JPH0511495Y2 - - Google Patents

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JPH0511495Y2
JPH0511495Y2 JP13147186U JP13147186U JPH0511495Y2 JP H0511495 Y2 JPH0511495 Y2 JP H0511495Y2 JP 13147186 U JP13147186 U JP 13147186U JP 13147186 U JP13147186 U JP 13147186U JP H0511495 Y2 JPH0511495 Y2 JP H0511495Y2
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gauge
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arm
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、材料試験機において負荷中の試験片
の標点間の変位を検出するために用いられる標点
間変位計に関する。
[従来の技術] 負荷中の試験片の標点間の変位を検出するため
に用いられる標点間変位計は、たとえば実開昭59
−146714号公報に示すように試験片平行部に設定
された2標点に1対の検出棒を押し付け、その相
対変位を検出棒の他端部に設けたストレインゲー
ジや差動トランス等の歪検出手段で電気信号とし
て検出するものである。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来の標点間変位計では、以下に述べるよ
うな種々の問題点があつた。1)高温下で試験片
の伸びを検出する場合には、試験片の輻射熱を避
けるため、歪検出部を試験片から遠ざける必要が
あるので、検出棒が長尺となつて、変位計自体も
長くなる傾向がある。2)差動トランスを歪検出
手段として採用する場合は、両検出棒の他端をつ
なぐコ字形の背の部分を板バネにして変位を検出
する必要があるが、2本の検出棒と板バネで構成
される変位計では、他端部に設けられた差動トラ
ンスを支えるだけの剛性が不足する。3)ストレ
インゲージを貼着した板ばね部を起歪部とする変
位計では、大きな歪変形を取り出すために、板バ
ネの強さを弱くしなければならず、変位計自体の
剛性が弱くなる等の制約を受ける。そのため、試
験片取り付け部の固定支持力だけでは検出器の自
重を支えることができず、別の固定部からアーム
またはスプリングなどで支持しなければならない
ので、高サイクル試験の使用には耐えられない。
そこで、本考案は、変位計自体の長さをそれほ
ど長くすることなく、高温下にさらされた試験片
の標点間変位を高サイクル試験においてもうまく
検出することのできる実用的な変位計を提供する
ことを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、本考案は次のよう
な標点間変位計を提供する。
すなわち、本考案にかかる標点間変位計は、先
端部が試験片の上下の標点にそれぞれ押圧固定さ
れる上下の検出棒と、該検出棒が押圧固定される
面と反対側の面から試験片を抱き込む支持用のア
ームとを備え、両検出棒の変位から標点間変位を
検出するようにした標点間変位計であつて、前記
上下の検出棒の基部を、共通の取付金具に一端部
を固定した前記検出棒と同軸方向もしくは平行方
向の上下1対の板バネにそれぞれ固定し、該板バ
ネには歪検出用のストレインゲージを貼着すると
ともに、前記アームの基部を前記取付金具の背面
側に導き、取付金具との間に介装したバネで試験
片を検出棒側に引き寄せる方向に付勢してなるこ
とを特徴としている。
[作用] 試験片の上下の標点に上下の検出棒がそれぞれ
押し当てられ、試験片抱き込み支持用アームが、
検出棒が押圧固定される面と反対側の面から試験
片を抱き込み支持する。検出棒の基部は、共通の
取付金具に一端部を固定した検出棒と同軸方向も
しくは平行方向の上下1対の板バネにそれぞれ固
定され、該板バネにストレインゲージを貼着して
いるので、検出棒の変位を高精度に検出すること
ができるとともに、高温下での試験を行なう場合
に、遮熱板等を設けて熱の影響を少なくすること
ができる。
[実施例] 第1図は本考案の1実施例の構成を示す側断面
図である。先端部が試験片2の上下の標点に押し
つけられる上下の検出棒3,3は、それぞれボル
ト6によつて枠体1内の検出棒支持金具5に固定
されている。検出棒支持金具5は、検出棒3の軸
と平行に配置された比較的短尺の板バネ7に固定
されている。上下の板バネ7,7は、それぞれの
一端が共通の取付金具8に固定されている。取付
金具8の中央部に設けた貫通孔9には試験片抱き
込み支持用アーム10の基部が挿入され、アーム
10の端部にはストツパ11が設けられている。
アーム10の先端部は第1図および第3図に示す
ようにカギ形に形成され、検出棒3,3が押圧固
定される2つの標点の中間部で試験片2を抱き込
むように係合される。ストツパ11と取付金具8
との間にはバネ12が介装されている。バネ12
は、アーム10のカギ形の先端部を試験片2を引
き寄せる方向に付勢する。
取付金具8に取り付けられ、起歪部を形成する
板バネ7には、ストレインゲージ13が貼着され
ている。また取付金具8には第2図に示すように
板バネ7に隣接して板バネ7と同材料の板材15
が取り付けられ、該板材15には温度補償用のス
トレインゲージ16が貼着されている。アーム1
0には、枠体1の前面を遮蔽するアルミナ等の断
熱材でできた熱遮蔽板17が設けられている。検
出棒3の支持金具5には、水冷用のポート18が
設けられている。上部主要構成部品は、板バネ7
を除き、アルミナ等の断熱部材を用いて形成され
ている。
この標点間変位計は、検出棒3の基部が、共通
の取付金具8に一端部を固定した該検出棒と平行
な上下1対の板バネ7にそれぞれ固定されるとと
もに、アーム10の基部が取付金具8の背面側に
導かれ、その端部に設けたストツパ11と取付金
具8との間に介装されたバネ12によつて検出棒
3が押圧固定される面と反対側の面から試験片2
を引き寄せるようになつているので、変位計自体
の剛性が高く、検出棒3の押圧固定が確実で、試
験片取り付け部の固定力のみで変位計自体を支持
することができる。変位計の前面はアーム10に
取り付けた熱遮蔽板17によつて遮蔽されている
ので、高温下で試験を行なう場合、熱輻射の影響
を少なくすることができる。検出棒の変位は、該
検出棒の軸と平行に配置された板バネに貼着した
ストレインゲージによつて検出するので充分な歪
量が得られ、検出精度が高い。しかも、このスト
レインゲージが検出棒3の延長線上の板バネに貼
着されているので熱の影響も少ない。また、温度
補償用のストレインゲージを設けているので、温
度ドリフトの防止が図られる。構成部品をアルミ
ナ等の断熱部材によつて形成しているので、熱伝
導の影響を防止することができる等の利点を有す
る。
上記実施例では、アーム10は試験片の標点間
の中央部で試験片を抱き込み支持するようにした
が、検出棒に沿つて各標点の反対側の側面から抱
き込むようにしてもよい。また、アーム抱き込み
力は、バネでなくとも板バネ等を使用して付勢す
るようにしてもよい。
[考案の効果] 上記説明から明らかなように、本考案にかかる
標点間変位計は、それ自体の剛性を高くすること
ができるので、別設の固定支持具を必要とせず、
変位計自体の有する支持力によつて試験片に取り
付けることができ、高サイクル試験機においても
充分な固定支持を行なうことができるようになつ
た。また、変位計の長さを特別に長くしなくとも
熱の影響を減少させることが可能となり、高温下
の試験に使用することができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す側断面図、第
2図は第1図におけるA−A矢視図、第3図は第
1図におけるB−B矢視図である。 2……試験片、3……検出棒、5……検出棒支
持金具、7……板バネ、8……取付金具、10…
…アーム、11……ストツパ、12……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部が試験片の上下の標点にそれぞれ押圧固
    定される上下の検出棒と、該検出棒が押圧固定さ
    れる面と反対側の面から試験片を抱き込む支持用
    のアームとを備え、両検出棒の変位から標点間変
    位を検出するようにした標点間変位計であつて、
    前記上下の検出棒の基部を、共通の取付金具に一
    端部を固定した前記検出棒と同軸方向もしくは平
    行方向の上下1対の板バネにそれぞれ固定し、該
    板バネには歪検出用のストレインゲージを貼着す
    るとともに、前記アームの基部を前記取付金具の
    背面側に導き、取付金具との間に介装したバネで
    試験片を検出棒側に引き寄せる方向に付勢したこ
    とを特徴とする標点間変位計。
JP13147186U 1986-08-28 1986-08-28 Expired - Lifetime JPH0511495Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13147186U JPH0511495Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JP13147186U JPH0511495Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Publication Number Publication Date
JPS6338038U JPS6338038U (ja) 1988-03-11
JPH0511495Y2 true JPH0511495Y2 (ja) 1993-03-22

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