JPH05113319A - ウエハ層厚さ測定方法 - Google Patents

ウエハ層厚さ測定方法

Info

Publication number
JPH05113319A
JPH05113319A JP4094265A JP9426592A JPH05113319A JP H05113319 A JPH05113319 A JP H05113319A JP 4094265 A JP4094265 A JP 4094265A JP 9426592 A JP9426592 A JP 9426592A JP H05113319 A JPH05113319 A JP H05113319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
thickness
wafer
diffusion
diffused
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4094265A
Other languages
English (en)
Inventor
Junzo Uchida
順三 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4094265A priority Critical patent/JPH05113319A/ja
Publication of JPH05113319A publication Critical patent/JPH05113319A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】各層の厚さをウエハを破壊することなく高精度
に短時間で測定することが可能なウエハ層厚さ測定方法
を提供することにある。 【構成】拡散ウエハ1に形成された拡散層Iの研磨代を
決めるために拡散層Iの厚さを測定するウエハ層厚さ測
定方法において、フ−リエ変換赤外分光法を利用し、拡
散層Iを研磨しながらインタ−フェログラムを観察す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、拡散ウエハの
各層の厚さを光学的に且つ非破壊式に測定するウエハ層
厚さ測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、不純物を拡散したn on n+ (ま
たは、p on p+ )構造のシリコンウエハ(拡散ウエハ)
は、例えば図6(a)〜(c)に示すように片側研磨
(OSL)という製造法で作られる。この製造方法にお
いては、n型ウエハの場合は、図6(a)に示すシリコ
ンウエハ基板の両側にリン(P)等が拡散され、同図
(b)に示すように、I(Intrinsic) 層を挟む二つの拡
散層I、拡散層IIが形成される。こののち、片側の拡散
層Iが、同図(c)に示すように研磨され、n on n+
構造が形成される。また、p型ウエハの場合は、ボロン
(B)等が拡散されてp on p+ 構造が形成される。上述
の二層構造のシリコンウエハを用いて例えばパワ−トラ
ンジスタ等が作られる。
【0003】上述のように拡散層Iを除去する際には、
予め研磨代を決定することが必要である。そして、研磨
代を決定する方法として、例えば拡がり抵抗法(Spread
ingResistance法)が知られている。この拡がり抵抗法
においては、図7に示すようにウエハが斜めに割られ、
破断面が斜めに角度をつけて研磨される。この後、プロ
−ブが、拡散層Iの表面から深さ方向に一定間隔で移動
させられ、プロ−ブ間の抵抗(拡がり抵抗)が測定され
る。プロ−ブの接触半径をa、測定点での試料の抵抗率
をρとすると、抵抗値Rは以下のように表される。 R=ρ/(2a)
【0004】拡散層Iの表面からの距離の関数として抵
抗の分布が求められ、拡散層IとI層との境界部での抵
抗値に基づいてI層の厚さが求められる。そして、拡散
層Iの厚さを基にして研磨代が決定される。
【0005】一方、I層幅(I層の厚さ)はトランジス
タの特性(電流増幅率、耐圧、漏れ電流等)を左右する
要素の一つである。このため、I層の厚さを厳密に管理
する必要があり、この厚さを精度良く測定することは非
常に重要である。そして、I層の厚さも、拡散層Iの厚
さと同様に、上述の拡がり抵抗法によって測定すること
ができる。
【0006】拡散層IやI層の厚さの測定法として、拡
がり抵抗法の他に着色法、メッキ法、陽極酸化法、SE
M法、及び、IMA法などがある。そして、従来の各方
法の特徴は、例えば、「工業調査会発行 半導体研究
17巻」等の文献に記されている。
【0007】また、半導体評価法の一つとしてフ−リエ
変換赤外分光法(以下、FT−IR法と称する)が知ら
れている。このFT−IR法は、一般にエピタキシャル
ウエハの層厚さ測定に用いられる。図8にFT−IR法
の基本原理が示されている。
【0008】赤外線が図6(c)に示すような半導体ウ
エハに照射された場合、赤外線が第1表面(I層の表
面)と第2表面(I層と拡散層IIとの界面)で反射され
ると仮定する。この反射光X、Yが、図8に示すよう
に、ビ−ムスプリッタBs を通ってX1 、Y1 、X2
2 に分けられ、各々の光が固定鏡M1 、可動鏡M2
反射して干渉する。このときの干渉縞波形(インタ−フ
ェログラム)には、層厚さに関する情報がバ−ストとし
て現われ、このバ−スト間の距離を基にして層厚さが求
められる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、拡散ウエハ
の層厚さは、前述したような種々の方法によって求めら
れていたが、従来の方法は全て破壊測定であり、このた
め従来はウエハサンプルのコスト損失が大きかった。ま
た、一般に測定時間が長かった。さらに、測定サンプル
の作成に多大な手間・時間がかかっていた。そして、一
部のウエハが抜取り検査されるため、全てのウエハの品
質を保証することが困難だった。さらに、拡散層を研磨
する作業の前に、研磨代を予め決定する作業が必要であ
り、研磨代の決定に多大な手間・時間がかかっていた。
【0010】また、拡散ウエハにおいては不純物濃度プ
ロファイルが測定に影響するため、一般的なFT−IR
法をI層の厚さ測定に単に適用しても、I層の厚さを正
確に測定することはできない。
【0011】本発明の目的とするところは、拡散ウエハ
の各層の厚さを拡散ウエハを破壊することなく高精度に
短時間で測定することが可能なウエハ層厚さ測定方法を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、拡散ウエハに形成された拡散層
の研磨代を決めるために拡散層の厚さを測定するウエハ
層厚さ測定方法において、フ−リエ変換赤外分光法を利
用し、拡散層を研磨しながらインタ−フェログラムを観
察する。
【0013】また、本発明は、拡散ウエハのI層の厚さ
を測定するウエハ層厚さ測定方法において、フ−リエ変
換赤外分光法を利用するとともに、測定光に遠赤外域の
波長の光を用いた。また、本発明は、拡散ウエハの拡散
層とI層との境界部における屈折率プロファイルを考慮
した補正式を立ててI層の厚さを算出する。そして、本
発明は、各層の厚さをウエハを破壊することなく高精度
に短時間で測定できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。
【0015】本実施例においては、フ−リエ変換赤外分
光法(以下、FT−IR法と称する)に従って層厚さを
測定する装置と略同様の機能を有する装置が採用され
る。さらに、遠赤外域の波長の光を発することが可能な
赤外線光源が上記装置に備えられる。また、測定試料と
して、図1(a)に示すようにI層の両側に拡散層I、
拡散層IIが形成された拡散ウエハ1が用いられる。
【0016】まず、赤外線光源2から発せられた赤外線
3が拡散ウエハ1に照射される。赤外線3の一部は拡散
層Iの表面で反射され、残りの赤外線は拡散層Iの内部
に入射する。そして、拡散層Iは研磨されながら赤外線
を照射される。
【0017】図2に不純物濃度プロファイルを示す。一
般に、拡散ウエハにおいては、エピタキシャルウエハと
比べて、不純物の濃度勾配が拡散層とI層との間で著し
く小さいという特徴がある。したがって、I層と拡散層
との境界付近において、不純物濃度はなだらかに変化し
ている。赤外線には、高不純物濃度層において殆どが吸
収されてしまうという性質がある。このため、拡散層I
に入射した赤外線の殆どは、拡散層Iの表面付近で吸収
される。
【0018】図3(a)に拡散層Iの研磨が行われてい
る途中におけるFT−IRの干渉波形を示す。図3
(a)には、拡散層Iからの反射波が中央のピ−ク(セ
ンタ−バ−スト)4として表れている。
【0019】拡散層Iの研磨が終了し、拡散ウエハ1が
二層になると、図1(b)に示すように一部の赤外線X
がI層の表面で反射されるとともに、残りの赤外線Yが
I層の内部に入射する。図2に示すようにI層の不純物
濃度は小さいため、赤外線3bはI層を透過し、I層と
拡散層IIとの界面で反射される。
【0020】そして、図8を引用して示すように上述の
赤外線X、Yが分光・干渉し、図3(b)に示すような
インタ−フェログラムが得られる。同図(b)のインタ
−フェログラムにおいては、I層の厚さに関する情報が
センタ−バ−スト4を挟んだ左右のピ−ク(サイドバ−
スト)5、6に表れている。すなわち、拡散層Iを研磨
する際に、拡散層Iの研磨が終了すると、インタ−フェ
ログラムが図3(a)に示す状態から同図(b)に示す
状態に変化し、サイドバ−スト5、6が表れる。
【0021】インタ−フェログラムを観察しながら拡散
層Iが研磨され、インタ−フェログラムにサイドバ−ス
ト5、6が表れた時に、拡散層Iの研磨が停止される。
そして、拡散層Iが取除かれた二層構造の拡散ウエハ7
が得られる。
【0022】そして、上述のような測定方法において
は、拡散ウエハ1を破壊することなく、拡散層Iの厚さ
をインプロセスで測定できる。また、研磨しながら厚さ
が測定されるので、加工精度が高い。つぎに、I層の厚
さ測定方法を説明する。
【0023】本実施例においては、図1(b)に示すよ
うな二層構造の拡散ウエハ7のI層に対して遠赤外線が
照射され、図3(b)に示すようなインタ−フェログラ
ムが得られる。そして、このインタ−フェログラムに表
れたサイドバ−スト5、6の間隔が求められてI層の厚
さが算出される。
【0024】一般には、図3(b)中に示すようにセン
タ−バ−スト4と左右のサイドバ−スト5、6との間隔
をLとし、I層の屈折率をn、測定光の入射角をφとす
ると、I層の厚さdf は以下の(1)式によって求めら
れる。
【0025】
【数1】
【0026】しかし、拡散ウエハ7においては不純物濃
度プロファイルの影響が生じるため、一般的なFT−I
R法をI層の厚さ測定に単に適用してもI層の厚さを正
確に測定することはできない。
【0027】つまり、図2中に示すように、I層と拡散
層との境界付近において、不純物濃度プロファイルはな
だらかに変化している。不純物濃度と屈折率とは対応し
ており、不純物濃度が変化すると屈折率も同様に変化す
る。結局、I層と拡散層との境界付近では屈折率も連続
的に且つなだらかに変化する。
【0028】厳密には、赤外線は両層の界面だけではな
く界面の下でも連続的に反射していると考えられる。こ
のため(1)式によって求められる厚さdfには屈折率
プロファイルの影響に伴って誤差が生じ、このdf の値
と例えば拡がり抵抗法などによって求められた厚さの値
とは大きく異なる。
【0029】また、境界面付近での濃度勾配は小さいた
め、FT−IR法で通常用いられる波長範囲(2.5〜
25μm未満)ではインタ−フェログラムを明瞭に観察
できない。そこで、測定光として遠赤外線を用いた結
果、明瞭なインタ−フェログラムを観測することができ
た。つまり、I層と拡散層IIとの界面においては、以下
の(2)式の関係が成立つ。 2ndf cosφ´=mλ (m=1,2,3,…) …(2) n:I層の屈折率 df :I層の厚さ φ´:界面における反射角度 λ:波長
【0030】さらに、この(2)式から図4のグラフが
得られる。図4中に示された反射率の曲線においては、
波長が大きくなるに従ってピ−クの間隔が大きく開いて
いる。
【0031】I層と拡散層IIとの界面付近においては、
前述のように不純物濃度プロファイルはなだらかに変化
している。そして、一般に光の反射は屈折率の変化する
面で発生する。したがって、実際には界面のみではな
く、深さ方向に連続的に反射面が存在すると考えられ
る。そして、反射面の深さに応じて多数の反射光が発生
し、例えば図4中に示すように複数の曲線L0 、L1
2 が重なる。
【0032】ここで、同図中の各曲線の違いは、(2)
式の左辺のn×dの違いに相当する。そして、各曲線に
ついて反射面の深さをそれぞれd0 、d1 、d2 とする
と、これらの間には、d1 <d0 <d2 の関係がある。
【0033】これらの曲線L0 、L1 、L2 が干渉し合
い、干渉縞波形が生成される。そして、波長が短い場合
には干渉の影響が大きく、ピ−クが不鮮明に表れ、波長
が長い場合には干渉の影響が小さく、ピ−クが鮮明に表
れる。
【0034】つまり、測定光として用いられる光は、そ
の波長が長いほうが測定に有効である。そして、本実施
例のように測定光として遠赤外線を用いれば、界面付近
における不純物濃度プロファイル(屈折率プロファイ
ル)の影響が生じにくく、明瞭なインタ−フェログラム
が得られる。また、本実施例においては、I層の厚さの
算出に、屈折率プロファイルを考慮した補正方法が用い
られる。
【0035】つまり、I層と拡散層の界面付近の屈折率
プロファイルは不純物濃度プロファイルに依存し、ま
た、不純物濃度プロファイルを決定する大きな要因は拡
散層IIの厚さxj である。一般に拡散層IIの厚さxj
大きくなると界面付近での不純物の濃度勾配は小さくな
る。
【0036】そこで、前掲の(1)式で求まるI層の厚
さdf 、拡散層IIの厚さxj の2変数を説明変数とし、
従来の拡がり抵抗法で求まる測定値ds を目的変数とし
て、後掲の(3)式に示すように回帰式をたてる。 ds =a・df +b・xj +c (3) ここで、(3)式中のa、b、cは、拡散ウエハの製造
プロセスにより特定される定数であり、予め採られた実
験デ−タに基づいて求められる。さらに、拡散層IIの厚
さxj には、抜き取りで求められた値、或いは、プロセ
スの狙い値(設計値)が使用される。
【0037】また、二層の拡散ウエハ3の全体の厚さを
Tとすれば拡散層IIの厚さxj は、xj =T−ds であ
らわされる。さらに、df は前掲の(1)式により算出
されるが、df の値が不純物濃度プロファイルに基づく
誤差を含んでいると考える。そして、xj =T−ds
式を(3)式に代入すれば以下のように(4)式が導か
れる。 ds =a・df +b(T−ds )+c
【0038】
【数2】
【0039】したがって、ウエハの全体の厚さTを例え
ばマイクロメ−タ等のような測定器を用いて測定し、T
の値を(3)式に代入すれば、拡散層の厚さxj を予め
求めなくてもI層の厚さds を求めることができる。
【0040】以上説明したように本発明においては、拡
散層Iを研磨しながらFT−IR法のインタ−フェログ
ラムが観察される。したがって、研磨を行いながら研磨
の終了を検知することができ、研磨に先立って拡散層I
の厚さを測定する作業が不要になる。
【0041】また、FT−IR法の測定光に遠赤外線が
用いられ、且つ、拡散層IIとI層との境界付近の屈折率
のプロファイルを考慮した補正式((3)式又は(4)
式)が用いられているので、FT−IR法を利用してI
層の厚さを非破壊式に、且つ、精度よく短時間で求める
ことができる。なお、本実施例においては、補正式が一
次の回帰式であるが、本発明はこれに限らず補正式を多
次の回帰式としてもよい。
【0042】また、本発明は、n on n+ (或いは、pon
p+ )の構造の拡散ウエハに限らず、二層構造で二層の
間に屈折率の差を有し、且つ、赤外線を透過し、界面で
赤外線を反射するものであれば、全てのものに適用可能
である。
【0043】また、本実施例においてI層の厚さd
f は、(1)式にしたがって、インタ−フェログラムの
センタ−バ−ストとサイドバ−ストとの間隔Lを用いて
算出されるが、この他に、例えば干渉縞のスペクトルの
波数間隔を用い、以下の(4)式にしたがってdf を求
めることも可能である。
【0044】
【数3】
【0045】ここで、λm はスペクトル(図5に示され
た反射率−波数のグラフ)に現れた一つの反射率極大
(または極小)を与える波数であり、λm-l は、λm
得られた位置から波長の増加する方向に数えてl番目の
反射率極大(または極小)を与える波数である。また、
nはI層の屈折率であり、φは測定光の入射角である。
そして、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で種々に変形
することが可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、拡散ウエ
ハに形成された拡散層の研磨代を決めるために拡散層の
厚さを測定するウエハ層厚さ測定方法において、フ−リ
エ変換赤外分光法を利用し、拡散層を研磨しながらイン
タ−フェログラムを観察する。
【0047】また、本発明は、拡散ウエハのI層の厚さ
を測定するウエハ層厚さ測定方法において、フ−リエ変
換赤外分光法を利用するとともに、測定光に遠赤外域の
波長の光を用いた。また、本発明は、拡散ウエハの拡散
層とI層との境界部における屈折率プロファイルを考慮
した補正式を立ててI層の厚さを算出する。そして、本
発明は、各層の厚さをウエハを破壊することなく高精度
に短時間で測定できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は拡散層Iでの反射を示す説明図、
(b)はI層での反射を示す説明図。
【図2】拡散ウエハの不純物濃度と深さとの関係の一例
を示す説明図。
【図3】(a)は研磨途中のインタ−フェログラム、
(b)は研磨完了時の同じくインタ−フェログラムであ
る。
【図4】界面付近からの反射光の干渉を説明するグラ
フ。
【図5】本発明の一実施例の変形例に関わり、干渉縞の
スペクトルを示すグラフ。
【図6】(a)〜(c)は一般的な拡散ウエハの製作手
順を示す説明図。
【図7】一般的な拡がり抵抗法を示す説明図。
【図8】一般的なフ−リエ変換赤外分光法の原理を示す
説明図。
【符号の説明】
1…3層構造の拡散ウエハ、2…赤外線光源、3…赤外
線、7…2層構造の拡散ウエハ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散ウエハに形成された拡散層の研磨代
    を決めるために上記拡散層の厚さを測定するウエハ層厚
    さ測定方法において、フ−リエ変換赤外分光法を利用
    し、上記拡散層を研磨しながらインタ−フェログラムを
    観察することを特徴とする拡散層厚さ測定方法。
  2. 【請求項2】 拡散ウエハのI層の厚さを測定するウエ
    ハ層厚さ測定方法において、フ−リエ変換赤外分光法を
    利用するとともに、測定光に遠赤外域の波長の光を用い
    たことを特徴とするウエハ層厚さ測定方法。
  3. 【請求項3】 上記拡散ウエハの拡散層と上記I層との
    境界部における屈折率プロファイルを考慮した補正式を
    立てて上記I層の厚さを算出することを特徴とする[請
    求項2]記載のウエハ層厚さ測定方法。
JP4094265A 1991-08-30 1992-04-14 ウエハ層厚さ測定方法 Pending JPH05113319A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4094265A JPH05113319A (ja) 1991-08-30 1992-04-14 ウエハ層厚さ測定方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22073691 1991-08-30
JP3-220736 1991-08-30
JP4094265A JPH05113319A (ja) 1991-08-30 1992-04-14 ウエハ層厚さ測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05113319A true JPH05113319A (ja) 1993-05-07

Family

ID=26435527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4094265A Pending JPH05113319A (ja) 1991-08-30 1992-04-14 ウエハ層厚さ測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05113319A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5452953A (en) * 1993-10-12 1995-09-26 Hughes Aircraft Company Film thickness measurement of structures containing a scattering surface
JP2011191297A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Precitec Optronik Gmbh シリコンウエハの厚さ測定装置及び厚さ測定方法並びにシリコンウエハ薄化装置
WO2013061417A1 (ja) * 2011-10-26 2013-05-02 三菱電機株式会社 膜厚測定方法
WO2016059670A1 (ja) * 2014-10-14 2016-04-21 三菱電機株式会社 炭化珪素エピタキシャルウエハの製造方法
JP7251909B1 (ja) * 2023-01-12 2023-04-04 直江津電子工業株式会社 拡散ウエハの製造方法および拡散ウエハの製造システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5452953A (en) * 1993-10-12 1995-09-26 Hughes Aircraft Company Film thickness measurement of structures containing a scattering surface
JP2011191297A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Precitec Optronik Gmbh シリコンウエハの厚さ測定装置及び厚さ測定方法並びにシリコンウエハ薄化装置
WO2013061417A1 (ja) * 2011-10-26 2013-05-02 三菱電機株式会社 膜厚測定方法
JP5586791B2 (ja) * 2011-10-26 2014-09-10 三菱電機株式会社 膜厚測定方法
US9400172B2 (en) 2011-10-26 2016-07-26 Mitsubishi Electric Corporation Film thickness measurement method
WO2016059670A1 (ja) * 2014-10-14 2016-04-21 三菱電機株式会社 炭化珪素エピタキシャルウエハの製造方法
JPWO2016059670A1 (ja) * 2014-10-14 2017-04-27 三菱電機株式会社 炭化珪素エピタキシャルウエハの製造方法
US10229830B2 (en) 2014-10-14 2019-03-12 Mitsubishi Electric Corporation Method of manufacturing silicon carbide epitaxial wafer
JP7251909B1 (ja) * 2023-01-12 2023-04-04 直江津電子工業株式会社 拡散ウエハの製造方法および拡散ウエハの製造システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9587932B2 (en) System for directly measuring the depth of a high aspect ratio etched feature on a wafer
EP2446468B1 (en) System for directly measuring the depth of a high aspect ratio etched feature on a wafer
US6275297B1 (en) Method of measuring depths of structures on a semiconductor substrate
US20180364028A1 (en) Device and method for measuring height in the presence of thin layers
US6509199B2 (en) Spatial averaging technique for ellipsometry and reflectometry
US20140125983A1 (en) Interferometery on a planar substrate
JPH04132236A (ja) 半導体ウエハの電気測定装置
DE102015118068B3 (de) Bearbeitungsvorrichtung und Verfahren zur kontrollierten beidseitigen Bearbeitung eines Halbleiterwafers
JPH10223715A (ja) 多層エピタキシャルウェーハのエピ膜厚の測定方法
JP5239346B2 (ja) ラマン分光を用いた応力評価方法及び半導体装置の製造方法
JP2003344024A (ja) 膜厚測定方法及び膜厚測定装置
JPH05113319A (ja) ウエハ層厚さ測定方法
US7019845B1 (en) Measuring elastic moduli of dielectric thin films using an optical metrology system
JP2005084019A (ja) 基板の温度測定方法
US6459488B1 (en) Diffuse reflectance method and apparatus for determining thickness of an infrared translucent layer
CN110243760B (zh) 线域频域光学相干层析系统及其纵向坐标标定方法
JP2002323303A (ja) 膜厚測定方法、測定装置及び半導体装置の製造方法
US11885609B2 (en) Wafer thickness, topography, and layer thickness metrology system
DE102015118069B4 (de) Messvorrichtung und Verfahren zur Messung der Dicke einer flächigen Probe
JPH0786358A (ja) 半導体ウェーハの厚さ測定方法、半導体基板、その基板の評価方法、化合物半導体検査方法及び化合物半導体検査装置
US7202958B1 (en) Modeling a sample with an underlying complicated structure
JP2953742B2 (ja) 表面粗さ評価方法
JPS6228606A (ja) 膜厚測定装置
JPS5928988B2 (ja) 金属腐食の評価方法
Kovalyov An Interferometric Method of Measuring Reflection Coefficients