JPH0511087U - 光フアイバー検出用ヘツド - Google Patents

光フアイバー検出用ヘツド

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JPH0511087U
JPH0511087U JP6451191U JP6451191U JPH0511087U JP H0511087 U JPH0511087 U JP H0511087U JP 6451191 U JP6451191 U JP 6451191U JP 6451191 U JP6451191 U JP 6451191U JP H0511087 U JPH0511087 U JP H0511087U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光フアイバーを検出端部側で簡単に保持固定
することができる光フアイバー検出用ヘツドを提供す
る。 【構成】 筒体10に係合凹部10gと第1の傾斜面1
3を設け、リング体15に係合片15h、つまみ15
i、係合突部15f及び第2の傾斜面16を設け、係合
凹部10gと係合片15hの係合で、傾斜面13,16
が互いに圧接し係合突部15fが光フアイバー3の外周
に食い込んで、保持固定が行なわれ、つまみ15iの操
作で保持固定が解除されるように構成する。 【効果】 ワンタツチで簡単に装着とその解除ができ、
部品交換を無駄なく行ない、製造コストも低減できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は光フアイバー検出用ヘツドに係り、特に、光フアイバーの検出端部で 保持固定する光フアイバー検出用ヘツドに関する。
【0002】
【従来の技術】
光フアイバーの検出端からの出射光を被検出体で反射あるいは透過させ、これ を光センサで受光するようにしたフアイバー式光電センサが広く使用されている 。
【0003】 図13ないし図15は、それぞれ従来提案されている光フアイバーの検出用ヘ ツドの構成を示す説明図であり、図16ないし図18はこれら従来の光フアイバ ー検出用ヘツドを一般的に説明する説明図である。
【0004】 図13は従来の光フアイバー式光電センサの光フアイバー検出用ヘツドの構成 を示す説明図であり、この図13において1は筒体で、筒体1にはNiメツキを 施し黄銅製の軸芯を中心に2段状の挿通孔2が形成され、この挿通孔2には筒体 1の先端側に段部1aが形成されている。また筒体1の外周には外径の異なる2 種類のネジが切られていて、筒体1を取り付け部材にねじ込み固定する等してい る。
【0005】 この筒体1の挿通孔2には光フアイバー3が挿入され、挿通孔2の内面に接着 剤Pが塗布されて固着される。光フアイバー3の先端部分でポリエチレンの被覆 部3aが除去されてフアイバー部3cが露出され、被覆部3aの除去端面を挿通 孔2の段部2aに当接させて、光フアイバー3は筒体1に固定されている。そし て、光フアイバー3のフアイバー部3cの一端、つまり検出端面3bが、接着剤 Pの硬化乾燥後に研磨され、検出端面3aに塵埃などが付着しにくく汚れ難い状 態に処理されている。
【0006】 また、微小物体を検出するために微小径の光スポツトを使用する場合には、光 フアイバー3からの出射光を絞る必要がある。この場合には、直径が0.5mm 程度の細径光フアイバーを使用するか、或いは図15に示すように筒体1に光フ アイバーの端面部分を覆う遮蔽板1dが一体に形成され、この遮蔽板1dに所定 の微細径のピンホール5を設けてある。
【0007】 ところで一般には図17に示すように、光フアイバー3のフアイバー部3cの 検出端面3bからは、軸芯に対してほぼ60°の開き角で光が放出されるので、 この光を長距離位置まで伝送して検出を行なう場合には、図14に示すように筒 体1の先端部に長距離検出用レンズアタツチメント7をねじ込んで使用する。こ のアタツチメント7は図18に示すように、筒状に形成されていてその先端には 凸レンズ8がかしめ固定されている。
【0008】 このようにして、従来の保持構造によると、光フアイバー3を検出端部側で筒 体1に接着剤Pにより保持固定し、必要に応じてピンホール5aを設けた筒体1 を使用し、或いは凸レンズ8が固定されたアタチメント7を取り付けることによ り、微小物体の検出や長距離位置の物体の検出を行なつていた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
前述の従来技術では、筒体1の挿通孔2に挿通した光フアイバー3を接着剤P で筒体1に固定しているので、固定の作業が煩雑で接着剤Pの固化にも長時間を 要する。また、接着剤Pによる固定なので、光フアイバー3と筒体1の一方のみ が損傷した場合でも、光フアイバー3と筒体1の両方を交換することになり、維 持コストの面で不利であつた。
【0010】 また、接着剤Pによる固定のために、検出端部側で光フアイバー3の長さ調整 ができず、セツテイング時の長さ調整が不便であつた。即ち、従来の構造では図 16に示すように、接着剤Pで固定されている検出端部側で光フアイバー3の長 さ調整はできないので、光フアイバー3の他端が接続されている本体6側で、チ ヤツク或いはねじ止めを解除し、光フアイバー3を所定長に切断し再度チヤツク 或いはねじ止めを行なう必要があつた。また、光フアイバー3のフアイバー部3 cの検出端面3bに対する研磨は、数種のサンドペーパとバフを使用し研磨処理 を繰り返す煩雑な工程が必要で、作業コスト上でも問題があつた。
【0011】 また、微小物体を検出するために細径の光フアイバーを使用すると、光フアイ バーが損傷し易く、また、からまり易くなるためにその取り扱いが煩雑となる。 また、図15に示すピンホール5を設けた構造では、先端部のピンホール5に塵 埃などが詰まつて光の出射特性が劣化することがあつた。
【0012】 また、図14及び図18に示す凸レンズ8が固定されたアタチメント7では、 アタチメント7のかしめ不良で凸レンズ8ががたついたり、かしめ力が強すぎて 凸レンズ8に傷を付け或いは割つてしまうこともあつた。
【0013】 本考案は前記従来技術の課題に鑑み、これを解消すべくなされたもので、その 目的は、光フアイバーの検出端部に、接着剤を使用することなく、筒体を取外自 在とした光フアイバー検出用ヘツドを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、先端側の光出射部と係合部とを具備す る筒体に、光フアイバーが挿通され、かつ該光フアイバーに前記筒体の後端側か らロツク用係合片を具有するリング体が挿入され、前記係合部に前記ロツク用係 合片が係合して前記筒体が前記光フアイバーを固定保持し、前記筒体は後端側内 周面に軸芯方向に形成された第1の傾斜面を具備し、前記リング体は前記軸芯方 向に形成された第2の傾斜面、並びに内周面の係合突部及び外周面のつまみを具 備し、前記保持固定状態では、前記第2の傾斜面が前記第1の傾斜面により押圧 され且つ前記係合突部が前記光フアイバーの外周に食い込んで、前記筒体が前記 光フアイバーを保持固定し、一方、前記つまみを操作することにより前記ロツク 用係合片が前記軸芯側に移動して、前記ロツク用係合片と前記係合部との係合を 解除するようにした構成にしてある。
【0015】
【作用】
前記手段により、光フアイバーを筒体に挿通し、筒体の先端側に光フアイバー の検出端部を位置させ、光フアイバーを挿通したリング体の分割片を、筒体の後 端側から筒体内に挿入すると、筒体の第1の傾斜面とリング体の第2の傾斜面と が当接する。さらにリング体の挿入を進めると、リング体の外周面に設けられた 係合片が、筒体の係合部と係合することにより筒体による光フアイバーの保持固 定が行なわれ、同時に、リング体の係合突部が光フアイバーの外周に食い込んだ 状態で筒体に光フアイバーが安定に固定される。この固定状態で光フアイバーの 検出端部からの出射光は、出射される。
【0016】 光フアイバーの交換などのために、筒体から光フアイバーを取り外すには、リ ング体に設けられたつまみを操作すると、係合突片が軸芯側に移動して筒体によ る光フアイバーの保持固定が解除される。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の実施例をすでに説明した図13ないし図18と同一部分に同一 符号を付した図1ないし図12を参照して説明する。先ず、図1ないし図4を参 照して第1の実施例について説明するが、図1は第1の実施例の全体説明図、図 2は第1の実施例の要部の説明図、図3は第1の実施例の他の要部の説明図、図 4(a)ないし(c)は図3のA−A断面で示す第1の実施例の保持固定動作の 説明図である。
【0018】 図1及び図4に示すように、第1の実施例では筒体10の後端部側の内周面に 開口端部側に向かつて軸芯から離れる方向に第1の傾斜面13が形成され、この 傾斜面13の開口端部側に係止突片10fを形成して係合凹部10gが形成され ている。15はリング体で、リング体15は光フアイバー3が挿通され筒体10 の後端側から筒体10に挿入され、このリング体15の挿入先端部は分割片15 aに4分割されている。リング体15の各分割片15aの内周面の先端には、係 合突部15fが設けられ、リング体15の各分割片15aの外周には第2の傾斜 面16が形成されている。また、リング体15の分割片15aに並設してロツク 用係合片15hが形成され、この係合片15h外面に、つまみ15iが突設され ている。このつまみ15iの押し込み操作によつて、図4の(b)に示すように 、係合片15hは軸芯に近付く方向に押し曲げられる。図4の(c)は結合され た状態で、係止突片10fが、第1の傾斜面13及び第2の傾斜面16の作用に より光フアイバー3の被覆部3aの外周に食い込んで固定している。
【0019】 この第1の実施例では、筒体10の先端部の検出部は開放面となつていて、筒 体10に保持固定される光フアイバー3の検出端面3bからの光が、直接外部に 出射されるようになつている。そこで、筒体10の先端部の外周に形成されてい るネジに、例えば光学部品などを設けたアタチメントをねじ込み固定することに より、所望の用途、例えば長距離検出等に対応することができる。
【0020】 このような構成の第1の実施例では光フアイバー3を保持固定させるのに、光 フアイバー3の先端部のみで被覆部3aを除去し、光フアイバー3を筒体10の 挿通孔12に被覆部3aの除去端面が段部12aに当接する位置まで挿入する。 次いで、図4の(a)に示すように、光フアイバー3が挿通されたリング体15 の分割片15aを、後端側から筒体10内に挿入して行く。この挿入を進めると 、図4の(b)に示すようにロツク用係合片15hが筒体10の係合凹部10g 内に入り込み、筒体10の第1の傾斜面13とリング体15の第2の傾斜面16 とが当接する。そして、図4の(c)に示すように、ロツク用係合片15hが係 止突片10fと係止してロツク用係合片15hが係合凹部10gと係合状態とな るとともに、傾斜面16が傾斜面13により押圧されて、係合突部15fが光フ アイバー3の被覆部3aに食い込み、光フアイバー3と筒体10は安定に保持固 定される。この状態で、光フアイバー3の検出端面3bを研磨することにより、 塵埃などが付着しにくく汚れ難い状態に処理して光フアイバー3の発光動作を行 なわせる。
【0021】 また、損傷した光フアイバー3の交換や損傷した筒体10の交換のために、筒 体10から光フアイバー3を取り外す場合は、つまみ15iを押し込むとロツク 用係合片15hと係止突片10fの係止が解除するので、つまみ15iを押し込 みながらリング体15を筒体10から離れる方向に移動させると、光フアイバー 3と筒体10とは簡単に取り外される。尚、10rはかしめ時における逃げ用隙 間である。
【0022】 このように第1の実施例によると筒体10への光フアイバー3の保持固定がワ ンタツチで簡単にでき、短時間で低作業コストでの組立が可能になる。また、光 フアイバー3と筒体10の一方が損傷して交換する場合には、つまみ15iを押 し込み操作して簡単に筒体10から、光フアイバー3を取り外すことができ、損 傷した部品のみを交換して無駄のない部品利用を実現することができる。
【0023】 図5及び図6は第2の実施例を説明する図で、図5は第2の実施例の全体構成 を示す説明図、図6は第2の実施例の要部の構成を示す斜視図である。図6に示 すように、第2の実施例では筒体10に形成される挿通孔12には、第1の実施 例のような段部12aは形成されず同一径で挿通孔12が形成されている。第2 の実施例では、筒体10の先端に爪片21が形成され、この爪片21に係合する 爪片22を備えたキヤツプ20が、筒体10に取り付けられて光出射部を構成し ている。図6に示すように、キヤツプ20の一端は軸芯方向に四個の係合片20 aに分割され、各係合片20aの端部には爪片22が形成されている。このキヤ ツプ20は、その爪片22が筒体10の爪片21に係合されて、筒体10に係合 固定されている。また、第2の実施例では筒体10に保持固定された光フアイバ ー3の検出端面3bと対向するキヤツプ20の内面との間には、光フアイバー3 のフアイバー部3cの屈折率に近い屈折率を持つシリコンオイルなどのマツチン グオイルMが充填されている。
【0024】 第2の実施例のその他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施例と同様で ある。
【0025】 このような構成の第2の実施例では、所定長に切断された光フアイバー3は切 断面が、マツチングオイルMを介してキヤツプ20の内周面と当接する位置まで 、筒体1の挿通孔2内に挿入され、その位置ですでに説明した第1の実施例と同 様にして光フアイバー3は筒体10に保持固定される。
【0026】 第2の実施例では、光フアイバー3は検出端面を切断したままの状態で被覆部 3aを除去せずに筒体10に装着され、切断面とキヤツプ20間に充填されるマ ツチングオイルMによつて、切断面は物理的に平坦面と等価になる。このために 、光フアイバー3を所定長に切断したままの状態で装着でき、切断面の研磨も必 要なく光フアイバー3を簡単に筒体10に保持固定することができ、キヤツプ2 0は表面が滑らかで塵埃などが付着することもない。従つて第2の実施例では、 光フアイバー3の長さの調整や光フアイバーの交換は、現場でつまみ15iを操 作して筒体10から光フアイバー3を取り外して極めて簡単に行なうことができ 、研磨が不要なので作業コストも低減できる。
【0027】 図7は第3の実施例を説明する図で、図7は第3の実施例の全体構成を示す説 明図である。
【0028】 第3の実施例でもすでに説明した第2の実施例の場合と同様に、筒体10の先 端に爪片21が形成され、この爪片21に係合する爪片22を備えたキヤツプ2 0Aが、筒体10に取り付けられて検出ヘツドを構成している。キヤツプ20A の一端は軸芯方向に四個の係合片20aに分割され、各係合片20aの端部に前 記爪片22が形成され、キヤツプ20Aの内面には、ピンホール5が設けられた 遮光板27が収納されている。このキヤツプ20Aが、爪片22を筒体10の爪 片21に係合させて、筒体10に係合固定されている。また、第3の実施例でも 筒体10に保持固定された光フアイバー3の検出端面3bと対向するキヤツプ2 0Aの内面間には、光フアイバー3のフアイバー3cの屈折率に近い屈折率を持 つシリコンオイルなどのマツチングオイルMが充填されている。このような構成 の第3の実施例では、細径の光フアイバー3を使用しなくてもピンホール5で光 径を絞つて、微小物体の検出を行なうことが可能になる。
【0029】 第3の実施例のその他の部分の構成、動作及び効果はすでに説明した第2の実 施例と同様である。
【0030】 図8及び図9は第4の実施例を説明する図で、図8は第4の実施例の全体構成 を示す説明図、図9は第4の実施例の光の集束状態の説明図である。
【0031】 第4の実施例ではすでに説明した第2の実施例の場合と同様に、筒体10の先 端に爪片21が形成され、この爪片21に係合する爪片22を備えたキヤツプ2 0Bが、筒体10に取り付けられて検出ヘツドを構成している。キヤツプ20B の一端は軸芯方向に4個の係合片20aに分割され、各係合片20aの端部には 爪片22が形成され、キヤツプ20Bの他端には、光フアイバー3側が平面で端 部側が凸面のレンズ30が一体に形成されている。このキヤツプ20Bが、爪片 22を筒体10の爪片21に係合させて、筒体10に係合固定されている。また 、第4の実施例では筒体10に保持固定された光フアイバー3の光放出面3bと 対向するキヤツプ20Bの内面間には、光フアイバー3のフアイバー部3cの屈 折率に近い屈折率を持つシリコンオイルなどのマツチングオイルMが充填されて いる。
【0032】 このような構成の第4の実施例では、図9に示すように光フアイバー3の検出 面3bから放出される光を集束して、θを30度より小さくすることにより、遠 距離にある物体に照射しての検出を行なうことが可能になる。レンズ30がキヤ ツプ20Bに一体に形成されているので、従来のようにレンズにガタが生じたり 、かしめでレンズが傷付くこともない。
【0033】 第4の実施例のその他の部分の構成、動作及び効果はすでに説明した第2の実 施例と同一である。
【0034】 図10ないし図12は第5の実施例を説明する図で、図10は第5の実施例の 全体説明図、図11は図10の部分断面図、図12は第5の実施例のマツチング オイル使用の説明図である。
【0035】 第5の実施例は、すでに説明した第4の実施例に対してキヤツプ20Cに第4 の実施例とは異なるレンズが形成されている。即ち、図11に示すように第5の 実施例のレンズ32は、キヤツプ20Cの内、外共に凸面となつており、また、 キヤツプ20Cの内周には段部33が形成されている。第5の実施例でマツチン グオイルMを使用する場合は、図12に示すように段部33位置に透光板35を 配置しこの透光板35と光フアイバー3の光検出端面3b間にシリコンオイルな どのマツチングオイルMを充填し、マツチングオイルMを均一に配設し且つその 変形をなくして、レンズ32の光学特性の変動を防止する。
【0036】 このように構成することにより、第4の実施例よりも、さらに遠距離にある物 体に照射しての検出を行うことが可能になる。レンズ32がキヤツプ20cに一 体に形成されているので、従来のように、レンズにガタが生じたり、かしめでレ ンズが傷つくこともない。
【0037】 第5の実施例のその他の部分の構成、動作及び効果はすでに説明した第2の実 施例と同一である。
【0038】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、簡単なワンタツチ操作で前記筒体の第1の 傾斜面と前記リング体の第2の傾斜面とを互いに対接させ、且つ前記リング体の 係合突部を前記光フアイバーに食い込ませて、前記筒体に前記光フアイバーを安 定に保持固定することができ、またつまみを操作することにより、係合片と係合 部との係合を外して、前記保持固定を簡単に解除することができる。このように 接着剤を使用せず、且つ装着及びその解除がワンタツチで簡単に行なえるので、 光フアイバー或いは筒体の一方が損傷した時に、損傷部品のみを交換し、部品の 無駄な廃棄を防止し維持コストを低減することが可能になり、さらに保持構造自 体の製造コストをも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の全体構成を示す説明図
である。
【図2】本考案の第1の実施例の要部の構成を示す斜視
図である。
【図3】本考案の第1の実施例の他の要部の構成を示す
斜視図である。
【図4】本考案の第1の実施例の保持固定動作の説明図
である。
【図5】本考案の第2の実施例の全体構成を示す説明図
である。
【図6】本考案の第2の実施例の要部の構成を示す斜視
図である。
【図7】本考案の第3の実施例の全体構成を示す説明図
である。
【図8】本考案の第4の実施例の全体構成を示す説明図
である。
【図9】本考案の第4の実施例の動作を示す説明図であ
る。
【図10】本考案の第5の実施例の全体構成を示す説明
図である。
【図11】図10のキヤツプの断面図である。
【図12】本考案の第5の実施例のマツチングオイル充
填の説明図である。
【図13】従来の第1の保持構造の全体構成を示す説明
図である。
【図14】従来の第2の保持構造の全体構成を示す説明
図である。
【図15】従来の第3の保持構造の要部の構成を示す説
明図である。
【図16】従来の光フアイバーの長さ調整の説明図であ
る。
【図17】光フアイバーからの光の放出の説明図であ
る。
【図18】図14の要部の説明図である。
【符号の説明】
10 筒体 10f 係止片 10g 係合凹部 3 光フアイバー 3a 被覆部 3b 検出端面 3c フアイバー部 5 ピンホール 13 第1の傾斜面 15 リング体 15f 係合突部 15h 係合片 15i つまみ 16 第2の傾斜面 20,20A,20B,20C キヤツプ 30,32 レンズ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側の光出射部と係合部とを具備する
    筒体に、光フアイバーが挿通され、かつ該光フアイバー
    に前記筒体の後端側からロツク用係合片を具有するリン
    グ体が挿入され、前記係合部に前記ロツク用係合片が係
    合して前記筒体が前記光フアイバーを固定保持し、前記
    筒体は後端側内周面に軸芯方向に形成された第1の傾斜
    面を具備し、前記リング体は前記軸芯方向に形成された
    第2の傾斜面、並びに内周面の係合突部及び外周面のつ
    まみを具備し、前記保持固定状態では、前記第2の傾斜
    面が前記第1の傾斜面により押圧され且つ前記係合突部
    が前記光フアイバーの外周に食い込んで、前記筒体が前
    記光フアイバーを保持固定し、一方、前記つまみを操作
    することにより前記ロツク用係合片が前記軸芯側に移動
    して、前記ロツク用係合片と前記係合部との係合を解除
    するようにしたことを特徴とする光フアイバー検出用ヘ
    ツド。
  2. 【請求項2】 光放出部が、光フアイバーの一端側を覆
    つて取り付けられる透明なキヤツプであることを特徴と
    する請求項1に記載の光フアイバー検出用ヘツド。
  3. 【請求項3】 前記キヤツプに、レンズ部を形成してい
    ることを特徴とする請求項2に記載の光フアイバー検出
    用ヘツド。
  4. 【請求項4】 前記キヤツプと光フアイバーの一端側と
    の間に、ピンホールを形成した絞り板を介在させたこと
    を特徴とする請求項2に記載の光フアイバー検出用ヘツ
    ド。
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