JPH0512074A - 故障情報記憶装置 - Google Patents

故障情報記憶装置

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JPH0512074A
JPH0512074A JP3193458A JP19345891A JPH0512074A JP H0512074 A JPH0512074 A JP H0512074A JP 3193458 A JP3193458 A JP 3193458A JP 19345891 A JP19345891 A JP 19345891A JP H0512074 A JPH0512074 A JP H0512074A
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JP
Japan
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failure
eeprom
ram
power
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP3193458A
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English (en)
Inventor
Osamu Suzuki
修 鈴木
Mitsuo Shiraishi
光男 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Publication date
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Publication of JPH0512074A publication Critical patent/JPH0512074A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の動作中に発生した故障情報を一旦
記憶し,故障修理時等にこの記憶情報を読出し故障解析
用データとして利用する故障情報記憶装置において,故
障発生の時間経緯を推定でき,かつ電圧保持回路を要し
ない簡易な故障情報記憶装置を提供する。 【構成】 制御部と,この制御部に接続されバッテリー
バックアップされたRAMと,電気的に書込及び消去が
可能なEEPROMとで構成され,通常動作時は制御部
に入力された故障情報を上記RAMに書き込み,電源投
入毎にRAMからEEPROMへ書き込みアドレスを更
新しながらデータを転送する故障情報記憶装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の動作中に発生
した故障情報を記憶し,故障修理時等に必要に応じてこ
の情報を読み出すことにより,故障原因の解析を行うこ
とを目的とする故障情報記憶装置の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】故障情報記憶装置の従来の技術として
は,例えば図2に示すものがある。図において,1−1
から1−4は故障信号の入力端子,2は制御部,3はシ
リアル方式のEEPROM,4はEEPROM3と制御
部2への電源入力端子,5はEEPROM3のデータ入
力ライン,6はEEPROM3のデータ出力ライン,7
はEEPROM3のクロック入力ライン,8はEEPR
OM3の選択信号ライン,9は電源電圧が低下した場
合,少なくともEEPROM3の書込所要時間は制御部
2とEEPROM3が動作可能なように電圧を保持する
電圧保持部,10はEEPROM3に書き込まれた故障
情報を制御部2を介して外部装置に読み出すためのイン
タフェース部である。
【0003】以下,この動作を図3を用いて説明する。
故障入力端子1−1〜1−4には,主装置の各部からの
故障信号を入力する。ここでは,本装置を無線機に適用
した場合の一例として,1−1にシンセサイザのアンロ
ック信号,1ー2に電源電圧の低下信号,1−3に装置
内の温度異常信号,1−4に出力パワー異常信号を入力
したとする。図3において,主装置の動作期間30,3
1の間に故障が発生し,故障入力端子1−1〜1−4か
ら故障信号21〜23が入力されると,制御部2はEE
PROM3に故障の種類を示す情報を書き込む。故障の
種類を示す情報は,あらかじめ,例えば図4に示すよう
にコード化しておく。すなわち端子1−1から信号21
が入力した場合は,アンロックを示すコードである$4
0をEEPROM3に書き込む。端子1ー2から信号2
2が入力した場合は,電源電圧低下を示す$20をEE
PROM3に書き込む。同様に端子1−3から信号23
が入力した場合は$10を,端子1−4から信号24が
入力した場合は$08を書き込む。
【0004】図4は図3に示すEEPROM書込29の
終了時点でEEPROM3に書き込まれた内容である。
最初に発生したシンセサイザのアンロックがアドレス$
Nに書かれ,次に発生した電源電圧の低下がアドレス$
(N+1)書かれ,以下異常の発生した順にアドレス$
(N+4)まで故障情報が書き込まれている。
【0005】ここで,図3に示すEEPROM書込26
の様に主装置の電源電圧の異常低下の故障情報をEEP
ROM3に書き込む場合や,信号23の様に電源オフ直
前に異常が発生した場合,制御部2とEEPROM3の
電源電圧も低下してしまうとEEPROM3への書込み
を行う事ができない。したがって,主装置の電源電圧低
下が生じた時に,制御部2とEEPROM3の電源電圧
をEEPROM3への書込所用時間以上,保持する電圧
保持部が必要である。EEPROMの書込所用時間は,
標準的に8bitのデータを書き込む場合で10ms前
後である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には,
図4のようにEEPROM3に記憶された故障情報を読
み出しても故障の種類と発生順序は確認できるが,故障
発生時間間隔等の時間経緯を全く推定されできない大き
な欠点があり,また装置の電源電圧が低下した時に制御
部2とEEPROM3の電源電圧をEEPROM3の書
込み時間だけ保持する回路が必要である欠点もあった。
本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたもので,故障
発生の時間経緯を推定でき,かつ電圧保持回路を要しな
い簡易な故障情報記憶装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の目的を
達成するため,バッテリバックアップされたRAMを設
けて,主装置の動作中は制御部2に故障信号が入力する
毎に故障情報を当該RAMの故障情報記憶エリアに書き
込み,電源の投入直後にRAMに保持されている前回の
動作中に発生した故障情報をEEPROM3に転送する
と同時に,RAMに保持しているEEPROM3の書き
込みアドレスの更新と,RAMの故障情報記憶エリアの
消去を行うようにしたものである。
【0008】本発明の別の手段として,上記と同様にR
AMを設けて故障信号入力時に故障情報を当該RAMに
書きこむ一方,電源投入時は上記RAMの情報を読み出
し,前回の電源投入間に故障が発生していた場合は故障
情報をEEPROM3に書き込み,故障が発生していな
かった場合は連続して故障なしで電源を投入した回数を
データとしてEEPROMに書き込み,その回数がEE
PROMの1アドレスデータで表わせる最大値に達する
まで書込アドレスを更新しないようにしたものである。
【0009】
【作用】その結果,EEPROM3に書き込まれている
データを見ると,何度めの電源投入の間に故障が発生し
たかがわかるので,電源を規則的に投入するシステムに
適用された場合,故障発生日や故障発生の時間間隔等の
時間経緯を把握することが可能である。また,RAMへ
の書込時間はEEPROMへの書込時間に比べて数μs
と著しく短く,電源電圧が低下しても,制御部2とEE
PROM3の電源電圧が動作可能な電圧範囲にある間に
終了できるため,電圧保持部9が不要となる。
【0010】
【実施例】以下,この発明の一実施例を図1を用いて説
明する。1−1から1−4は故障信号の入力端子,2は
制御部,3はシリアル方式のEEPROM,4はEEP
ROM3と制御2への電源の入力端子,5はEEPRO
M3のデータ入力ライン,6はEEPROM3のデータ
出力ライン,7はEEPROM3のクロック入力ライ
ン,8はEEPROM3の選択信号ライン,10はEE
PROM3に書き込まれた故障情報を制御部2を介して
読み出すための外部装置とのインタフェース部,11は
RAM,12は装置の電源40に直接接続した電源入力
端子,13は装置の電源スイッチ41の出力に接続した
電源入力端子,14は電源入力端子12,13からの入
力電圧をRAM3の動作電圧に変換するツェナータイオ
ード,15,16はダイオード,17は電流制限用抵
抗,18はRAM11のデータライン,19はアドレス
ライン,20はRAM2の制御ライン(ライトイネーブ
ルやチップセレクト)である。
【0011】以下,この動作を図5を用いて説明する。
従来技術の場合と同様に,故障入力端子1−1にシンセ
サイザのアンロック信号,1−2に電源電圧の低下信
号,1−3に装置内の温度異常信号,1−4に出力パワ
ー異常信号を入力する。RAM11は図7のように故障
情報とEEPROM書込アドレスの記憶エリアを持つ。
装置の動作中に故障入力端子1−1〜1−4から故障信
号が入力すると,制御部2はRAM11に故障の種類を
示す情報を書き込む。故障の種類を示す情報は従来技術
と同様に図4のようにコード化するものとする。動作中
に2種類以上の故障信号が入力した場合には,図5に示
すRAM書込33,34,36のように先に入力した故
障信号のコードとORをとってRAM11に書き込む。
【0012】主装置の電源スイッチがオフの間,RAM
11は,電源に直接接続した電源入力端子12から抵抗
17とダイオード15を介してバックアップされ,デー
タ内容を保持する。装置の電源スイッチがオンすると,
制御部2はRAM11に保持されている。前回の動作中
に発生した故障情報を,EEPROM3に書き込む。E
EPROMの書き込みアドレスも,故障情報と同様にR
AM11に保持されている。次にRAMの故障情報エリ
アの消去(全データ“0”)と,書き込みアドレスの更
新をする。
【0013】図6は図5に示すEEPROM書込39の
終了時点でEEPROM3に書き込まれたデータ内容
で,動作期間30の間に発生した故障のコードがアドレ
ス$Nに,動作期間31の間に発生した故障のコードが
アドレス$(N+1)に書かれている。アドレス$(N
+2)以降はビット7が“1”であり,故障情報が書き
込まれていないことを示す。この状態で,外部装置にイ
ンタフェース10からEEPROM3に書かれたデータ
を読み出すと,アドレス$(N+1)のデータより,前
回の使用中にシンセサイザのアンロックと温度異常が発
生したことがわかる。アドレス$Nのデータからは,前
々回の使用中に,シンセサイザのアンロックと,電源電
圧の低下と,出力パワー異常が発生したことがわかる。
またアドレス$(N−1)のデータからは,前々回の使
用中には故障が発生しなかったことがわかる。
【0014】上記の方法でEEPROM3に故障情報を
書き込む場合,EEPROMのアドレスは,電源を投入
する毎に更新するため,EEPROMの使用効率が悪
い。これを改善するには,電源投入直後に,RAM11
の故障情報記憶エリアの内容をチェックし,消去された
状態のままであれば,EEPROM3には故障なしで電
源を入/切した回数をデータとして書けばよい。
【0015】図8はこの方法でEEPROM3に書かれ
たデータの一例である。アドレス$0〜$2はビット7
が“1”であり,ビット0からビット6には,故障なし
で電源を入/切した回数が書かれていることを示す。ア
ドレス$0と$1は全データ“1”であるから,それぞ
れ128回連続して故障がなかったことを示す。アドレ
ス$2のビット0からビット6には11が書かれている
ので,11回連続して故障がなかったことを示す。した
がって,この場合装置の使用を開始してから128+1
28+11=267回連続して故障がなかったことを示
す。アドレス$3と$4のビット7は“0”であり,ビ
ット0〜ビット6には故障情報が書かれていることを示
す。アドレス$5のビット7は“1”で,ビット0〜ビ
ット6には3が書かれているので,3回連続して故障が
なかったことを示す。
【0016】結局,使用を開始してから267回は故障
がなく,268回めと269回めに故障が発生し,さら
にその後3回は故障なく動作していることを示してい
る。
【0017】尚,電源電圧の低下信号が,通常の電源オ
フの際にも故障入力端子1−2から入力して,電源オフ
の毎にRAM11に書き込まれてしまうことが考えられ
るが,これは電源スイッチ41の状態を制御部2に入力
し,スイッチがオフの時はRAM11に書きこみをしな
いようにすることで,容易に解決することができる。
【0018】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば,電源投入回
数と故障情報の相関がわかるため,故障情報の書かれた
アドレスを手がかりに故障発生の時間経緯を推定するこ
とができるようになると共に,電圧保持回路を要しない
簡易な回路で電源電圧の低下もしくはオフの直前に発生
した故障も記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すブロック図。
【図2】従来例の全体構成を示すブロック図。
【図3】従来例の動作説明図。
【図4】従来装置によりEEPROMに書かれた故障情
報を示す図。
【図5】本発明の動作説明図。
【図6】本発明によりEEPROMに書かれた故障情報
の一例を示す図。
【図7】本発明のRAMのデータ内容。
【図8】本発明によりEEPROMに書かれた故障情報
の他の例を示す図。
【符号の説明】
1−1〜1−4 故障信号入力端子 2 制御部 3 EEPROM 4 電源入力端子 5 EEPROMのデータ入力ライン 6 EEPROMのデータ出力ライン 7 EEPROMのクロック入力ライン 8 EEPROMの選択信号ライン 9 電圧保持部 10 外部装置インタフェース 11 RAM 12 電源入力端子 13 電源入力端子 14 ツェナーダイオード 15,16 ダイオード 17 抵抗 18 RAMのデータライン 19 RAMのアドレスライン 20 RAMの制御信号ライン 21 シンセサイザのアンロック信号入力端子 22 電源電圧低下信号入力端子 23 温度異常信号入力端子 24 出力パワー異常信号入力端子 25〜29 EEPROMへの書込信号 30,31 装置の動作期間 32〜36 RAMへの書込信号 37〜39 EEPROMへの書込信号 40 電源 41 電源スイッチ 42 レギュレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御部と,前記制御部に接続され電気的
    に書込および消去が可能なROM(以下EEPROM)
    と,前記制御部に接続されバッテリバックアップされた
    RAMとで構成され, 更に前記制御部は,主装置の故障信号の入力端子を有
    し,入力した故障信号に応じた故障情報を前記RAMの
    故障情報記憶エリアに書き込み,電源が投入された後に
    前記RAMの故障情報記憶エリアの情報を前記EEPR
    OMに転送すると共に,前記RAMに対してEEPRO
    M書き込みアドレスの更新と,故障情報記憶エリアの消
    去を行うことを特徴とする故障情報記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は,電源投入後に前記RAM
    の故障情報記憶エリアの情報を読み出して故障信号入力
    の有無を確認し,故障信号が入力されている場合は当該
    故障情報記憶エリアの情報を前記EEPROMに書き込
    むと同時に,前記RAMに対してEEPROM書込アド
    レスの更新と,故障情報記憶エリアの消去を行い, 故障信号が入力されていない場合は,連続して故障無し
    で電源を投入した回数をデータとして前記EEPROM
    に書き込み,その回数がEEPROMの1アドレスのデ
    ータで表せる最大値に達するまで書込アドレスの更新を
    行わないことを特徴とする特許請求の範囲請求項1記載
    の故障情報記憶装置。
JP3193458A 1991-07-08 1991-07-08 故障情報記憶装置 Pending JPH0512074A (ja)

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JP3193458A JPH0512074A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 故障情報記憶装置

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Family

ID=16308341

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JP3193458A Pending JPH0512074A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 故障情報記憶装置

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JP (1) JPH0512074A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013162478A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Canon Inc カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013162478A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Canon Inc カメラ

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