JPH051116U - ブースターケーブル - Google Patents

ブースターケーブル

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JPH051116U
JPH051116U JP5438591U JP5438591U JPH051116U JP H051116 U JPH051116 U JP H051116U JP 5438591 U JP5438591 U JP 5438591U JP 5438591 U JP5438591 U JP 5438591U JP H051116 U JPH051116 U JP H051116U
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JP
Japan
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cable
booster
parts
clip
clips
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Pending
Application number
JP5438591U
Other languages
English (en)
Inventor
機 加藤
光宏 加藤
Original Assignee
機 加藤
光宏 加藤
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Publication date
Application filed by 機 加藤, 光宏 加藤 filed Critical 機 加藤
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Publication of JPH051116U publication Critical patent/JPH051116U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブースターケーブルのショート事故、及び断
線事故を防止する。 【構成】 ブースターのケーブル部23を集束して一本
化し、且つ接続用クリップの取付位置を異ならせて、接
続用クリップ間の接触(ショート)を防止する。またケ
ーブル部23を複線化することによって、一部に断線が
生じてもブースターケーブルとしての使用が可能とな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車間のバッテリーの接続や充電等に用いられるブースターケーブ ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
一般的なブースターケーブルは、ケーブル部の両端に接続クリップを設けたも のでバッテリーのプラス用とマイナス用として二本一組で使用され、バッテリー への接続間違いが生じないよう赤,黒等2色に色分けされている。 前記のように二本1組で使用されるブースターケーブルは、二本とも同じ長さ で製造され、それぞれが独立しているため、二本の線がからんでしまったり、例 えばバッテリーの接続をやめて一方のバッテリーからブースターケーブルの各一 端のクリップをはずした際、このクリップが接触してしまうといった不慮のショ ートや更に収納する際に不便であるといった問題点があった。このため収納を容 易にするものとしては、実開昭61−174117号公報のように、両端を除い て二本の線を一体化すると共に復元力を付与すると云う提案があるが、常に収縮 方向に力が働いているため実用的でなく、且つクリップの接触によるショートが 一層起こり易くなってしまうといった不都合がある。
【0003】 また実公平3−8104号公報に示されるように、収納のためのホルダーも考 案されているが、ケーブルが絡まないようにするために収納用ホルダーを用いる よりも、ケーブルそのものに、からみを防止する機能があった方が良いことは明 白である。
【0004】 更にレースやラリー等の競技に於いては、ブースターケーブルは非常にラフに 取り扱われるため、ケーブル内の断線や接続不良によるケーブル抵抗の増大等が 生じ易いが、レース等に在ってこの様な事態は極力避ける必要があり、レース等 に使用されるブースターケーブルの信頼性向上は強く望まれている。 本考案は以上の問題点を鑑み、事故防止に優れ、収納に利便で、信頼性を向上 せしめたブースターケーブルを提供せんとしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本案に係るブースターケーブルは、プラス用とマイナス用のケーブル部を集束 すると共に、集束部分からの突出長さを異ならせて接続用クリップを設けてなる ことを特徴とするものである。 またプラス用とマイナス用の各ケーブル部の両端に接続クリップを設けてなる ブースターケーブルに於いて、各ケーブル部を複数本の絶縁被覆ケーブル部とす ると共に、全ケーブル部を集束してなることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
二本のケーブル部が両端部分以外では一本に集束されているから、ケーブル部 がからむことなく、また使用しない時の収納も容易となる。また、二本のケーブ ル部の集束部分からの突出長さを変えて接続用クリップを連結しているため、ブ ースターケーブルの一端をバッテリーからはずしている時にクリップの接触を抑 止できる。 またケーブル部のケーブル部を複数にすると、一本が断線したとしてもブース ターケーブルとして使用が可能である。
【0007】
【実施例】
図1、図2は本考案の一実施例を示すもので、図2は図1の断面図である。図 中、1A,1B,1C,1Dはワニ口クリップ(接続用クリップ)であり、ワニ 口クリップ1Aと1Bがケーブル部2で、ワニ口クリップ1Cと1Dがケーブル 部3で、それぞれ接続されている。ワニ口クリップ1A〜1Dは従来より用いら れているもので、ゴム等の絶縁体からなる握り部11を導電部12に装着したも のである。 上記ケーブル部2,3は両端部分以外を被覆材たる集束チューブ4に収納され ており、この集束チューブ4の両端部はゴムやテープ等による締めつけ部材5に より、二本のケーブル部2,3を異方向に引っ張った時に集束チューブ4が切れ たり塑性変形したりすることを防いでいる。各ケーブル部2,3は集束チューブ 4内で更に2分割されており、図2のようにケーブル部2は導線21と導線22 とに分割されると共に、各々絶縁体23、絶縁体24で被覆されており、ケーブ ル部3も同様に導線31,導線32に分割され、各々絶縁体33、絶縁体34で 被覆されている。
【0008】 なお、この実施例では集束チューブ4の端からケーブル部2,3が現出する分 岐点aからワニ口クリップ1A,1Bまでの長さをそれぞれ30cm、分岐点a からワニ口クリップ1C,1Dまでの長さをそれぞれ40cmとし、ケーブル部 2を赤色の、ケーブル部3を青色の、それぞれの絶縁材で被覆している。 この実施例によれば、二本のケーブル部2,3が両端部分を除いて集束チュー ブ4に収納したので、二本のケーブル部2,3が絡むことなく恰も一本のケーブ ルのように扱うことができ、使用しないときの収納も容易となる。 また、分岐点aからワニ口クリップ1Aと1C及びワニ口クリップ1Bと1D までの長さを変えたので、ワニ口クリップ1Aと1C及びワニ口クリップ1Bと 1Dの導電部11同士が接触するショートを抑止することができる。 更にケーブル部2及び3をそれぞれを、集束チューブ4内で二本の導線21, 22及び31,32に分割したので、各導線21,22,31,32を大きな径 とすれば、大容量用のブースターケーブルとして非常に適したものとなり、また 万一いずれかの導線に断線が生じた場合にも、他の一本が正常であれば使用でき るという利点がある。
【0009】 尚、この実施例ではケーブル部2,3をそれぞれ更に二分割したものを示した が、図3に示すように、分割せずにケーブル部2,3をそのまま集束チューブ4 に収納しても良いことはもちろんである。 またケーブル部2,3は、両端部分を除く全てが集束チューブ4に収納されて いる必要はなく、部分的に収納されていなくとも、二本のケーブル部が絡むこと なく使用でき得る程度であれば充分である。また分岐点aからワニ口クリップ1 A〜1Dまでの長さも、用途に応じて決定されるものであって、隣り合うクリッ プの導電部分の接触を抑止し得る程度に設定されていれば充分である。更にこの 実施例において示したワニ口クリップ以外のものを用いても本考案による作用効 果は変わらないことは言うに及ばず、被覆材たる集束チューブの材料も可撓性で あればよい。
【0010】
【考案の効果】
以上のように本考案は、ケーブル部を集束して且つ接続クリップの位置をずら したもので、接続クリップの他方電極クリップへの接触による短絡事故を未然に 防止でき、而も収納、使用に便利である利点を有しており、また特に集束ケーブ ル部を並列複線化することで、一線の断線事故が生じてもケーブルの使用が可能 となり利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を一部省略した全体斜視図
【図2】ケーブル部の断面図
【図3】他の実施例のケーブル部の断面図
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D ワニ口クリップ(接続用クリ
ップ) 11 握り部 12 導電部 2,3 ケーブル部 21,22,31,32 導線部 23,24,33,34 絶縁体 4 集束チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加藤 光宏 新潟県南魚沼郡大和町大字浦佐4546番地の 1

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラス用とマイナス用のケーブル部を集
    束すると共に、集束部分からの突出長さを異ならせて接
    続用クリップを設けてなることを特徴とするブースター
    ケーブル。
  2. 【請求項2】 プラス用とマイナス用の各ケーブル部の
    両端に接続クリップを設けてなるブースターケーブルに
    於いて、各ケーブル部を複数本の絶縁被覆ケーブル部と
    すると共に、全ケーブル部を集束してなることを特徴と
    するブースターケーブル。
JP5438591U 1991-06-18 1991-06-18 ブースターケーブル Pending JPH051116U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5438591U JPH051116U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 ブースターケーブル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5438591U JPH051116U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 ブースターケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051116U true JPH051116U (ja) 1993-01-08

Family

ID=12969220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5438591U Pending JPH051116U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 ブースターケーブル

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JP (1) JPH051116U (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146993B2 (ja) * 1973-07-31 1976-12-11
JPS55105750A (en) * 1979-02-08 1980-08-13 Nec Corp Microprogram control unit
JPS5626252U (ja) * 1980-07-17 1981-03-11
JPS5729010B2 (ja) * 1978-06-13 1982-06-19

Patent Citations (4)

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