JPH051183B2 - - Google Patents

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JPH051183B2
JPH051183B2 JP27843685A JP27843685A JPH051183B2 JP H051183 B2 JPH051183 B2 JP H051183B2 JP 27843685 A JP27843685 A JP 27843685A JP 27843685 A JP27843685 A JP 27843685A JP H051183 B2 JPH051183 B2 JP H051183B2
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accelerator pedal
marking
actuator
lever
constant speed
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Masaaki Kato
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Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アクセル開度をそのアクセルペダル
の踏圧負荷を変化させることにより、所定のアク
セル開度位置を検知することのできるアクセル開
度マーキング装置に関するものである。この種の
アクセル開度マーキング装置は、アクセル開度検
出器としても使用できるものである。
[従来の技術] 一般に、自動車の走行状態は車速、エンジン回
転数、冷却水温度等を計器類で表示することによ
り、ドライバーにその情況を伝達している。上記
走行状態から自動車のエンジンの情況を読みとる
場合には、エンジンの回転数及び多少タイムラグ
があるが、その時の冷却水温度を目度として推測
する必要があつた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、自動車の置かれた外的要件が一定であ
るとしても、前記エンジン回転数及び冷却水温度
から、その時のエンジンの情況を把握するには無
理があつた。即ち、アクセル開度によつてエンジ
ンの情況が変化するからである。例えば、走行中
にエンジンの回転力が若干低下しても、ドライバ
ーによつては、それに気付かずに走行する者もあ
る。連速メータ及びエンジン回転数のみをみて運
転していると、譬え、車速が低下しても、アクセ
ルペダルを踏み込むことにより増速させ、人間を
制御系の一要素とする系により、制御されてしま
うところにその要因がある。エンジンの回転力の
低下に気付く人は、このときのアクセルペダルの
踏み込み量の変化を微妙に検知しているからであ
る。
このように、エンジンの回転状態はアクセル開
度により、大きく左右されるものである。
しかし、従来の自動車にはアクセル開度を、ド
ライバーに指示する指示計器を有してはいなかつ
た。そこで、上記の如き問題に対しては指示計器
を設けて、それに対応する手段も考えられる。と
ころが、前述のようにアクセル開度の指示計器
は、今まで用いられていないものであり、かつ、
自動車毎のエンジン特性の差異によつて若干の違
いが生ずるものであるから、その点をドライバー
に周知、徹底させるには無理がある。
また、定速走行制御中にアクセル開度の指示計
器が制御系の負荷とならないことが必要である。
そこで、本発明は上記問題点を解決するため
に、アクセル開度をドライバーに知らせることが
でき、しかも、定速走行制御中にそれが影響する
ことのないアクセル開度マーキング装置の提供を
目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明にかかるアクセル開度マーキング装置
は、アクセルペダルとスロツトルバルブ間に配設
され、アクセルペダルの踏み込み量を伝達するス
ロツトルコントロールリンクと、前記スロツトル
コントロールリンクに接続され、特定のアクセル
開度でアクセルペタルの踏圧負荷を変化させる踏
圧負荷可変手段とを具備し、前記踏圧負荷可変手
段は、前記スロツトルコントロールリンクのアク
セルペダル用レバーの嵌合片に挿通されたプラン
ジヤーロツドと、前記プランジヤーロツドの特定
の位置に配設されたストツパーと、前記プランジ
ヤーロツドのストツパーの位置を、定速走行制御
中のときアクセルペダル用レバーの嵌合片との当
接を回避させ、定速走行制御状態にないときアク
セルペダル用レバーの嵌合片との当接を可能とす
るマーキングアクチユエータとを具備するもので
ある。
[作用] 本発明においては、アクセルペダルとスロツト
ルバルブ間に設けられたスロツトルコントロール
リンクを構成するアクセルペダル用レバーに、プ
ランジヤーロツドを挿通し、前記プランジヤーロ
ツドに配設されたストツパーの位置をマーキング
アクチユエータにより変位させる。
アクセルペダルをドライバーが踏み込んで運転
するマニユアル動作時に、アクセルペダルをプラ
ンジヤーロツドのストツパーの位置を越して踏み
込むとき、プランジヤーロツドのストツパーとア
クセルペダル用レバーとが当接し、マーキングア
クチユエータをアクセルペダルの負荷とする。し
たがつて、トライバーはアクセルペダルの踏圧力
の変化により、設定された所定のアクセル開度を
知ることができる。
また、定速走行制御状態では、プランジヤーロ
ツドのストツパーとアクセルペダル用レバーとが
当接し、マーキングアクチユエータをアクセルペ
ダルの負荷とすることがない。
[実施例] 第1図は本発明のアクセル開度マーキング装置
の実施例で使用するスロツトルコントロールリン
クの正面図で、第2図は本発明のアクセル開度マ
ーキング装置を定速走行制御装置に用いた第一実
施例の全体構成図である。
図において、取付基体1は図示しない車体に取
り付けられるもので、スプリング係止孔を穿設し
たスプリング係止片1a及びアクチユエータ取付
孔を穿設したアクチユエータ取付片1bが折曲形
成されており、かつ、取付補助部材2を取り付け
る螺子孔(図示せず)を有している。取付補助部
材2は取付基体1と共にアクセルペダル用レバー
4及びスロツトル制御用レバー5、定速走行用レ
バー6をレバー軸3で軸支するもので、取付基体
1の螺子孔にその取付片2aの孔に挿通したボル
ト2bで螺着することにより固着されている。前
記取付補助部材2の中央部分は、前記アクセルペ
ダル用レバー4及びスロツトル制御用レバー5及
び定速走行用レバー6等の数及び厚みによつてコ
の字状に折曲しており、その幅は前記各レバーの
移動範囲によつて決定されている。なお、取付孔
2cはスロツトルコントロールリンク100を車
体に取り付けるものである。
アクセルペダル用レバー4はレバー軸3で支持
されると共に、アクセルロツド取付側と取付基体
1のスプリング係止片1aのスプリング係止孔と
の間にスプリング7を配設している。前記スプリ
ング7はアクセルペダル用レバー4のレバー軸3
の上部が、スプリング7が収縮する方向に附勢力
を附与している。そして、その上端部はアクセル
ペダルAPと連結されている。アクセルペダル用
レバー4の下部は折曲されていて、隣接するスロ
ツトル制御用レバー5と当接する連結片4aを有
している。
スロツトル制御用レバー5は、その下部で当接
するアクセルペダル用レバー4の下端部の連結片
4aに、右方向の回動を規制されている。また、
スロツトル制御用レバー5の下端部には後述する
プランジヤーロツド10と嵌合する嵌合片5bを
有している。更に、上部は定速走行用レバー6と
当接する連結片5aを有している。そして、その
上端部は、リターンスプリング30で附勢されて
いるスロツトルバルブSVのスロツトル開度を調
節するスロツトル軸に連結されている。定速走行
用レバー6の上部は前記アクセルペダル用レバー
4のスプリング7と並行して、スプリング係止片
1aのスプリング係止孔との間にスプリング8が
配設されており、スプリング8が収縮する方向に
附勢力を附与している。
定速走行用レバー6はスロツトル制御用レバー
5に隣接し、レバー軸3で軸支されると共に、そ
の上部で当接する前記連結片5aに左方向の回動
の規制を受けている。その上端部は定速走行制御
装置の定速走行アクチユエータAC1に連結され
ている。
取付基体1のアクチユエータ取付片1bのアク
チユエータ取付孔に、マーキングアクチユエータ
AC2を挿入しナツト11で螺着する。前記マー
キングアクチユエータAC2は、そのダイアフラ
ムに取り付けられたプランジヤーロツド10を有
しており、前述したように、スロツトル制御用レ
バー5の嵌合片5bと嵌合している。そして、プ
ランジヤーロツド10の端部にはストツパー12
がダブルナツトにより螺着されている。前記プラ
ンジヤーロツド10はマーキングアクチユエータ
AC2内のダイアフラム等に取り付けられており、
負圧によつて変位するものである。マーキングア
クチユエータAC2は所定の負圧を導入すること
により、第1図のA点からB点に変位するもので
あり、プランジヤーロツド10側から変位させた
場合の内部の圧力変化に対しても十分耐え得る強
度を有するものである。
上記のように構成されたスロツトルコントロー
ルリンク100は、第2図の本発明のアクセル開
度マーキング装置を定速走行制御装置に用いた第
一実施例の如く構成される。
図において、電子制御装置CPUは定速走行制
御装置用のシングルチツプマイクロコンピユータ
により構成され、車速信号を検出するリードスイ
ツチSW2、クラツチ(図示せず)の踏み込みを検
出するクラツチスイツチSW3、ブレーキ(図示せ
ず)の踏み込みを検出するブレーキスイツチ
SW6、セツトスイツチSW4、リジユームスイツチ
SW5の出力が入力される。
ここで、リジユームスイツチSW5は一旦解除さ
れた定速走行制御を再び記憶された制御車速にて
再開させるものであり、またクラツチスイツチ
SW3及びブレーキスイツチSW6は定速走行制御の
解除スイツチ手段である。
リードスイツチSW2の近傍には、図示しないス
ピードメータケーブルに接続された永久磁石PM
が配置されており、車輌の移動によつて永久磁石
PMが回転すると、リードスイツチSW2の接点が
開閉し、車速に比例した周波数のパルス(車速信
号)が電子制御装置CPUに送られる。
クラツチスイツチSW3は、車輌のクラツチペダ
ルに連動して開閉し、ブレーキスイツチSW6は車
輌のブレーキペダルに連動して開閉する。ブレー
キスイツチSW6にはストツプランプLが接続され
ており、SW6のオン(閉)でストツプランプLが
点灯する。
セツトスイツチSW4及びリジユームスイツチ
SW5は、押しボタンスイツチであり、ドライバの
操作のし易い位置に配置されている。セツトスイ
ツチSW4の押圧により車速が記憶されると共に定
速走行制御が開始され、ブレーキスイツチSW6
押圧で定速走行が解除されるが、記憶された車速
は残る。リジユームスイツチSW5を押せば、定速
走行を解除する前の記憶車速で定速走行制御が開
始される。
なお、ブレーキスイツチSW6にはヒユーズFを
介して電源が供給され、定速走行制御装置用の電
子制御装置CPUには電源スイツチSW1を介して
電源が供給される。
電子制御装置CPUの出力には後述する定速走
行アクチユエータAC1を制御するコントロール
バルブV1のソレノイドを駆動回路D1を介して、
ベントバルブV2のソレノイドを駆動回路D2を介
して、リリースバルブV3のソレノイドを駆動回
路D3を介してそれぞれ接続される。そして、バ
キユームポンプBPのモータ等には駆動回路D4
介して接続される。スロツトルバルブSVの開度
を制御する定速走行アクチユエータAC1を作動
させる負圧は、バキユームポンプBPで作られ、
それを蓄積するサージタンクSTが配設されてお
り、圧力設定用スイツチVSWの出力信号を受け
た電子制御装置CPUの出力で、前記バキユーム
ポンプBPが駆動される。
定速走行アクチユエータAC1は、次のように
構成されており作動するものである。
定速走行アクチユエータAC1は、ハウジング
A5内に配設されたダイアフラムA4によつて封止
された負圧室A1を構成し、前記ダイアフラムA4
の反対側は大気側A2となる。前記ダイアフラム
A4は負圧室A1側に配設された圧縮コイルスプリ
ングA3により附勢されている。なお、前記ダイ
アフラムA4はスロツトルケーブルを介して、定
速走行用レバー6に接続されており、更に、定速
走行用レバー6はスロツトル制御用レバー5を介
して、スロツトルバルブSVのバルブを開閉する
ように接続されている。
また、前記定速走行アクチユエータAC1の負
圧室A1には、サージタンクSTの負圧をコントロ
ールバルブV1及びベントバルブV2及びリリース
バルブV3を介して導入されている。
前記コントロールバルブV1はそのソレノイド
が励磁状態のときサージタンクSTの負圧を定速
走行アクチユエータAC1側に送出し、非励磁状
態のとき、それを遮断するものである。また、ベ
ントバルブV2は、そのソレノイドが励磁状態の
とき、コントロールバルブV1側から送出された
負圧を定速走行アクチユエータAC1側に送出し、
非励磁状態のとき、定速走行アクチユエータAC
1側の負圧を大気中に排出する。そして、リリー
スバルブV3は制御系に異常が生じて、適格な制
御が不可能になつたとき、定速走行アクチユエー
タAC1の負圧室A1の負圧を大気中に排出し、負
圧室A1を大気圧状態にするものである。このと
き、スロツトルバルブSVは、リターンスプリン
グ30に押し戻され、スロツトルバルブSVを閉
じる。通常、リリースバルブV3のソレノイドは
励磁状態にあり、ベントバルブV2と定速走行ア
クチユエータAC1の負圧室A1とが連通状態とな
つている。
コントロールバルブV1及びベントバルブV2
その制御が電子制御装置CPUによつてデユーテ
イ比制御される。即ち、定速走行制御時には、電
子制御装置CPU内で記憶車速とその時の車速と
が比較され、その差が等しくなるように、前記コ
ントロールバルブV1及びベントバルブV2のソレ
ノイドを励磁する信号のデユーテイ比を決定す
る。例えば、減速が必要な場合にはデユーテイ比
は小さくなり、ベントバルブV2から大気を定速
走行アクチユエータAC1に連通させる時間の割
合を大きくして、ダイアフラムA4によつて定速
走行用レバー6及びスロツトル制御用レバー5を
介して、スロツトルバルブSVを閉じる。逆に、
加速が必要なときはデユーテイ比を大きくし、定
速走行アクチユエータAC1によりスロツトルバ
ルブSVを開ける。
そして、前記電源スイツチSW1によつて、定速
走行制御装置用の電子制御装置CPUに電源がオ
ンされているか否かをノツト回路NOTで検出し、
アンド回路ANDの一方の入力としている。そし
て、アクセル開度マーキングスイツチSW0の出力
をアンド回路ANDの他の入力としている。そし
て、アンド回路ANDの出力は駆動回路D5を介し
てコントロールバルブV4に接続されている。な
お、サージタンクSTとコントロールバルブV4
の間に配設された負圧上限リミツタVCVはマー
キングアクチユエータAC2に導く負圧を一定圧
力の負圧とするものである。この負圧上限リミツ
タVCVの負圧の大きさにより、マーキングアク
チユエータAC2の負荷の大きさが変化すること
になる。また、マーキングアクチユエータAC2
の基本的構成は、定速走行アクチユエータAC1
と同一であるので、マーキングアクチユエータ
AC2についての説明を省略する。
したがつて、定速走行制御装置の電源スイツチ
SW1がオンで作動状態のときは、アクセル開度マ
ーキングスイツチSW0がオンされていても、アン
ド回路ANDの出力はローレベルとなり、駆動回
路D5によつてコントロールバルブV4のソレノイ
ドが励磁されないから、マーキングアクチユエー
タAC2はストツパー12の位置を変位しない。
定速走行制御装置が作動状態にないときは、ア
クセル開度マーキングスイツチSW0がオンされて
いれば、アンド回路ANDの出力はハイレベルと
なり、マーキングアクチユエータAC2に負圧を
導くコントロールバルブV4のソレノイドを駆動
回路D5で励磁状態とし、マーキングアクチユエ
ータAC2のプランジヤーロツド10を移動させ
て、ストツパー12の位置を変位させる。
このように構成されたスロツトルコントロール
リンク100は次の様に作動することができる。
なお、定速走行制御装置の動作は本発明の要旨に
直接関係せず、かつ、公知であるからその説明を
省略する。
まず、スロツトルコントロールリンク100の
アクセルペダル用レバー4の上端は、アクセルペ
ダルAPを踏む量によつて左方向に移動するよう
に連結され、定速走行用レバー6の上端は定速走
行アクチユエータAC1が増加速側に移動すると
き、左方向に移動するように連結されている。そ
して、スロツトル制御用レバー5の上端は、レバ
ー軸3を中心に左に回動するとき、スロツトルバ
ルブSVを開く方向に連結されている。マーキン
グアクチユエータAC2はその内部の負圧を特定
圧力に増圧すると、プランジヤーロツド10に設
けたストツパー12の位置がA点からB点(2点
鎖線の位置)に変位するように設定されている。
いま、定速走行制御装置の電源スイツチSW1
オフで作動状態になく、かつ、アクセル開度マー
キングスイツチSW0がオンされていないとき、ア
ンド回路ANDの出力はローレベルとなり、駆動
回路D5によつてコントロールバルブV4のソレノ
イドが励磁されないから、マーキングアクチユエ
ータAC2はストツパー12のA点の位置を変位
しない。
この状態下で、アクセルペダルAPの踏み込み
量を増加すると、アクセルペダル用レバー4の上
部がスプリング7の弾性力に抗して左に回動す
る。このとき、アクセルペダル用レバー4の連結
片4aによつて、スロツトル制御用レバー5の下
部が左回動させられ、左回動するスロツトル制御
用レバー5の上端部で、スロツトルバルブSVの
スロツトルバルブ軸を開の方向に回動させる。ア
クセルペダルAPの踏み込み量を減少させると、
アクセルペダルAPの戻りに伴い、スロツトル制
御用レバー5はリターンスプリング30の弾性力
により右回動させられ所定の位置に復帰する。そ
して、アクセルペダル用レバー4は、スプリング
7の弾性力により、及びスロツトル制御用レバー
5を介してリターンスプリング30の弾性力によ
り、右回動させられ、アクセルペダル用レバー4
及びスロツトル制御用レバー5は所定の位置に復
帰する。この間、アクセルペダルAPを深く踏み
込んでも、スロツトル制御用レバー5の下端部の
嵌合片5bはストツパー12に当接しない。
そして、定速走行制御装置の電源スイツチSW1
がオンで作動状態にあり、アクセル開度マーキン
グスイツチSW0がオンされていないとき、アンド
回路ANDの出力はローレベルとなり、駆動回路
D5によつてコントロールバルブV4のソレノイド
が励磁されないから、マーキングアクチユエータ
AC2はストツパー12のA点の位置を変位しな
い。また、定速走行制御装置が作動状態であり、
かつ、アクセル開度マーキングスイツチSW0がオ
ン状態のときも、アンド回路ANDの出力はロー
レベルとなり、駆動回路D5によつてコントロー
ルバルブV4のソレノイドが励磁されないから、
マーキングアクチユエータAC2はストツパー1
2のA点の位置を変位しない。
したがつて、定速走行アクチユエータAC1が
増加速するために、定速走行用レバー6を左回動
すると、スロツトル制御用レバー5の連結片5a
によつて、スロツトル制御用レバー5が左回動
し、スロツトルバルブSVのスロツトルバルブ軸
を開く方向に回動させる。逆に、定速走行アクチ
ユエータAC1が減加速するために、定速走行用
レバー6を右回動させると、スロツトル制御用レ
バー5は右回動し、スロツトルバルブ軸を閉じる
方向に回動させる。
定速走行制御装置の電源スイツチSW1がオフで
作動状態になく、アクセル開度マーキングスイツ
チSW0がオンされているとき、アンド回路AND
の出力はハイレベルとなり、駆動回路D5によつ
てコントロールバルブV4のソレノイドが励磁さ
れ、マーキングアクチユエータAC2に所定圧力
の負圧を導入して、プランジヤーロツド10のス
トツパー12の位置をB点の位置まで変位する。
このとき、アクセルペダルAPを踏み込むと、
スロツトル制御用レバー5の下端部の嵌合片5b
が、プランジヤーロツド10のストツパー12と
当接し、更にアクセルペダルAPを深く踏み込む
と、更にスロツトル制御用レバー5の下端部の嵌
合片5bは左回動を行い、アクセルペダルAPの
踏圧負荷としてマーキングアクチユエータAC2
が作用し、プランジヤーロツド10を右に移動さ
せる。マーキングアクチユエータAC2のプラン
ジヤーロツド10を、強制的にスロツトル制御用
レバー5の下端部の嵌合片5bで右に移動させる
と、マーキングアクチユエータAC2内の負圧は
増圧されることになり、アクセルペダルAPを踏
み込むドライバーは、前記アクセルペダルAPの
踏圧負荷の急変を検知することができる。なお、
このときのストツパー12の位置の変位は、踏圧
負荷の設定位置、即ち、アクセル開度設定値とし
て機能し、マーキングアクチユエータAC2内の
負圧は、負荷の大きさとして機能する。
なお、本実施例のスロツトルコントロールリン
ク100は、譬え、アクセル開度マーキングスイ
ツチSW0が存在していなくとも、前記マーキング
アクチユエータAC2のプランジヤーロツド10
の移動でストツパー12が変位させられていると
きでも、定速走行用レバー6の回動は、スロツト
ル制御用レバー5でその回動力の伝達が遮断され
ているから、定速走行アクチユエータAC1の作
動時には上述したマーキングアクチユエータAC
2の作用は無関係となる。したがつて、アクセル
開度マーキングスイツチSW0が存在しておらず、
常に、アクセルペダルAPを踏圧したとき、所定
のアクセル開度位置で踏圧負荷を変化させるもの
においては、ストツパー12側に所定の長さで挿
着及び移動止めした圧縮スプリングからなるマー
キングスプリングによつてこのマーキングアクチ
ユエータAC2に代えることができる。
更に、上記第1図で示したスロツトルコントロ
ールリンク100は、第3図の本発明のアクセル
開度マーキング装置の実施例で使用するスロツト
ルコントロールリンクの正面図の如く構成するこ
とができる。なお、図において、第1図で示した
スロツトルコントロールリンクの構成部分の符号
または記号と同一符号及び記号は第1図の実施例
のものと同一または相当する構成部分を示すもの
である。
特に、本実施例のスロツトルコントロールリン
ク200の構成については、第1図に示したもの
との相違点のみを説明する。
取付基体1はアクチユエータ取付片1b以外に
も、アクチユエータ取付片1cをアクチユエータ
取付片1bに並設しており、更に、アクチユエー
タ取付片1cには、支承片1dが形成されてい
る。そして、前記アクチユエータ取付片1cのア
クチユエータ取付孔にはマーキングアクチユエー
タAC3が挿入され、ナツト21によりアクチユ
エータ取付片1cに螺着されている。
マーキングアクチユエータAC2のプランジヤ
ーロツド10とマーキングアクチユエータAC3
のプランジヤーロツド20との間は、ストツパー
補助部材24の両端をコの字状に切り欠いた嵌合
凹部24aとプランジヤーロツド10とが嵌合さ
れていると共に、コの字状に切り欠いた嵌合凹部
24bとプランジヤーロツド20の小径部20b
とが嵌合されている。なお、前記ストツパー補助
部材24の略中央部分は支承片1dい軸支された
ストツパー軸23で支持されている。前記プラン
ジヤーロツド20の小径部20bに嵌合している
嵌合凹部24bは大径部20aとの境界で係止さ
せられ、前記係止面がストツパー部22となる。
そして、嵌合凹部24aの両面には、当接突起2
5a及び25bが設けられている。
マーキングアクチユエータAC2は、そこに導
く負圧によつてプランジヤーロツド10を移動さ
せ、ストツパー12を変位させることができる。
また、マーキングアクチユエータAC3はそこに
導く負圧によつてプランジヤーロツド20を移動
させ、ストツパー部22を変位させることができ
る。
したがつて、マーキングアクチユエータAC2
及びマーキングアクチユエータAC3の作動によ
つて、スロツトルコントロールリンク200に接
続されたアクセルペタルAPの踏圧負荷の設定位
置、即ち、アクセル開度設定位置及び踏圧負荷の
大きさを各々2段階に変化させることができる。
上記スロツトルコントロールリンク100を用
いたアクセル開度マーキング装置は、アクセルペ
ダルAPとスロツトルバルブSV間に設けられ、ア
クセルペダルAPの踏み込み量を伝達するスロツ
トルコントロールリンク100と、前記スロツト
ルコントロールリンク100を構成するスロツト
ル制御用レバー5の下端部の嵌合片5bに挿通さ
れたプランジヤーロツド10と、前記プランジヤ
ーロツド10の特定の位置に配設されたストツパ
ー12及び前記プランジヤーロツド10のストツ
パー12の位置を変位するマーキングアクチユエ
ータAC2を具備するものである。
したがつて、本実施例においては、アクセルペ
ダルAPをドライバーが踏み込んで運転するマニ
ユアル動作時に、アクセルペダルAPをプランジ
ヤーロツド10のストツパー12の位置を越して
踏み込むとき、プランジヤーロツド10のストツ
パー12とアクセルペダル用レバー4とが当接
し、マーキングアクチユエータAC2をアクセル
ペダルAPの踏圧負荷とすることができる。よつ
て、ドライバーはアクセルペダルAPの踏圧力の
変化により、設定された所定のアクセル開度を知
ることができる。
なお、本実施例の踏圧負荷可変手段は、スロツ
トルコントロールリンク100を構成するスロツ
トル制御用レバー5の嵌合片5bに挿通されたプ
ランジヤーロツド10と、該プランジヤーロツド
10の特定の位置に配設されたストツパー12
と、前記プランジヤーロツド10のストツパー1
2の位置を変位するマーキングアクチユエータ
AC2を具備するものであるが、本発明を実施す
る場合には、前記マーキングアクチユエータAC
2をプランジヤーロツド10に挿着され、ストツ
パー12で係止されるマーキングスプリングとす
ることができる。なお、前記マーキングアクチユ
エータAC2を使用したものでは、スイツチ操作
によつてアクセル開度マーキング機能とその解除
の選択が可能であるが、マーキングスプリングを
用いたものでは、常にアクセル開度マーキング機
能の設定状態となる。しかし、コスト的にはマー
キングスプリングを用いる方が有利である。
踏圧負荷の設定は、マーキングアクチユエータ
AC2を使用したものでは、導入する負圧の大き
さでその踏圧負荷の大きさを変更できる。当然な
がら、負圧上限リミツタVCVの使用はサージタ
ンクST内の負圧と同じ圧力を、マーキングアク
チユエータAC2の負圧に用いない場合に使用す
る必要があるが、同一負圧を使用する場合には負
圧上限リミツタVCVは必要としない。また、ア
クセル開度の設定位置は、マーキングアクチユエ
ータAC2を作動させた場合のプランジヤーロツ
ド10に配設されたストツパー12の位置によつ
て決定される。マーキングスプリングを用いたも
のでは、スプリングの取り代えによつて行うこと
ができる。
そして、上記スロツトルコントロールリンク2
00を用いたアクセル開度マーキング装置は、ア
クセルペダルAPとスロツトルバルブSV間に設け
られ、アクセルペダルAPの踏み込み量を伝達す
るスロツトルコントロールリンク200と、前記
スロツトルコントロールリンクを構成するスロツ
トル制御用レバー5の嵌合片5bに挿通されたプ
ランジヤーロツド10と、前記プランジヤーロツ
ド10の特定の位置に配設されたストツパー12
及び前記プランジヤーロツド10のストツパー1
2の位置を変位するマーキングアクチユエータ
AC2と、プランジヤーロツド20のストツパー
部22の位置を変位するマーキングアクチユエー
タAC3を具備するものである。
したがつて、本実施例においては、アクセルペ
ダルAPをドライバーが踏み込んで運転するマニ
ユアル動作時に、アクセルペダルAPをスロツト
ル制御用レバー5の嵌合片5bに当接するプラン
ジヤーロツド20のストツパー部22の影響を受
ける位置を越して踏み込むとき、プランジヤーロ
ツド20のストツパー部22がストツパー補助部
材24の嵌合凹部24aを介して、嵌合凹部24
aの当接突起25aとスロツトル制御用レバー5
の嵌合片5bとが当接し、マーキングアクチユエ
ータAC3をアクセルペダルAPの負荷とする。更
に、アクセルペダルAPをスロツトル制御用レバ
ー5の嵌合片5bに当接するプランジヤーロツド
10のストツパー部12の位置を越して踏み込む
とき、プランジヤーロツド10のストツパー12
が、スロツトル制御用レバー5の嵌合片5bとが
当接し、マーキングアクチユエータAC2をアク
セルペダルAPの負荷とする。したがつて、ドラ
イバーはアクセルペダルAPの踏圧負荷の複数段
の変化により、設定された所定のアクセル開度を
知ることができるものである。本実施例において
も、スロツトルコントロールリンク100と同様
にその構成を変更することができる。特に、本実
施例では、複数段にアクセル開度の設定値を設け
ることができるから。アクセル開度にそれに対応
した意味をもたせることができる。そして、その
内容に応じた踏圧負荷の大きさを対応させること
ができる。
更に、本発明のアクセル開度マーキング装置に
ついては、第2図の定速走行制御装置に用いた第
一の実施例の全体構成によつて説明したが、本発
明を実施する場合には、第1図及び第3図の本発
明のアクセル開度マーキング装置の実施例で使用
するスロツトルコントロールリンクでも示すよう
に、定速走行制御装置を具備しないものにも使用
できることはいうまでもない。
本発明のアクセル開度マーキング装置は、アク
セル開度検出器として使用できるものであり、例
えば、その設定値によつては燃費を向上させるア
クセル開度、マニユアル定速走行及びエンジンの
情況判断等にも使用できる。即ち、アクセル開度
をその対象とするものに使用できるものである。
[発明の効果] 以上のように、本発明のアクセル開度マーキン
グ装置は、アクセルペダルとスロツトルバルブ間
に配設され、アクセルペダルの踏み込み量を伝達
するスロツトルコントロールリンクと、前記スロ
ツトルコントロールリンクに接続され、特定のア
クセル開度でアクセルペタルの踏圧負荷を変化さ
せる踏圧負荷可変手段から構成されるものである
から、前記踏圧負荷可変手段によつて設定された
位置の踏圧負荷変化で、アクセル開度をドライバ
ーに知らせることができる。したがつて、ドライ
バーはアクセル開度状態、即ち、スロツトルバル
ブの開度状態をアクセルペダルの踏圧から知るこ
とができる。
また、ドライバー自身がアクセル開度を制御す
るマニユアル走行時に、ドライバーは定量的なア
クセル開度を知ることができる。これによつて、
例えば、エンジン回転数の上げすぎ等を減らすこ
とができ、経済走行に役立てることができる。特
に、アクセルペタルの踏圧負荷を複数に変化させ
ることにより、複数段の開度設定ができ、ドライ
バーはより詳しいアクセル開度状態を判断でき
る。
そして、特定のアクセル開度でアクセルペタル
の踏圧負荷を変化させる踏圧負荷可変手段は、マ
ーキングアクチユエータによつて、プランジヤー
ロツドのストツパーの位置を、定速走行制御中の
ときアクセルペダル用レバーの嵌合片との当接を
回避させ、定速走行制御状態にないときアクセル
ペダル用レバーの嵌合片との当接を可能とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアクセル開度マーキング装置
の実施例で使用するスロツトルコントロールリン
クの正面図、第2図は本発明のアクセル開度マー
キング装置を定速走行制御装置に用いた第一実施
例の全体構成図、第3図は本発明のアクセル開度
マーキング装置の実施例で使用するスロツトルコ
ントロールリンクの他の実施例の正面図である。 図において、AP……アクセルペダル、SV……
スロツトルバルブ、100,200……スロツト
ルコントロールリンク、4……アクセルペダル用
レバー、5……スロツトル制御用レバー、6……
定速走行用レバー、10……プランジヤーロツ
ド、12……ストツパー、AC2,AC3……マー
キングアクチユエータである。なお、図中、同一
符号及び同一記号は、同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アクセルペダルとスロツトルバルブ間に配設
    され、アクセルペダルの踏み込み量を伝達するス
    ロツトルコントロールリンクと、前記スロツトル
    コントロールリンクに接続され、特定のアクセル
    開度でアクセルペタルの踏圧負荷を変化させる踏
    圧負荷可変手段とを具備し、 前記踏圧負荷可変手段は、前記スロツトルコン
    トロールリンクのアクセルペダル用レバーの嵌合
    片に挿通されたプランジヤーロツドと、前記プラ
    ンジヤーロツドの特定の位置に配設されたストツ
    パーと、前記プランジヤーロツドのストツパーの
    位置を、定速走行制御中のときアクセルペダル用
    レバーの嵌合片との当接を回避させ、定速走行制
    御状態にないときアクセルペダル用レバーの嵌合
    片との当接を可能とするマーキングアクチユエー
    タと を具備することを特徴とするアクセル開度マーキ
    ング装置。
JP27843685A 1985-12-10 1985-12-10 アクセル開度マ−キング装置 Granted JPS62137234A (ja)

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JPS62137234A JPS62137234A (ja) 1987-06-20
JPH051183B2 true JPH051183B2 (ja) 1993-01-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0712891A1 (en) 1994-11-16 1996-05-22 Sumitomo Chemical Company Limited Thermoplastic elastomer powder, molding method of the same, and molded article comprising the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0712891A1 (en) 1994-11-16 1996-05-22 Sumitomo Chemical Company Limited Thermoplastic elastomer powder, molding method of the same, and molded article comprising the same

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