JPH05122724A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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Publication number
JPH05122724A
JPH05122724A JP3284375A JP28437591A JPH05122724A JP H05122724 A JPH05122724 A JP H05122724A JP 3284375 A JP3284375 A JP 3284375A JP 28437591 A JP28437591 A JP 28437591A JP H05122724 A JPH05122724 A JP H05122724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
video signal
recording
video
aspect ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP3284375A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Yasuno
耕介 安野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3284375A priority Critical patent/JPH05122724A/ja
Publication of JPH05122724A publication Critical patent/JPH05122724A/ja
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  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アスペクト比の異なる映像信号の識別信号と
して従来、DC電圧が用いられていたため映像信号分配
器で分配することができなかったのを改善するために新
しい識別信号を有する映像信号記録再生装置を提供す
る。 【構成】 映像信号に含まれるアスペクト比の識別信号
を検知する回路として、色信号の副搬送波周波数の2.
5倍の周波数の帯域をとりだすバンドパスフィルター9
と、前記フィルターの出力を検波する検波器10と、検
波器10の出力を所定の電圧値と比較する比較器11と
から構成されることにより得た識別信号でサーボ回路を
動作させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスペクト比が標準方
式と異なった映像信号を識別するための信号検出回路を
有する映像信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般のテレビジョンはアスペクト比(画
面の縦横比)は3:4であるが、映画や将来のテレビジ
ョン方式であるハイビジョンでは横方向が長くアスペク
ト比が9:16となっている。近年、テレビジョンの大
画面化と高画質化が技術の流れであり、この流れの中
で、現行のアスペクト比のテレビジョンでは、映画やハ
イビジョンを変換して受像しても画面が相対的に小さい
ために十分利用できないことが指摘されている。すなわ
ち、画面いっぱいに変換すると横方向の画面が十分に受
像できず、また横方向を十分に受像できるようにする
と、縦方向に無効な領域が発生するためである。
【0003】この欠点を回避するためにアスペクト比が
9:16のテレビジョン受像機が市場では評価されつつ
ある。しかしこのようなテレビジョンに対応するために
は専用の映像信号(ハイビジョンの映像信号など)が必
要であり一般にソフトが十分流通してないことが問題で
あった。現在のテレビジョン放送による映像信号はNT
SC方式であり、なんとかこの信号方式でアスペクト比
を9:16にする方式が開発され現在に至っている。こ
の方式は、ハイビジョンなどの横方向が長い画像を現行
のNTSC方式まで圧縮することによって達成してい
る。したがって通常のテレビジョン受像機では横方向が
圧縮して受像されるため、何等かの識別信号を必要とす
るものである。映像信号記録再生装置においてもその情
報を記録し、再生時にその情報を検出して出力しなけれ
ばならない。
【0004】以下に従来の映像信号記録再生装置とし
て、家庭用ビデオテープレコーダー(以下VTRと略
す)について説明する。
【0005】図3に示すように、従来の映像信号記録再
生装置は、記録処理回路2,記録増幅器A3,映像信号
用磁気ヘッド4,サーボ回路5,記録増幅器B6,制御
信号用磁気ヘッド7およびDC(直流分)検知回路8な
どを主たる構成要素としている。
【0006】以上の構成要素よりなる映像信号記録再生
装置について、以下その各構成要素の関係と動作を説明
する。
【0007】まず、圧縮された映像信号(NTSC)の
場合には映像入力端子にDC5Vを重畳することが規格
化されている。図3に示すように、映像入力端子1から
入力した映像信号は一般に記録処理回路2によってFM
変調されて、記録増幅器A3で増幅され、映像信号用磁
気ヘッド4によって磁気テープなどの記録媒体に記録さ
れる。磁気テープへの安定した記録と再生時の基準信号
を生成するために、映像信号を基準にサーボ回路5があ
る。一般にサーボ回路5では再生時の基準とするための
信号(コントロールパルスと呼ばれている)を出力して
この信号を記録増幅器B6で増幅し、制御信号用磁気ヘ
ッド7で磁気テープへ記録している。ここで、アスペク
ト比が異なる映像信号の場合、入力される映像信号にD
C分が重畳されているので、DC検知回路8で検出して
サーボ回路5へ入力する。サーボ回路5ではその信号に
したがってコントロールパルスのデューティ比を変更す
るようになっている。すなわち、アスペクト比の異なる
映像信号の場合、再生時に基準となるコントロールパル
スのデューティ比が変更されて記録されることとなる。
【0008】したがって、このように記録された磁気テ
ープを再生する場合、コントロールパルスのデューティ
比を検出して異なる場合、映像出力信号にDCを重畳す
るようにすればテレビジョン受像機側では自動的にアス
ペクト比を変更することができる。
【0009】ところが、VTRとテレビジョン受像機の
組合せが1対1の場合は十分に機能するが、大量のソフ
トテープを作成する場合には問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、大量のソフトテープを作成するときに、一
般に映像信号の分配器が用いられるが、映像信号分配器
は安定度を向上させるためDC(直流)成分は分配でき
ないため、識別信号であるDC5Vが伝達されないため
である。
【0011】したがって、大量にソフトテープを作成す
ることが困難であるという問題点を有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、識別信号としてDC電圧を使用せず、新しい信号を
使用するようにした映像信号記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の映像信号記録再生装置は、入力映像信号から
アスペクト比識別信号を検知する回路として、色信号の
副搬送波周波数の2.5倍の周波数の帯域をとりだすバ
ンドパスフィルターと、フィルターの出力を検波する検
波器と、検波器の出力を所定の電圧値と比較する比較器
などの構成を有している。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成において、アスペクト比
を識別する信号として色信号基本信号の2.5倍の信号
を使用している。この識別信号をバンドパスフィルター
によって選択し、検波器と比較器といった検出手段によ
って検出識別するものである。また比較器の出力はアス
ペクト比の変更されていることに対応している。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0016】図1に示すように、本実施例の映像信号記
録再生装置は、前述の従来例に示したものと同一構成部
品には同じ符号を付し、その説明は省略する。本実施例
では、バンドパスフィルター9,検波器10,比較器1
1が従来例とは異なっている。
【0017】以上の構成要素よりなる映像信号記録再生
装置について、図1,図2を用いてその各構成要素の関
係と動作を説明する。
【0018】まず、映像入力端子1から入力された映像
信号は記録処理回路2などで処理され従来例と同様に磁
気テープに記録される。またサーボ回路5にも映像信号
は入力され安定した記録再生ができるように制御され
る。ここで本発明の装置では映像信号の中の高い周波数
の信号によってアスペクト比の異なることを検出するこ
とに特徴がある。具体的には色信号の副搬送波周波数の
2.5倍の周波数の信号の有無によってアスペクト比の
差を検出することである。
【0019】検出周波数に色信号の副搬送波周波数の
2.5倍を選択した理由について図2を用いて説明す
る。図2は映像信号の周波数分布を示している。映像信
号は一般に輝度信号Yと色信号Cによって構成されてい
る。輝度信号Yは約6MHzの帯域をもち、色信号Cは副
搬送波周波数(3.58MHz)を変調して作られ約1.
5MHzの帯域をもっている。一般に増幅器や伝走路の歪
などによって色信号Cは2次および3次の高調波成分を
有している。この成分は2次で7.16MHz、3次で1
0.74MHzである。図2では、2次高調波(2nd
C),3次高調波(3rdC)と表記して図示してい
る。色信号の副搬送波周波数の2.5倍の周波数(8.
95MHz)はアスペクト比が異なる場合の識別信号Pで
ある。この周波数分布からわかるように色信号の副搬送
波周波数の2.5倍の周波数の領域は他の信号が存在せ
ず雑音も少ないことから識別信号Pを配置するのに最適
の場所である。さらに一般の映像信号分配器の性能から
も十分に伝達できる帯域である。これらのことから識別
信号Pの周波数を決定した。したがって、アスペクト比
が異なる映像信号の場合、映像信号に色信号副搬送波の
2.5倍の周波数の識別信号Pを重畳することとする。
【0020】この信号の識別回路について以下説明す
る。図1において映像入力端子1から入力した映像信号
をバンドパスフィルター9に入力し、識別信号Pを選択
する。バンドパスフィルター9は色信号副搬送波の2.
5倍の周波数が通過するように設定している。バンドパ
スフィルター9で選択された識別信号Pは、検波器10
で検波され、比較器11で所定の電圧と比較され識別制
御信号となり、サーボ回路5へ伝達される。
【0021】サーボ回路では識別制御信号によってコン
トロールパルスのデューティ比を変更して従来例と同様
の方法で記録する。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
は、アスペクト比の異なる映像信号の場合従来例の装置
のように、識別信号としてDCを用いることがないため
従来使用していた映像信号分配器で分配することが可能
である。また、バンドパスフィルター,検波器,比較器
といった簡単な構成で識別回路が構成できるため安価に
装置に導入することができる。
【0023】したがって本発明の装置は、比較的低コス
トで実現できるため、大量にソフトテープを作成すると
いった産業に、従来使用していた設備で導入することが
可能で工業的にも価値の高い優れた映像信号記録再生装
置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の映像信号記録再生装置のブ
ロック図
【図2】本実施例の映像信号周波数分布図
【図3】従来の映像信号記録再生装置のブロック図
【符号の説明】
9 バンドパスフィルター 10 検波器 11 比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された映像信号に含まれるアスペクト
    比識別信号を検知する回路として、色信号の副搬送波周
    波数の2.5倍の周波数の帯域をとりだすバンドパスフ
    ィルターと、前記フィルターの出力を検波する検波器
    と、前記検波器の出力を所定の電圧値と比較する比較器
    とを具備してなる映像信号記録再生装置。
JP3284375A 1991-10-30 1991-10-30 映像信号記録再生装置 Pending JPH05122724A (ja)

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JP3284375A JPH05122724A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 映像信号記録再生装置

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JPH05122724A true JPH05122724A (ja) 1993-05-18

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