JPH05122985A - モータ情報端末装置 - Google Patents

モータ情報端末装置

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JPH05122985A
JPH05122985A JP3305648A JP30564891A JPH05122985A JP H05122985 A JPH05122985 A JP H05122985A JP 3305648 A JP3305648 A JP 3305648A JP 30564891 A JP30564891 A JP 30564891A JP H05122985 A JPH05122985 A JP H05122985A
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JP
Japan
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motor
data
terminal device
information terminal
sensor
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Pending
Application number
JP3305648A
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English (en)
Inventor
Yukio Sonoda
幸男 薗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ本体に取付けられる各種センサからの
信号処理、表示、伝送機能を備えたモータ情報端末装置
を得る。 【構成】 温度センサ2〜5、振動センサ7、騒音セン
サ17、回転数センサ6、変流器11の全部又は一部を
備え、各センサの検出信号を用いてマイクロコンピュー
タをベースとするデータ処理回路23で信号処理を行
い、演算結果の表示と温度データ、回転数データ、電流
値から負荷状態の演算を行い、過負荷警報、過負荷保護
を行うほか、保守、点検のためのガイダンスも行う。 【効果】 モータ本体と中央監視システムとの配線を少
なくして、かつ高度な制御、監視が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータの状態を監
視、表示、伝送するためのモータ情報端末装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来広く用いられているモータの
監視装置を示す構成図である。図において、1はモータ
本体、1aはモータ本体1の吸気口、1bはモータ本体
1の排気口、2〜5は温度センサで、それぞれモータの
軸受温度、吸気口1aの吸気温度、排気口1bの排気温
度、モータの巻線温度を検出する。2a〜5aは温度セ
ンサ2〜5の検出温度を指示する温度計で、温度センサ
2〜5とはキャピラリ等を介して接続されている。
【0003】6はモータの回転数センサ、7はモータ本
体1の振動センサ、8は回転数センサ6で検出した回転
数を指示する回転計、9は振動センサ7の検出信号を増
幅する増幅器、10はモータに電源を供給する電源ライ
ン、11は電源ライン10を流れる電流を検出する変流
器、12は変流器11で検出した電流に応じた温度に基
づいてモータの過負荷保護を行うサーマルリレー、13
は変流器11で検出した電流値を指示する電流計、14
は変流器11で検出した電流を電圧信号に変換する信号
変換器、15は増幅器9、信号変換器14からの出力信
号に基づいてモータの監視を行う監視システム、16は
上記符号8〜15が設けられた電気室である。
【0004】次に動作について説明する。温度センサ2
〜5は温度計2a〜5aとキャピラリで保護された細管
で接続されており、温度センサ2〜5のアルコール等の
液体の膨張でダイヤル式温度指示計から成る温度計2a
〜5aを振らせる方式が多く用いられている。温度セン
サ2〜5としてはこの他、熱電対、サーミスタ、サーチ
コイルが用いられる。
【0005】回転数センサ6としては、指速発電機、パ
ルス発信器等が用いられているが、その信号変換、指示
は電気室16に設けられた回転計8で行われる。振動計
測についても振動センサ7をモータ本体1に装着する
が、その検出信号は電気室16に引込み、増幅器9で増
幅した後、監視システム15で表示する方法が広く行わ
れている。
【0006】モータに流入する電流は電気室16に設け
た変流器11で変成し、サーマルリレー12、電流計1
3に流すことにより、モータの過負荷保護や電流監視を
行っている。最近ではコンピュータを用いた監視システ
ム15が用いられるようになったが、そこに入力する信
号は電気室16に取込んだ上記各信号を前処理して監視
システム15に入力している。
【0007】図3は従来の機側操作盤を示す構成図であ
る。モータで駆動される機械が重要な機械の場合、モー
タ又は機械の近く(いわゆる機側)で機械やモータの様
子を見ながら運転操作を行うため機側操作盤を設けるこ
とが行われている。このような機側操作盤は、特にモー
タをインバータ等で可変速運転する場合には、最適な運
転状態にするため人間が機械や製品のでき具合を見なが
ら行うため重要である。
【0008】図3において、41は停止表示灯、42は
運転表示灯、43は故障表示灯、44は機側−中央監視
システムの操作場所切替スイッチ、45は運転押ボタ
ン、46は停止押ボタン、47は電流計、48は速度設
定器、49は回転計、50はこれらを収納するポスト形
の機側操作盤である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータの監視装
置は以上のように、モータ本体1に取付ける各種センサ
2〜7を極力少なくし、かつ信号処理はいったん電気室
16に引込んで行う方式となっている。しかしながら、
より高度の制御、監視が求められる最近のシステムでは
必然的にセンサの数が増えるため、モータと電気室16
との配線が増えるばかりでなく、電気室16での処理が
複雑になるなどの問題点があった。
【0010】また、従来は電気室16に設けたサーマル
リレー12だけで過負荷保護を行う場合が多いが、近
年、電気室16は冷房を行うようになり、周囲温度の高
い場所に設置されたモータの過負荷保護が適切に行われ
なくなる等の問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、多くの信号の処理と表示を行う
とともに、中央監視システムと伝送ラインで接続して、
より高度な監視制御システムを実現できるモータ情報端
末装置を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るモ
ータ情報端末装置は、モータ本体に設置される各種セン
サからの検出信号をマイクロコンピュータをベースとす
る情報処理装置に取込み、信号処理を行い、必要な信号
のみ中央監視システムに伝送するようにしたものであ
る。
【0013】請求項2の発明に係るモータ情報端末装置
は、変流器等のモータ電流検出手段を電源に利用するよ
うにしたものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明におけるモータ情報端末装置
は、温度センサ等からの検出信号は適当なレベルの電気
信号に変換された後、情報処理装置に送り込まれ、本装
置内の表示部分にデータ表示するとともに、必要な信号
は電気又は光の信号伝送路を用いて中央監視システムに
伝送する。
【0015】請求項2の発明におけるモータ情報端末装
置は、変流器等で検出した電流が電源として用いられる
ので、新たな電源用の配線を設ける必要がない。
【0016】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1においては図2と対応する部分に
は同一符号を付して説明を省略する。図1において、1
7はモータ本体1に取付けられた騒音センサ、21はモ
ータ情報端末装置であって、22は各センサ2〜5,1
7の検出信号が入力するセンサ入力処理回路、23はセ
ンサ入力処理回路22で処理されたデータのデータ処理
回路、24はデータ処理回路23で処理されたデータの
表示回路、25はデータ処理回路23と外部の中央監視
システム(図示せず)とデータの送受信を行うデータ伝
送インタフェース、26はそのデータの伝送を行う電気
又は光の信号伝送路である。
【0017】27はデータ処理回路23で処理されたデ
ータを格納するメモリ、記録媒体等の可搬式のデータメ
ディア、28はデータ処理回路23とデータメディア2
7とのデータのやりとりを行うデータメディアインタフ
ェース、29はモータの運転、制御を行うための押ボタ
ン、操作スイッチ等を含む指令入力回路である。
【0018】次に動作について説明する。各センサ2〜
5,17からの信号はセンサ入力回路22で適当なレベ
ルの電気信号に変換される。変換された信号はデータ処
理回路23に入力される。データ処理回路23では、入
力信号処理、表示信号処理、データ伝送信号処理及び温
度データと電流信号から負荷状況の演算、判断等を行
い、過負荷警報、運転ガイダンス、過負荷保護等のデー
タを作成する。
【0019】また、中央監視システムで常時監視すべき
データは、データ伝送インタフェース25を介し、信号
伝送路26を通じて中央監視システムにリンクする。ま
た、稼動時間、温度データ、電流信号、騒音データ等か
らそれらのトレンドを演算し、保守点検のためのガイダ
ンスを出力することも可能である。
【0020】さらに、この発明のモータ情報端末装置2
1は、ソフトウェアを追加することにより、図3の機側
操作盤50の機能を合わせ持つことが可能である。即
ち、図3の操作場所切替スイッチ44、運転押ボタン4
5、停止押ボタン46、速度設定器48の機能は指令入
力回路29で満たすことができる。また、各表示灯41
〜43、電流計47、回転計49の機能はデータの表示
回路24で表示することで満たすことができる。
【0021】また、中央監視システムと常時データ伝送
の必要ないデータについては、磁気カード、IDカード
等々の可搬式データメディア27に蓄積し、定期点検の
際回収してオフラインで解析するなどの方法が考えられ
る。
【0022】実施例2.また、請求項2の発明の実施例
として、情報端末装置に要する電力は微少であるから、
その制御用電力を変流器11等から成るモータ電流検出
手段から得るようにすれば、新たに電源配線を追加する
ことなく、既設モータに設備することも可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
モータ本体側でモータに取付けられる各種センサの情報
を処理、加工、表示すると共に、加工されたデータを中
央監視システムに伝送するように構成したので、多くの
センサを取付けても中央監視システム及び電気室との配
線工事が少なくなるばかりでなく、より高度の監視制御
が行えると共に、モータ吸気温度、排気温度、回転数、
電流値などのデータを用いて総合的に負荷状態が演算で
きるので、高度な過負荷保護が行える効果がある。
【0024】また請求項2の発明によれば、モータ電流
検出手段を端末装置の電源として用いるので、装置のた
めの電源用配線を行わなくて済む等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるモータ情報端末装置
の構成図である。
【図2】従来のモータの監視装置の構成図である。
【図3】従来の機側操作盤の構成図である。
【符号の説明】
2〜5 温度センサ 6 回転数センサ 7 振動センサ 11 変流器(モータ電流検出手段) 17 騒音センサ 23 データ処理回路 24 データ表示回路 25 データ伝送インタフェース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの各部温度、振動、回転数、騒音
    等を検出する各種センサ及び上記モータに供給される電
    流を検出するモータ電流検出手段の全部又は一部の検出
    信号に基づいて上記モータの監視に必要なデータを演算
    処理により作成するデータ処理回路と、上記データ処理
    回路で作成されたデータを表示する表示回路と、上記デ
    ータ処理回路で作成されたデータを外部システムに送信
    すると共に外部システムからのデータを受信するデータ
    伝送用インタフェースとを備えたモータ情報端末装置。
  2. 【請求項2】 上記モータ電流検出手段を電源とする請
    求項1記載のモータ情報端末装置。
JP3305648A 1991-10-25 1991-10-25 モータ情報端末装置 Pending JPH05122985A (ja)

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