JPH05111556A - ゴルフパター - Google Patents
ゴルフパターInfo
- Publication number
- JPH05111556A JPH05111556A JP3297841A JP29784191A JPH05111556A JP H05111556 A JPH05111556 A JP H05111556A JP 3297841 A JP3297841 A JP 3297841A JP 29784191 A JP29784191 A JP 29784191A JP H05111556 A JPH05111556 A JP H05111556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casting
- head
- remainder
- limiting
- based alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 形状設計の多様で、高強度、高靱性特性を有
した比較的安価なＡｇ製ゴルフパターを提供する。 【構成】 Ｃｕ20〜30％、Ｎｉ 0.2〜 1.5％、残部Ａｇ
のＡｇ合金からなるヘッドを有したゴルフパター。
した比較的安価なＡｇ製ゴルフパターを提供する。 【構成】 Ｃｕ20〜30％、Ｎｉ 0.2〜 1.5％、残部Ａｇ
のＡｇ合金からなるヘッドを有したゴルフパター。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフパターの改良に係
り、特に形状設計の多様なゴルフパターに関するもので
ある。
り、特に形状設計の多様なゴルフパターに関するもので
ある。
【０００２】
【従来技術とその課題】従来のゴルフパターには、ヘッ
ド部が貴金属例えば、Ａｇ、ＡｇＣｕ 7.5％からなるゴ
ルフパターがあった。貴金属特有の材料特性が有効に生
かされ実践用としても人気を博していた。
ド部が貴金属例えば、Ａｇ、ＡｇＣｕ 7.5％からなるゴ
ルフパターがあった。貴金属特有の材料特性が有効に生
かされ実践用としても人気を博していた。
【０００３】一方、これらのゴルフパターは、Ａｇのも
つ特性を生かしてスイートスポットを一点に絞り、バラ
ンスの取り易い安定したスイングのできるデザインに仕
上げられている反面、形状設計の点から更にデザインの
多様化が要望されていた。即ち従来のＡｇ、ＡｇＣｕ
7.5％からなるヘッドにおいては、材料の柔軟性からネ
ックを更に細く、変化に富んだデザインとするには制約
があったもので、またＡｇの含有量が多いことから高価
であったという課題があった。
つ特性を生かしてスイートスポットを一点に絞り、バラ
ンスの取り易い安定したスイングのできるデザインに仕
上げられている反面、形状設計の点から更にデザインの
多様化が要望されていた。即ち従来のＡｇ、ＡｇＣｕ
7.5％からなるヘッドにおいては、材料の柔軟性からネ
ックを更に細く、変化に富んだデザインとするには制約
があったもので、またＡｇの含有量が多いことから高価
であったという課題があった。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、上記課題を解決すべくなされ
たもので、形状設計の多様で、高強度高靱性特性を有し
た比較的安価なＡｇ製ゴルフパターを提供するものであ
る。
たもので、形状設計の多様で、高強度高靱性特性を有し
た比較的安価なＡｇ製ゴルフパターを提供するものであ
る。
【０００５】
【発明の構成】上記課題を解決する為の本発明のゴルフ
パターは、Ｃｕ20〜30％、Ｎｉ 0.2〜1.5％、残部Ａｇ
のＡｇ合金からなるヘッドを有したことを特徴とするも
のである。
パターは、Ｃｕ20〜30％、Ｎｉ 0.2〜1.5％、残部Ａｇ
のＡｇ合金からなるヘッドを有したことを特徴とするも
のである。
【０００６】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、Ｃ
ｕ、Ｎｉにより高強度、高靱性の特性向上及びＡｇの低
減によるコスト低減さらにキャスト時の鋳造性、湯流れ
を効果的に制御改善できるものである。特に、ヘッドの
製作におけるロストワックス等のキャスト方式において
は、鋳造後の加工率等の加工方法の要因よりも、特に成
分組成に依存して材料特性が左右されるもので、Ａｇ、
Ｃｕ、Ｎｉでの本願発明の限定により目的が達成される
ものである。Ｃｕが20％未満だとコストダウンへの効果
が少なく、30％を超えるとＡｇ製としての品位が保てな
くなり、また、Ａｇ系特有の銀白色が損なわれ赤味がか
った色となる。またＮｉが 0.2％未満だと、高強度、高
靱性の特性向上に効果が弱く、 1.5％を超えると硬くな
りすぎてスイートスポットがひろがる等実践用のパター
として使いにくくなるものである。
ｕ、Ｎｉにより高強度、高靱性の特性向上及びＡｇの低
減によるコスト低減さらにキャスト時の鋳造性、湯流れ
を効果的に制御改善できるものである。特に、ヘッドの
製作におけるロストワックス等のキャスト方式において
は、鋳造後の加工率等の加工方法の要因よりも、特に成
分組成に依存して材料特性が左右されるもので、Ａｇ、
Ｃｕ、Ｎｉでの本願発明の限定により目的が達成される
ものである。Ｃｕが20％未満だとコストダウンへの効果
が少なく、30％を超えるとＡｇ製としての品位が保てな
くなり、また、Ａｇ系特有の銀白色が損なわれ赤味がか
った色となる。またＮｉが 0.2％未満だと、高強度、高
靱性の特性向上に効果が弱く、 1.5％を超えると硬くな
りすぎてスイートスポットがひろがる等実践用のパター
として使いにくくなるものである。
【０００７】
【実施例】実施例として、材質Ｃｕ24.5％Ｎｉ 0.5％、
残部ＡｇのＡｇ合金でキャスト方式（ロストワックス）
にて図１に示す如くヘッド１を製作した。ネック部２は
外径８mmとし、くの字状に屈曲させた形状設計にて行っ
たが、実用評価後も十分実践に供するもので色合いは、
銀白色で、高強度、高靱性特性を有した優れたパターで
あった。
残部ＡｇのＡｇ合金でキャスト方式（ロストワックス）
にて図１に示す如くヘッド１を製作した。ネック部２は
外径８mmとし、くの字状に屈曲させた形状設計にて行っ
たが、実用評価後も十分実践に供するもので色合いは、
銀白色で、高強度、高靱性特性を有した優れたパターで
あった。
【０００８】一方、従来例として材質ＡｇＣｕ 7.5％の
Ａｇ合金にて同様にして図２に示す如くヘッド３を製作
した。ネック部４は外径10mmとし、ストレート状の形状
設計にて行った。各々硬さ（ビッカース硬さ）を測定し
たところ、実施例においてはＨｖ130 、従来例において
はＨｖ60であった。
Ａｇ合金にて同様にして図２に示す如くヘッド３を製作
した。ネック部４は外径10mmとし、ストレート状の形状
設計にて行った。各々硬さ（ビッカース硬さ）を測定し
たところ、実施例においてはＨｖ130 、従来例において
はＨｖ60であった。
【０００９】
【発明の効果】以上のように、本発明のＣｕ20〜30％、
Ｎｉ 0.2〜 1.5％、残部ＡｇのＡｇ合金からなるヘッド
を有したゴルフパターにおいては、Ｃｕ、Ｎｉにより高
強度、高靱性の特性向上及びＡｇの低減によるコスト低
減さらにキャスト時の鋳造性、湯流れの効果的な制御改
善により、形状設計の多様な、高強度、高靱性特性を有
した比較的安価なＡｇ製ゴルフパターが得られるもので
ある。また実践用としてスイートスポットが一点に絞ら
れ、バランスの取り易い安定したスイングのできるデザ
インが可能でロングパッドでもカップインが狙えるパタ
ーとなり、さらに銀特有の柔らかい味のある銀白色であ
り、しかも高硬度であることから耐摩耗性が良好で、ボ
ールをヒットするフェース面及びクラブヘッド同士のぶ
つかることによる傷等を防止できる等の優れた効果を有
するものである。
Ｎｉ 0.2〜 1.5％、残部ＡｇのＡｇ合金からなるヘッド
を有したゴルフパターにおいては、Ｃｕ、Ｎｉにより高
強度、高靱性の特性向上及びＡｇの低減によるコスト低
減さらにキャスト時の鋳造性、湯流れの効果的な制御改
善により、形状設計の多様な、高強度、高靱性特性を有
した比較的安価なＡｇ製ゴルフパターが得られるもので
ある。また実践用としてスイートスポットが一点に絞ら
れ、バランスの取り易い安定したスイングのできるデザ
インが可能でロングパッドでもカップインが狙えるパタ
ーとなり、さらに銀特有の柔らかい味のある銀白色であ
り、しかも高硬度であることから耐摩耗性が良好で、ボ
ールをヒットするフェース面及びクラブヘッド同士のぶ
つかることによる傷等を防止できる等の優れた効果を有
するものである。
【図１】本発明の一実施例のクラブヘッドを示す図であ
る。
る。
【図２】従来のクラブヘッドを示す図である。
１ クラブヘッド ２ ネック部
Claims (1)
- 【請求項１】 Ｃｕ20〜30％、Ｎｉ 0.2〜 1.5％、残部
ＡｇのＡｇ合金からなるヘッドを有したゴルフパター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3297841A JPH05111556A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ゴルフパター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3297841A JPH05111556A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ゴルフパター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111556A true JPH05111556A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17851847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3297841A Pending JPH05111556A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ゴルフパター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05111556A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1308189A1 (en) * | 2001-10-30 | 2003-05-07 | San Lorenzo S.r.l. | Golf club |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP3297841A patent/JPH05111556A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1308189A1 (en) * | 2001-10-30 | 2003-05-07 | San Lorenzo S.r.l. | Golf club |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100908469B1 (ko) | 고밀도 인서트를 구비한 퍼터 클럽 헤드를 위한 방법 및장치 | |
| US10207162B2 (en) | Co-forged golf club head and method of manufacture | |
| JP3111162B2 (ja) | アイアンクラブヘッド | |
| US20040002395A1 (en) | Bridge weight for metal wood golf club | |
| JPH03272781A (ja) | ゴルフクラブセット | |
| JPH05111556A (ja) | ゴルフパター | |
| JPH0999121A (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
| JP3117935B2 (ja) | アイアンクラブヘッド | |
| JPH0626630B2 (ja) | ゴルフクラブ用ヘッド | |
| JPS60241466A (ja) | ゴルフクラブの金属ヘツド | |
| JP2007275622A (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
| JPH05115584A (ja) | ゴルフパター | |
| JPH05111557A (ja) | ゴルフパター | |
| JPH09164230A (ja) | パターヘッド | |
| JP3143588B2 (ja) | パターヘッド | |
| JPH1076029A (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
| JP2003183758A (ja) | タングステンを使用したスポーツ用品とその製法 | |
| JPH05111554A (ja) | ゴルフクラブのヘツド | |
| JPH0235320Y2 (ja) | ||
| JP3059798U (ja) | ゴルフクラブ・ヘッド | |
| JP2009046767A (ja) | タングステンを使用したスポーツ用品とその製法 | |
| JPH05184697A (ja) | ゴルフパター | |
| JP3086319B2 (ja) | ゴルフクラブヘッドの製造方法 | |
| KR100419245B1 (ko) | 골프클럽헤드 및 그 제조방법 | |
| JP2002088424A (ja) | ゴルフクラブ及びゴルフクラブ用金属材料 |