JPH05120516A - 自動現金支払機の防犯装置及び防犯システム - Google Patents

自動現金支払機の防犯装置及び防犯システム

Info

Publication number
JPH05120516A
JPH05120516A JP3307174A JP30717491A JPH05120516A JP H05120516 A JPH05120516 A JP H05120516A JP 3307174 A JP3307174 A JP 3307174A JP 30717491 A JP30717491 A JP 30717491A JP H05120516 A JPH05120516 A JP H05120516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detecting means
vibration
circuit
cash dispenser
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3307174A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironari Komata
宏成 小俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I M V KK
IMV KK
Original Assignee
I M V KK
IMV KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by I M V KK, IMV KK filed Critical I M V KK
Priority to JP3307174A priority Critical patent/JPH05120516A/ja
Publication of JPH05120516A publication Critical patent/JPH05120516A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金を奪うために自動現金支払機の破壊行為等
の異常事態を確実に発見して自動現金支払機の安全運用
を図ること。 【構成】 自動現金支払機に振動或いは音の検出手段及
び温度検出手段を装着し、該自動現金支払機に対する種
々の破壊行為等があったときにこれら検出手段のいずれ
かにより確実に検出してその異常事態を判別回路により
判別し警報回路が警報を発する。このように構成された
防犯装置の複数台を中央集中監視装置に接続し、集中監
視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は現金自動支払機の安全運
用を図るための防犯装置及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は自動現金支払機を収容する室内に
防犯カメラを設置し侵入者を撮影する方式がとられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の防犯カメラ
による方式によれば、防犯カメラにより映し出された映
像から監視員が金を奪うための自動現金支払機の破壊行
為等の異常事態を識別しなければならず、多数の自動現
金支払機を同時に監視するときには、この異常事態を見
逃す等の問題点があった。
【0004】本発明はこのような問題点を解消し、確実
に前記の異常事態を発見して防犯を達成し得る自動現金
支払機の防犯装置及び防犯システムを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は自動現金支払機に装着した振動或いは音の
検出手段と、温度の検出手段と、該振動検出手段からの
検出信号が所定の周波数の範囲内で且つ所定の振動量以
上の振動であると異常の出力信号を発生する第1判別回
路或いは前記音検出手段からの検出信号が所定の周波数
の範囲内で且つ所定の音量以上であると異常の出力信号
を発生する第3判別回路と、前記温度検出手段からの検
出信号が所定の温度以上の温度であると異常の出力信号
を発生する第2判別回路と、これら第1乃至第3判別回
路のいずれかからの異常の出力信号を入力したとき警報
を発生する警報回路とからなることを特徴とし、又第2
発明は複数台の第1発明の防犯装置と、これら防犯装置
の第1乃至第3判別回路からの異常出力信号を入力する
中央集中監視装置とからなることを特徴とする。
【0006】
【作用】犯人が自動現金支払機の筐体をドリルによる破
壊等を行うとその振動や音により振動検出手段或いは音
検出手段からの検出信号が第1判別回路或いは第3判別
回路の所定の周波数の範囲内で且つ所定の振動量或いは
音量以上となって判別回路から異常の出力信号を発生
し、又は前記筐体をバーナによる溶断等を行うとその熱
により温度検出手段からの検出信号が第2判別回路の所
定の温度以上となって該第2判別回路から異常の出力を
発生し、これら異常の出力を入力した警報回路が警報を
発生する。
【0007】又、前述の如く破壊や溶断の行われている
自動現金支払機の防犯装置の判別回路からの異常の信号
を入力した中央集中監視装置はその異常の発生した自動
現金支払機の場所と異常を監視員に知らせる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の防犯装置の1実施例を図1の
ブロック線図により説明する。
【0009】1は動電形振動センサー或いは圧電形振動
センサー等からなる振動数及び振動量を検出する振動検
出手段、2は抵抗温度計、熱電対温度計等からなる温度
を検出する温度検出手段、3はコンデンサマイクロホン
等からなる音の振動数及び音量を検出する音検出手段を
示し、これら検出手段1、2、3を自動現金支払機の筐
体の側面等に装着した。そしてこれら検出手段1、2、
3の出力側に増幅機能を具備した波形整形回路4a、4
b、4cを介して第1、第2、第3判別回路5a、5
b、5cにそれぞれ接続した。ここで第1、第3判別回
路5a、5cは周波数計数回路と比較回路とからなり、
又第2判別回路5bは比較回路からなる。
【0010】6a、6b、6cは第1、第2、第3設定
器を示し、これら第1、第3設定器6a、6cは異常と
考えられる所定の範囲の周波数及び所定の最低振動量或
いは最低音量が設定可能でその出力側を第1、第3判別
回路5a、5cの入力側にそれぞれ接続し、又前記第2
設定器6bは異常と考えられる最低温度が設定可能でそ
の出力側を第2判別回路5bの入力側に接続した。
【0011】ここで、前記第1、第3設定器6a、6c
に設定される周波数の範囲は、4〜8KHZ が好ましい。
その理由は自動現金支払機の筐体に人が当った場合にも
約3KHZ の振動が発生すると共にドリル等が該筐体に当
ったような金属同士の接触には4KHZ 以上の振動とな
り、又8KHZ 以上ではその振動中に暗振動即ちノイズが
多くなり正確な振動が期し難い問題点があることによ
る。このことは振動及び音の検出のいずれについてもい
える。
【0012】又、前記第1設定器6aに設定される最低
振動量は10Gであることが好ましい。その理由は人が
前記筐体に強く当った場合に時として9Gの振動量が生
じ、ドリル等による破壊行為が行われると10G以上の
振動量を生ずることによる。
【0013】又、前記第3設定器6cに設定される音量
は100フォンであることが好ましい。その理由は赤児
が泣いたような場合にも時として90フォン位の音量と
なりドリル等の破壊行為が行われると確実に100フォ
ン以上の音量になることによる。
【0014】又、前記第2設定回路6bに設定される最
低温度は摂氏50度が好ましい。その理由は自動現金支
払機の筐体の周囲温度が真夏に時として30度以上にな
ることもあり、又バーナ等による筐体の溶断が行われる
と確実に該筐体が50度以上になることによる。
【0015】7は警報回路を示し、該警報回路7はその
入力側を前記第1乃至第3判別回路5a〜5cの出力側
に接続し、これら判別回路5a〜5cのいずれかからの
異常の出力信号を入力すると警報を発するようにした。
【0016】このように構成された自動現金支払機の各
防犯装置A即ち判別回路5a〜5cからの信号は各室内
においてまとめられて中継器Bを経て隔離した場所の中
央監視室に設置のCPUと表示盤とからなる中央集中監
視装置Cに接続した。尚各室の中継器Bからは異常信号
と共に各室のロケーションナンバーの信号が共に前記中
央集中監視装置Cに送信するようになっている。
【0017】次に上記実施例装置の作動について説明す
ると、振動検出手段1の波形整形回路4a及び音検出手
段3の波形整形回路4cの出力信号は、図3の如く例え
ば何ら異常のない正常なときはaの波形となり、又侵入
者がドリル、ハンマー等により自動現金支払機の筐体を
破壊して該筐体を振動したり音を発生した異常状態のと
きは図4のbの波形になり、又振動検出手段1や音検出
手段3と波形整形回路4との間のリード線等に断線があ
ったときは図5の波形cに又該リード線等にショートが
あったときは図6の波形dにそれぞれなる。
【0018】又温度検出手段2の波形整形回路4bの出
力信号は図7の如く正常なときは大気温度に影響されて
規定の値内で波形eの如く多少変動するが、侵入者がバ
ーナ等で自動現金支払機の筐体を溶断して該筐体の温度
が異常に高くなるような異常状態のときは図8の波形f
或いは図9のf´の如く規定値g即ち50度を越えて高
い値になり、又前述の如く温度検出手段2と波形整形回
路4との間のリード線等に断線があったときは前述と同
様に図5の波形cに、又該リード線等にショートがあっ
たときは前述と同様に図6の波形dにそれぞれなる。
【0019】そこで、前述の如く侵入者がドリル、ハン
マー等により自動現金支払機の筐体を破壊するような場
合には、波形整形回路4a又は4cから波形bの出力信
号を発生し、該出力信号を入力した判別回路5a又は5
cはその周波数計数回路により異常周波数を検出して比
較回路において、該異常周波数が所定の周波数の範囲即
ち4〜8KHZ の範囲内に入るかどうか比較すると共に判
別回路5aの比較回路において振動量が最低振動量10
G以上か否かも比較し、又は判別回路5cの比較回路に
おいて音量が最低音量100フォン以上か否かも比較
し、判別回路5aの比較回路において異常周波数が所定
の周波数の範囲内で且つ振動量が最低振動量以上である
と該比較回路より異常信号を出力し、又は判別回路5c
の比較回路において異常周波数が所定の周波数の範囲内
で且つ音量が最低音量以上であると該比較回路より異常
信号を出力し、警報回路7により警報を発すると同時
に、中央監視室の中央監視装置Cは警報を発すると共に
破壊が行われている自動現金支払機の室のロケーション
ナンバーと破壊による異常を表示する。
【0020】又、侵入者がバーナ等により自動現金支払
機の筐体を溶断するような破壊を行っているような場合
には、波形整形回路4bから規定値即ち50度gを越え
て高くなる波形fが発生し、該出力信号を入力した判別
回路5bはその比較回路により波形fが規定値gを越え
て異常の発生を判別して異常信号を出力し、警報回路7
が警報を発すると同時に、中央監視室の中央監視装置C
は警報を発すると共に破壊が行われている自動現金支払
機の室のロケーションナンバーと破壊による異常を表示
する。
【0021】又、前述の如くリード線等に断線或いはシ
ョートがあると、波形整形回路4a、4b、4cのいず
れかから波形c或いは波形dの出力信号を発生し、該出
力信号を入力した判別回路5a5b又は5cの異常検出
回路により断線或いはショートの異常を判別し、その判
別結果の信号を入力した中央監視装置Cは警報を発する
と共に断線或いはショートの発生と発生した防犯装置の
ロケーションの位置を表示する。
【0022】尚、前記実施例では自動現金支払機の筐体
に振動検出手段1、温度検出手段2及び音検出手段3の
全ての検出手段を装着した場合を示したが、必要に応じ
て温度検出手段2と振動検出手段1又は温度検出手段2
と音検出手段3のいずれかの組合せでもよい。
【0023】
【発明の効果】このように本発明の防犯装置によると自
動現金支払機に振動或いは音の検出手段及び温度検出手
段を装着し、これら検出手段からの検出信号から判別回
路により異常を判別して警報回路から警報を発するよう
にしたので、犯人が自動現金支払機の筐体に対してドリ
ル等による破壊やバーナによる溶断等の種々の行為をし
ても、振動或いは温度或いは音のいずれかの検出手段に
よりこれらの異常行為を確実に検知できて自動現金支払
機の安全な運用を図ることができ、更に本発明の防犯装
置の複数台を中央集中監視装置に接続して集中監視のシ
ステム化をしたので、複数台の自動現金支払機の安全な
運用を同時に少人数の監視員により達成可能にする効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の防犯装置のブロック線図で
ある。
【図2】システムのブロック線図である。
【図3】振動或いは音の検出手段に接続した波形整形回
路の正常なときの出力波形図である。
【図4】異常状態のときの該波形整形回路の出力波形図
である。
【図5】リード線等に断線があったときの該波形整形回
路の出力波形図である。
【図6】リード線等にショートがあったときの該波形整
形回路の出力波形図である。
【図7】温度の検出手段に接続した波形整形回路の正常
なときの出力波形図である。
【図8】
【図9】異常状態のときの該波形整形回路の出力波形図
である。
【符号の説明】
1 振動検出手段 2 温度検出手段 3 音検出手段 5a〜5c 判別回路 7 警報回路 A 防犯装置 C 中央集中監視装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動現金支払機に装着した振動或いは音
    の検出手段と、温度の検出手段と、該振動検出手段から
    の検出信号が所定の周波数の範囲内で且つ所定の振動量
    以上の振動であると異常の出力信号を発生する第1判別
    回路或いは前記音検出手段からの検出信号が所定の周波
    数の範囲内で且つ所定の音量以上であると異常の出力信
    号を発生する第3判別回路と、前記温度検出手段からの
    検出信号が所定の温度以上の温度であると異常の出力信
    号を発生する第2判別回路と、これら第1乃至第3判別
    回路のいずれかからの異常の出力信号を入力したとき警
    報を発生する警報回路とからなることを特徴とする自動
    現金支払機の防犯装置。
  2. 【請求項2】 前記振動検出手段と前記温度検出手段と
    前記音の検出手段と前記第1乃至第3判別回路のすべて
    を具備していることを特徴とする請求項1に記載の自動
    現金支払機の防犯装置。
  3. 【請求項3】 複数台の請求項1の防犯装置と、これら
    防犯装置の第1乃至第3判別回路からの異常出力信号を
    入力する中央集中監視装置とからなることを特徴とする
    自動現金支払機の防犯システム。
JP3307174A 1991-10-28 1991-10-28 自動現金支払機の防犯装置及び防犯システム Pending JPH05120516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3307174A JPH05120516A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 自動現金支払機の防犯装置及び防犯システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3307174A JPH05120516A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 自動現金支払機の防犯装置及び防犯システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05120516A true JPH05120516A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17965927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3307174A Pending JPH05120516A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 自動現金支払機の防犯装置及び防犯システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05120516A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0965960A2 (en) * 1998-06-16 1999-12-22 Ncr International Inc. Automatic teller machines
JP2008210202A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Nec Infrontia Corp 情報読取装置および不正加工検出方法
US8043274B2 (en) 2007-12-05 2011-10-25 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Disposable undergarment with stretch areas for optimal fit
US8348917B2 (en) 2007-12-05 2013-01-08 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Stretched, necked, unitary garment and a method of manufacturing same
JP2013107481A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Panasonic Corp 車載用サイレン装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0965960A2 (en) * 1998-06-16 1999-12-22 Ncr International Inc. Automatic teller machines
EP0965960A3 (en) * 1998-06-16 2002-02-13 Ncr International Inc. Automatic teller machines
JP2008210202A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Nec Infrontia Corp 情報読取装置および不正加工検出方法
JP4491469B2 (ja) * 2007-02-27 2010-06-30 Necインフロンティア株式会社 情報読取装置および不正加工検出方法
US8043274B2 (en) 2007-12-05 2011-10-25 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Disposable undergarment with stretch areas for optimal fit
US8348917B2 (en) 2007-12-05 2013-01-08 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Stretched, necked, unitary garment and a method of manufacturing same
JP2013107481A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Panasonic Corp 車載用サイレン装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6310550B1 (en) Security system
JPH0749915A (ja) 自動取引エリアの防犯装置
US11837057B1 (en) Intrusion detection systems and methods
JP2006163659A (ja) 侵入検知システム
JP2003067866A (ja) 地震報知機能付き集合住宅管理システム
JPH05120516A (ja) 自動現金支払機の防犯装置及び防犯システム
KR20020000473A (ko) 인터넷을 이용한 안전 경비 시스템
US3579220A (en) Alarm system
US9619993B2 (en) Logging into a system with a bluetooth device
US4568920A (en) Method and device for supervising and giving a progressive alarm in response to detected intensity
US3487397A (en) Acoustical alarm system
EP0755551B1 (en) Fault monitoring event detection device
US7091832B1 (en) Acoustic detection of machinery malfunction
US3364477A (en) Vault alarm system
JP2006039906A (ja) 警報発生システムおよびビデオ処理装置
JP3884946B2 (ja) 防犯装置
KR100369714B1 (ko) 인터넷을 이용한 방범시스템
JP2001106029A (ja) 振動検出器及び振動検出方法
JP3151508B2 (ja) 警備開始操作忘れ監視装置
KR200203248Y1 (ko) 인터넷을 이용한 안전 경비 시스템
JP2005190433A (ja) 警備システム
CN108399691B (zh) 提款机异常管理方法与系统
KR101022368B1 (ko) 방범 시스템 및 그 방법
JP6984885B2 (ja) 警備システム
JP2002269648A (ja) 防犯装置