JPH05115002A - 再現色予測管理方法 - Google Patents

再現色予測管理方法

Info

Publication number
JPH05115002A
JPH05115002A JP27512091A JP27512091A JPH05115002A JP H05115002 A JPH05115002 A JP H05115002A JP 27512091 A JP27512091 A JP 27512091A JP 27512091 A JP27512091 A JP 27512091A JP H05115002 A JPH05115002 A JP H05115002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
support
area ratio
equation
magenta
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27512091A
Other languages
English (en)
Inventor
Keishin Shiraiwa
敬信 白岩
Toshiyuki Mizuno
利幸 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP27512091A priority Critical patent/JPH05115002A/ja
Publication of JPH05115002A publication Critical patent/JPH05115002A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持体での光散乱がある場合にも、面積変調
での色再現を的確に予測し管理できる再現色予測管理方
法を提供する。 【構成】 まず、面積率を変化させて記録したテストチ
ャートの濃度(反射率)を測定し(S1)、係数を決定
する(S2)。また、各発色色(イエローベタ部、マゼ
ンタベタ部、シアンベタ部、イエローとマゼンタのベタ
重ね刷り部、イエローとシアンのベタ重ね刷り部、マゼ
ンタとシアンのベタ重ね刷り部、イエローとマゼンタと
シアンのベタ重ね刷り部、支持体)の分光反射率を測定
する(S3)。次に、再現したい部分の網点面積率
(c,m,y)を入力し(S4)、その網点面積率から
各色の面積率を算出する(S5)。そして、算出した各
色の面積率から修正Neugebauer方程式を用いて総合分光
反射率を算出し(S6)、再現色の予測三刺激値を算出
する(S7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再現色予測管理方法に関
し、例えば印刷やカラーハードコピー等で利用される面
積変調型色再現方法において、支持体の光散乱を考慮し
た再現色予測管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各色の網点面積率が与えられた時
に、その部分の再現色を予測管理する方法としてNeugeb
auer方程式を利用する方法が知られている。このNeugeb
auer方程式に基づいてカラー印刷物の再現色の三刺激値
X,Y,Zは次式(1)及び(2)により求められる。
【0003】
【数3】
【0004】ここで、XYYY はイエローベタ濃度
部の三刺激値、XMMM はマゼンタベタ濃度部の三
刺激値、XCCC はシアンベタ濃度部の三刺激値、
rrr はイエローとマゼンタのベタ重ね刷り濃度
部の三刺激値、Xgggはイエローとシアンのベタ
重ね刷り濃度部の三刺激値、Xbbb はマゼンタと
シアンのベタ重ね刷り濃度部の三刺激値、Xkkk
はイエロー、マゼンタ、シアンのベタ重ね刷り濃度部の
三刺激値、Xwww は支持体の三刺激値である。
【0005】上述の各三刺激値を測定し、その測定値を
(1)式に代入すれば、与えられた網点面積率c,m,
yより再現色の三刺激値が求まり再現色を予測管理する
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例でのNeugebauer方程式は、支持体での光散乱が
ない場合にのみ成立するものであり、支持体での光散乱
がある場合には成立しない。従って、支持体での光散乱
がある場合には従来のNeugebauer方程式を用いて再現色
を予測管理する方法では、面積変調での色再現を的確に
予測し管理することは困難であった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、支持体での光散乱がある場合にも、面積変
調での色再現を的確に予測し管理できる再現色予測管理
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために、本発明の再現色予
測管理方法は以下のステップを有する。支持体に色材を
転写して色再現する際に、該色材の面積率を変化させて
色再現する方法における再現色を予測管理する再現色予
測管理方法において、各色材を支持体上にベタ書き(面
積率100%)し、その分光反射率を測定により求め、
下記式により再現色を予測管理する。
【0009】
【数4】
【0010】上式において、ρ(λ)は下記式によって
定められている総合分光反射率、S(λ)は照明光の相
対エネルギー分布、x(λ)y(λ)z(λ)は等色関
数である。
【0011】
【数5】
【0012】上式において、ap は色材が転写されてい
ない部分の支持体の面積率、ai は各発色している色の
面積率であり、jは支持体上で発色している色の数であ
る。また、ρp(λ)は測定より求めた支持体の分光反
射率,ρi(λ)は前記各色材を支持体上にベタ書きし
て測定より得られた分光反射率である。nは面積率と濃
度の関係を測定して得られる係数であり、一般に支持体
と網線数で決まるものである。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る好適な一
実施例を詳細に説明する。まず、本実施例における再現
色予測管理方法を説明するにあたり、基本となる修正Ne
ugebauer方程式について概要を説明する。一般に、支持
体での光散乱がある場合に、面積変調により階調のある
単色記録を行うには、面積率と濃度の関係を結びつける
実験式として、Yule-Nielsenの式が知られている。これ
を面積率と反射率の関係に書きなおすと(3)式のよう
になる。
【0014】
【数6】
【0015】(3)式において、ρは反射率、ρp は支
持体の反射率、ρi は支持体上に色材をベタ書きしたと
きに得られる反射率である。nは支持体での光散乱を考
慮するために導入される係数であり、n=1の時が支持
体での光散乱がない場合に相当し、一般に支持体と網線
数によることが知られている。そこで、本実施例で使用
する修正Neugebauer方程式においても、支持体での光散
乱を考慮するために係数nを用いている。
【0016】Neugebauer方程式で用いられる三刺激値
X,Y,Zは次式の様に定義される。
【0017】
【数7】
【0018】ここで、ρ(λ)は分光反射率、S(λ)
は照明光の相対エネルギー分布、x(λ),y(λ),
z(λ)は等色関数である。今、
【0019】
【数8】
【0020】とし、aY,aM,aC,ar,ag,ab,ak,aw
は、前記(2)式によって定義される各発色色の面積
率、ρY(λ)はイエローベタ部の分光反射率、ρM(λ)
はマゼンタベタ部の分光反射率、ρC(λ)はシアンベタ
部の分光反射率、ρr(λ)はイエローとマゼンタのベタ
重ね刷り部の分光反射率、ρg(λ)はイエローとシアン
のベタ重ね刷り部の分光反射率、ρb(λ)はマゼンタと
シアンのベタ重ね刷り部の分光反射率、ρk(λ)はイエ
ロー、マゼンタ、シアンのベタ重ね刷り部の分光反射
率、ρw(λ)は支持体の分光反射率とすると、(4)式
よりNeugebauer方程式の(1)式は、分光反射率を用い
て(5)式のように書くことができる。
【0021】(5)式は支持体での光散乱がない場合に
成立する式である。今、支持体での光散乱を考慮するた
めに係数nを導入し、(5)式を下記(6)式のように
修正する。
【0022】
【数9】
【0023】以下、(6)式を本実施例で使用する修正
Neugebauer方程式と称する。n=1の時、修正Neugebau
er方程式は(5)式と一致し、支持体での光散乱がない
場合に相当する。係数nは支持体と網線数によって決ま
る数値であり、単色記録時に(3)式のもとに、面積率
と反射率(濃度にも変換される)を結びつける係数であ
り、測定試験により得られる数値である。
【0024】次に、上述した修正Neugebauer方程式を用
いて再現色を予測し管理する方法を以下に説明する。図
1は、本実施例での再現色予測管理方法の処理手順を示
すフローチャートである。まず、ステップS1におい
て、面積率を変えて記録したテストチャートの濃度(反
射率)を測定する。次に、ステップS2では、前記
(3)式より係数nを決定する。
【0025】一方、ステップS3において、各発色色
(イエローベタ部、マゼンタベタ部、シアンベタ部、イ
エローとマゼンタのベタ重ね刷り部、イエローとシアン
のベタ重ね刷り部、マゼンタとシアンのベタ重ね刷り
部、イエローとマゼンタとシアンのベタ重ね刷り部、支
持体)の分光反射率{ρY(λ),ρM(λ),ρC(λ),
ρ r(λ),ρg(λ),ρb(λ),ρk(λ),ρw(λ)}
を測定しておく。
【0026】尚、上述の係数n、分光反射率{ρ
Y(λ),ρM(λ),ρC(λ),ρr(λ),ρg(λ),ρ
b(λ),ρk(λ),ρw(λ)}が既知であれば、既知の
値を用いてもよい。次に、ステップS4において、再現
したい部分の網点面積率(c,m,y)を入力し、次の
ステップS5では、入力した網点面積率から前記(2)
式を用いて各色の面積率(aY,aM,aC,ar,ag,ab,a
k,aw )を算出する。そして、ステップS6では、算出
した各色の面積率から修正Neugebauer方程式(6)を用
いて総合分光反射率ρ(λ)を算出する。
【0027】次に、ステップS7では、総合分光反射率
ρ(λ)を用いて再現色の予測三刺激値XYZを前記
(4)式より算出する。尚、照明光の相対エネルギー分
布S(λ)は、ステップS8において予め測定しておく
か、或いは既知であれば既知のデータを用いても良い。
本実施例では、シアン、マゼンタ、イエローの3色を用
いた網点記録の場合を説明したが、本発明は他に1色或
いは他の複数色を用いた記録の場合でも、同様に修正Ne
ugebauer方程式(6)において各色の面積率と各色の分
光反射率を発色する各色について求めれば適用すること
ができる。
【0028】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
支持体での光散乱を考慮することにより、正確に再現色
を予測でき、色再現の管理を的確にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における処理手順を示すフローチャー
トである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体に色材を転写して色再現する際
    に、該色材の面積率を変化させて色再現する方法におけ
    る再現色を予測管理する再現色予測管理方法において、 各色材を支持体上にベタ書き(面積率100%)し、そ
    の分光反射率を測定により求め、下記式により再現色を
    予測管理することを特徴とする再現色予測管理方法。 【数1】 上式において、ρ(λ)は式によって定められている総
    合分光反射率、S(λ)は照明光の相対エネルギー分
    布、x(λ),y(λ),z(λ)は等色関数である。 【数2】 上式において、ap は色材が転写されていない部分の支
    持体の面積率、ai は各発色している色の面積率であ
    り、jは支持体上で発色している色の数である。また、
    ρp(λ)は測定より求めた支持体の分光反射率,ρ
    i(λ)は前記各色材を支持体上にベタ書きして測定よ
    り得られた分光反射率である。nは面積率と濃度の関係
    を測定して得られる係数であり、一般に支持体と網線数
    で決まるものである。
JP27512091A 1991-10-23 1991-10-23 再現色予測管理方法 Withdrawn JPH05115002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27512091A JPH05115002A (ja) 1991-10-23 1991-10-23 再現色予測管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27512091A JPH05115002A (ja) 1991-10-23 1991-10-23 再現色予測管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05115002A true JPH05115002A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17550990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27512091A Withdrawn JPH05115002A (ja) 1991-10-23 1991-10-23 再現色予測管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05115002A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0817469A1 (en) * 1996-06-28 1998-01-07 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Method and apparatus for simulating color print
US6061153A (en) * 1993-12-09 2000-05-09 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
JP2007043286A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Toppan Printing Co Ltd 色情報処理方法および色情報処理装置ならびにそのプログラム
JP2007525099A (ja) * 2003-07-01 2007-08-30 コダック ポリクローム グラフィックス エルエルシー ハーフトーン画像用の修正Neugebauerモデル
JP2013222979A (ja) * 2012-04-12 2013-10-28 Canon Inc データ処理装置、データ処理方法及びそのプログラム
JP2015208041A (ja) * 2010-05-12 2015-11-19 凸版印刷株式会社 色予測装置、色予測方法、プログラム、テーブル作成装置、および、印刷システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6061153A (en) * 1993-12-09 2000-05-09 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
EP0817469A1 (en) * 1996-06-28 1998-01-07 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Method and apparatus for simulating color print
US5933579A (en) * 1996-06-28 1999-08-03 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Method and apparatus for simulating color print
JP2007525099A (ja) * 2003-07-01 2007-08-30 コダック ポリクローム グラフィックス エルエルシー ハーフトーン画像用の修正Neugebauerモデル
JP2007043286A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Toppan Printing Co Ltd 色情報処理方法および色情報処理装置ならびにそのプログラム
JP2015208041A (ja) * 2010-05-12 2015-11-19 凸版印刷株式会社 色予測装置、色予測方法、プログラム、テーブル作成装置、および、印刷システム
JP2013222979A (ja) * 2012-04-12 2013-10-28 Canon Inc データ処理装置、データ処理方法及びそのプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0769869B1 (en) System for generating proof
EP0613062B1 (en) Method for characterization of photosensitive color proofing systems
JPH0239097A (ja) コンピュータ生成画像の複製に利用可能なカラー印刷システム
JPH05115002A (ja) 再現色予測管理方法
JP2004058624A5 (ja)
JPH03240392A (ja) コンピュータ生成画像の複製に利用可能なカラー印刷システム
JPH06326861A (ja) 色変換パラメータ設定方法
JP4316022B2 (ja) 墨版量および分解4原色量の決定方法と、それらを利用した原色変換方法と装置
JPH0767130B2 (ja) 網点面積率決定装置
WO2003095212A1 (en) Reproduction color prediction apparatus and method
EP1349362A2 (en) Image processing diagnostic method
JP2787216B2 (ja) インクジエットプリンタ
US5227872A (en) Chromatic image recording apparatus provided with a color corrective function
US5899604A (en) Extending the dynamic range of single-bit, electrographic printers through multi-pass printing
JPH09261492A (ja) 色予測式作成装置
JP2529404B2 (ja) マスキング係数決定装置
JP2787217B2 (ja) レーザービームプリンタ
JPH0717115A (ja) カラープリンタ装置
EP1089554A1 (en) Color correcting method of image outputting device
JPH09120185A (ja) カラープリントの再現色予測方法
KR930004061B1 (ko) 잉크제트프린터
JP2004301722A (ja) 透過グラデーションチャートを用いた濃度測定方法、および濃度特性調整装置、ならびに濃度調整プログラム
JP2791325B2 (ja) サーマルプリンタ
JPH10191087A (ja) 色補正装置
JPH0614682B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107