JPH0512268Y2 - - Google Patents

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JPH0512268Y2
JPH0512268Y2 JP1100586U JP1100586U JPH0512268Y2 JP H0512268 Y2 JPH0512268 Y2 JP H0512268Y2 JP 1100586 U JP1100586 U JP 1100586U JP 1100586 U JP1100586 U JP 1100586U JP H0512268 Y2 JPH0512268 Y2 JP H0512268Y2
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water
steam
water tank
tank
temperature
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コンクリート製品を高温、高湿度
下において硬化を促進させるための養生装置に関
する。
[従来の技術] 従来、コンクリート製品の養生には、成型した
製品を密閉した養生室内で加熱した蒸気を噴出せ
しめ、所定の温度、湿度を一定時間維持すること
が行なわれている。
又、養生室内の棚下に連結した数列の水槽を設
け、水槽内の温水を加圧ポンプで吸水し、これを
温水ボイラーの熱交換器を通して、前記各水槽内
に、養生室内の空気を高圧ポンプの圧力で吸気す
る吸気弁を通じ、多数の孔をもつ放出管によつて
放出して、泡の発生によつて温度と湿度を養生室
内に拡散させることも行なわれている。
[考案が解決しようとする問題点] 養生室内で加熱した蒸気を噴出せしめるために
は高圧蒸気ボイラーが必要であり、設置面積をと
るばかりでなく、高圧蒸気の逸散が多い。又、湿
度も充分でない上、養生室内の上下の温度差が大
きく、エネルギーの無駄が多い。
又、水槽内の温水を発泡拡散させる方法の場合
は、水槽内の水を温水ボイラーの熱交換器を通し
て循環させるために、水槽内の温度上昇には可成
りの時間を必要とする。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その要旨は養生室内の棚下に設けた
水槽内に蒸気放熱管を配設し、その戻り蒸気をド
レン水槽を経て蒸気ボイラおよびスチームヘツダ
を通じて循環せしむべくなし、さらに水槽内の高
温水を循環せしめて水槽内に放出するため、循環
高温水の水槽内への送入部に吸気弁を備えかつ水
槽内の浸漬部に多数の孔をあけた放出管を水槽内
に備えたことを特徴とするコンクリート製品の養
生装置である。
上記において水槽は同一養生室内に複数列設
け、各列を連結するとよい。又、上記の吸気弁と
は通常のエジエクター式のもので、高温水が送水
部内部の細径部を通過する際、周囲の養生室内か
ら空気を巻き込み、無数の気泡を高温水にたくわ
えるもので、これが放出管の多数の孔から無数の
泡となつて放出され、水槽内の湯面ではじけ散
り、熱と湿気を拡散させる。
ドレン水槽は水位弁を設置して上水道と連結
し、適宜水位を調整可能にしてある。又、水槽内
の水位も別に設けた水位調整槽により調節可能と
する。
[作用] 水槽内の水を直接高温の蒸気放熱管によつて加
熱するため急速に温度が上昇し、高温水を循環発
泡拡散させることにより養生に効果的な温度、湿
度が得られる。又、高温のドレーン水も使用する
ので、ボイラーの省エネルギーとなる。
[実施例] 実施例を図面によつて説明する。図中1は天
井、側壁を断熱構造材で構築した養生室で、コン
クリート製品を出入れする出入口2,2′を有す
る密閉構造の室である。この養生室1内には図示
していないがコンクリート製品を載置する棚が設
けられ、その棚下に水槽3を数列設ける。各水槽
3は連結し、内部に水を張り、この水を高温高圧
蒸気を蒸気放熱管4,4′を浸漬することにより
高熱化する。蒸気放熱管4,4′に通す蒸気は、
蒸気ボイラー5により発生し、蒸気管6を通り、
スチームヘツダ7を経て供給される。8は蒸気切
替電磁弁である。
水槽3内の水を加熱した戻り蒸気は、ドレーン
管9によつてドレーン水槽10に戻す。不足水に
ついては、水位弁11で調整し、上水道12より
供給する。13は軟水器、14は薬注ポンプであ
る。ドレン水槽10内のドレーン水はボイラー給
水ポンプ15によつて、蒸気ボイラー5に循環供
給する。又、別に水槽3外の床面にも加熱用の蒸
気放熱管16を配し、床面を加温する。
水槽3内の高温水は高圧の温水ポンプ17の作
動により、温水吸水管18より吸水し、ストレー
ナー19を通して循環させる。そして高温水は温
度計20、圧力計21を備えた温水圧力管22に
より水槽3内の放出管23に送入されるが、その
際吸気弁24より養生室1内の空気を吸入する。
そして、放出管23の多数の孔より放出される際
無数の泡が発生して温湿度を拡散させる。
水槽3内の水位調整は、温水調整管25によ
り、水位調整槽26内の水位弁27の作用により
上水道より給水することにより行なう。なお、2
9はスチームヘツダ7に付設された温度計、30
は同圧力計である。
[考案の効果] この考案によれば、養生室内を急速に高温高湿
度化するために、最も省エネルギー型の効果を
得、これによつてコンクリート製品の骨材の潜在
含水による硬化遅延を解消し、早期強度の発現効
果を得た。特に金型内にコンクリートを流し込み
成型した製品の場合に、金型自体の加温に急速な
高熱が必要とされるものについて効果がある。
又、完全なドレーン回収とこのドレーン自体が
高温水で戻るために、蒸気ボイラーは顕著に省エ
ネルギーできる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例の構成および配管の状態
を示す平面図である。 1……養生室、2,2′……出入口、3……水
槽、4,4′……蒸気放熱管、5……蒸気ボイラ
ー、6……蒸気管、7……スチームヘツダ、8…
…蒸気切替電磁弁、9……ドレーン管、10……
ドレーン水槽、11……水位弁、12……上水
道、13……軟水器、14……薬注ポンプ、15
……ボイラー給水ポンプ、16……蒸気放熱管、
17……温水ポンプ、18……温水吸水管、19
……ストレーナー、20……温度計、21……圧
力計、22……温水圧力管、23……放出管、2
4……吸気弁、25……温水調整管、26……水
位調整槽、27……水位弁、28……上水道、2
9……温度計、30……圧力計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 養生室内の棚下に設けた水槽内に蒸気放熱管を
    配設し、その戻り蒸気をドレン水槽を経て蒸気ボ
    イラおよびスチームヘツダを通じて循環せしむべ
    くなし、さらに水槽内の高温水を循環せしめて水
    槽内に放出するため、循環高温水の水槽内への送
    入部に吸気弁を備えかつ水槽内の浸漬部に多数の
    孔をあけた放出管を水槽内に備えたことを特徴と
    するコンクリート製品の養生装置。
JP1100586U 1986-01-30 1986-01-30 Expired - Lifetime JPH0512268Y2 (ja)

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JPS62126336U JPS62126336U (ja) 1987-08-11
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