JPH05112422A - 皮膚化粧料及び皮膚外用剤 - Google Patents
皮膚化粧料及び皮膚外用剤Info
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- JPH05112422A JPH05112422A JP30109091A JP30109091A JPH05112422A JP H05112422 A JPH05112422 A JP H05112422A JP 30109091 A JP30109091 A JP 30109091A JP 30109091 A JP30109091 A JP 30109091A JP H05112422 A JPH05112422 A JP H05112422A
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- cosmetic
- hydroxyacetic acid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定で且つ副作用がなく安全な、皮膚の老化
防止,肌荒れ改善等に有効な皮膚化粧料、及び抗炎症
剤,創傷治療剤等として有用な皮膚外用剤を得る。 【構成】 α-ヒドロキシ酢酸を、真皮線維芽細胞増殖
促進剤として配合し、化粧水,乳液,クリーム等の形態
の皮膚化粧料、叉は水溶液,乳剤,クリーム,軟膏等の
形態の皮膚外用剤とする。α-ヒドロキシ酢酸は、微量
で繊維芽細胞増殖作用を示し、製剤中で安定であり、且
つ皮膚刺激等の副作用を生じない。化粧料,外用剤製剤
中への配合量は、0.00001〜10.0000重量
%程度が適当である。
防止,肌荒れ改善等に有効な皮膚化粧料、及び抗炎症
剤,創傷治療剤等として有用な皮膚外用剤を得る。 【構成】 α-ヒドロキシ酢酸を、真皮線維芽細胞増殖
促進剤として配合し、化粧水,乳液,クリーム等の形態
の皮膚化粧料、叉は水溶液,乳剤,クリーム,軟膏等の
形態の皮膚外用剤とする。α-ヒドロキシ酢酸は、微量
で繊維芽細胞増殖作用を示し、製剤中で安定であり、且
つ皮膚刺激等の副作用を生じない。化粧料,外用剤製剤
中への配合量は、0.00001〜10.0000重量
%程度が適当である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真皮線維芽細胞の増殖
促進作用により、皮膚の老化防止,肌荒れ改善等に有効
な皮膚化粧料、及び抗炎症剤,創傷治療剤等として有用
な皮膚外用剤に関する。
促進作用により、皮膚の老化防止,肌荒れ改善等に有効
な皮膚化粧料、及び抗炎症剤,創傷治療剤等として有用
な皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、皮膚化粧料や皮膚外用剤の分野に
おいて、皮膚細胞自体を賦活し、皮膚の機能そのものを
活性化して、皮膚症状の改善や抗炎症効果叉は創傷治療
効果を生ぜしめる研究が多くなされている。従来、かか
る皮膚賦活剤として、ホルモン類,ビタミン類,γ-オ
リザノール,サポニン等の生薬抽出物,胎盤抽出物,植
物レクチン,キノコ抽出物、さらには動物由来タンパク
質といった種々の物質が使用されてきた。
おいて、皮膚細胞自体を賦活し、皮膚の機能そのものを
活性化して、皮膚症状の改善や抗炎症効果叉は創傷治療
効果を生ぜしめる研究が多くなされている。従来、かか
る皮膚賦活剤として、ホルモン類,ビタミン類,γ-オ
リザノール,サポニン等の生薬抽出物,胎盤抽出物,植
物レクチン,キノコ抽出物、さらには動物由来タンパク
質といった種々の物質が使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上述べたよ
うな皮膚賦活剤においては、副作用の問題から使用に際
し制限を受けたり、作用・効果が十分でなく、かなり大
量を配合しなければならなかったり、といった問題点が
あった。また、植物や動物由来物質においては特に品質
の管理が困難で、安定な皮膚賦活剤の提供を受けること
が難しく、さらに皮膚化粧料や皮膚外用剤に配合した場
合に、活性が失われやすいという問題もあった。
うな皮膚賦活剤においては、副作用の問題から使用に際
し制限を受けたり、作用・効果が十分でなく、かなり大
量を配合しなければならなかったり、といった問題点が
あった。また、植物や動物由来物質においては特に品質
の管理が困難で、安定な皮膚賦活剤の提供を受けること
が難しく、さらに皮膚化粧料や皮膚外用剤に配合した場
合に、活性が失われやすいという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、我々は微量で十分な皮膚細胞賦活効果を有する物質
の検索を行った。その結果、in vitro系でα-ヒドロキ
シ酢酸(グリコール酸)が、0.00001〜0.00
01Mといったごく微量で、真皮の線維芽細胞の増殖を
有意に促進する作用を有することを見い出した。
め、我々は微量で十分な皮膚細胞賦活効果を有する物質
の検索を行った。その結果、in vitro系でα-ヒドロキ
シ酢酸(グリコール酸)が、0.00001〜0.00
01Mといったごく微量で、真皮の線維芽細胞の増殖を
有意に促進する作用を有することを見い出した。
【0005】α-ヒドロキシ酢酸の線維芽細胞の増殖に
及ぼす作用を図1に示した。図1中、α-ヒドロキシ酢
酸の各濃度における線維芽細胞の増殖を増殖指数で示し
ている。増殖指数は、α-ヒドロキシ酢酸を添加した試
料における細胞数を対照の細胞数で除したものである。
本実験における陽性コントロールは1.608であっ
た。
及ぼす作用を図1に示した。図1中、α-ヒドロキシ酢
酸の各濃度における線維芽細胞の増殖を増殖指数で示し
ている。増殖指数は、α-ヒドロキシ酢酸を添加した試
料における細胞数を対照の細胞数で除したものである。
本実験における陽性コントロールは1.608であっ
た。
【0006】図1より明らかなように、α-ヒドロキシ
酢酸を0.00001M及び0.0001M添加した試
料において、増殖指数が3.25及び3.18と危険率
1%において有意な増殖促進が認められた。また、α-
ヒドロキシ酢酸の作用には示適濃度があり、0.000
01〜0.0001Mにおいて顕著な細胞増殖促進を示
すが、0.001M以上の添加では有意な増殖促進は認
められなかった。
酢酸を0.00001M及び0.0001M添加した試
料において、増殖指数が3.25及び3.18と危険率
1%において有意な増殖促進が認められた。また、α-
ヒドロキシ酢酸の作用には示適濃度があり、0.000
01〜0.0001Mにおいて顕著な細胞増殖促進を示
すが、0.001M以上の添加では有意な増殖促進は認
められなかった。
【0007】そこで、我々はこのα-ヒドロキシ酢酸を
皮膚化粧料及び皮膚外用剤に配合することを検討した。
皮膚化粧料及び皮膚外用剤に配合することを検討した。
【0008】
【作用】α-ヒドロキシ酢酸は、水溶液等の状態として
皮膚化粧料及び皮膚外用剤に添加する。皮膚化粧料とし
ては、化粧水,乳液,クリーム等の形態とすることがで
きる。皮膚外用剤としても、水溶液,乳剤,クリーム,
軟膏等とすることができる。
皮膚化粧料及び皮膚外用剤に添加する。皮膚化粧料とし
ては、化粧水,乳液,クリーム等の形態とすることがで
きる。皮膚外用剤としても、水溶液,乳剤,クリーム,
軟膏等とすることができる。
【0009】α-ヒドロキシ酢酸の配合量は、上記した
細胞増殖に対する示適濃度から、化粧料叉は外用剤とし
て用いた場合の有効濃度を勘案して、0.00001〜
10.0000重量%程度が適当であると考えられる。
あまり多量に配合しても、上記したように細胞増殖効果
が得られないばかりか、かえって皮膚刺激性等が出現
し、好ましくないからである。
細胞増殖に対する示適濃度から、化粧料叉は外用剤とし
て用いた場合の有効濃度を勘案して、0.00001〜
10.0000重量%程度が適当であると考えられる。
あまり多量に配合しても、上記したように細胞増殖効果
が得られないばかりか、かえって皮膚刺激性等が出現
し、好ましくないからである。
【0010】
【実施例】さらに本発明について、実施例により詳細に
説明する。
説明する。
【0011】実施例1として、皮膚用化粧水の処方を表
1に示す。表1中、(1)〜(7)の成分を(9)に混合,溶解
して均一とし、(8)を添加混合した後(9)で全量を100
重量%とする。
1に示す。表1中、(1)〜(7)の成分を(9)に混合,溶解
して均一とし、(8)を添加混合した後(9)で全量を100
重量%とする。
【表1】
【0012】実施例2として、皮膚用乳液の処方を表2
に示す。表2中、(1)〜(5)の油相成分を混合,溶解して
均一とし、75℃に加熱する。一方、(6),(7),(9),
(10),(13)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱す
る。次いで、上記の水相成分に油相成分を添加して予備
乳化し、これに(8)を加えた後ホモミキサーにて均一に
乳化する。その後冷却し、(10)を加えてpHを調整し、
50℃にて(12)を添加,混合する。
に示す。表2中、(1)〜(5)の油相成分を混合,溶解して
均一とし、75℃に加熱する。一方、(6),(7),(9),
(10),(13)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱す
る。次いで、上記の水相成分に油相成分を添加して予備
乳化し、これに(8)を加えた後ホモミキサーにて均一に
乳化する。その後冷却し、(10)を加えてpHを調整し、
50℃にて(12)を添加,混合する。
【表2】
【0013】実施例3として、皮膚用クリームの処方を
表3に示す。表3中、(1)〜(7)の油相成分を混合,溶解
して均一とし、75℃に加熱する。一方、(8),(9),(1
0)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。次い
で、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化した
後、ホモミキサーにて均一に乳化する。その後冷却し、
50℃にて(11)を添加,混合する。
表3に示す。表3中、(1)〜(7)の油相成分を混合,溶解
して均一とし、75℃に加熱する。一方、(8),(9),(1
0)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。次い
で、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化した
後、ホモミキサーにて均一に乳化する。その後冷却し、
50℃にて(11)を添加,混合する。
【表3】
【0014】実施例4として、O/W型乳剤性軟膏タイ
プの皮膚外用剤の処方を表4に示す。表4中、(1)〜(4)
の油相成分を混合,溶解して均一とし、75℃に加熱す
る。一方、(5),(6),(7),(10)の水相成分を混合,溶
解して75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相
成分を添加して乳化し、冷却後、50℃にて(8),(9)を
添加,混合する。
プの皮膚外用剤の処方を表4に示す。表4中、(1)〜(4)
の油相成分を混合,溶解して均一とし、75℃に加熱す
る。一方、(5),(6),(7),(10)の水相成分を混合,溶
解して75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相
成分を添加して乳化し、冷却後、50℃にて(8),(9)を
添加,混合する。
【表4】
【0015】
【発明の効果】本発明の効果を示すため、上記の各実施
例について以下の試験を行った。各実施例において、α
-ヒドロキシ酢酸を除いて精製水にて全量を100重量
%としたものを比較例とした。
例について以下の試験を行った。各実施例において、α
-ヒドロキシ酢酸を除いて精製水にて全量を100重量
%としたものを比較例とした。
【0016】(1)肌荒れの改善効果 実施例1〜3,及
び比較例1〜3を、それぞれ肌荒れ症状を有するパネラ
ー20名に1月間使用させ、肌荒れ症状の改善について
評価させた。評価は、「改善」,「やや改善」,「変化
なし」,「やや悪化」,「悪化」の5段階で行わせた。
結果を、各評価を行ったパネラー数にて表5に示した。
び比較例1〜3を、それぞれ肌荒れ症状を有するパネラ
ー20名に1月間使用させ、肌荒れ症状の改善について
評価させた。評価は、「改善」,「やや改善」,「変化
なし」,「やや悪化」,「悪化」の5段階で行わせた。
結果を、各評価を行ったパネラー数にて表5に示した。
【表5】
【0017】表5より明らかなように、実施例1では、
ほとんどのパネラーが肌荒れ症状はやや改善されたと答
えており、肌荒れ症状が改善されなかったと答えたパネ
ラーはいなかった。これに対して比較例1では、半数が
変化なしと答え、残り半数はむしろ悪化したと答えてい
た。実施例2及び3では、ほとんどのパネラーが改善さ
れたと答え、比較例を使用させたパネラーが症状の変化
を認めないのと対照的であった。
ほとんどのパネラーが肌荒れ症状はやや改善されたと答
えており、肌荒れ症状が改善されなかったと答えたパネ
ラーはいなかった。これに対して比較例1では、半数が
変化なしと答え、残り半数はむしろ悪化したと答えてい
た。実施例2及び3では、ほとんどのパネラーが改善さ
れたと答え、比較例を使用させたパネラーが症状の変化
を認めないのと対照的であった。
【0018】(2)皮膚の老化防止効果 実施例1〜3,
及び比較例1〜3を、それぞれ皮膚の衰えが気になる5
0〜60才代のパネラー20名に1月間使用させ、皮膚
の老化症状の改善について評価させた。皮膚の老化症状
としては、しわの防止,皮膚のはり,皮膚のきめを挙
げ、前者については「有効」,「やや有効」,「無
効」、後二者については「良好」,「やや良好」,「変
化なし」の3段階で評価させた。結果は、各評価を行っ
たパネラー数にて表6に示した。
及び比較例1〜3を、それぞれ皮膚の衰えが気になる5
0〜60才代のパネラー20名に1月間使用させ、皮膚
の老化症状の改善について評価させた。皮膚の老化症状
としては、しわの防止,皮膚のはり,皮膚のきめを挙
げ、前者については「有効」,「やや有効」,「無
効」、後二者については「良好」,「やや良好」,「変
化なし」の3段階で評価させた。結果は、各評価を行っ
たパネラー数にて表6に示した。
【表6】
【0019】表6において、実施例1では3割のパネラ
ーがしわ防止に有効と評価し、無効と答えたパネラーは
いなかった。皮膚のはりについてはほとんどが良好と答
え、皮膚のきめについても2/3弱のパネラーが有効と
評価していた。これに対し、比較例1では皮膚のはりに
ついて1/4のパネラーがやや良好と答えたものの、ほ
とんどのパネラーは良い評価をしていない。実施例2及
び3では、しわ防止については6割〜6割強のパネラー
が有効と評価し、皮膚のはりについてもほぼ8割のパネ
ラーが良好とし、皮膚のきめについては9割のパネラー
が良好と答えていた。無効或いは変化なしとしたパネラ
ーはいなかった。これに対し、比較例2及び3では、有
効或いは良好と評価したパネラーはいずれの評価項目に
ついても0で、1〜3割のパネラーがやや有効或いはや
や良好と評価したのみであった。
ーがしわ防止に有効と評価し、無効と答えたパネラーは
いなかった。皮膚のはりについてはほとんどが良好と答
え、皮膚のきめについても2/3弱のパネラーが有効と
評価していた。これに対し、比較例1では皮膚のはりに
ついて1/4のパネラーがやや良好と答えたものの、ほ
とんどのパネラーは良い評価をしていない。実施例2及
び3では、しわ防止については6割〜6割強のパネラー
が有効と評価し、皮膚のはりについてもほぼ8割のパネ
ラーが良好とし、皮膚のきめについては9割のパネラー
が良好と答えていた。無効或いは変化なしとしたパネラ
ーはいなかった。これに対し、比較例2及び3では、有
効或いは良好と評価したパネラーはいずれの評価項目に
ついても0で、1〜3割のパネラーがやや有効或いはや
や良好と評価したのみであった。
【0020】(3)創傷治療効果及び抗炎症作用 実施例
4及び比較例4について、人工的に創傷叉は炎症を生じ
させたマウス各5匹を用い、各試料を創傷部位叉は炎症
部位に0.5gずつ1日2回7日間塗布した。7日目に
創傷叉は炎症部位の状態を観察し、創傷の治癒について
は「完全治癒」,「ほぼ治癒」,「治癒が不完全」の3
段階で、抗炎症作用については「有効」,「やや有
効」,「無効」の3段階で評価した。結果は、各評価を
したマウスの数にて表7に示した。
4及び比較例4について、人工的に創傷叉は炎症を生じ
させたマウス各5匹を用い、各試料を創傷部位叉は炎症
部位に0.5gずつ1日2回7日間塗布した。7日目に
創傷叉は炎症部位の状態を観察し、創傷の治癒について
は「完全治癒」,「ほぼ治癒」,「治癒が不完全」の3
段階で、抗炎症作用については「有効」,「やや有
効」,「無効」の3段階で評価した。結果は、各評価を
したマウスの数にて表7に示した。
【表7】
【0021】表7より、実施例4では、ほとんどのマウ
スにおいて創傷の完全治癒が認められ、また抗炎症作用
についても全例で有効と評価された。これに対し、比較
例4では、全例において創傷の治癒は不完全で、抗炎症
作用については、ほとんどのマウスにおいてかなりの改
善を示していたが、実施例4のように十分なものではな
かった。
スにおいて創傷の完全治癒が認められ、また抗炎症作用
についても全例で有効と評価された。これに対し、比較
例4では、全例において創傷の治癒は不完全で、抗炎症
作用については、ほとんどのマウスにおいてかなりの改
善を示していたが、実施例4のように十分なものではな
かった。
【0022】以上のように、本発明の実施例である皮膚
化粧料においては、従来の比較例に比べ、優れた肌荒れ
症状の改善や皮膚の老化防止効果を有しており、また、
本発明の実施例である皮膚外用剤においても、従来の比
較例に比べ優れた創傷治療効果と抗炎症作用を有してい
た。
化粧料においては、従来の比較例に比べ、優れた肌荒れ
症状の改善や皮膚の老化防止効果を有しており、また、
本発明の実施例である皮膚外用剤においても、従来の比
較例に比べ優れた創傷治療効果と抗炎症作用を有してい
た。
【0023】さらに、本発明において有効成分として配
合するα-ヒドロキシ酢酸は、種々の形態の皮膚化粧料
や皮膚外用剤において安定であり、また、非常に活性が
高いため、微量を配合すれば良く、皮膚刺激等の好まし
くない影響や副作用が生じることはなかった。
合するα-ヒドロキシ酢酸は、種々の形態の皮膚化粧料
や皮膚外用剤において安定であり、また、非常に活性が
高いため、微量を配合すれば良く、皮膚刺激等の好まし
くない影響や副作用が生じることはなかった。
【0024】従って、本発明により、皮膚症状の改善,
皮膚の老化防止,創傷治療効果,抗炎症効果等に優れた
皮膚化粧料及び皮膚外用剤を提供することができた。
皮膚の老化防止,創傷治療効果,抗炎症効果等に優れた
皮膚化粧料及び皮膚外用剤を提供することができた。
【図1】α-ヒドロキシ酢酸の線維芽細胞の増殖に及ぼ
す影響を、濃度依存的に示した図である。
す影響を、濃度依存的に示した図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 α-ヒドロキシ酢酸を、真皮線維芽細胞
増殖剤として配合することを特徴とする、皮膚化粧料及
び皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30109091A JPH05112422A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 皮膚化粧料及び皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30109091A JPH05112422A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 皮膚化粧料及び皮膚外用剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05112422A true JPH05112422A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17892745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30109091A Pending JPH05112422A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 皮膚化粧料及び皮膚外用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05112422A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0812518A (ja) * | 1994-06-27 | 1996-01-16 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | 皮膚化粧料 |
JPH08104632A (ja) * | 1993-06-02 | 1996-04-23 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
JPH09301883A (ja) * | 1996-05-15 | 1997-11-25 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | ヒオウギ抽出物とα−ヒドロキシ酸を含有する細胞賦活剤とその応用 |
JPH09301884A (ja) * | 1996-05-15 | 1997-11-25 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | ヒオウギ抽出物及びα−ヒドロキシ酸を含有するテストステロン5α−リダクターゼ阻害剤とその応用 |
KR100292143B1 (ko) * | 1998-09-02 | 2001-07-12 | 김성우 | 글리콜산과 비타민c를 함유하는 화장용 조성물 |
WO2008096730A1 (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-14 | National University Corporation Nagoya University | 抗炎症剤及びその用途 |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP30109091A patent/JPH05112422A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08104632A (ja) * | 1993-06-02 | 1996-04-23 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
JPH0812518A (ja) * | 1994-06-27 | 1996-01-16 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | 皮膚化粧料 |
JPH09301883A (ja) * | 1996-05-15 | 1997-11-25 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | ヒオウギ抽出物とα−ヒドロキシ酸を含有する細胞賦活剤とその応用 |
JPH09301884A (ja) * | 1996-05-15 | 1997-11-25 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | ヒオウギ抽出物及びα−ヒドロキシ酸を含有するテストステロン5α−リダクターゼ阻害剤とその応用 |
KR100292143B1 (ko) * | 1998-09-02 | 2001-07-12 | 김성우 | 글리콜산과 비타민c를 함유하는 화장용 조성물 |
WO2008096730A1 (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-14 | National University Corporation Nagoya University | 抗炎症剤及びその用途 |
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