JPH05116635A - ステアリングコラム - Google Patents

ステアリングコラム

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Publication number
JPH05116635A
JPH05116635A JP27744691A JP27744691A JPH05116635A JP H05116635 A JPH05116635 A JP H05116635A JP 27744691 A JP27744691 A JP 27744691A JP 27744691 A JP27744691 A JP 27744691A JP H05116635 A JPH05116635 A JP H05116635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilt
upper bracket
support
column
absorber
Prior art date
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Pending
Application number
JP27744691A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Hoshino
茂 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP27744691A priority Critical patent/JPH05116635A/ja
Publication of JPH05116635A publication Critical patent/JPH05116635A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一のアブソーバにてテレスコ作動時のみな
らずチルト作動時にもダンパ効果が得られるようにす
る。 【構成】 車体の一部11に固定されるコラム本体12
に軸方向へ摺動可能に組付けられたチルトサポート13
と、これをコラム本体12に解除可能に固定する固定手
段20を有して、ステアリングホイールSを軸方向位置
調整可能とするテレスコピック機構Aと、チルトサポー
ト13に上下方向へ傾動可能に組付けられたチルトアッ
パブラケット14と、これをチルトサポート13に解除
可能に固定する固定手段30を有して、ステアリングホ
イールSを上下方向位置調整可能とするチルト機構Bを
備えてなるステアリングコラムにおいて、コラム本体1
2に一端にて連結されるとともに他端にてチルトアッパ
ブラケット13のチルト中心Oから離れた部位に連結さ
れるアブソーバ40を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のステアリングコ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ステアリングコラムの一つとして、車体
の一部に固定されるコラム本体に軸方向へ摺動可能に組
付けられたチルトサポートと、このチルトサポートを前
記コラム本体に解除可能に固定する固定手段を有して、
ステアリングホイールを軸方向位置調整可能とするテレ
スコピック機構と、前記チルトサポートに上下方向へ傾
動可能に組付けられたチルトアッパブラケットと、この
チルトアッパブラケットを前記チルトサポートに解除可
能に固定する固定手段を有して、ステアリングホイール
を上下方向位置調整可能とするチルト機構を備えてなる
ものがあり、例えば、実開平3−42761号公報に示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のステア
リングコラムにおいては、チルトサポートとコラム本体
間にアブソーバが介装されていて、チルトサポートがコ
ラム本体に対して軸方向へ摺動するテレスコ作動時、ア
ブソーバが伸縮してダンパ効果が得られるものの、チル
トアッパブラケットがチルトサポートに対して上下方向
へ傾動するチルト作動時にはアブソーバが伸縮せず、か
かる場合にもダンパ効果が得られるようにするためには
チルトアッパブラケットとチルトサポート間にもアブソ
ーバを介装する必要がある。しかしながら、チルトアッ
パブラケットとチルトサポート間にアブソーバを介装す
ることはコスト的にもスペース的にも問題がある。本発
明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、
単一のアブソーバにてテレスコ作動時のみならずチルト
作動時にもダンパ効果が得られるようにすることを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、上記した形式のステアリン
グコラムにおいて、前記コラム本体に一端にて連結され
るとともに他端にて前記チルトアッパブラケットのチル
ト中心から離れた部位に連結されるアブソーバを設け
た。
【0005】
【作用】本発明によるステアリングコラムにおいては、
チルトサポートがコラム本体に対して軸方向へ摺動する
テレスコ作動時、チルトサポートと一体的にチルトアッ
パブラケットがコラム本体に対して軸方向へ移動するた
め、チルトアッパブラケットとコラム本体間に介装した
アブソーバが伸縮してダンパ効果が得られ、またチルト
アッパブラケットがチルトサポートに対して上下方向へ
傾動するチルト作動時、チルトアッパブラケットはチル
トサポートと一体のコラム本体に対しても傾動するた
め、チルトアッパブラケットとコラム本体間に介装した
アブソーバが伸縮してダンパ効果が得られる。
【0006】
【発明の効果】上述したように、本発明においては、チ
ルトアッパブラケットとコラム本体間に介装した単一の
アブソーバにより、チルトサポートがコラム本体に対し
て軸方向へ摺動するときテレスコ作動時とチルトアッパ
ブラケットがチルトサポートに対して上下方向へ傾動す
るときチルト作動時にそれぞれダンパ効果を得ることが
でき、コスト低減を図ることができるとともに、スペー
ス利用効率の向上を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明によるステアリングコラムを示
していて、このステアリングコラムは、ステアリングホ
イールSを軸方向位置調整可能とするテレスコピック機
構AとステアリングホイールSを上下位置調整可能とす
るチルト機構Bを備えていて、車体の一部11にロアブ
ラケット12aとアッパブラケット12bにて固定され
るコラム本体12にチルトサポート13が軸方向へ摺動
可能に組付けられ、またチルトサポート13にチルトア
ッパブラケット14がチルト中心Oにて上下方向へ傾動
可能に組付けられている。また、チルトアッパブラケッ
ト14にはチルト中心Oにて自在継手(図示省略)を介
してステアリングメインシャフト15(所定量軸方向へ
伸縮可能に構成されている)に連結されたステアリング
アッパシャフト16が回転自在に組付けられていて、こ
のステアリングアッパシャフト16の車両後方端にステ
アリングホイールSが一体回転可能に組付けられてい
る。なお、ステアリングホイールSには、特開昭60−
248454号公報にて提案されている機械式のエアバ
ッグ装置(図示省略)が組付けられることもある。
【0008】テレスコピック機構Aは、コラム本体12
に軸方向へ摺動可能に組付けられたチルトサポート13
と、このチルトサポート13をコラム本体12に解除可
能に固定する固定手段20を有している。固定手段20
は、図1及び図2にて示したように、テレスコピックレ
バー21と、これの回動操作によって動くギヤ22,ロ
ックボルト23,ウエッジロック24・25等からなる
もので、チルトサポート13がコラム本体12のアッパ
ブラケット12b間に生じる摩擦係合力とウエッジロッ
ク24・25間に生じる摩擦係合力とで固定されるよう
になっており、テレスコピックレバー21を押し下げる
ことによりウエッジロック24・25による固定が解除
され、またテレスコピックレバー21を引き上げること
によりウエッジロック24・25がチルトサポート13
をコラム本体12のアッパブラケット12bに押しつけ
て固定するようになっている。
【0009】一方、チルト機構Bは、チルトサポート1
3に上下方向へ傾動可能に組付けられたチルトアッパブ
ラケット14と、このチルトアッパブラケット14をチ
ルトサポート13に解除可能に固定する固定手段30を
有している。固定手段30は、チルトサポート13に一
体的に設けられてチルト中心Oを中心とする円弧状の歯
を有するラチェット31と、チルトアッパブラケット1
4に回動可能に組付けられてラチェット31の歯に噛合
する歯を有するポール32と、チルト中心Oに回動可能
に組付けたチルトレバー33と、このチルトレバー33
に一体的に設けられて図示ロック位置にてポール32の
背部に係合してラチェット31とポール32の係合を保
持するチルトリテーナ34と、このチルトリテーナ34
を図示ロック位置、すなわち図1の反時計方向へ付勢す
るロックスプリング35によって構成されていて、チル
トリテーナ34にはその解除位置への回動時、すなわち
図1の時計方向への回動時にポール32に設けたフォロ
アピン32aと係合してポール32の歯をラチェット3
1の歯から離間させる解除カム34aが設けられてい
る。なお、チルトアッパブラケット14は、チルトサポ
ート13間に設けたチルトアップスプリング17により
その上死点に向けて付勢されていて、図示位置から突起
14aがチルトサポート13に設けたストッパ13aに
当接する範囲において傾動するようになっている。
【0010】しかして、本実施例においては、ステアリ
ングコラムに沿ってアブソーバ40が組付けられてい
る。アブソーバ40は、一端にてコラム本体12の前方
下部に回動可能に連結されるとともに、他端にてチルト
アッパブラケット14のチルト中心Oから下方へ離れた
部位に回動可能に連結されていて、チューブ41に対し
てロッド42が伸縮することにより減衰力が得られてダ
ンパ効果が得られるようになっている。
【0011】上記のように構成した本実施例において
は、チルトサポート13がコラム本体12に対して軸方
向へ摺動するテレスコ作動時、チルトサポート13と一
体的にチルトアッパブラケット14がコラム本体12に
対して軸方向へ移動するため、チルトアッパブラケット
14とコラム本体12間に介装したアブソーバ40が伸
縮してダンパ効果が得られ、またチルトアッパブラケッ
ト14がチルトサポート13に対して上下方向へ傾動す
るチルト作動時、チルトアッパブラケット14はチルト
サポート13と一体のコラム本体12に対しても傾動す
るため、チルトアッパブラケット14とコラム本体12
間に介装したアブソーバ40が伸縮してダンパ効果が得
られる。
【0012】このように、本実施例においては、チルト
アッパブラケット14とコラム本体12間に介装した単
一のアブソーバ40により、チルトサポート13がコラ
ム本体12に対して軸方向へ摺動するときテレスコ作動
時とチルトアッパブラケット14がチルトサポート13
に対して上下方向へ傾動するときチルト作動時にそれぞ
れダンパ効果を得ることができ、コスト低減を図ること
ができるとともに、スペース利用効率の向上を図ること
ができる。
【0013】なお、上記実施例のアブソーバ40とし
て、ガス封入式のアブソーバを採用した場合には、同ア
ブソーバによってチルトアッパブラケット14に図1の
反時計方向への回動力を与えることが可能となり、上記
実施例においてチルトサポート13とチルトアッパブラ
ケット14間に設けたチルトアップスプリング17を廃
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるステアリングコラムの一実施例
を示す側面図である。
【図2】 テレスコピック機構の部分縦断面図である。
【符号の説明】
11…車体の一部、12…コラム本体、13…チルトサ
ポート、14…チルトアッパブラケット、S…ステアリ
ングホイール、A…テレスコピック機構、20…固定手
段、B…チルト機構、30…固定手段、40…アブソー
バ、O…チルト中心。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の一部に固定されるコラム本体に軸
    方向へ摺動可能に組付けられたチルトサポートと、この
    チルトサポートを前記コラム本体に解除可能に固定する
    固定手段を有して、ステアリングホイールを軸方向位置
    調整可能とするテレスコピック機構と、前記チルトサポ
    ートに上下方向へ傾動可能に組付けられたチルトアッパ
    ブラケットと、このチルトアッパブラケットを前記チル
    トサポートに解除可能に固定する固定手段を有して、ス
    テアリングホイールを上下方向位置調整可能とするチル
    ト機構を備えてなるステアリングコラムにおいて、前記
    コラム本体に一端にて連結されるとともに他端にて前記
    チルトアッパブラケットのチルト中心から離れた部位に
    連結されるアブソーバを設けたことを特徴とするステア
    リングコラム。
JP27744691A 1991-10-24 1991-10-24 ステアリングコラム Pending JPH05116635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27744691A JPH05116635A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 ステアリングコラム

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JP27744691A JPH05116635A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 ステアリングコラム

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Publication Number Publication Date
JPH05116635A true JPH05116635A (ja) 1993-05-14

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ID=17583690

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27744691A Pending JPH05116635A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 ステアリングコラム

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JP (1) JPH05116635A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003099631A1 (en) * 2002-05-09 2003-12-04 Delphi Technologies, Inc. Telescoping steering column assembly
US6877775B2 (en) 2002-05-09 2005-04-12 Delphi Technologies, Inc. Adaptive energy absorption system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003099631A1 (en) * 2002-05-09 2003-12-04 Delphi Technologies, Inc. Telescoping steering column assembly
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