガラス繊維強
化複合体を、必要に応じて切断して所望の大きさ
のシート状ガラス繊維強化複合体を製造する。 本発明のガラス繊維強化複合体を機械型打ちプ
レスで型打ちすることによつて、剛性及び熱変形
温度が高いことは勿論のこと、更に複雑な形状の
部分でも気密性が良好で且つ難燃性の成形品を得
ることができる。機械型打ちプレスで型打ちする
には、例えば所定の大きさに切断されたシートを
樹脂が溶融するような温度まで予熱し(このとき
シートはその中の繊維、即ちストランドの弾性回
復のために予熱前の厚さの数倍に膨れがある)、
この膨れあがつた含浸物をそのまま、または好ま
しくは2枚以上重ね合せて、冷却されている金型
に導入して型打ちプレスを行う。 本発明のガラス繊維強化複合体を機械型打ちプ
レスで型打ちすることによつて、種々のガラス繊
維強化樹脂成形品を製造することができる。 [実施例] 以下、本発明について、更に実施例により説明
する。 まず、以下に各例において使用したポリマーを
示す。 A:所定量の公知の酸化防止剤〔BET(2,6−
ジ−tert−ブチルハイドロキシトルエン)〕を
添加したMFR2.0g/10分、エチレン含有量4
%(重量%、以下同じ)の結晶性エチレン−プ
ロピレンランダムコポリマー B:所定量の公知の酸化防止剤〔イルガノツクス
(Irganox)1010、チバガイギー社製〕を添加
したMFR9.0g/10分、トータルのエチレン含
有量が5.5%の結晶性エチレン−プロピレンラ
ンダム重合ポストエチレン−プロピレンブロツ
クコポリマー C:Bにγ−メタクリルアクリロキシプロピルト
リメトキシシランおよびt−ブチルパーオキシ
ベンゾエートを、B100部(重量部、以下同じ)
に対して各々0.5部/0.25部添加し、220℃で熱
処理して得たMFR50g/10分の変性ポリプロ
ピレン D:A40部に、難燃剤として高級脂肪酸(オレイ
ン酸)で2%表面処理した水酸化マグネシウム
60部を配合し、溶融混合して得た難燃性ポリプ
ロピレン E:A40部に、難燃性としてラウロイル サルコ
シンで2%表面処理した水酸化マグネシウム60
部を配合し、溶融混合して得た難燃性ポリプロ
ピレン F:A40部に、難燃性としてγ−アミノプロピル
トリエトキシシランで2%表面処理した水酸化
マグネシウム60部を配合し、溶融混合して得た
難燃性ポリプロピレン G:C40部に、難燃性として高級脂肪酸(オレイ
ン酸)で2%表面処理した水酸化マグネシウム
60部を配合し、溶融混合して得た難燃性ポリプ
ロピレン H:C40部に、難燃剤としてラウロイル サルコ
シンで2%表面処理した水酸化マグネシウム60
部を配合し、溶融混合して得た難燃性ポリプロ
ピレン I:C40部に、難燃剤としてγ−アミノプロピル
トリエトキシシランで2%表面処理した水酸化
マグネシウム60部を配合し、溶融混合して得た
難燃性ポリプロピレン、 尚、上記において使用した水酸化マグネシウム
は、平均粒径が0.71μ、比表面積が9.0m2/gであ
つた。 実施例1〜6、比較例1〜3 表面処理したガラス繊維連続ストランド(平均
径230μ)を、渦巻状に重ね合せたマツトを、約
1cm2当り合計で約22本の針の割合でニードルパン
チングして得たガラスマツト2枚と、これらの2
枚のガラスマツトの間に押出機から供給される溶
融ポリマー(以下、メルトポリマーという)と、
予めシート状に成形したポリマー(以下、オーバ
ーレイポリマーという)を、交互に積層し、加圧
下(2Kg/cm2)に加熱(250℃)、冷却(20℃)
し、次いでカツターで切断し、ガラス繊維強化複
合体の平板を得た。 この平板を適当な大きさに切断し、赤外線加熱
炉で210℃に加熱後、油圧プレスにセツトされた
金型上にチヤージして、次の条件にて半円筒型の
成形品を加圧成形した。 成形条件:型締力200トン 型締冷却時間90秒 型温60℃ 次に、下記の条件で成形品の気密テストを行つ
た。 すなわち、半円筒型の成形体2個をパツキング
を介して組付けして気密容器状となし、その内部
に1.5Kg/cm2の空気圧を加えつつこれを水槽中に
没入させ、内部加圧空気の漏洩の有無を気密容器
の表面への気泡の付着の有無を目視検査すること
によつて判定した。 気密結果については、◎:非常に良好、○:良
好、×:やや不良、××:不良 として評価した。 難燃性の評価は、上記半円筒型の成形品を水平
にして中央部をブンセンバーナーで3分間接炎後
消えるまでの燃焼の様子を観察し(水平燃焼テス
ト)、また上記半円筒型成形品を垂直に立てて端
部に3分間接炎後消えるまでの燃焼の様子を観察
した(垂直燃焼テスト)。 難燃性結果については、 ◎:炎を離したら瞬時に消える。 ○:1分以内に消える。 ×:1〜5分以内に消える。 ××:5分後でも消えない。 とした。 これらの結果は、表−1に示した。 尚、表中、PPはポリプロピレン樹脂、GFはガ
ラス繊維を表わす。
[Industrial Application Field] The present invention relates to a glass fiber reinforced composite material suitable for stamping with a mechanical stamping press (a type of stamping molding), and particularly in fields where airtightness and flame retardancy are required. The present invention relates to glass fiber reinforced composites used in applications such as [Prior Art] Conventionally, crystalline resins have been used as resins for glass fiber reinforced composites that are suitable for stamping with mechanical stamping presses because of their excellent mechanical properties, moldability, and low cost. Polypropylene is used. [Problems to be Solved by the Invention] However, when a glass fiber reinforced composite made of crystalline polypropylene as a base polymer is stamped using a mechanical stamping press, parts with particularly complex shapes (for example, rib parts) , corner portions) and are flammable. [Means for Solving the Problems] In view of the above-mentioned points, the present inventors have developed a glass fiber-reinforced composite material that has good airtightness, especially in complex-shaped parts, by stamping, and further developed an airtightness material. The present invention was completed as a result of extensive research aimed at providing a glass fiber reinforced composite with good properties and flame retardancy. That is, the present invention provides a glass fiber reinforced composite made by impregnating pine-like glass fiber with a polypropylene resin containing a flame retardant made of modified polypropylene and magnesium hydroxide whose surface is treated with an amine compound. It is. The mat-shaped glass fiber used in the present invention is a mat consisting of strands in which long glass fibers (strands) are uniformly dispersed, and the mat has sufficient integrity or preservation to maintain a uniform strand distribution. It is desirable to have a shape. For this purpose, when needle-punching the pine with a barbed needle, the barbed needle simply penetrates the pine and entangles the fibers in the pine, and only connects the pine loosely and never strongly. There isn't. Therefore, during stamping in a mechanical stamping press, the pine strands move freely with the flow of resin. In the present invention, a polypropylene resin containing a flame retardant made of modified polypropylene and magnesium hydroxide whose surface has been treated with an amine compound is used. The polypropylene resin (crystalline polypropylene) includes polypropylene homopolymer, crystalline ethylene-propylene random copolymer, crystalline ethylene-propylene block copolymer, crystalline ethylene-propylene random polymerized post-ethylene-propylene block copolymer, and crystalline propylene- It is a general term for butene copolymers, and the crystalline polypropylene of the present invention includes crystalline ethylene-propylene random copolymers with an ethylene content of 0.1 to 10% by weight, and crystalline ethylene with a total ethylene content of 1 to 20% by weight. -Propylene random polymerization post ethylene-
Propylene block copolymers are preferred from the viewpoint of physical properties and moldability. The crystalline polypropylene preferably has a melt flow rate index (MFR) of 0.5 to 100 g/10 minutes. The modified polyprolene in the present invention is a general term for those obtained by heat-treating the above-mentioned crystalline polypropylene with a modifier such as an organic silane compound or unsaturated carboxylic acid in the presence of a catalyst such as an organic peroxide. Particularly preferred are those modified with an organic silane compound. The above-mentioned modified polypropylene has a grafting rate of the modifier of 0.01 to 10% by weight, especially
It is preferable that the amount is 0.1 to 5% by weight and the MFR is 1 to 150 g/10 minutes. Examples of the modifier include vinyltriethoxysilane, methacryloyloxytrimethoxysilane, γ-methacryloyloxypropyltrimethoxysilane, methacryloyloxycyclohexyltrimethoxysilane, γ-methacryloyloxypropyltriacetyloxysilane, and methacryloyl Oxytriethoxysilane, γ-
Organic silane compounds such as methacryloyloxypropyltriethoxysilane; Saturated carboxylic acids and acid anhydrides, acrylic glycidyl ether, 2-methyl-
Allyl glycidyl ether, sodium acrylate, sodium methacrylate, calcium acrylate, calcium methacrylate, magnesium acrylate, magnesium methacrylate, zinc acrylate, zinc methacrylate, aluminum acrylate, aluminum methacrylate, acrylic Metal salt compounds of (meth)acrylic acid such as iron acid (), iron methacrylate (), triallyl cyanurate, tri(2-methylallyl) cyanurate, 1,3,5-triacryloylhexahydro-s- triazine, 1,3,5-triacryloylhexahydro-s-triazine, 1,
3,5-trimethacryloylhexahydro-s
-triazine, 4-acryloyloxyphenol, 4-(acryloyloxymethyl)phenol, 4-acryloyloxybenzyl alcohol, 4-methacryloyloxyphenol, 4
-methacryloyloxybenzyl alcohol,
Examples include 4-(methacryloyloxymethyl)benzyl alcohol. Among these,
Organic silane compounds are preferred. The above-mentioned modifier is
One type may be used or two or more types may be used in combination. Furthermore, the organic peroxide mentioned above is preferably one having a 1-minute half-life temperature of about 160 to 260°C, such as tert-butylperoxyisopropyl carbonate, di-tert-butylperoxyisopropyl carbonate, etc. Butyl diperoxyphthalate, tert-butyl peroxyacetate, 2,5-dimethyl-2,
5-di(tert-butylperoxy)hexane, 2,
5-dimethyl-2,5-di(tert-butylperoxy)hexyne-3, tert-butyl peroxylaurate, tert-butyl peroxymale acid, tert-butyl peroxybenzoate, methyl ethyl ketone peroxide, dicumyl peroxide, cyclohexanone peroxide,
Examples include tert-butylcumyl peroxide, 2,5-dimethylhexane 2,5-dihydroperoxide, and the like. These organic peroxides are 1
Only the seeds may be used, or two or more types may be used in combination. The blending ratio of the polypropylene resin, modifier, and organic peroxide described above varies depending on the desired MFR of the modified polypropylene, but in general,
Preferably, the modifier is in the range of 0.01 to 10 parts by weight, particularly 0.1 to 5 parts by weight, and the organic peroxide is in the range of 0.01 to 5 parts by weight, particularly 0.1 to 2 parts by weight, based on 100 parts by weight of the polypropylene resin. In addition, the blending ratio of the modifier and organic peroxide is
5 to 80 parts of organic peroxide per 100 parts by weight of modifier
Parts by weight ranges are preferred. The modified polypropylene used in the present invention can be prepared, for example, by mixing a polypropylene resin, a modifier, and an organic peroxide by a method known per se, preferably by a suitable known mixing method under conditions in which the organic peroxide does not decompose. The polypropylene resin, the modifier, and the organic peroxide are mixed by applying a temperature at which the polypropylene resin melts but does not decompose.
Preferably, it is obtained by heating the reaction at a temperature of about 180 to 260°C, particularly 220 to 250°C. The simplest heat treatment operation is to melt and heat the mixture in an extruder at the above temperature for about 2 to 5 minutes. The modified polypropylene obtained as described above has an MFR of 1 to 150 g/10 minutes, particularly 10 to 150 g/10 minutes.
Preferably 10 minutes. The modified polypropylene is mixed with the polypropylene resin, and the proportion of the modified polypropylene in the polypropylene resin is preferably 5% by weight or more, particularly 10 to 70% by weight. In addition to the modified polypropylene, the polypropylene resin used in the present invention needs to be further blended with a flame retardant, and the flame retardant is made of magnesium hydroxide whose surface has been treated with an amine compound. It is necessary. That is, although magnesium hydroxide is known as a heat retardant, its effects vary greatly depending on the type of surface treatment. Conventionally, commonly used products treated with higher fatty acids do not have sufficient effects, so magnesium hydroxide surface-treated with an amine compound, such as an aminosilane compound or an amino acid derivative, is preferably used. Here, the surface treatment is carried out by mixing magnesium hydroxide with a predetermined amount of surface treatment agent and dry blending using a tumbler type, V-type blender, Henschel mixer, etc., or by diluting it with a solvent such as alcohol or water. This is usually done using the method of dipping magnesium hydroxide. In addition, the above surface treatment is usually
The proportion is 0.3-10%, preferably 0.5-5%. Examples of aminosilane compounds used for surface treatment include γ-aminopropyltriethoxysilane, N-β-(aminoethyl)-γ-aminopropylmethyldimethoxysilane, and N-β-(aminoethyl)-γ-amino Examples include propyltrimethoxysilane, and specific examples of amino acid derivatives include condensates of amino acids and fatty acids (lauroyl, sarcosine). As the magnesium hydroxide whose surface is treated with the above-mentioned amine compound, conventionally known magnesium hydroxide is used, with an average particle size of 0.3 to 10 μ and a specific surface area (BET) of 2 to 20 m 2 /g. is usually used. The blending amount of the flame retardant is preferably 25 to 400 parts, particularly 50 to 200 parts, of magnesium hydroxide surface-treated with an amine compound per 100 parts of polypropylene. In the present invention, the ratio of the matte glass fibers and polypropylene resin is 10% of the glass fibers.
~60% by weight, especially 20-50% by weight and polypropylene resin 90-40% by weight, especially 80-50% by weight are preferred. The glass fiber reinforced composite of the present invention is made of polypropylene containing a heat retardant made of the above-mentioned modified polypropylene and magnesium hydroxide surface-treated with an amine compound, in a mat structure made of the above-mentioned long glass fibers (strands). Infiltrate the structure with resin and then, if necessary, compact the structure.
It is cooled and solidified to obtain a sheet-like resin-impregnated product. To do this, layers of pine and resin are stacked one on top of the other, heat and pressure are applied, and then cooled. A plurality of mat and resin layers may be used in appropriate combinations, or the above operations may be performed continuously using a molten resin layer. The sheet-like resin-impregnated glass fiber-reinforced composite thus obtained is cut as necessary to produce a sheet-like glass fiber-reinforced composite of a desired size. By stamping the glass fiber reinforced composite of the present invention with a mechanical stamping press, it not only has high rigidity and high heat distortion temperature, but also has good airtightness and flame retardancy even in parts with complex shapes. It is possible to obtain a molded product with high properties. To stamp with a mechanical stamping press, for example, a sheet cut to a predetermined size is preheated to a temperature that melts the resin (at this time, the sheet is heated to allow the fibers, or strands, within it to recover elastically. There is swelling several times the thickness before preheating),
This swollen impregnated material is introduced as it is, or preferably two or more sheets are stacked one on top of the other, and introduced into a cooled mold for stamping and pressing. By stamping the glass fiber reinforced composite of the present invention using a mechanical stamping press, various glass fiber reinforced resin molded products can be manufactured. [Example] Hereinafter, the present invention will be further explained with reference to Examples. First, the polymers used in each example are shown below. A: Predetermined amount of known antioxidant [BET (2,6-
MFR2.0g/10min with addition of di-tert-butyl hydroxytoluene), ethylene content 4
% (weight %, same hereinafter) of crystalline ethylene-propylene random copolymer B: MFR9.0 g/10 min with addition of a predetermined amount of a known antioxidant [Irganox 1010, manufactured by Ciba Geigy], total ethylene Crystalline ethylene-propylene random polymerization post-ethylene-propylene block copolymer C with a content of 5.5%: γ-methacrylacryloxypropyltrimethoxysilane and t-butylperoxybenzoate are added to B, and 100 parts (parts by weight, same below) of B.
Modified polypropylene D: 0.5 parts/0.25 parts respectively added and heat treated at 220°C for MFR 50 g/10 minutes: Hydroxylated polypropylene D: 40 parts A was surface treated with 2% higher fatty acid (oleic acid) as a flame retardant. magnesium
60 parts of flame-retardant polypropylene E: obtained by melt-mixing 40 parts of A, 60 parts of magnesium hydroxide surface-treated with 2% lauroyl sarcosine for flame retardancy.
40 parts of flame-retardant polypropylene F: obtained by melt-mixing 60 parts of magnesium hydroxide surface-treated with 2% γ-aminopropyltriethoxysilane for flame retardancy, and melt-mixing. Flame-retardant polypropylene G obtained by: 40 parts of C, magnesium hydroxide surface-treated with 2% higher fatty acid (oleic acid) for flame retardancy.
60 parts of flame-retardant polypropylene H:C obtained by melt-mixing 60 parts of magnesium hydroxide 60 parts surface-treated with 2% lauroyl sarcosine as a flame retardant.
60 parts of magnesium hydroxide surface-treated with 2% γ-aminopropyltriethoxysilane as a flame retardant were added to 40 parts of flame-retardant polypropylene I:C obtained by melt-mixing. The obtained flame-retardant polypropylene, and the magnesium hydroxide used above, had an average particle size of 0.71 μm and a specific surface area of 9.0 m 2 /g. Examples 1 to 6, Comparative Examples 1 to 3 Surface-treated glass fiber continuous strands (average diameter 230μ) were piled up in a spiral pattern and needle-punched at a rate of about 22 needles in total per about 1 cm2 . 2 pieces of glass mats obtained by
Molten polymer (hereinafter referred to as melt polymer) supplied from an extruder between two glass mats,
Polymers previously formed into sheet shapes (hereinafter referred to as overlay polymers) are laminated alternately, heated (250°C) and cooled (20°C) under pressure (2 kg/cm 2 ).
Then, it was cut with a cutter to obtain a flat plate of glass fiber reinforced composite. This flat plate was cut to an appropriate size, heated to 210°C in an infrared heating furnace, then charged onto a mold set in a hydraulic press, and press-molded into a semi-cylindrical molded product under the following conditions. did. Molding conditions: Mold clamping force 200 tons Mold cooling time 90 seconds Mold temperature 60°C Next, the molded product was tested for airtightness under the following conditions. That is, two semi-cylindrical molded bodies are assembled via packing to form an airtight container, and this is immersed in a water tank while applying an air pressure of 1.5 kg/cm 2 to the inside, and the internal pressurized air is released. The presence or absence of leakage was determined by visually inspecting the presence or absence of air bubbles adhering to the surface of the airtight container. The airtightness results were evaluated as ◎: very good, ○: good, ×: slightly poor, and XX: poor. Flame retardancy was evaluated by holding the semi-cylindrical molded product horizontally and observing the combustion in the center using a Bunsen burner for 3 minutes until the flame went out (horizontal combustion test). The product was placed vertically and the combustion was observed at the edge for 3 minutes until the flame disappeared (vertical combustion test). Regarding flame retardant results, ◎: Extinguishes instantly when the flame is removed. ○: Disappears within 1 minute. ×: Disappears within 1 to 5 minutes. XX: Does not disappear even after 5 minutes. And so. These results are shown in Table-1. In the table, PP represents polypropylene resin and GF represents glass fiber.

【表】 [発明の効果] 上述のように、本発明のガラス繊維強化複合体
によれば、型打ち加工することにより、複雑な形
状部での気密性が良好であり、且つ難燃性である
ガラス繊維強化成形品を与える強化複合体を得る
ことができる。
[Table] [Effects of the Invention] As described above, the glass fiber reinforced composite of the present invention has good airtightness in complex-shaped parts by stamping, and is flame retardant. Reinforced composites can be obtained that give certain glass fiber reinforced molded articles.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 マツト状のガラス繊維に、変性ポリプロピレ
ン及びアミン系化合物にて表面処理された水酸化
マグネシウムからなる難燃剤を含むポリプロピレ
ン樹脂を含浸せしめてなるガラス繊維強化複合
体。 2 変性ポリプロピレンが、結晶性ポリプロピレ
ンを有機シラン化合物あるいは不飽和カルボン酸
類化合物で変性したポリマーである特許請求の範
囲第1項記載のガラス繊維強化複合体。
[Scope of Claims] 1. A glass fiber-reinforced composite obtained by impregnating pine-like glass fibers with a polypropylene resin containing a flame retardant made of modified polypropylene and magnesium hydroxide whose surface is treated with an amine compound. 2. The glass fiber reinforced composite according to claim 1, wherein the modified polypropylene is a polymer obtained by modifying crystalline polypropylene with an organic silane compound or an unsaturated carboxylic acid compound.
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52121854A (en) * 1976-04-05 1977-10-13 Takumi Yoshikawa Production of water proofing and heat insulation material
JPS58135191A (en) * 1982-02-05 1983-08-11 曙ブレーキ工業株式会社 Manufacture of heat insulating shim
JPS6027639A (en) * 1983-07-21 1985-02-12 ミネソタ・マイニング・アンド・マニユフアクチユアリング・コンパニ− Sagging fireproofing endothermic sheet substance

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