JPH05119078A - ベクトル電圧比測定方法 - Google Patents

ベクトル電圧比測定方法

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JPH05119078A
JPH05119078A JP30847391A JP30847391A JPH05119078A JP H05119078 A JPH05119078 A JP H05119078A JP 30847391 A JP30847391 A JP 30847391A JP 30847391 A JP30847391 A JP 30847391A JP H05119078 A JPH05119078 A JP H05119078A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1つのA/D変換器を用いてベクトル電圧比を
高速で測定する。 【構成】DUTの任意2端子に正弦波信号を与え、該2
端子間電圧Vpotと該2端子間を流れる電流の値を電圧
値に変換した変換電圧Vcurとを、前記正弦波信号周期
の1/4の周期(正弦波の1周期を360度とすると9
0度の周期)より短いタイミング、例えば前記正弦波周
期の1/8のタイミングで動作する切換器を介してA/
Dコンバータに出力する。そして、A/Dコンバータで
は電圧VpotおよびVcurを前記切換器が次の切換動作を
する前に少なくとも1回、かつ前記測定周期の1/4の
周期でサンプリングする。上記電圧Vpotと変換電圧Vc
urとについてのサンプリングデータを周知の方法でディ
ジタル信号処理して、VpotおよびVcurのベクトル電圧
を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベクトル電圧比測定方法
に関し、例えばLCR部品等のインピーダンス測定を行
う装置において、1つのA/D変換器を用いてベクトル
電圧比を高速で測定できる上記方法に関するものであ
る。
【0002】
【技術背景】例えばLCR部品等の被測定対象(以下、
DUTと言う)のインピーダンス測定を行うためには、
該DUTの端子間電圧と該端子間を流れる電流とのベク
トル比を測定する必要があるが、通常、電流については
電流測定用抵抗を用いて電流/電圧変換した上で、電圧
と電流とのベクトル比を求めている。ところで、従来、
1つの積分型A/Dコンバータを用いて上記端子間電圧
potおよび変換電圧(電流を電流/電圧変換した電
圧)Vcurを測定する方法が知られている。この方法で
は、1つのA/Dコンバータを用いて前記両電圧Vpot
及びVcurの測定を行うことでA/Dコンバータの比例
誤差を相殺することができる。このため、上記方法では
簡単な回路構成と補正操作により高精度のベクトル電圧
比を測定できる利点を有している。
【0003】ところで、ベクトル電圧比を求めるために
は、通常、DUTの両端電圧Vpotのベクトル電圧を求
めるために2回、DUTに流れる電流の変換電圧Vcur
のベクトル電圧を求めるために2回、合計4回の測定が
必要である。通常、ある周波数の正弦波信号の0度成分
または90度成分を、積分型A/Dコンバータにより測
定する場合、通常、積分時間は1周期以上を要する。従
って、従来機種では1回のベクトル電圧測定に測定に4
周期以上の時間が必要となり、測定時間を短縮するのに
は限界がある。
【0004】また、位相検波のための局発信号に測定信
号の一部をあて、積分回数を3回に短縮する方法も従来
存在するが、この方法では測定信号から局発信号を生成
する際に誤差を生じ易い等の問題がある。また、複数の
積分型A/Dコンバータを用いて、ベクトル電圧の測定
を一回の積分で終了する方法も採用されている。この方
法を用いれば、高速測定が可能となる反面、回路構成が
複雑となり、かつ補正操作が非常に複雑になる。更に、
積分型A/Dコンバータを用いた場合、オフセット電圧
の処理が必要となり、通常は検波位相を180度回転し
て、もう一度積分を行う等の操作が必要となるため、測
定時間は前述の測定時間の2倍となる。この他、ある種
のネットワーク・アナライザに用いられているように、
位相検波部分をソフトウェアにより行い高速測定を可能
とする方法も知られている。この方法では、A/Dコン
バータを3個使用し、中間周波数の1周期の時間で3つ
の電圧の測定を終了できるが、部品点数が増加すると共
に、A/Dコンバータまでの回路のトラッキング誤差が
追加誤差となる等の問題がある。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記のような問題点を解決する
ために提案されたものであって、回路構成及び補正操作
の簡素性を損なうことなく、測定信号の1周期程度の時
間で測定を終了することができるベクトル電圧比測定方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明では、DUTの任意2端子に正弦
波信号を与え、該2端子間電圧Vpotと該2端子間を流
れる電流の値を電圧値に変換した変換電圧Vcurとを、
前記正弦波信号周期の1/4の周期(正弦波の1周期を
360度とすると90度の周期)より短いタイミング、
例えば前記正弦波周期の1/8のタイミングで動作する
切換器を介してA/Dコンバータに出力する。そして、
A/Dコンバータでは電圧VpotおよびVcurを前記切換
器が次の切換動作をする前に少なくとも1回、かつ前記
測定周期の1/4の周期でサンプリングしている。
【0007】例えば、A/Dコンバータは、電圧Vpot
と変換電圧Vcurとを切換器の動作毎に交互にサンプリ
ングしてもよいし、電圧Vpotが入力されているときに
該Vpotのサンプリングを連続して複数回行い、切換器
が動作して入力が変換電圧Vcurに切り換わった後に該
curのサンプリングを連続して前記と同じ回数行って
もよい。しかし、何れにしても90度の位相差のサンプ
リングデータが対になって得られることには変わりはな
い。すなわち、相互に90度の位相差を持つ一対の電圧
potのサンプリングデータおよび同じく相互に90度
の位相差を持つ一対の変換電圧Vcurのサンプリングデ
ータが複数組得られることになる。従来では、電圧V
potあるいは変換電圧Vcurとのサンプリングを90度の
位相差で行う場合、1番目のサンプリング(0度)が行
われる時刻と2番目のサンプリング(90度)が行われ
る時刻との間の期間においては、A/Dコンバータが動
作することがなかったが、本発明では例えば電圧Vpot
の0度のサンプリングと90度のサンプリングとの間に
変換電圧Vcurの0度または90度のサンプリングが行
われるので、1つのA/Dコンバータを有効利用するこ
とができる。上記電圧Vpotと変換電圧Vcurとについて
のサンプリングデータを周知の方法でディジタル信号処
理することで、VpotおよびVcurのベクトル電圧を求め
ることができる。
【0008】ところで、このようにして求めた電圧V
potのベクトル電圧は、該Vpotのサンプリング位相に基
づく座標系(第1の座標系)におけるものであり、変換
電圧Vcurのベクトル電圧は、Vcurのサンプリング位相
に基づく座標系(第2の座標系)におけるものである。
このため、各座標系におけるベクトル電圧の0度成分と
90度成分を同一の座標系における0度成分と90度成
分に変換する補正が必要となるが、この補正は簡単なベ
クトル回転演算または複素数演算により行うことができ
る。通常は一方の座標系を他方の座標系に合わせる補正
が行われる。
【0009】なお、電圧Vpotが入力されているときに
該Vpotのサンプリングを連続して複数回行い、切換器
が動作して入力が変換電圧Vcurに切り換わった後に該
curのサンプリングを連続して前記と同じ回数行する
場合に、すなわち、切換器が電圧Vpot,変換電圧Vcur
の一方を選択したいる期間中に、複数の連続したサンプ
リングを行う場合には、測定時間を大幅に短縮したまま
で、より高精度のベクトル電圧比を測定することができ
る。
【0010】
【実施例】図1は本発明のベクトル電圧比測定方法を実
施するための基本回路の構成を示すブロック図である。
同図において、正弦波電圧または正弦波電流を出力する
信号源1からの測定信号はDUT(コイル,コンデン
サ,抵抗等)2に与えられ、DUTの端子間電圧Vpot
および電流/電圧変換器3を介した変換電圧Vcurが切
換器4に入力される。切換器4は後述するタイミング
で、入力したVpot及びVcurを交互に切り換えて出力す
る。切換器4の次段には増幅器5が設けられており、切
換器4からの信号は増幅器5を介してローパスフィルタ
6に出力される。本発明におけるローパスフィルタ6
は、特にアンチエイリアスのために設けられ、サンプリ
ング間隔が短い場合に生じる折り返しを防止するために
有効となる。
【0011】このローパスフィルタ6の後段にはA/D
コンバータ7が設けられており、該コンバータ7は、後
述するように上記切換器4の切り換えタイミングと一定
の関係を有するタイミングでのサンプリングを行ってい
る。A/Dコンバータ7としては、通常、逐次比較型あ
るいはフラッシュ型等の高速のものが用いられる。そし
て、A/Dコンバータ7からのサンプリングデータは図
示しないレジスタ等の記憶手段に一時的に格納され、マ
イクロプロセッサ(CPU)8は該データに後述する0
度成分や90度成分の算出,ベクトル回転演算による補
正等の処理を施し、ベクトル比電圧を算出する。この
後、該ベクトル比電圧は例えばアナログの電圧信号に変
換され適宜の出力装置等に送られる。なお、本実施例で
は位相検波はソフトウェアにより実現されるため、位相
検波回路は不要となる。
【0012】以下、図2(A)〜(C)を用いて切換器
4による切り換えタイミングとA/Dコンバータ7のサ
ンプリングのタイミングとの関係を中心に説明する。図
2(A)は電圧Vpotおよび変換電圧Vcurの両波形を示
す図である。両者は任意位相を有しているが周期は同一
である。ここで、図1の切換器4は上記測定信号周期の
1/8の周期(45度間隔)でその出力をVpotからV
curに、またはその逆に交互に切り換えて次段に出力し
ている。図2(B)は切換器4のスイッチングの様子を
示すタイミング図であり、切換状態SWが高レベルでV
potがオン,Vcurがオフ、低レベルでVpotがオフ,V
curがオンとなる様子を示している。なお、切換は上記
測定信号の位相とは無関係のタイミングで行われてい
る。
【0013】A/Dコンバータ7は、同図(C)に示す
ように上記スイッチングの周期と同一周期でVpotまた
はVcurのサンプリングを行う。ただし、サンプリング
周期が短い場合には、サンプリングは切換器4の出力が
定常状態となってから行うことが好ましい。同図(C)
ではスイッチングとスイッチングとの中間部付近でサン
プリングを行っている。なお、同図(C)ではVpot
サンプリング時刻をtX0,tX1,tX2,・・・で、V
curのサンプリング時刻をtY0,tY1,tY2,・・・で
それぞれ示してある。いま、VpotのtX0,tX1
X2,・・・におけるサンプリング値をX0,X1,X2,・
・・、VcurのtY0,tY1,tY2,・・・におけるサン
プリング値をY0,Y1,Y2,・・・とする。これらのうち
例えばVpotについてのサンプリング数値列XT=[X0
X1 X2 X3]TにN1 T=[1 0 −1 0]T,N2 T
[0 −10 1]T を乗じると、Vpotのベクトル電
圧の2つの直交成分(0度成分Vpot0及び90度成分V
pot90)を求めることができる。すなわち、Vpotの0度
成分Vpot0は、
【0014】
【数1】Vpot0=XT・N1/2=(X0−X2)/2, Vpotの0度成分90度成分Vpot90は、
【0015】
【数2】Vpot90=XT・N2/2=(−X1+X3)/2 により求めることができる。同様にして、Vcurのサン
プリング数値列XT=[Y0 Y1 Y2 Y3]TにN1 T=[1
0 −1 0]T,N2 T=[0 −1 0 1]T
乗じると、Vcurのベクトル電圧の2つの直交成分V
cur0及び90度成分Vcur90を求めることができる。す
なわち、Vcurの0度成分Vcur0は、
【0016】
【数3】Vcur0=YT・N1/2=(Y0−Y2)/2 90度成分Vcur90は、
【0017】
【数4】Vcur90=YT・N2/2=(−Y1+Y3)/2 により求めることができる。ところで、本発明方法では
potとVcurのサンプリングは同位相で行われていな
い。すなわち、Vpotのサンプリング位相に基づく座標
系とVcurのサンプリング位相に基づく座標系は同一で
はない。したがって、上記Vpot0,Vpot90およびV
cur0,Vcur90を同一座標系に変換する必要があるがこ
の変換は次に述べるように、ベクトル回転演算または複
素数演算により簡単に補正できる。例えば、VcurをV
potの位相に合わせるためには、Vcurの補正後の値をV
cur0′,Vcur90の補正後の値をVcur90度とすると、
【0018】
【数5】 Vcur0′=Vcur0・cos45°+Vcur90・sin45° =(Vcur0+Vcur90)/21/2cur90′=−Vcur0・sin45°+Vcur90・cos45° =(−Vcur0+Vcur90)/21/2 となり、上記各式からベクトル電圧比(0度成分はV
pot0/Vcur0′、90度成分はVpot90/Vcur90′)を
簡単に求めることができる。
【0019】上記実施例では、切換器4の切換周期を4
5度(測定周期の1/8)に設定したが、90度(測定
周期の1/4)より小さい角度であれば、60度(測定
周期の1/6),30度(測定周期の1/12)等の各
種の周期を採用することができる。例えば、図3(A)
に示すように切換器4の切換周期を60度(測定周期の
1/6)に設定し、例えば、Vpotについて最初のサ
ンプリングを切換時刻tX0から45度経過時に行い、
curについての最初のサンプリングを切換時刻tY0
ら45度経過時に行い、Vpotについての2番目のサ
ンプリングを切換時刻tX1から15度経過時に行い、
curについての2番目のサンプリングを切換時刻tY1
から15度経過時に行う。以下同様にしてVpotとVcur
とのサンプリングを時刻tX2,tY2,tX3,tY3で順次
行えば、上記と同様にしてVpot0,Vpot90,Vcur0
cur90を求めることができる。そして、例えば
cur0,Vcur90の位相をVpot0,Vpot90に合わせる補
正を施すことで(この場合には、Vcur0,Vcur90を6
0度遅らせる補正をする)ベクトル電圧比を求めること
ができる。なお、この場合の測定時間は従来に比べて2
/3倍程度とすることができる。
【0020】また、上記実施例では、ある切換時刻と次
の切換時刻との間において1回のサンプリングのみを行
ったが、該期間に複数回のサンプリングを行うこともで
きる。例えば、図3(B)に示すように切換え周期を図
1(B)と同様45度に設定した場合において、Vpot
について切換時刻tXNとtYNとの間に2回(切換時刻か
ら15度と30度)のサンプリングを行いXN0及びXN1を
求め、同様にVcurについて切換時刻tYNとtXN+1との
間に2回のサンプリングを行いYN0及びYN1を求める。た
だし、ここでNは0,1,2,・・・である。
【0021】そして、X00とX10,X20とX30,Y00とY10,
Y20とY30から図1(A)〜(C)において説明したよう
にして第1のベクトル電圧比の測定結果を得、X01とX1
1,X21とX31,Y01とY11,Y21とY31から同様に第2のベ
クトル電圧比の測定結果を得ることができる。こうする
ことで、より高精度の測定が可能となる。
【0022】また、図3(C)に示すように切換時刻を
図3(A)と同様60度に設定した場合において、ある
切換時刻と次の切換時刻との間に2回(切換時刻から2
0度と40度)のサンプリングを行い、上記と同様にし
て、X00とX10,X20とX30,Y00とY10,Y20とY30から第1
のベクトル電圧比の測定結果を、X01とX11,X21とX31,
Y01とY11,Y21とY31から第2のベクトル電圧比の測定結
果を得ることで、より高精度の測定が可能となる。上記
の実施例では、DUTのインピーダンスを求める場合を
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
ベクトル電圧比の測定を要する装置、例えばネットワー
ク・アナライザのように参照電圧とテスト電圧とのベク
トル比を求める必要がある測定器に好適に用いられ、高
速測定を可能にすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の測定方法
によれば電圧Vpotの0度のサンプリングと90度のサ
ンプリングとの間に変換電圧Vcurの0度または90度
のサンプリングを行うことにしたので、1つのA/Dコ
ンバータを用いているにもかかわらず、測定信号の1周
期程度の時間の高速測定が可能となる。本発明は、また
比較的高い周波から低周波にわたるベクトル電圧比の測
定に応用できる。
【0024】更に、切換器が電圧Vpot,変換電圧Vcur
の一方を選択している期間中に、複数の連続したサンプ
リングを行う場合には、測定時間を大幅に短縮したまま
で、より高精度のベクトル電圧比測定が可能となる。こ
れにより、例えば100Hz,120HzにおけるDU
Tのインピーダンス測定を10msec程度で終えるこ
とができ、製造ラインにおいて単位時間あたりに検査で
きる部品点数を増やすことができるので該ラインの高速
化に大きく貢献でき、したがって部品1個あたりの検査
費用を低減することができる。また、研究開発部門にお
いても、単位時間あたりの測定回数を増加することがで
き、インピーダンスの時間変化等の特性をより細かく測
定することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定方法が適用される基本回路構成例
を示すブロック図である。
【図2】本発明の測定方法の一実施例を示す図であり、
(A)は測定信号の波形を示す図、(B)は切換器の動
作状態を示す図、(C)はA/Dコンバータのサンプリ
ングタイミングを示す図である。
【図3】本発明の測定方法の他の実施例を示す図であ
り、(A)は切換器の切換周期を60度とした場合の切
換器の動作状態およびA/Dコンバータのサンプリング
タイミングを示す図、(B)は切換器周期が45度であ
る場合に該切換器が次の動作をする前に2回サンプリン
グを行う場合の実施例を示す図、(C)は切換器周期が
60度である場合に該切換器が次の動作をする前に2回
サンプリングを行う場合の実施例を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意2端子に正弦波測定信号を与え、該
    2端子間の電圧Vpotと該2端子間を流れる電流の値を
    電圧値に変換した変換電圧Vcurとを、両電圧VpotとV
    curとの何れかを選択するように動作する切換器を介し
    てA/Dコンバータに出力し、該A/Dコンバータによ
    り前記電圧Vpotと前記変換電圧Vcurとを所定タイミン
    グでそれぞれサンプリングし、該サンプリングデータを
    ディジタル信号処理することでベクトル電圧比を求める
    ベクトル電圧比測定方法において、 前記切換器を前記測定信号周期の1/4の周期より短い
    タイミングで動作させると共に、 前記A/Dコンバータによる前記両電圧VpotおよびV
    curのサンプリングを、前記切換器が次の切換動作をす
    る前に少なくとも1回、かつ前記測定信号周期の1/4
    の周期でそれぞれ行うことで、電圧Vpotのサンプリン
    グ位相に基づく第1の座標系における該電圧Vpotの0
    度成分と90度成分ならびに変換電圧Vcurのサンプリ
    ング位相に基づく第2の座標系における該変換電圧V
    curの0度成分と90度成分とを求め、 この後、両座標系における両電圧VpotおよびVcurの各
    0度成分および90度成分を同一回転座標における各成
    分に変換する補正を行うことで両電圧VpotとVcurとの
    ベクトル電圧比を求めることを特徴とするベクトル電圧
    比測定方法。
  2. 【請求項2】 前記切換器を前記測定信号周期の1/8
    の周期で動作させることを特徴とする請求項1記載のベ
    クトル電圧比測定方法。
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