JPH0511838U - 移動式物品掛け - Google Patents
移動式物品掛けInfo
- Publication number
- JPH0511838U JPH0511838U JP8821791U JP8821791U JPH0511838U JP H0511838 U JPH0511838 U JP H0511838U JP 8821791 U JP8821791 U JP 8821791U JP 8821791 U JP8821791 U JP 8821791U JP H0511838 U JPH0511838 U JP H0511838U
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- main body
- main bodies
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ループをなしたレール上を物品掛け本体が安
定して走行ができ、しかも体裁のよい物品掛けを提供す
る。 【構成】 ループをなし、それぞれがフレームに取り付
けられている上レールおよび下レールと、両レール間に
介在される複数個の物品掛け本体と、前記各本体を上、
下においてそれぞれ連結する連結体であって、その連結
体は各本体より上、下レールの内側に突設する第一連結
部材と、その第一連結部材に回動可能に取り付けられる
第二連結部材と、その連結部材同志を接続する部材とか
らなり、前記各本体の上側および下側と上下レール間に
ガイド部材または戸車部材が設けられていることを特徴
とする移動式物品掛け。
定して走行ができ、しかも体裁のよい物品掛けを提供す
る。 【構成】 ループをなし、それぞれがフレームに取り付
けられている上レールおよび下レールと、両レール間に
介在される複数個の物品掛け本体と、前記各本体を上、
下においてそれぞれ連結する連結体であって、その連結
体は各本体より上、下レールの内側に突設する第一連結
部材と、その第一連結部材に回動可能に取り付けられる
第二連結部材と、その連結部材同志を接続する部材とか
らなり、前記各本体の上側および下側と上下レール間に
ガイド部材または戸車部材が設けられていることを特徴
とする移動式物品掛け。
Description
【0001】
本考案は移動式物品掛けに関する。その用途は、衣服掛け、小物入れ、その他 物品の収納保管用である。
【0002】
従来、この種の物品掛けは公知であるが、そのループをなしている上下レール は、共に断面凹状を呈しており、その上下レールと方形の物品掛本体との間には ガイド部材と戸車部材がもうけられている。しかして各本体は連結体で連結され ており、全体が回転するようになっている。
【0003】
ところが上記した従来のものは、上下レール間に立設されている本体の位置お よび本体同志を連結している連結体の位置が、ともにレール上であるため、走行 の安定性に問題点があった。また連結体が表面に露出しているために体裁が悪い 。本考案は上記の課題に着眼して、それの解決を図ったものである。
【0004】
本考案は次の特徴を備えている。詳細は後述の実施例等で説明している。 「ループをなし、それぞれがフレームに取り付けられている上レールおよび下レ ールと、両レール間に介在される複数個の物品掛け本体と、前記各本体を上、下 においてそれぞれ連結する連結体であって、その連結体は各本体より上、下レー ルの内側に突設する第一連結部材と、その第一連結部材に回動可能に取り付けら れる第二連結部材と、その連結部材同志を接続する部材とからなり、前記各本体 の上側および下側と上下レール間にガイド部材または戸車部材が設けられている ことを特徴とする移動式物品掛け。」
【0005】
【実施例】 図1は、本考案物品掛けの下レールの取り付け平面図を示す。 下レール2は枠組したフレーム3に、溶接、止具などの固定手段によってとり つけられる。下レール2はアルミ製、その他の金属からなり、厚さ5ミリメート ル、幅面が3センチメートルの帯状体がループをなし、帯状体の幅面が垂直方向 に向くように起立しており、その下端に所望巾の固定用、強度保持のための水平 片2aを一体成型している。この水平片は必要に応じて設ける。
【0006】 また、上レールも枠組したフレームにとりつけられており、これと対称的に設 けることができる。フレーム3は2本の支柱3aを備えており、支柱によってフ レームが完成し、上下レールがとりつけられる。 図2は、図1のX−X断面図を示す。8は高さ調整具である。フレームに数個 とりつけている。
【0007】 図3は本考案物品掛けの要部をとりだして拡大した正面図を示す。1、2は上 レールおよび下レールである。これら上下レールは幅面が垂直方向を向くように してフレーム3に固定されている。このフレームは物品掛けの骨組であり上下レ ールを支持するものであって、金属製パイプや接続金具等を適宜用いて構成され る。したがって自立性のフレームを構成して、これに上下レールをとりつけても よく、上下レールにフレームを適宜連結して自立性を保持することもできる。
【0008】 4は両方のレール間に介在される複数個の物品掛け本体である。該本体はパイ プ材を方形状に枠組してなり、レールにそって回動する。該本体は所望の衣服や ハンガー又は小物、雑貨物などが掛けられるように、また意匠感を考慮して縦さ んや横さんを、あるいは網籠を用いて形成されている。
【0009】 5は各本体を上下においてそれぞれ連結する連結体であって、該本体に対して 回動可能に取り付けられている。かくすることにより1個の本体を移動させれば 全てが一体的に移動することになるので、一定の場所に所望の本体を誘導できる 。また連結体が本体に対して回動可能にもうけているので、本体の移動はスムー ズに行える。要するに本体と連結体とのとりつけに自由度を持たせることが重要 であり、好ましくは3次元的に少動できるように連結することも必要である。
【0010】 6は各本体の上側の両端に該本体に対して回動可能にとりつけられるガイド部 材で、本体の上レールに沿っての移動をガイドしている。
【0011】 7は各本体の下側の両端に該本体に対して回動可能にとりつけられる戸車部材 で下レールの軌道を走行する。 8は高さ調整具で、下レールに又はフレームの下端(図面ではフレームの下端 )に適宜とりつけて自立安定性を保持している。
【0012】 本体4はパイプ材4a、4bで方形に枠組し、さらにその上下に角パイプ材4 c、4cを溶接等で固着している。パイプ材4c、4cの両端には連結体5が取 り付けられており、そしてガイド部材6又は戸車部材7が回動可能に挿通軸を介 してとりつけられている。連結体5は本体4同志を連結しており、その連結は上 、下レールの内側に立設する第一連結部材5aと、この連結部材の内端に回動可 能にとりつけられる第二連結部材5bと、それらの他端同志を回動可能に接続部 材5cで止ネジを介して連結することによって構成されている。しかし接続部材 5cを用いずに連結部材5bの端部同志を止ネジを介して連結できること勿論で あり、その場合その止めネジが接続部材となる。
【0013】 このようにすれば、予め本体に各連結部材5a、5bをとりつけた状態でこの 本体を上下レール間に納め、しかるのち接続部材を又は止ネジを当てがって接続 すれば連結体5となって両本体が連結できるので、取付け施工が一人でもできる 利便がある。6はガイド部材で、板状の基体6aとその両端から上方に起立した 回転体6bからなっている。回転体6bは、上レールの表裏の幅面にそれぞれし ゅう動する。基体6aは、本体に挿通軸6cを介してそれぞれ回動可能にとりつ けられている。
【0014】 7は戸車部材で、ケーシング7aには下レールの軌道を走行する戸車7bと下 レールの表裏の幅面をしゅう動し、少なくとも各幅面にレール方向に沿って2個 以上からなる回転体7c、7cがとりつけられている。該戸車部材のケーシング が挿通軸7dを介して本体に回動可能に軸着されている。
【0015】 図4は本体4と連結体5との連結状態の平面図である。下レール2上に位置して いる本体4の角パイプ材4cの両端には、下レールの内側に第一連結部材5aが 突設している。この連結部材の他端には第二連結部材5bが回動可能に軸支して おり、さらに第二連結部材同志を接続部材、止めネジなど5cで連結している。 上レール側の連結体も同じ取付け方である。
【0016】 図5は図3のY−Y方向よりの側面図、図6は図3のZ−Zよりの側面図を示す 。この図より上記説明の構成がさらに理解できよう。
【0017】 以上の実施例は本考案を図面を用いて説明したものであるが、本考案の技術思 想を逸脱しない限り様々な設計変更は可能である。たとえば連結体の取付け位置 、本体の形状等の変更は容易である。また上、下レールのループを一体成型して もよく、連結してループにしてもよい。また実施例の構成では次のメリットがあ る。
【0018】 a、上下レールがループ状を呈し、かつ帯状体であり、幅面が垂直方向に向い ているのでレール構成が簡単であり製作コストが安い。 b、ガイド部材や戸車部材が本体に対して回動できるようにし、しかも上レー ルの幅面の表裏にガイド部材の回転体がしゅう動し、また戸車部材の回転体が下 レールの幅面の表裏に、しかもレール方向に沿ってそれぞれ2個以上設けてしゅ う動するようにしているので本体に多くの荷重がかかっても走行がスムーズにで きる。
【0019】
【効果】 連結体が各本体より内側に突設しているので、レール上を回転移動する本体同志 の連結走行が安定している。また連結体の第一、第二連結部材が各本体にとりつ けられるので、予め各本体を上下レールに介在せしめてから本体同志を連結でき る。よって連結作業は一人で行えるという便利さがあり、本体同志の連結移動も スムーズである。 連結体がレール上に位置する本体よりレールの内側に隠れるので体裁がよい。
【図1】本考案の下レールの取付け平面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】本体のレールへの取付け状態ならびに本体同志
の連結状態を示す要部正面図である。
の連結状態を示す要部正面図である。
【図4】本体と連結体との連結状態を示す要部平面図で
ある。
ある。
【図5】図3のY−Y方向よりの側面図である。
【図6】図3のZ−Z方向よりの側面図である。
1 上レール 2 下レール 3 フレーム 4 物品掛け本体 5 連結体 5a第一連結部材 5b第二連結部材 5c接続部材 6 ガイド部材 7 戸車部材
Claims (1)
- 【請求項1】ループをなし、それぞれがフレームに取り
付けられている上レールおよび下レールと、両レール間
に介在される複数個の物品掛け本体と、前記各本体を
上、下においてそれぞれ連結する連結体であって、その
連結体は各本体より上、下レールの内側に突設する第一
連結部材と、その第一連結部材に回動可能に取り付けら
れる第二連結部材と、その連結部材同志を接続する部材
とからなり、前記各本体の上側および下側と上下レール
間にガイド部材または戸車部材が設けられていることを
特徴とする移動式物品掛け。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991088217U JP2531442Y2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 移動式物品掛け |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991088217U JP2531442Y2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 移動式物品掛け |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511838U true JPH0511838U (ja) | 1993-02-19 |
JP2531442Y2 JP2531442Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=13936730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991088217U Expired - Lifetime JP2531442Y2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 移動式物品掛け |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531442Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01314509A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 回転収納装置 |
JPH0425523U (ja) * | 1990-06-26 | 1992-02-28 |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP1991088217U patent/JP2531442Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01314509A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 回転収納装置 |
JPH0425523U (ja) * | 1990-06-26 | 1992-02-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2531442Y2 (ja) | 1997-04-02 |
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