JPH0512244Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0512244Y2
JPH0512244Y2 JP1987166130U JP16613087U JPH0512244Y2 JP H0512244 Y2 JPH0512244 Y2 JP H0512244Y2 JP 1987166130 U JP1987166130 U JP 1987166130U JP 16613087 U JP16613087 U JP 16613087U JP H0512244 Y2 JPH0512244 Y2 JP H0512244Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air bag
garment
air
wearer
jacket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987166130U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0170814U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987166130U priority Critical patent/JPH0512244Y2/ja
Publication of JPH0170814U publication Critical patent/JPH0170814U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0512244Y2 publication Critical patent/JPH0512244Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、釣りなどの際に着用するライフジ
ヤケツトとしての機能を備えた衣服に関する。
《従来の技術》 従来より、例えば魚釣りに行く場合、目的地ま
では、第7図に示すようなジヤケツトa等の普段
着で行き、目的地に到着後は予め別に用意してお
いた第8図に示すようなライフジヤケツトbを着
用していた。ライフジヤケツトbは、安全上から
魚釣りなどの際には、装着することが義務付けら
れている。
《考案が解決しようとする問題点》 そのために、常にライフジヤケツトbを携帯し
なければならず、荷物がかさ張り、持ち運びが大
変に煩わしかつた。また、ライフジヤケツトb
は、フアツシヨン性の観点から釣り場以外での着
用はあまり好ましくなく、その使用できる適用範
囲は狭いものであつた。また、洪水、レジヤーボ
ートの転覆等の突然の災害においては、ライフジ
ヤケツトbを着用する時間的な余裕が全くないた
めにライフジヤケツトbを着用できず、安全に避
難することが難しかつた。
そこで、この考案の目的は、普段着に救命衣と
しての機能を備えて、必要時にライフジヤケツト
として使用できる衣服を提供することにある。
《問題点を解決するための手段》 この目的を達成するために、この考案の衣服
は、衿ぐりから裾にかけての衣服の裏側に設けら
れた膨縮調整可能な空気袋と、この空気袋の一側
部に一端を連通するとともに、他端部を着用者の
口元まで届く長さに形成され、必要時に取り出し
可能に設けられたチユーブとを備えたことを特徴
とする。
《作用》 チユーブを着用者の口元まで出して空気を吹き
込むことにより、衣服に内蔵された空気袋が膨ら
み、ライフジヤケツトとして使用することができ
る。また、空気袋内の空気を排出することによ
り、普段着とすることができる。
《実施例》 以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第1図に示すように、この考案の衣服1は、一
般的なフアツシヨン性のある例えばブルゾン風ジ
ヤケツトの衿がない状態のもので、その衿ぐり2
から裾3にかけて空気袋4が前身ごろ5内側に設
けられた構造になつている。
空気袋4は、塩化ビニルあるいは合成ゴムなど
により略U字形に、その内側端に縫代6(第4図
参照)を設けて前身ごろ5の内側に衿ぐり2から
裾3にかけて前面フアスナー7に沿つて一体に内
設されたエアーマツト構成になつている。空気袋
4は、第2図に示すように膨張させた際に着用者
の頭部を支えるために第3図に示すように衿ぐり
2後部から背中へかけてフード状にたれ下がるよ
うに大きく形成されており、表地8で全体を被覆
するように衿ぐり2において縫合させる。第4図
に示すように衣服1は表地8と裏地9とをその接
続部において縫合するが、このときに空気袋4に
設けた縫い代も一緒に縫製して空気袋4を固定さ
せる。そして第1図に示すように空気袋4の一側
部に衣服1着用者の口元まで届く長さに形成され
た弁付きチユーブ10を衿ぐり2付近の内側に設
けて、このチユーブ10を介して空気袋4内にエ
アーを出し入れできる。このエアーの供給により
第2図に示すように空気袋4が適宜に膨張した状
態に形状保持され、ライフジヤケツトとして使用
可能な内容積に設定することができる。また、空
気袋4が一体に設けられる前身ごろ5の部分に
は、その表地8にマチ部11を設けて、高さ調整
可能になつており、空気袋4を収縮させた際にそ
の空気袋4が収納可能になつている。
また、空気袋4内の空気をチユーブ10を介し
て外部に排出させ、チユーブ10を第2図に示す
ように衿元に隠すことにより、空気袋4を外部か
ら目立たせずに普段着として通常に着用すること
ができる。
なお、上記実施例においては、空気袋4を衣服
1に一体に取り付けたが、空気袋のみを着脱可能
に取り付けてもよい。この場合、第5図に示すよ
うに、前面フアスナー7を境にして前身ごろ5の
左右の裏地9のほぼ中央部がそれぞれ2分割され
て、各分割部は互にスライドフアスナー12によ
つて結合されている。したがつて、フアスナー1
2を開いて、空気袋14の出し入れができるの
で、取付作業は容易に行なうことができ、そのメ
ンテナンスもしやすくなり破損した場合には容易
に新しいものと交換することができる。
また、この衣服1の袖部は、一体に設けられて
いるが、第6図に示すようにベスト状にスライド
フアスナー13等により脱着式としてもよい。
《考案の効果》 以上、説明したように、この考案の衣服は、衣
服の裏側に膨縮調整可能な空気袋を設けたので、
必要時に着用者が直接空気袋内に吹き込むことに
よりライフジヤケツトとして使用することができ
る。また、空気袋内の空気を排出することによ
り、普段着として使用することができ、従来のラ
イフジヤケツトのようにフアツシヨン性を損ねる
こともない。
しかも、上記空気袋は、衣服の裏側における衿
ぐりから裾にかけて形成されているので、膨脹し
ている場合には、着用者の首の回り全体に位置す
ることとなり、首と衣服との隙間を無くし気密性
を保こととなり、冬季等には、寒風が体内に入り
込むことを防止して、あたかもマフラー等の役割
を果たし、また、釣り等において万一海や池等に
着用者が落ちた場合には、空気袋によつて着用者
の首から上の頭や顔の部分のみが水面に浮かぶこ
ととなり、空気袋の容量を小さくすることとな
り、衣服のフアツシヨン性を損なうことなく、コ
ンパクトにまとめられ、しかも空気袋を短時間に
膨らませることができ、いざという時の救命道具
として非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による衣服を示す
正面図、第2図は同衣服に内設された空気袋を膨
張させた状態を示す正面図、第3図は同衣服の背
面を示す断面図、第4図は同衣服の前身ごろ部分
の横断面図、第5図はこの考案の別の実施例を示
す衣服の前身ごろ部分の横断面図、第6図はこの
考案のさらに別の実施例を示す正面図、第7図は
一般的なジヤケツトを示す正面図、第8図はライ
フジヤケツトを示す正面図である。 1……衣服、2……衿、3……裾、4,14…
…空気袋、10……チユーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 衿ぐりから裾にかけた衣服の裏側に設けられた
    膨張調整可能な空気袋と、前記空気袋の一側部に
    一端を連通するとともに、他端部を着用者の口元
    まで届く長さに形成され、必要時に取り出し可能
    に設けられたチユーブとを備えたことを特徴とす
    る衣服。
JP1987166130U 1987-10-31 1987-10-31 Expired - Lifetime JPH0512244Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987166130U JPH0512244Y2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987166130U JPH0512244Y2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0170814U JPH0170814U (ja) 1989-05-11
JPH0512244Y2 true JPH0512244Y2 (ja) 1993-03-29

Family

ID=31453241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987166130U Expired - Lifetime JPH0512244Y2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0512244Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003239115A (ja) * 2002-02-13 2003-08-27 Onyone Kk 防寒衣服
EP1654038B1 (en) * 2003-08-15 2010-02-17 Robert R. Duncan Survival suit
JP5563404B2 (ja) 2009-08-26 2014-07-30 宏三 大塩 救命浮き袋

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62166191A (ja) * 1986-01-17 1987-07-22 Seiichiro Odaka 救命胴衣兼用のジヤンパ−

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0116731Y2 (ja) * 1984-09-29 1989-05-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62166191A (ja) * 1986-01-17 1987-07-22 Seiichiro Odaka 救命胴衣兼用のジヤンパ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0170814U (ja) 1989-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2607934A (en) Safety garment
JP2002538405A (ja) 防護服
AU620915B2 (en) Inflatable immersion suit
CA2306366A1 (en) Low profile survival vest
US3441963A (en) Inflatable sailing jacket
CN209479926U (zh) 分离式救生衣
CN201501522U (zh) 外携式气胀救生背心
US6668383B2 (en) Hunting waders and jacket combination
JPH0512244Y2 (ja)
ITMI20070909A1 (it) "indumento di salvataggio"
JP3756119B2 (ja) 膨脹式救命衣
WO2011003127A1 (en) Flotation device
US1742368A (en) Buoyant swimming suit
EP0023430A1 (en) A safety garment
CA1145619A (en) Personal floatation device
CN102871236A (zh) 一种多用途可充气服饰
JPH0580995U (ja) 作業用救命衣
CA1085235A (en) Thermal immersion protection jacket
GB2116125A (en) Cold-proof water-proof garment
KR100783125B1 (ko) 구명복
GB2059360A (en) Buoyant Jackets
CN209711588U (zh) 一种多功能旅行冲锋衣
JP4242625B2 (ja) 救命具付きの胸当てズボン
CN216393122U (zh) 充气保暖防溺功能服
JPH0123920Y2 (ja)