JPH0511727Y2 - - Google Patents
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- JPH0511727Y2 JPH0511727Y2 JP1987183272U JP18327287U JPH0511727Y2 JP H0511727 Y2 JPH0511727 Y2 JP H0511727Y2 JP 1987183272 U JP1987183272 U JP 1987183272U JP 18327287 U JP18327287 U JP 18327287U JP H0511727 Y2 JPH0511727 Y2 JP H0511727Y2
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- JP
- Japan
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- magnet
- hall
- steering wheel
- auto
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は自動車用方向指示器のオートキヤン
セラー、詳しくは、非接触でステアリングハンド
ルの戻りを検知し、方向指示器をキヤンセルさせ
るオートキヤンセラーに関するものである。
セラー、詳しくは、非接触でステアリングハンド
ルの戻りを検知し、方向指示器をキヤンセルさせ
るオートキヤンセラーに関するものである。
自動車用方向指示器の点滅をキヤンセルさせる
オートキヤンセラーは従来から種々のタイプのも
のが存在しており、実開昭61−91438号等におい
て提案済である。
オートキヤンセラーは従来から種々のタイプのも
のが存在しており、実開昭61−91438号等におい
て提案済である。
しかしながら、前記実開昭61−91438号におい
て提案されているオートキヤンセラーはステアリ
ングハンドルの回転をメカニカルな方法で電気信
号に変換している為、メカニカル部分で耳ざわり
な摺動音が発生する欠点があつた。又、ステアリ
ングハンドルの回転量、回転方向を常時機械的に
検知している為、スイツチの接点部分や摺動基
板、板バネ等は耐摩耗性にすぐれた高級な材質の
ものを使用しなければならず、高価になつてしま
う欠点もあつた。
て提案されているオートキヤンセラーはステアリ
ングハンドルの回転をメカニカルな方法で電気信
号に変換している為、メカニカル部分で耳ざわり
な摺動音が発生する欠点があつた。又、ステアリ
ングハンドルの回転量、回転方向を常時機械的に
検知している為、スイツチの接点部分や摺動基
板、板バネ等は耐摩耗性にすぐれた高級な材質の
ものを使用しなければならず、高価になつてしま
う欠点もあつた。
この考案は自動車用方向指示器のオートキヤン
セラーに関する上記従来の欠点を除去することを
目的とするものであり、右左折動作の完了に伴う
ステアリングハンドルの戻りを非接触で高精度に
検知し、方向指示器のキヤンセルを確実に行うこ
とができるターンシグナルオートキヤンセラーを
提供することを目的とするものである。
セラーに関する上記従来の欠点を除去することを
目的とするものであり、右左折動作の完了に伴う
ステアリングハンドルの戻りを非接触で高精度に
検知し、方向指示器のキヤンセルを確実に行うこ
とができるターンシグナルオートキヤンセラーを
提供することを目的とするものである。
この考案は、ステアリングハンドルの回転に連
動して回転する扇形をしたセツト用マグネツト
と、前記セツト用マグネツトと対向する様にステ
アリングシヤフトに取付けられた一対のホール
ICと、前記ホールICの後方に取付けられたオフ
セツト用マグネツトと、前記ホールICからの出
力信号によりステアリングハンドルの切り戻しを
検知してキヤンセル信号を出力する制御回路、と
からなる自動車用方向指示器のオートキヤンセラ
ーに於て、前記一対のホールICはステアリング
ハンドルの回転角度が少なくとも初期状態にある
とき前記セツト用マグネツトの磁界が該ホール
ICの双方に印加する位置に配置しており、前記
オフセツト用マグネツトはその着磁方向を前記セ
ツト用マグネツトと同極同志が向い合うように設
定した、ことを特徴とする自動車用方向指示器の
オートキヤンセラーを構成することにより、上記
問題点を解決せんとするものである。
動して回転する扇形をしたセツト用マグネツト
と、前記セツト用マグネツトと対向する様にステ
アリングシヤフトに取付けられた一対のホール
ICと、前記ホールICの後方に取付けられたオフ
セツト用マグネツトと、前記ホールICからの出
力信号によりステアリングハンドルの切り戻しを
検知してキヤンセル信号を出力する制御回路、と
からなる自動車用方向指示器のオートキヤンセラ
ーに於て、前記一対のホールICはステアリング
ハンドルの回転角度が少なくとも初期状態にある
とき前記セツト用マグネツトの磁界が該ホール
ICの双方に印加する位置に配置しており、前記
オフセツト用マグネツトはその着磁方向を前記セ
ツト用マグネツトと同極同志が向い合うように設
定した、ことを特徴とする自動車用方向指示器の
オートキヤンセラーを構成することにより、上記
問題点を解決せんとするものである。
右左折の際、ステアリングハンドルを回転させ
ると、それに連動して扇形をしたセツト用マグネ
ツトが回転し、このセツト用マグネツトがステア
リングシヤフトに固定されている一対のホール
ICの前方を横切ることのホールICから制御回路
に信号が発せられ、ホールICからの信号の入力
の順序によつて制御回路においてステアリングハ
ンドルの戻りを検知し、キヤンセル信号を出力
し、方向指示器の点滅をキヤンセルさせる。
ると、それに連動して扇形をしたセツト用マグネ
ツトが回転し、このセツト用マグネツトがステア
リングシヤフトに固定されている一対のホール
ICの前方を横切ることのホールICから制御回路
に信号が発せられ、ホールICからの信号の入力
の順序によつて制御回路においてステアリングハ
ンドルの戻りを検知し、キヤンセル信号を出力
し、方向指示器の点滅をキヤンセルさせる。
なお、ホールICは一方向からの磁界によつて
作動するタイプのものであり、外部磁界によるノ
イズに対して抵抗力を強くさせる為、ステアリン
グハンドルの回転角が0°の状態つまり初期状態で
は常に磁界を印加せしめられる。又、このホール
ICの後方側にはオフセツト用マグネツトが位置
している為、扇形をしたセツト用マグネツトの作
動域はシヤープとなつており、ホールICの動作
磁界にバラツキがあつても動作ポイントが一定に
なる様にしている。
作動するタイプのものであり、外部磁界によるノ
イズに対して抵抗力を強くさせる為、ステアリン
グハンドルの回転角が0°の状態つまり初期状態で
は常に磁界を印加せしめられる。又、このホール
ICの後方側にはオフセツト用マグネツトが位置
している為、扇形をしたセツト用マグネツトの作
動域はシヤープとなつており、ホールICの動作
磁界にバラツキがあつても動作ポイントが一定に
なる様にしている。
第1図はこの考案に係るオートキヤンセラーの
一実施例の正面図、第2図は第1図における矢視
A−A線断面図、第3図は各構成部品の分解斜視
図、第4図はその回路図である。
一実施例の正面図、第2図は第1図における矢視
A−A線断面図、第3図は各構成部品の分解斜視
図、第4図はその回路図である。
図中1は図示を省略したステアリングハンドル
に連動して円周方向に回転する扇形をしたセツト
用マグネツトであり、ステアリングハンドルに固
定されている回転リング2の端面に接着剤等によ
り固着せしめられている。一方、3は図示を省略
したステアリングシヤフトに固定されたボデイー
であり、その中央部には前記回転リング2の外径
より若干大きい透孔4が設けられており、回転リ
ング2はこの透孔4内で回転できる様になつてい
る。更にこの透孔4の側方には透孔4に連続して
ポケツト部5が設けられており、該ポケツト部5
にはセンサーホルダー6を介して一対のホール
IC7L,7R及びオフセツト用マグネツト8が
取付けられており、第2図に示す様にセツト用マ
グネツト1とホールIC7L,7Rが一体のギヤ
ツプを保つて対向し、このホールIC7L,7R
の後方にオフセツト用マグネツト8が位置する様
になつている。
に連動して円周方向に回転する扇形をしたセツト
用マグネツトであり、ステアリングハンドルに固
定されている回転リング2の端面に接着剤等によ
り固着せしめられている。一方、3は図示を省略
したステアリングシヤフトに固定されたボデイー
であり、その中央部には前記回転リング2の外径
より若干大きい透孔4が設けられており、回転リ
ング2はこの透孔4内で回転できる様になつてい
る。更にこの透孔4の側方には透孔4に連続して
ポケツト部5が設けられており、該ポケツト部5
にはセンサーホルダー6を介して一対のホール
IC7L,7R及びオフセツト用マグネツト8が
取付けられており、第2図に示す様にセツト用マ
グネツト1とホールIC7L,7Rが一体のギヤ
ツプを保つて対向し、このホールIC7L,7R
の後方にオフセツト用マグネツト8が位置する様
になつている。
なお、セツト用マグネツト1の横巾、ホール
ICの7L,7Rの取付け寸法、オフセツト用マ
グネツト8の横巾は第5図にそれぞれ示す通りで
あり、ステアリングハンドルの回転角が0°のとき
即ち初期状態においてホールIC7L,7Rにセ
ツト用マグネツト1の磁界が常に印加せしめられ
る様になつている。又、ステアリングハンドルが
70°以上回転するとセツト用マグネツト1がホー
ルIC7L,7Rから離れ、ホールIC7L,7R
がOFFする様に設定されている。又、セツト用
マグネツト1及びセツト用マグネツト8の着磁方
向は第2図に示す通りであり、それぞれ同極同志
が向い合う様になつており、オフセツト用マグネ
ツト8の磁界の作用によりセツト用マグネツト1
の作動域はシヤープとなつている。更に、9は前
記ホールIC7からの信号を入力してキヤンセル
信号を出力する制御回路であり、基板10上に組
込まれ、前記ボデー3の適当位置に実装されてい
る。なお、図中11はセンサーホルダー6をポケ
ツト部5に取付ける為の取付ネジである。
ICの7L,7Rの取付け寸法、オフセツト用マ
グネツト8の横巾は第5図にそれぞれ示す通りで
あり、ステアリングハンドルの回転角が0°のとき
即ち初期状態においてホールIC7L,7Rにセ
ツト用マグネツト1の磁界が常に印加せしめられ
る様になつている。又、ステアリングハンドルが
70°以上回転するとセツト用マグネツト1がホー
ルIC7L,7Rから離れ、ホールIC7L,7R
がOFFする様に設定されている。又、セツト用
マグネツト1及びセツト用マグネツト8の着磁方
向は第2図に示す通りであり、それぞれ同極同志
が向い合う様になつており、オフセツト用マグネ
ツト8の磁界の作用によりセツト用マグネツト1
の作動域はシヤープとなつている。更に、9は前
記ホールIC7からの信号を入力してキヤンセル
信号を出力する制御回路であり、基板10上に組
込まれ、前記ボデー3の適当位置に実装されてい
る。なお、図中11はセンサーホルダー6をポケ
ツト部5に取付ける為の取付ネジである。
制御回路9は第4図に示す通り、ホールIC7
L,7Rからそれぞれ信号が入力される一対の
NOTゲート12とこれらNOTゲート12からの
信号が入力される一対のフリツプフロツプ回路1
3,14、時定数設定用の抵抗15とコンデンサ
ー16及びスイツチング作用をし、キヤンセルソ
レノイド17への電流の供給を制御するトランジ
スター18等から構成されている。
L,7Rからそれぞれ信号が入力される一対の
NOTゲート12とこれらNOTゲート12からの
信号が入力される一対のフリツプフロツプ回路1
3,14、時定数設定用の抵抗15とコンデンサ
ー16及びスイツチング作用をし、キヤンセルソ
レノイド17への電流の供給を制御するトランジ
スター18等から構成されている。
なお、第4図中19はフラツシヤーユニツト、
20はコーナースイツチ、21はターンシグナル
スイツチ、22はターンシグナルランプ、23は
コーナーランプ、24はバツテリー、25はベー
ス抵抗である。
20はコーナースイツチ、21はターンシグナル
スイツチ、22はターンシグナルランプ、23は
コーナーランプ、24はバツテリー、25はベー
ス抵抗である。
次に、第6図に示すタイムチヤートを参考にこ
の実施例の動作を説明する。
の実施例の動作を説明する。
右折時のキヤンセル動作を説明すると、まずタ
ーンシグナルスイツチ21をR側に入れると、コ
ーナースイツチ20のR側の接点がONし、この
オートキヤンセラーに電源が入つた状態になる。
この時、フリツプフロツプ回路14のリセツト端
子は高レベルとなり、このフリツプフロツプ回路
14は非作動状態となる。従つて、このフリツプ
フロツプ回路14のQ出力は低レベルとなる。一
方、フリツプフロツプ回路13のリセツト端子は
コーナースイツチ20のL側接点に接続されてい
る為、低レベルのままとなつており、フリツプフ
ロツプ13は入力を受け付る状態となつている。
このフリツプフロツプ13のQ出力が高レベルと
なるのはD入力が高レベルで、クロツク入力が低
レベルから高レベルに変化したときである。
ーンシグナルスイツチ21をR側に入れると、コ
ーナースイツチ20のR側の接点がONし、この
オートキヤンセラーに電源が入つた状態になる。
この時、フリツプフロツプ回路14のリセツト端
子は高レベルとなり、このフリツプフロツプ回路
14は非作動状態となる。従つて、このフリツプ
フロツプ回路14のQ出力は低レベルとなる。一
方、フリツプフロツプ回路13のリセツト端子は
コーナースイツチ20のL側接点に接続されてい
る為、低レベルのままとなつており、フリツプフ
ロツプ13は入力を受け付る状態となつている。
このフリツプフロツプ13のQ出力が高レベルと
なるのはD入力が高レベルで、クロツク入力が低
レベルから高レベルに変化したときである。
第6図において、aのとき即ちステアリングハ
ンドルが右回転(時計回り)してセツト用マグネ
ツト1がホールIC7L上を通過してしまい、ホ
ールIC7R上にあるときにはクロツク入力が立
ち下りの為、Q出力は変化しないが、bのとき即
ちステアリングハンドルが1回転し、セツト用マ
グネツト1がホールIC7L上に達したときも
が低レベルの為、Q出力は低レベルのままであ
る。つまり、右折動作の為、右にステアリングハ
ンドルを回転させているときにはフリツプフロツ
プ13のQ出力には変化がなく、低レベルのまま
となつている。
ンドルが右回転(時計回り)してセツト用マグネ
ツト1がホールIC7L上を通過してしまい、ホ
ールIC7R上にあるときにはクロツク入力が立
ち下りの為、Q出力は変化しないが、bのとき即
ちステアリングハンドルが1回転し、セツト用マ
グネツト1がホールIC7L上に達したときも
が低レベルの為、Q出力は低レベルのままであ
る。つまり、右折動作の為、右にステアリングハ
ンドルを回転させているときにはフリツプフロツ
プ13のQ出力には変化がなく、低レベルのまま
となつている。
次に、右折を終つてステアリングハンドルを左
方向に戻しはじめると、Cの状態即ちセツト用マ
グネツト1がホールIC7L,7Rから離れた状
態ではクロツク入力は立ち下りの為Q出力は変化
しないが、dの状態つまりステアリングハンドル
が左方向に1回転し、セツト用マグネツト1がホ
ールIC7L,7Rの上に達すると、つまりD
入力が高レベルでつまりクロツク入力が低レベ
ルから高レベルに変化する為、Q出力ははじめて
高レベルに反転する。この様にして、フリツプフ
ロツプ回路13のQ出力が高レベルになると、抵
抗15、コンデンサー16によつて決定される時
定数によりトランジスター18がONし、キヤン
セルソレノイド17が作動し、コーナースイツチ
20およびターンシグナルスイツチ21はOFF
し、ターンシグナルスイツチ22の点滅は終了す
る。
方向に戻しはじめると、Cの状態即ちセツト用マ
グネツト1がホールIC7L,7Rから離れた状
態ではクロツク入力は立ち下りの為Q出力は変化
しないが、dの状態つまりステアリングハンドル
が左方向に1回転し、セツト用マグネツト1がホ
ールIC7L,7Rの上に達すると、つまりD
入力が高レベルでつまりクロツク入力が低レベ
ルから高レベルに変化する為、Q出力ははじめて
高レベルに反転する。この様にして、フリツプフ
ロツプ回路13のQ出力が高レベルになると、抵
抗15、コンデンサー16によつて決定される時
定数によりトランジスター18がONし、キヤン
セルソレノイド17が作動し、コーナースイツチ
20およびターンシグナルスイツチ21はOFF
し、ターンシグナルスイツチ22の点滅は終了す
る。
なお、このコーナースイツチ20及びターンシ
グナルスイツチ21の各接点が完全にOFFする
までキヤンセルソレノイド17の動作を続ける
様、抵抗15とコンデンサー16の時定数により
動作時間のマージンを設定してある。
グナルスイツチ21の各接点が完全にOFFする
までキヤンセルソレノイド17の動作を続ける
様、抵抗15とコンデンサー16の時定数により
動作時間のマージンを設定してある。
左折時のキヤンセルも上述の場合と同様に行わ
れ、フリツプフロツプ回路14からQ出力により
キヤンセルソレノイド17が動作せしめられる。
れ、フリツプフロツプ回路14からQ出力により
キヤンセルソレノイド17が動作せしめられる。
この考案に斯かるオートキヤンセラーは上記の
通りの構成を有するものであり、ホールICとマ
グネツトにより非接触でステアリングハンドルの
切り戻しを検知する為、耳ざわりな機械的摺動音
がなく、耐久性にも富み、長期間安定した動作を
行うことができる。又、機械的な摺接部分がない
為耐摩耗性に富む高価な金属材料を用いる必要が
なく低コストで生産することが可能である。又、
ステアリングハンドルの回転角が0°の状態即ち初
期状態で常にホールICに磁界を印加している為、
外部磁界によるノイズに対する抵抗力が強く、安
定した動作を期待し得る。
通りの構成を有するものであり、ホールICとマ
グネツトにより非接触でステアリングハンドルの
切り戻しを検知する為、耳ざわりな機械的摺動音
がなく、耐久性にも富み、長期間安定した動作を
行うことができる。又、機械的な摺接部分がない
為耐摩耗性に富む高価な金属材料を用いる必要が
なく低コストで生産することが可能である。又、
ステアリングハンドルの回転角が0°の状態即ち初
期状態で常にホールICに磁界を印加している為、
外部磁界によるノイズに対する抵抗力が強く、安
定した動作を期待し得る。
更に、オフセツト用マグネツトを有する為、ホ
ールICの動作磁界にバラツキがあつても、ある
一定以上の磁界を印加しないとホールICは動作
せず、動作ポイントにバラツキが発生することな
く、精度の高い動作が得られる、等のすぐれた効
果を有し、従来のオートキヤンセラーに比して実
用上の価値は極めて高いものである。
ールICの動作磁界にバラツキがあつても、ある
一定以上の磁界を印加しないとホールICは動作
せず、動作ポイントにバラツキが発生することな
く、精度の高い動作が得られる、等のすぐれた効
果を有し、従来のオートキヤンセラーに比して実
用上の価値は極めて高いものである。
図面はこの考案に係るオートキヤンセラーの一
実施例を示すものであり、第1図はその正面図、
第2図は第1図における矢印A−A線断面図、第
3図は各構成部分を分解して描いた斜視図、第4
図はその回路図、第5図はセツト用マグネツト、
ホールIC及びオフセツト用マグネツトの各寸法、
位置関係を模式的に説明した平面図、第6図はこ
の実施例の動作を説明する為のタイムチヤートで
ある。 1……セツト用マグネツト、2……回転リン
グ、3……ボデイー、4……透孔、5……ポケツ
ト部、6……センサーホルダー、7……ホール
IC、8……オフセツト用マグネツト、9……制
御回路、10……基板、11……取付ネジ、12
……NOTゲート、13……フリツプフロツプ回
路、14……フリツプフロツプ回路、15……抵
抗、16……コンデンサー、17……キヤンセル
ソレノイド、18……トランジスター、19……
フラツシヤーユニツト、20……コーナースイツ
チ、21……ターンシグナルスイツチ、22……
ターンシグナルランプ、23……コーナーラン
プ、24……バツテリー。
実施例を示すものであり、第1図はその正面図、
第2図は第1図における矢印A−A線断面図、第
3図は各構成部分を分解して描いた斜視図、第4
図はその回路図、第5図はセツト用マグネツト、
ホールIC及びオフセツト用マグネツトの各寸法、
位置関係を模式的に説明した平面図、第6図はこ
の実施例の動作を説明する為のタイムチヤートで
ある。 1……セツト用マグネツト、2……回転リン
グ、3……ボデイー、4……透孔、5……ポケツ
ト部、6……センサーホルダー、7……ホール
IC、8……オフセツト用マグネツト、9……制
御回路、10……基板、11……取付ネジ、12
……NOTゲート、13……フリツプフロツプ回
路、14……フリツプフロツプ回路、15……抵
抗、16……コンデンサー、17……キヤンセル
ソレノイド、18……トランジスター、19……
フラツシヤーユニツト、20……コーナースイツ
チ、21……ターンシグナルスイツチ、22……
ターンシグナルランプ、23……コーナーラン
プ、24……バツテリー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングハンドルの回転に連動して回転す
る扇形をしたセツト用マグネツトと、 前記セツト用マグネツトと対向する様にステア
リングシヤフトに取付けられた一対のホールIC
と、 前記ホールICの後方に取付けられたオフセツ
ト用マグネツトと、 前記ホールICからの出力信号によりステアリ
ングハンドルの切り戻しを検知してキヤンセル信
号を出力する制御回路、とからなる自動車用方向
指示器のオートキヤンセラーに於て、 前記一対のホールICはステアリングハンドル
の回転角度が少なくとも初期状態にあるとき前記
セツト用マグネツトの磁界が該ホールICの双方
に印加する位置に配置しており、 前記オフセツト用マグネツトはその着磁方向を
前記セツト用マグネツトと同極同志が向い合うよ
うに設定した、 ことを特徴とする自動車用方向指示器のオートキ
ヤンセラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987183272U JPH0511727Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987183272U JPH0511727Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0187049U JPH0187049U (ja) | 1989-06-08 |
JPH0511727Y2 true JPH0511727Y2 (ja) | 1993-03-24 |
Family
ID=31474701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987183272U Expired - Lifetime JPH0511727Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511727Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011084191A1 (de) * | 2011-10-10 | 2013-04-11 | Robert Bosch Gmbh | Lenkanordnung |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5787732A (en) * | 1980-11-18 | 1982-06-01 | Honda Motor Co Ltd | Automatic winker cancellation device for vehicle |
JPS5819848B2 (ja) * | 1972-09-05 | 1983-04-20 | ゼネラル エレクトリツク カンパニイ | ガスタ−ビン機関の推力増進燃料噴射器取付け装置 |
JPS6018995U (ja) * | 1983-07-15 | 1985-02-08 | 財団法人 相模中央化学研究所 | ポリマ−容器の蓋開け器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5819848U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-07 | ナイルス部品株式会社 | 自動車用方向指示電子装置 |
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1987
- 1987-12-01 JP JP1987183272U patent/JPH0511727Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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