JPH05114172A - 光テ−プの製造方法及び製造装置 - Google Patents
光テ−プの製造方法及び製造装置Info
- Publication number
- JPH05114172A JPH05114172A JP3272642A JP27264291A JPH05114172A JP H05114172 A JPH05114172 A JP H05114172A JP 3272642 A JP3272642 A JP 3272642A JP 27264291 A JP27264291 A JP 27264291A JP H05114172 A JPH05114172 A JP H05114172A
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- Japan
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- optical tape
- medium
- guide
- recording layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光テ−プ媒体を加圧によって損傷を与えるこ
となく高密度・高速の記録再生が可能な光テ−プ媒体を
提供することである。 【構成】 加熱用ロ−ラの一方の表面に凹凸パタ−ンに
よる案内溝を形成し、光テ−プ媒体の記録層にフォトク
ロミック分子と樹脂との混合物を用い、これを媒体の融
点以下に加熱しながら光照射を行い、記録層に案内溝の
型に対応したガイドパタ−ンを転写する光テ−プの製造
方法であり、且つこの方法を実現するための装置であ
る。
となく高密度・高速の記録再生が可能な光テ−プ媒体を
提供することである。 【構成】 加熱用ロ−ラの一方の表面に凹凸パタ−ンに
よる案内溝を形成し、光テ−プ媒体の記録層にフォトク
ロミック分子と樹脂との混合物を用い、これを媒体の融
点以下に加熱しながら光照射を行い、記録層に案内溝の
型に対応したガイドパタ−ンを転写する光テ−プの製造
方法であり、且つこの方法を実現するための装置であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光テ−プに係り、特に高
密度で高速に情報を記録するのに好適な、光テ−プ媒体
上に高密度の光ヘッドをガイドする案内溝を形成せしめ
た光テ−プの製造方法及び装置に関する。
密度で高速に情報を記録するのに好適な、光テ−プ媒体
上に高密度の光ヘッドをガイドする案内溝を形成せしめ
た光テ−プの製造方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の光テ−プは、情報の読み書き用の
光ヘッドをガイドする案内溝（ガイドトラックパタ−
ン）が、光テ−プ媒体の長さ方向に対して平行に形成さ
れていた。
光ヘッドをガイドする案内溝（ガイドトラックパタ−
ン）が、光テ−プ媒体の長さ方向に対して平行に形成さ
れていた。
【０００３】このような従来の光テ−プを製造する方法
の一例として、例えば特開昭６２−７１０４０号などが
挙げられる。
の一例として、例えば特開昭６２−７１０４０号などが
挙げられる。
【０００４】斯かる例の光テ−プの場合記録密度の増大
に伴い、高速に情報の記録・再生・消去を行おうとする
と、光ヘッドを回転させ且つ光テ−プを送りながら読み
書きする必要が生じる。
に伴い、高速に情報の記録・再生・消去を行おうとする
と、光ヘッドを回転させ且つ光テ−プを送りながら読み
書きする必要が生じる。
【０００５】従ってこの方法では高密度・高速記録の実
現が不可能であった。
現が不可能であった。
【０００６】また上記方法の欠点を解消するために、ガ
イドトラックパタ−ンを光テ−プ媒体の長さ方向に対し
斜めに設けた光テ−プにおいて、例えば特開平１−２５
８２４１号公報に開示されているように、加熱された加
圧用ロ−ラの表面に形成される微細な凹凸パタ−ンによ
って構成されるガイドトラックの型を形成し、この型を
光テ−プ媒体上に光テ−プの長さ方向に対して所定の傾
斜角を有するガイドトラックパタ−ンを加圧し転写でき
るようにしたものである。
イドトラックパタ−ンを光テ−プ媒体の長さ方向に対し
斜めに設けた光テ−プにおいて、例えば特開平１−２５
８２４１号公報に開示されているように、加熱された加
圧用ロ−ラの表面に形成される微細な凹凸パタ−ンによ
って構成されるガイドトラックの型を形成し、この型を
光テ−プ媒体上に光テ−プの長さ方向に対して所定の傾
斜角を有するガイドトラックパタ−ンを加圧し転写でき
るようにしたものである。
【０００７】しかしながら斯かる方法であると光テ−プ
媒体上に直接ロ−ラの圧力をかけて押しつけるため、テ
ープ表面が粗くなったり、反りが生じるというような問
題点が発生し、光テ−プ再生時のノイズの原因となる可
能性が高いものであった。
媒体上に直接ロ−ラの圧力をかけて押しつけるため、テ
ープ表面が粗くなったり、反りが生じるというような問
題点が発生し、光テ−プ再生時のノイズの原因となる可
能性が高いものであった。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の従来技
術の問題点に鑑み、光テ−プ媒体に熱と圧力とを同時に
与えることなくガイドパタ−ンを形成し、該光テ−プ媒
体に与える損傷を抑制することを目的とする。
術の問題点に鑑み、光テ−プ媒体に熱と圧力とを同時に
与えることなくガイドパタ−ンを形成し、該光テ−プ媒
体に与える損傷を抑制することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、軸心に対
する垂直断面が円形をした一対の加熱用ロ−ラの何れか
一方の表面に同心円状あるいは螺旋状に連続して等間隔
の微細な凹凸パタ−ンによって構成される光ヘッドをガ
イドする案内溝の型を形成し、上記一方の加熱用ロ−ラ
を記録層としてフォトクロミック分子と樹脂を混合した
ものを用いた光テ−プ媒体の融点以下の温度に加熱する
と同時に光照射を行いながら前記記録層に前記案内溝の
型に対応したガイドパタ−ンを転写するものである。
する垂直断面が円形をした一対の加熱用ロ−ラの何れか
一方の表面に同心円状あるいは螺旋状に連続して等間隔
の微細な凹凸パタ−ンによって構成される光ヘッドをガ
イドする案内溝の型を形成し、上記一方の加熱用ロ−ラ
を記録層としてフォトクロミック分子と樹脂を混合した
ものを用いた光テ−プ媒体の融点以下の温度に加熱する
と同時に光照射を行いながら前記記録層に前記案内溝の
型に対応したガイドパタ−ンを転写するものである。
【００１０】また本発明装置は軸心に対する垂直断面が
円形をした一対の加熱用ロ−ラと、前記加熱用ロ−ラの
いずれか一方の表面において形成される同心円状あるい
は螺旋状に連続した等間隔の微細な凹凸パタ−ンからな
る光ヘッドガイド用の案内溝の型と、光テ−プ媒体の記
録層に用いられるフォトクロミック分子と樹脂との混合
層と、前記記録層に光反応によるガイドパタ−ンを形成
するための光源とよりなる装置である。
円形をした一対の加熱用ロ−ラと、前記加熱用ロ−ラの
いずれか一方の表面において形成される同心円状あるい
は螺旋状に連続した等間隔の微細な凹凸パタ−ンからな
る光ヘッドガイド用の案内溝の型と、光テ−プ媒体の記
録層に用いられるフォトクロミック分子と樹脂との混合
層と、前記記録層に光反応によるガイドパタ−ンを形成
するための光源とよりなる装置である。
【００１１】
【作用】本発明の方法及び装置によると、高密度・高速
で情報の記録・再生消去の行えるようなガイドトラック
パタ−ンを光テ−プ基材へのダメ−ジを最小限に抑制し
ながら光テ−プの長さ方向に対して斜め方向に形成する
ことが可能となる。
で情報の記録・再生消去の行えるようなガイドトラック
パタ−ンを光テ−プ基材へのダメ−ジを最小限に抑制し
ながら光テ−プの長さ方向に対して斜め方向に形成する
ことが可能となる。
【００１２】
【実施例】以下本発明の方法及び装置の一実施例につい
て図面に沿って詳細に説明する。
て図面に沿って詳細に説明する。
【００１３】図１は光テ−プの製造装置における光テ−
プ媒体にガイドトラックパタ−ンを転写させる場合の主
要部分の構成を示す概略図である。
プ媒体にガイドトラックパタ−ンを転写させる場合の主
要部分の構成を示す概略図である。
【００１４】同図において、１は加熱用ロ−ラ、２は該
加熱用ロ−ラ１にの外側に対向して小さな隙間を存して
位置する加熱用ロ−ラとしての一対の送りロ−ラ、４は
前記加熱用ロ−ラ１と一方の送りロ−ラ２との隙間に挿
入された後該加熱用ロ−ラ１の外周に沿って巻き付けら
れ他方の送りロ−ラ３と前記加熱用ロ−ラ１との隙間を
介して送り出される光テ−プ媒体、５は前記各送りロ−
ラ２，３間に位置する光テ−プ媒体４の部分に光を照射
するための光源、６，７はこの光源５に電気エネルギ−
を供給する回路を構成する電源及びスイッチである。
加熱用ロ−ラ１にの外側に対向して小さな隙間を存して
位置する加熱用ロ−ラとしての一対の送りロ−ラ、４は
前記加熱用ロ−ラ１と一方の送りロ−ラ２との隙間に挿
入された後該加熱用ロ−ラ１の外周に沿って巻き付けら
れ他方の送りロ−ラ３と前記加熱用ロ−ラ１との隙間を
介して送り出される光テ−プ媒体、５は前記各送りロ−
ラ２，３間に位置する光テ−プ媒体４の部分に光を照射
するための光源、６，７はこの光源５に電気エネルギ−
を供給する回路を構成する電源及びスイッチである。
【００１５】前記加熱用ロ−ラ１は直径２０ｃｍの円筒
形状のものであり、その表面に光テ−プ媒体４の記録層
上に所望のガイドトラックパタ−ンが転写できるように
同心円上にガイドトラックの型１１が微細な凹凸形状に
形成されている（図２参照）。
形状のものであり、その表面に光テ−プ媒体４の記録層
上に所望のガイドトラックパタ−ンが転写できるように
同心円上にガイドトラックの型１１が微細な凹凸形状に
形成されている（図２参照）。
【００１６】前記光源５としては水銀ランプあるいはキ
セノンランプにフィルタ−を取り付けたものを用いる。
セノンランプにフィルタ−を取り付けたものを用いる。
【００１７】前記光テ−プ媒体４としては厚み寸法が約
１０μｍで幅寸法が８ｍｍのプラスチック製の光テ−プ
基材４１を用い、この表面にジアリ−ルエテン材料を１
〜５ｗｔ％の割合で樹脂に混合して得られる記録層４２
を積層したものを用いた。
１０μｍで幅寸法が８ｍｍのプラスチック製の光テ−プ
基材４１を用い、この表面にジアリ−ルエテン材料を１
〜５ｗｔ％の割合で樹脂に混合して得られる記録層４２
を積層したものを用いた。
【００１８】ここで使用され得る樹脂の種類としては、
ジアリ−ルエテンの光反応が温度依存性を持つような樹
脂、例えばポリメタクリル酸、あるいはポリスチレン、
またはポリメタクリル酸ポリスチレンの共重合体等が適
している。
ジアリ−ルエテンの光反応が温度依存性を持つような樹
脂、例えばポリメタクリル酸、あるいはポリスチレン、
またはポリメタクリル酸ポリスチレンの共重合体等が適
している。
【００１９】前記ジアリ−ルエテン材料の例としての
２，３−ビス（２メチルベンゾ（ｂ）チオフェン−３−
イル）マレイン酸無水物の分子は図３に示すような構造
式を呈し、特定波長（例えば４３０ｎｍ近傍）の光を照
射すると光定常状態（閉環反応によって図３の左側に示
す開環状態と図３の右側に示す閉環状態とが混在する状
態）に変化して赤色に着色し、別の特定波長（例えば５
５０ｎｍ近傍）の光を照射すると全部開環状態に変化す
る。
２，３−ビス（２メチルベンゾ（ｂ）チオフェン−３−
イル）マレイン酸無水物の分子は図３に示すような構造
式を呈し、特定波長（例えば４３０ｎｍ近傍）の光を照
射すると光定常状態（閉環反応によって図３の左側に示
す開環状態と図３の右側に示す閉環状態とが混在する状
態）に変化して赤色に着色し、別の特定波長（例えば５
５０ｎｍ近傍）の光を照射すると全部開環状態に変化す
る。
【００２０】しかもこのマレイン酸無水物は前述の特定
な樹脂に混合すると閉環反応における閉環体の生成比率
を外部温度によって制御することが可能である。
な樹脂に混合すると閉環反応における閉環体の生成比率
を外部温度によって制御することが可能である。
【００２１】図４は上記マレイン酸無水物をポリメタク
リル酸（ＭＡ）あるいはポリスチレン（ＰＳｔ）中に１
または５ｗｔ％混合したときの閉環反応時の閉環体の生
成比率（縦軸）の外部温度（横軸）に対する変化を示し
ている。
リル酸（ＭＡ）あるいはポリスチレン（ＰＳｔ）中に１
または５ｗｔ％混合したときの閉環反応時の閉環体の生
成比率（縦軸）の外部温度（横軸）に対する変化を示し
ている。
【００２２】これらの特性曲線はどれを取っても外部温
度の上昇とともに生成比率が増大している。従ってこの
ような特性を用いることにより、外界から熱を加えつつ
光照射を行うとその時の温度特性に応じたコントラスト
を光テ−プ媒体の記録層上に形成することが可能となる
ことが明らかである。
度の上昇とともに生成比率が増大している。従ってこの
ような特性を用いることにより、外界から熱を加えつつ
光照射を行うとその時の温度特性に応じたコントラスト
を光テ−プ媒体の記録層上に形成することが可能となる
ことが明らかである。
【００２３】次に上記の装置を用いた光テ−プの製造法
について説明する。
について説明する。
【００２４】まず、加熱用ロ−ラ１及び送りロ−ラ２，
３に光テ−プ媒体４を所望の傾斜角をつけてセットす
る。そして送り速度を２０ｍｍ／ｓとして光テ−プ媒体
４を図１の右方向に送りつつ、光源５より加熱用ロ−ラ
１に巻き付いた部分に４０５ｎｍの光を照射する。
３に光テ−プ媒体４を所望の傾斜角をつけてセットす
る。そして送り速度を２０ｍｍ／ｓとして光テ−プ媒体
４を図１の右方向に送りつつ、光源５より加熱用ロ−ラ
１に巻き付いた部分に４０５ｎｍの光を照射する。
【００２５】この時前記加熱用ロ−ラ１は１２０〜１８
０℃に加熱されており、該加熱ロ−ラ１に形成されたガ
イドトラックの型１１の凸部に接触している光テ−プ媒
体４の部分の光記録層４２は光照射と同時に加熱され、
閉環反応が大きく進行するが、凹部に対応する部分の記
録層４２は余り加熱されず閉環反応の進行度は低くな
る。
０℃に加熱されており、該加熱ロ−ラ１に形成されたガ
イドトラックの型１１の凸部に接触している光テ−プ媒
体４の部分の光記録層４２は光照射と同時に加熱され、
閉環反応が大きく進行するが、凹部に対応する部分の記
録層４２は余り加熱されず閉環反応の進行度は低くな
る。
【００２６】この結果光テープ媒体４の表面にガイドト
ラックパタ−ン４３が転写されることになる。
ラックパタ−ン４３が転写されることになる。
【００２７】尚、光テープ媒体４の長さ方向に対するガ
イドトラックパタ−ン４３の傾斜角は該テ−プ媒体４の
走行速度と図示しない光ヘッドの回転速度との相対速度
によって決められるものである。
イドトラックパタ−ン４３の傾斜角は該テ−プ媒体４の
走行速度と図示しない光ヘッドの回転速度との相対速度
によって決められるものである。
【００２８】図５は図１とは異なる光テ−プの製造装置
の概略図を示したものである。
の概略図を示したものである。
【００２９】この図５の例では加熱用ロ−ラ１に形成さ
れるガイドトラックの型１２を該ロ−ラ１の送り方向に
対して５〜１０°傾斜した螺旋状のものとし、送りロ−
ラ２を一つにして且つ透明なプラスチック樹脂で形成
し、この内部に光源５及び電源６，スイッチ７を収納し
たものである。
れるガイドトラックの型１２を該ロ−ラ１の送り方向に
対して５〜１０°傾斜した螺旋状のものとし、送りロ−
ラ２を一つにして且つ透明なプラスチック樹脂で形成
し、この内部に光源５及び電源６，スイッチ７を収納し
たものである。
【００３０】尚図１の装置及び図５の装置で用いられる
光テ−プ媒体４及び基材４１の材料としては次の各材料
の混合物が例としてあげられる。
光テ−プ媒体４及び基材４１の材料としては次の各材料
の混合物が例としてあげられる。
【００３１】 材料１： ・２，３−ビス（２−メチル−ベンゾ（ｂ）チオフェン−３イル） マレイン酸無水物 １〜５ｗｔ％ ・メタクリル酸（分子量２〜３万） ９９〜９５ｗｔ％ ・ＰＥＴ（基材） ７〜１２μｍ厚 材料２： ・２，３−ビス（２−メチル−ベンゾ（ｂ）チオフェン−３イル） マレイン酸無水物 １〜５ｗｔ％ ・ポリスチレン（分子量２〜３万） ９９〜９５ｗｔ％ ・ＰＥＴ(基材) ７〜１２μｍ厚
【００３２】
【発明の効果】以上の説明の如く本発明の光テ−プの製
造方法及び装置によれば、光テ−プの長さ方向に対して
所定の角度をもった斜めのガイドトラックパタ−ンを光
テ−プ媒体に加圧を行うことなく容易に形成でき、光テ
−プの成形時の損傷を抑制するとともに、高密度・高速
の記録再生に好適な光テ−プを供給することができる効
果が期待できる。
造方法及び装置によれば、光テ−プの長さ方向に対して
所定の角度をもった斜めのガイドトラックパタ−ンを光
テ−プ媒体に加圧を行うことなく容易に形成でき、光テ
−プの成形時の損傷を抑制するとともに、高密度・高速
の記録再生に好適な光テ−プを供給することができる効
果が期待できる。
【図１】本発明の光テ−プの製造方法及び製造装置の一
実施例を示す概略図である。
実施例を示す概略図である。
【図２】図１の加熱用ロ−ラ周辺の要部拡大図である。
【図３】フォトクロミック材料の構造式及び光反応を示
す図である。
す図である。
【図４】混合する樹脂によるフォトクロミック材料の閉
環体生成率の外部温度依存性を示す図である。
環体生成率の外部温度依存性を示す図である。
【図５】図１と異なる光テ−プの製造装置の実施例を示
す概念図である。
す概念図である。
１ 加熱用ロ−ラ ２，３ 送りロ−ラ ４ 光テ−プ媒体 ５ 光源 １１，１２ ガイドトラックの型 ４３ 転写されたガイドトラック
Claims (3)
- 【請求項１】 軸心に対する垂直断面が円形をした一対
の加熱用ロ−ラの何れか一方の表面に同心円状あるいは
螺旋状に連続して等間隔の微細な凹凸パタ−ンによって
構成される光ヘッドをガイドする案内溝の型を形成し、
上記一方の加熱用ロ−ラを記録層としてフォトクロミッ
ク分子と樹脂を混合したものを用いた光テ−プ媒体の融
点以下の温度に加熱すると同時に光照射を行いながら前
記記録層に前記案内溝の型に対応したガイドパタ−ンを
転写することを特徴とする光テ−プの製造方法。 - 【請求項２】 軸心に対する垂直断面が円形をした一対
の加熱用ロ−ラと、前記加熱用ロ−ラのいずれか一方の
表面において形成される同心円状あるいは螺旋状に連続
した等間隔の微細な凹凸パタ−ンからなる光ヘッドガイ
ド用の案内溝の型と、光テ−プ媒体の記録層に用いられ
るフォトクロミック分子と樹脂との混合層と、前記記録
層に光反応によるガイドパタ−ンを形成するための光源
とよりなる光テ−プの製造装置。 - 【請求項３】 上記一対の加熱用ロ−ラの他方を透明に
形成し、その内部に上記光源を配置せしめたことを特徴
とする請求項２記載の光テ−プの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3272642A JPH05114172A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 光テ−プの製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3272642A JPH05114172A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 光テ−プの製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05114172A true JPH05114172A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17516771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3272642A Pending JPH05114172A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 光テ−プの製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05114172A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5872758A (en) * | 1994-07-28 | 1999-02-16 | U.S. Philips Corporation | Method of manufacturing tape-like information carriers and a web-like intermediate carrier |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP3272642A patent/JPH05114172A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5872758A (en) * | 1994-07-28 | 1999-02-16 | U.S. Philips Corporation | Method of manufacturing tape-like information carriers and a web-like intermediate carrier |
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