JPH05113088A - 自動開閉装置 - Google Patents
自動開閉装置Info
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- JPH05113088A JPH05113088A JP3272264A JP27226491A JPH05113088A JP H05113088 A JPH05113088 A JP H05113088A JP 3272264 A JP3272264 A JP 3272264A JP 27226491 A JP27226491 A JP 27226491A JP H05113088 A JPH05113088 A JP H05113088A
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- 238000013459 approach Methods 0.000 claims abstract 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 18
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人などが近づき危険な状態になった事を速や
かに認識して自動停止させる。 【構成】 画像入力手段2から入力された画像は開閉手
段1が移動する領域を切り出す切り出し手段3によって
処理された後動体検出手段4に入力される。動体認識手
段5によって動体の位置が認識され、動体が切り出し手
段の近傍に近づいた場合には異常判定手段6で異常と判
定される。また切り出し手段3で切り出される領域を領
域変更手段10によって限定して動体を検出することに
より制御手段7による開閉手段1の迅速な制御が可能と
なる。
かに認識して自動停止させる。 【構成】 画像入力手段2から入力された画像は開閉手
段1が移動する領域を切り出す切り出し手段3によって
処理された後動体検出手段4に入力される。動体認識手
段5によって動体の位置が認識され、動体が切り出し手
段の近傍に近づいた場合には異常判定手段6で異常と判
定される。また切り出し手段3で切り出される領域を領
域変更手段10によって限定して動体を検出することに
より制御手段7による開閉手段1の迅速な制御が可能と
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャッター、自動ドア
等の開閉装置の近傍に存在する動体を画像で抽出し、抽
出された動体の異常を識別する自動開閉装置に関するも
のである。
等の開閉装置の近傍に存在する動体を画像で抽出し、抽
出された動体の異常を識別する自動開閉装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動開閉装置、例えば、
シャッターにおいてはその下端面に接触センサを配設
し、接触センサが物体に触れた時に開閉動作を停止する
ようになっていた(従来例1)。また、赤外線センサを
用いて人体の温度を検出し、赤外線センサの出力が変化
したことを利用して人体の存在の有無を確かめる手段が
あった(従来例2)。一方シャッターの近傍に撮像手段
を設けて常時画像により人間の目で監視(従来例3)し
たり、シャッター近傍の動体を画像処理により検出した
りする例(従来例4)があった。この従来例4では画像
により動体を検出する手段として、図8に示したよう
に、背景画面Aと現画面Bの差分画面Cを取り、動いた
部分のみ抽出していた。
シャッターにおいてはその下端面に接触センサを配設
し、接触センサが物体に触れた時に開閉動作を停止する
ようになっていた(従来例1)。また、赤外線センサを
用いて人体の温度を検出し、赤外線センサの出力が変化
したことを利用して人体の存在の有無を確かめる手段が
あった(従来例2)。一方シャッターの近傍に撮像手段
を設けて常時画像により人間の目で監視(従来例3)し
たり、シャッター近傍の動体を画像処理により検出した
りする例(従来例4)があった。この従来例4では画像
により動体を検出する手段として、図8に示したよう
に、背景画面Aと現画面Bの差分画面Cを取り、動いた
部分のみ抽出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例1では、開閉装置の下端に接触するまでは全く検出す
ることができなかった。また、接触センサは物体に接触
してから一定圧力に達するまで物体を検出しないため図
6に示したように障害物40が開閉装置の一方の領域に
置かれている場合には一定以上の圧力を検出してから停
止していた。そのため開閉装置の下端面は障害物40の
あるところは停止し、障害物40のないところはそのま
ま移動することになり移動用のガイド41、42に対し
て歪みが生じ、そのためこれが原因で故障につながると
いう課題があった。更に、この手段では開閉装置近傍に
いる人は検出されないため、人が近くにいれば危険であ
り、従って自動運転はできないという課題があった。
例1では、開閉装置の下端に接触するまでは全く検出す
ることができなかった。また、接触センサは物体に接触
してから一定圧力に達するまで物体を検出しないため図
6に示したように障害物40が開閉装置の一方の領域に
置かれている場合には一定以上の圧力を検出してから停
止していた。そのため開閉装置の下端面は障害物40の
あるところは停止し、障害物40のないところはそのま
ま移動することになり移動用のガイド41、42に対し
て歪みが生じ、そのためこれが原因で故障につながると
いう課題があった。更に、この手段では開閉装置近傍に
いる人は検出されないため、人が近くにいれば危険であ
り、従って自動運転はできないという課題があった。
【0004】また、従来例2の赤外線センサで検出する
手段は動体のおよその位置はわかっても、状態把握や領
域を指定してその中の人間を認識するなどの複雑な制御
はできないという課題があった。
手段は動体のおよその位置はわかっても、状態把握や領
域を指定してその中の人間を認識するなどの複雑な制御
はできないという課題があった。
【0005】また、従来例3は、撮像手段により人間の
目で認識するというものであり、したがって常時監視し
ていなければならないという課題があった。
目で認識するというものであり、したがって常時監視し
ていなければならないという課題があった。
【0006】更に、従来例4の場合のように動体を画像
により検出する手段は、図7に示すように画像入力手段
2により背景画像を背景画像メモリ部15に記憶し、次
に現在の画像を現画像メモリ部16に記憶し、その後、
現画像メモリ部16から背景画像メモリ部15の差分演
算を差分手段18で行ない、これを2値化手段22によ
りある閾値で2値化して動体の形状を取り出すものであ
るが、使用される時の周囲の照度が変化した場合に差分
演算すると照度変化をも動体として検出してしまうので
制御信頼性がうすいという課題があった。
により検出する手段は、図7に示すように画像入力手段
2により背景画像を背景画像メモリ部15に記憶し、次
に現在の画像を現画像メモリ部16に記憶し、その後、
現画像メモリ部16から背景画像メモリ部15の差分演
算を差分手段18で行ない、これを2値化手段22によ
りある閾値で2値化して動体の形状を取り出すものであ
るが、使用される時の周囲の照度が変化した場合に差分
演算すると照度変化をも動体として検出してしまうので
制御信頼性がうすいという課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、動体
を画像で検出し、目的とする領域の目的とする動体に注
目し監視しながら開閉手段を制御する自動開閉装置を提
供することを第1の目的としている。
を画像で検出し、目的とする領域の目的とする動体に注
目し監視しながら開閉手段を制御する自動開閉装置を提
供することを第1の目的としている。
【0008】また監視する領域の位置や大きさを変えて
速やかに動体を検知する事を第2の目的としている。
速やかに動体を検知する事を第2の目的としている。
【0009】さらに領域の境界として開閉手段の端面を
検出する事を第3の目的としている。
検出する事を第3の目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、開閉手段と、開閉手段を撮像する画像入力
手段と、画像入力手段で撮像された画像中で開閉手段が
移動する領域を切り出す切り出し手段と、切り出し手段
で切り出された領域外の動体を検出する動体検出手段
と、切り出し領域を変更する領域変更手段と、動体検出
手段で検出した動体の状態を認識する動体認識手段と、
動体認識手段で認識した動体が切り出し領域近傍に近づ
いたことを判定する異常判定手段と、異常状態判定手段
の出力により開閉手段を制御する制御手段と、制御手段
の出力により開閉手段を自動開閉する構成としたもので
ある。
するために、開閉手段と、開閉手段を撮像する画像入力
手段と、画像入力手段で撮像された画像中で開閉手段が
移動する領域を切り出す切り出し手段と、切り出し手段
で切り出された領域外の動体を検出する動体検出手段
と、切り出し領域を変更する領域変更手段と、動体検出
手段で検出した動体の状態を認識する動体認識手段と、
動体認識手段で認識した動体が切り出し領域近傍に近づ
いたことを判定する異常判定手段と、異常状態判定手段
の出力により開閉手段を制御する制御手段と、制御手段
の出力により開閉手段を自動開閉する構成としたもので
ある。
【0011】また第2の目的を達成するために前記切り
出し手段の切り出し領域を変更する領域変更手段を設け
た構成としている。
出し手段の切り出し領域を変更する領域変更手段を設け
た構成としている。
【0012】また第3の目的を達成するために前記領域
変更手段を開閉手段端面を検出する端面検出手段と、端
面検出手段により検出された端面の移動方向を検出する
移動方向検出手段とで構成したものである。
変更手段を開閉手段端面を検出する端面検出手段と、端
面検出手段により検出された端面の移動方向を検出する
移動方向検出手段とで構成したものである。
【0013】
【作用】本発明は上記の構成によって、開閉手段を画像
入力手段で画像入力し、入力した画像から、開閉手段が
移動する領域を切り出し手段で切り出し、その後、切り
出し手段で切り出された領域以外の領域において動体検
出手段により動体を検出し、動体の状態を認識する動体
認識手段により動体の位置等の認識を行ない、認識手段
で認識した動体が切り出し手段近傍に近づいたことを異
常判定手段で判定し、異常判定手段の出力により異常が
あったことを検知して開閉手段が作動しているときには
これを停止させる。
入力手段で画像入力し、入力した画像から、開閉手段が
移動する領域を切り出し手段で切り出し、その後、切り
出し手段で切り出された領域以外の領域において動体検
出手段により動体を検出し、動体の状態を認識する動体
認識手段により動体の位置等の認識を行ない、認識手段
で認識した動体が切り出し手段近傍に近づいたことを異
常判定手段で判定し、異常判定手段の出力により異常が
あったことを検知して開閉手段が作動しているときには
これを停止させる。
【0014】また切り出し手段で切り出す領域を領域変
更手段により変更し開閉手段と連動して開閉手段の存在
するところを切り出すようにして、切り出し領域外の動
体を上記した動体検出手段により動体検出を行ない、動
体検出を行う領域の位置、大きさを変える。
更手段により変更し開閉手段と連動して開閉手段の存在
するところを切り出すようにして、切り出し領域外の動
体を上記した動体検出手段により動体検出を行ない、動
体検出を行う領域の位置、大きさを変える。
【0015】さらに領域変更を開閉手段端面を検出する
端面検出手段と前記端面の移動方向検出する移動方向検
出手段で行い、切り出し領域の境界線を開閉手段の移動
に応じて動的に変更する。
端面検出手段と前記端面の移動方向検出する移動方向検
出手段で行い、切り出し領域の境界線を開閉手段の移動
に応じて動的に変更する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0017】図1において、1は開閉手段、2は開閉手
段1を撮像する画像入力手段、3は画像入力手段2で撮
像された画像中で開閉手段1が移動する領域を切り出す
切り出し手段、4は切り出し手段3で切り出された領域
外の動体を検出する動体検出手段、5は動体検出手段4
で検出した動体の状態を認識する動体認識手段、6は動
体認識手段で認識した動体が切り出し領域近傍に近づい
たことを判定する異常判定手段、7は異常判定手段6の
出力により開閉手段1を制御する制御手段、8は制御手
段7の出力により報知する報知手段、10は切り出し手
段3の切り出し領域を変更する領域変更手段、11は領
域変更手段10の変更基準とする開閉手段の端面を検出
する端面検出手段、12は端面検出手段11により開閉
手段1の端面が移動する方向と反対の方向を検出する移
動方向検出手段、また、動体検出手段4は、画像入力手
段2より得られた信号から背景画像を記憶する背景画像
メモリ部15と、画像入力手段2より得られた信号から
現画像を記憶する現画像メモリ部16と、画像入力手段
2より得られた信号の現画像より以前の画像を記憶する
前画像メモリ部17と、背景画像メモリ部15と現画像
メモリ部16との差分演算を行う差分手段18と、前画
像メモリ部17と現画像メモリ部16と背景画像メモリ
部15の出力より変化部分を検出する変化検出手段20
と、変化検出手段20の出力により背景画像を書き換え
る背景書換手段21と、差分手段18で得られた画像を
ある設定された閾値により2値化する2値化手段22と
から構成している。
段1を撮像する画像入力手段、3は画像入力手段2で撮
像された画像中で開閉手段1が移動する領域を切り出す
切り出し手段、4は切り出し手段3で切り出された領域
外の動体を検出する動体検出手段、5は動体検出手段4
で検出した動体の状態を認識する動体認識手段、6は動
体認識手段で認識した動体が切り出し領域近傍に近づい
たことを判定する異常判定手段、7は異常判定手段6の
出力により開閉手段1を制御する制御手段、8は制御手
段7の出力により報知する報知手段、10は切り出し手
段3の切り出し領域を変更する領域変更手段、11は領
域変更手段10の変更基準とする開閉手段の端面を検出
する端面検出手段、12は端面検出手段11により開閉
手段1の端面が移動する方向と反対の方向を検出する移
動方向検出手段、また、動体検出手段4は、画像入力手
段2より得られた信号から背景画像を記憶する背景画像
メモリ部15と、画像入力手段2より得られた信号から
現画像を記憶する現画像メモリ部16と、画像入力手段
2より得られた信号の現画像より以前の画像を記憶する
前画像メモリ部17と、背景画像メモリ部15と現画像
メモリ部16との差分演算を行う差分手段18と、前画
像メモリ部17と現画像メモリ部16と背景画像メモリ
部15の出力より変化部分を検出する変化検出手段20
と、変化検出手段20の出力により背景画像を書き換え
る背景書換手段21と、差分手段18で得られた画像を
ある設定された閾値により2値化する2値化手段22と
から構成している。
【0018】図2は本発明の一実施例の全体を示す斜視
図で、23は自動開閉装置で開閉手段1はいわゆるシャ
ッターで構成している。
図で、23は自動開閉装置で開閉手段1はいわゆるシャ
ッターで構成している。
【0019】また、図3、図4において24は開閉手段
1の上方から下方に向けて設置した画像入力手段2で入
力された画像、25は人体、直線aと直線bではさまれ
た領域26は切り出し手段3で切り出した切り出し領
域、直線bと直線dではさまれた領域27は切り出し領
域外、直線bと直線cにはさまれた領域28は切り出し
領域外27中の危険領域である。
1の上方から下方に向けて設置した画像入力手段2で入
力された画像、25は人体、直線aと直線bではさまれ
た領域26は切り出し手段3で切り出した切り出し領
域、直線bと直線dではさまれた領域27は切り出し領
域外、直線bと直線cにはさまれた領域28は切り出し
領域外27中の危険領域である。
【0020】上記構成における動作を図5を用いて説明
する。ステップ103で画像入力手段2により開閉手段
1の画像入力を行う。次に、ステップ104で画像入力
手段2で入力された画像中で開閉手段1が移動する領域
を切り出し手段3により切り出す。そして領域変更手段
10により切り出し領域外27に動体検出する範囲を変
更する。そして、ステップ105にて切り出し手段3で
切り出された切り出し領域外27中の動体を動体検出手
段4により検出し、動体検出手段4で検出した動体がど
の位置にいるかをステップ106の動体認識手段5によ
り検出する。尚、ここでは動体の面積、輝度、形等の特
徴から人体25を認識するようにしてある。
する。ステップ103で画像入力手段2により開閉手段
1の画像入力を行う。次に、ステップ104で画像入力
手段2で入力された画像中で開閉手段1が移動する領域
を切り出し手段3により切り出す。そして領域変更手段
10により切り出し領域外27に動体検出する範囲を変
更する。そして、ステップ105にて切り出し手段3で
切り出された切り出し領域外27中の動体を動体検出手
段4により検出し、動体検出手段4で検出した動体がど
の位置にいるかをステップ106の動体認識手段5によ
り検出する。尚、ここでは動体の面積、輝度、形等の特
徴から人体25を認識するようにしてある。
【0021】その後ステップ108で検出した位置情報
から人体25が切り出し領域26近傍に近づいたことを
異常判定手段6により判定する。この異常判定手段6の
判定は動体認識手段5で認識された人体25が切り出し
領域外27に存在しない場合は安全信号を制御手段7に
出力しステップ109の開閉動作にはいる。ステップ1
10で動作完了でないならばステップ103へ戻り画像
入力を行う。動作完了であればステップ111にて開閉
手段1の動作を完了させ、他の不必要な電源をオフす
る。
から人体25が切り出し領域26近傍に近づいたことを
異常判定手段6により判定する。この異常判定手段6の
判定は動体認識手段5で認識された人体25が切り出し
領域外27に存在しない場合は安全信号を制御手段7に
出力しステップ109の開閉動作にはいる。ステップ1
10で動作完了でないならばステップ103へ戻り画像
入力を行う。動作完了であればステップ111にて開閉
手段1の動作を完了させ、他の不必要な電源をオフす
る。
【0022】一方、人体25が切り出し領域外27中に
存在する場合は異常判定手段6の第2の異常判定により
危険状態であることの確認のためのビットを立て、ステ
ップ113にて制御手段7により開閉手段1の減速開閉
動作に入る。その後は、ステップ103に戻り画像入力
を行う。
存在する場合は異常判定手段6の第2の異常判定により
危険状態であることの確認のためのビットを立て、ステ
ップ113にて制御手段7により開閉手段1の減速開閉
動作に入る。その後は、ステップ103に戻り画像入力
を行う。
【0023】しかし、この状態から、図4に示すように
異常判定手段6により危険領域28に人体25の位置が
存在すると判断した場合は、ステップ112において制
御手段7には異常の出力を行い、開閉手段1の動作を中
止する。次に、異常状態が続いているかどうかをステッ
プ115にてチェックし、異常状態が解消されている場
合はステップ103に戻り画像入力を行う。しかし、異
常状態が解消されていない場合はステップ116にて報
知手段8により警備会社等に報知する。
異常判定手段6により危険領域28に人体25の位置が
存在すると判断した場合は、ステップ112において制
御手段7には異常の出力を行い、開閉手段1の動作を中
止する。次に、異常状態が続いているかどうかをステッ
プ115にてチェックし、異常状態が解消されている場
合はステップ103に戻り画像入力を行う。しかし、異
常状態が解消されていない場合はステップ116にて報
知手段8により警備会社等に報知する。
【0024】尚、ここでは報知手段8により報知するま
で正常状態か危険状態か異常状態かの場合に分けて、危
険状態の時は減速制御を行い、異常状態のみ開閉動作を
中止して、更に、連続的に異常が発生しているときには
報知手段8により報知する。
で正常状態か危険状態か異常状態かの場合に分けて、危
険状態の時は減速制御を行い、異常状態のみ開閉動作を
中止して、更に、連続的に異常が発生しているときには
報知手段8により報知する。
【0025】ここで領域の切り出し方法については切り
出し手段3によって切り出された切り出し領域を開閉手
段1の移動とともに切り出し領域を領域変更手段10に
より変更することで開閉手段1がスタート状態の時は危
険領域を広く監視することが可能となる。開閉手段1が
閉止状態に近くなれば近づくほど開閉手段1と地面など
との間にはさまれる危険は大きくなるが画像入力手段2
で入力された画像中の危険領域は限られた領域になるた
め検出すべき画像領域は小さくなる。したがって位置検
出等の動体認識をマイコンのソフトウェアで行う場合に
は演算を行わねばならないデータが少なくなり、すばや
い危険回避動作が可能となる。
出し手段3によって切り出された切り出し領域を開閉手
段1の移動とともに切り出し領域を領域変更手段10に
より変更することで開閉手段1がスタート状態の時は危
険領域を広く監視することが可能となる。開閉手段1が
閉止状態に近くなれば近づくほど開閉手段1と地面など
との間にはさまれる危険は大きくなるが画像入力手段2
で入力された画像中の危険領域は限られた領域になるた
め検出すべき画像領域は小さくなる。したがって位置検
出等の動体認識をマイコンのソフトウェアで行う場合に
は演算を行わねばならないデータが少なくなり、すばや
い危険回避動作が可能となる。
【0026】なお、切り出し領域を動体を検出しない側
としたが、逆に動体を検出する側を切り出し領域として
も同様の作用をする。
としたが、逆に動体を検出する側を切り出し領域として
も同様の作用をする。
【0027】また、切り出し手段3で切り出す領域を変
更する領域変更手段10は端面検出手段11により変更
基準となる開閉手段1の端面を検出し、その後移動方向
検出手段12により前記端面検出手段11により検出さ
れた開閉手段1の端面が移動する方向を検出することに
より可能となる。この領域変更手段10の領域変更によ
り端面を基準として移動方向の向きから切り出し領域を
抽出することができる。この手段によれば、切り出し領
域を検出するのに複雑な構成を行わず、エッジ検出等の
簡単な構成で実現可能となる。
更する領域変更手段10は端面検出手段11により変更
基準となる開閉手段1の端面を検出し、その後移動方向
検出手段12により前記端面検出手段11により検出さ
れた開閉手段1の端面が移動する方向を検出することに
より可能となる。この領域変更手段10の領域変更によ
り端面を基準として移動方向の向きから切り出し領域を
抽出することができる。この手段によれば、切り出し領
域を検出するのに複雑な構成を行わず、エッジ検出等の
簡単な構成で実現可能となる。
【0028】次に、動体検出手段4としては、背景画像
メモリ部15と現画像メモリ部16との差分を差分手段
18により演算し、差分画像を2値化手段22により2
値化することにより動体を検出する。これは照度等の変
化がない場合において動体を検出することが可能であ
る。
メモリ部15と現画像メモリ部16との差分を差分手段
18により演算し、差分画像を2値化手段22により2
値化することにより動体を検出する。これは照度等の変
化がない場合において動体を検出することが可能であ
る。
【0029】しかしながら、必ずしも照度が一定でない
場合がある。これを解消するために、本発明の一実施例
では画像入力手段2より得られた信号から背景画像を背
景画像メモリ部15に記憶し、画像入力手段2より得ら
れた信号から現画像を現画像メモリ部16に記憶し、前
記画像入力手段2より得られた信号の現画像より以前の
画像を前画像メモリ部17に記憶する。そして、前記背
景画像メモリ部15と現画像メモリ部16との差分演算
を差分手段18により行い、前記背景画像メモリ部15
と前記前画像メモリ部17と現画像メモリ部16との出
力から変化部分を変化検出手段20により検出する。
場合がある。これを解消するために、本発明の一実施例
では画像入力手段2より得られた信号から背景画像を背
景画像メモリ部15に記憶し、画像入力手段2より得ら
れた信号から現画像を現画像メモリ部16に記憶し、前
記画像入力手段2より得られた信号の現画像より以前の
画像を前画像メモリ部17に記憶する。そして、前記背
景画像メモリ部15と現画像メモリ部16との差分演算
を差分手段18により行い、前記背景画像メモリ部15
と前記前画像メモリ部17と現画像メモリ部16との出
力から変化部分を変化検出手段20により検出する。
【0030】そして、前記変化検出手段20の出力から
現画像メモリ部の同一場所の画素について輝度、あるい
は色の書換えを背景書換え手段21により行う。これに
より、照度等の変化により背景が変化しても瞬時値で補
正することができる。
現画像メモリ部の同一場所の画素について輝度、あるい
は色の書換えを背景書換え手段21により行う。これに
より、照度等の変化により背景が変化しても瞬時値で補
正することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動開閉装
置によれば、次の効果を奏する。 (1)開閉手段の移動による動きを除去できるので、動
体検出の誤動作がなくなり安全な開閉動作を可能にす
る。 (2)動体を抽出して後に人体を認識するので動いてい
るものの中から人体のみを認識して危険を回避すること
ができる。 (3)人体が開閉手段に近づいていてもその領域が危険
領域でないならば制御手段により減速運転を行ない、危
険領域ならば開閉手段を停止するのできめ細かな運転が
可能となる。
置によれば、次の効果を奏する。 (1)開閉手段の移動による動きを除去できるので、動
体検出の誤動作がなくなり安全な開閉動作を可能にす
る。 (2)動体を抽出して後に人体を認識するので動いてい
るものの中から人体のみを認識して危険を回避すること
ができる。 (3)人体が開閉手段に近づいていてもその領域が危険
領域でないならば制御手段により減速運転を行ない、危
険領域ならば開閉手段を停止するのできめ細かな運転が
可能となる。
【0032】また切り出し手段で切り出す領域を開閉手
段と連動して開閉手段の存在するところを切り出すよう
にして、切り出し領域外の動体を動体検出手段により動
体検出を行なうため、 (1)切り出し領域を開閉手段の移動とともに領域変更
手段により変更することで開閉手段1の動体開始時は危
険領域を広く監視することが可能となる。 (2)開閉手段が閉止状態に近くなれば入力された画像
中の危険領域は限られた領域になるため検出すべき画像
領域は小さくなり位置検出等の動体認識をマイコンのソ
フトウェアで行っている場合にはすばやい危険回避動作
が可能となる。
段と連動して開閉手段の存在するところを切り出すよう
にして、切り出し領域外の動体を動体検出手段により動
体検出を行なうため、 (1)切り出し領域を開閉手段の移動とともに領域変更
手段により変更することで開閉手段1の動体開始時は危
険領域を広く監視することが可能となる。 (2)開閉手段が閉止状態に近くなれば入力された画像
中の危険領域は限られた領域になるため検出すべき画像
領域は小さくなり位置検出等の動体認識をマイコンのソ
フトウェアで行っている場合にはすばやい危険回避動作
が可能となる。
【0033】さらに領域変更を、開閉手段端面と、前記
端面の移動方向を検出して行っているので切り出し領域
の検出を複雑な構成を用いずにエッジ検出等の簡単な構
成で実現することが可能となる。
端面の移動方向を検出して行っているので切り出し領域
の検出を複雑な構成を用いずにエッジ検出等の簡単な構
成で実現することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例の自動開閉装置のブロック図
【図2】同装置の全体を示す斜視図
【図3】同装置が異常でない状態にある場合の入力画像
図
図
【図4】同装置が異常である状態にある場合の入力画像
図
図
【図5】同装置のフローチャート
【図6】従来の自動開閉装置が異常の状態にある場合の
正面図
正面図
【図7】同装置のブロック図
【図8】同装置の動体抽出法を示す模式図
1 開閉手段 2 画像入力手段 3 切り出し手段 4 動体検出手段 5 動体認識手段 6 異常判定手段 7 制御手段 10 領域変更手段
Claims (3)
- 【請求項1】開閉手段と、前記開閉手段を撮像する画像
入力手段と、前記画像入力手段で撮像された画像中の前
記開閉手段が移動する領域を切り出す切り出し手段と、
前記切り出し手段で切り出す領域を変更する領域変更手
段と前記切り出し手段で切り出された領域外の動体を検
出する動体検出手段と、前記動体検出手段で検出した動
体の状態を認識する動体認識手段と、前記動体認識手段
で認識した動体が切り出し領域の近傍に近づいた時異常
と判定する異常判定手段と、前記異常判定手段の出力に
より前記開閉手段を制御する制御手段からなる自動開閉
装置。 - 【請求項2】切り出し手段の切り出し領域を変更する領
域変更手段を設けた請求項1記載の自動開閉装置。 - 【請求項3】領域変更手段は開閉手段の端面を検出する
端面検出手段と、前記端面の移動方向を検出する移動方
向検出手段により構成された請求項2記載の自動開閉装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3272264A JPH05113088A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 自動開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3272264A JPH05113088A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 自動開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05113088A true JPH05113088A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17511428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3272264A Pending JPH05113088A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 自動開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05113088A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008115583A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置 |
JP2018009386A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 三井金属アクト株式会社 | 開閉システム |
JP2019144861A (ja) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | 中国電力株式会社 | 安全判定装置、安全判定システム、安全判定方法 |
JP2020183625A (ja) * | 2019-04-27 | 2020-11-12 | 文化シヤッター株式会社 | 障害物感知装置、障害物感知方法、開閉体装置及び開閉体制御方法 |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP3272264A patent/JPH05113088A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008115583A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置 |
JP2018009386A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 三井金属アクト株式会社 | 開閉システム |
US10655379B2 (en) | 2016-07-14 | 2020-05-19 | Mitsui Kinzoku Act Corporation | Opening and closing system |
JP2019144861A (ja) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | 中国電力株式会社 | 安全判定装置、安全判定システム、安全判定方法 |
JP2020183625A (ja) * | 2019-04-27 | 2020-11-12 | 文化シヤッター株式会社 | 障害物感知装置、障害物感知方法、開閉体装置及び開閉体制御方法 |
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